JPH03294301A - 高温分散性デンプンの製造方法 - Google Patents

高温分散性デンプンの製造方法

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JPH03294301A
JPH03294301A JP2409122A JP40912290A JPH03294301A JP H03294301 A JPH03294301 A JP H03294301A JP 2409122 A JP2409122 A JP 2409122A JP 40912290 A JP40912290 A JP 40912290A JP H03294301 A JPH03294301 A JP H03294301A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[0001]
【産業上の利用分野】
本発明は、デンプンを、高温下に水分の存在下に処理す
ることによって遅延増粘を示す熱−分散性HMT−デン
プンを製造する方法に関するものである。 [0002]
【従来の技術】
ここで、用語「HMT−デンプン」とは、当業者により
熱および水分処理されているデンプンついて適用されて
いる。その他の物理的処理(例えば、予備糊化された冷
時膨潤性デンプンの製造の場合)とは対照的に、か\る
純粋な物理的な処理において、デンプンの性質(膨潤性
、分散性等)は、糊化またはその他のデンプン顆粒の認
識可能な変化が検出されない(例えば、か\るHMT−
デンプンを偏光顕微鏡下に検査した際に、原性デンプン
顆粒の代表的な複屈折率が、完全に保持されている)。 [0003] デンプンの性質の著しい変化は、BまたはC型X線パタ
ーンを示すデンプンの熱−水分処理によって得ることが
できる。代表的なり型デンプンは、バレイショデンプン
であり、従ってこれは熱−水分処理に特に適している。 [0004] バレイショデンプンの場合、かする熱−水分処理によっ
て元の性質が、実質的に変性される。例えば、未処理デ
ンプンは、糊化後に繊維状のねばねばとする固さを有す
る無色透明ペーストを与え、一方熱一水分処理されたバ
レイショデンプンは、短い不透明ペーストを形成し、そ
して、これを冷却すると、なおも成形可能なゲルを形成
する。原性デンプンが沸騰水に添加した際に継粉を形成
するのに対して、熱−水分処理デンプンは、分散性であ
り、そして原性バレイショデンプンが糊化温度が達成さ
れるやいなや増粘するが、熱−水分処理デンプンの場合
には、糊化が遅延し、そして場合により糊化は、100
℃以上の温度で生じる。 [0005] 熱−水分処理の程度を決定する必須のパラメーターは、
デンプンの水分含有量処理温度および処理時間である。 一般には、デンプンの水分が高くなると、変性の程度が
高くなるということができる。しかしながら、一定レベ
ルをうわまわる水分含有量は、デンプン顆粒が糊化され
るので最大限可能な加工温度を、制限する。同様ににし
て、温度の上昇は、変性の程度を増加し、高すぎる温度
は、糊化の危険性を含むだけでなく、デンプンの熱的減
成(いわゆるデキストリン化)の危険性も包含する。同
様にして、処理時間が延長されると、変性の程度が高く
なる。 [0006] 水性デンプンスラリーが使用される今までに公知の方法
において、糊化温度の直前の温度までしか加熱が可能で
ない。このことは、デンプンの糊化を除くために温度お
よび時間の注意深いコントロールを必要とし、そして数
日までの長い処理時間となる。このため、デンプンを、
糊化することなしに通常の糊化温度以上の温度で処理す
ることができるような程度に、水分含有量を低減するこ
とが好ましい。か)る方法は、「セミ−ドライ法」と言
われており、そして実質的に処理時間を短縮する。デン
プンの熱−水分処理の一般的な態様は、Cereal 
Chemistry44、 (1967年)第8〜26
頁における”Heat−Moisture Treat
ment of 5tarch”に詳細に記載されてい
る。加えて、種々の形態の熱−水分処理を記載する全て
の一連の特許が有利であり、か・る特許のうちの大部分
は、セミ−ドライ法である。 [0007] ドイツ特許第2,930,664号明細書は、HMTデ
ンプンの製造のためのセミ−ドライ法に必然的に包含さ
れる課題に対する非常に詳細な記載を提供している。こ
の特許は、HMT根および/または茎デンプンからなる
増粘剤を含有する食品に関するものである。この目的に
使用されるデンプンは、各々103℃で115分間、ま
たは100℃で195分間、セミ−ドライ法にて処理さ
れている。セミ−ドライ原理を使用するいくつかの特許
公報は、乳化剤の添加(ヨーロッパ特許第76381号
公報、米国特許第184,527号明細書)または熱の
移動のためのマイクロ波の使用(ヨーロッパ特許第15
0,751号公報および米国特許第4,508,576
号明細書)を勧めている。 [0008] 水性懸濁液中で操作する方法において、過剰な水の存在
下に容易に生じてしまう糊化を抑制することに主要な強
調点が置かれている。米国特許第3,977゜897号
明細書においては、塩類、例えば硫酸ナトリウムまたは
カリウムの添加が糊化点を増加するために勧められるが
、か)る塩類は、デンプンを食品に使用し得る前によく
洗浄して除去しなければならない。非常に高い塩濃度を
使用することによって、100℃までの温度を適用する
ことが可能であるが、このことはもちろん処理時間を著
しく減少する。 [0009] 米国特許第3,583,874号明細書およびヨーロッ
パ特許第110,549号明細書において、熱−水分処
理の際の水の糊化影響が水と混和性の有機溶剤(例えば
、アルコール)の著しく多量の添加によって抑制されて
いる。か\る方法は、技術的に複雑であるだけでなく、
高価であり、それゆえに本明細書に記載されるHMTデ
ンプンに対してではなく特別な冷時膨潤性のデンプンに
対して提案されているものである。か・る方法において
、上記溶剤の除去は、常に課題であり、このことは、も
ちろんか・るデンプンが、食品用途に使用できる前に必
要である。 [00103
【発明が解決しようとする課題] 有効な熱−水分処理が短時間で水性懸濁液中で糊化を抑
制することなしに行われる方法は、現在のところ記載さ
れていない。 [003】]
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は、デンプンを、高温下に水分の存在下
に処理することによって遅延増粘を示す熱−分散性HM
T−デンプン、特にバレイショデンプンを製造する方法
に関するものである。 [0012] 特開平3−294301 (5) 驚くべきことに、水性系における熱−水分処理が、か・
る処理をすりおろしたバレイショおよび/またはバレイ
ショ汁の存在下に行うとかなり促進され得るどいつ−と
を見出した。 [0013] か・る方法の促進とは、熱−水分処理を比較的に低い温
度、一般には約55で約80℃の範囲で行うことができ
るだけでなく、実質的に短い時間で、一般には約20か
ら約80分間で行うことができるということを意味する
。従って、水性系における加工操作が技術的に簡単にか
つ経済的方法で行い得るということは初めてである。 [0014] 本発明の処理の代表的な実施において、温度は、約55
℃であり、そして時間は約30分間である。従来のセミ
−ドライ法を介して同一の遅延増粘およびその他の匹敵
する性質を有するHMTバレイショデンプンを製造する
ために、100℃の温度および120分間の処理時間を
使用する必要とするであろう。 [0015] また、本発明による方法は、全バレイショに使用するこ
とができるが、本発明のこのような形態は、効率的でな
く、従って好ましくないので工業的に使用するのには適
さない。工業的な用途のためには、すりおろしたデンプ
ンが通常は工業的なバレイショデンプン製造の第1段階
で得られるので好ましく、そして/あるいはデンプン−
繊維分離の後に再混合されるデンプン汁が好ましい。 [0016] また、熱−水分−処理に適するBまたはC型X−線パタ
ーンを有するその他のデンプンも処理することができる
。このことは、はとんどの根、茎および鞘デンプン、例
えばカンナ−蓮華板またはサツマイモデンプンを意味す
る。 [0017] 細胞の破壊の際に遊離されるかあるいは酵素による加水
分解によって直ちに製造されるバレイショに存在する不
飽和脂肪酸は、HMT−デンプン変性の有効な促進に少
なくとも部分的に応答性であると考えられる。しかしな
がら、加えて、バレイショデンプンのその他の成分は、
タンパク質および脂質から除去されたバ6一 レイショ汁が減少されているとはいえなおも識別される
促進効果を導くので補助触媒として活性である(実施例
3を参照されたい)。 [0018] バレイショ液(主としてホスファチドおよびガラクト脂
質)が、高い含有量の不飽和脂肪酸であることを特徴と
していることが知られている。従って、バレイショデン
プン製造の貴重な副生成物としてバレイショ汁からの脂
質を単離することは既に提案されている(ドイツ特許第
2,551,342号明細書を参照されたい)。ホスフ
ァチドおよびガラクト脂質が高い含有量であるので、か
\る脂質が乳化剤としての適用可能性を有している。し
かしながら、かする脂質またはか−る成分が熱−水分処
理におけるデンプンの変性を促進するのに好適であると
いうことは今までに知られていない。 [0019] バレイショ脂質の酵素による分裂によって形成され、そ
してそのまま添加するとバレイショ汁の補助触媒なしで
も明白な促進効果を示す(実施例4)リノール酸および
リシノール酸は、高価であるので、さらにより重要には
安定性の欠如により(自動酸化、重合)デンプンの工業
的な熱−水分処理のための促進剤としてほとんど適さな
い。リノール酸またはリシノール酸が熱−水分処理に先
立って直接添加されているデンプンは、か\るデンプン
が著しい異臭を発生するので処理後に食品の目的には不
適当である。 [0020] 本発明による方法はまた、市販バレイショデンプンがバ
レイショ汁の添加によりセミ−ドライ条件による熱−水
分法の好適な水分含有量で平衡化されるセミ−ドライ法
として操作することもできる。か\るセミ−ドライ法に
おいて、水分含有量は、一般には30%を越えてはなら
ず、そしていかなる場合でも35を越えてはならず、さ
もないとデンプンの流動性がセミ−ドライ法の適用に不
適当となる。約15から約35%の範囲の水分含有量が
可能である。好ましくは、水分含有量は、約18から約
30%である。 [0021] 本発明による方法において、通常の添加剤、特に界面活
性物質、例えばグリセロールモノステアレート、リンレ
シチン、ステアロイル−2−ラクチレートおよびNa−
ステアリルフマレートを使用することも可能であり、そ
してか・る物質は、成分としてまたは技術的理由でか・
る方法において通常添加される。 [0022] 本発明による方法の適用の好ましい分野は、スラリー法
である。従来には、デンプンの糊化が生じない温度にお
いて必要である長い処理時間が著しく技術的かつ経済的
不都合であるので、スラリー法は、セミ−ドライの利点
のために出来る限り避けられてきていた。ここで、本発
明によると、低温(55℃で30分が本発明によると好
ましい)および非常に短い処理時間が可能である。水の
みの存在下にか・る条件下に、バレイショデンプンの糊
化がもはや得られない(実施例1)。 [0023] 従って、本発明の特に好ましい適用において、上記の処
理方法は、バレイショ汁とパルプとの分離に先立ってバ
レイショ原料スラリー内でバレイショデンブンを製造す
る際に行われる。このスラリーは、付加的な水を添加し
たまたは添加していないすりおろしたバレイショから製
造することができる。 [0024] また、パルプの分離後にバレイショ汁中にデンプンを懸
濁することも、あるいは市販のバレイショデンプンを使
用することも可能である。スラリー中の含水量は、一般
に約40〜約90%である。デンプン乾燥物質含有量が
約10〜約25%でると有利である。 [0025] 処理法の際の原料バレイショデンプンスラリーのあるい
はバレイショ汁の着色を避けるために、バレイショデン
プン製造に従来使用されている濃度でスルフイツトを添
加することが推奨される。全スラリー重量に基づいて約
200から約800、好ましくは約400から約600
ppm二酸化硫黄(SO2)の添加が一般には充分であ
る。 [0026]
【実施例】
特開平3−294301(9) 本発明の方法の有効性を、以下の実施例1から6に基づ
いて詳細に説明する(実施例1〜4、各々Brbend
erisograph、  500 c m g負荷細
胞、475m1水中の25gデンプン、実施例5および
6.350cmg負荷細胞、470m1水中の30gデ
ンプン)。以下の実施例は、本発明を制限するものでは
な実施例よ 1.5kgの種々の5aturnaのバレイショを50
0ppmのSO2とともにバレイショデンプン製造の通
常の方法ですりおろす。このスラリーは、粘度を減少す
るために少量の水を含んでもよく、これを、連続して攪
拌しながら55℃で30分間加熱する。しかる後、この
デンプンを、バレイショデンプン製造に公知の方法で分
離する。単離されたデンプンは、2時間100℃でセミ
−ドライプロセスで処理されそして20%の含水量であ
るデンプン(図1)よりもその性質が著しい変性を示し
た。水中の熱−水分処理は、72時間にまで延長しても
更に良好な結果を導かない。 [0027] 実施例A 200gの天然バレイショデンプンを、デンプンおよび
パルプの分離後にバレイショデンプン工場で製造された
2リツトルのバレイショ汁中で30分間55℃に加熱す
る。また、この場合、すりおろしたバレイショの場合の
ように同様に明白な処理効果がある(図2)。 [0028] 比較例式 200gの天然バレイショデンプンを、1%Myver
ol (市販グリセロールモノステアレート)の存在下
に2リツトルの水中で30分間需5℃に加熱する。デン
プンとの複合体であり、そして処理効果を高揚する添加
剤として種々の熱−水分法に推奨されているこの乳化剤
では、バレイショ成分の存在下に得られた効果に匹敵す
る効果は、観察することができない(図3)。 [0029] 9− 特開平3−294301 (10) ルのバレイショ汁から除去した。200gの天然バレイ
ショデンプンをその中で実施例1と同様な条件下に処理
した。また、タンパク質−および脂肪のないバレイショ
汁は、著しいがいくぶんか弱い変性を与えた(図4)。 従って、促進作用は、バレイショ汁の種々の成分の相乗
効果である。 [0030] 尖施桝± 天然バレイショデンプンの220gのタンパク質を、(
実施例3の通りに)30分間55℃で一方で0.5%の
υルイン酸が添加されいる水に、そして他方でタンパク
質および脂質のない0.5%リルイン酸を含有するバレ
イショ汁中で処理した。図5が示すように、水中のリル
イン酸は、熱−水分処理に対する明白な促進効果を有し
ている。しかしながら、この効果は、更にバレイショ抽
出水の成分によって更に高揚されている。 [0031] 実施例Σ 400g天然カンナデンプンを、30分間55℃で50
0ppmSO2が添加されたBintjeバレイショか
ら得られた1、2リツトルバレイシヨ汁中で処理した。 この処理の後、デンプンを通常の通り単離して乾燥した
。図6は、バレイショ汁中でのこの処理によりこのデン
プンについて強力な性質変性が得られていることを示し
ている。 [0032] 実施透見 400g蓮華デンプンを、カンナデンプンを実施例5で
処理したのと同様な方法で処理した。再び、上首尾な熱
−水分処理に代表的な性質変化が得られた(図7)。 [0033]
【発明の効果】
従来のデンプンの熱−水分処理の公知の方法と比較して
、特に目下のところ好ましいセミ−ドライプロセスと比
較すると、本発明のよる方法は、以下の利点を有してい
る。 10− 特開平3−294301 (11) [0034] 処理を、低温度でかつ開口容器中で行うことができる。 100℃以上の温度に必要でありそして通常セミ−ドラ
イ法に使用されている圧力容器がもはや必要でない。更
に、圧力容器において該容器における冷却部品において
水が凝縮するので常に技術的課題であった部分的糊化の
危険性がない。 [0035] 本発明の熱−水分処理は、直接またはバレイショデンプ
ン製造法のバイパスで行われる。従って、デンプンの分
離および乾燥が付加的なプロセス段階を表さない。 [0036] スラリー法は、処理の程度に関してコントロールするの
が容易である。セミ−ドライプロセスの場合には、水分
の若干の相違により変性が非常に異なるが、この因子は
、過剰の水が存在するためなんら役割を果たさない。 [0037] 本発明の処理方法は、乳化剤、例えばグリセロールモノ
ステアレート等の推奨されていた添加をすることなしに
行うことができ、そしてもちろんか\る乳化剤の存在下
にも更にリノール酸および/またはリルイン酸および/
またはこれらのアルカリ塩類の存在下にも行うことがで
きる。後者が技術的に有利であるが、価格および安定性
に関して不都合である。 [0038] 分散性および遅延増粘が改良されたのに伴って、本発明
の方法を使用して製造されたHMTバレイショデンプン
は、乾燥食品の結合剤として、そして特に遊離流動性結
合剤が要求されている全ての場合に好適であり、これは
継粉を形成することなしに沸騰液中に添加することがで
き、例えばソース用バインダーまたは乾燥スープの増粘
剤に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施態様の方法で処理したデンプンと未処理
デンプンとの性質を比較する図面である。 11− 特開平3−294301(12)
【図2】 本発明の別の実施態様の方法で処理したデンプンと未処
理デンプンとの性質を比較する図面である。
【図3】 従来の方法で処理したデンプンと未処理デンプンとの性
質を比較する図面である。
【図4】 本発明の別の実施態様の方法で処理したデンプンと未処
理デンプンとの性質を比較する図面である。
【図5】 本発明の更に別の実施態様の方法で処理したデンプンと
未処理デンプンとの性質を比較する図面である。
【図6】 本発明の更に別の実施態様の方法で処理したデンプンと
未処理デンプンとの性質を比較する図面である。
【図7】 本発明の別の実施態様の方法で処理したデンプンと未処
理デンプンとの性質を比較する図面である。 12−
【書類名】
図面 ブラベンダー曲線 未変性ハレイショデンブン −4−+− H,o中でss’cで72時間処理したバレイシコデン
ブン
【図2】 特開平3−294301(14) ブラベンダー曲線 未変性バレイシジデンブン 14− 特開平3−294301(15)
【図3】 ブラベンダー曲線 未変性バレイショデンブン 50    a5  80   95 0   10   20   30 0 95  80  65   50(”C)50  60
  70  80(min)15− 特開平3−294301(16)
【図4】 ブラベンダー曲線 未変性ハレイショデンブン 0 5 0 5 5 0 5 0 0 0 0 0 0 0 50(’C) 80 (mln) 16一
【図5】 特開平3−294301 (17) ブラベンダー曲線 未変性ハレイショデンプン 一ロー〇− 0,5%す/−ル酸を有する出o中で 55℃で30分間処理したバレイショデンブン17一
【図6】 特開平3−294301(18) ブラベンダー曲線 未変性ハレイショデンブン 0−Q− バレイシッH:中で55℃で30分間処理したカンナデ
ンフン 18− 特開平3−294301 (19)
【図7】 ブラベンダー曲線 未変性バレイショデンブン 50  65  80  95 0   10  .20  30 0 95  80  65  50(’C)50  60 
 70  130(min)19− 符開平a−::aq、sugtuノ
【書類名】 【提出日】 【あて先】 【事件の表示】 【出願番号】 【発明の名称】 【補正をする者】 【事件との関係】 【識別番号】 【氏名又は名称】 【代理人】 【識別番号】 【氏名又は名称】 【その他】
【手続補正 1】
【補正対象項目名】 【補正対象項目名】 【補正方法】 【補正の内容】
手続補正書 平成3年3月29日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】デンプンを、高温下に水分の存在下に処
    理することによって遅延増粘を示す熱−分散性HMT−
    デンプンを製造するに当たって、上記処理を、すりおろ
    しバレイショ、バレイショ汁またはこれらの混合物の存
    在下に行うことを特徴とする、上記方法。
  2. 【請求項02】バレイショデンプンを、上記デンプンと
    して使用する請求項1の方法。
  3. 【請求項03】デンプン処理を、約50から約80℃の
    温度で行う請求項1の方法。
  4. 【請求項04】デンプン処理を、約20から約80分間
    行う請求項1の方法。
  5. 【請求項05】デンプン処理を、約55で約90分間行
    う請求項1の方法。
  6. 【請求項06】スラリー法で行われる請求項1の方法。
  7. 【請求項07】上記スラリーの液体含有量が約40から
    約25%である請求項6の方法。
  8. 【請求項08】約10から約25%のデンプン乾燥物質
    含有量で処理される請求項6の方法。
  9. 【請求項09】上記方法を、バレイショ汁とパルプとの
    分離に先立ってそしてデンプンが通常の方法で単離され
    る前にバレイショ原料スラリー内でバレイショデンプン
    を製造する間に行う請求項1の方法。
  10. 【請求項10】デンプンが通常の方法で単離され、そし
    て乾燥される前にバレイショ汁と再び一緒にされたデン
    プンフラクションを用いたバレイショデンプン製造の際
    に上記方法を行う請求項1の方法。
  11. 【請求項11】約15から約35%の処理される塊の水
    分含有量を有するセミ−ドライ法におけるバレイショ汁
    を用いて行われる請求項1の方法。
  12. 【請求項12】約18から約30%の処理される塊の水
    分含有量を有するセミ−ドライ法におけるバレイショ汁
    を用いて行われる請求項1の方法。
  13. 【請求項13】請求項1の方法に従って製造された遅延
    増粘を示す熱−分散性HMT−デンプン。
JP2409122A 1990-01-03 1990-12-28 高温分散性デンプンの製造方法 Expired - Lifetime JP3051763B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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