JPH03294151A - 分割ワーク用保持治具 - Google Patents

分割ワーク用保持治具

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JPH03294151A
JPH03294151A JP9586690A JP9586690A JPH03294151A JP H03294151 A JPH03294151 A JP H03294151A JP 9586690 A JP9586690 A JP 9586690A JP 9586690 A JP9586690 A JP 9586690A JP H03294151 A JPH03294151 A JP H03294151A
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pallet
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workpieces
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Yuji Takagi
高木 雄二
Yoshinari Uchida
能成 内田
Hiroshi Masaoka
政岡 博
Teruaki Mukai
照明 迎
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分割面を有するワークを一つの治具の両面を
用いて高精度に位置決めほじするようにした治具に関す
るものである。
(従来の技術) エンジンのクランクケース、特に自動二輪車のエンジン
のように小型のもののクランクケース、は左右に分割さ
れて形成され、爾後合せ面を基準として結合している。
かかる分割式ケース等では、−面に被加工面を持ち、且
つその被加工面が分割されたケースの双方に亘って一面
を構成するので加工か極めて困難であり、ワークの形状
によっては困難性が大きくなる。その理由は、上記の如
きワークの共通の一面を加工する場合、ケースを組み付
けた状態で加工を行なうのが最良ではあるが、分割され
た各ケースが四角の箱状のような簡単な形状のものであ
ったり、被加工面の他に夫々別に基準となるような加工
面、或いは位置決め孔が設けられている場合には加工が
比較的容易である。
(発明が解決しようとする技術課題) ところで、ケースの合せ面以外に加工面、或いは位置決
め孔がないワークや、組合されるケースの形状が複雑で
あったり、組合される各ケースの形状や大きさが著しく
異なるようなワークの場合は、組合せた状態でこれらを
パレットに固定し、加工面の基準を決定することが困難
である。
従って、このようなワークを加工するには、例えば、パ
レット上にワークを二個並べて加工せざるを得ないが、
ワークを分割した状態で各々の共用する面を加工するの
で高い加工精度は望めない。
又、かかる状態で加工精度を高めるにはパレットに対す
るワークの位置決め基準、即ち、パレットの加工精度を
高める他なく、パレットの製作が面倒となり、且つコス
トの点でも高価なものとなる。
更に、パレット上に二個のワークを分割して載置するた
めパレットは必然的に大型化し、設備全体の大型化とコ
ストアップを招くという問題がある。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたもので、そ
の目的とする処は、ワークを組合せた状態で加工を行な
うことが困難な形状をもつワークを、比較的高精度を維
持して加工することができ、且つパレットの大型化を避
け、これの製作コストを低く抑えることが可能であり、
従って全体の設備の大型化を回避し得る等の利点を奏す
る分割ワーク用保持治具を得せしめるにある。
(技術課題を解決するための手段) 以上の技術手段を解決するための手段は、対向する合せ
面を有する分割されたワークを保持する治具であって、
搬送ライン中に配設され、搬送されるパレットの両面に
各ワークの対向する合せ面を支持する支持部材を備え、
且つワークの位置決め基準と係合する位置決め部材をそ
の軸線が一致するように備えることを特徴とする分割ワ
ーク用保持治具であり、又、前記ワークの位置決め基準
は、各ワークの合せ面に形成された位置決め穴であって
、パレット側の位置決め部材は、パレットに穿設された
両面に貫通する孔に同軸線に嵌着され、両面に突出する
位置決めピンとした保持治具である。
(上記した手段による作用) 上記した手段によれば、パレットの上下面の如き両面に
分割されたワークを支持せしめ、従ってパレットは分割
ワークの一方の大きさで足り、又各ワークは両面突出し
た軸線を同じくしたピンで位置決めされるので位置決め
精度が極めて高い物が得られる。
(実施例) 次に本発明の一実施例を添付した図面に従って詳述する
第1図は本発明に係る治具の要部を破断した側面図、第
2図は第1図矢視2方向の図で要部を破断した図、第3
図は位置決めピン部の要部破断拡大図である。
図において1は支持台で、第2図に示す如く左右に打型
用のシリンダ状基台2が起設されている。
各基台2はシリンダ部2aと、これに嵌装されたピスト
ン2bからなり、油圧で上下動しロッド2Cは基台2上
に突出し、該ロッド2Cは支持台1の左右に配設され、
前後方向に設けられた凹状の支持枠3の下端面中央の部
分を連結支持し、該支持枠3を昇降動させる。この昇降
動は、各支持枠3の前後に上下方向に嵌装され、支持台
1に起設されたガイドバー4,4で保障される。
第1図に示す支持枠3の前後の起立部3a、3aの各上
端内側には、前後に開放し、且つ内側に夫々対称的に開
放した案内凹部5を抑え板6により設け、該凹部5の下
面は受は部7とする。一方、支持枠3の内側には上端係
合部8aが該凹部5に臨むようにストッパー杆8を起立
固設する。
以上の支持台1上の支持枠3,3間の上端部間の凹部5
,5に両端9a、9aを遊合するように治具を構成する
パレット9がトランスファーで搬送されてくる。第2図
は支持枠3が上昇位置にあり、搬入されてきたパレット
9は凹部5に両端部9a、9aが遊合し、次に支持枠3
を降下させ、一端部の下面の被係合部9bをストッパー
8の係合部8aと係合させてパレットを固定し、パレッ
ト9の両端部9a、9aは番受は部7で支持される。か
くしてパレットはここをフライス加工エリアとすれば加
工のために搬入され、加工位置に位置決め固定保持され
ることとなる。
以上のパレット9には、被加工物であるワークが所定の
加工位置に位置決めされ、固定保持されている。ワーク
は実施例では自動二輪車のエンジンのクランクケースで
、第1図に示す如く図の上側をLケースWlとし、下側
をRケースとし、各ケースWl、W2の上下に向い合う
面Wla、W2aが合せ面である。かかるLケース及び
Rケースはパレット9の上下面に配設され、以下に述べ
る機構で位置決め支持されている。
即ち、第2図で示すようにパレット9の上下面9c、9
dにの幅方向及び前後方向中欄部には、左右に離間して
ガイドバー10.11が同軸的に上下に突出し、又垂下
され、一方のガイドバー11の上部11a及び下部11
bはエアセンサー12を構成する。夫々にはエア通路1
2a、12bが軸方向に穿設され、通路はパレット9に
設けられた通路12cで接続され、該通路はエア源と主
通路12dで接続されている。ガイドバー10゜11は
上方に突出する部分10a、llaが長く、下方に垂下
された部分10b、llbが短く、夫々の部分の各端面
に前記したワークWl、W2の合せ面Via、W2aを
当設せしめ、ワークはエアセンサ12の上下端にワーク
Wl、W2の合せ面Wla、W2bが当接することによ
りパレット9の上下面に所定のクリアランスでセットさ
れたことが検出できる。尚図中13はガイドバー10を
固定するボルトで、他方も同様に構成されている。以上
により、ワークWl、W2がパレット9の上下両面にセ
ットされたことを検出する。
一方、ガイドバー10.11間にはワークWl。
W2の保持機構14が設けられる。保持機構14は同軸
的な上部機構15及び下部機構16からなり、上部機構
15は実施例では大径で上部に円錐部15aを有し、こ
れの先端の小径部15bにはボルト部15cを有する。
かかる上部機構15は上方のワークW1の合せ面Wla
から実施例ではクランクジャーナル部に前記した小径部
15bを通してボルト部15cを上方に突出させ、これ
に下端部に押え部17aを備えるナツト17を螺合させ
、ワークW1をガイドバー10.11の上部10a、l
la上端面に押圧固定する。
下部機構16は小径で、これの下端部にはボルト部16
cが垂下突出され、これをワークW2の合せ面W2aか
ら前記と同様にクランクジャーナル部を通して下方に垂
下突出させ、押え部18aを備えるナツト18を螺合さ
せ、ワークW2をガイドバーの下部10b、llb下端
面に押圧固定する。尚、実施例では下部機構16の中間
部にバネ19で下方に弾圧された押圧部材20を設け、
これをジャーナル部内側周に当接させた。
以上によりワークWl、W2はパレット9の上下面に必
要なりリアランスを保持して固定されることとなる。
以上に於いて、パレット9の上下面にはワークWl、W
2の位置決め部材であるピンを突出させ、又垂下する。
各位置決めピン21,22,23゜24は上面に二個、
下面に二個夫々設けられ、ワークWl、W2の合せ面W
la、W2aに形成された間怠のノック孔と合致するよ
うに設けられ、パレット9の面に対して反対側で且つ前
後に離間して設けられている。上下の位置決めピンは2
1゜22が同軸的、間怠に配設され、ピン21.22は
各上下の先端に湾曲円錐形の係合部21a、22aを備
え、基部21b、22bをパレット9の上下面9c、9
dにボルト25・・・で固定されている。位置決めピン
21.22の間怠度の保持は、第3図に示すようにパレ
ット9に取り付は孔26を貫通穿設し、該孔26の上下
の部分26a、26bを夫々座ぐって大径部とし、中間
部をその侭の径とし、大径部26a26bに各ピン21
,22の基部中心に突設したピン部21c、22cを嵌
合する。これにより位置決めピン21.22は同軸に上
下に突設されることとなる。
他のピン23.24も第3図と同様に同軸に、間怠に設
ける。パレット9上のピン21と23は上方への突出長
さが大きく、一方下のピン22と24は短く、前記した
ガイドバー10.11と同様である。
以上のピン21.23をパレット9上のワークWlの合
せ面Wlaに形成したノック孔に嵌合し、一方下のワー
クW2の合せ面W2aのノック孔を垂下突設したピン2
2.24に嵌合せしめ、これによりワークWl、W2は
位置決めされ、一方既述の保持機構14の上部機構15
及び下部機構16で保持固定されることとなる。
かかる状態を第1図及び第2図で示し、このようにパレ
ット9の上下面に合せ面を向い合せ、位置決めされ、固
定された状態で当該加工域にワークは搬入される。そし
て第2図の如くワークWl。
W2の被加工面Wlb、W2bは図では左側に臨んでそ
のレベルが同一垂直面内にあり、例えばフライス加工機
27による加工を行ない、カッター28を第1図中a乃
至す迄上下させて軸方向のストロークを同一に保持する
ことにより被加工面W1b、W2bを組み付は後全く同
一面となるように高精度に加工することができる。尚パ
レット9の下側の保持機構16.ピン22.24を短く
したのはワークW2の位置決め保持状態で支持台1との
間の空間を採るためで、また加工機を低く設置すること
が好ましくないからである。
(発明の効果) 以上で明らかなように本発明によれば、分割されたワー
クであって、ワークを組合せた状態で加工を行なうのが
困難な形状等のワークを分割したまま、パレットに保持
固定して加工することができ、加工も、位置決めが既述
のように分割された被加工面を高精度に位置決めされ、
且つ固定保持されるので高精度に維持でき、従来困難で
あったこの種分割ワークの加工を精度を高度に維持しつ
つ行なえ、加工もパレットの上下に配設された各ワーク
を同じステーションで加工機を共用してなされるので合
理的、効率的である。
又、上記したように加工機は分割された上下のワークで
共用することができるのでコストの点、設備上も有利で
あり、更に、パレットの上下を利用するので、パレット
の一面を使用するのと異なり分割されたワークを保持で
きるスペースがあれば良く、パレットも小型のもので済
み、これのコストを低く抑えることができる他、設備の
大型化も避けることができる等多大の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は本発明
に係る治具の要部を破断した側面図、第2図は第1図矢
視2方向の図で要部を破断した図、第3図は位置決めピ
ン部の要部破断拡大図である。 尚図面中Wl、W2はワーク、Wla、W2aは合せ面
、9はパレット、14,15.16は支持部材、21,
22,23.24は位置決め部材、26は位置決め穴で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対向する合せ面を有する分割されたワークを保持す
    る治具であって、搬送ライン中に配設され、搬送される
    パレットの両面に各ワークの対向する合せ面を支持する
    支持部材を備え、且つワークの位置決め基準と係合する
    位置決め部材をその軸線が一致するように備えることを
    特徴とする分割ワーク用保持治具。 2、前記ワークの位置決め基準は、各ワークの合せ面に
    形成された位置決め穴であって、パレット側の位置決め
    部材は、パレットに穿設された両面に貫通する孔に同軸
    線に嵌着され、両面に突出する位置決めピンである請求
    項1の分割ワーク用保持治具。
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