JPH0330839A - ポリスチレンアニオン交換ポリマー - Google Patents

ポリスチレンアニオン交換ポリマー

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JPH0330839A
JPH0330839A JP2132428A JP13242890A JPH0330839A JP H0330839 A JPH0330839 A JP H0330839A JP 2132428 A JP2132428 A JP 2132428A JP 13242890 A JP13242890 A JP 13242890A JP H0330839 A JPH0330839 A JP H0330839A
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polystyrene
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chloride
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JP2132428A
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Albert Andrzej Jaxa-Chamiec
アルバート・アンドレッジ・ヤクサ―シャミエク
Deirdre Mary Bernadette Hickey
デイルドレ・メアリー・バーナデット・ヒッキイ
Virendra Premchand Shah
ビレンドラ・プレムチャンド・シャー
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GSK PLC
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GlaxoSmithKline PLC
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    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F12/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an aromatic carbocyclic ring
    • C08F12/02Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical
    • C08F12/04Monomers containing only one unsaturated aliphatic radical containing one ring
    • C08F12/06Hydrocarbons
    • C08F12/08Styrene
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    • A61K31/74Synthetic polymeric materials
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なポリスチレンアニオン交換ポリマー、そ
れらの製造方法、それらの製造に有用な中間体、それら
を含有する医薬組成物およびヒトの血漿中コレステロー
ル濃度の低下におけるそれらの使用に関する。
(従来の技術および課題) 冠状動脈性心臓病(Coronary Heart D
isease)(CHD)は、現代社会の最も深刻な健
康問題の1つである。世界的な疫学的研究は、CHDの
出現率が多くの独立した危険因子、特に、例えば、高濃
度の血清中コレステロール(高コレステロール血症)に
関連していることを明らかにした。かかる不利益を及ぼ
す因子は、アテローム性動脈硬化症を、最終的に重症の
場合には、間欠性波行、脳血管性不全、血栓症および心
拍停止を伴う。
イオン交換ポリマー、特にポリスチレンポリマーが、金
属イオン封鎖剤(sequestering agen
t)として用いられ、腸管における非吸収胆汁酸および
塩と結合し、ついで排泄物中に排泄される複合体を形成
しうろことが知られている。この金属イオン封鎖作用(
sequestering)は腸肝循環を介して肝臓に
戻る胆汁酸の量の減少をもたらす。肝コレステロールか
らの胆汁酸置換合成は肝コレステロールを枯渇させ、肝
LDL受容体を調節し、したがって、血漿中コレステロ
ール濃度を減少させる。かかる金属イオン封鎖ポリマー
は高コレステロール血症の治療に有用であるとして認識
されており、今日、胆汁酸封鎖剤で血清中コレステロー
ルを減少させることが、冠状動脈性心臓病の出現に対し
て有効な予防効果を有することが証明されている。
かかる金属イオン封鎖作用活性を有する公知のポリスチ
レンポリマーは、一般に、トリメチルアンモニウム基の
ようなジーまたはトリー低級アルキルアンモニウム基を
有するポリスチレンポリマーである。例えば、英国特許
第1286949号は、5〜20%架橋の一連のマクロ
孔性ポリスチレンポリマーを開示し、英国特許第157
9490号は、8〜20%架橋の一連のミクロ孔性ポリ
マーを開示している。加えて、英国特許第202650
1号は、著しい水吸収容量、すなわち、ポリマー重量の
69〜73重量%を有すると言われている一連のポリス
チレンポリマーを開示している。
前記の各々において、該ポリスチレンポリマーは、ジー
またはトリー低級アルキルアンモニウム基、特に、トリ
メチルアンモニウム基を有している。
ポリスチレンポリマーに基づき、一般に、腸管の胆汁酸
と結合することによってヒトの血清中コレステロール濃
度を低下させるのに用いられる1つの代表的薬剤が、コ
レスチルアミン(cholesLyr−amine) 
(英国特許第929391号)である。
コレスチルアミンはポリマーバックボーンに結合したイ
オン化するトリメチルアンモニウム基を有する架橋アニ
オン交換ポリスチレンポリマーである。しかしながら、
この薬剤の使用は多くの好ましくない副作用を伴う、例
えば、該薬剤は不快な味であり、高用量服用しなければ
ならず(−日当たり36gまで)、ある場合には、鼓膜
、便秘および他の脇側作用を引き起こす。加えて、その
胆汁酸に結合する能力は、使用に必要なポリマー量では
充分ではない。本発明の目的は、公知金属イオン封鎖剤
の利点を上回る化合物を提供することである。
(課題を解決するための手段) したがって、本発明は、第1の態様において、式(I)
: [式中、X ハCH2、COまたはCHOH、Zは水素
またはX(CH,)、N”R’R”R3基;nは1〜2
0:R1およびR2は同一または異なり、各々、炭素数
1〜4のアルキル;R3は炭素数1〜20のアルキル;
またはR1,R2およびR3はそれらが結合する窒素原
子と一緒になって、所望により、さらに1以上のヘテロ
原子を有していてもよく、所望により、炭素数1〜4の
アルキル基で置換されていてもよい環を形成し;a、b
およびCは該ポリマー中、ランダムな配置にて存在する
単位の相対モル割合を示す数、bは約0.5〜約10モ
ル%およびCは約30〜約99モル%;mは該ポリマー
の重合度を示す数;およびY−は生理学的に許容される
対イオンを意味する] で示されるポリスチレンポリマーを提供する。
好適には、XはCH,、COまたはCHOHであり、好
ましくは、XはCH,またはGoであり、最も好ましく
は、XはCH,である。
好適には、nは1〜20、好ましくは、nは1〜101
最も好ましくは、nは5〜10である。
好適には、R1〜R3はそれらが結合する窒素原子と一
緒になって、所望により、さらに1以上のヘテロ原子を
有していてもよく、所望により、炭素数1〜4のアルキ
ル基で置換されていてもよい環を形成する。
好適な環は、所望により、さらに1以上の窒素、酸素ま
たは硫黄原子を含有していてもよい5および6員炭素環
式環、例えば、イミダゾリル、N−メチルイミダゾリル
、モルホリノおよびN−メチルモルホリノ基を包含する
さらに好適には R1およびR2基は同一または異なり
、各々、炭素数1〜4のアルキルであり、R3は炭素数
1〜20のアルキルであって、好ましくは R1および
R8は同一であり、最も好ましくは R1およびR2は
共にメチルであり、好ましくは、R3は炭素数1−12
のアルキルである。
好適には、bは該ポリマーの約0.5〜約10モル%、
好ましくは、bは該ポリマーの約1〜約8モル%、最も
好ましくは、約1〜約4モル%である。
好適には、Y−は、硫酸塩、重炭酸塩、炭酸塩、ギ酸塩
、酢酸塩、スルホン酸塩、プロピオン酸塩、マロン酸塩
、スクシン酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、
マレイン酸塩、7マル酸塩、アスコルビン酸塩、グルク
ロン酸塩、リン酸塩もしくはハライド、またはアスパラ
ギン酸またはグルタミン酸のようなアミノ酸のアニオン
のような生理学的に許容される対イオンである。さらに
好適には、Y−はリン酸塩、硫酸塩またはハライドイオ
ンであり、好ましくはハライドイオン、特にクロリドで
ある。
mはポリマーの重合度を示す数である。三次元架橋のた
め、mについての正確な数値はわからないが、いずれに
しても、1000以上である。
本発明のポリスチレンポリマーはまた、その全交換容量
、すなわち、仮に各対イオンが胆汁酸と交換されたとし
た場合の該ポリマーの理論的最大容量により特徴付けら
れる。本願明細書において、全交換容量は、ポリマーの
乾燥重量1g当たりの対イオンのミリグラム当量数にて
定義する。
好適な全交換容量は、例えば、対イオンY−が塩素のよ
うなハライドイオンである場合、ポリマー’kg烏f:
す1.5〜4.5 meq Cl2−の範囲にある。こ
の範囲内において、1.5および3 meqC(1−/
gポリマーの間の全交換容量を有するポリマーが好まし
い。
加えて、およそのモル割合a、bおよびCはモノマー混
合物から、ある場合にはCは微量分析データから算定さ
れることを留意すべきである。
本願明細書にて用いる「胆汁酸」なる語は、胆汁酸、胆
汁酸塩およびその結合を包含するように解釈されること
を留意すべきである。
本発明のポリスチレンポリマーは、当該分野における公
知方法に類似する方法により製造することができる。し
たがって、本発明は、さらなる態様において、(a)式
(II): 1式中、X、Z、nS a、b、cおよびmは式(I)
の記載と同じ L+はアミンにより置換可能な基を意味
する] で示されるポリマーを、式(■): R’R”R2H(I[) [式中、R1〜R3は請求項1における式(I)の記載
と同じ] で示されるアミンと反応させるか、または(b)R’が
炭素数1〜20のアルキルである式(I)のポリマーで
は、式(■); [式中、Z、X、1% a、b、cおよびmは式(I)
の記載と同じ、ZlはNR’R”またはNR”R”、R
1〜R3は式(I)の記載と同じJ で示されるポリマーを、式(V): R’Y           (V) [式中、R4は、ZlがNR’R3である場合には炭素
数1〜4のアルキル基であるか、またはZlがNR’R
”である場合には炭素数1〜20のアルキル基であり、
Yはアミンにより置換可能な基を意味する] で示される化合物と反応させることからなる式(1)の
ポリスチレンポリマーの製造方法を提供する。
アミンにより置換可能な基L1は、例えば、ハロゲン原
子、特に、臭素を包含する。他の基も当業者にとっては
明らかであり、例えば、塩素、ヨウ素、トシレート、メ
シレート等を包含する。
式(II)のポリマーと式(III)のアミンの間の反
応は、好適な溶媒中、高温にて実施することができる。
好適な溶媒は、例えば、炭素数1〜4のアルカノール、
N−メチルピロリドン、スルホラン、ジメチルホルムア
ミド、ニトロメタンまたはテトラヒドロ7ランを包含す
る。好ましくは、該反応を、ジメチルホルムアミドまた
はN−メチルピロリドン中、約50℃と80℃の間の温
度にて24時間または反応が完了するまで実施する。
式(IV)のポリマーと式(V)の化合物の間の反応は
、炭素数1〜4のアルカノール、ニトロメタン、スルホ
ラン、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミドま
たはテトラヒドロ7ランのような好適な不活性溶媒中、
高温にて実施することができる。
式(n)の中間体ポリマーは、当業者に公知な方法によ
って、容易に入手しうる物質から製造することができる
。例えば、XがCOおよびLlが臭素である式(I[)
の化合物は、ポリスチレンを式(■): [式中、Llおよびnは式(II)の記載と同じ、L2
は適当な脱離基を意味する1 で示される化合物と反応させることにより製造すること
ができる。
脱離基L2は、例えば、ハロゲン原子、特に、塩素を包
含し、他の基は当業者にとって明らかであり、例えば、
臭素を包含する。
ポリスチレンと式(VI)の間の反応は、ジクロロメタ
ンのような好適な溶媒中、酸、特に、三塩化アルミニウ
ムのようなルイス酸の存在下、室温と使用する溶媒の還
流温度の間の温度にて実施することができる。
XがCO以外である式(II)の他のポリマーは、Xが
COである前記化合物から製造することができる。例え
ば、XがCH,で、Llが臭素である式(If)のポリ
マーは、XがCOで Llが臭素である式(II)の化
合物を、適当な還元剤、例えば、水素化トリエチル錫で
還元し、かつXがCHOHで、Llが臭素である式(I
I)のポリマーは、IMSのような好適な溶媒中、水素
化ホウ素ナトリウムのような還元剤で還元することによ
って製造することができる。
式(VI)の化合物は商業上入手可能であるか、または
公知方法により、商業上入手可能な先駆体から製造する
ことができる。例えば、Llが臭素で、L2が塩素であ
って、nが10である式(Vl)の化合物は、塩化チオ
ニルを11−ブロモウンデカン酸と反応させることによ
って製造することができる。
式(IV)の中間体ポリマーは、式(II)と(I[[
)のポリマーの反応にて示されているのと同一または類
似条件下、R8がRI R2またはR2R3である式:
R,NHで示されるアミンと反応させることによって、
式(I[)のポリマーから製造することができる。
加えて、式(I)、(n)および(IV)のポリマーは
、標準的重合条件下、適当な七ツマー混合物を重合する
ことにより製造することができる。例えば、重合は、例
えば、開始剤の存在下でのポリビニルアルコールからな
る水性懸濁液中、高温にて実施することができる。好適
な開始剤は、例えば、AIBNを包含する。
式(I)のポリスチレンポリマーは、in vitr。
実験およびin vivo動物実験の両方において胆汁
酸と結合することが見いだされ、該ポリマーは排泄物中
にて検出しうる胆汁酸の量を増加させることが判明した
。特に、公知の金属イオン封鎖剤、例えば、コレスチル
アミンと比較しI;場合、式(I)のポリマーは、意外
にも、予期しえない活性プロフィールを有することが判
明し、それが、動物、特に、ヒトにおける血清中コレス
テロール濃度の低下において、該公知化合物よりも優れ
た特性を付与すると考えられる。さらに詳しくは、1n
vitro実験にてコレスチルアミンと比較しt;場合
、式(I)の化合物は、(胆汁酸の生理学的濃度にて)
ポリマー1g当たり同等量の胆汁酸と結合し、かつさら
に強度に胆汁酸と結合することが見いだされ、すなわち
、胆汁酸は本発明の化合物からさらにゆっくりと解離す
ることが判明した。かかる特性を有する化合物は、従来
、公知の金属イオン封鎖剤(通常、36g/日まで投与
)で可能なよりもかなり低投与量にて血漿中コレステロ
ール濃度を有意に低下させうると考えられる。
前記に示されているように、このようにして腸管から胆
汁酸を除去することが血清中コレステロール濃度を低下
させ、またアテローム性動脈硬化症およびその依存する
臨床症状に対する保護の面で有益な効果を有することが
認識される。したがって、本発明は、さらなる態様にお
いて、治療、特に、ヒトを包含する哺乳動物の血清中コ
レステロール濃度の低下における用途としての式(I)
のポリスチレンポリマーを提供する。加えて、式(I)
のポリマーは、アテローム性動脈硬化症およびその後遺
症に対する保護、例えば、かゆみ症および下痢における
治療において有効であろうと思われる。
治療に用いる場合、式(I)のポリスチレンポリマーは
、一般に、医薬組成物形にて投与される。
したがってさらなる態様において、本発明は、式(I)
のポリスチレンポリマーと、医薬上許容される担体とを
組み合わせてなる医薬組成物を提供する。
本発明の組成物は、製薬分野における当業者によく知ら
れた技法により製造することができ、ヒト使用のポリス
チレンポリマーの処方について公知なすべてのものを包
含する。
該ポリマーは、該ポリマーと物理的かつ化学的に相溶性
であり、非毒性であって有害な副作用はないが、投与形
にて適当な特性を付与する1以上の通常の医薬賦形剤と
の混合処方として投与することが好ましい。
一般に、液体処方では、水または水性希釈エタノール、
プロピレングリコール、ポリエチレングリコールまたは
グリセロールまたはソルビトール溶液のような水ベース
の医薬上許容される担体が好ましい。
かかる処方はまた、シュークロース、フルクトース、転
化糖、ココア、クエン酸、アスコルビン酸、果汁等のよ
うな防腐剤、フレーバ剤および甘味剤を有していてもよ
い。一般に、消化可能な油または脂肪をベースとした担
体は、該ポリマーを用いて緩和しようとする症状に寄与
するため、それらは回避するか、または最小限とすべき
である。
それらはまた、長期間接触している間にポリマーに吸収
されるため、投与後、胆汁酸を吸収するポリマーの容量
を減少させることとなる。
該ポリマーはまた、投与前に希釈する゛濃縮物″として
、および直接経口投与するに適しI;処方として製造す
ることができる。該ポリマーは、例えば、該ポリマーを
飲物または食物に分散させることにより、比較的連続的
に任意に経口投与することができる。
好ましくは、該ポリマーは、錠剤形または固形粒子ポリ
マーまたは適当な沈澱防止剤を含有する固形ポリマーの
非水性懸濁液を有するゼラチンカプセルにて投与される
。かかる処方に好適な賦形剤は当業者にとって明らかで
あり、例えば、錠剤およびカプセルでは、ラクトース、
微結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、ポビド
ン、ナトリウムスターチグリコールレートおよびスター
チを包含し、カプセルにおける懸濁液では、ポリエチレ
ングリコールオヨビコロイド状二酸化ケイ素を包含する
好ましくは、該ポリマーは、各投与単位が、好ましくは
0.5g−1,5gのポリマーを含有する単位投与形に
て投与される。
成人患者に対する1日の投与レジメは、例えば、−日の
合計経口用量をIgと10gの間、好ましくは1〜5g
とし、該化合物を個々の投与単位の大きさに依存して1
日に1〜4回投与してもよい。
好適には、該化合物を、所望の血清中コレステロール濃
度の減少を得るに十分な1ケ月またはそれ以上の継続治
療の期間投与する。
加えて、本発明のポリマーは、HMGCoAレダクター
ゼ抑制剤のようなさらに活性な成分および他の低コレス
テロール血症剤ならびに心臓血管障害の治療用の他の薬
剤と共同投与(同時にまたは連続して)することができ
る。
以下のデータおよび実施例は、本発明のポリマーの特性
および製造を示す。温度は摂氏度にて記録する。置換ポ
リマーの交換容量は、元素分析および/またはクロリド
イオンの電位差滴定により測定した。記載されている数
値は、乾燥ポリマー重量1g当たりの交換可能なりロリ
ドイオンのミリグラム当量を示す。
用いたポリスチレンビーズは、ビーズ径50〜100μ
のジビニルベンゼンで1%架橋した商品:バイオ−ラド
5X−1(Bio−Rad 5X−1)であった。モル
フラクションa、b、cの値は算定することができ、実
施例1〜8および13〜18では約0.26 : 0.
01 : 0.73であり、実施例9〜12では約0.
51 : 0.01 :、0.43であった。
(実施例) つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 (a)乾燥ジクロロメタン30〇−中、三塩化アルミニ
ウム32.0gの懸濁液に、塩化6−プロモヘキサノイ
ル53.4gを加え、混合物を室温にて20分間撹拌し
た。得られた溶液を濾過し、該濾液を乾燥ジクロロメタ
ン20〇−中、1%架橋ポリスチレンビーズ25gの懸
濁液に加えた。
該混合物を室温にて28時間撹拌した。該ポリマーを取
り出し、水、メタノールで、最後にジエチルエーテルで
洗浄し、ついで真空下、67°Cにて48時間乾燥し、
灰白色樹脂ビーズの6−プロモヘキサノイル化ポリスチ
レン53.9gを得た。
(3,13meq Br/樹脂g) (b)工業用メチルアルコール(IMS)10〇−中の
33%トリメチルアミンを、N、N−ジメチルホルムア
ミド(DMF)200−中、前記ポlJ?−10gの懸
濁液に加えた。該混合物を66°Cにて18時間撹拌し
た。該ポリマーを取り出し、メタノール、水性2N水酸
化ナトリウム、水性2N塩酸、水、メタノールで、最後
にジエチルエーテルで洗浄し、灰白色ポリマービーズの
6−(トリメチルアンモニオ)ヘキサノイル化ポリスチ
レンクロリド10.35gを得た。
(2,94meq CQ−7g) 実施例2 実施例1(a)にて製造したポリマー6.5gをピリジ
ン100−に加え、該混合物を還流温度にて18時間撹
拌した。該ポリマーを取り出し、実施例1(b)と同様
に洗浄し、真空下、90℃にて乾燥し、6−(1−ピリ
ジニオ)ヘキサノイル化ポリスチレンクロリド7.1 
gを得た。
(2,81meq CQ−7g) 実施例3 DMF 200m12中、実施例1(a)にて製造した
ポリマー10.0gの懸濁液に、N、N−ジメチルオク
チルアミン15.3 gを加え、該混合物を60°Cに
て18時間加熱した。該ポリマーを取り出し、実施例1
(b)と同様に洗浄し、真空下、62℃にて乾燥し、6
−(N、N−ジメチル−N−オクチルアンモニオ)ヘキ
サノイル化ポリスチレンクロリド12.5gを得た。(
2,24meq CQ/ g)実施例4 実施例1(a)にて製造したポリマーLogを、実施例
3と同様にN、N−ジメチルドデシルアミン33.0g
と反応させ、6−(N、N−ジメチル−N−ドデシルア
ンモニオ)ヘキサノイル化ポリスチレンクロリド14.
5gを得た。
(2,06meq CO−/ g) 実施例5 (a)11−ブロモウンデカン酸400gを塩化チオニ
ル600+n12に加え、該溶液を80℃にて0.5時
間加熱した。塩化チオニルを留去し、暗色油状残渣を真
空下にて蒸留し、塩化11−ブロモウンデカノイル34
6.8g(81%)を得た。
沸点14460% 0.7mmHg0 (b)該アシルクロリド114.0gを、乾燥ジクロロ
メタン30〇−中、三塩化アルミニウム48.0gの懸
濁液に加え、室温にて20分間撹拌した。該溶液を濾過
し、濾液を乾燥ジクロロメタン20〇−中の1%架橋ポ
リスチレンビーズ30、Ogの懸濁液に加え、該混合物
を室温にて24時間撹拌した。ポリマーを取り出し、水
、工業用メチルアルコール(IMS)で、最後にジエチ
ルエーテルで洗浄し、真空下、50℃にて乾燥し、明褐
色固体の11−ブロモウンデカノイル化ポリスチレン1
11.Ogを得た。
(2,51meq Br/ g) (c)1MS中、トリメチルアミンの33%溶液を、D
MF50−中、該ポリマー20gの懸濁液に加え、該混
合物を60℃にて18時間加熱した。該ポリマーを取り
出し、実施例1(b)と同様に洗浄し、真空下、50℃
にて乾燥し、明褐色ビーズの11−(トリメチルアンモ
ニオ)ウンデカノイル化ポリスチレンクロリド20.0
2gを得た。
(2,32meq CQ/ g) 実施例6 実施例5(b)にて製造した11−ブロモウンデカノイ
ル化ポリスチレン20gを、DMF200−中、N、N
−ジメチルオクチルアミン42.7gと反応させ、実施
例2(b)の記載に従って後処理したL  l 1−(
N、N−ジメチル−N−オクチルアンモニオ)ウンデカ
ノイル化ポリスチレンクロリド24.76 gを得た。
(1,88meq CQ”/ g)実施例7 (a)11−ブロモウンデカノイル化ポリスチレン14
5.7 g (2,58meq Br/g)を、実施例
5(a)の記載に従って、ポリスチレンビーズ50gお
よび塩化11−ブロモウンデカノイル171.6gから
製造した。
(b) DMF 400mff中、このポリマー50g
の懸濁液に、N、N−ジメチルドデシルアミン80゜9
gを加え、該混合物を60°Cにて22時間加熱した。
実施例1(b)の記載と同様に洗浄しt;後、灰白色ポ
リマービーズの11−(N、N−ジメチル−N−ドデシ
ルアンモニオ)ウンデカノイル化ポリスチレンクロリド
65.7gを得た。
(1,77meq CQ−/ g) 実施例8 117’ロモウンデカノイル化ポリスチレン(実施例7
(a))5gを、DMF50−中、60°Cにて22時
間、N−メチルイミダゾール8.3gと反応させた。実
施例1(b)の記載に従って後処理した後、灰白色ポリ
マービーズとして11−(3−メチルイミダゾリル)ウ
ンデカノイル化ポリスチレンクロリド5.14 gを単
離した。
(2,27meq CQ−/ g) 実施例9 (a) 塩化11−jロモウンデカノイル71.Ogを
、乾燥ジクロロメタン30〇−中、三塩化アルミニウム
16.0gの懸濁液に加え、該混合物を20分間撹拌し
た。得られた溶液を濾過し、該濾液を、乾燥ジクロロメ
タン200m12中、1%架橋ポリスチレンビーズ25
gの懸濁液に加え、該混合物を室温にて18時間撹拌し
た。該ポリマーを取り出し、水、メタノールで、最後に
ジエチルエーテルで洗浄し、真空下、50℃にて乾燥し
、淡黄色ポリマービーズの11−ブロモウンデカノイル
化ポリスチレン51.8gを得た。
(2,01meq Br/ g) (b)該ポリマー10.0gをDMF I OO+nf
2に加え、それに、1MS200−中の33%トリメチ
ルアミンを加えた。該混合物を室温にて48時間、つい
で60℃にて18時間撹拌した。該樹脂を取り出し、実
施例1(b)と同様に洗浄し、真空下、室温にて18時
間乾燥し、11−()リメチルアンモニオ)ウンデカノ
イル化ポリスチレンクロリドIO,14gを得た。
(2,00meq CQ−/g) 実施例IO DMF 200−中、実施例7(a)にて製造したポリ
マー10gの懸濁液に、N、N−ジメチルオクチルアミ
ン20gを加え、該混合物を60℃にて18時間撹拌し
た。該ポリマーを取り出し、実施例1(b)に従って洗
浄し、真空下、室温にて18時間乾燥し、明褐色ポリマ
ービーズとして11(N、N−ジメチル−N−オクチル
アンモニオ)ウンデカノイル化ポリスチレンクロリド1
1.68gを得tこ。  (1,64meq  CQ−
/ g)実施例it 実施例10と同様の方法にて、実施例7(a)のポリマ
ー10gとN、N−ジメチルドデシルアミン21.6g
から、11−(N、N−ジメチル−N−ドデシルアンモ
ニオ)ウンデカノイル化ポリスチレンクロリド12.4
1 gを得、淡黄色ポリマービーズとして単離した。(
1,42meq C(1−/ g)実施例12 実施例7(a)からのポリマー10.0gをピリジン1
00−に加え、該混合物を18時間還流した。該樹脂を
取り出し、実施例1(b)と同様に洗浄し、真空下、6
7℃にて18時間乾燥し、淡黄色ポリマービーズの11
−(1−ピリジニオ)ウンデカノイル化ポリスチレンク
ロリドlo、49gを得tこ。   (1,84meq
  CQ−/  g)実施例13 (a)8−ブロモオクタン酸200gを塩化チオニル3
25m12にゆっくりと添加した。該混合物を60℃に
て1時間撹拌した。過剰の塩化チオニルを、真空下にて
留去した。暗色油状残渣を蒸留し、無色油の塩化8−ブ
ロモオクタノイル202゜38g(93%)を得た。沸
点112〜114°C/ 0.1〜0 、3 mmHg
+ (b)この酸塩化物87.7gを、乾燥ジクロロメタン
3001T111中、三塩化アルミニウム44゜0gの
懸濁液に加え、該混合物を室温にて20分間撹拌して溶
液を得た。該溶液を濾過し、乾燥ジクロロメタン30〇
−中、1%架橋ポリスチレンビーズ30gの懸濁液に加
え、室温にて24時間撹拌した。固体を取り出し、IM
S、水、IMSおよびジエチルエーテルで洗浄し、真空
下、50℃にて96時間乾燥し、8−ブロモオクタノイ
ル化ポリスチレン86.23gを得た。
(2,62meq Br/g) (c)このポリマーlogを、70°Cにて24時間、
1M3250mll中の33%トリメチルアミンと反応
させた。実施例1 (b)と同様に洗浄した後、灰白色
ポリマービーズとして生成物8−(トリメチルアンモニ
オ)オクタノイル化ポリスチレンクロリド9.8gを得
た。
(2,40meq CQ−/g) 実施例14 (a) 塩化11−ブロモウンデカノイル76.0gを
、乾燥ジクロロメタン20〇−中、三塩化アルミニウム
29.35gの懸濁液に加えた。該混合物を20分間撹
拌して溶液を得、それを濾過した。該濾液を、乾燥ジク
ロロメタン200+n12中、1%架橋ポリスチレンビ
ーズ20.Ogの懸濁液に加え、該混合物を24時間撹
拌した。トリエチルシラン93.14gを加え、該混合
物を室温にて18時間、ついで還流温度にて4時間撹拌
した。
固体を取り出し、IMS、水、IMSで、最後にジエチ
ルエーテルで洗浄し、真空下、50°Cにて48時間乾
燥し、明褐色ポリマービーズのliブロモウンデシル化
ポリスチレン65.1 gを得プ;。  (2,59m
eq  Br/g)(b)IMS20m12中の33%
トリメチルアミンを、DMF I OO埴中、該ポリマ
ー7.0gの懸濁液に加え、該混合物を80℃にて16
時間撹拌した。実施例1(b)と同様に後処理後、淡褐
色ポリマービーズとして11−(トリメチルアンモニオ
)ウンデシル化ポリスチレンクロリド6.55gを単離
した。(2,30meq CO−/ g)実施例15 実施例14(a)にて製造したポリマー6.26gを、
DMF I OO+n12中のN、N−ジメチルオクチ
ルアミン10gと、80℃にて18時間反応させ、実施
例1(b)と同様に後処理した後、淡褐色ポリマービー
ズとして11−(N、N−ジメチル−N−オクチルアン
モニオ)ウンデシル化ポリスチレンクロリド7.41g
を得た。(1,83meq CQ−7g )実施例16 実施例14の記載に従って、実施例14(a)のポリマ
ー15−OgとN、N−ジメチルドデシルアミン25.
6gとから、11−(N、N−ジメチル−N−ドデシル
アンモニオ)ウンデシル化ポリスチレンクロリド20.
23 g (1,63meq C(2−/g)を製造し
た。
実施例17 1MS50−中、6−(トリメチルアンモニオ)ヘキサ
ノイル化ポリスチレンクロリド(実施例1(b))1.
0gの懸濁液を、水素化ホウ素ナトリウム0.17gと
室温にて反応させt;。1時間後、ざらにNaBH,1
gを加え、該混合物を18時間撹拌した。ついで、該混
合物を製塩fi5−で処理し、ポリマーを取り出し、水
、IMSおよびジエチルエーテルで洗浄し、灰白色のポ
リマービーズとしてl−ヒドロキシ−6−(トリメチル
アンモニオ)ヘキシル化ポリスチレンクロリド0.72
gを得tこ。   (2,79meq  CQ−/  
g)実施例18 11−(トリメチルアンモニオ)ウンデカメイル化ポリ
スチレンクロリド(実施例7(b))l l 、1gを
、実施例17に記載の方法に従って、1MS20〇−中
の水素化ホウ素ナトリウム3.8gと反応させた。後処
理した後、灰白色ポリマービーズとしてl−ヒドロキシ
−11−(トリメチルアンモニオ)ウンデカノイル化ポ
リスチレンクロリド10゜63gを単離した。(1,7
4meqCQ7 g)実施例A 経口投与用液体処方は、以下の配合から調製する: 式(I)の化合物 アビセル(Avicel) RC59 アンチフオームエマルジヨン フレーバー剤 ナトリウムサツカリド 防腐剤: メチルパラベンズ プロピルバラベンズ ソルビトールシロップ グリセリン 水 (w:v) 10% 1    1.25% 0.05% 0.02% 0.01% 0.12% 0.04% 30% 5% 100%に調整 実施例B 経口投与用のカプセル処方は、以下のものをソフトゼラ
チンカプセルに配合することにより製造する: 式(I)の化合物(500mg)、アエロジル200(
Aerosi+  200)  (5mg) 、ステア
リン酸マグネシウム(5mg)、アビセルPHIOI(
40mg)および、所望により、ナトリウムスターチグ
リコールレート(sodium 5tarch gly
collate)(l Omg) 実施例C 食品添加処方、例えば、再組成用または食品との混合用
のサツシェは、式(1)の化合物2500mg1 カル
ボキシメチルセルロースナトリウムmg、シュークロー
ス2400mgおよびフレーバー剤5Qmgを粉末処方
に配合することにより製造する。
データ 胆汁酸結合検定 試験化合物(150mg)を、51TIMグリココール
酸ナトリウム(30d)と−緒に、典型的生理学濃度に
て、クレーブス緩衝液中にて3時間平衡にした。該化合
物を遠心分離により分離し、用いた全胆汁酸から上澄液
中の量を減することによって総結合量を測定した。胆汁
酸の解離は、該化合物をクレーブス緩衝液に再懸濁させ
、振盪させ、該混合物を20分までに数回、フィルター
を介してサンプリングすることにより測定した。放射能
および解離した胆汁酸を該濾液において測定した(第1
表)。
実施例番号 1表 GC結合の ミリモル数/g t・0分 (・2分 0、88  0.74 0、87  0.71 0、83  0.78 0、87  0.78 0、88  0.79 0、78  0.65 第 %解離 0.89 0.92 0.79 0.81 O190 0,87 0,96 0,80 0,83 0,84 0,78 0,75 0,77 0,85 0,66 0,68 0,82 0,79 0,93 0,65 0,69 0,66 0,69 0,50

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I) 〔式中、XはCH_2、COまたはCHOH;Zは水素
    またはX(CH_2)_■N^+R^1R^2R^3基
    ;nは1〜15;R^1およびR^2は同一または異な
    り、各々、炭素数1〜4のアルキル;R^3は炭素数1
    〜20のアルキル;またはR^1、R^2およびR^3
    はそれらが結合する窒素原子と一緒になって、所望によ
    り、さらに1以上のヘテロ原子を有していてもよく、所
    望により、炭素数1〜4のアルキル基で置換されていて
    もよい環を形成し;a、bおよびcは該ポリマー中、ラ
    ンダムな配置にて存在する単位の相対モル割合を示す数
    、bは約0.5〜約10モル%およびcは約30〜約9
    9モル%;mは該ポリマーの重合度を示す数;およびY
    ^−は生理学的に許容される対イオンを意味する] で示されるポリスチレンポリマー。 2、XがCH_2であり、R^1〜R^3が、各々、メ
    チルである請求項1記載のポリスチレンポリマー。 3、bが該ポリマーの約1〜約4モル%である請求項2
    記載のポリスチレンポリマー。 4.6−(N,N−ジメチル−N−オクチルアンモニオ
    )ヘキサノイル化ポリスチレンクロリド、6−(N,N
    −ジメチル−N−ドデシルアンモニオ)ヘキサノイル化
    ポリスチレンクロリド、 11−(トリメチルアンモニオ)ウンデカノイル化ポリ
    スチレンクロリド、 11−(3−メチルイミダゾリル)ウンデカノイル化ポ
    リスチレンクロリド、 11−(トリメチルアンモニオ)ウンデカノイル化ポリ
    スチレンクロリド、 11−(1−ピリジノ)ウンデカノイル化ポリスチレン
    クロリド、 8−(トリメチルアンモニオ)オクタノイル化ポリスチ
    レンクロリドである請求項1記載のポリスチレンポリマ
    ー。 5、(a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、Z、X、n、a、b、cおよびmは請求項1に
    おける式(I)の記載と同じ、L^1はアミンにより置
    換可能な基を意味する1 で示されるポリマーを、式(III)] R^1R^2R^3N(III) [式中、R^1〜R^3は請求項1における式(I)の
    記載と同じ] で示されるアミンと反応させるか、または (b)R^7が炭素数1〜20のアルキルである式(I
    )のポリマーでは、式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、Z、X、n、a、b、cおよびmは式(I)の
    記載と同じ、Z^1はNR^1R^2またはNR^2R
    ^3、R^1〜R^3は式(I)の記載と同じ] で示されるポリマーを、式(V): R^4Y(V) [式中、R^4は、Z^1がNR^2R^3である場合
    には炭素数1〜4のアルキル基であるか、またはZ^1
    がNR^1R^2である場合には炭素数1〜20のアル
    キル基であり、Yはアミンにより置換可能な基を意味す
    る] で示される化合物と反応させることからなる請求項1〜
    請求項4記載のいずれか1つのポリスチレンポリマーの
    製造方法。 6、請求項1記載の式(I)のポリスチレンポリマーと
    、医薬上許容される担体とを組み合わせてなる医薬組成
    物。 7、治療薬として用いる請求項1記載のポリスチレンポ
    リマー。 8、血清中コレステロール濃度の低下に用いる請求項1
    記載のポリスチレンポリマー。 9、式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、X、Z、n、a、b、cおよびmは請求項1に
    おける式(I)の記載と同じ、L^1はアミンにより置
    換可能な基を意味する] で示されるポリスチレンポリマー。 10、式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) [式中、Z、X、n、a、b、cおよびmは式(I)の
    記載と同じ、Z^1はNR^1R^2またはNR^2R
    ^3、R^1〜R^3は請求項1における式(I)の記
    載と同じ]で示されるポリスチレンポリマー。
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