JPH0329908B2 - - Google Patents

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JPH0329908B2
JPH0329908B2 JP1019348A JP1934889A JPH0329908B2 JP H0329908 B2 JPH0329908 B2 JP H0329908B2 JP 1019348 A JP1019348 A JP 1019348A JP 1934889 A JP1934889 A JP 1934889A JP H0329908 B2 JPH0329908 B2 JP H0329908B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/88Ampholytes; Electroneutral compounds
    • C11D1/90Betaines
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/88Ampholytes; Electroneutral compounds
    • C11D1/94Mixtures with anionic, cationic or non-ionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/0005Other compounding ingredients characterised by their effect
    • C11D3/001Softening compositions
    • C11D3/0015Softening compositions liquid
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M13/00Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment
    • D06M13/322Treating fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, with non-macromolecular organic compounds; Such treatment combined with mechanical treatment with compounds containing nitrogen
    • D06M13/388Amine oxides
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06MTREATMENT, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE IN CLASS D06, OF FIBRES, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR FIBROUS GOODS MADE FROM SUCH MATERIALS
    • D06M23/00Treatment of fibres, threads, yarns, fabrics or fibrous goods made from such materials, characterised by the process
    • D06M23/06Processes in which the treating agent is dispersed in a gas, e.g. aerosols

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、布地処理組成物並びに該組成物の調
製方法に係わる。本発明は特に、布地洗濯過程の
濯ぎ段階に付加的に用いるべく企図された、活性
成分として両性物質を含有する水性液状布地柔軟
化組成物と該組成物の調製方法とに係わる。 英国特許第1260584号(ARMOUR)には、第
四アンモニウム化合物及び第三アミンオキシドを
含有する組成物を用いて布地を柔軟にする方法が
開示されている。第四アンモニウム化合物に加え
て第三アミンオキシドを用いると、布地洗濯過程
の洗浄段階から持ち越される恐れの有るアニオン
性界面活性剤が存在しても優れた効果が発揮され
るなど、幾つかの利点が得られる。この英国特許
第1260584号には、、2種の活性成分を混合して布
地洗濯過程の濯ぎサイクルに付加的に用い得るこ
とが教示されている。 本出願人は、活性成分としてアミンオキシドを
含有する安定な水性液状組成物を単にアミンオキ
シドを水中に分散させるだけで調製するのは不可
能であることを発見した。上記方法で製造した分
散液は、24時間たたないうちに個々の相に分離す
る。このような分散液はイソプロパノールのよう
な溶剤を高レベルで含有させることによつて安定
にできるが、こうした措置は望ましくなかろう。
溶剤レベルをそのように高くすると、取り扱い上
問題が生じ、発火の危険が潜在するようになり、
更には組成物に含有された任意香料の勾いが隠さ
れるか、そうでなければ悪臭となる恐れが有る。 驚くべきことに、本出願人は今や、アミンオキ
シドの分散液に選択範囲内の共活性物質を含有さ
せることによつてアミンオキシド含有の安定な水
性布地処理組成物を調製し得ることを発見した。
また、他の非水溶性両性布地コンデイシヨニング
物質を上記選択した共活性物質と組み合わせて用
いても、上記のような安定な布地処理組成物を得
ることができることを判明した。 特に、上記のような安定な布地処理組成物は特
定のHLB(親水性−親油性比率)を有する共活性
物質を用いることによつて得ることができると判
明した。 従つて本発明は、水性ベースと、1種以上の非
水溶性両性布地コンデイシヨニング物質と、10.0
〜12.0のHLBを有する共活性物質とを含有する
布地処理組成物に係わる。両性物質の共活性物質
に対する重量比は、5:1から50:1である。 両性布地コンデイシヨニング物質 本発明による組成物中に用いる両性布地コンデ
イシヨニング物質は、布地に直接作用する両性物
質(a fabric substantive amphotheric
material)であるべきである。適当な両性物質
は、0℃から100℃までのうちの少なくとも1温
度において1g/1より小さい濃度で粒状分散相
を形成する。本発明のために好ましい。布地に直
接作用する両性物質は、ただ1本の非常に長いヒ
ドロカルビル側鎖を有するか、あるいは2本の長
いヒドロカルビル鎖を有する両性もしくは双生イ
オン性の第三あるいは第四アンモニウム化合物で
ある。これらのの化合物のうち、2本の長いヒド
ロカルビル鎖を有する両性もしくは双生イオン性
アンモニウム化合物を用いることが、コスト、処
理の容易さ並びにより優れた安定性及び効果を含
めた多くの理由から特に好ましい。 1本の長いヒドロカルビル鎖を有する脂肪族両
性化合物を液状布地柔軟化成分中に用いること
が、例えば米国特許第3984335号(BASF社)か
ら既に公知である。しかし、本発明組成物に用い
る、ただ1本の非常に長いヒドロカルビル鎖を有
する両性もしくは双生イオン性物質は、非常に長
いヒドロカルビル鎖がはるかに大量の炭素原子を
有する点で上記米国特許に開示された物質と明ら
かに異なる。本発明にとつて好ましくは、上記た
だ1本の非常に長いヒドロカルビル鎖は炭素原子
を16〜50個、より好ましくは22〜50個、特に好ま
しくは24〜40個有する。 両性もしくは双生イオン性アンモニウム化合物
は好ましくは2本の長いヒドロカルビル鎖を有
し、これらの鎖は各々8〜24個、好ましくは10〜
20個、最も好ましくは16個前後の炭素原子を有す
る。 この明細書において“ヒドロカルビル鎖”とい
う語は、−OH−、−O−、−CONH−、−COO−
等のような官能基によつて任意に置換あるいは中
断できるアルキルあるいはアルケニル直鎖あるい
は分枝鎖を意味する。 本発明による布地処理組成物に用いるのに適し
た、布地に直接作用する両性物質は、例えば ) 次式の両性電解質 ) 次式のヒドロカルビルベタイン ) 次式のヒドロカルビルアミドベタイン ) 次式のグリシネートあるいはプロピオネー
あるいは V) 次式の第三アミンオキシド であり、式中 a) R1及びR2はC8-25のヒドロカルビル鎖であ
り、R3は炭素原子1〜4個を有するヒドロカ
ルビル基かあるいは基−(CH2CH2O)oHであ
り、R4,R5,R6は−O−、−CONH−、−COO
−等で中断され得る−(CH2o−であり、nは
整数1〜6であり、X,YはSO3 -、SO4 2-ある
いはCOO-であるか、あるいは b) R1はC16-50のヒドロカルビル鎖であり、
R2,R3は炭素原子1〜4個を有するヒドロカ
ルビル基かあるいは基−(CH2CH2O)oHであ
り、R4,R5,R6は−O−、−CONH−、−COO
−等で中断され得る−(CH2o−であり、nは
整数1〜6であり、X,YはSO3 -、SO4 2-ある
いはCOO-である 好ましくは、布地に直接作用する両性物質は非
水溶性であり、PH2.5及び温度20℃の水への溶解
度は10g/1より小さい。布地に直接作用する両
性物質のHLBは、好ましくは10.0未満である。 上記各グループに属する両性物質は、例えば次
のようなものである。 グループ: (1) R1及びR2が獣脂、R4は−(CH22−、Xは−
COO- (2) R1及びR2が硬化獣脂、R3は−(CH22−、X
は−COO- (3) R1及びR2がヤシ油、R4は−(CH23−、Xは
−SO3 - (4) R1及びR2がステアリル、R4は−(CH23−、
XはSO4 2- (5) R1がC26アルキル、R2はエチル、R4は−
(CH22−、Xは−COO- (6) R1がC26アルキル、R2はメチル、R4は−
(CH23−、XはSO3 - グループ: (7) R1及びR2が獣脂、R3はメチル、R4は−
(CH22−、Xは−COO- (8) R1がC30アルキル、R2,R3はメチル、R4は−
(CH22−、Xは−COO- グループ: (9) R1及びR2が獣脂、R4及びR5は−(CH22−、
R3はメチル、Xは−COO- (10) R1及びR2がヤシ油、R4及びR5は−(CH22
−、R3はメチル、XはSO3 - (11) R1がC26アルキル、R2及びR3はメチル、R4
びR5は−(CH22−、Xは−COO- グループ: (12) R1及びR2が硬化獣脂、R5は−(CH22−、
XSO4 2- (13) R1がC26アルキル、R3はメチル、R5及びR6
は−(CH22−、X及びYは−SO3 - グループ: (14) R1及びR2が硬化獣脂、R3はメチル (15) R1及びR2が獣脂、R3はメチル (16) R1及びR2がステアリル、R3はメチル (17) R1及びR2がヤシ油、R3はメチル (18) R1及びR2がCH3(CH214COO-、R3はエチ
ル (19) R1及びR3がCH3(CH212COO(CH22−、
R2はメチル (20) R1がC26アルキル、R3は(CH2CH2O)2H、
R2はメチル (21) R1がC24アルキル、R2及びR3はメチル これらの物質のうち特にグループの物質が好
ましく、そのなかでも特に、少なくとも14個の炭
素原子を有するヒドロカルビル基を2個含有する
アミンオキシドが好ましい。 両性布地コンデイシヨニング物質の組成物中で
のレベルは、好ましくは組成物の少なくとも1重
量%で、特に好ましくは1〜75重量%であり、通
常は組成物の2〜25重量%、特に好ましくは3〜
15重量%である。 共活性物質 本発明による組成物は、両性布地コンデイシヨ
ニング物質の分散液中に存在する共活性物質を含
有し、この共活性物質は10.0〜12.0のHLBを有す
る。本発明組成物はまた、共活性物質同士の混合
物を含有し得る。共活性物質同士の混合物は、、
該混合物の平均HLBが10.0〜12.0となりさえすれ
ば、HLBが10.0〜12.0以外の共活性物質も1種以
上含有し得る。好ましくは、共活性物質、あるい
は共活性物質の混合物のHLBは10.5〜11.5であ
る。HLBスケールは、任意化合物の親水性−親
油性比率の公知測定基準である。この明細書中に
提示したHLB値は、Armour Hess Product
Bulletin1978,AK−ZO Chemie bv,
Amersfoort,The Netherlandsあるいは
McCutcheon’s Emulsifieers and
Detergents,International Edition1985からのも
のである。 共活性物質は、カチオン性、非イオン性あるい
は半極性の界面活性剤であり得る。好ましいカチ
オン性界面活性剤は、水溶性の第四アンモニウム
塩及びイミダゾリニウム塩のような水溶性のカチ
オン性物質である。このような物質は、
“Arquad”という商標の下にArmour Chemicals
から市販されている。これら市販のカチオン性物
質はしばしば、イソプロパノールや他の同様溶剤
を不純物として含有する。そのような溶剤は普
通、カチオン性物質を組成物に含有させる前に除
去する。 好適の非イオン性界面活性剤には、Tweenシ
リーズのエトキシル化されたソルビタンエステル
やSpanシリーズのソルビタンエステル(Span及
びTweenはAtlas Chemical Industriesの商標)
のような、一価あるいは多価アルコールのアルコ
キシル化されたエステル、並びに1分子当たり平
均6個のエチレンオキシド基でエトキシル化され
たノニルフエノールが含まれる。 適当な半極性界面活性剤にはアミンオキシドが
含まれる。共活性物質として適当なアミンオキシ
ド界面活性剤は、より水溶性であり、従つてより
大きいHLBを有する点で、両性布地処理物質と
して適当なアミンオキシドに相違する。適当なア
ミンオキシド界面活性剤は市販されており、例え
ばAromox DMHTD/Wなどである(Aromox
はArmour Chemicalsの商標)。 共活性物質としては、水溶性のカチオン性物質
を用いることが特に好ましい。特に、Atlas
Chemieから市販されているArquad2C、即ちジ
ヤシ油−ジメチルアンモニウムクロリド化合物を
用いることが好ましい。この物質のHLBは11.4
である。 共活性物質のレベルは、両性布地処理物質の共
活性物質に対する重量比が5:1から50:1とな
り、より好ましくは10:1から50:1、最も好ま
しくは10:1から30:1となるようなレベルであ
る。 任意成分 最終生成物は上記以外の成分を1種以上任意に
含有する。 そのような任意成分に、非水溶性のカチオン性
布地処理物質が含まれる。該カチオン性物質の、
PH2.5及び温度20℃の水への溶解度は10g/よ
り小さい。特に好ましい物質は、C12-24ヒドロカ
ルビル鎖を2本有するカチオン性第四アンモニウ
ム塩である。 実質的に非水溶性である第四アンモニウム化合
物の公知種は、式 を有し、式中R1及びR2は約12〜約24個の炭素原
子を有するヒドロカルビル基であり、R3及びR4
は1〜約4個の炭素原子を有するヒドロカルビル
基であり、Xは好ましくはハリド、メチルスルフ
エート及びエチルスルフエート基の中から選択さ
れたアニオンである。この第四アンモニウム化合
物柔軟剤の代表例は、ジ獣脂ジメチルアンモニウ
ムクロリド;ジ獣脂ジメチルアンモニウムメチル
スルフエート;ジヘキサデシルジエチルアンモニ
ウムクロリド;ジ(水素化獣脂ヒドロカルビル)
ジメチルアンモニウムメチルスルフエート;ジヘ
キサデシルジエチルアンモニウムクロリド;ジ
(ヤシ油ヒドロカルビル)ジメチルアンモニウム
クロリドなどである。ジ獣脂ジメチルアンモニウ
ムクロリ、ジ(水素化獣脂ヒドロカルビル)ジメ
チルアンモニウムクロリド、ジ(ヤシ油ヒドロカ
ルビル)ジメチルアンモニウムクロリド及びジ
(ヤシ油ヒドロカルビル)ジメチルアンモニウム
メトスルフエートが好ましい。 他の好ましいカチオン性化合物に、本明細書に
参考として含まれるヨーロツパ特許第239910号に
開示された物質が含まれる。 他の好ましい物質として、式 〔式中Rは獣脂〕の物質が挙げられ、この物質
は商標Stepantex VRH90の下にStepanから市販
されており、また式 〔式中R1,R2及びR3はそれぞれ1〜4個の炭
素原子を有するアルキルあるいはヒドロキシアル
キル基か、あるいはベンジル基であり、R4及び
R5はそれぞれ11〜23個の炭素原子を有するアル
キルあるいはアルケニル鎖であり、X−は水溶性
アニオンである〕の、対応するモノエステルを実
質的に有しない物質も好ましい。 更に別の好ましい非水溶性カチオン性物質とし
て、式 〔式中R6は炭素原子を1〜4個、好ましくは
1個あるいは2個有するヒドロカルビルあるいは
ヒドロキシルヒドロカルビル基であり、R7は8
〜25個の炭素原子を有するヒドロカルビル基であ
り、R8は8〜25個の炭素原子を有するヒドロカ
ルビル基であり、R9は水素か、あるいは1〜4
個の炭素原子を有するヒドロカルビルであり、
A-はアニオンで、好ましくはハリド、メトスル
フエートあるいはエトスルフエートである〕を有
すると考えられるヒドロカルビルイミダゾリニウ
ム塩が挙げられる。好ましいイミダゾリニウム塩
には、1−メチル−1−(獣脂イルアミド−)エ
チル−2−獣脂イル−4,5−ジヒドロイミダゾ
リニウムメトスルフエート及び1−メチル−1−
(パルミトイルアミド)エチル−2−オクタデシ
ル−4,5−ジヒドロイミダゾリニウムクロリド
が含まれる。他の有用なイミダゾリニウム物質
は、2−ヘプタデシル−1−メチル−1−(2−
ステアリルアミド)−エチル−イミダゾリニウム
クロリド及び2−ラウリル−1−ヒドロキシエチ
ル−1−オレイル−イミダゾリニウムクロリドで
ある。やはり適当な物質として、本明細書に参考
として含まれる米国特許第4127489号に開示され
た布地柔軟化イミダゾリニウム成分も挙げること
ができる。 脂肪酸、ラノリン、グリセロールモノステアレ
ート、脂肪アルコール、並びに脂肪酸と短鎖一価
あるいは多価アルコールとのエステルのような非
イオン性物質も任意成分に含められ得る。 その他の任意成分には、総て通常量で用いる布
地柔軟剤、静電気防止剤、粘度調節剤、脂肪酸、
殺菌剤、蛍光剤、香料(消臭香料を含む)、電解
質、着色剤、酸化防止剤、シリコーン、漂白剤、
漂白剤先駆物質、黄変防止剤、炭化水素、酵素、
アイロン掛け助剤等が含まれる。 任意成分、特に非水溶性のカチオン性布地処理
物質は、用いる場合は、両性物質及び共活性物質
の第一の分散相に加え第二の分散相中にも少なく
とも部分的に存在させ得る。その場合、第二の分
散用中の成分は共活性と看做されず、従つて共活
性物質のHLBあるいは重量フラクシヨンの計算
に用いない。 布地処理組成物 最終布地処理組成物は、好ましくは次の諸成分
を含有する。 両性布地処理物質 1〜75% 共活性物質 0.02〜15% 非水溶性カチオン性布地処理物質 0〜75% 非水溶性非イオン性布地処理物質 0〜25% その他の布地柔軟剤 0〜25% 静電気防止剤 0〜25% 粘度調節剤 0〜25% 脂肪酸物質0〜25% 炭化水素物質 0〜25% シリコーン 0〜25% 殺菌剤 0〜1% 蛍光剤 0〜1% 香料 0〜2% 電解質(例えばCaCl2) 0〜5% 着色剤 0〜2% 酸化防止剤(例えばクエン酸) 0〜5% 漂白剤あるいは漂白剤先駆物質(例えば過酸化
水素) 0〜2% 黄変防止剤 0〜1% 酵素 0〜1% アイロン掛け助剤 0〜5% 溶剤(例えばイソプロパノール) 15%未満 更に好ましくは、布地処理組成物は諸成分を次
のように含有する。 両性布地処理物質 1〜15% 共活性物質 0.02〜3% 非水溶性カチオン性布地処理物質 1〜15% 上記その他の任意成分 10%以下 好ましくは、非水溶性両性物質の水溶性カチオ
ン性物質に対する重量比は5:1から1:5で、
更に好ましくは2:1から1:2である。 好ましくは、組成物のPHは6.0未満であり、更
に好ましくは2.0〜5.5である。必要であれば、酸
あるいはアルカリ成分の添加によつてPHを所望の
値に調節することができる。組成物の粘度は好ま
しくは、Haake粘度計を用いての測定において
110S-1で200cPs未満である。 諸成分及び組成物の調製 本発明による布地処理組成物中に用いる両性布
地コンデイシヨニング物質は市販さており、また
公知の化学合成法によつて得ることもできる。 市販の両性布地コンデイシヨニング物質には、
両性電解質の特性を有すると考えられる
Rewoquat V1767(Rewo発売)が含まれ(グル
ープ)、この物質においてR1及びR2は硬化獣脂
であり、またR4は(CH22で、Xは−COO-であ
る。 その他の市販物質としては、ジテトラデシルア
ミンオキシド及びジヤシ油メチルアミンオキシド
のようなアミンオキシド(グループ)がある。 両性布地コンデイシヨニング物質は、第三ある
いは第四アンモニウム化合物を生成する任意の標
準的技術によつて合成することもできる。上記化
合物の適当な合成手順が、The Chemistry of
the Amino Croup,First Edition,Wiley
Interscience1988(London)及びAdvanced
Organic Chemistrry,Reaction,Mechanisms
and Structure,3rd Edition,John Wiley and
Sons1985(Chichester)に述べられている。 共活性物質及び非水溶性カチオン性布地処理物
質といつたその他の物質は市販されている。 本発明の組成物は、両性物質と共活性物質との
溶融混合物を製造し、この混合物を水中に分散さ
せることによつて有効に調製することができる。
水は溶融混合物の温度まで予め加熱し得る。 しかし、驚くべきことに本出願人は、両性物質
及び共活性物質に加え非水溶性のカチオン性布地
柔軟剤をも含有する水性液状布地コンデイシヨニ
ング組成物が、特定方法で調製した該組成物で処
理した布地の柔軟性が向上するなど、より優れた
特性を示すことも発見した。 水性ベースに懸濁した非水溶性カチオン性布地
柔軟剤、両性物質及び共活性物質を含有する水性
液状布地コンデイシヨニング組成物を調製する上
記特定方法は、 ) 非水溶性のカチオン性布地柔軟剤を水中に
分散させて第一の水性分散液を製造するステツ
プ、 ) 両性物質及び共活性物質を水中に分散させ
て第二の水性分散液を製造するステツプ、及び ) 第一の分散液と第二の分散液とを混合する
ステツプ を特徴とする。 上記二つの分散液を混合する時、両分散液はほ
ぼ同量であることが好ましい。このことはしかし
重要でなく、両分散液を、1:10から10:1の容
量比で混合すると所望の最終生成物が得られるよ
うな濃度に製造すれば良好な結果を得ることが可
能である。二つの分散液の混合後、所望であれ
ば、実質的に非水溶性カチオン性布地柔軟剤も両
性物質及び共活性物質も含まない水を更に添加し
得る。 使用時、本発明によつて調製した組成物を大量
の水に添加して濯ぎ液を製造し、処理するべき布
地をこの濯ぎ液と接触させる。好ましくは、濯ぎ
液中の活性物質レベルは10〜1000ppmである。最
高の効果を達成するには、カチオン性布地柔軟剤
の濯ぎ液中でのレベルは布地洗濯過程の洗浄段階
から持ち越されるアニオン性界面活性剤のレベル
を上回るべきである。 本発明を、以下の非限定的実施例によつて更に
詳述する。 実施例 1 ジ硬化獣脂メチルアミンオキシドの共活性物質
に対する重量比10:1で該アミンオキシド及び共
活性物質を5.5%含有する溶融プレミツクスを調
製した。温度80℃のこのプレミツクス同温度の脱
イオン水に添加して激しく撹拌し、温度を50℃に
降下させた。その後穏やかに撹拌して、温度を室
温まで下げた。24時間後、組成物の安定性を視覚
的に判定し、その際“安定”、“境界線”及び“不
安定”の3段階に評価した。 用いた共活性物質、該物質のHLB値、並びに
得られた結果を表に示す。 共活性物質 HLB 安定性 Arquad2C1 11.4 安定 Arquad182 15.7 不安定 Arquad2HT3 9.7 不安定 AromoxDMMCD/W4 18.7 不安定 AromoxM21O5 >12 境界線 1:ジヤシ油ジメチルアンモニウムクロリドの
商標 2:硬化獣脂トリメチルアンモニウムクロリド
の商標 3:ジ硬化獣脂ジメチルアンモニウムクロリド
の商標 4:ジメチルヤシ油アミンオキシドの商標 5:ジデシルメチルアミンオキシドの商標 これらの結果は、組成物に共活性物質を含有さ
せる場合、安定な生成物を得るには共活性物質の
HLBが10.0〜12.0であるべきであることを示す。 実施例 2 実施例1の操作を繰り返したが、この実施例で
はHLB値の異なる2種の共活性物質の混合物を
用いた。2種の共活性物質とは Tween206(商標) HLB=16.7 Span207(商標) HLB=8.6 であつた。6 :約20モルの酸化エチレンと縮合したモノエス
テルから主として成るラウレートエステルと無
水物との混合物の商標7 :ラウリン酸と、ソルビトールから得られる無
水ヘキシトールとのモノエステルであるソルビ
タンラウレートの商標 用いた混合物、該混合物のHLB値、並びに得
られた結果を表に示す。 Span:Tween HLB 安定性 18:2 9.4 不安定 14:6 11.0 安定 12.8 11.8 境界線 10:10 12.6 不安定 Span:Tweenの混合物を、11.0のHLBを有す
るノニルフエノール6EOのような他の共活性物質
によつて置き換えても安定な組成物を調製するこ
とができる。 この実施例も、10.0〜12.0のHLB値を有する共
活性物質が好ましいことを示す。 実施例 3 実施例1の操作を繰り返したが、この実施例で
は共活性物質として、3部のArquad 2HTと1
部のArquad18との混合物を用いた。この混合物
のHLBは11.2であり、得られた調製物は安定で
あつた。 ジ硬化獣脂メチルアミンオキシドと、
Arquad2C、Span/Tween(14.6)、ノニルフエノ
ール6EO及びArquad2HT/Arquad18(3:1)
のうちのいずれかとを含有する組成物は、少なく
とも1〜2週間安定であつた。 実施例4及び5 実施例1の操作を繰り返したが、これらの実施
例ではジ硬化獣脂メチルアミンオキシドに替えて
ジテトラデシルメチルアミンオキシド(実施例
4)、並びにジ硬化獣脂メチルアミンオキシドと
ジヤシ油メチルアミンオキシドとの50:50混合物
(実施例5)を用いた。 実施例 4 用いた共活性物質、該物質のHLB値、並びに
得られた結果を表に示す。 共活性物質 HLB 安定性 用いず − 不安定 Span/Tween16/4 10.2 境界線 Span/Tween14/6 11.0 安定 Arquad2C 11.4 安定 実施例 5 用いた共活性物質、該物質のHLB値、並びに
得られた結果を表に示す。 共活性物質 HLB 安定性 用いず − 安定 Span/Tween16/4 10.2 境界線 Span/Tween14/6 11.0 安定 Span/Tween12/8 11.8 安定 Span/Tween10/10 12.6 不安定 Arquad2C 11.4 安定 これらの結果から、12.0より大きいHLB値を
有する共活性物質を含有させると組成物は安定と
ならないことが明らかである。これに対して、用
いる共活性物質のHLB値が10.0〜12.0であれば安
定な組成物を得ることができる。 実施例 6 この実施例では、共活性物質のレベルが組成物
の柔軟化効果に及ぼす影響を調べた。 容量1リツトルを有する実験室規模のターゴト
メーターで25g装填量の木綿テリータオル地を、
市販粉末洗剤UK Persil、Automaticを5g/
の用量で用いて50℃で洗浄した。洗浄液を分離し
た後、上記装填量の布地を25℃のWirral水(約
10゜FH)1リツトル中で2回濯いだ。本発明によ
る試験組成物4mlを2回目の濯ぎの際に添加し
た。綱に干して乾かした後、布地の柔軟性を専門
家の一団が評価した。 各試験組成物は、第一の分散液中に存在する。
ジ硬化獣脂メチルアミンオキシドとArquad2Cと
の様々な重量比での混合物を2.63%含有し、かつ
第二の分散液中に存在するArquad2HTを2.5%含
有した。 各試験組成物は次のように製造した。ジ硬化獣
脂メチルアミンオキシドとArquad2Cとを表に
掲げたような様々な重量比で含有する溶融プレミ
ツクスを、実施例1に述べた方法で調製した。活
性成分(ジ硬化獣脂メチルアミンオキシド及び
Arquad2C)を5.25%含有する分散液を生成した。
Arquad2HTを、70℃に加熱した後70℃の水に添
加して、活性物質を5%含有する第二の分散液を
生成した。二つの分散液を室温で、穏やかに撹拌
しつつ混合した。
【表】 アニオン性物質残存下に行なつた柔軟性評価の
結果は、順番B>A>C>D>Eにおいて組成物
Bが最も好ましいことを示した。 実施例 7 実施例6の操作を繰り返したが、ただし布地を
予め洗浄することはしなかつた(即ちアニオン性
物質を残存させなかつた)。試験した組成物は
Arquad2HTを2.5%含有し、かつジ硬化獣脂メチ
ルアミンオキシドとArquad2Cとの、実施例6の
表に掲げた様々な重量比での混合物を2.63%含
有した。 ここでの柔軟性評価の結果も、順番B>A>C
>D>Eにおいて組成物Bが最も好ましいことを
示した。 実施例 8 この実施例は、ジ硬化獣脂メチルアミンオキシ
ドと、共活性物質としてArquad2Cかまたは
Span/Tween(14:6)とを含有する組成物の柔
軟化効果を測定するべく実施した。方法は、実施
例6に述べた方法を用いた。 試験組成物は、ジ硬化獣脂メチルアミンオキシ
ドを5%、共活性物質を0.5%含有した。アニオ
ン性物質を残存させて、及び残存させずに行なつ
た柔軟性評価の結果、Arquad2Cを含有する組成
物が好ましいことが判明した。 上記試験組成物それぞれとArquad2HTとの混
合物を含有する組成物の柔軟化効果も調べた。
Arquad2HTを2.5%、ジ硬化獣脂メチルアミンオ
キシドを2.5%、並びに共活性物質を0.25%含有
する試験組成物を、実施例6に述べたようにして
調製した。残存するアニオン性物質が各組成物の
柔軟化効果に及ぼす影響も調べた。アニオン性物
質が残存する場合は、一般に非イオン性の共活性
物質を用いるとより優れた柔軟化効果が得られ
た。しかし、アニオン性物質が残存しない場合は
通常、カチオン性の共活性物質を用いた方が優れ
た柔軟化効果が得られた。とはいえ、試験したい
ずれの組成物を良好な柔軟化効果を発揮した。 実施例 9 表に掲げた組成物の、アニオン性物質残存下
で柔軟化効果を実施例6に述べた方法で調べた。
【表】 アニオン性物質残存下に行なつた柔軟性評価の
結果は、順番J>I>H>F>Gにおいて組成物
Jが最も好ましいことを示した。 これらの結果から、Arquad2HTと、ジ硬化獣
脂メチルアミンオキシドと、Arquad2Cとの混合
物を含有する組成物を用いた場合、(i)
Arquad2HT及び(ii)ジ硬化獣脂メチルアミンオキ
シドとArquad2Cとの混合物のうちいずれか一方
を含有する組成物を用いた場合に比較して柔軟化
効果の改善が達成されることは明らかである。 実施例 10 容量1リツトルを有する実験室規模のターゴト
メーターで25g装填量の木綿テリータオル地を、
市販の布地用洗剤UK Persil、Automaticを4
g/レベルの用量で用いて50℃で洗浄した。洗
浄液を分離した後、上記装填量の布地を25℃の
Wirral水(約10゜FH)1リツトル中で2回濯ぎ、
2回目の濯ぎの際に試験組成物4mlを添加した。
綱に干して乾かした後、布地の柔軟性を専門家の
一団が評価した。 各試験組成物は活性成分を5%含有し、かつ共
活性物質としてArquad2Cを0.25%含有した。上
記活性成分は、ジ硬化獣脂メチルアミンオキシド
及びArquad2HTであつた。 次の方法で組成物10Aを製造した。アミンオキ
シドをArquad2Cと共に80℃に加熱した後80℃の
水に添加して、分散液を生成した。カチオン性布
地柔軟剤を70℃に加熱した後70℃の水に添加し
て、第二の分散液を生成した。二つの分散液を室
温で、穏やかに撹拌しつつ混合した。組成物10B
は次のように製造した。カチオン性布地柔軟剤と
アミンオキシドとを一緒に融解させ、高温状態の
まま80℃の水に添加した。混合物を1分間撹拌し
た後、なお高温状態のままで10分間ソニプローブ
(soniprobe)した。組成物10Cには、上述のよう
に分散液としたカチオン性布地柔軟剤5%のみを
含有させた。 柔軟性評価の結果は、順番10A>10B>10Cに
おいて組成物10Aが最も好ましいことを示した。 アミンオキシドが(i)ジヤシ油ヒドロカルビルメ
チルアミンオキシドの市販形態であるAromox
M2C(商標)及び(ii)ベヘニルジメチルアミンオキ
シドであつても上記と同様の結果が得られる。 Arquad2HTを別のカチオン性布地柔軟剤によ
つて置き換えるか、あるいはArquad2Cを
Arquad18(硬化獣脂トリメチルアンモニウムクロ
リドの市販形態)のような他の共活性物質によつ
て置き換えても、上記と同様の結果を得ることが
可能である。 実施例 11 実施例10で試験した組成物を洗濯機において試
験した。洗濯機はBauknecht(商標)及びMiele
(商標)自動洗濯機を使用した。布地は、木綿地
と木綿/ポリエステル地とを混合して装填量3Kg
で用いた。装填量の布地を、硬水20リツトルに90
gにUK Persil Automatic用いて60℃洗浄サイ
クルで洗浄した。最後の濯ぎの際に、45mlまたは
90mlの各組成物を添加した。 いずれの場合も、組成物10Aのもたらす柔軟性
が組成物10Bあるいは10Cのもたらす柔軟性に優
つた。組成物は10A>10B>10Cの順で好ましか
つた。 実施例 12 表に示す組成物を、次のように調製した。組
成物12Aに調製では、ジ硬化獣脂メチルアミンオ
キシド/Arquad2Cを含有する分散液と
Arquad2HT/硬化獣脂脂肪酸を含有する分散液
とを別個に生成し、二つの分散液を室温で混合し
た(実施例3参照)。組成物12Bは組成物12Aと
同様に調製したが、脂肪酸は用いなかつつた。組
成物12Cは、使用成分の溶融プレミツクスを製造
した後該プレミツクスを水中に分散させて調製し
た。
【表】 これらの組成物を上述と同様に試験した。柔軟
性評価の結果は、順番12A>12B>12Cにおいて
組成物12Aが最も好ましいことを示した。この実
施例の組成物12A及び12Bから、特定の処理方法
を用いることが有利であることが明らかである。
本明細書中に用いた、水の硬度に関する“゜
FH”の値は、(硬水中の遊離イオンのモル濃度)
×10-4である。 実施例 13 Arquad2HTを2.5%、Rewoquat V1767
(Rewo発売のジ硬化獣脂プロピオンアミンクロ
リド)を2.5%、並びにArquad2Cを0.25%含有す
る組成物を組成物10Aの調製方法で調製し、この
組成物を、実施例6でのようにUK Persil
Automaticで予め洗浄した後該組成物の存在下に
濯ぎを行なうことによつて試験した。 単独の布地柔軟化物質としてArquad2HTを5
%含有する第二の組成物を、上記と同じ方法で試
験した。Arquad2HTとRewoquatとを含有する
組成物の方が、Arquad2HTしか含有しない組成
物より僅かに優れた柔軟化効果示した。 実施例 14 実施例13の操作を繰り返したが、この実施例で
は、1モルのN−メチルジオクタデシルアミンを
1.05モルのエチレンスルフエートと反応させて生
成した2−(ジオクタデシルメチルアンモニオ)−
エタンスルフエートを用いた。二つの化合物をブ
タノンに溶解させた。混合物を8時間還流させ
た。冷却の際白色の物質が析出し、この物質を
過により採集してレキサンで洗浄した。収率は約
93%であつた。 Arquad2HTと両性物質とを含有する組成物の
方が、Arquad2HTのみを含有する組成物より僅
かに優れた柔軟化効果を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性ベースと、1種以上の非水溶性両性布地
    コンデイシヨニング物質と、10.0〜12.0HLBを有
    する共活性物質とを含み、両性物質の共活性物質
    に対する重量比が5:1から50:1である布地処
    理組成物。 2 両性布地コンデイシヨニング物質が ) 次式の両性電解質 ) 次式のヒドロカルビルベタイン ) 次式のヒドロカルビルアミドベタイン ) 次式のグリシネートあるいはプロピオネー
    あるいは V) 次式の第三アミンオキシド の中から選択され、式中 a) R1及びR2はC8-25のヒドロカルビル鎖であ
    り、R3は炭素原子1〜4個を有するヒドロカ
    ルビル基かあるいは基−(CH2CH2O)oHであ
    り、R4,R5,R6は−O−、−CHNH−、−COO
    −等で中断され得る−(CH2o−であり、nは
    整数1〜6であり、X,YはSO3 -、SO4 2-ある
    いはCOO-であるか、あるいは b) R1はC16-50のヒドロカルビル鎖であり、
    R2,R3は炭素原子1〜4個を有するヒドロカ
    ルビル基かあるいは基−(CH2CH2O)oHであ
    り、R4,R5,R6は−O−、−CHNH−、−COO
    −等で中断され得る−(CH2o−であり、nは
    整数1〜6であり、X,YはSO3 -、SO4 2-ある
    いはCOO-である ことを特徴とする請求項1に記載の組成物。 3 両性柔軟剤が少なくとも14個の炭素原子を有
    するヒドロカルビル基を2個含有するアミンオキ
    シドであることを特徴とする請求項2に記載の組
    成物。 4 非水溶性の両性物質を3〜15重量%含有する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項
    に記載の組成物。 5 共活性物質が水溶性のカチオン性物質である
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項
    に記載の組成物。 6 共活性物質が一価あるいは多価アルコールの
    アルコキシル化された水溶性エステルであること
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記
    載の組成物。 7 非水溶性のカチオン性布地処理物質も1〜25
    %含有することを特徴とする請求項1から6のい
    ずれか1項に記載の組成物。 8 請求項1から7に記載の水溶液状布地コンデ
    イシヨニング組成物を調製する方法であつて、 ) 非水溶性のカチオン性布地処理物質を水中
    に分散させて第一の分散液を製造するステツプ、 ) 非水溶性の両性物質並びに共活性物質水中
    に分散させて第二の水性分散液を製造するステ
    ツプ、及び ) 第一の分散液と第二の分散液とを混合する
    ステツプ を特徴とする調製方法。 9 二つの分散液を容量比10:1から1:10で混
    合することを特徴とする請求項8に記載の方法。 10 布地を、請求項1から7に記載の組成物を
    10〜1000ppmの濃度で含有する水性組成物と接触
    させるステツプを含む布地処理方法。
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