JPH03295387A - カラー撮像装置 - Google Patents

カラー撮像装置

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JPH03295387A
JPH03295387A JP2097260A JP9726090A JPH03295387A JP H03295387 A JPH03295387 A JP H03295387A JP 2097260 A JP2097260 A JP 2097260A JP 9726090 A JP9726090 A JP 9726090A JP H03295387 A JPH03295387 A JP H03295387A
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Ryoyu Takanashi
高梨 稜雄
Shintaro Nakagaki
中垣 新太郎
Tsutae Asakura
浅倉 伝
Masato Furuya
正人 古屋
Takehisa Koyama
剛久 小山
Yuji Uchiyama
裕治 内山
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野] 本発明はカラー撮像装置に関する。 【従来の技術】
被写体の光学像の記録を行なう場合には、従来から光学
的なカメラが使用されたり、あるいはテレビジョンカメ
ラとVTRとの組合わせ装置が使用されたりしており、
また主情報としての画像情報と、副情報としての音声情
報とを同じ記録媒体に記録することも、例えば映画フィ
ルム、VTRの磁気テープ等において従来から行なわれ
て来ている。 ところが、被写体の光学像の記録に銀塩写真法を用いた
場合には、像の再生に複雑な処理かを必要とされ、また
、撮像装置、例えばテレビジョンカメラを用いて被写体
の光学像を撮像して得た映像信号をVTRなどを用いて
記録する場合には、高画質・高解像度の再生画像を再生
させうるような映倫信号が発生できる撮像装置が必要と
されるが、撮像素子として撮像管が使用されている撮像
装置においては、撮像管における電子ビーム径の微小化
に限界があるために、電子ビーム径の微小化による高解
像度化が望めないこと、及び、撮像管のターゲット容量
はターゲット面積と対応して増大するものであるために
、ターゲット面積の増大による高解像度化も実現するこ
とができないこと、また、例えば動画の撮像装置の場合
には高解像度化に伴って映像信号の周波数帯域が数十M
H2〜数百M Hz以上にもなるためにS/Nの点で問
題になる、等の理由によって、撮像装置により高画質・
高解像度の再生画像を再生させうるような映像信号を発
生させることは困菫であり、撮像素子として固体撮像素
子が用いられている撮像装置においては、高画質・高解
像度の再生画像を再生させうるような映像信号を発生で
きる画素数の多い2次元イメージセンサを得ることが困
難であるし、VTRとしても高画質・高解像度の再生画
像が再生できるような広帯域の映像信号を記録再生でき
る性能のものを得ることが困難である。 それで、近年になって高画質・高解像度の画像情報の記
録再生を可能とする装置の一つとして、画像情報を高精
細度な電荷像として電荷像記録媒体に記録できるように
した装置が提案され、また、電背像記媒体に対して、主
情報として例えば被写体の静止画像情報に対応する電荷
像と、副情報として例えば音声情報に対応する電荷像と
を記録させるようにするという提案もなされている。
【発明が解決しようとする問題点】
ところが従来提案された撮像装置や記録再生装置は原理
的な構成のもので、実際の使用に当り取扱いが不便であ
り、それの解決策が求められた。
【11題を解決するための手段】 本発明は撮像レンズと、光学的シャッタと、色分解手段
と、光導電層部材を含んで構成された光電変換手段と、
光電変換手段と情報記録媒体との間に被写体の光学像と
対応する電界を発生させるための電圧源と、前記した光
学的シャッタの開閉動作のタイミングの制御と前記した
電圧源からの電圧の供給のタイミングの制御とを行なう
制御手段と、設定された撮像条件を入力する入力手段と
、少なくとも撮像レンズを通過した被写体の光によって
被写体の光学像を目視できるようにする光学的なビュー
ファインダとを備えてなるカラー撮像装置、及び前記し
たカラー撮像装置に記録の対象にされる音声情報を含む
光により情報記録媒体に音声情報を記録する手段を付加
した構成のカラー撮像装置、ならびに前記したカラー撮
像装置に再生手段を付加した構成のカラー撮像装置を提
供する。
【作用) 入力部に設定された撮像条件に従って制御部では、光学的なビューファインダ用の光学的シャッタと撮像像用の光学的シャッタとの開閉制御動作を選択的に行なう。 光学系中に撮像レンズを含む光学的なビューファインダを用いて行なわれる被写体の光学像の目視により撮像レンズを合焦状態に調節する。 撮像用の光学的シャッタの開放動作時には、光導電層部材を含んで構成された光電変換手段と情報記録媒体との間に所定の時間にわたり電源を接続しく電圧シャッタをオンの状態にし)で被写体の光学像に対応する電界が情報記録媒体の記録層部材に印加されるようにする。 前記した被写体の光学像と対応する電界に基づいて情報記録媒体の記録層部材には被写体の光学像と対応する情報の記録が行なわれる。 また、記録の対象にされる音声情報を含む光により情報記録媒体に対して音声情報を記録する。 情報記録媒体に記録された各種の情報は再生手段によって再生できる。 【実施例】
以下、本発明のカラー撮像装置の具体的な内容について
添付図面を参照して詳細に説明する。 第1図乃至第3図及び第10図乃至第12図は本発明の
カラー撮像装置の実施例のブロック図。 第4図乃至第9図は各種の構成形態の情報記録媒体に対
する記録動作の説明のための記録系のブロック図である
。 第1図においてTLは撮像レンズ、PStは撮像用の光
学的シャッタ、C8Aは3色分解光学系、WHは書込み
ヘット、RMは情報記録媒体、BSは情報記録媒体の押
え部材、PSfはビューファインダ用の光学シャッタ、
OPは操作部、CT Lは制御部、D pstは撮像用
の光学的シャッタP3tの駆動機構、D psfはビュ
ーファインダ用の光学シャッタPSfの駆動機構、Eは
電源、Peはビューファインダの接眼レンズである。こ
の第1図示のカラー撮像装置において、情報記録媒体R
Mと情報記録媒体の押え部材BSとは共に透明なものが
使用されている。 第1図に示されているカラー撮像装置において。 操作部OPに設けられている入力装置1例えば押釦また
はキースイッチ等により、カラー撮像装置の動作条件を
設定する。 操作部opに設定したカラー撮像装置の動作条件が、例
えばビューファインダを使用して被写体○の光学像を撮
像レンズTLで書込みヘットWHの光導電層部材PCL
に結像させるようにする場合の動作条件であれば、制御
部CTLでは撮像用の光学的シャッタPstの駆動機構
DpStとビュファインダ用の光学シャッタPSfの駆
動機横丁つpsfとに制御信号を与えて、撮像用の光学
的シャッタPStとビューファインダ用の光学的シャッ
タPSfとの双方を開放状態とする。 この状態で被写体Oからの光は撮像レンズT L→開放
状態の撮像用の光学的シャッタpst→3色分解光学系
C3A→書込みヘッドWE(→情報記録媒体RM→情報
記録媒体の押え部材BS→ビューファインダの接眼レン
ズPe→撮像者の眼、のような光路で撮像者の眼に与え
られるから、撮像者は撮像レンズT Lを光軸上で前後
させて被写体0の光学像が書込みヘッドWHの光導電層
部材に結像される状態とする。 次に操作部oPに露光条件を設定してから撮像動作が開
始されるようにすると、制御部CTLでは撮像用の光学
的シャッタPstの駆動機構D pstとビューファイ
ンダ用の光学シャッタPSfの駆動機構Dpsfとに制
御信号を与えて、ビューファインダ用の光学的シャッタ
PSfを閉じた状態にした後に、操作部○Pに設定され
た露光条件を満足する時間だけ撮像用の光学的シャッタ
PStを開放状態にする。 また、制御部CTLでは情報記録媒体RMについて定め
られている記録条件を満足できる必要な時間だけ書込み
ヘッドWHにおける透明電極Etlと情報記録媒体RM
における電極Et2(情報記録媒体RMの構成と記録動
作等については第4図乃至第9図等を参照して後述され
ている)との間に電源Eの電圧が印加されるような制御
動作を行なう。 この状態で被写体Oの光は、撮像レンズTLと光学的シ
ャッタPSとを通過した後に3色分解光学系C5Aによ
り、3色分解されたそれぞれの色毎の光学像が書込みヘ
ッドWHにおける光導電層部材PCLに結像される。 ところで、前記した3色分解光学系C3Aにおいて、D
Pはダイクロイックプリズム、Mr、Mbは全反射面+
 Pr、Pbは光路補正用プリズムであり、ダイクロイ
ックプリズムDPに入射した被写体の光の内で緑色光は
ダイクロイックプリズムDPを直進透過して書込みヘッ
ドWHにおける光導電層部材PCLに被写体の緑色光に
よる光学像を結像する。 また、ダイクロイックプリズムDPに入射した被写体の
光の内で赤色光はダイクロイックプリズムDPで光路補
正用プリズムPrの方に反射し。 次いで全反射面Mrで全反射して光路補正用プリズムP
r中を透過して書込みヘッドWHにおける光導電層部材
PCLに被写体の赤色光による光学像を結像し、さらに
、ダイクロイックプリズムDPに入射した被写体の光の
内で青色光はダイクロインクプリズムDPで光路補正用
プリズムpbの方に反射し、次いで全反射面Mbで全反
射して光路補正用プリズムpb中を透過して書込みヘッ
ドWHにおける光導電層部材PCLに被写体の青色光に
よる光学像を結像する。 前記のようにして書込みヘッドWHにおける光導電層部
材PCLに結像された被写体の緑色光による光学像の結
像面と、被写体の赤色光による光学像の結像面と、被写
体の青色光による光学像の結像面とは、書込みヘッドW
Hにおける光導電層部材P CI、にそれぞれガートバ
ンドを隔てて隣接並置された状態に形成される。 書込みヘッドWHにおける透明電極Etlと情報記録媒
体情報記録媒体RMにおける電極E t2(第4図乃至
第7図参照)との間には、既述のように撮像動作時に電
源Eから電圧が印加されているので、前記のように被写
体Oの各色の光学像が結像されている書込みヘッドWH
における光導電層部材PCLの電気抵抗値が前記した被
写体○の各色の光学像と対応して変化するために、前記
した透明電極Etlと電極Et2との間に存在する書込
みヘッドWHにおける光導電層部材PCLと情報記録媒
体RMの記録層部材CML(第4図乃至第7図参照)と
に印加される電界強度分布は、前記した被写体Oの各色
の光学像と対応しているものとなり、それにより情報記
録媒体RMの記録層部材CMLには被写体○における各
色の光学像と対応する情報が記録されることになる。 情報記録媒体RMの記録層部材CM Lへの記録動作は
、情報記録媒体R,Mの記録層部材CM Lの構成態様
が異なるのに応じてそれぞれ異なるから、次に第4図乃
至第7図を参照して各種の構成態様の情報記録媒体RM
における記録動作について説明する。 第4図乃至第7図に示されている記録系において0は被
写体、TLは撮像レンズ、RMは情報記録媒体、BPl
は透明基板(例えば、ガラス基板)、BF2は基板、E
tlは透明電極、Et2は電極、PCLは光導電層部材
、CMLは情報記録媒体RMにおける記録層部材、Eは
電源、PSは光学シャツタ、SWはスイッチ(電圧シャ
ッタ)、Rは抵抗。 WHは書込みヘッドであり、第1図中における構成部分
と対応する構成部分には、第1図中で使用している図面
符号と同一の図面符号が使用されている。 第4図乃至第7図には第1図中に図示されている制御部
CTLを示してなく、第4図乃至第7図には前述した制
御部CTLの動作において情報記録媒体RMについて定
められている記録条件を満足できる必要な時間だけ書込
みヘッドWHにおける透明電極Etlと情報記録媒体R
Mにおける電極Et2との間に電源Eの電圧を印加させ
るような制御動作が行なわれた状態を説明するために必
要な回路配置を図示しである。 さて、情報の記録に用いられる情報記録媒体RMは基板
BP2に少なくとも電極Et2と記録層部材CMLとを
積層して構成されているのであるが、前記した情報記録
媒体RMの構成中に含まれている記録層部材CM Lと
しては、[1]記録の対象にされている情報と対応する
電荷像を長期間にわたって保持できるような機能を備え
ている電荷保持層部材が用いられても、あるいは[2コ
電圧の印加によって光の散乱の状態、複屈折の状態、旋
光の状態等の光学的な性質が変化する光変調材料を使用
して構成される光変調材層部材が用いられてもよい。 前記の記録層部材CMLとして用いられる前記した[1
]の電荷保持層部材としては、例えば、高い電気抵抗値
を示す材料膜で構成された電荷保持層部材、あるいは例
えば、高い電気抵抗値を示す材料膜中に電荷保持用の粒
子を分散させて構成されている電荷保持層部材、その他
の構成態様のものが使用でき、また、前記の記録層部材
CMLとして用いられる前記した[2コの光変調材層部
材としては、 (イ)印加された電界によって光学的な
性質が変化し、かつ前記の光学的な性質の変化の状態は
電界の印加時だけに生じるような材料(例えばニオブ酸
リチウム、液晶、高分子一液晶複合膜、PLZT)が用
いられたり、(ロ)印加された電界の強度分布を光学的
な性質の変化の形態として記憶し、それに一定の強度分
布を有する光が与えられた場合に、前記した記憶内容に
応じた強度分布を示す光を生じさせることができるよう
な材料(例えば、高分子一液晶複合膜、液晶、散乱型の
Pl、、ZT)などを用いることができる。 情報記録媒体RMにおける記録層部材CMLとして使用
できる光変調材層部材として例示した前述の光変調材料
において、液晶、PLZT、高分子一液晶複合膜などは
、前記した(イ)、(ロ)の双方に記載されているが、
それは組成の違い、構成の違いによって光学的な性質が
異なるものが得られることを示している。 上記の点を記録層部材CMLとして使用される光変調材
層部材が高分子−液晶複合膜である場合を一例に挙げて
述べると次のとおりである。 記録層部材CMLとして使用されている光変調材層部材
として使用される高分子一液晶複合膜は、例えば、メタ
クリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂
、塩化ビニール樹脂、ポリアミドm脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコン
樹脂のような体積抵抗率が10J□4Ω】以上の多孔質
の高分子材料膜中にランダムに分布している状態で形成
されている無数の微小な細孔、例えば0.5ミクロン程
度以下の径の細孔中に、室温において液晶相を示し、か
つ、高い体積抵抗率を有するネマティック液晶、または
スメクティック液晶を封入させることによって構成させ
ることができるが、液晶を封入する多孔質の高分子材料
膜中にランダムに分布している状態で形成されでいる無
数の微小な細孔の径が大きな場合には、電荷像の電界の
印加によって高分子一液晶複合膜に生じた液晶の配向状
態の変化像は、#J記した電荷像が存在している限りそ
のままの状態に保持されているが、電荷像が除去される
と記録層部材CMLとして使用されている光変調材層部
材として用いられている高分子一液晶複合膜に与えられ
る電界がなくなるために高分子−液晶複合膜中の液晶が
等方性相になって消去が行われるから前記した(イ)に
記載したような性質を示すものとなり、また、液晶を封
入する多孔質の高分子材料膜中にランダムに分布してい
る状態で形成されている無数の微小な細孔の径が小さな
場合には、前記した(口)に記載したような性質を示す
ものとなる。 前記した高分子一液晶複合膜が前記した(イ)のような
性質を示すものの場合に、第5図に例示しである情報記
録媒体RMのように記録層部材CMLとして使用されて
いる光変調材層部材に絶縁材料からなる絶縁層ILを積
層すると、絶縁層ILに保持されている電荷像による電
界が長時間にわたって光変調材層部材に印加されるため
に、絶縁層ILと光変調材層部材との双方によって、記
録層部材CMLとして使用されている高分子一液晶複合
膜があたかもメモリ性を具備しているもののような状態
で動作することになる。 記録層部材CMLとして使用されている高分子一液晶複
合膜が前記した(口)のような性質を示すものの場合に
は、散乱モードで動作する高分子一液晶複合膜に電荷像
の電荷分布に応じた強度分布の電界が加わると、記録層
部材CMLとして使用されている高分子一液晶複合膜で
は、それに印加される電荷像による電界と対応した液晶
の配向状態の変化像が生じる。 しかし、記録層部材CMLとして使用されている高分子
一液晶複合膜中に分散されている細孔の大きさが小さな
場合には、電荷像が除去されて高分子一液晶複合膜に与
えられる電界がなくなっても、高分子一液晶複合膜中の
細孔に封入されている液晶に電荷像と対応して生じてい
た液晶の配向状態の変化像がそのままの状態で保持され
るようなメモリ機能が生じる。 すなわち、高分子一液晶メモリ膜の構成要素の一つとし
て用いられている液晶は、高分子一液晶メモリ膜の他の
構成要素として用いられている多孔質の高分子材料膜中
にランダムに分布している状態で形成されている無数の
微小な細孔中に封入された状態になされているが、液晶
が閉じ込められている高分子材料中の細孔の大きさを小
さくして、高分子材料中の液晶に加えられる細孔の壁の
力が大きくなるようにされると、前記した高分子−液晶
メモリ膜中の液晶に電界が印加されて高分子−液晶メモ
リ膜が透明な状態になるような傾向で液晶に生じた配向
状態が前記した印加電界の除去後においても保持され続
ける。 前記のメモリ機能について補足説明を行うと次の通りで
ある。細孔中に封入されている液晶分子は、細孔壁表面
の力を受けている状態で微小な細孔中にネマティック相
の状態で封入された状態になされている(細孔中に封入
されている液晶分子は細孔壁の表面の力を受けるが、細
孔壁に近い液番分子になる程前記の力は大きく加わる。 したがって径の小さな細孔になる程、細孔中に封入され
ている液晶分子に加わる細孔壁の表面の力の影響が大に
なる)が、前記のように細孔壁の表面の力を受けている
状態で細孔中に封入されている液晶に対して、ある閾値
以上の電界強度の電界が印加された場合には、細孔壁の
表面からの力を受けている状態で細孔中にネマティック
相の状態で封入さ九ている液晶分子は、前記した細孔壁
の表面から加えられている力に抗して電界の方向に配向
するように変位する。 そして電界の印加に対応して液晶分子に生じる変位の態
様は、印加される電界の強度に応じて変化し、液晶に印
加さ九る電界が弱い状態のときは細孔壁の表面から加え
られている力が弱い液晶分子、すなわち主として細孔の
中心部付近に位置する液晶分子だけが印加された電界の
方向に向くような傾向で変位し、液晶に印加される電界
の強度が次第に強くなるのにつれて、細孔壁の表面から
加えられている力が強い液晶分子、すなわち、細孔壁に
近くに位置する液晶分子も印加された電界の方向に液晶
の分子軸の方向が向くような傾向で変位するという変位
の態様で液晶分子が配向する。 それで、高分子一液晶メモリ膜における多孔質の高分子
材料膜中にランダムに分布して形成されている無数の微
小な細孔中にネマティック相の状態で封入されている液
晶分子は、電界の印加時に前記した細孔壁の表面から加
えられている力に抗して液晶の分子軸の方向が電界の方
向に向くような傾向で変位するような変位の態様で配向
されるが、前記のように印加された電界によって配向さ
れた液晶の分子は既述した細孔壁の表面の力によって、
そのままの姿層に保持されるから、前記のように電界の
印加によって変化された液晶の配向の状態は印加された
電界が除去された後においても、そのままの状態に保持
されるためにメモリ機能を示すのである。 そして、液晶の配向の状態による情報の記憶状態を消去
するのには、光変調材層部材として使用されている高分
子一液晶メモリ膜中の液晶をそれの融点の温度と高分子
材料の融点との間の温度にまで昇温して、液晶を溶融さ
せて等方性相とすることによって行うことが必要とされ
、前記のようにして溶融状態になされて等方性相になっ
ていた液晶は、時間の経過により冷却してネマティック
相になり、その部分が不透明な状態に変化して消去され
る。消去動作は例えば情報記録媒体RMに加熱層を設け
ておき、消去動作時に前記の加熱層に消去用電力が供給
されるようにすればよい。なお、消去は強電界の印加に
よっても実現できる。 また、使用される液晶がスメクティック液晶であっても
よい。 第4図及び第7図中に示されている情報記録媒体RMは
、基板BP2と電極Et2と記録層部材CMLとが積層
された構成態様のものであり、また第5図中に示されて
いる情報記録媒体RMは、基板BP2と電極Et2と記
録層部材CMLと絶縁層ILとが積層された構成態様の
ものであり、さらに第6図中に示されている情報記録媒
体RMは、基板BP2と電極Et2と記録層部材CM 
Lと光導電層部材PCLと透明電極Etlと基板BP1
とが積層された構成態様のものである。 そして以下の説明においては前記した第4図乃至第6図
中に示されている情報記録媒体RMは、それの記録層部
材CMLとして前記した[2]の光変調材層部材が使用
されているものとされており、また、第7図中に示され
ている情報記録媒体RMは、それの記録層部材CMLと
して前記した[1]の電荷保持層部材が使−用−されて
いるものとしてなされている。 前記した情報記録媒体RMはそれの形状が円盤状、テー
プ状、あるいはシート状等、任意の形状とすることがで
き、また情報記録媒体RMは予め定められた移送の態様
で移送できるようになされていてもよい。 第4図乃至第7図に例示されている記録系においては、
透明電極Etlと電極Et2との間にスイッチSWを介
して電源Eが接続されており、前記したスイッチSWが
オンの状態になされたときに。 透明型riEtlと電極Et2との間に所定の電界が発
生されるものとして示しているが、これは第1図につい
て既述した制御部CTLにおける電圧供給動作の機能を
具体的に表現したものに相当する。 ここで、前記した透明基板(例えばガラス基板)BPI
と透明電極Etl(例えば、IT○)としては。 撮像の対象にされるべき光情報の波長帯の光を透過させ
うるような分光透過特性を有するものが使用され、また
、光導電層部材PCLとしては、それの一方の端面に高
精細度の光学像が与えられた場合に、適当な強度の電界
の印加の下において。 他方の端面に対して高精細度の電荷像を発生させること
ができるような特性を有する光導電体材料(例えば、ア
モルファス・シリコン)を用いて作られたものを使用で
きる。 第4図乃至第7図に示されている書込みヘッドWHは、
第1図中に示されている書込みヘッドW■(と同様に、
基板BPIに透明電極Etlと光導電層部材P C1,
、とが積層された構成態様のものとして構成されている
。 第4図乃至第7図に示されている記録系において、被写
体Oの光学像は光学的シャッタPSが開放状態になされ
たときに撮像レンズT Lからの光が3色分解光学系C
3Aにより3色分解された各色の光学像として書込みヘ
ットWHに与えられ、書込みヘットWHの透明電極Et
lを介して光導電層部材PCLに結像される。 スイッチSWがオンの状態になされて、透明電極Etl
と電極Et2との間に電源Eから所定の電圧(情報記録
媒体RMの記録層部材CMLに対して、記録対象にされ
ている情報の記録が良好に行なわれるのに必要とされる
電界を透明電極Etlと電極Et2との間に生じさせる
ための閾値の電圧値、あるいは放電によって電荷像が形
成されるようになされている情報記録媒体RMの場合に
は放電によって電荷像が形成されるようにするための電
圧値)が印加されている状態において、前記した光導電
層部材PCLに結像された被写体の各色の光学像と対応
する情報の記録が情報記録媒体RMの記録層部材CML
に対して行なわれる。 すなわち、第4図乃至第7図に示されている各記録系に
おいて、撮像レンズTLを介して被写体○からの光束が
光学的なシャッタPSと3色分解光学系とを通過した後
に透明電極Etlti−透過り、て光導電層部材PCL
に入射して結像すると、光導電層部材PCLの電気抵抗
値はそれに入射して結像した光束の光量に応じて変化し
て、光導電層部材PCLの各部の電気抵抗値は被写体の
各部の光量と対応して変化している状態になされる。 第4図及び第5図ならびに第7図に示されている各記録
系においては、前記した光導電層部材PCLは基板BP
I及び透明電極Etlとともに書込みへラドWHに設け
られていて、この書込みヘッドWHにおける光導電層部
材PCLは、情報記録媒体RMに対して対面して配置さ
れており、また、第6図に示されている記録系において
は、前記した光導電層部材PCLが情報記録媒体RMに
おける構成部材の一つとして用いられている。 前記した光導電層部材PCLが書込みヘッドWHに設け
られている第4図、第5図及び第7図示の場合でも、あ
るいは光導電層部材PCLが情報記録媒体RMに設けら
れている第6図示の場合でも、その光導電層部材PCL
に対して記録の対象にされている情報を有する光が与え
られた場合に、光導電層部材PCLの各部の電気抵抗値
が、前記した記録の対象にされている情報を有する光量
に対応して変化する点は同様であり、光導電層部材PC
Lにおける透明電極Etlが設けられていない方の面に
は前記した光導電層部材PCLの各部の電気抵抗値の変
化に応じた電荷量の分布が生じて、前記した光導電層部
材PCLに生じた電荷量の分布(電荷像)と対応する電
界が光導電層部材PCLと対向配置されている部材に与
えられることになる。 情報記録媒体RMに電荷像が記録されるような記録態様
の場合で、光導電層部材PCLと記録用の部材との間に
間隙が存在している場合には、記録用の部材に対する電
荷像の形成は放電によって行なわれるようになされるの
であり、第5図示の記録系においては、記録層部材CM
 L、として用いられている光変調材層部材に積層され
ている絶縁層ILに放電によって電荷像が形成され、ま
た、第7図示の記録系においては記録層部材CMLとし
て用いられている電荷保持層部材に放電によって電荷像
が形成される。 第7図示の記録系中で使用されている情報記録媒体RM
のように電荷保持層部材が記録層部材CMLとして使用
されていて、記録層部材CMLに電荷像として記録が行
なわれる場合を除き、第4図乃至第6図中に示されてい
る記録系で使用されている情報記録媒体RMのように、
記録層部材CMLとして既述した[2コの(1)、 (
2)として説明したような光変調材層部材を含んで構成
されている情報記録媒体RMでは、前記のようにして記
録の対象にされている情報による電荷像で生じた電界が
与えられた光変調材層部材が、電圧の印加によって光の
散乱の状態、複屈折の状態、旋光の状態等の光学的な性
質が変化する材料によって構成されているから、 (1
)印加された電界によって光学的な性質が変化し、かつ
前記の光学的な性質の変化の状態は電界の印加時だけに
生じるような材料によって構成されている場合、 (2
)印加された電界の強度分布を光学的な性質の変化の形
態として記憶し、それに一定の強度分布を有する光が与
えられた場合に、前記した記憶内容に応じた強度分布を
示す光を生じさせることができるような材料によって構
成されている場合とのそれぞれの場合に応じて、既述し
たような記録態様で情報の記録が行われる。 第4図乃至第7図に例示した記録系においては、被写体
0の光学像と対応して主情報とされている画像情報だけ
が記録されるものとして示されているが、本発明の実施
に際しては、第3図を参照して後述されているように主
情報として例えば画像情報と、#I情報として例えば音
声情報とが同じ記録媒体RMにおける異なる記録領域に
それぞれ記録されるようになされてもよいのである。 情報記録媒体RMに記録された各色毎の情報の記録領域
は、例えば第4図中に示されている情報記録媒体RMに
おける右方にR,G、Bを囲む枠で表わされるようなも
のである。 なお、書込みヘッドWHと情報記録媒体RMとを両者間
に所定の間隙を隔てて対向配置させるようにする場合に
は、前記した所定の間隙を得るためのスペーサを設ける
という周知の手段を適用することは望ましい実施例であ
る。 また、情報記録媒体RMにおける記録層部材CMLが、
例えば液晶のように電圧の印加時間の経過によって反応
が進行して行くようなものである場合には、情報記録媒
体RMにおける電極Et2を各1枚の画像単位(1枚の
画像が3色分解された状態の3つの像になされている場
合には3つの像が1枚の画像単位になる)毎に分割した
状態にしておき、撮像のために露光されている情報記録
媒体RMの部分だけに動作電圧が供給されるようにすれ
ばよい。 次に、第2図に示されている本発明のカラー撮像装置は
、情報の記録に使用される情報記録媒体RMが書込み光
に不透明であったり、あるいは情報記録媒体の押え部材
BSが書込み光に不透明であったり、もしくはカラー撮
像装置のケースの構成上の問題、あるいはビューファイ
ンダ用の光学的シャッタPSfを設けないで装置を構成
したいような場合に好適な構成態様のカラー撮像装置で
ある。 第2図(後述されている第3図についても同様)中には
、第1図中に示されている操作部OP、制御部CTL、
撮像用の光学的シャッタPstの駆動機構D pst 
とビューファインダ用の光学シャッタPSfの駆動機構
Dρsf 、電源Eなどの図示が省略されているが、第
2図(後述されている第3図についても同様)に示され
ているカラー撮像装置についても、前記した各構成部分
が設けられているものであることはいうまでもない。 第2図に示すカラー撮像装置における撮像用の光学的な
シャッタPStは、撮像時に図示の位置から回動軸4を
回動中心にして矢印RTの方向に跳ね上げられて、図示
されていない被写体Oからの光が3色分解光学系C5A
に与えられるようになされている。 撮像用の光学的なシャッタPStは第2図に示されてい
る位置にあるときに、被写体からの光を全反射tRMの
方に反射できるように、それの撮像レンズTLに面する
側が鏡面となされている。この撮像用の光学的なシャッ
タPStは第1図について既述したカラー撮像装置と同
様に撮像用の光学的シャッタPstの駆動機構Dpst
によって前記したような跳ね上げ動作が行なわれるので
ある。 第2図示のカラー撮像装置において操作部OPに設定し
たカラー撮像装置の動作条件が、例えばビューファイン
ダを使用して被写体Oの光学像を撮像レンズTLで書込
みヘッドWHの光導電層部材PCLに結像させるつるよ
うな状態にする場合の動作条件であれば、被写体Oから
の光が撮像レンズTL→閉じている状態の撮像用の光学
的シャッタPSもの反射面→全反射!tM→ビューファ
インダの接眼レンズPe→撮像者の眼、のような光路で
撮像者の眼に与えられるから、撮像者は撮像レンズTL
を光軸」二で前後させて被写体Oの光学像が書込みヘッ
ドWHの光導電層部材に結像されうる状態とする。 なお、前記のようにして行なわれるビューファインダに
よる合焦状態の確認動作によって合焦状態が確認された
場合に、被写体○の光学像が撮像レンズと3色分解光学
系C5Aとを介して書込みヘッドWHにおける光導電層
部材PCI、に結像されている状態になされているよう
に、撮像光学系とビューファインダの光学系とが構成さ
れているべきことは当然である。 次に操作部○Pに露光条件を設定してから撮像動作が開
始されるようにすると、図示されていない制御部CTL
では撮像用の光学的シャッタPstの駆動機構D ps
tに制御信号を与えて、撮像用の光学的シャッタPSt
を回動軸4を回動中心にして跳ね上げ、操作部OPに設
定された露光条件を満足する時間だけ撮像用の光学的シ
ャッタPStを開放状態にする。 また、図示されていない制御部CTLでは情報記録媒体
RMについて定められている記録条件を満足できる必要
な時間だけ書込みヘッドWHにおける透明電極Etlと
情報記録媒体RMにおける電極Et2との間に電源Eの
電圧が印加されるような制御動作を行なう。 この状態で被写体Oの光は、撮像レンズTLと光学的シ
ャッタPSとを通過した後に3色分解光学系C3Aによ
り、3色分解されたそれぞれの色毎の光学像の結像面は
、第1図を参照して既述したようにそれぞれガートバン
ドを隔てて隣接並置された状態に形成される。 書込みヘッドWHにおける透明電極Etlと情報記録媒
体情報記録媒体RMにおける電極E t2(第4図乃至
第7図参照)との間には、既述のように撮像動作時に電
源Eから電圧が印加されているので、前記のように被写
体Oの各色の光学像が結像されている書込みヘッドWH
における光導電層部材PCLの電気抵抗値が前記した被
写体0の各色の光学像と対応して変化するために、前記
した透明電極Etlと電極Et2との間に存在する書込
みヘッドWHにおける光導電層部材PCLと情報記録媒
体RMの記録層部材CML(第4図乃至第7図参照)と
に印加される電界強度分布は、前記した被写体Oの各色
の光学像と対応しているものとなり、それにより情報記
録媒体RMの記録層部材CMLには被写体0における各
色の光学像と対応する情報が記録されることになる。 次に、第3図に示すカラー撮像装置は既述した第1図に
示したカラー撮像装置に音声情報の記録機能を付加した
構成形態の実施例であり、この第3図において1,2は
マイクロホン、3は信号処理回路、5は光信号処理装置
である。 この第3図に示されているカラー撮像装置において、被
写体の光学像の記録動作を行なう構成部分の構成態様及
び記録動作などは既述した第1図を参照して説明したカ
ラー撮像装置の場合と同様であるので、その詳細な説明
は省略する。 第3図に示されているカラー撮像装置において。 マイクロホン1,2から発生された記録の対象にされて
いる音声情報を有する2チヤンネルの電気信号は信号処
理回路3で増幅その他、所定の信号処理が行なわれた後
に光信号処理装置5に供給される。 前記した光信号処理装置は、例えば記録の対象にされて
いる音声情報によって強度変講されている光を放射する
光源と、前記の光源がら放射された記録の対象にされて
いる音声情報によって強度変温されている状態の光が音
声情報として情報記録媒体RMにおける音声情報の記録
領域に与えられて記録されるように、所定の偏向態様で
偏向して情報記録媒体RMに入射させる光偏向器などを
備えて構成されており、記録の対象にされている音声情
報が2チヤンネルの場合には、情報記録媒体RMには、
2本の光ビームによって記録が行なわれるようになされ
る。 情報記録媒体RMに対する前記した音声情報による記録
が画像情報の記録領域のガードパン[に行なわれるよう
にすることは望ましい実施例である。 これまでの各実施例においては、被写体の光学像の色分
解がダイクロイックプリズムDPと光路補正用のプリズ
ムPr、Pbとによって構成されている3色分解光学系
C5Aによって行なわれるようになされていたが、本発
明のカラー撮像袋はの実施に当っては、被写体の光学像
の色分解が例えば第8図に例示されているように、縞状
色分解フィルタFを備えて構成されている書込みヘッド
W Hcを用いて行なわれるようにしたり、または、第
9図に例示されているように縞状色分解フィルタFを備
えて構成されている情報記録媒体RMを用いて行なわれ
るようにされてもよいのである。 次に、第10図は情報記録媒体RMに記録された情報を
読出すための構成部分を備えて構成されているカラー撮
像装置における情報読出し部分の構成例を示すブロック
図であり、この第10図においてFLSは面光源−Lr
はレンズ、ISは2次元イメージセンサ、6は増幅器、
7は出力端子である。 前記した面光源FLSとしては例えばエレクトロルミネ
センス発光板を用い、面光源FLSから放射された読出
し光を記録済み記録媒体RMに照射する。記録済み記録
媒体RMを透過した光は2次元イメージせンサISによ
って電気信号に変換される。前記した2次元イメージせ
ンサISからの出力電気信号は増幅器6で増幅されて出
力端子7に送出される。 次に、第11図は情報記録媒体RMに記録された情報を
読出すための構成部分を備えて構成されているカラー撮
像装置の一例構成の概略を示すブロック図であり、第1
1図の(a)においてEDAは電極アレイ、8は出力端
子であり、前記した電極アレイEDAは第11図の(b
)に例示されているように、微小な径の多数の電極12
,12・・・が所定のパターンに配列されて構成されて
いる。 第11図(後述されている第12図についても同じ)中
で使用されている情報記録媒体RMは、例えば第6図に
ついて既述したような構成態様のものであるために、書
込みヘッドWHが使用されていない、そして、前記のよ
うに書込みヘッドWHが使用されていない点を除けば、
この第1−1図(後述されている第12図についても同
じ)中に示されている他の構成部分は第2図及び第3図
に示されているカラー撮像装置と同様である。 第11図の(a)に示されているカラー撮像装置におい
て、情報記録媒体RMに記録された情報の読出しは、情
報記録媒体RMに記録されている電荷像の電圧を電極ア
レイEDAによる静電的な検出手段により行なわれ、情
報記録媒体RMを前記した電極アレイEDAにおける電
極配列の長手方向と直交する方向しこ移動させることに
よって情報の読出しがなされる。前記した電極アレイE
DAにおける多数の電極によってそれぞれ検出された電
圧は図示されていない走査回路により時系列的な信号と
して出力端子8に送出される。(電極アレイEDAによ
る電荷像の検出については特開平2−35639号公報
を参照されるとよい)。 次に、第12図は情報記録媒体RMに記録された情報を
読出すための構成部分を備えて構成されているカラー撮
像装置の他の構成例を示すブロック図であり、この第1
2図において11は線状の光源、〕Oはシリンドリカル
レンズ、LISはラインイメージセンサであり、線状の
光源11から放射された光束をシリンドリカルレンズ1
0によって情報記録媒体RMにおける記録済みの部分に
投射し、情報記録媒体RMの透過光をラインイメージセ
ンサLISに与える。ラインイメージセンサL I S
の主走査の方向に対して直交する方向に情報記録媒体R
Mを移動させると、ラインイメージセンサLISから出
力端子9には情報記録媒体RMから読出された情報と対
応する電気信号が出力される。 [発明の効果] 以上、詳細に説明したところから明らかなように1本発
明のカラー撮像装置は撮像レンズと、光学的シャッタと
、色分解手段と、光導電層部材を含んで構成された光電
変換手段と、光電変換手段と情報記録媒体との間に被写
体の光学像と対応する電界を発生させるための電圧源と
、前記した光学的シャッタの開閉動作のタイミングの制
御と前記した電圧源からの電圧の供給のタイミングの制
御とを行なう制御手段と、設定された撮像条件を人力す
る人力手段と、少なくとも撮像レンズを通過した被写体
の光によって被写体の光学像を目視できるようにする光
学的なビューファインダとを備えてなるカラー撮像装置
、及び前記したカラー撮像装置に記録の対象にされる音
声情報を含む光により情報記録媒体に音声情報を記録す
る手段を付加した構成のカラー撮像装置、ならびに前記
したカラー撮像装置に再生手段を付加した構成のカラー
撮像装置であって、入力部に設定された撮像条件に従っ
て制御部で、光学的なビューファインダ用の光学的シャ
ッタと撮像像用の光学的シャッタとの開閉制御動作を選
択的に行ない、光学系中に撮像レンズを含む光学的なビ
ューファインダを用いて行なわれる被写体の光学像の目
視により撮像レンズを合焦状態に調節し、撮像用の光学
的シャッタの開放動作時には、光導電層部材を含んで構
成された光電変換手段と情報記録媒体との間に所定の時
間にわたり電源を接続しく電圧シャッタをオンの状態に
し)で被写体の光学像に対応する電界を情報記録媒体の
記録層部材に印加して、前記した被写体の光学像と対応
する電界に基づいて情報記録媒体の記録層部材には被写
体の光学像と対応する情報の記録を行ない、また、記録
の対象にされる音声情報を含む光により情報記録媒体に
対して音声情報を記録し、さらに情報記録媒体に記録さ
れた各種の情報は再生手段によって再生できるようにも
なされるので、本発明によれば取扱いの容易なカラー撮
像装置を容易に提供でき、既述した従来の問題点は良好
に解決できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図及び第10図乃至第12図は本発明の
カラー撮像装置の実施例のブロック図、第4図乃至第9
図は各種の構成形態の情報記録媒体に対する記録動作の
説明のための記録系のブロック図である。 TL・・・撮像レンズ+ PSt・・・撮像用の光学的
シャッタ、C5A・・・3色分解光学系、WH・・・書
込みヘッド、RM・・・情報記録媒体、BS・・・情報
記録媒体の押え部材、PSf・・・ビューファインダ用
の光学シャッタ、op・・・操作部、CTL・・・制御
部、D pst・・・撮像用の光学的シャッタPstの
駆動機構、Dpsf・・・ビューファインダ用の光学シ
ャッタPSfの駆動機構、E・・・電源、Pe・・・ビ
ューファインダの接眼レンズ、DP・・・ダイクロイッ
クプリズム、Mr、Mb・・・全反射面、Pr、Pb・
・・光路補正用プリズム、PCL・・・光導電層部材、
0・・・被写体、Etl・・・透明電極、Et2・・・
電極、CML・・・記録層部材5F・・・色分解フィル
タ、SW・・・スイッチ、BPI、BF2・・・基板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、撮像レンズと、光学的シャッタと、色分解手段と、
    光導電層部材を含んで構成された光電変換手段と、光電
    変換手段と情報記録媒体との間に被写体の光学像と対応
    する電界を発生させるための電圧源と、前記した光学的
    シャッタの開閉動作のタイミングの制御と前記した電圧
    源からの電圧の供給のタイミングの制御とを行なう制御
    手段と、設定された撮像条件を入力する入力手段と、少
    なくとも撮像レンズを通過した被写体の光によって被写
    体の光学像を目視できるようにする光学的なビューファ
    インダとを備えてなるカラー撮像装置2、撮像レンズと
    、光学的シャッタと、色分解手段と、光導電層部材を含
    んで構成された光電変換手段と、光電変換手段と情報記
    録媒体との間に被写体の光学像と対応する電界を発生さ
    せるための電圧源と、前記した光学的シャッタの開閉動
    作のタイミングの制御と前記した電圧源からの電圧の供
    給のタイミングの制御とを行なう制御手段と、設定され
    た撮像条件を入力する入力手段と、少なくとも撮像レン
    ズを通過した被写体の光によって被写体の光学像を目視
    できるようにする光学的なビューファインダと、情報記
    録媒体に記録された情報の再生手段とを備えてなるカラ
    ー撮像装置3、撮像レンズと、光学的シャッタと、色分
    解手段と、光導電層部材を含んで構成された光電変換手
    段と、光電変換手段と情報記録媒体との間に被写体の光
    学像と対応する電界を発生させるための電圧源と、前記
    した光学的シャッタの開閉動作のタイミングの制御と前
    記した電圧源からの電圧の供給のタイミングの制御とを
    行なう制御手段と、設定された撮像条件を入力する入力
    手段と、少なくとも撮像レンズを通過した被写体の光に
    よって被写体の光学像を目視できるようにする光学的な
    ビューファインダと、記録の対象にされる音声情報を含
    む光により情報記録媒体に音声情報を記録する手段とを
    備えてなるカラー撮像装置 4.撮像レンズと、光学的シャッタと、色分解手段と、
    光導電層部材を含んで構成された光電変換手段と、光電
    変換手段と情報記録媒体との間に被写体の光学像と対応
    する電界を発生させるための電圧源と、前記した光学的
    シャッタの開閉動作のタイミングの制御と前記した電圧
    源からの電圧の供給のタイミングの制御とを行なう制御
    手段と、設定された撮像条件を入力する入力手段と、少
    なくとも撮像レンズを通過した被写体の光によって被写
    体の光学像を目視できるようにする光学的なビューファ
    インダと、記録の対象にされる音声情報を含む光により
    情報記録媒体に音声情報を記録する手段と、情報記録媒
    体に記録された情報を再生する手段とを備えてなるカラ
    ー撮像装置 5、色分解手段を撮像レンズと光電変換手段との間に設
    けた請求項1乃至4の何れかに記載のカラー撮像装置 6、色分解手段と光電変換手段とを一体的に構成した請
    求項1乃至4の何れかに記載のカラー撮像装置 7、色分解手段と情報記録媒体とを一体的に構成した請
    求項1乃至4の何れかに記載のカラー撮像装置 8、少なくとも電荷保持層部材を含んで構成されている
    情報記録媒体を用いる請求項1乃至4の何れかに記載の
    カラー撮像装置 9、少なくとも光変調材層部材を含んで構成されている
    情報記録媒体を用いる請求項1乃至4の何れかに記載の
    カラー撮像装置
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