JPH0329433Y2 - - Google Patents

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JPH0329433Y2
JPH0329433Y2 JP12270485U JP12270485U JPH0329433Y2 JP H0329433 Y2 JPH0329433 Y2 JP H0329433Y2 JP 12270485 U JP12270485 U JP 12270485U JP 12270485 U JP12270485 U JP 12270485U JP H0329433 Y2 JPH0329433 Y2 JP H0329433Y2
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JP
Japan
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floor
machine room
pump
room
opening
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JP12270485U
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JPS6231195U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は大型揚排水ポンプ機場に係るものであ
る。
(従来の技術) 第3図は従来の大型揚排水ポンプ機場を示し、
1はポンプの駆動源であるエンジンa及び減速機
b等を設置する機械室、2は内部にポンプ羽根が
配設され、流体を送るポンプ室、3は流体を流す
水路を含む機場建屋で、何れも鉄筋コンクリート
製である。
更に機械室1の床は、ポンプ羽根の昇降のため
に、減速機設置位置中央に矩形の開口部4が穿設
された格子桁構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の大型揚排水ポンプ機場における機械
室床は、中央に重量物である減速機が設置されて
いるのにもかかわらず、周辺が支持された格子桁
構造となつているため、桁としてのスパンが大き
くなり、強度設計上、桁高を高くする必要があ
る。
また前記機械室床における変位の最も大きくな
る中央減速機位置に、矩形の開口部が穿設される
ので、同開口部の4隅からしばしばクラツクが生
起していた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、ポンプ室と機械室との間
に、ポンプ室上面と機械室床下面とを連結する支
柱を配設するとともに、機械室床の開口部を円形
にしてなることを特徴とする大型揚排水ポンプ機
場に係るものである。
(作用) 本考案に係る大型揚排水ポンプ機場においては
前記したように、ポンプ室と機械室との間にポン
プ室上面と機械室床下面とを連結する支柱が配設
されているので、機械室床に作用する荷重の一部
が支柱を介して剛強なポンプ室に伝達されるた
め、機械室床に発生する部材応力が減少する。
また機械室床の開口部を円形とすることによつ
て、同開口部周縁における応力集中が低減でき
る。
(考案の効果) このように本考案によればポンプ室上面と機械
室床下面とを連結する支柱によつて同機械室床に
発生する部材応力が減少するので、同床の格子桁
の桁高が低減され、機場の工費を節減し、空間の
有効利用が図られる。
また前記機械室床の開口部を円形とすることに
より、同開口部周縁の変位、及び応力集中が低減
し、クラツクが減少して、構造上の信頼性が向上
する。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
ポンプ機場建設時、機場建屋11及び機械室床
12を施工する。この際、機械室床12における
支柱の取付位置下面の鉄筋を十分碇着長がとれる
ように露出させておく。
次いでポンプ室建設時、ポンプ室13の建設と
同時に、同ポンプ室13の上面所定位置に支柱1
4を建設する。この際、ポンプ室13と支柱14
との鉄筋は連続して配筋し、支柱14の鉄筋上端
部は、前記機械室床11の下面の露出鉄筋と碇着
したのちコンクリートを打設し、機械室床12、
支柱15、ポンプ室13を一体化する。
また前記機械室床12には第2図に示すように
円形の開口部15が設けられる。
図中16,17は機械室床12に設置されたポ
ンプ駆動用のエンジン及び減速機である。
図示の実施例によれば前記したように、ポンプ
室13上面と機械室床12下面との間に支柱14
が一体的に連結されているので、機械室床12に
作用する荷重の一部が支柱14を介して十分な強
度、剛性を有するポンプ室13に伝達されるた
め、機械室床12に発生する部材応力が軽減さ
れ、同床12の格子桁の桁高が低減されることと
なる。従つて工費が節減され、また空間の有効利
用が図られる。
また前記機械室床12の開口部15が円形に形
成されているので、同開口部周縁の変位、及び応
力集中が低減され、構造上の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る大型揚排水ポンプ機場の
一実施例を示す縦断面図、第2図は第1図の矢視
−図、第3図は従来の大型揚排水ポンプ機場
の縦断面図、第4図は第3図の矢視−図であ
る。 12……機械室床、13……ポンプ室、14…
…支柱、15……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポンプ室と機械室との間に、ポンプ室上面と機
    械室床下面とを連結する支柱を配設するととも
    に、機械室床の開口部を円形にしてなることを特
    徴とする大型揚排水ポンプ機場。
JP12270485U 1985-08-12 1985-08-12 Expired JPH0329433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12270485U JPH0329433Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JP12270485U JPH0329433Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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JPS6231195U JPS6231195U (ja) 1987-02-24
JPH0329433Y2 true JPH0329433Y2 (ja) 1991-06-24

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JP12270485U Expired JPH0329433Y2 (ja) 1985-08-12 1985-08-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2579305Y2 (ja) * 1991-07-10 1998-08-27 ジャパン・フィールド 株式会社 洗浄装置
JP2531520Y2 (ja) * 1993-12-14 1997-04-02 中外炉工業株式会社 密閉型水系洗浄装置

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Publication number Publication date
JPS6231195U (ja) 1987-02-24

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