JPH03297251A - 電話機の発光表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は電話機の発呼、着信その地番種状態を点灯表示
する電話機の発光表示装置に関する。

［従来の技術］ 電話機の発呼、着信あるいはモニタその地番種表示を行
うために電話機内部には発光表示装置が組み込まれてお
り、第３図にその構成をプロ・ツク図で示す。

図において、上記電話機の各種状態を表示する発光表示
部（１）には制御部（２）が接続されている。

そして、制御部（２）は発光表示部（１）に対して点灯
または消灯のいずれかの指令信号を出力し、これに応答
して発光表示部（１）が点消灯することとなる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来における電話機の発光表示装置によ
れば、発光表示部（１）は点灯か消灯かの２つの状態し
か取り得す、点灯時の輝度はいかなる状態においても変
わらない。すなわち、点灯時の輝度は予め固定的に設定
されている。

この結果、周囲とのコントラストの調整ができないので
、例えば周囲が明るいときには点消灯の判別が困難にな
る一方、周囲が暗い時には点灯時における目に対する刺
激が強いというような問題が生じていた。

本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は電話機の周囲の明るさ度合に応じて点消灯の判
別を容易化しまた過度な輝度によって心理上の不快感を
与えることのない電話機の発光表示装置を提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る電話機の発光表示装置は、電話機周囲の照
度検出部を設け、検出照度の大きさに対応して周囲との
コントラスト上適切な輝度となるよう発光表示部を制御
部により調節するよう構成したものである。

［作用〕 本発明装置においては、検出された電話機周囲の照度に
合せて制御部が発光表示部へ供給する点灯用電流を調節
し、その輝度を予め設定された適切な値に設定する。

［実施例］ 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例について説明
する。

第１図は本発明装置の全体構成、第２図は第１図におけ
る制御部（２）の内部構成をそれぞれ示す。

図において、発光表示部（１）を制御する制御部（２）
には照度検出部（３）が接続されており、該照度検出部
（３）からの検出信号に応じて制御部（２）が発光表示
部（１）への供給電流を調節してその輝度を選択設定す
る。

第２図において、前記制御部（２）内にはマイクロコン
ピュータ（４）が配設されており、照度検出部（３）か
らの人力信号に応答して該マイクロコンピュータ（４）
が発光表示部（１）の輝度を調節制御することとなる。

すなわち、発光表示部（１）とマイクロコンピュータ（
４）とは、（Ａ）電流決定用抵抗（５）、トランジスタ
（８）、トランジスタ（８）のベース抵抗（１０）、信
号線（１２）及び（Ｂ）電流決定用抵抗（６）、トラン
ジスタ（７）、トランジスタ（７）のベース抵抗（９）
、信号線（１１）の２系統の電流供給路が配設されてい
る。

次に、制御部（２）の動作について説明する。

まず、前記照度検出部（３）から高照度検出信号が出力
された場合、マイクロコンピュータ（４）は信号線（１
２）をハイレベルとし、この結果トランジスタ（８）は
ベース抵抗（１０）を介してオンされ、発光表示部（１
）は第１レベルの輝度で点灯することになる。なお、こ
の第１レベルの輝度すなわち発光表示部（１）へ流れる
電流は抵抗（５）より決定されている。

一方、照度検出部（３）から低照度検出信号が出力され
ると、マイクロコンピュータ（４）は信号線（１２）を
ローレベルとしてトランジスタ（８）をオフ切替する一
方、信号線（１１）をハイレベルとしてベース抵抗（９
）を介してトランジスタ（７）をオンさせる。

ここで、この第２レベルにおいては発光表示部（１）へ
流れる電流は抵抗（５）及び抵抗（６）の直列抵抗すな
わち和にて制限されるため、その輝度は前記第１レベル
よりも小さくなることが理解される。

従って、発光表示部（１）と周囲とのコントラストが弱
くなる高照度検出時には発光表示部（１）の輝度は相対
的に大きく設定されるために点消灯状態の判別が容易と
なり、他方低照度検出時には発光表示部（１）の輝度が
相対的に小さく設定されることになって使用者の目への
刺激を弱くでき、不快感を与えることがない。

なお、上記実施例では発光表示部（１）を静的点灯制御
する場合について説明したが、発光表示部（１）への電
流供給時間を制御部（２）により変化させれば発光表示
部（１）の輝度を連続的に変化させる動的点灯を行うこ
とも可能である。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明によれば、発光表示部の輝度
を周囲の照度に合せて調整することができ、表示が見易
くなり点消灯状態を容易に判別可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の構成を示すブロック図、第２図は
第１図における制御部（２）の構成図、第３図は従来装
置の構成を示すブロック図である。 図において、（１）は発光表示部、（２）は制御部、（
３）は照度検出部である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 電話機の各種状態を表示する発光表示部と、該発光表示
   部を点灯制御する制御部と、を含む電話機の発光表示装
   置において、 電話機周囲の照度を検出する照度検出部を備え、前記制
   御部は照度検出部から高照度検出信号が入力された時に
   前記発光表示部の輝度を第１レベルに設定し、検出照度
   検出信号が入力された時に前記発光表示部の輝度を前記
   第１レベルよりも小さい第２レベルに設定することを特
   徴とする電話機の発光表示装置。