JPH03297306A - 苗床シート製造装置 - Google Patents

苗床シート製造装置

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JPH03297306A
JPH03297306A JP10019590A JP10019590A JPH03297306A JP H03297306 A JPH03297306 A JP H03297306A JP 10019590 A JP10019590 A JP 10019590A JP 10019590 A JP10019590 A JP 10019590A JP H03297306 A JPH03297306 A JP H03297306A
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plant seeds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、苗床シートを形成するための苗床シート製
造装置に関する。
(従来の技術) 街づくりを初め、公園、緑地、その他において花壇を設
けることが美感や潤いを与えるうえで必須となっている
従来では、花を植生させる地盤に花の種子を蒔くか、あ
るいは苗を植えて生育させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかし広大な面積の地盤に花の種子を蒔いたり、別途育
生した苗を所要の植生パターンで植付けることは容易で
なく、生産性が悪いものであった。
中には芝種のように同一種の種子を高密度に植生させる
に、むしるのような地中で腐蝕ないしは溶解する材料で
形成されたシートの面に芝覆を蒔きつけ、これをPVA
 (ポリビニールアルコール)等の水溶性材料でシート
に定着させ、このシートを地中に浅く埋設することによ
り広範囲に芝種の播種を高能率に行なえるようにしたも
のがある。
しかし同一種の種子を高密度に播種する場合にはこれで
目的を達成することはできるが、花のように一定の間隔
をあけて所要の植生パターンに規則的に植生させるには
到底用をなさない。
この発明は上述した事情を考慮してなされたもので、花
ないしはこれに準する植物を所定の植生パターンに従っ
て植生することができる苗床シートを高能率に製造する
ことができる苗床シート製造装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、この発明は表面に植物種子を
保持する種子保持手段が予定の播種パターンに即して形
成された播種ベルトを、軸線が平行なロール間に巻回し
て回転駆動自在に形成し、この播種ベルトの一部を苗床
ベースを搬送する搬送路に対向するよう配設し、播種ベ
ルトの表面に植物種子を散着して前記種子保持手段に保
持させる種子供給部を設け、播種ベルトの種子保持手段
に保持された植物種子を苗床ベース上に所定のパターン
をもって転移固定させるで苗床シートを形成したもので
ある。
(作用) 播種ベルトを回転させながらその表面に種子供給部から
植物種子を散着させると、その種子は播種ベルトの種子
保持手段の部分に保持され、播種ベルト上に所定のパタ
ーン状に種子が付いた状態になる。この播種ベルトが搬
送路上を搬送される苗床ベースに接すると、播種ベルト
の表面に保持されている植物種子が順次苗床ベース上に
転移され、播種ベルト上のパターンと同じパターンをも
って苗床ベース上に転移固定され、苗床シートが形成さ
れる。これにより植物種子が種々の模様、文字形、図形
等に種子が固定され、こうして得た苗床シートを用いて
地中に施工すれば、種子が発芽し、前述のパターンと同
じ配列によって植物が生育される。
(実施例) 以下この発明の実施例を図面について説明する。
播種ベルト1は、ゴム、合成樹脂等の可撓性のある材料
によりエンドレスに形成されたもので、その外表面には
種子保持手段2が設けられている。
この種子保持手段2は、この実施例では第3図に一部の
拡大断面を示すように、植物種子3の大きさまたは1箇
所に植生させる本数に応じて1個ないし数個の植物種子
3が納まる凹部4からなっており、この凹部4は例えば
第4図(A)、  (B)に示すように図形、文字形な
どを表わすパターン5状に配列されている。なお文字の
場合は表裏反転した形態とする。
この播種ベルト1は、第2図に示すように、互いに軸線
を平行として機枠6に軸7,8により取り付けられたロ
ール9.10間に例えば傾斜姿勢に巻回され、一方のロ
ール9にギヤ11を通じて図示しない駆動装置から回転
力が伝達されることにより播種ベルト1が矢印a方向に
回動するようになっている。そして下方のロール9に巻
回する部分の局面が連続ウェブ状をなす苗床ベース(播
種帯ベース)12の搬送路13に対向するように配設さ
れている。符号14は搬送路13を構成するロールの1
つで、前記ロール9と対向して位置されている。
前記ロール9の肩部分に相当する位置に種子供給部とし
て例示するホッパ15が設けられ、このホッパ15の排
出口16は播種ベルト1の幅方向はぼ全域に亘って開口
され、播種ベルト1の表面に近接して置かれており、こ
の排出口16から排出される植物種子3が播種ベルト1
の種子保持手段2を構成する各凹部4,4・・・に入る
ようになっている。
ホッパ15の排出口16の直下位置には、余分な植物種
子を剥離して排除するための排除ローラ17(スクレー
パであってもよい。)が設けれられ、余分な種子を排出
部18へ回収するようになされている。またこの排除ロ
ーラ17の下部位置から搬送路13上の苗床ベース(播
種帯ベース)12の上面に近い位置までの播種ベルト1
の外表面に沿って円弧状のガイド板19が設けられてお
り、播種ベルト1の凹部4,4・・・内に入った植物種
子3が途中で脱落することなく搬送路13上の苗床ベー
ス12上まで運ばれるように形成されている。
苗床ベース12は、例えば紙、スポンジ、その他適当な
連続シート状あるいは連続ウェブ状のもので、播種ベル
ト1から苗床ベース12の表面に植物種子3が転移した
ときこれを定着させるため、例えば第5図に拡大断面を
示すよに苗床ベース12の表面にPVA等の水溶性樹脂
、その他これに類似の接着機能を持つ物質20を予め塗
布しておくか、あるいは植物種子3が転移した直後に散
布するなどして植物種子3を定着させるようになされる
。苗床ベース12の表面に植物種子3が付着し、定着さ
れた苗床シートは、そのまま図示しない巻取装置にて巻
き取られるか、または必要に応じて切断装置により所要
長さ毎、あるいは所要のパターン毎に切断され、積層状
態に堆積される。
なお播種ベルト1の回動を確実にするため、第2図に示
しているように播種ベルト1の一側または両側にパーフ
ォレーション21を形成シ、ロール9側にスプロケット
22を設けてこれらを係合させるようにすれば、スリッ
プせずに確実に回動させることができる。
次に上記実施例の作用について説明する。
ロール9を駆動して播種ベルト1を矢印a方向に回転を
与えると同時に搬送路13を駆動して苗床ベース12を
矢印す方向に播種ベルト1の周速と同一速度で搬送させ
ながら、種子供給手段としてのホッパ15の排出口16
から植物種子3を供給する。この排出口16から出る植
物種子3は播種ベルト1の外表面の凹部4,4・・・に
入り、余分な植物種子は排除ローラ17により排出部1
8へ戻される。
播種ベルト1の各凹部4,4・・・に入った植物種子3
は、ガイド板19により脱落することが防がれつつ下方
へ移行し、搬送路13上を送られる苗床ベース12に接
触する。これにより各凹部4゜4・・・に納まっていた
植物種子3は苗床ベース12上に転移し、苗床シートが
形成される。この苗床シートは播種ベルト1上の凹部4
,4・・・の配列パターンと同じ配列パターンをもって
植物種子3が配列固定される。したがって、でき上った
苗床シートは、その表面に図形、文字形、その他の所定
のパターン5状に植物種子3が固定された形態に形成さ
れ、この苗床シートを用いて地中に施工すれば、前記の
パターン5状に植物種子3が発芽生育し、花や観葉植物
を所定のパターンの配列で植生することができる。
なお、上述の実施例においては、播種ベルト1の種子保
持手段2を凹部4による場合を示したが、溝状であって
もよく、またその他の手段であってもよい。
また、苗床ベース12は連続ウェブ状に形成した例を説
明したが、この苗床ベースは連続ウェブ状ではなく、枚
葉物であってもよい。この場合には、枚葉物の苗床ベー
スをカセット状の供給装置から順次供給するようにすれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、苗床シートに所定のパ
ターンをもって植物種子を固定させることができるので
、この苗床シートを用いて施工することにより植物を所
定のパターンの配列をもって植生することができ、従来
のように人手によりパターンに従った播種や苗の植付は
作業が不要となり、播種作業を高能率に行なうことがで
きる。
また上記の苗床シートの植物種子配列パターンは、播種
ベルトに形成する種子保持手段によって得るようにした
ことにより、この播種ベルトの長さを長くするだけで1
回転により多種多様のパターンを得ることができ、変化
に富んだ播種パターンの苗床シートを容易に製作するこ
とができて花壇の造成希望に合った苗床シートを容易に
提供することが可能となるなどの種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す側面図、第2図は第
1図A−A線で切断し播種ベルトは切断しないで示す断
面図、第3図は播種ベルトの一部の斜視図、第4図(A
)、(B)はパターン例を示す平面図、第5図は播種帯
の断面図である。 1・・・播種ベルト、2・・・種子保持手段、3・・・
植物種子、4・・・凹部、5・・・パターン、6・・・
機枠、9゜10・・・ロール、12・・・苗床ベース(
播種帯ヘース)、13・・・搬送路、15・・・種子供
給部の一例としてのホッパ、16・・・排出口、17・
・・排除ローラ、18・・・排出部、19・・・ガイド
板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 表面に植物種子を保持する種子保持手段が予定の播種パ
    ターンに即して形成された播種ベルトを、軸線が平行な
    ロール間に巻回して回転駆動自在に形成し、この播種ベ
    ルトの一部を苗床ベースを搬送する搬送路に対向するよ
    う配設し、播種ベルトの表面に植物種子を散布して前記
    種子保持手段に保持させる種子供給部を設け、播種ベル
    との種子保持手段に保持された植物種子を苗床ベース上
    に所定のパターンをもって転移固定させて苗床シートを
    形成したことを特徴とする苗床シート製造装置。
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