JPH03297576A - プラズマトーチのスタンドオフ制御装置 - Google Patents
プラズマトーチのスタンドオフ制御装置Info
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- JPH03297576A JPH03297576A JP10232990A JP10232990A JPH03297576A JP H03297576 A JPH03297576 A JP H03297576A JP 10232990 A JP10232990 A JP 10232990A JP 10232990 A JP10232990 A JP 10232990A JP H03297576 A JPH03297576 A JP H03297576A
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- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 101100008044 Caenorhabditis elegans cut-1 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電極と被切断材との間にプラズマアクを発生
させて被切断材を切断するプラズマ切断機の1−一チと
被切断材との距離を制御するスタンドオフ制御装置に関
する。
させて被切断材を切断するプラズマ切断機の1−一チと
被切断材との距離を制御するスタンドオフ制御装置に関
する。
プラズマ切断機は゛、電極の周囲にノズルを設け、作動
ガスの流路を形成するとともに、電極の先端前方におい
て電極と被切断材との間に発生させたプラズマを絞り、
プラズマを高温にするとともに、プラズマアークの大き
さを一定にして良好な切断面形状が得られるようにして
いる。ところが、電極とノズルとからなるトーチと被切
断材との間隔が変動すると、プラズマアークが持続でき
なかったり、プラズマアークの大きさが変化して良好な
切断形状を得ることができない。このため、プラズマ切
断機においては、トーチと被切断材との間隔(スタンド
オフ)を一定に保持して良好な切断を行うことができる
ようにしている。
ガスの流路を形成するとともに、電極の先端前方におい
て電極と被切断材との間に発生させたプラズマを絞り、
プラズマを高温にするとともに、プラズマアークの大き
さを一定にして良好な切断面形状が得られるようにして
いる。ところが、電極とノズルとからなるトーチと被切
断材との間隔が変動すると、プラズマアークが持続でき
なかったり、プラズマアークの大きさが変化して良好な
切断形状を得ることができない。このため、プラズマ切
断機においては、トーチと被切断材との間隔(スタンド
オフ)を一定に保持して良好な切断を行うことができる
ようにしている。
スタンドオフを制御する場合、電極またはノズルと被切
断材との間の電圧(アーク電圧)がスタンドオフと比例
する関係にあることが知られており、しばしばこれを利
用して電極と被切断材との間の電圧、またはノズルと被
切断材との間の電圧を検出し、これらの電圧を一定の値
に保持するスタンドオフ制御装置が利用されている(例
えば、特開昭57−1.95582号公報)。
断材との間の電圧(アーク電圧)がスタンドオフと比例
する関係にあることが知られており、しばしばこれを利
用して電極と被切断材との間の電圧、またはノズルと被
切断材との間の電圧を検出し、これらの電圧を一定の値
に保持するスタンドオフ制御装置が利用されている(例
えば、特開昭57−1.95582号公報)。
(発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記した従来のスタンドオフ制御装置は、検出
したアーク電圧の基準電圧乙こ対する偏差の大きさムこ
対応させてトーチの変位量を変化させるだけであるため
、偏差が大きい場合に予め定めたスタンドオフにするの
に時間かがかり、応答遅れが生じて充分な切断精度を得
ることができない。
したアーク電圧の基準電圧乙こ対する偏差の大きさムこ
対応させてトーチの変位量を変化させるだけであるため
、偏差が大きい場合に予め定めたスタンドオフにするの
に時間かがかり、応答遅れが生じて充分な切断精度を得
ることができない。
また、偏差が異常に大きくなった場合には、スタンドオ
フ制御を行・う回路とは異なる異常電圧検出回路により
検知し、アークをオフするようにしており、切断作業の
能率を低下させる。しがも、従来は、偏差電圧が負側に
の大きく振れた場合には、l・−チが下腎し始めるとと
もに、異常電圧検出回路によってアークがオフされて偏
差が正に変わるため、I・−チの下降が継続してI−−
チが被切断材と衝突し、トーチや被切断材を損傷させる
危険がある。
フ制御を行・う回路とは異なる異常電圧検出回路により
検知し、アークをオフするようにしており、切断作業の
能率を低下させる。しがも、従来は、偏差電圧が負側に
の大きく振れた場合には、l・−チが下腎し始めるとと
もに、異常電圧検出回路によってアークがオフされて偏
差が正に変わるため、I・−チの下降が継続してI−−
チが被切断材と衝突し、トーチや被切断材を損傷させる
危険がある。
また、電極の消耗に基づくアーク電圧の上昇や切断速度
の変化番こ対するアーク電圧の変動を考慮していないた
め、スタンドオフ量が電極の消耗度や切断速度によって
変化し、良好な切断を行うことができない。
の変化番こ対するアーク電圧の変動を考慮していないた
め、スタンドオフ量が電極の消耗度や切断速度によって
変化し、良好な切断を行うことができない。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、設定値にに対するスタンドオフのずれを迅速
に修正することができるとともに、切断速度の変化に対
してもスタンドオフを一定に保持することができるプラ
ズマ切断機のスタンドオフ制御装置を提供することを目
的としている。
たもので、設定値にに対するスタンドオフのずれを迅速
に修正することができるとともに、切断速度の変化に対
してもスタンドオフを一定に保持することができるプラ
ズマ切断機のスタンドオフ制御装置を提供することを目
的としている。
」二記の目的を達成するために、本発明に係るプラズマ
切断機のスタンドオフ制御そうち、トーチの電極または
電極周囲のノズルと被切断材との間の電圧を検出する電
圧検出器と、電圧検出器が出力する検出電圧を基準電圧
と比較して、スタンドオフの補正信号を出力するスタン
ドオフ補正演算器を有するプラズマ切断機のスタンドオ
フ制御装置において、前記スタンドオフ補正演算器は、
予め定めたスタンドオフ量に対する前記電極またはノズ
ルと被切断材との間の基準電圧を出力する基準電圧設定
器と、この基イ1」電圧設定器が出力する基準電圧に対
する前記電圧検出器が出力した検出電圧の偏差を求める
偏差演算器と、この偏差演算器が求めた偏差に基づき、
偏差の大きさに応した前記1〜−チの昇降速度信号を出
力する補正量演算器とを有することを特徴としている。
切断機のスタンドオフ制御そうち、トーチの電極または
電極周囲のノズルと被切断材との間の電圧を検出する電
圧検出器と、電圧検出器が出力する検出電圧を基準電圧
と比較して、スタンドオフの補正信号を出力するスタン
ドオフ補正演算器を有するプラズマ切断機のスタンドオ
フ制御装置において、前記スタンドオフ補正演算器は、
予め定めたスタンドオフ量に対する前記電極またはノズ
ルと被切断材との間の基準電圧を出力する基準電圧設定
器と、この基イ1」電圧設定器が出力する基準電圧に対
する前記電圧検出器が出力した検出電圧の偏差を求める
偏差演算器と、この偏差演算器が求めた偏差に基づき、
偏差の大きさに応した前記1〜−チの昇降速度信号を出
力する補正量演算器とを有することを特徴としている。
スタンドオフ補正演算器ムこは、電圧検出器が出力した
検出電圧を受?−1、電極の消耗に基づく電圧上昇分を
補正したスタンドオフ信号を前記偏差演算器に出力する
スタンドオフ検出器を設けることができる。
検出電圧を受?−1、電極の消耗に基づく電圧上昇分を
補正したスタンドオフ信号を前記偏差演算器に出力する
スタンドオフ検出器を設けることができる。
また、基準電圧演算設定器による基準電圧の設定は、電
圧検出器からの検出電圧を受けるようにし、トーチが予
め定められたスタンド′オフ位置ムこ配置されて切断を
開始したときに、電圧検出器から入力してきた検出電圧
を基準電圧としてもよい。
圧検出器からの検出電圧を受けるようにし、トーチが予
め定められたスタンド′オフ位置ムこ配置されて切断を
開始したときに、電圧検出器から入力してきた検出電圧
を基準電圧としてもよい。
そして、基準電圧演算設定器には、トーチの基準となる
切断速度に基づいて定めたアーク電圧に、切断速度の基
準切断速度からのずれに応じて生ずるアーク電圧の変動
分を加えた電圧を基準電圧として出力するさせることが
望ましい。
切断速度に基づいて定めたアーク電圧に、切断速度の基
準切断速度からのずれに応じて生ずるアーク電圧の変動
分を加えた電圧を基準電圧として出力するさせることが
望ましい。
上記の如く構成した本発明は、電極または電極周囲のノ
ズルと被切断材との間の電圧を基準電圧と比較し、両者
の差の大きさに応じてトーチの昇降速度を大きくするた
め、トーチを所定のスタンドオフの位置に迅速に戻すこ
とができ、被切断材の切断を良好に、精度よく行うこと
ができる。
ズルと被切断材との間の電圧を基準電圧と比較し、両者
の差の大きさに応じてトーチの昇降速度を大きくするた
め、トーチを所定のスタンドオフの位置に迅速に戻すこ
とができ、被切断材の切断を良好に、精度よく行うこと
ができる。
そして、電圧検出器が出力した電圧検出器から電極の消
耗による電圧の」二昇分をスタンドオフ検出器によって
除去しているため、電極の消耗に基づくスタンドオフの
変動をなくすことができる。
耗による電圧の」二昇分をスタンドオフ検出器によって
除去しているため、電極の消耗に基づくスタンドオフの
変動をなくすことができる。
また、基準電圧演算設定器による基準電圧の設定を、ト
ーチを所定のスタンドオフにセントして、切断を開始し
たときのアーク電圧とするこにより、電極の消耗による
影響を除去することができるとともに、基準電圧の設定
が容易となる。しかも、基準電圧演算設定器36は、切
断速度の変化によるアーク電圧の変動を加味した基準電
圧を出力するため、切断速度が変化してもトーチのスタ
ンドオフを一定にすることができ、切断精度を向上する
ことができる。
ーチを所定のスタンドオフにセントして、切断を開始し
たときのアーク電圧とするこにより、電極の消耗による
影響を除去することができるとともに、基準電圧の設定
が容易となる。しかも、基準電圧演算設定器36は、切
断速度の変化によるアーク電圧の変動を加味した基準電
圧を出力するため、切断速度が変化してもトーチのスタ
ンドオフを一定にすることができ、切断精度を向上する
ことができる。
本発明のプラズマ切断機のスタンドオフ制御装置の好ま
しい実施例を、添付図面に従って詳説する。
しい実施例を、添付図面に従って詳説する。
第2図は、本発明のスタンドオフ制御装置の実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
第2図において、トランスファアーク型のプラズマ切断
機ロボットのトーチ10は、電極12の周囲に図示しな
い作動ガスの流路を形成するノズル14が配置しである
。そして、電極12は、直流電源16を介してノズル1
4と被切断材18とに電気的に接続され、ノズル14と
の間にパイロントアークを発生するとともに、被切断材
18との間にメインプラズマアーク20を発生するよう
になっている。一方、ノズルI4ば、下端部が狭く絞ら
れており、プラズマアーク20を絞って高温プラズマが
得られるようにしである。
機ロボットのトーチ10は、電極12の周囲に図示しな
い作動ガスの流路を形成するノズル14が配置しである
。そして、電極12は、直流電源16を介してノズル1
4と被切断材18とに電気的に接続され、ノズル14と
の間にパイロントアークを発生するとともに、被切断材
18との間にメインプラズマアーク20を発生するよう
になっている。一方、ノズルI4ば、下端部が狭く絞ら
れており、プラズマアーク20を絞って高温プラズマが
得られるようにしである。
また、電極12とノズル14とのそれぞれと被切断材1
8とは、電圧検出器24.26に接続しである。この電
圧検出器24は、電極12と被切断材18との間の電圧
(アーク電圧)を検出し、検出電圧e、を詳細を後述す
るスタンドオフ補正演算器28に入力する。そして、電
圧検出器26は、ノズル14と被切断材18との間の電
圧(アーク電圧)を検出し、検出電圧e2をスタンドオ
フ補正演算器28に入力する。
8とは、電圧検出器24.26に接続しである。この電
圧検出器24は、電極12と被切断材18との間の電圧
(アーク電圧)を検出し、検出電圧e、を詳細を後述す
るスタンドオフ補正演算器28に入力する。そして、電
圧検出器26は、ノズル14と被切断材18との間の電
圧(アーク電圧)を検出し、検出電圧e2をスタンドオ
フ補正演算器28に入力する。
スタンドオフ補正演算器2Bは、入力してきた検出電圧
el、e2からトーチの昇降方向、昇降速度、昇降量等
の補正量を求め、出力側に接続しである制御装置30に
人力する。制御装置30は、スタンドオフ補正演算器2
8からの制御量に基づき、ロボットのトーチ10を昇降
させる昇降装置32を駆動してトーチ10を昇降させ、
トーチ10と被切断材18との間隔が所定のスタンドオ
フHoとなるようにする。
el、e2からトーチの昇降方向、昇降速度、昇降量等
の補正量を求め、出力側に接続しである制御装置30に
人力する。制御装置30は、スタンドオフ補正演算器2
8からの制御量に基づき、ロボットのトーチ10を昇降
させる昇降装置32を駆動してトーチ10を昇降させ、
トーチ10と被切断材18との間隔が所定のスタンドオ
フHoとなるようにする。
スタンドオフ補正演算器28は、第1図に示したように
、電極消耗・スタンドオフ検出器34と基準電圧演算設
定器36と、これらの信号が入力する偏差演算器37と
、この偏差演算器37が出力した偏差に基づいて、トー
チ10を昇降させる補正量を求める補正量演算器38と
からなっている。
、電極消耗・スタンドオフ検出器34と基準電圧演算設
定器36と、これらの信号が入力する偏差演算器37と
、この偏差演算器37が出力した偏差に基づいて、トー
チ10を昇降させる補正量を求める補正量演算器38と
からなっている。
電極消耗・スタンドオフ検出器34は、電圧検出器24
.26が出力する検出電圧el、e2を受けて後述する
ように電極12の消耗量を求め、消耗量に応じた電極消
耗信号を図示しない表示装置等に出力するとともに、実
、際のスタンドオフ量Hを求めてそれに応じたスタンド
オフ信号EHを減算器37に出力する。また、基準電圧
演算設定器36は、被切断材18の板厚、材質、ノズル
径、目標スタンドオフI−1゜、切断速度データに基づ
いた基準電圧E。を偏差演算器37に出力する。
.26が出力する検出電圧el、e2を受けて後述する
ように電極12の消耗量を求め、消耗量に応じた電極消
耗信号を図示しない表示装置等に出力するとともに、実
、際のスタンドオフ量Hを求めてそれに応じたスタンド
オフ信号EHを減算器37に出力する。また、基準電圧
演算設定器36は、被切断材18の板厚、材質、ノズル
径、目標スタンドオフI−1゜、切断速度データに基づ
いた基準電圧E。を偏差演算器37に出力する。
補正量演算器38は、第3図に示したようなテーブルを
有し、偏差演算器37が出力するスタンドオフ信号El
lの基4を電圧E。に対する偏差ΔEに基づいて、トー
チ10をスタンドオフH6に戻ずための、偏差へEに応
じた大きさの補正電圧へEIIを制御装置30に出力す
る。すなわち、補正量演算器38が有するテーブルは、
予め定めた第1の偏差の範囲±八E、においては、補正
信号を出力せず、偏差ΔEが+ΔE1と+ΔE2との間
にあると、偏差が大きくなるに従いトーチ10の上昇速
度を太き(するような補正電圧へEl+を出力し、偏差
ΔEが −ΔE1と−ΔE2との間にあると、偏差が大
きくなるに従いトーチ10の下降速度を大きくするよう
な補正電圧−八Ellを出力するようになっている。さ
らに、テーブルは、偏差ΔEが±へE2を超えると、偏
差の大きさに応じたトーチ10の上昇または下降速度の
変化の割合をより大きくした補正電圧を出力する。そし
て、偏差へEが予め定めた第3の値±ΔE3を超えると
、装置に異常が止したものとして、トーチ10を象、速
に上昇させるよ・うになっている。
有し、偏差演算器37が出力するスタンドオフ信号El
lの基4を電圧E。に対する偏差ΔEに基づいて、トー
チ10をスタンドオフH6に戻ずための、偏差へEに応
じた大きさの補正電圧へEIIを制御装置30に出力す
る。すなわち、補正量演算器38が有するテーブルは、
予め定めた第1の偏差の範囲±八E、においては、補正
信号を出力せず、偏差ΔEが+ΔE1と+ΔE2との間
にあると、偏差が大きくなるに従いトーチ10の上昇速
度を太き(するような補正電圧へEl+を出力し、偏差
ΔEが −ΔE1と−ΔE2との間にあると、偏差が大
きくなるに従いトーチ10の下降速度を大きくするよう
な補正電圧−八Ellを出力するようになっている。さ
らに、テーブルは、偏差ΔEが±へE2を超えると、偏
差の大きさに応じたトーチ10の上昇または下降速度の
変化の割合をより大きくした補正電圧を出力する。そし
て、偏差へEが予め定めた第3の値±ΔE3を超えると
、装置に異常が止したものとして、トーチ10を象、速
に上昇させるよ・うになっている。
上記の如く構成した装置によるプラズマ切断機のスタン
ドオフ制御方法は次の如くして行われる。
ドオフ制御方法は次の如くして行われる。
アーク電圧eは、スタンドオフHの値によって変化し、
スタンドオフI(との間に、第4図のような比例関係が
ある。そして、設定するスタンドオフH8は、被切断材
18の材質、厚さ、1〜−チ10のノズル14の径、切
断速度■によって定まる。
スタンドオフI(との間に、第4図のような比例関係が
ある。そして、設定するスタンドオフH8は、被切断材
18の材質、厚さ、1〜−チ10のノズル14の径、切
断速度■によって定まる。
そこで、スタンドオフ補正演算器28の基準電圧演算設
定器36は、被切断材18の材質、厚さ、トーチ10の
ノズル14の径、目標スタンドオフHo等が図示しない
キーボードや操作パネル等から入力されると、標準切断
速度V。(例えば、1m/s)に対するアーク電圧e。
定器36は、被切断材18の材質、厚さ、トーチ10の
ノズル14の径、目標スタンドオフHo等が図示しない
キーボードや操作パネル等から入力されると、標準切断
速度V。(例えば、1m/s)に対するアーク電圧e。
を次の(1)式により演算し、これを基準電圧E。とじ
て減算器37に出力する。
て減算器37に出力する。
e o−(Ks+ + Ksz (Ho +Kt )
l XKN−(1) ただし、ここにKSI、KsZ、Kt、Kuは、被切断
材18の材質や厚さによって予め実験等により求められ
、第5図に示したように、テーブルとして補正量演算器
38内に格納しである。
l XKN−(1) ただし、ここにKSI、KsZ、Kt、Kuは、被切断
材18の材質や厚さによって予め実験等により求められ
、第5図に示したように、テーブルとして補正量演算器
38内に格納しである。
なお、基準電圧演算設定器36は、内部に被切断材18
の材質、板厚、ノズル径、切断速度の各僅によって定ま
るスタンドオフに対応した第4図のようなテーブルを格
納しておき、被切断材18の材質やノズル径などと設定
スタンドオフH6とが操作パネル等によって与えられた
ときに、被切断材18の材質やノズル径の値などに対応
したテーブルを選択し、人力されたスタンドオフH,に
よって定まる基準電圧E。を出力するようにしてもよい
。
の材質、板厚、ノズル径、切断速度の各僅によって定ま
るスタンドオフに対応した第4図のようなテーブルを格
納しておき、被切断材18の材質やノズル径などと設定
スタンドオフH6とが操作パネル等によって与えられた
ときに、被切断材18の材質やノズル径の値などに対応
したテーブルを選択し、人力されたスタンドオフH,に
よって定まる基準電圧E。を出力するようにしてもよい
。
制御装置30には、被切断材1日を切断する形状、切断
速度等の切断プログラムが与えられており、電極12−
被切断材18間がアーク電圧e。
速度等の切断プログラムが与えられており、電極12−
被切断材18間がアーク電圧e。
となる位置までロポントの昇降装置32を介してトーチ
10を下降させ、切断を開始する。
10を下降させ、切断を開始する。
一方、電圧検出器24.26は、切断が開始されると、
10ms等の所定時間毎に電極12−被切断材18間検
出電圧e、とトーチ1〇−被切断材18間検出電圧e2
とを検出し、スタンドオフ補正演算器28の電極消耗・
スタンドオフ検出器34に入力する。
10ms等の所定時間毎に電極12−被切断材18間検
出電圧e、とトーチ1〇−被切断材18間検出電圧e2
とを検出し、スタンドオフ補正演算器28の電極消耗・
スタンドオフ検出器34に入力する。
ところで、電圧検出器24.26が検出したアーク電圧
e、 ezは、スタンドオフHoを一定に保持したと
しても、電極が消耗することにより、第6図のように変
化する。そこで、電極消耗・スタンドオフ検出器34は
、次の(2)式から電極消耗成分Epと、(3)式によ
りスタンドオフ成分Esを演算し、これらの式から求め
た電極12の消耗量を求め、消耗量に応じた電極消耗信
号を図示しない表示装置等に出力して表示させる。
e、 ezは、スタンドオフHoを一定に保持したと
しても、電極が消耗することにより、第6図のように変
化する。そこで、電極消耗・スタンドオフ検出器34は
、次の(2)式から電極消耗成分Epと、(3)式によ
りスタンドオフ成分Esを演算し、これらの式から求め
た電極12の消耗量を求め、消耗量に応じた電極消耗信
号を図示しない表示装置等に出力して表示させる。
E p = a e 、 + b e 2−−−−−−
−−(2)E s =a ’ e + +b’ eZ
−−−−−−−(:3)そして、電圧検出器24は、
検出した検出電圧e、に、第6図に示した電極I2の消
耗による電圧の上昇分を除去したスタンドオフ信号EH
を偏差演算器37に出力する。
−−(2)E s =a ’ e + +b’ eZ
−−−−−−−(:3)そして、電圧検出器24は、
検出した検出電圧e、に、第6図に示した電極I2の消
耗による電圧の上昇分を除去したスタンドオフ信号EH
を偏差演算器37に出力する。
基準電圧演算設定器36には、トーチ10が切断を開始
すると、図示しない切断速度検出器が検出した切断速度
、または制御装置30から切断速度データ(切断速度■
)が入力してくる。そして、基準電圧演算設定器36は
、切断速度■が入力してくると、切断速度■に応してア
ーク電圧eOを補正して基準電圧E0として出力する。
すると、図示しない切断速度検出器が検出した切断速度
、または制御装置30から切断速度データ(切断速度■
)が入力してくる。そして、基準電圧演算設定器36は
、切断速度■が入力してくると、切断速度■に応してア
ーク電圧eOを補正して基準電圧E0として出力する。
すなわち、アーク電圧eは、切断速度Vとの間に第7図
のような関係を有しており、切断速度■が大きくなると
低下し、切断速度■が小さくなると」二昇する。このた
め、I・−チ10が設定スタンドオフI]。に保持され
ているとしても、切断速度■が変化すると、偏差演算器
37が出力する偏差が大きくなり、補正量演算器38が
トーチ10を昇降させるための補正信号を出力し、トー
チ10がスタンドオフHoからずれ、切断形状を悪化さ
せる。そこで、基準電圧演算設定器36は、被切断材1
8の材質、板厚、ノズル径、スタンドオフ■]。の各値
に対応して格納しである第7図のテーブルから、スタン
ドオフHoに対応して求められたアーク電圧Cの切断速
度■の変化に対する補正電圧ΔeVを求め、基準電圧E
。を Eo =eo ±Δe v−−−−−−−−−−(
4)のように演算して偏差演算器37に出力する。ずな
わち、切断速度が基準より遅くなった場合に、coから
電圧の上昇分ΔeVを減算した値を基準電圧E。として
出力し、切断速度が基準より速くなった場合に、eoに
電圧の低下分Δe、を加えた値を基準電圧E。とじて出
力する。ただし、切断速度Vがある値、例えば2 m
/ sを超えた場合には、補正量ΔeVが一定となる。
のような関係を有しており、切断速度■が大きくなると
低下し、切断速度■が小さくなると」二昇する。このた
め、I・−チ10が設定スタンドオフI]。に保持され
ているとしても、切断速度■が変化すると、偏差演算器
37が出力する偏差が大きくなり、補正量演算器38が
トーチ10を昇降させるための補正信号を出力し、トー
チ10がスタンドオフHoからずれ、切断形状を悪化さ
せる。そこで、基準電圧演算設定器36は、被切断材1
8の材質、板厚、ノズル径、スタンドオフ■]。の各値
に対応して格納しである第7図のテーブルから、スタン
ドオフHoに対応して求められたアーク電圧Cの切断速
度■の変化に対する補正電圧ΔeVを求め、基準電圧E
。を Eo =eo ±Δe v−−−−−−−−−−(
4)のように演算して偏差演算器37に出力する。ずな
わち、切断速度が基準より遅くなった場合に、coから
電圧の上昇分ΔeVを減算した値を基準電圧E。として
出力し、切断速度が基準より速くなった場合に、eoに
電圧の低下分Δe、を加えた値を基準電圧E。とじて出
力する。ただし、切断速度Vがある値、例えば2 m
/ sを超えた場合には、補正量ΔeVが一定となる。
なお、この切断速度■による基準電圧E。の補正は、次
の演算によって行ってもよい。
の演算によって行ってもよい。
0〈■≦K V2のとき、
Eo −eo Kv+X (■1.) −−−−−
−−−−−(5)V > K v□のとき、 Eo ’= e o Kv+ X (KV2 1 )
−−−−−−(6)ここに、KVI、KV2は、第
5図に示した補正係数である。
−−−−−(5)V > K v□のとき、 Eo ’= e o Kv+ X (KV2 1 )
−−−−−−(6)ここに、KVI、KV2は、第
5図に示した補正係数である。
偏差演算器37は、電極消耗・スタンドオフ検出器34
が出力したスタンドオフ信号E、の基準電圧E。に対す
る偏差ΔEを求め、補正量演算器38に出力する。ずな
わち、偏差演算器37ば、l・−チ10のスタンドオフ
量が設定値H8より大きくなって、スタンドオフ信号E
11が基準電圧E0より大きな場合には、スタンドオ
フ信号E、の大きさに応じた正の偏差+八Eを出力し、
逆の場合には負の偏差−ΔEを出力する。
が出力したスタンドオフ信号E、の基準電圧E。に対す
る偏差ΔEを求め、補正量演算器38に出力する。ずな
わち、偏差演算器37ば、l・−チ10のスタンドオフ
量が設定値H8より大きくなって、スタンドオフ信号E
11が基準電圧E0より大きな場合には、スタンドオ
フ信号E、の大きさに応じた正の偏差+八Eを出力し、
逆の場合には負の偏差−ΔEを出力する。
補正量演算器38は、第3図に示したテーブルに基づい
て、入力してきた偏差ΔEに対応して1ヘーチ10をス
タンドオフH8に急速に戻すための補正電圧へEHを制
御装置30に出力する。そして、制御装置30は、補正
電圧ΔE 11を受けると、トーチ10の昇降速度とト
ーチ10の昇降量とを求め、昇降装置32を駆動して八
EHに応じた速度でトーチ10昇降させ、昇降設定スタ
ンドオフH0に戻す。
て、入力してきた偏差ΔEに対応して1ヘーチ10をス
タンドオフH8に急速に戻すための補正電圧へEHを制
御装置30に出力する。そして、制御装置30は、補正
電圧ΔE 11を受けると、トーチ10の昇降速度とト
ーチ10の昇降量とを求め、昇降装置32を駆動して八
EHに応じた速度でトーチ10昇降させ、昇降設定スタ
ンドオフH0に戻す。
このように、実施例においては、電極12−被切断材1
8間の検出電圧elの基準電圧E。に対する偏差ΔEの
大きさに応じてトーチ10の昇降速度を大きくするため
、トーチ10が設定スタンドオフH8からずれた場合に
、速やかにスタンドオフH6に戻され、良好な切断を行
うことができる。しかも、偏差ΔEの小さい部分に補正
信号を出力しない不感帯を設けているため、設定スタン
ドオフH8近辺におけるトーチ10の不安定な変動を防
止でき、切断面を良好にすることができる。
8間の検出電圧elの基準電圧E。に対する偏差ΔEの
大きさに応じてトーチ10の昇降速度を大きくするため
、トーチ10が設定スタンドオフH8からずれた場合に
、速やかにスタンドオフH6に戻され、良好な切断を行
うことができる。しかも、偏差ΔEの小さい部分に補正
信号を出力しない不感帯を設けているため、設定スタン
ドオフH8近辺におけるトーチ10の不安定な変動を防
止でき、切断面を良好にすることができる。
さらに、実施例においては、電極12の消耗によるアー
ク電圧の変化と、切断速度Vの変化にだいするアーク電
圧の変化とを補正しているため、より良好な切断を行う
ことができる。また、トーチ10の昇降速度の変化の割
合を、偏差ΔEの小さな部分で小さくしているため、1
−−ヂ10のオーバーシュートを防くことができる。
ク電圧の変化と、切断速度Vの変化にだいするアーク電
圧の変化とを補正しているため、より良好な切断を行う
ことができる。また、トーチ10の昇降速度の変化の割
合を、偏差ΔEの小さな部分で小さくしているため、1
−−ヂ10のオーバーシュートを防くことができる。
なお、前記実施例においては、アーク電圧として電極1
2−被切断材18間検出電圧e1を用いてスタンドオフ
H、を制御する場合について説明したが、ノズル14−
被切断材18間の検出電圧e2を利用してスタンドオフ
H8の制御を行ってもよい。
2−被切断材18間検出電圧e1を用いてスタンドオフ
H、を制御する場合について説明したが、ノズル14−
被切断材18間の検出電圧e2を利用してスタンドオフ
H8の制御を行ってもよい。
第8図は、他の実施例を説明するフローチャートである
。
。
スタンドオフ補正演算器28の基準電圧演算設定器36
には、第3図の破線に示したように、電圧検出器24.
26による検出電圧else2が入力するようになって
いる。そして、基準電圧演算設定B36は、入力してき
た検出電圧e1または検出電圧e2に基づいて基準電圧
E。を求めるよ・うになっている。
には、第3図の破線に示したように、電圧検出器24.
26による検出電圧else2が入力するようになって
いる。そして、基準電圧演算設定B36は、入力してき
た検出電圧e1または検出電圧e2に基づいて基準電圧
E。を求めるよ・うになっている。
すなわち、制御装置30は、切断開始の命令が与えられ
ると、トーチ10を被切断材18から所定の高さまで下
降させる(第4図ステップ50)。
ると、トーチ10を被切断材18から所定の高さまで下
降させる(第4図ステップ50)。
1〜−ヂ10が下降して所定の高さに達するとリミット
スインヂ(図示せず)と作動しくステップ52)、トー
チ10が所定の高さに達したことが検知される。その後
、制御装置30ば、I・−チ10の下降速度を落として
トーチ10をピアス高さにし、ピシングをする(ステッ
プ54.56)。そして、制御装置30は、ピアシング
が終了すると、トーチ10をさらに下降させ、切断高さ
にして切断を開始する(ステップ58.60)。
スインヂ(図示せず)と作動しくステップ52)、トー
チ10が所定の高さに達したことが検知される。その後
、制御装置30ば、I・−チ10の下降速度を落として
トーチ10をピアス高さにし、ピシングをする(ステッ
プ54.56)。そして、制御装置30は、ピアシング
が終了すると、トーチ10をさらに下降させ、切断高さ
にして切断を開始する(ステップ58.60)。
この切断高さ、すなわち設定スタンドオフH8は、前記
したように被切断材J8の材質、厚さ、トーチ10のノ
ズル14の径等によって異なり、予め実験などによって
求めた値がキーボードや操作パネル等から制御装置30
に与えである。
したように被切断材J8の材質、厚さ、トーチ10のノ
ズル14の径等によって異なり、予め実験などによって
求めた値がキーボードや操作パネル等から制御装置30
に与えである。
トーチ10がスタンドオフH8に保たれて切断が開始さ
れると、電圧検出器24.26は、所定の時間(例えば
、0.1秒毎)に電圧を検出し、検出電圧el、eZを
基準電圧演算設定器36と電極消耗・スタンドオフ検出
器34とに入力する。
れると、電圧検出器24.26は、所定の時間(例えば
、0.1秒毎)に電圧を検出し、検出電圧el、eZを
基準電圧演算設定器36と電極消耗・スタンドオフ検出
器34とに入力する。
基準電圧演算設定器36は、電圧検出器24.26から
入力してくる最初の数個(例えば3個)の検出電圧e、
または検出電圧e2を読み込み(ステップ62)、これ
らの平均値を求めて基準電圧E0として出力する(ステ
ップ64)。
入力してくる最初の数個(例えば3個)の検出電圧e、
または検出電圧e2を読み込み(ステップ62)、これ
らの平均値を求めて基準電圧E0として出力する(ステ
ップ64)。
そして、基準電圧演算設定器3Gは、切断が進行するに
伴い、前記した切断速度■の変化に対する補正をした基
準電圧E。を出力する(ステップ68)。一方、電極消
耗・スタンドオフ検出器34は、前記したと同様に、電
極12の消耗による補正をしたスタンドオフ信号E11
を偏差演算器37に出力する。以下、前記実施例と同様
にして切断を行い、切断が終了すると、トーチ10を上
昇させる(ステップ70.72)。
伴い、前記した切断速度■の変化に対する補正をした基
準電圧E。を出力する(ステップ68)。一方、電極消
耗・スタンドオフ検出器34は、前記したと同様に、電
極12の消耗による補正をしたスタンドオフ信号E11
を偏差演算器37に出力する。以下、前記実施例と同様
にして切断を行い、切断が終了すると、トーチ10を上
昇させる(ステップ70.72)。
このように、切断開始時のアーク電圧を基準電圧E。と
すると、電極12の消耗による影響をなくすことができ
る。
すると、電極12の消耗による影響をなくすことができ
る。
なお、前記実施例においては、トランスファアーク型の
プラズマ切断機について説明したが、プラズマ切断機は
ノントランスファアーク型のであってもよい。また、前
記実施例においては、プラズマ切断機について説明した
が、プラズマ溶接機についても適用することができる。
プラズマ切断機について説明したが、プラズマ切断機は
ノントランスファアーク型のであってもよい。また、前
記実施例においては、プラズマ切断機について説明した
が、プラズマ溶接機についても適用することができる。
そして、前記実施例においては、補正量演算器38の有
するテーブルが、原点を中心とした点対称である場合に
ついて説明したが、点対称にする必要はなく、特に−八
E3の絶対値は+△E3の絶対値より小さくして、I〜
−チ10が被切断材18に接触するのを確実に防止する
ことが望ましい。そして、第1回に示したテーフ゛ルの
」二ΔE1、±へE2、J二ΔE、および各線分の傾斜
は、実験等により適宜に決定することができる。
するテーブルが、原点を中心とした点対称である場合に
ついて説明したが、点対称にする必要はなく、特に−八
E3の絶対値は+△E3の絶対値より小さくして、I〜
−チ10が被切断材18に接触するのを確実に防止する
ことが望ましい。そして、第1回に示したテーフ゛ルの
」二ΔE1、±へE2、J二ΔE、および各線分の傾斜
は、実験等により適宜に決定することができる。
以上に説明したように、本発明によれば、電極または電
極周囲のノズルと被切断材との間の電圧を基準電圧と比
較し、両者の差の大きさに応じてトーチの昇降速度を大
きくするため、トーチを所定のスタンドオフの位置に迅
速に戻すことができ、スタンドオフのずれを迅速に修正
することができて、被切断材の切断を良好に、精度よく
行うことができる。
極周囲のノズルと被切断材との間の電圧を基準電圧と比
較し、両者の差の大きさに応じてトーチの昇降速度を大
きくするため、トーチを所定のスタンドオフの位置に迅
速に戻すことができ、スタンドオフのずれを迅速に修正
することができて、被切断材の切断を良好に、精度よく
行うことができる。
また、スタンドオフ検出器によって、電圧検出器が出力
した検出電圧から電極の消耗による電圧の上昇分を除去
しているため、電極の消耗に基づくスタンドオフの変動
をなくすことがができる。
した検出電圧から電極の消耗による電圧の上昇分を除去
しているため、電極の消耗に基づくスタンドオフの変動
をなくすことがができる。
さらに、基準電圧演算設定器による基準電圧の設定を、
1−−チを所定のスタンドオフにセラ!・シて、切断を
開始したときのアーク電圧とすることにより、電極の消
耗による影響を除去することができるとともに、基準電
圧の設定が容易となる。しかも、基準電圧演算設定器は
、切断速度の変化によるアーク電圧の変動を加味して基
準電圧を設定して出力するようにしているため、切断速
度が変化してもトーチのスタンI・オフを一定乙こでき
、切断制度を向−トすることができる。
1−−チを所定のスタンドオフにセラ!・シて、切断を
開始したときのアーク電圧とすることにより、電極の消
耗による影響を除去することができるとともに、基準電
圧の設定が容易となる。しかも、基準電圧演算設定器は
、切断速度の変化によるアーク電圧の変動を加味して基
準電圧を設定して出力するようにしているため、切断速
度が変化してもトーチのスタンI・オフを一定乙こでき
、切断制度を向−トすることができる。
第1図は本発明の実施例に係るプラズマ切断機のスタン
ド“オフ制御装置のスタンドオフ補正演算器の詳細説明
図、第2図は本発明の実施例に係るプラズマ切断機のス
タンドオフ制御装置のブロック図、第3図は実施例の偏
差とトーチの昇降速度との関係を示す回、第4図はスタ
ンドオフ量とアク電圧との関係を示す図、第5図はスタ
ンドオフ補正演算器の基準電圧演算設定器がアーク電圧
を演算するためのテーブルの一例を示す図、第6図は電
極の消耗度とアーク電圧との関係を示す図、第7図は切
断速度とアーク電圧との関係を示す図、第8図は基準電
圧を設定する方法の他の実施例を説明するフローチャー
1・である。 10 トーチ、12−−−電極、14 ノズル、1ε
3 被期1JJi材、20 プラスマアー欠24.
26−−−電圧検出器、28−−−−−スタンドオフ補
正演算器、30−−−−−−制御装置、32− 昇降装
置、34−電極消耗・スタンドオフ検出器、36−基準
電圧演算設定器、38−−−補正量演算器。
ド“オフ制御装置のスタンドオフ補正演算器の詳細説明
図、第2図は本発明の実施例に係るプラズマ切断機のス
タンドオフ制御装置のブロック図、第3図は実施例の偏
差とトーチの昇降速度との関係を示す回、第4図はスタ
ンドオフ量とアク電圧との関係を示す図、第5図はスタ
ンドオフ補正演算器の基準電圧演算設定器がアーク電圧
を演算するためのテーブルの一例を示す図、第6図は電
極の消耗度とアーク電圧との関係を示す図、第7図は切
断速度とアーク電圧との関係を示す図、第8図は基準電
圧を設定する方法の他の実施例を説明するフローチャー
1・である。 10 トーチ、12−−−電極、14 ノズル、1ε
3 被期1JJi材、20 プラスマアー欠24.
26−−−電圧検出器、28−−−−−スタンドオフ補
正演算器、30−−−−−−制御装置、32− 昇降装
置、34−電極消耗・スタンドオフ検出器、36−基準
電圧演算設定器、38−−−補正量演算器。
Claims (4)
- (1)トーチの電極または電極周囲のノズルと被切断材
との間の電圧を検出する電圧検出器と、電圧検出器が出
力する検出電圧を基準電圧と比較して、スタンドオフの
補正信号を出力するスタンドオフ補正演算器を有するプ
ラズマ切断機のスタンドオフ制御装置において、前記ス
タンドオフ補正演算器は、予め定めたスタンドオフ量に
対する前記電極またはノズルと被切断材との間の基準電
圧を出力する基準電圧設定器と、この基準電圧設定器が
出力する基準電圧に対する前記電圧検出器が出力した検
出電圧の偏差を求める偏差演算器と、この偏差演算器が
求めた偏差に基づき、偏差の大きさに応じた前記トーチ
の昇降速度信号を出力する補正量演算器とを有すること
を特徴とするプラズマ切断機のスタンドオフ制御装置。 - (2)前記スタンドオフ補正演算器は、前記電圧検出器
が出力した検出電圧を受け、前記電極の消耗に基づく電
圧上昇分を補正したスタンドオフ信号を前記偏差演算器
に出力するスタンドオフ検出器を有することを特徴とす
る請求項1に記載のプラズマ切断機のスタンドオフ制御
装置。 - (3)前記基準電圧演算設定器は、前記電圧検出器から
の検出電圧を受けるとともに、前記トーチが予め定めら
れたスタンドオフ位置に配置されて切断を開始したとき
に、前記電圧検出器から入力してきた検出電圧を基準電
圧として出力することを特徴とする請求項1または2に
記載のプラズマ切断機のスタンドオフ制御装置。 - (4)前記基準電圧演算設定器は、前記トーチの基準と
なる切断速度に基づいて定めたアーク電圧に、切断速度
の基準切断速度からのずれに応じて生ずるアーク電圧の
変動分を加えた電圧を基準電圧として出力することを特
徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のプラズ
マ切断機のスタンドオフ制御装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102329A JPH0818137B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | プラズマトーチのスタンドオフ制御装置 |
EP97250095A EP0795373B1 (en) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Standoff control method for plasma cutting machine |
DE69127825T DE69127825T2 (de) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Abstandsteuerverfahren und -vorrichtung einer plasmaschneidmaschine |
DE69131932T DE69131932T2 (de) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Abstandsteuerverfahren einer Plasmaschneidmaschine |
EP91907711A EP0562111B1 (en) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Standoff control method and apparatus for plasma cutting machine |
US07/941,087 US5326955A (en) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Standoff control method and apparatus for plasma cutting machine |
EP97250094A EP0795372A1 (en) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Standoff control method and apparatus for plasma cutting machine |
PCT/JP1991/000514 WO1991016170A1 (en) | 1990-04-17 | 1991-04-17 | Standoff control method and apparatus for plasma cutting machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102329A JPH0818137B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | プラズマトーチのスタンドオフ制御装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7214126A Division JP2641092B2 (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | プラズマトーチのスタンドオフ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03297576A true JPH03297576A (ja) | 1991-12-27 |
JPH0818137B2 JPH0818137B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14324496
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2102329A Expired - Fee Related JPH0818137B2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | プラズマトーチのスタンドオフ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0818137B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993019883A1 (en) * | 1992-04-06 | 1993-10-14 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Stand-off control apparatus for plasma processing machines |
WO1994005456A1 (en) * | 1992-08-28 | 1994-03-17 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Method of controlling torch height in plasma cutting |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6275512B1 (en) | 1998-11-25 | 2001-08-14 | Imra America, Inc. | Mode-locked multimode fiber laser pulse source |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152644A (en) * | 1978-05-19 | 1979-12-01 | Thermal Dynamics Corp | Plasma torch equipment |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP2102329A patent/JPH0818137B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54152644A (en) * | 1978-05-19 | 1979-12-01 | Thermal Dynamics Corp | Plasma torch equipment |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1993019883A1 (en) * | 1992-04-06 | 1993-10-14 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Stand-off control apparatus for plasma processing machines |
GB2281640A (en) * | 1992-04-06 | 1995-03-08 | Komatsu Mfg Co Ltd | Stand-off control apparatus for plasma processing machines |
GB2281640B (en) * | 1992-04-06 | 1995-10-25 | Komatsu Mfg Co Ltd | Stand-off control apparatus for plasma processing machines |
US5521350A (en) * | 1992-04-06 | 1996-05-28 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Stand-off control apparatus for plasma processing machines |
WO1994005456A1 (en) * | 1992-08-28 | 1994-03-17 | Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho | Method of controlling torch height in plasma cutting |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0818137B2 (ja) | 1996-02-28 |
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