JPH03295195A - Ｅｌバックライト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、液晶デイスプレィ（ＬＣＤ）の背面光源とし
て利用されているエレクトロルミネッセンス（ＥＬ）バ
ックライト装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種のＥＬバックライト装置を第４図〜第６図
を参照しながら説明する。

従来のこの種のＥＬバックライト装置は、第４図、第５
図に示す如く、アルミニウム箔からなる背面電極（１）
と、背面電極（１）の表面に塗布され、電界を印加する
と発光する硫化亜鉛（Ｚｎ　Ｓ）系化合物からなる発光
体層（２）と、発光体層（２）の表面に重ね合わされた
透明電極（３）と、これら背面電極（１）、発光体層（
２）及び透明電極（３）を被覆するパッケージフィルム
（４）と、上記背面電極（１）及び透明電極（３）に接
続されパッケージフィルム（４）の外側へ引き出された
コネクタ端子（５）　、　（６）　とこれらのコネクタ
端子に接続された電源（７）とを備えて構成されている
。

また、上記発光体層（３）は膜厚が０．５〜１．０μｍ
程度、また、上記パッケージフィルムはフィルム厚か１
．０　ｍｍ程度と薄＜ＬＣＤの背面光源として好ましく
利用されている。

次に動作について説明すると、電源（７）によって背面
電極（１）及び透明電極（３）に交流電圧を印加すると
、画電極（１）　、　（３）間に電界が発生し発光体層
（２）を発光させる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来のこの種のＥＬバックライト装置は
、駆動時間の経過につれてその輝度が逓減しく第６図参
照）、光源としての寿命に課題があった。即ち、従来の
ＥＬバックライト装置の寿命は、ＬＣＤの寿命よりも極
端に短かいため、ＬＣＤのバックライト装置として容易
に交換することができるような取り付は構造にしなけれ
ばならない等の課題があった。

本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、
背面光源として寿命を延長することができるＥＬバック
ライト装置を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のＥＬバックライト装置は、背面電極上に、発光
体層と透明電極とを順次重ね合わせ且つこれら両者が交
互に配列するように櫛状に分割形成すると共に、上記背
面電極と分割されたそれぞれの透明電極に駆動用コネク
タ端子を接続して構成されたものである。

〔作用〕

本発明によれば、背面電極に対応する分割された透明電
極の駆動用コネクタ端子を交互に電源に接続することに
より、分割された発光体層を交互に付勢して発光するこ
とができる。

〔実施例） 以下、第１図〜第３図に示す実施例に基づいて従来と同
一または相当部分には同一符号を付して本発明の特徴を
中心に説明する。

本実施例のＥＬバックライト装置は、背面電極（１）上
に、発光体層（２）と透明電極（３）を順次重ね合わせ
且つこれら両者（２）　、　（３）が交互に配列するよ
うに櫛状に分割形成されている。即ち、発光体層（２）
及び透明電極（３）は、分割されて第１櫛状部（２１）
、　（３１）と第２櫛状部（２２）、　（３２）を形成
し、第１櫛状部（２１）、　（３１）の複数の櫛歯部の
発光体層（２１Ａ）及び透明電極（３１Ａ）が第２櫛状
部（２２）、　（３２）の複数の櫛歯部の発光体層（２
２Ａ）及び透明電極（３２Ａ）間に介在し、分割された
発光体層（２１八）　、　（２２Ａ）及び透明電極（３
１Ａ）　、　（３２Ａ）が交互に配列して構成されてい
る。

また、上記第１櫛状部（２１）、　　（３２）及び第２
櫛状部（２２）、　　（３２）の各透明電極（２１）、
　　（２２）に第１．第２駆動用コネクタ端子（６１）
、　　（６２）がそれぞれ接続され、また、背面電極（
１）に他の駆動用コネクタ端子（５）が接続されている
。また、電源（６）にはスイッチ（７）が接続され、ス
イッチ（７）によって第１駆動用コネクタ端子（６１）
と第２駆動用コネクタ端子（６２）に対して交互に電源
（６）を切り換えて、透明電極（２１）、　　（２２）
を交互に付勢し得るように構成されている。スイッチ（
７）の切り換えは、手動式、自動式のいずれにもするこ
とができる。

尚、背面電極（１）　　発光体層（２）及び透明電極（
３）は従来と同様の材料によって形成されている。

次に動作について説明する。

まず、電源（６）のスイッチ（７）を第１駆動用コネク
タ端子（６１）に接続して交流電圧を印加すると、背面
電極（１）と一方の第１櫛状部（２１）、　（３１）の
透明電極（３１）を付勢して第１櫛状部（２１）、　（
３１）の発光体層（２１）を発光させる。駆動時間が経
過するに従って発光体層（２１）の輝度が逓減し、発光
体層（２１）の寿命である駆動時間（ｔｌ）に達すれば
、スイッチ（７）を第２駆動用コネクタ端子（６１）に
切り換えて第２櫛状部（２２）、　（３２）の透明電極
（３２）を付勢して第２櫛状部（２２）　、　（３２）
の発光体層（２２）を発光させる。第２櫛状部（２２）
　、　　（３２）の発光体層（２２）は、第１櫛状部（
２１）、　　（３１）の発光体層（２１）と略同−寿命
を有しているため、発光体層（２）全体としては略２倍
の寿命を有し、従来のものに比へて発光体層（２）の寿
命が略倍増する。

尚、本発明における発光体層及び透明電極は、上記実施
例で説明した如く、櫛状に二分割し、分割された発光体
層及び透明電極がそれぞわ交互に配列された状態になっ
ておれば、それぞれの形状等は上言己実施例に何′ら制
限されるものではない。

〔発明の効果〕

以上本発明によれば、発光体層及び透明電極が交互に配
列されるように櫛状に分割しであるため、背面光源とし
ての発光体層の寿命を延長することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のＥＬバックライト装置の一実施例の要
部を示す断面図、第２図は第１図に示すＥＬバックライ
ト装置を示す平面図、第３図は第１図に示すＥＬバック
ライト装置の寿命特性を示すグラフ、第４図及び第５図
はそれぞれ従来のＥＬバックライト装置を示す第１図及
び第２図相当図、第６図は従来のＥＬバックライト装置
の寿命特性を示すグラフである。 各図中、（１）は背面電極、（２）は発光体層、（３）
は透明電極、（２１）、　　（３１）及び（２２）、　
　（３２）はそれぞれ櫛状に分割された発光体層及び透
明電極、（６１）、　（６２）は駆動用コネクタである
。 尚、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　背面電極上に、発光体層と透明電極とを順次重ね合わ
   せ且つこれら両者が交互に配列するように櫛状に分割形
   成すると共に、上記背面電極と分割されたそれぞれの透
   明電極に駆動用コネクタ端子を接続したことを特徴とす
   るＥＬバックライト装置。