JPH0330733Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0330733Y2
JPH0330733Y2 JP1988005112U JP511288U JPH0330733Y2 JP H0330733 Y2 JPH0330733 Y2 JP H0330733Y2 JP 1988005112 U JP1988005112 U JP 1988005112U JP 511288 U JP511288 U JP 511288U JP H0330733 Y2 JPH0330733 Y2 JP H0330733Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
water
guide body
water tank
vaporizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988005112U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01109724U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988005112U priority Critical patent/JPH0330733Y2/ja
Publication of JPH01109724U publication Critical patent/JPH01109724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0330733Y2 publication Critical patent/JPH0330733Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は気化熱を利用してフイルタを通気する
空気の温度を下げる冷風扇やフイルタを通気する
空気の湿度を高める加湿器や含水したフイルタへ
の塵埃の付着を利用し、空気を清涼化する空気清
浄機等に用いられる気化装置に関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として特公昭52−13345
号公報に記載の加湿器がある。加湿器は駆動ロー
ルと従動ロールとにかけられているフイルタに水
分を供給させてフアンの回転によつて吸い込んだ
空気をフイルタを通過させて湿り気を与え再び放
出するものに於て、フイルタの内面間に形成され
る隙間の駆動ロール側に近接する位置にスペーサ
を設けて、フイルタ内面が接触するのを防止する
ようにしたものである。
スペーサは板状体にて形成され、フイルタとの
接触する部分はエツジとなることからフイルタが
常にスペーサにてかかれることでフイルタの寿命
が短く、フイルタに含まれた水分を水切りするよ
うに作用し、気化効率の悪いものである。
また、フイルタの取り外しを容易とするために
実公昭58−33462号公報に示される加湿器のフイ
ルタのようにフアスナ或いはフツク等の簡易接合
部を形成したフイルタを用いる場合、スペーサが
簡易接合部に引つ掛かつてその回転を強制的に停
止させてしまう故障が発生し、円滑な運転が行な
えないものである。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案はフイルタの内面が接触せずに円滑なフ
イルタの回転を行なわすことのできる気化装置を
提供することをその技術的課題とする。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は駆動ローラと従動ローラとに架設する
帯状フイルタの内面間に形成される隙間に、フイ
ルタへの接触部が曲面となるガイド体を配設する
手段でもつて課題を解決するものである。
ガイド体は円柱であつてもよいし、楕円状柱
体、先端が円弧面となつた星形棒体であつてもよ
く、ガイド体は回転してもよい。ガイド体の大き
さは常にフイルタ内面に接触する寸法であつても
よいし風圧にてフイルタがたわんだ時に接触する
寸法であつてもよい。
(ホ) 作用 本考案においてフイルタはガイド体にてその間
隔が確保されると共にガイド体の曲面にフイルタ
が接触することで引つ掛かりフイルタの回転を阻
止することがない。
(ヘ) 実施例 図示する構造に基づき本考案を具体化して説明
する。図示する構造は本考案気化装置を用いた冷
風扇1である。
冷風扇1は後面を開口し、前面に吹出口2を形
成した本体ケース3と、本体ケース3の後面開口
を開閉自在に被う吸込口4を形成した後板体5
と、本体ケース3内下部に収納する水槽6と、本
体ケース3内に装着した送風装置7と、後板体5
の内面に吸込口4を被う如く配設し、下部が水槽
6内に挿入されたフイルタ8とを備えている。
本体ケース3は合成樹脂にて形成し、吹出口2
には電動機にて左右に往復駆動される複数の風向
変更板9を配設している。本体ケース3の下面各
角にはキヤスタ10を装着している。本体ケース
3内には吹出口2に連続するフアンケース11を
装着し、フアンケース11には電動機12にて駆
動される送風羽根13を配設している。電動機1
2を駆動することで送風羽根13が回転し、吸込
口4より吸い込まれフイルタ8を通過した空気は
吹出口2より吹き出される。
水槽6はフイルタ8が挿入される長孔14を後
部上面に形成し、一側上面には注水口15を形成
している。本体ケース3の注水口15に対応した
側壁には引き出し自在のロート体16を装着して
いる。ロート体16は回動自在とされ、先細りに
形成され、その下端開口17は注水口15の上方
に位置している。ロート体16に流し込まれる水
は水槽6に注ぎ込まれる。水槽6に注ぎ込まれる
水の水位は本体ケース3の前面に形成した水位表
示窓18にて確認できる。ロート体16には消
臭、抗菌、防カビ成分を含浸させた含浸材19を
装着している。ロート体16に水を注ぐことで水
槽6に貯める水に必要とされる消臭、抗菌、防カ
ビ成分が含浸材19より溶け出して水槽6内に流
れ込む。水槽6内の水に消臭、抗菌、防カビ成分
等が溶け込むことで水の腐敗やそれによる異臭の
発生を抑えることができる。含浸材19は常に水
につかつていないのでその効力が低下することが
ない。抗菌成分としてはノンスタツク、消臭成分
としてはアースクリーン、主成分鉄フタロシアニ
ン等がある。含浸材19の効力は注水回数からは
100回程度まである。
フイルタ8はベルト状であるが1枚の帯の両端
を簡易接合体20にて係脱できるように形成して
いる。簡易接合体20はフアスナ、フツク等の従
来公知の接合構造であればよく、本構造では一方
に多数のループ状植毛をしたテープAと、ループ
状植毛に引つ掛かる引つ掛り体を多数植毛したテ
ープBとにて形成し、接合した時にフイルタ8の
接合部分の厚みが大きく変化しないようにしてい
る。
後板体5の吸込口4を形成した両側にはリブ2
1を張設し、リブ21の上部間には駆動ローラ2
2を枢支し、下部間には従動ローラ23を枢支し
ている。
駆動ローラ22は従動ローラ23に比べて大径
としている。駆動ローラ22は電動機24にて回
転され、駆動ローラ22の回転によりフイルタ8
は回転される。フイルタ8が回転することでフイ
ルタ8の水槽6の水に浸された部分が上方に送ら
れ、フイルタ8は常に水を含んだ状態に維持され
る。リブ21の中程にはガイド体25を形成し、
ガイド体25はローラにて形成し、リブ21間に
枢支している。フイルタ8の内面はガイド体25
に接触して回転し、ガイド体25にてフイルタ8
の内面が接触しないように維持される。また簡易
接合体20がガイド体25がローラであることか
ら第5図に示す如くゆるやかに乗り越えることで
フイルタ8の回転が阻止されることがない。
フイルタ8は第1図において左回転され、一度
空気の通過した面を再度空気が通過することで効
率よい気化が行なわれ、ガイド体25にてフイル
タ8に含まれる水を圧延するように作用して水の
膜が形成され、より気化効率を向上させる。
(ト) 考案の効果 本考案はガイド体のフイルタとの接触部を曲面
としたことでフイルタの回転をさまたげることな
くフイルタの内面の接触を防止して気化効率が向
上する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を示し、第1図は断面図、第2図は
斜視図、第3図はフイルタ部分の断面正面図、第
4図はフイルタ端部の分解斜視図、第5図はフイ
ルタ部分の説明図、第6図は注水部分の断面図で
ある。 1……冷風扇(気化装置)、2……吹出口、3
……本体ケース、4……吸込口、5……後板体、
6……水槽、7……送風装置、8……フイルタ、
22……駆動ローラ、23……従動ローラ、25
……ガイド体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動ローラと従動ローラとに架設するベルト状
    フイルタの下部を水槽の水に浸し、フイルタに通
    気させてフイルタに含まれた水を気化させる気化
    装置に於て、フイルタの内面間に形成される隙間
    にフイルタへの接触部が曲面となるガイド体を配
    設してなる気化装置。
JP1988005112U 1988-01-19 1988-01-19 Expired JPH0330733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988005112U JPH0330733Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988005112U JPH0330733Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01109724U JPH01109724U (ja) 1989-07-25
JPH0330733Y2 true JPH0330733Y2 (ja) 1991-06-28

Family

ID=31208200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988005112U Expired JPH0330733Y2 (ja) 1988-01-19 1988-01-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0330733Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5465947B2 (ja) * 2009-08-07 2014-04-09 株式会社大林組 散水スクリーン装置
JP5694723B2 (ja) * 2010-09-28 2015-04-01 株式会社大林組 スクリーン装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01109724U (ja) 1989-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3776373B2 (ja) 加湿器
JPS6214067B2 (ja)
JPH0330733Y2 (ja)
JPS60139230A (ja) 真空掃除機
JP2007057188A (ja) 加湿装置
JPH10155707A (ja) 空気清浄機能付き電気掃除機
JP3920197B2 (ja) 加湿器
JPS6238165Y2 (ja)
JPS6215696Y2 (ja)
JP2006329531A (ja) 加湿装置
JP2578657B2 (ja) 空調機
JPS5829398Y2 (ja) 加湿器
JP5673618B2 (ja) 加湿装置
JPS6238174Y2 (ja)
JPH063310Y2 (ja) 冷温風送風装置
US5599485A (en) Portable humidifier assembly
JPS6243210Y2 (ja)
KR20120019791A (ko) 토출구 이물질 차단구조를 갖는 가습기
JP7442034B2 (ja) 加湿装置
JP5724962B2 (ja) 加湿装置
JPH047449Y2 (ja)
JPH08178347A (ja) エアコン室内機の吸入口開閉装置
JPS63140233A (ja) 加湿機
JPH073206Y2 (ja) 冷風装置
JPH0453547B2 (ja)