JPH0331081A - 車両のエンジン懸架装置 - Google Patents

車両のエンジン懸架装置

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Publication number
JPH0331081A
JPH0331081A JP16387789A JP16387789A JPH0331081A JP H0331081 A JPH0331081 A JP H0331081A JP 16387789 A JP16387789 A JP 16387789A JP 16387789 A JP16387789 A JP 16387789A JP H0331081 A JPH0331081 A JP H0331081A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
engine
area
elastic body
elastic unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16387789A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Umeno
梅野 禎治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
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Publication of JPH0331081A publication Critical patent/JPH0331081A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動二輪車等の車両のエンジン懸架装置に関
する。
(従来の技術) 第6図に自動二輪車のエンジン懸架装置の従来例を示す
が、同図に示すようにエンジン109は車体フレーム1
07,107に横架されたボルト115によって車体フ
レーム107,107に懸架されており、該エンジン1
09はこれと車体フレーム107,107間に介設され
た金属製のスペーサ116,116によって位置決めさ
れている。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のエンジン懸架装置にあっては
、エンジン109は金属製のボルト115及びスペーサ
116,116によって車体フレームに剛結合されてい
るため、該エンジン109の振動か車体フレーム107
,107にそのまま伝帳し、車体フレーム107,10
7か共振して騒音を発生することがあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
する処は、エンジン振動の車体フレームへの伝帳を効果
的に防ぐことかできるとともに、弾性体の血圧を小さく
抑えてこれの振動吸収能力を高く保つことかてきる車両
のエンジン懸架装置を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、車体フレームとエンジ
ン取付部との間にスペーサと弾性体を介在させ、これら
エンジン取付部、スペーサ及び弾性体をボルトで車体フ
レームに締付固定するとともに、前記スペーサの一端面
の面積を他端面のそれよりも大きく設定し、該スペーサ
の面積の大きい方の端面に、該端面と略同等の面積を有
する前記弾性体を当接せしめて車両のエンジン懸架装置
を構成したことをその特徴とする。
(作用) 本発明によれば、エンジン振動は弾性体によって有効に
吸収されるため、車体フレームへのエンジン振動の伝帳
が効果的に防がれ、車体フレームか共振して騒音が発生
するという不具合が解消される。尚、弾性体はスペーサ
の面積の大きい方の端面と略同等の面積を有し、且つこ
の面積の大きい方の端面に当接するため、これに作用す
る面圧が低く抑えられ、所要の締付トルクによってエン
ジン、スペーサ及び弾性体を締め付けても、該弾性体の
圧縮変形量が小さく抑えられてこれの振動吸収能力か十
分確保される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るエンジン懸架装首を示す断面図(
第2図のI−I線拡大断面図)、第2図は同エンジン懸
架装置を備える自動二輪車の側面図である。
先ず、第2図に基づいて自動二輪車lの概略構成を説明
するに、同図中、2は車体前方上部に位置するヘッドパ
イプであり、該ヘッドパイプ2内に回動自在に挿通する
不図示のステアリンクシャフトの上部にはハンドル3か
、下部にはフロントフす−ク4がそれぞれ取り付けられ
ており、該フロントフォーク4の下部には前輪5か回転
自在に軸支されている。
又、上記ヘッドパイプ3からは左右2木のメインフレー
ム6.6が後方に向かって斜め下方に延出しており、こ
れらメインフレーム6.6の各延出端にはリヤアームブ
ラケット7.7が結着されている。更に、メインフレー
ム6.6からは左右2本のダウンチューブ8.8が下方
に向かワて延出しており、これらダウンチューブ8.8
はその下端か後方へ曲げられてその後端が前記リヤアー
ムブラケット7.7に結着されている。
而して、前記各メインフレーム6、リヤアームブラケッ
ト7及びダウンチューブ8で囲まれる空間にはエンジン
9か配置されるが、該エンジン9は図示のa、b、a点
で支持されて車体に懸架されている。
又、エンジン9の上方には燃料タンク10か配され、該
燃料タンクlOの後方にはシート11か配されている。
更に、前記リヤアームブラケット7.7にはリヤアーム
12の前端部がピボットシャフト13にて枢着されてお
り、該リヤアーム12の後端部には後輪14が回転自在
に軸支されている。
ここで、本発明に係るエンジン懸架装置の構成をエンジ
ン9のa点における取付構造を例とじて第1図に基づい
て説明する。
即ち、第1図に示すようにエンジン9の取付部9aには
前記リヤアームブラケット7.7間に横架された長尺の
ボルト15が挿通しており、エンジン9は該ボルト15
によってリヤアームブラケット7.7に取付支持されて
いる。そして、エンジン取付部9aの左右てあって、且
つ該エンジン取付部9aとリヤアームブラケット7,7
との間には、2分割されたスペーサ16a、16bと、
これらスペーサ16a、16b間に挟持されたリング状
の弾性体17かそれぞれ介設されており各スペーサ16
a、16b及び弾性体17の中央には前記ボルト15が
挿通している。尚、スペーサ16a、16bの材質とし
ては鉄、アルミニウム等の金属か使用され1弾性体17
の材質としてはゴム等が使用される。
ところで、図示のように前記スペーサ16a。
16bはその一端面16a−1,16b−1の面積は他
端面16a−2,16b−2のそれよりも大きく設定さ
れており、前記弾性体17はスペーサ16a、16bの
面積の大きい方の端面16a−1,16b−1と略同等
の面積を有し、且つこの端面16a−1,16b−1間
に介設されている。そして、これら各スペーサ16a。
16b、弾性体17及びエンジン取付部9aは、これら
に挿通する前記ボルト15の端部に螺合するナツト18
を締め付けることによってリヤアームブラケット7.7
に取付支持されている。尚、弾性体17はスペーサ16
a、16bの何れか一方の端面16a−1又は16b−
1に予め接着されているか、或は焼付けられている。
而して、本実施例においては、エンジン9とリヤアーム
ブラケット7.7との間には弾性体17.17か介設さ
れるため、エンジン9の振動はこれら弾性体17.17
によって有効に吸収され、この結果、リヤアームブラケ
ット7.7、その他の車体フレームを構成する部材への
エンジン9の振動の伝播か効果的に防がれ、車体フレー
ムか共振して騒音を発生するという問題が確実に解消さ
れる。
又、弾性体17はスペーサ16a、16bの面積の大き
い方の端面16a−1,16b−1と略同等の面積を有
し、且つこの端面16a−1゜16b−1間に挟持され
るため、その受圧面積か大きくなって、これに作用する
面圧か小さく抑えられる。この結果、ナツト18を回し
てスペーサ16a、16b、弾性体17及びエンジン取
付部9aを規定のトルつて締め付けても、該弾性体17
の圧縮変形社が小さく抑えられ、この弾性体17は塑性
変形を免れて十分な振動吸収能力を保持することとなる
次に、本発明の変更実施例を第3図乃至第5図にそれぞ
れ示す。尚、第3図乃至第5図は第1図と同様な図であ
って、これらの図においては第1図に示したと同一要素
には同一符号を付している。
第3図に示す実施例では、エンジン取付部9aとリヤア
ームブラケット7.7間に単一のスペーサ26.26を
介設し、各スペーサ26の面積の大きい方の端面26−
1をエンジン取付部9a側に向けて該端面26−1とエ
ンジン取付部9aとの間に弾性体27を介設している。
尚、この場合、ター性体27はスペーサ26側に予め接
着又は焼付されている。
又、第4図に示す実施例は第3図に示した上記実施例と
基本的には同一であるか、スペーサ36の面積の大きい
方の端面36−1及びその外周をりi性体37て被覆し
ている。
更に、第5図に示す実施例は、スペーサ36及びりi性
体37の向きを第4図に示す上記実施例の場合と逆にし
たものであって、各スペーサ36の面積の大きい方の端
面36−1を外側に向け・、これとリヤアームブラケッ
ト7との間に弾性体37を介在せしめたものである。
而して、以上説明した変更実施例においても、車体フレ
ームへのエンジン9の振動の伝播が弾性体26.37に
よって効果的に防がれ、前記第1実施例にて得られたと
同様の効果が得られる。
尚、以上は特に自動二輪車におけるエンジン懸架装置に
ついて述べたが、本発明はその他任意の車両のエンジン
懸架装置に対しても適用可能であることは勿論である。
(発明の効果) 以上の説明で明らかな如く本発明によれば、車体フレー
ムとエンジン取付部との間にスペーサと弾性体を介在さ
せ、これらエンジン取付部、スペーサ及びりi性体をボ
ルトで車体フレームに締付固定するとともに、前記スペ
ーサの一端面の面積な他端面のそれよりも大きく設定し
、該スペーサの面積の大きい方の端面に、該端面と略同
等の面積を有する前記弾性体を当接せしめて車両のエン
ジン懸架装置を構成したため、エンジン振動の車体フレ
ームへの伝播が弾性体によって有効に防がれるとともに
、弾性体の面圧が小さく抑えられてこれの振動吸収能力
が高く保たれるという効果か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエンジン懸架装置を示す断面図(
第2図のI−I線拡大断面図)、第2図は同エンジン懸
架装置を備える自動二輪車の側面図、第3図、第4図及
び第5図は本発明の変更実施例を示す第1図と同様の図
、第6図はエンジン懸架装置の従来例を示す断面図であ
る。 6・・・メインフレーム(車体フレーム)、7・・・リ
ヤアームブラケット(車体フレーム)、9・・・エンジ
ン、9a・・・エンジン取付部、15・・・ボルト、1
6a、16b、26.3(3−スペーサ16 a −1
、16b −1、26−1、36−1−スペーサの面積
の大きい方の端面、17,27゜37・・・弾性体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  車体フレームとエンジン取付部との間にスペーサと弾
    性体を介在させ、これらエンジン取付部、スペーサ及び
    弾性体をボルトで車体フレームに締付固定するとともに
    、前記スペーサの一端面の面積を他端面のそれよりも大
    きく設定し、該スペーサの面積の大きい方の端面に、該
    端面と略同等の面積を有する前記弾性体を当接せしめて
    構成されることを特徴とする車両のエンジン懸架装置。
JP16387789A 1989-06-28 1989-06-28 車両のエンジン懸架装置 Pending JPH0331081A (ja)

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JP16387789A JPH0331081A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 車両のエンジン懸架装置

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JPH0331081A true JPH0331081A (ja) 1991-02-08

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JP16387789A Pending JPH0331081A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 車両のエンジン懸架装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2236404A1 (en) * 2009-03-31 2010-10-06 Honda Motor Co., Ltd. Saddle type vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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