JPH03296471A - 自動車車体の塗装方法 - Google Patents

自動車車体の塗装方法

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JPH03296471A
JPH03296471A JP9824590A JP9824590A JPH03296471A JP H03296471 A JPH03296471 A JP H03296471A JP 9824590 A JP9824590 A JP 9824590A JP 9824590 A JP9824590 A JP 9824590A JP H03296471 A JPH03296471 A JP H03296471A
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JP
Japan
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car body
paint
vehicle body
painting
setting
Prior art date
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Pending
Application number
JP9824590A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Arai
新井 弘
Hiroshi Ochiai
洋志 落合
Masaaki Shoji
正明 庄司
Chiharu Negi
根木 千春
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車車体の塗装方法に関し、詳しくは、タ
レが起こる状態に塗料を塗布された車体を回転させなが
らセツティング及び焼付乾燥させて、高鮮映性塗膜を得
る方法の改良に関する。
(従来の技術) 従来、特開昭63−178871号公報に見られるよう
な塗装方法が知られている。
この塗装方法は、先ず、塗装工程において、被塗装物に
塗料タレが発生する膜厚以上に塗料を塗布し、続いて、
乾燥工程において、該被塗装物を回転させるものである
この塗装方法によって自動車車体に塗装を施す場合は、
第5図に示すように、車体Xの前後端部を水平軸50.
51に連結し、台車52に回転自在に保持する。
該台車52は、その底部に設けられた車輪53によって
搬送ライン54上を移動自在となっており、該台車52
は、搬送ライン54に沿って移動するチェーン55にロ
ッド56を介して係止されている。また、前記水平軸5
1には、第1傘歯車57が設けられており、該第1傘歯
車57と噛合する第2傘歯車58が垂直軸59の上端に
設けられている。該垂直軸59は、台車52の基部60
に支持されると共に、該基部60を貫通してその下端に
スプロケット61を備えている。
そして、該スプロケット61は、該車体Xの回転位置で
駆動チェーン62に係合する。
該台車52に保持された車体Xは、その回転位置で、車
体Xの車長方向を水平軸として回転する。
以上のように、塗料がタレ限界膜厚以上に塗布された車
体Xを台車52によって回転させながら塗料を乾燥させ
ることにより、該車体Xの塗装面を平滑に仕上げること
ができ、塗装面の鮮映性を向上させることができる。
しかし、車体Xの車長方向の端部に向かうに従って傾斜
する部分、例えば、ボンネット部の前端部分Y等が、回
転する軸の近傍に位置していると、該前端部分Y等に塗
料が集中する傾向がある。特に近年では、スラント・ノ
ーズと呼ばれるボンネットの前端部分Yが太き(傾斜す
るデザインの車体が多く生産される。このため、車体の
車長方向を水平軸とする回転によると、スラント・ノー
ズのデザイン等の車体では塗料膜厚の均一化が望めず、
ボンネットの前端部分Yが他の部分に比して塗料膜厚が
厚くなるおそれがある。これにより、前舵塗装方法によ
る車体Xへの塗装は、該車体Xが車長方向の端部に向か
うに従って傾斜する部分を有するデザインのものには採
用できず、塗装する車体Xのデザインが限定される不都
合がある。
(発明の解決すべき課題) かかる不都合を解消して、本発明は、車体のデザインに
左右されることなく塗料の膜厚を均一にすることができ
る自動車車体の塗装方法を提供することを目的とする。
(課題を解決する手段) かかる目的を達成するために、本発明は、自動車車体に
塗料をタレが起こる状態に塗布する塗装工程と、該塗装
工程により車体に塗布した塗料にセツティング及び焼付
を行う乾燥工程とを有する塗装方法において、少なくと
も前記セツティング時に、前記車体の車幅方向を水平軸
として該車体を回転させることを特徴とする。
(作用) 本発明の塗装方法は、先ず、塗装工程によって車体に塗
料を塗布する。このとき、該塗料はタレ/を起こす状態
とする。その状態とするには、例えば、前記塗装工程に
おいて塗料をタレ限界膜厚以上に塗布するか、又は、前
記塗装工程において塗料を塗布した後に塗装面に溶削を
噴霧する等を行って塗料にタレを発生させればよい。
そして、前記乾燥工程によって車体に塗布された塗料を
焼付乾燥する。該乾燥工程では、特に、そのセツティン
グ時に、前記車体の車幅方向を水平軸として該車体を回
転させる。このとき、車体に塗布した前記塗料がタレを
起こす状態にあるため、該車体を回転させて塗装面の重
力方向を変化させることにより塗装面を平滑化すると共
に、その回転を車体の車幅方向を水平軸とすることによ
り°該車体の前後端部が軸から距離を存して回転し、膜
厚を均一化する。また、車体の車幅方向を水平軸とする
回転は、例えばルーフ面等の、略水平面の塗膜の平滑化
を行うだけでなく、例えばドア側面等の、略垂直面であ
っても回転によって重力方向が変化するので、略垂直面
の塗膜の平滑化が可能となる。
なお、車体を回転させることについては、前記セツティ
ング時に限定されるものでないことは言うまでもない。
(実施例) 本発明の一実施例を、図面に基づいて説明する。
第1図は本実施例の塗装方法の工程を示す説明図、第2
図及び第3図は本実施例で使用した加熱乾燥装置の説明
図、第4図は他の実施例の塗装方法の工程を示す説明図
である。
図中1は塗装工程、2はセツティング3と焼付作業4と
からなる乾燥工程を示す。これらの工程は、塗装ライン
Aに配設され、自動車車体Xは、該塗装ラインAに沿っ
て搬送されながら、前記の各工程が行われて塗装が施さ
れる。
全体の概要を説明すれば、先ず、電着塗装が施された車
体Xが第1図中仮想線示した中塗工程5及び中塗乾燥工
程6によって中塗塗装及び中塗塗料の乾燥が行われる。
続いて、中塗塗装が施された車体Xは、前記塗装工程1
により、クリア塗料等の上塗塗料が塗布される。該塗装
工程1では、図示しない自動塗装機によって車体Xに塗
装作業が行われ、前記上塗塗料がタレを起こす状態とな
る膜厚に塗装する。続いて、乾燥工程2により、車体X
に塗布した上塗塗料が乾燥される。該乾燥工程2では、
先ず、車体Xがその車幅方向を水平軸として回転されな
がらセツティング3が行われる。次いで、該セツティン
グ3の後に、車体Xを前記焼付作業4によって塗料の焼
付けを行う。そして、該車体Xの乾燥工程2が終了する
次に、前記塗装工程1について詳説する。
該塗装工程1では図示しない塗装ブース内で車体Xへの
塗装作業が行われる。本実施例では、該塗装ブース内は
、温度20℃〜27℃、湿度60%〜75%、風速0.
3a+/sin 〜0.5+/1lIinの環境となっ
ている。塗装においては、自動塗装機が使用され、塗装
ガンはランズバーグ・ゲマ社製マイクロマイクロベル、
回転数4万rpm 、印加電圧−40kV、塗装面まで
の距離150〜200ve、コンベア速2 m/min
、レシプロ速13n+/sin 、シェービング圧1.
5kg/d、パターン巾φ400〜φ450IIII+
とする。この時使用する上塗塗料は、例えば、粘度26
秒/20℃(イワタカフブ)のアクリル・メラミン樹脂
塗料(日本ペイント社製0−1004)等のクリア塗料
を使用し、その塗布膜厚は40〜55μmとする。これ
らの塗料において、塗布膜厚を40〜55μmとした場
合には、塗装面にタレが発生する。
このように、該塗装工程1では、前記上塗塗料をタレが
起きる状態となる膜厚に塗装する。
次に、前記乾燥工程2について詳説する。
該乾燥工程2は、例えば、第2図及び第3図に示すよう
に、塗装ラインA上に設置された加熱乾燥装置7によっ
て行われる。塗装ラインAでは、車体Xがその前後方向
を搬送方向として搬送される。車体Xは、該加熱乾燥装
置7内に搬入されると支持台B上に停止される。
前記加熱乾燥装置7は、車体Xの車幅方向を水平軸とし
て回転自在かつ昇降自在の車体保持手段8に車体Xを保
持し、該車体保持手段8の上昇位置に設けられた加熱乾
燥炉9によって車体Xを加熱乾燥する。前記車体保持手
段8は、下降位置で前記車体Xを塗装ラインAから受は
取って上昇し、車体Xを加熱乾燥炉11内に搬入して車
体Xを回転させ、回転しながら車体Xのセツティング5
及び焼付作業6を行う。
前記車体保持手段8は、車体Xを把持手段10によって
把持しており、該把持手段10は、車体保持手段8の回
転時に車体Xの落下を防止して車体Xを該車体保持手段
8に連結している。該車体保持手段8は、回転自在の回
転軸11を備え、該回転軸11は支柱12に沿って昇降
する昇降ブロック13に支持されている。該昇降ブロッ
ク13は、前記支柱12の上端と下端とに備えた一対の
スプロケット1415に掛けわたされたチェーン16に
連結されて支持されている。該チェーン16は、該加熱
乾燥装置7の上部に回転自在に支持されたシャフト17
を介してその上部に固定されたモータ18によって回動
される。前記モータ18を正転成いは逆転させることに
よって、該チェーン16が正逆回動し、それによって該
チェーン16に連結された前記昇降ブロック13が昇降
される。該昇降ブロック13に支持された前記回転軸1
1は、その端部にギア19を備え、該ギア19を回転駆
動するモータ20が前記昇降プロ・ツク13に固定され
ている。これにより、前記乾燥工程2では、前記車体保
持手段8に車体Xを保持して上昇し、前記加熱乾燥炉9
内で、車体Xの車幅方向を水平軸として回転させて車体
Xのセツティング3及び焼付作業4を行う。
該セツティング3は、車体Xに対し温度50℃前後で7
分〜10分程度の加熱が行われる。該セツティング3の
際には、前記車体保持手段8の回転軸11の回転によっ
て車体Xがその車幅方向を水平軸として回転される。こ
のときの車体Xの回転数は10±2rpmとし、前記塗
装工程1での上塗塗料の塗布時から2分以内に回転始動
する。
続いて、焼付作業4では、前記加熱乾燥炉9内で車体X
の温度が140℃になってから5分後に、車体Xがその
フロア側を下方に向いた正常姿勢で回転が停止される。
そして、車体Xが正常姿勢のまま140℃で15分〜2
0分塗料を焼付ける。そして、該焼付作業4が終了する
と前記車体保持手段8が下降して、再び塗装ラインAに
車体Xが受は渡される。
このようにして、前記セツティング3において車体Xを
その車幅方向を水平軸として回転するだけで、前記塗装
工程1でタレが発生する状態に塗布された上塗塗料の膜
厚を均一化すると共に、その塗装面を平滑にすることが
できる。また、車体Xの車幅方向を水平軸とする回転は
、例えばルーフ面W等の、略水平面の塗膜の平滑化を行
うだけでなく、例えばドア側面Z等の、略垂直面であっ
ても回転によって重力方向が変化するので、略垂直面の
塗膜を平滑にすることができる。
更に、車体Xの車幅方向を水平軸とする前記回転軸11
による車体Xの回転は、所謂スラント・ノーズデザイン
の車体Xの傾斜する前端部分Yを該回転軸11から距離
を存して回転させるので、車体Xの前端部分Yに塗料が
集中することを防止して膜厚を均一化することができる
また、本実施例の前記塗装工程1によって塗布する上塗
塗料は、タレが起きる状態で、塗装後に充分な耐久力を
有するだけの膜厚となるものを採用している。但し、こ
の膜厚は、塗装時の粘度の高い塗料を採用する場合には
、該塗料がタレを起こす状態で必要以上に厚膜となるこ
とが考えられる。そこで、このようにな粘度の高い塗料
を採用する場合には、第4図に示すように、塗装工程1
で所定膜厚に塗布し、強制的にタレを発生させるべく塗
装面に溶剤を噴霧する工程1′を加えてもよい。これに
より、車体Xに塗布する塗料の粘度に左右されることな
く、前記セツティング3での車体Xの回転時には、該塗
料の膜厚を均一化することができる。
なお、車体Xは、前記セツティング3の際のみでなく、
他の工程においても車体Xの車幅方向を水平軸として回
転してもよいことは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のことから明らかなように、本発明は、車体に塗布
した前記塗料がタレを起こす状態として、少なくとも乾
燥工程のセツティングで前記車体をその車幅方向を水平
軸として回転させることにより、塗装面に重力方向の変
化を与えて該塗装面を平滑化することができる。しかも
、車体の車幅方向を水平軸として回転させることにより
、車体の傾斜する前端部分等への塗料の集中を防止する
ことができるので、スラント・ノーズ等のデザインの車
体であっても塗膜の膜厚を均一化させることができ、塗
装面の平滑化を向上させることができる。
従って、本発明によれば、車体のデザインに左右される
ことなく塗料の膜厚を均一化することができるので、車
体のデザインを限定することなく該車体に高品質な塗装
を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の塗装方法の工程を示す説明図、第2
図及び第3図は本実施例で使用した加熱乾燥装置の説明
図、第4図は他の実施例の塗装方法の工程を示す説明図
、第5図は従来の塗装方法で使用される車体の搬送台車
の説明図である。 X・・・自動車車体 1・・・塗装工程 2・・・乾燥工程 3・・・セツティング 4・・・焼付作業 他1名:、・5″L′i)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、自動車車体に塗料をタレが起こる状態に塗布する塗
    装工程と、該塗装工程により車体に塗布した塗料にセッ
    ティング及び焼付を行う乾燥工程とを有する塗装方法に
    おいて、少なくとも前記セッティング時に、前記車体の
    車幅方向を水平軸として該車体を回転させることを特徴
    とする自動車車体の塗装方法。
JP9824590A 1990-04-12 1990-04-12 自動車車体の塗装方法 Pending JPH03296471A (ja)

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