JPH0330134A - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents

情報記録媒体の製造方法

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JPH0330134A
JPH0330134A JP16485689A JP16485689A JPH0330134A JP H0330134 A JPH0330134 A JP H0330134A JP 16485689 A JP16485689 A JP 16485689A JP 16485689 A JP16485689 A JP 16485689A JP H0330134 A JPH0330134 A JP H0330134A
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JP
Japan
Prior art keywords
recording signal
electroforming
stamper
mother
disk
Prior art date
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Pending
Application number
JP16485689A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kato
加藤 正道
Minoru Tazoe
田添 稔
Hiromi Yasumoto
安元 博美
Kazunori Saiki
一紀 齊木
Tsutomu Matsumoto
勉 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報録媒体の製造方法に係り、特にビデオデ
ィスク、デジタルオーディオディスク、追記型ディスク
等の情報記録媒体を成形する際の原盤の製造方法に関す
る. (従来の技術) 従来、情報記録媒体の製造は以下に述べる工程(1)〜
(6)によって行なわれていた。
第2図(A)〜(E)は従来の情報記録媒体の製造方法
を説明するための楕成図である.工程(1) まず、十分に平坦に研磨されたガラス基板11上にポジ
型フォトレジスト12を塗布し、乾燥後、レーザー光1
3で所望の信号を露光し記録する。
(第2図(A)) 工程(2) 次に、現像を行ない、露光した部分を除去することによ
り、記録信号が凹状信号14となる様に形成し、ガラス
マスター20とする。
(同図(B)) 工程(3) このガラスマスター20に、無電解メッキ等の方法によ
り金属薄膜を形成し、導通を図った後、10法により、
記録信号が凸状のメタルマスター21を作製する.  
     (同図(C))工程(4) さらに、このメタルマスター21上に所定の剥離処理を
行なった後、工程(3)と同様電功法により、前記ガラ
スマスター20と同じく記録信号が凹状のマザー22を
作製ずる。(同図(D))工程(5) 次に、工程(4)同様に、さらに電鋳法により、前記メ
タルマスター21と同じく記録信号が凸状のスタンパ−
23を作製する。  (同図(E))工程《6→ このスタンバ−23を使用して、ベレット状の導電性高
分子化合物材料を用いてプレスするプレス成形法により
ディスクを成形したり、ポリカーボネート等の樹脂を用
いた射出成形法により凹状の記録信号を有するディスク
基板を戊形した後、記録信号面上にアルミ等の金属反射
膜を付与してディスクを形成する。
上記の様に、電鈎により計3回の記録信号の転写(レプ
リカ)を行なっているが、その理由は次の通りである。
即ち、フォトレジスト12からなる記録面は非常に脆い
ため、一度の電補により一枚のメタルマスター21しか
作製することができない。そこで、メタルマスター21
と同一形状の凸状の記録信号を得るためには、その後2
回の電鋳をしなければならないのである. この電鋳の時、同一のメタルマスター21から複数のマ
ザー22、及び、同一のマザー22から複数のスタンバ
−23をレプリカすることもできる. (発明が解決しようとする課題) この様に、従来の情報記録媒体の製造方法の製造方法に
おいては、一枚のメタルマスターから何枚ものスタンパ
−23を得ることができるが、何回も電鋳を繰り返すこ
とにより、記録信号の形状が露光時よりも劣化し、また
、異物が付着したり六があくなどして結果的にディスク
の信号特性が悪くなるという問題点があった。また、電
鋳を何回も行なうために、コスト的にも不利なものであ
った。
上記の問題点を解決するために、特開昭591 1 4
 0 3 1に記載された「光ディスク用スタンバの作
製方法」も提案されている. この方法おいて、記録信号が形戒されたフォトレジスト
面上に,下地金属をコートし、紫外線硬化樹脂を用いて
レプリカを行ない下地金属をフォトレジストからなる記
録面の保護膜の様にして使用するものであるが、下地膜
の強度が十分でなく、すぐ破壊されてしまったり、数回
のレプリカに耐えられないといったrJ1wi点があっ
た。
また、上記ポジ型のフォトレジストとは全く別な、ネガ
型フォトレジストを用いて、レプリカ回数を減らすとい
う方法も考えられたが、現在市販されているネガ型フォ
トレジストにおいては、所望の情報を記録信号として露
光するためのレーザ一の波長に対して感度が悪く、必要
な解像度が得られないものであった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、ポジ型フォトレジストが塗布された基板を露光する工
程と、上記基板をアンモニアまたはアミンを含有する雰
囲気中で加熟する工程と、所定の紫外線を照射した後に
現像し、凸状の記録信号を有するガラスマスターを得る
工程と、上記ガラスマスター上に金属薄膜を形成した後
、この金属薄膜を電極として電鋳を行ない、凹状の記録
信号を有するマザーを得る工程と、上記マザーに剥離処
理を施した後に電鋳を行ない、凸状の記録信号を有する
スタンパーを得る工程と、上記スタンパーから所望の材
質からなるディスクを或形する工程とからなることを特
徴とする情報記録媒体の製造方法を提供するものである
. (実施例) 第1図は本発明になる情報記録媒体の!!!遣方法の要
部(a)〜(d)を示す構成図である。
以下に本発明になる情報記録媒体の製造方法の概要を工
程<1)〜(6)の順に説明する。
工程(1) 従来と同様、ガラス基板11上にポジ型フォトレジスト
12を塗布し、乾燥した後に、レーザー光13で所望の
信号を露光し記録する。
(第1図(a)) 工程(2) 次に、上記露光後のカラス基板11を、アンモニアガス
中で、80〜110゜Cで30〜90分間加熱する, 工程(3〉 ガラス基板の温度が常温に戻ったら、波長300〜43
5nlの紫外線を露光量として300〜2000一程度
、全面に照射した後、アルカリ現像液を用いて、現像し
、ガラスマスター4 ,Oを得る.上記の工程(1〉〜
(3)により得られたガラスマスター40の記録信号3
0は、従来の場合と逆に、凸型に形成されている. (同図《b〉) 工程〈4) この後、湿式、及び、乾式の無電解メッキ等により、例
えば、Ag、Ni等の金属薄膜を上記ガラスマスター4
0上に500〜1500人付与し、Ni電η法により2
00〜300μmのNiを厚付けし、ガラスマスター4
0から剥離をすると、記録信号が凹部のマザー50が得
られる。
(同図(C〉) 工程 (5) 次に、マザー50の表面をアルカリ処理、酸処理などに
より洗浄し、適当な剥離処理をした後に、Nit鋳法に
より、200〜30(ltt lのN;を積層し、マザ
ー50から剥離する.これにより、記録信号の凸型のス
タンバ−60が得られる. (同図(d〉) 工程(6) この様にして得られたスタンバ−60を用いて、ベレッ
ト状の導電性高分子化合物材料をプレスするプレス戒形
法や、また、ポリカーボネート等の樹脂を用いた射出成
形法により凹状の記録信号を有する所望のディスクに成
形する. 上記に本実施例の要部を示したが、次に、下記実施例1
〜実施例4を示すことにより、具体的に詳述する. (実施例1) 工程(1) 十分に洗浄し、乾燥したガラス基板11上に、例えば、
シプレイファーイースト(株)社製のポジ型フォトレジ
ストM P−1400を、膜厚が1200となる様に塗
布し、よく乾燥させる.次にArレーザー記録機により
所望の記録信号の記録を行なった後に、アンモニアガス
中で、100℃に1時間加熱した後に放冷する。
ガラス基板が室温になったら、40014の高圧水銀ラ
ンプの下20CIiの位置にこのガラス基板を置き、紫
外線を全面に5秒〜10秒照射する。
次に、0.2Nのアルカリ現像液で、20秒現像し、記
録信号が凸状のガラスマスターを得る.工程(2) このガラスマスターの信号面に、[Ji反応を用いて銀
を或膜し、これを電極として 5〜60^の電流で約1
.5時間Mi1!鋳を行ない、剥離して、記録信号の凸
型のマザーを得る。
このマザーに付着している、フォトレジストやその他の
異物を、N a O IIやアルカリ洗剤等で洗浄し、
その表面を中和するために約0. 058のH2 So
.で表面を洗浄する. (同図(C)) 工程(3) 次に、重クロム酸溶液により表面を酸化し、剥離処理を
した後、5〜60Aで約1.5時間N1電鋳を行ない、
マザーから剥離することによりスタンパーを得る. 工程(4) このスタンパーを所定の金型に取付けて、ポリカーボネ
ート樹脂でコンパクトディスク(CD)を戒形する. この様にして成形されたCDの信号特性を調べ。
たところ、従来の製造方法になるスタンパーから得られ
たディスクよりも、エラーレートで0.1〜0.2、バ
ーストエラーで1〜2向上し、従来のメタルマスターを
ディスク成形用のスタンパーとして使用した場合の信号
特性とほぼ同様の特性を得ることができた。
(実施例2) 工程(1) 実施例1と同様。
工程(2) ガラスマスターの信号面に、Niスバッタにより、約1
000人のNf薄膜を形成し、このNi薄膜を電極とし
てNi電鋳を行ないマザーを得る.工程(3) マザー表面のフォトレジストや異物等をアルカリ洗浄や
プラズマ灰化処理等により除去する.工程(4)〜(6
) 実施例lと同様. この実施例2においても、実施例1とほぼ同様の信号特
性を得ることができた. (実施例3) 工程〈1〉 実施飼1と同様. 工程(2) ガラスマスターの信号面に、Niイオン液と還元液を反
応させ、Ni薄膜を形成させる。
このNiVi膜を乾燥させた後、この上に0.3重量部
の過酸化ベンゾイルと0.5重量部の1−プチルナフタ
リンースルホン産−2−夕ロライドを添加し、熟重合に
より粘度を30〜100cpに調整したグリシルメタク
リレートの1レボリマーをZOO重量部注入し、上から
透明シートで押圧し、125Wの高圧水銀ランプの下で
約3分間紫外線を照射し、上記樹脂を反応させ硬化させ
ることによりガラス基板より剥離しマザーとする。
工程(3)〜(6) このマザーの前記Ni薄膜の形威された表面を実施例1
と同様に酸化させた後、実施例1と同様にしてディスク
を得る. なお、上記各実施例においては、アンモニアを用いたが
、加熱した状態でアンモニアを生成する物質であれば良
く、アミンであっても良いのはもちろんのことである. (発明の効果) 上述の様に本発明によれば、ポジ型フォトレジストが塗
布された基板を露光する工程と、上記基板をアンモニア
またはアミンを含有する雰囲気中で加熱する工程と、所
定の紫外線を照射した後に現像し、凸状の記録信号を有
するガラスマスターを得る工程と、上記ガラスマスター
上に金属薄膜を形成した後、この金属薄膜を電極として
電鋳を行ない、凹状の記録信号を有するマザーを得る工
程と、上記マザーに剥離処理を施した後に電鋳を行ない
、凸状の記録信号を有するスタンパーを得る工程と、上
記スタンパーから所望の材質からなるディスクを成形す
る工程とからなることを特徴としたので、電鋳の回数を
減らすことができ、信号特性の劣化を防ぐことができ、
コスト的にも有利な情報記録媒体の製造方法の提供を可
能とする.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる情報記録媒体の製造方法の要部(
a)〜(d)を示す構成図、第2図(A)〜(E)は従
来の情報記録媒体の製造方法を説明するための楕戒図で
ある. 11・・−ガラス基板、12・・・フォ・トレジスト、
13・・・レーザー光、40・・・ガラスマスター 5
0・・・マザー 60・・・スタンパー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ポジ型フォトレジストが塗布された基板を露光する工程
    と、 上記基板をアンモニアまたはアミンを含有する雰囲気中
    で加熱する工程と、所定の紫外線を照射した後に現像し
    、凸状の記録信号を有するガラスマスターを得る工程と
    、 上記ガラスマスター上に金属薄膜を形成した後、この金
    属薄膜を電極として電鋳を行ない、凹状の記録信号を有
    するマザーを得る工程と、 上記マザーに剥離処理を施した後に電鋳を行ない、凸状
    の記録信号を有するスタンパーを得る工程と、 上記スタンパーから所望の材質からなるディスクを成形
    する工程とからなることを特徴とする情報記録媒体の製
    造方法。
JP16485689A 1989-06-27 1989-06-27 情報記録媒体の製造方法 Pending JPH0330134A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1027978A2 (en) * 1999-02-09 2000-08-16 Ricoh Company, Ltd. Optical disk and method of producing the same

Cited By (6)

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