JPH0329667Y2 - - Google Patents

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JPH0329667Y2
JPH0329667Y2 JP8730485U JP8730485U JPH0329667Y2 JP H0329667 Y2 JPH0329667 Y2 JP H0329667Y2 JP 8730485 U JP8730485 U JP 8730485U JP 8730485 U JP8730485 U JP 8730485U JP H0329667 Y2 JPH0329667 Y2 JP H0329667Y2
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JP
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clamping members
lever
hook
pair
clamping
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JP8730485U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鋲機を作動させるための高圧作動
油を発生する圧油源と、上記鋲機との間を連結
する高圧ホース用の吊金具に関するものである。
従来から、大型車両の車台フレーム等の製造に
際して油圧式の鋲機が広く採用されている。こ
の種鋲機の構造及び工場内における配置態様を
便宜的に本考案の一実施例を示した第1図を援用
して説明すると、先ず総括的に符号10で示され
ている鋲機は、大体C字状をなすフレーム又は
ヨーク12の一端部に油圧シリンダ14を装架
し、同シリンダ内に油圧によつて往復駆動される
ピストンを嵌装してその軸端部に鋲頭を成形する
スナツプ16を着脱自在に装着した構造を具えて
いる。又、鋲機10は、鋲作業上の必要性か
ら或る範囲内で移動し得ることが好ましく、鋲の
位置によつては傾けて使用されるので、通常工場
の天井付近に配置されたレール又は支持梁18か
らバランサ20を介しワイヤ22によつて吊持さ
れている。一方、上記油圧シリンダ14には、大
きな鋲力を得るために数百気圧(例えば350
Kg/cm2)の高圧作動油が使用され、同作動油は一
般にゼネレータと呼ばれている高圧ポンプを含む
圧油源24から高く上方に樹立されたポール26
を経て数メートルにも及ぶ二本の長い高圧ホース
28を介して上記油圧シリンダ14に供給され
る。上記高圧ホース28は、高圧に耐えるように
巌丈に作られているので可成重く、垂れ下つて作
業上不便であるので、一般にはゴムチユーブのよ
うな弾性吊ひも30によつて上記レール18又は
その他の天井構造物から吊持されている。作業中
に、高圧ホース28が疲労等のために亀裂を生じ
て破損することが屡々あり、この場合には、一時
鋲作業を中止して高圧ホース28を交換しなけ
ればならないが、上記弾性吊ひも30と高圧ホー
ス28との連結部をほどいて、破損ホースを外
し、新たなホースを再び緊縛するのに、従来相当
の時間を要する不具合があつた。
本考案は、上記吊ひも30と高圧ホース28と
を連結し緊縛するため用いられ、高圧ホースの交
換に際してその切離し及び緊縛を短時間に行なう
ことができるようにした吊金具を提供することを
目的として創案されたものであつて、夫々平行に
連設された二つの半円筒部を具え、対向配置され
ることによつて二本のホースを並列して収容し得
る二つの円筒状空所を形成する一対の挾持部材、
上記一対の挾持部材の隣接する一端部を廻動可能
に連結するヒンジ、一対の挾持部材の隣接する他
端部に設けられた廻動レバー錠装置、任意の一方
の挾持部材の一端部に固着された第1の吊具、任
意の一方の挾持部材の略中央部分に固着された第
2の吊具、及び各挾持部材の半円筒部の内周面に
配設されたゴム、プラスチツク等からなるシート
部材を具備し、上記錠装置が、一方の挾持部材上
に固着されたフツクと、他方の挾持部材上に枢支
されたレバーと、同レバー上に廻動可能に連結さ
れ上記フツクに嵌脱自在に係合される連結金具と
からなり、同連結金具をフツクに係合させたのち
上記レバーを廻動させることによつて、上記一対
の挾持部材が互に引寄せられて錠止めされるよう
に構成されていることを特徴とする鋲機用高圧
ホース吊金具を要旨とするものである。
以下本考案の実施例を添付図面について具体的
に説明する。先づ第1図に略示され、高圧ホース
28と吊ひも30とを連結する吊金具32が本考
案の対象である。吊金具32は、第2図及び第3
図に詳しく示されているように、夫々平行に連設
された二つの半円筒部34,36を具え、対向配
置されることによつて二本の高圧ホース28を並
列に収容する円筒状空所A,Bを形成する一対の
挾持部材40及び42を包含している。挾持部材
40及び42は、夫々の一端部をヒンジ44によ
つて廻動可能に連結され、又他端部を後に詳述す
る廻動レバー錠装置46によつて係脱自在に連結
されている。更に、挾持部材40の一端部には座
金状の第1の吊具48が溶接等により固着され、
又その中央部即ち半円筒部34及び36の接合部
には、同じく座金状をなす第2の吊具50が溶接
等によつて固着されている。各挾持部材40及び
42の半円筒部の内周面には、高圧ホース28の
外面に傷をつけないようにするために、ゴム又は
プラスチツクで作られた半円筒状のシート部材5
2が接着剤等により固着されている。なお、上記
第1及び第2の吊具48及び50を図示のように
一方の挾持部材40側にのみ設ける必要はなく、
挾持部材40,42に各々何れか一方を取付ける
こともできるし、又吊具48及び50は図示の座
金状のものである必要はなく、例えば丸棒をU字
状に折曲げて形成することもできる。次に上記錠
装置46は、一方の挾持部材40に固着されたフ
ツク54と、他方の挾持部材42上に枢支された
レバー56と、同レバー56上に枢支され、好ま
しくは四角形の枠形をなしていて上記フツク54
に係止し得る形状を有する連結金具58とから構
成されている。そして、図示のように連結金具5
8をフツク54に係合させたのちレバー56を図
中矢印Cで示す方向に廻動させることにより、挾
持部材40及び42の端部を引寄せながら錠止め
し、反対に錠止位置からレバー56を矢印Cと反
対方向に廻動し、連結金具58をフツク54から
外すことによつて一挙に解錠し得るように構成さ
れている。
上記構成において、作業中に高圧ホース28が
破損した場合、レバー56を第2図図示位置より
更に僅か時計方向に廻動させて連結金具58をフ
ツク54から外し、挾持部材40及び42をヒン
ジ44の周りに廻動させて開くことによつて、迅
速容易に高圧ホース28を吊金具32から取出し
て新品と交換することができ、交換後は再び連結
金具58をフツク54に係合させてレバー56を
第2図中矢印C方向に廻動させることによつて簡
単かつ迅速に修理を終ることができる。従つて
鋲機10の作業休止時間を著しく短縮し作業能率
を向上し得る利点がある。又吊ひも30を第1の
吊具48に連結することによつて、吊金具32を
縦の姿勢で使用することができ、又第2の吊具5
0に連結することにより、吊金具32を横の姿勢
で使用できるので、長い高圧ホース28を自在に
ガイドすることができ便利である。更に高圧ホー
ス28を収容する円筒状空所A及びBを形成する
挾持部材40及び42の内面にシート部材52を
配設することによつて、この種吊金具を用いる場
合兎角発生し易いホース外周面のこすり傷の発生
を確実に防止し、その耐久性を損なうことがない
利点があり、同時に錠装置46の締付作用とシー
ト部材52の摩擦とによつて高圧ホース28のず
れを確実に防止し得る利点がある。
叙上のように、本考案に係る鋲機用高圧ホー
ス吊金具は、夫々平行に連設された二つの半円筒
部を具え、対向配置されることによつて二本のホ
ースを並列して収容し得る二つの円筒状空所を形
成する一対の挾持部材、上記一対の挾持部材の隣
接する一端部を廻動可能に連結するヒンジ、一対
の挾持部材の隣接する他端部に設けられた廻動レ
バー錠装置、任意の一方の挾持部材の一端部に固
着された第1の吊具、任意の一方の挾持部材の略
中央部分に固着された第2の吊具、及び各挾持部
材の半円筒部の内周面に配設されたゴム、プラス
チツク等からなるシート部材を具備し、上記錠装
置が、一方の挾持部材上に固着されたフツクと、
他方の挾持部材に枢支されたレバーと、同レバー
上に廻動可能に連結され上記フツクに嵌脱自在に
係合される連結金具とからなり、同連結金具をフ
ツクに係合させたのち上記レバーを廻動させるこ
とによつて、上記一対の挾持部材が互に引寄せら
れて錠止めされるように構成されていることを特
徴とし、ホース破損に際してホース交換作業を迅
速に行なうことができ、かつ使用中にホースを傷
めることがなく安全に吊持し得るから、実用上便
利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案吊金具の使用態様を示す概略
図、第2図は本考案吊金具の正面図、第3図は第
2図の平面図である。 10……鋲機、32……吊金具、24……圧
油源、34及び36……半円筒部、28……高圧
ホース、40及び42……挾持部材、44……ヒ
ンジ、52……シート部材、46……廻動レバー
錠装置、54……フツク、48……第1吊具、5
……レバー、50……第2吊具、58……連結金
具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 夫々平行に連設された二つの半円筒部を具え、
    対向配置されることによつて二本のホースを並列
    して収容し得る二つの円筒状空所を形成する一対
    の挾持部材、上記一対の挾持部材の隣接する一端
    部を廻動可能に連結するヒンジ、一対の挾持部材
    の隣接する他端部に設けられた廻動レバー錠装
    置、任意の一方の挾持部材の一端部に固着された
    第1の吊具、任意の一方の挾持部材の略中央部分
    に固着された第2の吊具、及び各挾持部材の半円
    筒部の内周面に配設されたゴム、プラスチツク等
    からなるシート部材を具備し、上記錠装置が、一
    方の挾持部材上に固着されたフツクと、他方の挾
    持部材上に枢支されたレバーと、同レバー上に廻
    動可能に連結され上記フツクに嵌脱自在に係合さ
    れる連結金具とからなり、同連結金具をフツクに
    係合させたのち上記レバーを廻動させることによ
    つて、上記一対の挾持部材が互に引寄せられて錠
    止めされるように構成されていることを特徴とす
    る鋲機用高圧ホース吊金具。
JP8730485U 1985-06-10 1985-06-10 Expired JPH0329667Y2 (ja)

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JP8730485U JPH0329667Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JP8730485U JPH0329667Y2 (ja) 1985-06-10 1985-06-10

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JPS61202778U JPS61202778U (ja) 1986-12-19
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JP6880973B2 (ja) * 2017-04-19 2021-06-02 中国電力株式会社 ホースの敷設方法

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