JPH03295053A - 磁気記録再生装置のテープ張力調節機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテープ張力調節機構

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JPH03295053A
JPH03295053A JP2096798A JP9679890A JPH03295053A JP H03295053 A JPH03295053 A JP H03295053A JP 2096798 A JP2096798 A JP 2096798A JP 9679890 A JP9679890 A JP 9679890A JP H03295053 A JPH03295053 A JP H03295053A
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JP
Japan
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arm
tension
tape
cassette
brake band
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Pending
Application number
JP2096798A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nagata
敦 永田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録再生装置のテープ張力調節機構に係り
、特に記録再生時にカセットから供給される磁気テープ
の張力を一定値に張設する8 mm VTR等の磁気記
録再生装置のテープ張力調節機構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ビデオテープレコーダ等の磁気記録再生装置は
、テープカセットから磁気テープを引き出し、それを回
転ヘッドドラムに巻付けて該磁気テープに磁気記録若し
くは再生を行うようにしている。
上記磁気テープは、キャプスタン及びピンチローラの働
きにより一定速度で走行するようになっているが、テー
プ走行方向に対して反対方向にテープを引っ張る力、即
ちバックテンションも必要である。これは、磁気テープ
を回転へッドドラ一に所要の力で圧着することにより、
良好な磁気記録再生を行うためである。
従来、この種のテープ張力調節機構として、第4図に示
すようにテンションレギュレータアーム10を利用した
ものがある。同図に示すように、磁気テープ12は、キ
ャプスタン14及びピンチローラ16によりカセット内
の供給リール18から回転ヘッドドラム20を経由して
巻取リール22に巻取られるようになっており、前記テ
ンンヨンレギュレータアーム10は走行中の磁気テープ
12に当接するポール24をアーム先端に備えている。
このテンションレギュレータアーム10には、供給リー
ル18のリール台に巻かれたブレーキバンド26の一端
が係止されると共に、スプリング28によってテンショ
ンレギュレータアーム10を支軸10Aを中心にして第
4図上で反時計回り方向に付勢する所定の付勢力が加え
られるようになっている。
したがって、テンションレギュレータアーム10はポー
ル24が磁気テープ12から受ける張力によって適宜回
動じ、ブレーキバンド26にヨル供給リール18の制動
調節を行い、磁気テープ12の張力を一定値に保つよう
に構成されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、カセット17には位置決め用孔17A、17
Bが形成されており、カセット17が搭載されるシャー
シ上にはカセット17の位置決めピン30A、30Bが
植設されている。そして、ブレーキバンド26は、カセ
ット17のテープ出口近傍の位置決めピン30Aと干渉
しないよう張設されている。
従って、テンションレギュレータアーム10の支軸10
Aは、リール台のテンションブレーキ巻付円筒部と位置
決めピン30Aの共通接線よりドラム側に設けることが
できず、テンションレギュレータアーム10の設置位置
が制限されるとともに、アーム長も長くなるという問題
がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもいので、テ
ンションレギュレータアームの設置位置の自由度が増し
、テンンヨンレギュレータアームの小型化、低コスト化
も図ることができる磁気記録再生装置のテープ張力調節
機構を提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は、前記目的を達成するために、カセットが搭載
されるシャーンに回動自在に配設され、該カセットのテ
ープ出口側から供給されるテープに当接するポール又は
ローラを有するテンションレギュレータアームと、前記
ポール又はローラがテープに当接する方向に前記テンシ
ョンレギュレータアームを付勢するスプリングと、テー
プ供給側のリール台に巻き付けられ、その一端がシャー
シ側に固定され他端が前記テンションレギュレータアー
ムに固定されたテンションブレーキバンドとから成る磁
気記録再生装置のテープ張力調節機構において、前記シ
ャーンに植設されカセットの位置決めを行う位置決めピ
ンであって、カセットのテープ出口近傍に植設された位
置決めピンを経由して前記テンションブレーキバンドを
張設したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、テンションブレーキバンド張設の障害
となっていたカセットのテープ出口近傍に植設された位
置決めピンを積極的に利用し、テンンヨンブレーキバン
ドを前記位置決めピンに巻き付け、ここでテンンヨンブ
レーキバンドの出射方向の方向転換をして張設するよう
にしている。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係る磁気記録再生装置の
テープ張力調節機構の好ましい実施例を詳説する。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明に係るテープ張力調
節機構が適用された磁気記録再生装置(8mm V T
 R)の固定シャーン部及び移動シャーン部の一実施例
を示す平面図である。
これらの図面に示すように、固定ンヤーシ100には、
回転ヘッドドラム11O、キャプスタンモータ120、
ローディングモータ130、扇形アーム140、ローデ
ィングリング150.160、ガイドローラ172及び
182がそれぞれ載置されたアーム170及び180等
が配設され、また移動シャーシ200には、左右一対の
リール台210.220、傾斜ポスト232が載置され
たアーム230、ガイドローラ242が載置されたテン
ンヨンレギュレータアーム240、ガイドローラ252
が載置されたアーム250、ピンチローラ262及び傾
斜ポスト264が載置されたピンチローラアーム260
等が配設されている。
移動ンヤーシ200には4つのガイド溝201.202
.203.204が形成され、これらのガイド溝201
.202.203.204には固定シャーシ100に植
設されたガイドピン101.102.103.104が
挿通され、これにより移動シャーシ200は回転ヘッド
ドラム110に近づく方向及び遠ざかる方向に進退自在
に案内される。
また、固定シャーシ側の扇形アーム140に植設したピ
ン142は移動シャーシ200に形成した長孔205に
係合し、移動シャーシ側のアーム230.250及びピ
ンチローラアーム260に植設したピン234.254
及び266はそれぞれ固定シャーシ100に形成したカ
ム溝105.106及び107に係合している。
次に、アンローディング状態からローディングを行う場
合の各部の動作について説明する。
ローディングモータ130をローディング方向に回転さ
せると、その回転駆動力はモータの出力軸に配設された
ギア131から、ギア132、シャフト133、ギア1
34.135.136を介して円盤カム137に伝達さ
れ、円盤カム136を第1図上で反時計回り方向(CC
W方向)に回動させる。
円盤カム137には2つのカム溝138.139が形成
されており、カム溝138にカム従動子144が係合し
た扇形アーム140は、円盤カム137のCCW方向の
回動により回動軸146を中心にしてCCW方向に回動
する。
この扇形アーム140の円弧部にはギア148が形成さ
れており、このギア148はギア列149を介してロー
ディングリング150.160に駆動力を伝達すること
ができるようになっている。
従って、扇形アーム140がCCW方向に回動すると、
ローディングリング150は時計回り方向(C〜′方向
)に回動し、ローディングリング160はCCW方向に
回動する。
尚、ローディングリング150及び160には、それぞ
れリング上に垂直に植設されたガイド軸151.152
及び161.162を介してローディングベース153
及び163が上下方向に移動自在に配設され、ローディ
ングベース153にはガイドローラ154、傾斜ポスト
155が配設され、ローディングリングベース163に
はガイドローラ+64.165、傾斜ポスト166が配
設されている。そして、ローディングベース153及び
163は上記ローディングリング150及び160の回
動に伴って固定シャーシ100の上面と平行なX−Y平
面上を移動するとともに、図示しないドラムベースのガ
イド溝に案内されてZ軸方向に移動し、ドラム軸が固定
シャーシ100に対して垂直に配設された回転ヘッドド
ラム110にテープを斜めに巻き付ける。
また、上記扇形アーム140のCCW方向の回動に伴っ
て、扇形アーム140のピン142に長孔205が係合
している移動シーン200は、回転ヘッドドラム110
に近づく方向に移動(前進)する。
一方、円盤カム137のカム溝139にカム従動子52
が係合したカムアーム50は、円盤カム137の回動に
伴って揺動し、アーム54を第1図上で左右方向に移動
させるとともに、アーム54を介してアーム56を回動
させる。尚、アーム54はリール台210及び220の
ロツクブレーギ212及び222(第2図)を動作させ
、アーム56はピンチローラ262の圧着解除を行う。
次に、移動シャーシ200の移動に連動する各部の動作
について説明する。
上述したように移動シャーン200が前進すると、固定
ンアー7100に形成されたカム溝105にピン234
が係合しているアーム230は、支軸236を中心にし
てCCW方向に回動する。
また、テンションレギュレータアーム240はアーム2
30の回動に連動して回動する。
また、固定シャーシ100に形成されたカム溝106に
ピン254が係合しているアーム250は、支軸256
を中心にしてCW力方向回動し、同様に、固定シャーシ
100に形成されたカム溝107にピン266が係合す
るとともにピンチローラ付勢用のスプリング268によ
って支軸269を中心にしてCW力方向付勢されたピン
チローラアーム260は、移動シャーシ200が前進し
ピン266がカム溝107のテーパ一部に沿って摺動す
るときにCW力方向回動する。尚、スプリング268の
一方の係止部はピン266に係合し、他方の係止部は移
動シャーシ100の移動中に移動シャーシ200の側端
部から固定シャーシ側のガイドピン103に係正位胃を
変えて係合する。
更に、移動シャーシ200が前進すると、固定シャーシ
110上に回動自在に配設され且つCCW方向にばね付
勢されているアーム170は、移動シャーシ側のアーム
230によって押圧され、ばね付勢力に抗してCW力方
向回動する。また、キャプスタンモータ120の固定用
のねじと同軸上の支軸183に回動自在に配設さればね
185によってCW力方向付勢された駆動アーム184
は、移動シャーシ200の先端の凸部206によってC
CW方向に回動させられ、板ばね186を介してキャプ
スタンモータ120の固定用のねじと同軸上の支軸18
7に回動自在に配設されたアーム180をCW力方向回
動させる。
次に、本発明に係る磁気記録再生装置のテープ張力調節
機構について詳説する。
このテープ張力調節機構は、主としてテンションレギュ
レータアーム240、テンションブレーキバンド243
及びスプリング246から構成されている。
テンションレギュレータアーム240は支軸241によ
り移動シャーシ200に回動自在に配設されており、ア
ーム先端にガイドローラ242を備えている。尚、テン
ションレギュレータアーム240は、前述したようにロ
ーディング時にアーム230に連動して回動させられる
が、テープ張力を調節する所定の回動範囲ではアーム2
30と干渉しないようになっている。
テンションブレーキバンド243は、第3図に示すよう
に移動シャーシ200上に回転自在に配設されたリール
台210のテンションブレーキ巻付円筒部210Aに巻
き付けられ、その一端243Aは移動シャーシ側に固定
され、他端243Bはカセットの位置決めピン244を
経由してテンションレギュレータアーム240に固定さ
れている。
スプリング246はテンションレギュレータアーム24
0と移動シャーシ200との間に配設され、テンション
レギュレータアーム240を支軸241を中心にしてC
CW方向に所定の付勢力で付勢する。
さて、移動シャーン200上には、カセットの位置決め
ピン244.245が植設されているが、前述したよう
にテンションブレーキバンド243はカセットのテープ
出口近傍の位置決めピン244を経由して張設されてい
る。
第3図に示すように、上記位置決めピン244の下部(
リール台210のテンションブレーキ巻は円筒部210
Aと同一高さの部分)には、テンションブレーキバンド
243が巻き付けられるガイド部分244Aが形成され
ている。
尚、位置決めピン244の材質は、摩擦係数の小さな材
質、例えば含油樹脂等が好ましいが、上記ガイド部分2
44Aをローラ化してもよい。
上記構成のテープ張力調節機構は、位置決めピン244
にテンンヨンブレーキバンド243をSき付けることに
より、リール台210からのブレーキバンド出射方向の
方向転換を行うことができ、これによりテンションレギ
ュレータアーム240へのテンンヨンブレーキバンド2
43の取付位置の自由度が増す。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明に係る磁気記録再生装置のテ
ープ張力調節機構によれば、リール台から出射したテン
ションブレーキバンドをカセットのテープ出口近傍に植
設された位置決めピンに巻き付け、ここで出射方向の方
向転換を行ってテンションレギニレータアームに取り付
けるようにしたため、テンションブレーキバンドのテン
ションレギュレータアームへの取付位置の自由度、即ち
テンションレギュレータアームの設置位置の自由度が増
し、且つテンションレギニレータアームの小型化、低コ
スト化も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明に係るテープ張力調
節機構が適用された磁気記録再生装置の固定シャーシ部
及び移動シャーシ部の一実施例を示す平面図、第3図は
第2図に示した移動シャーシ部の要部側面図、第4図は
従来のテープ張力調節機構を備えた磁気記録再生装置の
平面図である。 200・・・移動ンヤーシ、  210.220・・・
リール台、  240・・・テンションレギュレータア
ーム、241・・・支軸、  242・・・ガイドロー
ラ、243テンシヨンブレーキバンド、244・・・位
置決めピン。 44A 00

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 カセットが搭載されるシャーシに回動自在に配設され、
    該カセットのテープ出口側から供給されるテープに当接
    するポール又はローラを有するテンションレギュレータ
    アームと、前記ポール又はローラがテープに当接する方
    向に前記テンションレギュレータアームを付勢するスプ
    リングと、テープ供給側のリール台に巻き付けられ、そ
    の一端がシャーシ側に固定され他端が前記テンションレ
    ギュレータアームに固定されたテンションブレーキバン
    ドとから成る磁気記録再生装置のテープ張力調節機構に
    おいて、 前記シャーシに植設されカセットの位置決めを行う位置
    決めピンであって、カセットのテープ出口近傍に植設さ
    れた位置決めピンを経由して前記テンションブレーキバ
    ンドを張設したことを特徴とする磁気記録再生装置のテ
    ープ張力調節機構。
JP2096798A 1990-04-12 1990-04-12 磁気記録再生装置のテープ張力調節機構 Pending JPH03295053A (ja)

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