JPH03296939A - 光学式情報書込読出装置 - Google Patents
光学式情報書込読出装置Info
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- JPH03296939A JPH03296939A JP9859590A JP9859590A JPH03296939A JP H03296939 A JPH03296939 A JP H03296939A JP 9859590 A JP9859590 A JP 9859590A JP 9859590 A JP9859590 A JP 9859590A JP H03296939 A JPH03296939 A JP H03296939A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要]
光磁気作用を利用して情報の書替が可能な光学式情報書
込読出装置に関し、 高精度のトラッキング制御を可能とする2ビ一ム方式の
小型ヘッドの実現を目的とし 対物レンズを装着した2台の二次元揺動型アクチュエー
タのみをキャリッジに搭載し、固定光学系との間でレー
ザビームの入出射を行い、更に2つの対物レンズが媒体
中心線を挟んで最小距離で隣接するようにキャリッジ上
に2台のアクチュエータを配置するように構成する。
込読出装置に関し、 高精度のトラッキング制御を可能とする2ビ一ム方式の
小型ヘッドの実現を目的とし 対物レンズを装着した2台の二次元揺動型アクチュエー
タのみをキャリッジに搭載し、固定光学系との間でレー
ザビームの入出射を行い、更に2つの対物レンズが媒体
中心線を挟んで最小距離で隣接するようにキャリッジ上
に2台のアクチュエータを配置するように構成する。
[産業上の利用分野]
本発明は、回転媒体に光学的に情報の記録再生を行う光
学式情報書込読出装置に関し、特に、光磁気作用を利用
して記録情報の消去書替えができる光学式情報書込読出
装置に関する。
学式情報書込読出装置に関し、特に、光磁気作用を利用
して記録情報の消去書替えができる光学式情報書込読出
装置に関する。
光デイスク装置はトラック間隔をミクロンオーダに設定
できるために大きな記憶容量が得られ、近年、計算機シ
ステム等の大容量記憶装置として注目されている。
できるために大きな記憶容量が得られ、近年、計算機シ
ステム等の大容量記憶装置として注目されている。
通常、光デイスク装置では、光源となる半導体レーザか
らの光をコリメートレンズで平行光束に変換し、各種光
学部品でなるヘッド光学系で透過或いは反射させた後に
対物レンズに導き、対物レンズで絞り込んだビームスポ
ットをディスク媒体のトラック上に形成して情報の書込
みと読出しを行う。
らの光をコリメートレンズで平行光束に変換し、各種光
学部品でなるヘッド光学系で透過或いは反射させた後に
対物レンズに導き、対物レンズで絞り込んだビームスポ
ットをディスク媒体のトラック上に形成して情報の書込
みと読出しを行う。
このような光デイスク装置の中には、光磁気ディスク装
置と呼ばれるものがあり、光磁気ディスク装置は、光と
磁気の作用を利用し、従来の磁気ディスク装置と同じよ
うに、書込んだ情報を消去して新たに書込む情報の書替
えができる。
置と呼ばれるものがあり、光磁気ディスク装置は、光と
磁気の作用を利用し、従来の磁気ディスク装置と同じよ
うに、書込んだ情報を消去して新たに書込む情報の書替
えができる。
しかし、光磁気ディスク装置における情報の書替えは、
まずトラックの磁化方向を一定方向に揃える消去動作を
行った後に情報ビットに応じて磁化方向を反転させる書
込動作を行わなければならず、単一のヘッドで消去動作
と書込動作を切替えていた場合には1回の書込動作にデ
ィスク2回転分の処理時間が必要となる。そこで、消去
専用ヘッドと書込専用ヘッドを設け、見かけ上、ディス
ク1回転で書込動作を行う2ビ一ム方式が考えられてい
るが、2台のヘッドを設けることで大型化し、また同じ
トラックにビームスポットを形成する2つの対物レンズ
のトラック方向での配置間隔が大きいため、トラッキン
グサーボの制御精度に悪影響を及ぼしている。従って、
小形化と同時に対物レンズの配置間隔を小さくした2ビ
一ム方式の光磁気ディスク装置が望まれる。
まずトラックの磁化方向を一定方向に揃える消去動作を
行った後に情報ビットに応じて磁化方向を反転させる書
込動作を行わなければならず、単一のヘッドで消去動作
と書込動作を切替えていた場合には1回の書込動作にデ
ィスク2回転分の処理時間が必要となる。そこで、消去
専用ヘッドと書込専用ヘッドを設け、見かけ上、ディス
ク1回転で書込動作を行う2ビ一ム方式が考えられてい
るが、2台のヘッドを設けることで大型化し、また同じ
トラックにビームスポットを形成する2つの対物レンズ
のトラック方向での配置間隔が大きいため、トラッキン
グサーボの制御精度に悪影響を及ぼしている。従って、
小形化と同時に対物レンズの配置間隔を小さくした2ビ
一ム方式の光磁気ディスク装置が望まれる。
[従来の技術]
従来の光磁気ディスク装置の書込方法は、まずディスク
媒体のトラック上をビームスポットでなぞりながら外部
に備えた磁界発生器の磁場を加え、例えば下向きに磁化
方向を揃える消去動作を行う。
媒体のトラック上をビームスポットでなぞりながら外部
に備えた磁界発生器の磁場を加え、例えば下向きに磁化
方向を揃える消去動作を行う。
しかる後に磁界発生器の磁場の方向を逆向きに切替え、
ビームスポットをパルス変調をかけながら照射すること
で例えばビット1で磁化方向を逆の上向きに反転させて
情報の書込を行う。
ビームスポットをパルス変調をかけながら照射すること
で例えばビット1で磁化方向を逆の上向きに反転させて
情報の書込を行う。
このような情報の消去記録は、媒体の記録層をビームス
ポットの照射により加熱して磁性が失われる転移温度以
上に加熱し、加熱後の冷却過程で加わる外部磁場の方向
に磁化するものである。
ポットの照射により加熱して磁性が失われる転移温度以
上に加熱し、加熱後の冷却過程で加わる外部磁場の方向
に磁化するものである。
従って、消去動作と書込動作が同時にできないため、単
一のヘッドで消去動作と書込動作を切替えて行う場合に
は、1回の書込動作にディスク2回転分の時間が必要と
なる。
一のヘッドで消去動作と書込動作を切替えて行う場合に
は、1回の書込動作にディスク2回転分の時間が必要と
なる。
このような光磁気ディスク装置の時間のかかる書込動作
に起因した性能低下の問題を解決するため、消去用と書
込用のヘッドを2台設け、2つのビームスポットを同時
に使用することで、見掛は上、ディスク1回転で情報の
書き込みを終了する方式が提案されている。
に起因した性能低下の問題を解決するため、消去用と書
込用のヘッドを2台設け、2つのビームスポットを同時
に使用することで、見掛は上、ディスク1回転で情報の
書き込みを終了する方式が提案されている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、消去用ヘッドと書込用ヘッドを設けた2
ビ一ム方式にあっては、通常のヘッドを2台配置する構
造となるため、ヘッドの機構構造が大型化する問題があ
る。例えば2台ヘッドをディスク回転中心を挟んだ対向
する位置、即ち180度離れた位置に配置した場合には
、各ヘッド毎に粗シークのためのキャリッジを必要とす
るために、ヘッド駆動機構が複雑化且つ大型化する。ま
た1台のキャリッジに2台のヘッドを並べて配置した場
合には、ヘッドの大型化と同時にヘッド重量が2倍とな
り、キャリッジの剛性や駆動力を引き上げなければなら
ず、大型化する問題があった。
ビ一ム方式にあっては、通常のヘッドを2台配置する構
造となるため、ヘッドの機構構造が大型化する問題があ
る。例えば2台ヘッドをディスク回転中心を挟んだ対向
する位置、即ち180度離れた位置に配置した場合には
、各ヘッド毎に粗シークのためのキャリッジを必要とす
るために、ヘッド駆動機構が複雑化且つ大型化する。ま
た1台のキャリッジに2台のヘッドを並べて配置した場
合には、ヘッドの大型化と同時にヘッド重量が2倍とな
り、キャリッジの剛性や駆動力を引き上げなければなら
ず、大型化する問題があった。
また同一キャリッジ上に2台のヘッドを並べて搭載した
場合には、同一トラック上にビームスポットを照射する
対物レンズのトラック方向での間隔が大きくなり、例え
ば一方のビームスポットのもどり光から得られるトラッ
キングエラー信号に基づいて媒体偏心を除去するキャリ
ッジのサーボ制御を行った場合、他方のビームスポット
位置の偏心は位置ずれにより十分に除去されず、キャリ
ッジサーボによる偏心除去の効果が不十分となる。
場合には、同一トラック上にビームスポットを照射する
対物レンズのトラック方向での間隔が大きくなり、例え
ば一方のビームスポットのもどり光から得られるトラッ
キングエラー信号に基づいて媒体偏心を除去するキャリ
ッジのサーボ制御を行った場合、他方のビームスポット
位置の偏心は位置ずれにより十分に除去されず、キャリ
ッジサーボによる偏心除去の効果が不十分となる。
更に2つの対物レンズは媒体中心線に対し平行移動され
るため、インナー側のトラックに位置した場合に、トラ
ックピッチが見かけ上増加して見えることとなり、トラ
ッキング制御やキックパック制御の不安定要因となる問
題があった。
るため、インナー側のトラックに位置した場合に、トラ
ックピッチが見かけ上増加して見えることとなり、トラ
ッキング制御やキックパック制御の不安定要因となる問
題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、高精度のトラッキング制御を可能とする小形化さ
れた2ビ一ム方式のヘッドを備tた光学式情報書込読出
装置を提供することを目的とする。
ので、高精度のトラッキング制御を可能とする小形化さ
れた2ビ一ム方式のヘッドを備tた光学式情報書込読出
装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、光源からのレーザ光を対物レンズを用い
て回転される媒体上にビームスポットを形成し、ビーム
スポットの照射で媒体に情報を書込むと共にビームスポ
ットの戻り光により媒体から情報を読出す光学式情報書
込読出装置、特に光磁気作用により情報を書替え可能な
光学式情報書込読出装置を対象とする。
て回転される媒体上にビームスポットを形成し、ビーム
スポットの照射で媒体に情報を書込むと共にビームスポ
ットの戻り光により媒体から情報を読出す光学式情報書
込読出装置、特に光磁気作用により情報を書替え可能な
光学式情報書込読出装置を対象とする。
このような光学式情報書込読出装置につき本発明にあっ
ては、軸方向の動きで対物レンズ1゜1.10−2のフ
ォーカス制御を行い、軸回転方向の動きで対物レンズ1
0−1.10−2によるビームスポットをスピンドルモ
ータsPにより回転駆動される媒体20のトラック上に
追従させる2台のアクチュエータ12−1.12−2を
設け、アクチュエータ12−1.12−2の各々に搭載
された対物レンズ10−1.10−2が媒体20の中心
線14を堺とした対称位置に最小距離で隣接するように
アクチュエータ12−1.12−2を配置し、2つの対
物レンズ10−1.10−2からのビームスポットを同
じトラック上にトラッキングさせて同時に消去動作と書
込動作を行わせるように構成する。
ては、軸方向の動きで対物レンズ1゜1.10−2のフ
ォーカス制御を行い、軸回転方向の動きで対物レンズ1
0−1.10−2によるビームスポットをスピンドルモ
ータsPにより回転駆動される媒体20のトラック上に
追従させる2台のアクチュエータ12−1.12−2を
設け、アクチュエータ12−1.12−2の各々に搭載
された対物レンズ10−1.10−2が媒体20の中心
線14を堺とした対称位置に最小距離で隣接するように
アクチュエータ12−1.12−2を配置し、2つの対
物レンズ10−1.10−2からのビームスポットを同
じトラック上にトラッキングさせて同時に消去動作と書
込動作を行わせるように構成する。
ここで、対物レンズ10−1.10−2及びアクチュエ
ータ12−1.12−2でなるアクチュエータ部のみを
キャリッジ駆動用モータVCMにより媒体20の半径方
向に移動されるキャリッジ16に搭載し、キャリッジ1
6に搭載されたアクチュエータ部に対しキャリッジ移動
方向に対向配置した固定光学部18よりレーザビームの
入出射を行うように構成する。
ータ12−1.12−2でなるアクチュエータ部のみを
キャリッジ駆動用モータVCMにより媒体20の半径方
向に移動されるキャリッジ16に搭載し、キャリッジ1
6に搭載されたアクチュエータ部に対しキャリッジ移動
方向に対向配置した固定光学部18よりレーザビームの
入出射を行うように構成する。
また対物レンズ10−1.10−2の光軸中心と媒体2
0の回転中心とを結ぶ2本の線のなす角度θが、媒体2
0の最インナー側のトラック位置で30度以下となるよ
うにアクユエータ12−1゜12−2による対物レンズ
10−1.10−2の隣接間隔を設定する。
0の回転中心とを結ぶ2本の線のなす角度θが、媒体2
0の最インナー側のトラック位置で30度以下となるよ
うにアクユエータ12−1゜12−2による対物レンズ
10−1.10−2の隣接間隔を設定する。
[作用]
このような構成を備えた本発明の光学式情報書込読出装
置によれば、フォーカシングは軸方向のスライドで、ま
たトラッキングは軸回転方向の動きで行なう所謂二次元
揺動型のアクチュエータ12−1.12−2を採用し、
媒体20の回転中心を通る中心線を挟んで対物レンズ1
0−1.10−2が最小距離で隣接するように所謂二次
元揺動型のアクチュエータ12−1.12−2を配置し
、且つキャリッジ16には対物レンズ10−1. 10
−2及びアクチュエータ12−1.12−2で成るアク
チュエータ部のみを搭載するようにしたため、2ビ一ム
方式としてもヘッドを大型化せずに済む。また2つの対
物レンズのトラック方向での間隔を最小限に抑えること
で、一方のビームスポットによるトラッキングエラー信
号で媒体偏心に追従してキャリッジサーボ制御したとき
の他方のビームスポットに対する偏心除去効果を十分に
有効とできる。更にヘッドが内周側に移動した時のレン
ズ間隔に起因したトラックピッチの見かけ上の間隔増加
が抑えられ、安定したトラッキング制御やキックパック
制御が実現できる。
置によれば、フォーカシングは軸方向のスライドで、ま
たトラッキングは軸回転方向の動きで行なう所謂二次元
揺動型のアクチュエータ12−1.12−2を採用し、
媒体20の回転中心を通る中心線を挟んで対物レンズ1
0−1.10−2が最小距離で隣接するように所謂二次
元揺動型のアクチュエータ12−1.12−2を配置し
、且つキャリッジ16には対物レンズ10−1. 10
−2及びアクチュエータ12−1.12−2で成るアク
チュエータ部のみを搭載するようにしたため、2ビ一ム
方式としてもヘッドを大型化せずに済む。また2つの対
物レンズのトラック方向での間隔を最小限に抑えること
で、一方のビームスポットによるトラッキングエラー信
号で媒体偏心に追従してキャリッジサーボ制御したとき
の他方のビームスポットに対する偏心除去効果を十分に
有効とできる。更にヘッドが内周側に移動した時のレン
ズ間隔に起因したトラックピッチの見かけ上の間隔増加
が抑えられ、安定したトラッキング制御やキックパック
制御が実現できる。
[実施例]
第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
。
。
第2図において、20は光磁気ディスクであり、例えば
180標準の5インチディスクが使用される。光磁気デ
ィスク20はスピンドルモータ22に装着されて一定角
速度、例えば3600 rpmで定速回転される。光磁
気ディスク20の下側にはヘッド24が搭載され、ヘッ
ド24からは光磁気ディスク20の同じトラック上に2
つのビームスポットが照射される。ヘッド24はキャリ
ッジ16上に搭載されており、キャリッジ16は両側に
VCMを構成するキャリッジ用磁気回路26をもち、一
対のキャリッジ走行レール28に沿って光磁気ディスク
20の径方向に移動することができる。
180標準の5インチディスクが使用される。光磁気デ
ィスク20はスピンドルモータ22に装着されて一定角
速度、例えば3600 rpmで定速回転される。光磁
気ディスク20の下側にはヘッド24が搭載され、ヘッ
ド24からは光磁気ディスク20の同じトラック上に2
つのビームスポットが照射される。ヘッド24はキャリ
ッジ16上に搭載されており、キャリッジ16は両側に
VCMを構成するキャリッジ用磁気回路26をもち、一
対のキャリッジ走行レール28に沿って光磁気ディスク
20の径方向に移動することができる。
ヘッド24に対向したディスク半径方向の外側位置には
固定光学部18が設けられ、固定光学部18よりキャリ
ッジ16内に開口したビーム人出口30に対し一対のレ
ーザビームLBI LB2を照射し、同一経路をもって
戻りビームを入射している。
固定光学部18が設けられ、固定光学部18よりキャリ
ッジ16内に開口したビーム人出口30に対し一対のレ
ーザビームLBI LB2を照射し、同一経路をもって
戻りビームを入射している。
第3図は第2図に示したヘッド24を取り出して示した
説明図であり、同図(a)に平面図を、同図(b)に正
面図を示す。
説明図であり、同図(a)に平面図を、同図(b)に正
面図を示す。
第3図において、ヘッド24のへラドベース25の四隅
には取付穴27が設けられ、この取付穴27によって第
2図に示したキャリッジ16上に設置される。ヘッドベ
ース25内には、後の説明で明らかにする2台の二次元
揺動型アクチュエータが設置され、アクチュエータに設
けた2つの対物レンズ10−1.10−2がヘッドカバ
ー29の窓31を介して外部に露出している。
には取付穴27が設けられ、この取付穴27によって第
2図に示したキャリッジ16上に設置される。ヘッドベ
ース25内には、後の説明で明らかにする2台の二次元
揺動型アクチュエータが設置され、アクチュエータに設
けた2つの対物レンズ10−1.10−2がヘッドカバ
ー29の窓31を介して外部に露出している。
第4図は第3図(a)に示すヘッド24のへラドカバー
29を取り外して示した平面図であり、内部に2台のア
クチュエータ12−1.12−2が搭載されている。
29を取り外して示した平面図であり、内部に2台のア
クチュエータ12−1.12−2が搭載されている。
第5図は第4図の左側に搭載したアクチュエータ12−
1を取り出して示した組立分解図である。
1を取り出して示した組立分解図である。
第5図において、アクチュエータ12−1は可動部32
とアクチュエータベース42で構成される。
とアクチュエータベース42で構成される。
可動部32は一端に対物レンズ10−1を装着すると共
に、反対側にバランスウェイト34を装着しており、中
央の軸穴40を貫通している下部の円筒部にはフォーカ
スコイル38を装着し、またアーム部の両側にはトラッ
クコイル36を装着している。固定側となるアクチュエ
ータベース42には円筒状の空洞部をもった一対の永久
磁石46が組み込まれ、中央に固定軸44を起立してい
る。
に、反対側にバランスウェイト34を装着しており、中
央の軸穴40を貫通している下部の円筒部にはフォーカ
スコイル38を装着し、またアーム部の両側にはトラッ
クコイル36を装着している。固定側となるアクチュエ
ータベース42には円筒状の空洞部をもった一対の永久
磁石46が組み込まれ、中央に固定軸44を起立してい
る。
アクチュエータベース42の固定軸44に対し可動部3
2の軸穴40を嵌め入れることで、アクチュエータベー
ス42に対し可動部32は軸方向及び軸回りに動くこと
のできる二次元揺動型アクチュエータを構成する。即ち
、フォーカスコイル38の通電による永久磁石46との
電磁作用により可動部32が固定軸44に沿って軸方向
にスライドされ、対物レンズ10−1からの絞り込みビ
ームが媒体トラック面上で規定のビームスポットとなる
ようにフォーカス制御を行なう。また、トラッキングコ
イル36に通電することにより可動部32は固定軸44
を中心に回動し、対物レンズ10−1からのビームスポ
ットを媒体トラックを横切る方向に移動させる。
2の軸穴40を嵌め入れることで、アクチュエータベー
ス42に対し可動部32は軸方向及び軸回りに動くこと
のできる二次元揺動型アクチュエータを構成する。即ち
、フォーカスコイル38の通電による永久磁石46との
電磁作用により可動部32が固定軸44に沿って軸方向
にスライドされ、対物レンズ10−1からの絞り込みビ
ームが媒体トラック面上で規定のビームスポットとなる
ようにフォーカス制御を行なう。また、トラッキングコ
イル36に通電することにより可動部32は固定軸44
を中心に回動し、対物レンズ10−1からのビームスポ
ットを媒体トラックを横切る方向に移動させる。
更に、可動部32のバランスウェイト34の下側には遮
光ピン35が突出されており、遮光ピン35を間に介し
たLED50−1と2分割ディテクタ52−1の配置に
より位置センサ48−1を構成している。即ち、位置セ
ンサ48−1はアクチュエータ可動部32の中立位置か
らの回転量と回転方向を表わす方向位置信号LPO8を
求めるために使用される。
光ピン35が突出されており、遮光ピン35を間に介し
たLED50−1と2分割ディテクタ52−1の配置に
より位置センサ48−1を構成している。即ち、位置セ
ンサ48−1はアクチュエータ可動部32の中立位置か
らの回転量と回転方向を表わす方向位置信号LPO8を
求めるために使用される。
第6図は第4図に示した位置センサ48−1のへラドベ
ース25に対する取付構造を示したもので、センサケー
ス56を有し、センサケース56内には第7図の断面図
に示すようにLED50−1が組み込まれ、発光穴60
より検出光を出力する。発光穴60の開口部には矩形状
に削り貫かれた検出空間58が形成され、検出空間58
の外側に受光面を内側として2分割ディテクタ52−1
が装着されている。
ース25に対する取付構造を示したもので、センサケー
ス56を有し、センサケース56内には第7図の断面図
に示すようにLED50−1が組み込まれ、発光穴60
より検出光を出力する。発光穴60の開口部には矩形状
に削り貫かれた検出空間58が形成され、検出空間58
の外側に受光面を内側として2分割ディテクタ52−1
が装着されている。
このようにユニット化された位置センサ48−1は、ビ
ス62により第4図のへラドベース25の左側に固着す
ることで、第5図に示したアクチュエータ可動部32の
バランスウェイト34の下に設けた遮光ピン35が、第
7図に示すように検出空間58の中に位置する。
ス62により第4図のへラドベース25の左側に固着す
ることで、第5図に示したアクチュエータ可動部32の
バランスウェイト34の下に設けた遮光ピン35が、第
7図に示すように検出空間58の中に位置する。
位置センサ48−1による検出作用は、アクチュエータ
可動部32が中立位置にあるとき遮光ピン35は2分割
ディテクタ52−1の2つの受光部の境界に位置してお
り、2つの受光部に対する遮光量が同一となることから
受光出力が同じとなる。これに対しアクチュエータ可動
部32が回動すると、遮光ピン35も同時に回動し、回
動側に位置する受光部の受光量が減少し反対側の受光部
の受光量が増加する関係となる。従って、2つの受光部
の受光信号の差を求めることで、アクチュエータ回転量
に比例して増加し、且つ回転方向によって極性が異なる
方向位置信号PLO3を作成することができる。
可動部32が中立位置にあるとき遮光ピン35は2分割
ディテクタ52−1の2つの受光部の境界に位置してお
り、2つの受光部に対する遮光量が同一となることから
受光出力が同じとなる。これに対しアクチュエータ可動
部32が回動すると、遮光ピン35も同時に回動し、回
動側に位置する受光部の受光量が減少し反対側の受光部
の受光量が増加する関係となる。従って、2つの受光部
の受光信号の差を求めることで、アクチュエータ回転量
に比例して増加し、且つ回転方向によって極性が異なる
方向位置信号PLO3を作成することができる。
再び第4図を参照するに、アクチュエータ12−1.1
2−2のそれぞれは一対のゴムバンド64により中立位
置に支持されている。
2−2のそれぞれは一対のゴムバンド64により中立位
置に支持されている。
第8図は第4図のゴムバンド64を取り出して示したも
ので、バンド本体66は長手部分の1箇所で切り欠かれ
た割りリング形状をもっており、割り部分の端部に嵌着
穴70を備えたアクチュエータ嵌着部68を一体に形成
しており、割り部分に相対したバンド本体66の中央部
外側にはヘッドベース取付部72が形成され、ヘッドベ
ース取付部72にピン穴74を貫通している。
ので、バンド本体66は長手部分の1箇所で切り欠かれ
た割りリング形状をもっており、割り部分の端部に嵌着
穴70を備えたアクチュエータ嵌着部68を一体に形成
しており、割り部分に相対したバンド本体66の中央部
外側にはヘッドベース取付部72が形成され、ヘッドベ
ース取付部72にピン穴74を貫通している。
この第8図に示す構造のゴムバンド64を使用すること
によりヘッドベース25側はピン75のピン穴74に対
する嵌込みで固定でき、一方、アクチュエータ12−1
.12−2側については、第5図に示すようにアクチュ
エータ可動部32の側面4箇所に突出した嵌合突起77
に対するゴムバンド64のアクチュエータ嵌着部68の
嵌着穴70の嵌込みで固着でき、ビス止めやカシメ等の
煩雑な組付けを必要とすることなく、簡単にゴムバンド
64によりアクチュエータ可動部32を中立位置に保持
できる。勿論、実際の組立てについてはアクチュエータ
可動部32側にアクチュエータ嵌着部68によってゴム
バンド64を装着した状態でヘッドベース25に組み入
れ、ピン75の挿入で固定すればよい。
によりヘッドベース25側はピン75のピン穴74に対
する嵌込みで固定でき、一方、アクチュエータ12−1
.12−2側については、第5図に示すようにアクチュ
エータ可動部32の側面4箇所に突出した嵌合突起77
に対するゴムバンド64のアクチュエータ嵌着部68の
嵌着穴70の嵌込みで固着でき、ビス止めやカシメ等の
煩雑な組付けを必要とすることなく、簡単にゴムバンド
64によりアクチュエータ可動部32を中立位置に保持
できる。勿論、実際の組立てについてはアクチュエータ
可動部32側にアクチュエータ嵌着部68によってゴム
バンド64を装着した状態でヘッドベース25に組み入
れ、ピン75の挿入で固定すればよい。
第9図は第2図に示した固定光学部18の一実施例を示
した実施例構成図である。第9図において、右側がイレ
ーズ光学系76であり、左側が書込/読出光学系90で
ある。
した実施例構成図である。第9図において、右側がイレ
ーズ光学系76であり、左側が書込/読出光学系90で
ある。
まず、イレーズ光学系76を説明すると、半導体レーザ
78からの光はコリメートレンズ80で平行光線束に変
換され、偏光ビームスプリッタ−82、更にλ/4板8
4を通過してレーザビームLB2として分離配置された
キャリッジ上のヘッド24に与えられ、キャリッジ入射
部でプリズムあるいはミラー等により直角方向(上方)
に反射されて対物レンズ10−2に導かれ、対物レンズ
10−2で絞られて上部のディスク面にビームスポット
を結像する。このイレーズ用のビームスポットを形成す
るためのレーザパワーの強さは、ビームスポットの照射
で媒体面の記録層を磁気送出可能な転移温度以上に加熱
できる充分なレーザパワーとしている。
78からの光はコリメートレンズ80で平行光線束に変
換され、偏光ビームスプリッタ−82、更にλ/4板8
4を通過してレーザビームLB2として分離配置された
キャリッジ上のヘッド24に与えられ、キャリッジ入射
部でプリズムあるいはミラー等により直角方向(上方)
に反射されて対物レンズ10−2に導かれ、対物レンズ
10−2で絞られて上部のディスク面にビームスポット
を結像する。このイレーズ用のビームスポットを形成す
るためのレーザパワーの強さは、ビームスポットの照射
で媒体面の記録層を磁気送出可能な転移温度以上に加熱
できる充分なレーザパワーとしている。
イレーズ用ビームスポットの戻り光は対物レンズ10−
2下部のミラーまたはプリズムで反射されてレーザビー
ムLB2としてλ/4板84に入射し、偏光ビームスプ
リッタ−82で直角方向に反射され、集光レンズ86に
より4分割ディテクタ88に結像される。4分割ディテ
クタ88はビームスポットの戻り光からトラッキングエ
ラー信号TES及びフォーカシングエラー信号FEsを
作成するために使用される。例えば、トラッキングエラ
ー信号TBSについてはプッシュプル法に従って作り出
され、一方、フォーカシングエラー信号FESについて
は、例えば非点収差法によって作り出される。
2下部のミラーまたはプリズムで反射されてレーザビー
ムLB2としてλ/4板84に入射し、偏光ビームスプ
リッタ−82で直角方向に反射され、集光レンズ86に
より4分割ディテクタ88に結像される。4分割ディテ
クタ88はビームスポットの戻り光からトラッキングエ
ラー信号TES及びフォーカシングエラー信号FEsを
作成するために使用される。例えば、トラッキングエラ
ー信号TBSについてはプッシュプル法に従って作り出
され、一方、フォーカシングエラー信号FESについて
は、例えば非点収差法によって作り出される。
次に、書込/読出光学系90を説明すると、半導体レー
ザ92からの光はコリメートレンズ94で平行光線束に
変換され、ビームスプリッタ−96を通過してレーザビ
ームLBI として分離配置されたキャリッジ上のヘッ
ド24に送出される。
ザ92からの光はコリメートレンズ94で平行光線束に
変換され、ビームスプリッタ−96を通過してレーザビ
ームLBI として分離配置されたキャリッジ上のヘッ
ド24に送出される。
レーザビームLBI はヘッド24側のプリズムまたは
ミラーにより直角方向(上方)に反射されて対物レンズ
10−1に導かれ、対物レンズ101で絞り込まれて上
部のディスク面にビームスポットを結像する。書込時に
あっては、半導体レーザ92に対する駆動電流を情報ビ
ット0,1でパルス変調することでパルス変調光が送出
される。
ミラーにより直角方向(上方)に反射されて対物レンズ
10−1に導かれ、対物レンズ101で絞り込まれて上
部のディスク面にビームスポットを結像する。書込時に
あっては、半導体レーザ92に対する駆動電流を情報ビ
ット0,1でパルス変調することでパルス変調光が送出
される。
例えばビット1で媒体を転移温度以上に加熱する強いパ
ワーのレーザ光を発射し、ビット0で転移温度以下のビ
ームスポットとなる弱いレーザ光を発射させる。また、
読出時にあっては読出用の弱いパワーのレーザ光を定常
発振(無変調)により送出する。
ワーのレーザ光を発射し、ビット0で転移温度以下のビ
ームスポットとなる弱いレーザ光を発射させる。また、
読出時にあっては読出用の弱いパワーのレーザ光を定常
発振(無変調)により送出する。
対物レンズ10−1からのビームスポットによる戻り光
は、レーザビームLBIとしてビームスプリッタ−96
に入射して直角方向に反射され、λ/2板98を通って
偏光ビームスプリッタ−100に入射する。偏光ビーム
スプリッタ−100は読出時の戻り光に対し検光子とし
ての作用をもち、情報ビット1に対応した磁化方向の磁
化部分からのビームスポットの反射光の受けたカー効果
による偏光面の回転角、即ちイレーズ磁化に対する書込
磁化の各々の回転角θの偏光面の回転をもつ戻り光のみ
を透過反射し、集光レンズ102と106を介して4分
割ディテクタ104.108に結像する。4分割デイク
タ104,108は4つの受光部の総和として高周波読
出信号RF S 1゜RFS2を求め、その出力の差動
RFSI −RFS2が光磁気信号の読出データとなる
。
は、レーザビームLBIとしてビームスプリッタ−96
に入射して直角方向に反射され、λ/2板98を通って
偏光ビームスプリッタ−100に入射する。偏光ビーム
スプリッタ−100は読出時の戻り光に対し検光子とし
ての作用をもち、情報ビット1に対応した磁化方向の磁
化部分からのビームスポットの反射光の受けたカー効果
による偏光面の回転角、即ちイレーズ磁化に対する書込
磁化の各々の回転角θの偏光面の回転をもつ戻り光のみ
を透過反射し、集光レンズ102と106を介して4分
割ディテクタ104.108に結像する。4分割デイク
タ104,108は4つの受光部の総和として高周波読
出信号RF S 1゜RFS2を求め、その出力の差動
RFSI −RFS2が光磁気信号の読出データとなる
。
また、ビームスプリッタ−100で直角方向に反射され
た戻り光は、集光レンズ106で集光されて4分割ディ
テクタ108に受光され、4分割ディテクタ108の4
つの受光出力に基づいて書込/読出用ビームスポットに
基づくトラッキングエラー信号TBS及びフォーカシン
グエラー信号FESを作り出すようにしている。
た戻り光は、集光レンズ106で集光されて4分割ディ
テクタ108に受光され、4分割ディテクタ108の4
つの受光出力に基づいて書込/読出用ビームスポットに
基づくトラッキングエラー信号TBS及びフォーカシン
グエラー信号FESを作り出すようにしている。
以上説明してきたような本発明の2ビ一ム方式のヘッド
構造にあっては、キャリッジ16に搭載されるヘッド2
4に対物レンズ10−1.10−2を光学部品として備
えた二次元揺動型アクチュエータ12−1.12−2の
部分のみを搭載し、それ以外の第9図に示すイレーズ光
学系76及び書込/読出光学系90については、分離配
置された固定光学部18に設けているため、ヘッド24
自体を大幅に小型、且つ計量化することができる。
構造にあっては、キャリッジ16に搭載されるヘッド2
4に対物レンズ10−1.10−2を光学部品として備
えた二次元揺動型アクチュエータ12−1.12−2の
部分のみを搭載し、それ以外の第9図に示すイレーズ光
学系76及び書込/読出光学系90については、分離配
置された固定光学部18に設けているため、ヘッド24
自体を大幅に小型、且つ計量化することができる。
例えばI SO5インチ標準ディスクを対象とした2ビ
一ム方式のヘッドにあっては、本発明のヘッド光学系の
分離構造によりキャリッジ16に搭載されるヘッド24
の重量を約60gと軽量化している。また、ヘッド24
自体も高さが約14mm。
一ム方式のヘッドにあっては、本発明のヘッド光学系の
分離構造によりキャリッジ16に搭載されるヘッド24
の重量を約60gと軽量化している。また、ヘッド24
自体も高さが約14mm。
平面から見た縦が約24mm、横が50mmと大幅に小
型化できる。
型化できる。
また、第4図から明らかなように、アクチュエータ12
−1.12−2のへラドベース25に対する組込みをそ
れぞれに装着している対物レンズ10−1.1.0−2
が最短距離で隣接するように配置しており、この結果、
5インチ標準ディスクを対象とした第3図(a)に示す
対物レンズ10−1と10−2の光軸中心の間隔りをL
=8mmに抑えることが可能となった。
−1.12−2のへラドベース25に対する組込みをそ
れぞれに装着している対物レンズ10−1.1.0−2
が最短距離で隣接するように配置しており、この結果、
5インチ標準ディスクを対象とした第3図(a)に示す
対物レンズ10−1と10−2の光軸中心の間隔りをL
=8mmに抑えることが可能となった。
更に、ヘッド24の小型化はアクチュエータ12−1.
12−2の小型化により実現できるものであるが、アク
チュエータ12−1.12−2が小型化するとアクチュ
エータを中立位置に保持するためのバネ部材、更にはア
クチュエータの回転方向と位置を検出する位置センサも
小型化され、その組付けが困難になる問題を生ずる。こ
のような小型化で生ずる問題に対し、本発明にあっては
、まず位置センサについては第6,7図に示したように
、センサケース56にLED50−1.2分割ディテク
タ52−1を組み込んでユニット化し、このセンサユニ
ットを第3図に示すようにヘッドベース25にビス止め
するだけでアクチュエータ側に設けた遮光ピン35に対
する組付けができ、アクチュエータ自体を小型化しても
位置センサの組立てが煩雑になることはなく、また検出
精度も充分に向上できる。
12−2の小型化により実現できるものであるが、アク
チュエータ12−1.12−2が小型化するとアクチュ
エータを中立位置に保持するためのバネ部材、更にはア
クチュエータの回転方向と位置を検出する位置センサも
小型化され、その組付けが困難になる問題を生ずる。こ
のような小型化で生ずる問題に対し、本発明にあっては
、まず位置センサについては第6,7図に示したように
、センサケース56にLED50−1.2分割ディテク
タ52−1を組み込んでユニット化し、このセンサユニ
ットを第3図に示すようにヘッドベース25にビス止め
するだけでアクチュエータ側に設けた遮光ピン35に対
する組付けができ、アクチュエータ自体を小型化しても
位置センサの組立てが煩雑になることはなく、また検出
精度も充分に向上できる。
一方、アクチュエータ12−1.12−2を中立位置に
保持するためのバネ部材についても、第8図に示す構造
のゴムバンド64を使用しており、アクチュエータ12
−1.12−2側にゴムバンド64を嵌込み装着した状
態でヘッドベース25側にビン75により嵌込み固定す
るだけでアクチュエータを中立位置に保持することがで
き、しかもゴムバンド64は共通部品として量産される
ことから、図示のようにゴムバンド64を2つ設けてア
クチュエータを保持したときの中立位置への支持バラン
スが良好であり、アクチュエータの回動に対し安定した
復元力をバランス良く発生させることができる。
保持するためのバネ部材についても、第8図に示す構造
のゴムバンド64を使用しており、アクチュエータ12
−1.12−2側にゴムバンド64を嵌込み装着した状
態でヘッドベース25側にビン75により嵌込み固定す
るだけでアクチュエータを中立位置に保持することがで
き、しかもゴムバンド64は共通部品として量産される
ことから、図示のようにゴムバンド64を2つ設けてア
クチュエータを保持したときの中立位置への支持バラン
スが良好であり、アクチュエータの回動に対し安定した
復元力をバランス良く発生させることができる。
次に、第3,4図に示したように、対物レンズ10−1
と10−2の光軸中心の間隔が最小限となるようにアク
チュエータ12−1.12−2をヘッドベース25内に
組み込んだことによる作用を説明する。
と10−2の光軸中心の間隔が最小限となるようにアク
チュエータ12−1.12−2をヘッドベース25内に
組み込んだことによる作用を説明する。
第10図は光磁気ディスクの最インナートラック110
と最アウタートラック112に対する2つの対物レンズ
10−1.10−2のキャリッジによる径方向への移動
状態を示した説明図である。
と最アウタートラック112に対する2つの対物レンズ
10−1.10−2のキャリッジによる径方向への移動
状態を示した説明図である。
ISO標準5インチの光磁気ディスクの場合、最インナ
ートラック110は半径30mm(R30)であり、一
方、最アウタートラック112は半径60mm (R6
0)となる。
ートラック110は半径30mm(R30)であり、一
方、最アウタートラック112は半径60mm (R6
0)となる。
いま仮に、対物レンズ10−1.10−2の光軸間距離
りがL=16mmであったとすると、最インナートラッ
ク110上に対物レンズ10−1゜10−2が位置した
ときの対物レンズ10−1と10−2の中点を通る中心
線14に対する、例えば対物レンズ10−1の光軸中心
とディスク回転中心Oを結ぶ線の成す角θ1はθ1=1
5°となる。この点は対物レンズ10−2の光軸中心と
中心線14との成す角についても同じである。
りがL=16mmであったとすると、最インナートラッ
ク110上に対物レンズ10−1゜10−2が位置した
ときの対物レンズ10−1と10−2の中点を通る中心
線14に対する、例えば対物レンズ10−1の光軸中心
とディスク回転中心Oを結ぶ線の成す角θ1はθ1=1
5°となる。この点は対物レンズ10−2の光軸中心と
中心線14との成す角についても同じである。
その結果、最インナートラック110を対物レンズ10
−1.10−2からのビームスポットで、例えば読み取
ったときの読取信号の位相ずれは2Xθ1=30°とな
る。
−1.10−2からのビームスポットで、例えば読み取
ったときの読取信号の位相ずれは2Xθ1=30°とな
る。
いま、ビームスポットをトラックに追従させるためのト
ラッキング制御を二重サーボ方式として知られたディス
ク偏心に伴う大きな変動成分は、キャリッジ16のサー
ボ制御で追従させ、残りの細かな偏心をアクチュエータ
によるサーボ制御で追従させる方式を採用したとする。
ラッキング制御を二重サーボ方式として知られたディス
ク偏心に伴う大きな変動成分は、キャリッジ16のサー
ボ制御で追従させ、残りの細かな偏心をアクチュエータ
によるサーボ制御で追従させる方式を採用したとする。
トラッキング制御に使用するトラッキングエラー信号は
2つのビームスポットのいずれかからも得られるが、対
物レンズ10−1.10−2はWJ方とも1つのキャリ
ッジに搭載されているため、例えば対物レンズ10−1
のビームスポットの戻り光から得られたトラッキングエ
ラー信号TESに従ってキャリッジのサーボ制御を行な
う。
2つのビームスポットのいずれかからも得られるが、対
物レンズ10−1.10−2はWJ方とも1つのキャリ
ッジに搭載されているため、例えば対物レンズ10−1
のビームスポットの戻り光から得られたトラッキングエ
ラー信号TESに従ってキャリッジのサーボ制御を行な
う。
このように1つのビームスポットに基づくトラッキング
エラー信号により、ディスク偏心に追従するキャリッジ
のサーボ制御が行なわれたとすると、対物レンズ10−
1のビームスポットはディスク偏心に追従するように正
確にトラック上をトレースすることができる。しかし、
30°の位相遅れをもつ対物レンズ10−2のビームス
ポットについては、光軸間距離L=16mmの位置ずれ
に相当する追従遅れがあるため、偏心除去のキャリッジ
駆動を行なっても、偏心を完全に除去することができな
い。
エラー信号により、ディスク偏心に追従するキャリッジ
のサーボ制御が行なわれたとすると、対物レンズ10−
1のビームスポットはディスク偏心に追従するように正
確にトラック上をトレースすることができる。しかし、
30°の位相遅れをもつ対物レンズ10−2のビームス
ポットについては、光軸間距離L=16mmの位置ずれ
に相当する追従遅れがあるため、偏心除去のキャリッジ
駆動を行なっても、偏心を完全に除去することができな
い。
第11図は対物レンズ10−1の位置で見た偏心を実線
Aで示し、L = 16 mm離れた対物レンズ10−
2の位置で見た偏心を破線Bで示している。そして、A
、 B両者の間にはL=16mmに相当した30°の
位相遅れが最インナートラック110に位置していると
きに生ずる。
Aで示し、L = 16 mm離れた対物レンズ10−
2の位置で見た偏心を破線Bで示している。そして、A
、 B両者の間にはL=16mmに相当した30°の
位相遅れが最インナートラック110に位置していると
きに生ずる。
このため、例えば時刻tiのタイミングでAの偏心量が
ゼロであっても、B側は30°の位相ずれにより偏心幅
を30μmとすると、 5in15°x2x30=7.8pm となる偏心取残し成分が残る。即ち、トラッキングエラ
ー信号TBSを得ている1つのビームについては大きな
偏心成分を取り除くことができ、もう一方のビームには
約1/4の偏心取残し効果が期待できる。
ゼロであっても、B側は30°の位相ずれにより偏心幅
を30μmとすると、 5in15°x2x30=7.8pm となる偏心取残し成分が残る。即ち、トラッキングエラ
ー信号TBSを得ている1つのビームについては大きな
偏心成分を取り除くことができ、もう一方のビームには
約1/4の偏心取残し効果が期待できる。
対物レンズ10−1のアクチュエータ12−1はキャリ
ッジのサーボ制御による媒体偏心の除去を充分に受ける
ことができるため、それ以外の細かな偏心を除去するよ
うにサーボ制御を受け、対物レンズ10−2のアクチュ
エータについては7゜8μmの偏心取残し成分をアクチ
ュエータのトラッキング制御で除去することになる。
ッジのサーボ制御による媒体偏心の除去を充分に受ける
ことができるため、それ以外の細かな偏心を除去するよ
うにサーボ制御を受け、対物レンズ10−2のアクチュ
エータについては7゜8μmの偏心取残し成分をアクチ
ュエータのトラッキング制御で除去することになる。
ところが例えば、対物レンズ10−1.10−2の光軸
間距離がL=28mmと長く、θ1=25°となった場
合には、同じ偏心幅30μmに対し、 5in25° x2x15=12.7μmの偏心取残し
成分が対物レンズ10−2側のビームに生じ、キャリッ
ジサーボによる偏心除去の効果は偏心量の6割程度しか
期待できない。即ち、二重サーボによる偏心除去のメリ
ットが殆ど失われてしまうことになる。この偏心除去の
取り残し量がアクチュエータの駆動範囲を越える量であ
れば、ビームスポットのトラッキングが不能となる。
間距離がL=28mmと長く、θ1=25°となった場
合には、同じ偏心幅30μmに対し、 5in25° x2x15=12.7μmの偏心取残し
成分が対物レンズ10−2側のビームに生じ、キャリッ
ジサーボによる偏心除去の効果は偏心量の6割程度しか
期待できない。即ち、二重サーボによる偏心除去のメリ
ットが殆ど失われてしまうことになる。この偏心除去の
取り残し量がアクチュエータの駆動範囲を越える量であ
れば、ビームスポットのトラッキングが不能となる。
このような偏心除去のための二重サーボにつき、本発明
にあっては対物レンズ10−1.10−2の光軸間距離
りをさらにL=8mmと最小限に近接させているため、
θ1=7.6°となり、一方のビームスポットから得ら
れたトラッキングエラー信号によりキャリッジのサーボ
制御を行なって偏心成分を除去すると、偏心成分取り残
し量は、偏心量の13%程で他方のビームスポットに対
し有効にキャリッジサーボによる偏心除去の効果が得ら
れ、アクチュエータ側のトラッキング制御のサーボ負担
を低減することができる。
にあっては対物レンズ10−1.10−2の光軸間距離
りをさらにL=8mmと最小限に近接させているため、
θ1=7.6°となり、一方のビームスポットから得ら
れたトラッキングエラー信号によりキャリッジのサーボ
制御を行なって偏心成分を除去すると、偏心成分取り残
し量は、偏心量の13%程で他方のビームスポットに対
し有効にキャリッジサーボによる偏心除去の効果が得ら
れ、アクチュエータ側のトラッキング制御のサーボ負担
を低減することができる。
次に、本発明にあっては、ビームスポットがディスクの
半径上を走行しないことによって、第1O図に示すよう
に最インナートラック110に対物レンズ10−1.1
0−2が位置したときのアジマス角度が最大となる。例
えば、光軸間距離L=16mmでθ1=15°の場合、
トラックピッチは1.035倍と大きく見えるのに対し
、光軸間距離L=28mmでθ1=25°になるとトラ
ックピッチは1.103倍にも大きく見えることになる
。このようにビームスポットがディスクの半径上を走行
しないことによりインナー側トラックでのアジマス角度
が増大して見かけ上トラックピッチが大きく見えると、
トラッキングのためのサーボ制御やスパイラルトラック
の1回転毎に1トラツクピツチだけビームを戻すキック
パック制御を行なう場合の不安定要因となり、高精度の
トラッキングができなくなってしまう。
半径上を走行しないことによって、第1O図に示すよう
に最インナートラック110に対物レンズ10−1.1
0−2が位置したときのアジマス角度が最大となる。例
えば、光軸間距離L=16mmでθ1=15°の場合、
トラックピッチは1.035倍と大きく見えるのに対し
、光軸間距離L=28mmでθ1=25°になるとトラ
ックピッチは1.103倍にも大きく見えることになる
。このようにビームスポットがディスクの半径上を走行
しないことによりインナー側トラックでのアジマス角度
が増大して見かけ上トラックピッチが大きく見えると、
トラッキングのためのサーボ制御やスパイラルトラック
の1回転毎に1トラツクピツチだけビームを戻すキック
パック制御を行なう場合の不安定要因となり、高精度の
トラッキングができなくなってしまう。
これに対し本発明にあっては、光軸間距離を更に短いL
−8mmを実現しているため、最インナートラック11
0に対物レンズ10−1.10−2が位置してもアジマ
ス角度は小さいためにトラックピッチの増大は殆ど無視
できる程度に少なく、トラッキングサーボ制御やキック
パック制御が不安定となってしまうことを確実に防止し
、高精度のトラッキングを実現することができる。
−8mmを実現しているため、最インナートラック11
0に対物レンズ10−1.10−2が位置してもアジマ
ス角度は小さいためにトラックピッチの増大は殆ど無視
できる程度に少なく、トラッキングサーボ制御やキック
パック制御が不安定となってしまうことを確実に防止し
、高精度のトラッキングを実現することができる。
[発明の効果]
以上説明してきたように本発明によれば、同じトラック
上に消去用と書込用のビームスポットを照射する2ビ一
ム方式であっても、キャリッジに搭載されるヘッドを小
型化、且つ軽量化することができる。また2つのビーム
スポットを照射する対物レンズの光軸間距離を最小限と
するように二次元揺動型アクチュエータを配置すること
で、対物レンズ光軸間距離が大きいことにより生ずるキ
ャリッジサーボ制御の偏心取残し成分発生の問題をなく
シ、更にビームスポットがディスク中心線上を移動しな
いことによるインナー側でのアジマス角の増大によるト
ラックピッチの見かけ上の増加に伴うトラッキング制御
の不安定性の問題点を解消し、高精度のトラッキング制
御を実現することができる。
上に消去用と書込用のビームスポットを照射する2ビ一
ム方式であっても、キャリッジに搭載されるヘッドを小
型化、且つ軽量化することができる。また2つのビーム
スポットを照射する対物レンズの光軸間距離を最小限と
するように二次元揺動型アクチュエータを配置すること
で、対物レンズ光軸間距離が大きいことにより生ずるキ
ャリッジサーボ制御の偏心取残し成分発生の問題をなく
シ、更にビームスポットがディスク中心線上を移動しな
いことによるインナー側でのアジマス角の増大によるト
ラックピッチの見かけ上の増加に伴うトラッキング制御
の不安定性の問題点を解消し、高精度のトラッキング制
御を実現することができる。
第1図は本発明の原理説明図;
第2図は本発明の実施例構成図:
第3図は本発明のヘッド概観図;
第4図は本発明のヘッド内部構造説明図:第5図は本発
明のアクチュエータ組立分解図;第6図は本発明の位置
センサ構成図; 第7図は本発明の位置センサ断面図; 第8図は本発明のアクチュエータ用ゴムバンド構成図; 第9図は本発明の固定光学系説明図; 第10図は本発明の対物レンズ光軸間距離の作用説明図
; 第11図は本発明のレンズ光軸間距離と偏心量の説明図
である。 図中、 10−1.10−2:対物レンズ 12−1.12−2:アクチュエータ(二次元揺動型)
14:ディスク中心線 16:キャリッジ 18:固定光学部 20:媒体(光磁気ディスク) 22ニスピンドルモータ 24:ヘッド 25:へラドベース 26:キャリッジ駆動磁気回路 27:取付穴 28:キャリッジ走行レール 29:へラドカバー 30:ビーム人出口 31:窓 32:可動部 34:バランスウェイト 35:遮光ピン 36:トラックコイル 38:フォーカスコイル 40:軸穴 42:アクチエータベース 44:固定軸 46:永久磁石 48−1.48−2:位置センサ 50−1.50−2: L E D 52−1.52−2+ 2分割ディテクタ56:センサ
ケース 58:検出空間 60:発光穴 62:ビス 64:ゴムバンド 66:バンド本体 68:アクチュエータ嵌着部 70:嵌着穴 72:へラドベース取付部 74:ピン穴 75:ピン 76:イレーズ光学系 78.92:半導体レーザ 80.94:コリメートレンズ 82.100:偏光ビームスプリッタ−86,102,
106:集光レンズ 88.104.108:4分割ディテクタ90:書込/
読出光学系 96:ビームスブリツタ− 98:λ/2板 110:最インナートラック 112:最アウタートラック
明のアクチュエータ組立分解図;第6図は本発明の位置
センサ構成図; 第7図は本発明の位置センサ断面図; 第8図は本発明のアクチュエータ用ゴムバンド構成図; 第9図は本発明の固定光学系説明図; 第10図は本発明の対物レンズ光軸間距離の作用説明図
; 第11図は本発明のレンズ光軸間距離と偏心量の説明図
である。 図中、 10−1.10−2:対物レンズ 12−1.12−2:アクチュエータ(二次元揺動型)
14:ディスク中心線 16:キャリッジ 18:固定光学部 20:媒体(光磁気ディスク) 22ニスピンドルモータ 24:ヘッド 25:へラドベース 26:キャリッジ駆動磁気回路 27:取付穴 28:キャリッジ走行レール 29:へラドカバー 30:ビーム人出口 31:窓 32:可動部 34:バランスウェイト 35:遮光ピン 36:トラックコイル 38:フォーカスコイル 40:軸穴 42:アクチエータベース 44:固定軸 46:永久磁石 48−1.48−2:位置センサ 50−1.50−2: L E D 52−1.52−2+ 2分割ディテクタ56:センサ
ケース 58:検出空間 60:発光穴 62:ビス 64:ゴムバンド 66:バンド本体 68:アクチュエータ嵌着部 70:嵌着穴 72:へラドベース取付部 74:ピン穴 75:ピン 76:イレーズ光学系 78.92:半導体レーザ 80.94:コリメートレンズ 82.100:偏光ビームスプリッタ−86,102,
106:集光レンズ 88.104.108:4分割ディテクタ90:書込/
読出光学系 96:ビームスブリツタ− 98:λ/2板 110:最インナートラック 112:最アウタートラック
Claims (5)
- (1)光源からのレーザ光を対物レンズを用いて回転さ
れる媒体上にビームスポットを形成し、該ビームスポッ
トの照射で媒体に情報を書込むと共にビームスポットの
戻り光により媒体から情報を読出す光学式情報書込読出
装置に於いて、 軸方向の動きで対物レンズ(10−1、10−2)のフ
ォーカス制御を行い、軸回転方向の動きで対物レンズ(
10−1、10−2)からのビームスポットを媒体(2
0)のトラックに追従させるトラッキング制御を行なう
2台のアクチュエータ(12−1、12−2)を設け、
該2台のアクチュエータ(12−1、12−2)の各々
に搭載された対物レンズ(10−1、10−2)が前記
媒体の中心線(14)を堺とした対称位置に最小距離で
隣接するようにアクチュエータ(12−1、12−2)
を配置し、2つの対物レンズ(10−1、10−2)か
らのビームスポットを同時に同じトラック上にトラッキ
ングさせることを特徴とする光学式書込読出装置。 - (2)前記対物レンズ(10−1、10−2)を搭載し
た2台のアクチュエータ(12−1、12−2)で成る
アクチュエータ部のみを媒体(20)の半径方向に移動
されるキャリッジ(16)に搭載し、該キャリッジ(1
6)に搭載されたアクチュエータ部に対しキャリシッジ
移動方向に対向して固定光学部(18)を設けてレーザ
ビームの入出射を行うことを特徴とする請求項1記載の
光学式情報書込読出装置。 - (3)前記対物レンズ(10−1、10−2)の光軸中
心と媒体(20)の回転中心とを結ぶ2本の線のなす角
度(θ)が、媒体(20)の最インナー側のトラック位
置で30度以下となるように前記アクチュエータ(12
−1、12−2)による対物レンズ(10−1、10−
2)の隣接間隔を設定したことを特徴とする請求項1記
載の光学式情報書込読出装置。 - (4)前記アクチュエータ(12−1、12−2)は、
アクチュエータ可動部に中立位置からの回転量及び回転
方向に応じた方向位置信号を求めるための位置センサを
有し、該位置センサはアクチュエータ可動部の対物レン
ズ搭載側と反対側に遮光ピンを設け、アクチュエータベ
ース側に前記遮光ピンが挿入配置される検出空間を介し
て受光部と発光部を対向配置した検出ユニットを固定し
たセンサ構造を有することを特徴とする請求項1記載の
光学式情報書込読出装置。 - (5)前記アクチュエータ(12−1、12−2)は、
アクチュエータ可動部を中立位置に保持する割りリング
形状のゴムバンドを有し、該ゴムバンドの割り部先端の
各々にアクチュエータ可動部への嵌着部を一体に形成す
ると共に、該割り部に相対したバンド部位にアクチュエ
ータベース側への嵌着ピン穴を備えたことを特徴とする
請求項1記載の光学式情報書込読出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9859590A JP2790705B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 光学式情報書込読出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9859590A JP2790705B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 光学式情報書込読出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03296939A true JPH03296939A (ja) | 1991-12-27 |
JP2790705B2 JP2790705B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=14223988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9859590A Expired - Lifetime JP2790705B2 (ja) | 1990-04-13 | 1990-04-13 | 光学式情報書込読出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790705B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997042632A1 (fr) * | 1996-05-09 | 1997-11-13 | Sony Corporation | Tete de lecture optique et lecteur de disque |
WO2005038785A3 (en) * | 2003-10-21 | 2005-06-30 | Koninkl Philips Electronics Nv | Improved arrangement for dual lens actuator |
-
1990
- 1990-04-13 JP JP9859590A patent/JP2790705B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997042632A1 (fr) * | 1996-05-09 | 1997-11-13 | Sony Corporation | Tete de lecture optique et lecteur de disque |
US6097690A (en) * | 1996-05-09 | 2000-08-01 | Sony Corporation | Optical pickup and disc player |
WO2005038785A3 (en) * | 2003-10-21 | 2005-06-30 | Koninkl Philips Electronics Nv | Improved arrangement for dual lens actuator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2790705B2 (ja) | 1998-08-27 |
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