JPH03296093A - プリント装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パソコン、ワークステーション等か［従来の
技術］ コンピュータ等で作成された文書、あるいは通信系メデ
ィアによって得られた文字情報等をプリント装置で再現
する際の印字品位を向上させる為に、アウトラインフォ
ントによる文字表現が行なわれてきている。すなわち文
字の輪郭の代表点をデータとしてコンピュータあるいは
プリンタ内に持たせ、その代表点をもとに要求される大
きさに応じたサイズの文字輪郭を演算により求め、ドツ
トから構成される文字の印字データを作り出すものであ
る。このアウトラインフォントで印字する場合、文字を
演算により印字データを作り出す作業は、複雑な処理が
必要とされ、ソフトウェアで処理すると、ソフトウェア
も大きくなり演算時間も長く必要になる。この、文字発
生の演算を高速にさらに簡単に、しかも高品位にするた
め、多くの演算アルゴリズムが提案され、実用化されて
いる。用いられるコンピュータの種類、あるいはプリン
ト装置の種類に応じて基本となるアウトラインフォント
のアルゴリズムが異なるため、アウトラインフォントの
データが異なるものとなり同一のフォントデータを、複
数の装置に於て使用することができないのが一般的であ
る。この不具合を解消するために、使用装置のアルゴリ
ズムに合わせたフォントデータの変換がソフトウェアで
実施されている。例えば、三次ベジェ方式で構成された
アウトラインデータを、二次Ｂスプライン方式のアウト
ラインデータに変換される処理がソフトウェアにより実
施される。この異なるアルゴリズムでのデータを変換す
る事は、似かよったアルゴリズムであれば、演算結果で
ある出力としての印字品位を落とさずに可能な場合もあ
るが、−船釣には印画品位を維持することはきわめて難
しい。

そこで、各種のアルゴリズムに対応した高印字品位のプ
リント出力を得るためには、プリント装置内に複数のア
ルゴリズムに対応できるアウトライン展開機能が要求さ
れる。

［発明が解決しようとする課題］ 複数のアウトラインフォントアルゴリズム方式に対応し
た機能をプリント装置内に持ち込むことは、従来は、採
用されていない。理由としては、従来までのアウトライ
ンフォントでは出力するプリント装置のみに印字品位が
依存しておりプリント装置の中にアウトラインフォント
のデータが置かれていれば良いため、ある限定されたア
ウトラインフォント発生アルゴワスムで十分であった。

これに対して、文書発生装置であるコンピュータ側で画
面の表示に於て、アウトラインフォントを持込み、画面
での表示内容と、印刷した結果が同じ品位が要求される
ようになり、コンピュータ側にアウトラインフォントデ
ータを持つようになる。

二のため、コンピュータ側で表示に用いているアウトラ
インフォントデータを出力のプリンタでも使用し効率を
上げることが要求されてくる。そのためには、ホストコ
ンピュータの中のアウトラインフォントのデータを、プ
リンタに送り込むダウンロードの機能がつき、同じデー
タをコンピュータとプリンタが両方で使うことになる。

この場合プリンタとコンピュータが、対になって使われ
る場合には、プリンタはホストコンピュータに依存する
一種類のアウトラインフォントアルゴリズムに対応する
だけで十分であるが、多数のコンピュータを対象にする
場合には、複数種のアウトラインフォント発生方式に対
応することが必須となってくる。この場合にプリンタ側
での複数アルゴリズム対応のための負荷を減らすことが
課題となる。

［課題を解決するための手段］ 複数アルゴリズム対応の負荷を減らすため、ＣＰＵ、メ
モｌへ文字発生演算手段、印字機構を具備し、文字発生
演算基本アルゴリズムの異なる複数種のアウトラインフ
ォントデータに対応した文字ビットデータ発生を、文字
発生演算手段のパラメータ変更によって対応することに
より行なう。

［作用］ この発明により、プリンタ内のソフトウェア負荷を増や
さずに複数のフルゴリスム文字に対応したプリント装置
が可能になる。

［実施例］ 以下、本発明について実施例に基づいて詳細に説明する
。

第１図は、本発明の実施例であり、１０１はＣＰＵ、１
０２は文字発生演算手段、１０３はメモリ、１０４は印
字機構である。

動作の流れにしたがって詳細に説明する。プリンタと接
続されたコンピュータ等から、印字あるいは印画の情報
が入力される。ＣＰＵｌ０Ｉがその情報に基づき、文字
情報の場合には文字発生演算手段１０３に指示を与え、
印字のためのビット情報にＨ開を行なう。この際、文字
Ｍ開は、ビット情報のデータ（フォントデータ）を文字
のある大きさのビットデータをメモリに記憶しておき、
そのビット情報（ビットマツプフォント）をメモリーか
ら読みだして使用する場合と、アウトラインフォントの
基データを、メモリに記憶しておき、必要とされる大き
さに応じた展開を行なう場合とがある。本発明の文字展
開は、アウトラインフォントの展開を対象とした文字展
開である。そのアウトラインフォント展開では、外部の
コンピュータ等によって、各種の展開方法が存在する。

その展開方法は、コンピュータにより指定される。展開
の基本データであるアウトラインフォントの基データは
プリンタ内にＲＯＭ、ハードディスク等の記憶装置に最
初から所持していても、ダウンロードという手段によっ
てコンピュータ等から供給されても良いが、文字展開を
実施する場合には、プリンタ内のＲＡＭ等の記憶装置の
中に存在している。文字発生演算手段１０３は、複数種
類のフォントＭ開アルゴυスムに対応できる構成として
あり、文字発生演算手段内のパラメータをＣＰＵ１０２
より指定することにより、必要とされるアルゴリズムで
の文字展開が実施される。メモリ１０２はコンピュータ
からの情報を一時記憶、展開した文字情報を記憶する、
展開するためのアウトラインフォントの基データを記憶
しておく等、各種の用途に使用されるメモリである。印
字するビット情報になった情報は、印字機構１０４に送
出されメカニカルな動作により紙に印字される。

文字発生演算手段１０３で複数アルゴリズムに対してパ
ラメータ変更で選択することを本発明の基本構成として
いるが、そのことが可能なことを一例により説明する。

第５図はアウトラインフォント展開アルゴリズムで良く
用いられている三次ベジェ方式の説明図であり、第６図
は他のアウトラインフォント展開アルゴリズムである二
次Ｂスプライン方式の説明図である。第５図ではアウト
ラインフォントの基データとして、ＰＩＰＰＰ３Ｐ４が
与えられ、Ａを含んだ実曲線を発生させる。

発生の基本式は三次ベジェ方式は、 Ｐ　Ａ（ｔ）”（１−ｔ）３Ｐ＋＋３（１−ｔ）２ｈ＋
３（１−ｔ）ｔ２ｈ＋ｔ３Ｐ４　　・・・・（１）０≦
ｔ≦１　の変数 で示す演算式により算出される。第６図では同じくアウ
トラインフォントの基データとしてＱ、　Ｑ２Ｑ３が与
えられ、同じくＡを含んだ実曲線を発生させる。発生の
基本式は二次Ｂスプライン方式は、 ＱＡ（ｔ）＝（ｔ２／２−ｔ＋１／２）　Ｑ＋＋（−ｔ
２＋ｔ＋１／２）Ｑ２”ｔ２／２Ｑ３・・・・（２） ０≦ｔ≦１　の変数 で示す演算式により算出される。ここで上げた２つの方
式による曲線がほとんど同一になるとしてアウトライン
フォント基データを指定した場合の図が第７図である。

基データは、三次ベジェの場合がＰＩ　Ｆ２　Ｆ３　Ｐ
ａであり、二次Ｂスプラインの場合がＱＩ　Ｑ２　Ｑ３
である。このように指定する基データは全く異なるもの
になり、データ変換も簡単ではなく、さらにＰ＋Ｒ＋　
とＰ−Ｒ３が同一の点になるとは限らないため、データ
変換をしたとしても印字品位は補償できない。そこで、
フォントデータに合った展開アルゴリズムが要求される
。

上記 （１）式（２）式で示した演算の式は全く異なるため、
両演算を簡単に同一演算式で実施することは困難である
が、両式に式の変形を施しＰＡ（ｔ）＝ａ（ｔ）・Ｐ＋
＋ｂ（ｔ）・Ｐ４＋ｃ　（ｔ）−（Ｆ２−Ｐ＋）＋ｄ　
（ｔ）・（Ｆ２−Ｆ３）＝・（３）ＱＡ（ｔ）＝ａ　’
（ｔ）・Ｒ＋＋ｂ　’（ｊ）・Ｒ３＋ｃ’（ｔ）・（Ｒ
２−Ｒ＋）＋ｄ　’Ｕ）・（Ｒ２−Ｒ３）・・・　（４
）にすることができる。この変形により式の共通化がで
き、両方式に異なるパラメータａ（ｔ）、ａ’（ｔ）、
ｂ（ｔ）、　ｂ’（ｔ）、　ｃ（ｔ）、　ｃ’（ｔ）、
　ｄ（ｔ）、　ｄ’（ｔ）を返ることにより同一演算が
可能になる。従って、三次ベジェあるいは二次Ｂスプラ
インの両方式について設定を返るだけで可能となる。本
説明では、２方式を例にして説明したが、他の方式に対
しても同様の変形が可能で演算式の共通化が可能である
。

第２図は第１図の文字発生部の具体的実施例であり、２
０１はＣＰＵ等からのインターフェース部、２０２は演
算式に従って輪郭点を演算をする補間演算ブロック、２
０３は補間点発生後の輪郭点の接続あるいは長い直線部
の接続を行なう直線ブロック、２０４は輪郭で囲まれた
文字の内部を塗りつぶすブロック、２０５はそれぞれの
処理を行なうためのメモリである。文字発生演算は一般
的にはＣＰＵによるソフトウェア演算により実施される
が、高速化のためには、ＣＰＵに於ける並列処理動作（
パイプライン処理）が要求される。その並列処理の１例
として、ここに示すブロックにより文字発生演算を実施
する。補間ブロック２０２では上記で示した演算式例に
従って、要求される演算方式でのアウトライン文字輪郭
発生が行なわれる。この時要求される演算方式にパラメ
ータ設定がインターフェース２０１を通してＣＰＵから
行なわれる。

第３図、第４図とも第２図と同様に文字発生演算手段の
具体的実施例である。第３図で３０１は演算ブロックで
、文字発生の前段処理を独自の演算器を持たせて実施す
る例である。さらに第４図は塗りつぶし演算を別の処理
で実施した例である。

いずれの場合も要求される演算方式にしたがってパラメ
ータ設定を変えて対応する。

ここで、アウトラインフォント発生に際して発生アルゴ
リズムに注目して説明してきたが、文字の品質を決める
要因として、文字発生時の補正処理が重要となる。すな
わち、アウトライン基フォントから、ある大きさの文字
を発生させる場合に拡大縮／ＪＸ回転等の処理が実施さ
れ文字発生補間等の処理が行なわれる。特に縮小された
文字等は各ドツトの位置補正を行なわないと高品位の文
字が得られない。そこでヒンティングと称する補正処理
が行なわれる。この補正処理については要求される方式
に基づくピンティング処理をＣＰＵの演算として、ある
いは演算ブロック３０１により実施し、各方式に適した
処理を実施する。

［発明の効果コ 本発明により一台のプリント装置により各種の文字発生
方式の文字の発生がプリント装置の大きな負荷なく可能
になり、プリンタとしての使い勝手が向上する。

　０１ ０２ ０３ ０４ ０２ ＣＰＵ メモリ 文字発生手段 印字機構 補間ブロック 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　文字のアウトラインフォントデータから印字する文字
   の大きさに応じた印字ドットデータを演算させる文字発
   生において、ＣＰＵ、メモリ、文字発生演算手段、印字
   機構を具備し、文字発生演算基本アルゴリズムの異なる
   複数種のアウトラインフォントデータに対応した文字ビ
   ットデータ発生を、文字発生演算手段のパラメータ変更
   によって対応することを特徴とするプリント装置。