JPH03294064A - 溶接線倣い制御方法 - Google Patents

溶接線倣い制御方法

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JPH03294064A
JPH03294064A JP9667090A JP9667090A JPH03294064A JP H03294064 A JPH03294064 A JP H03294064A JP 9667090 A JP9667090 A JP 9667090A JP 9667090 A JP9667090 A JP 9667090A JP H03294064 A JPH03294064 A JP H03294064A
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weaving
torch
weaving end
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福岡 久博
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (!集土の利用分野) この発明は溶接線倣い制御方法に関するもので、特に溶
接ロボートにウィービング溶接を行わせるに際しての溶
接線倣い制御方法に関する。
(従来の技術とその課題) 溶接ロボットの重要な機能のひとつにウィービング溶接
がある。このウィービング溶接は、周知のように、溶接
トーチを溶接線に対してほぼ直角方向に揺動させつつ、
溶接線に沿って移動せしめる溶接方法である。
ところで、溶接の対象となるワーク(この明細書では「
被溶接体」と呼び、相互に溶接すべき2つの被溶接体を
「第1」と「第2」とによってそれぞれ表現する。)は
、切断精度1曲げ精度、および材料の曲りや歪による組
立精度の各々のバラツキとその集積誤差により、第1と
第2の被溶接体の間の突き合わせ間隔や開先幅など(こ
の明細書ではこれらを総称して、被溶接体の「相互間隔
」と称する。)が、溶接線方向において不均一となるこ
とが多い。したがって、上記のように相互間隔が不均一
であるにもかかわらず、溶接トーチの揺動幅、すなわち
ウィービング幅を一定に保ちながらウィービング溶接を
行うと、場所によって溶接の過不足が生じて溶接品質が
著しく低下する。
そこでこの問題を解決するために、ウィービング溶接に
際しては、相互間隔の変化に応じて自動的に応答し、常
に良好な溶接を行うことができる溶接線倣い制御方法(
例えば、特開昭62−240167号)が従来より提案
されている。
この提案例によれば、予め定められた回数だけウィービ
ング溶接を行い、その間の溶接電流および/または溶接
電圧の平均値を求めた後、各ウィービング端点における
溶接電流および/または溶接電圧を検知し、前記平均値
に所定値を加算した値との偏差値が零になるようにウィ
ービング幅を調整している。
また、ウィービング幅を精度良く制御するためには、従
来より周知のように、ウィービング最中に溶接トーチの
先端部と開先面との間隔、すなわちアーク長を一定に保
つことが必要である。そこで、この提案例では、上記平
均値と予め設定した基準値との偏差量が一定範囲内に収
まるように溶接トーチ位置を制御することによって、ア
ーク長を一定に保っている。
ところで、溶接電流および/または溶接電圧の平均値を
上記のようにして求める場合には、その平均値は開先幅
の大きさにともなって大きく変化する。例えば、開先幅
が比較的広いとき(第9図(a))には、溶接電流は第
9図(b)の実線に示すように変化し、その平均値は値
!VDとなる。一方、開先幅が比較的狭くなる(第9図
(C))と、溶接電流は第9図(b)の破線に示すよう
に変化し、その平均値は値1  (> I 、、)とな
る。
R このように、この提案例ではウィービング幅の調整の基
準となる溶接電流および/または溶接電圧の平均値(電
流値1 .1  )が開先幅の変化Nl?   VD にともなって変化するので、精度の良いウィービング幅
の調整を行うことができない。
また、アーク長を一定に保つ技術についても、同様の理
由から、精度の良いものとは言えない。
(発明の目的) この発明は、上記課題を解消するためになされたもので
、被溶接体の間の相互間隔が溶接線方向に沿って不均一
な場合であっても、過不足のないウィービング溶接を行
うことができる溶接線倣い制御方法を提供することであ
る。
(目的を達成するための手段) この発明は、溶接に先立って与えられるティーチングデ
ータに基づいて溶接トーチを溶接線に対してほぼ直角方
向に揺動させつつ、前記溶接線に沿って移動させて被溶
接体をウィービング溶接するための溶接線倣い制御方法
に関するものである。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、前記テ
ィーチングデータに基づき、溶接開始点から第n番目(
n≧2)のウィービング端点まで溶接を行い、互いに連
続するウィービング端点間のほぼ中間部付近における溶
接電流および/または溶接電圧の平均値を第1の基準値
として求め、奇数番目のウィービング端点付近における
溶接電流および/または溶接電圧の平均値を求め、さら
にその平均値と前記第1の基準値との差を第2の基準値
として求めるとともに、偶数番目のウィービング端点付
近における溶接電流および/または溶接電圧の平均値を
求め、さらにその平均値と前記第1の基準値との差を第
3の基準値として求める工程と、第1番目(i≧n)の
ウィービング端点と第(i+1)番目のウィービング端
点との間のほぼ中間部付近における溶接電流および/ま
たは溶接電圧を第1の実測値として実測し、また第(i
+1)番目のウィービング端点付近における溶接電流お
よび/または溶接電圧を第2の実測値として実測する工
程と、前記第1と第2の実測値の相違量を求めた後、値
(1+1)が奇数の場合にはその相違量と前記第2の基
準値との差に基づいて第(i+3)番目のウィービング
端点の位置データを補正する一方、偶数の場合にはその
相違量と前記第3の基準値との差に基づいて第(i+3
)番目のウィービング端点の位置データを補正する工程
と、その補正された位置データに基づいて第(i+2)
番目のウィービング端点から前記第(i+3)番目のウ
ィービング端点までのウィービング溶接を行う工程とを
含んでいる。
また、請求項2の発明は、上記目的をより良く達成する
ために、第j番目(j≧n)のウィービング端点から第
(j+1)番目のウィービング端点への溶接に先立って
、前記第1の実測値と前記第1の基準値との差に基づい
て前記溶接トーチと前記被溶接体との間隔を前記ティー
チングデータに一致させる工程をさらに含んでいる。
(実施例) 第1図は本発明の背景となる溶接ロボットとして採用し
た(X、Y、Z)直角座標系溶接ロボットROの全体概
要図である。
この溶接ロボットRO(詳細は図示せず)の端末に構成
した垂直軸1には、該軸1まわり(矢印α方向)に旋回
可能に、第1腕2を支承しである。
また、この第1腕2の先端には、斜軸3aまわり(矢印
β方向)に旋回可能に支承した第2腕3を設けである。
この第2腕3の先端にはエンドエフェクタとしての溶接
トーチ4(この実施例ではMIG溶接トーチ)を取付け
ている。
そして軸1、軸3aおよびトーチ4の中心軸線は一点P
において交差するように構成しである。
さらにトーチ4は、その溶接作動点が点Pと一致しうる
ように設定しである。この様な構成において、矢印αお
よびβ方向への回転角を制御することにより、トーチ4
の垂直軸1に対する姿勢角θおよび旋回角ψ(いわゆる
オイラー角)を点Pを固定して制御可能となっている。
装置5は溶接電源装置である。この装W5は、トーチ4
の消耗電極(溶接ワイヤ)4aを巻き取ったスプール6
を具備し、詳細は図示しないが送りローラを回転して電
極4aをくり出し可能であり、さらに電極4aとワーク
WK間に溶接用電源5aを接続しうるように構成しであ
る。溶接用電源5aには通電状態検出器(電流センサ)
5eが直列に接続されている。装W5はまた、検出用電
R5bを備えている。この検出用電源5bは例えば、電
圧的100ないし2000V、電流は小電流に制限され
たものを使用する。検出用電源5bには通電状態検出器
(電流センサ)5cが直列に接続されており、これらと
電源5a、電流センサ5eとは、切換手段5dにより切
換え可能としである。
この実施例全体の制御装置としての公知のコンピュータ
7は、CPUおよびメモリを含んでおり、このコンビュ
ータフのパスラインBには、電流センサ5c、5eおよ
び切換手段5dが接続されている。
パスラインBにはさらに、ロボットROのX軸のサーボ
系SXが接続してあり、このサーボ系SXはX軸の動力
MX、並びにその位置情報を出力するエンコーダEXを
含んでいる。同様にして、パスラインBには、同様に構
成したY軸のサーボ系sy、z軸のサーボ系S21α軸
のサーボ系Sαおよびβ軸のサーボ系Sβを接続しであ
る。
また、遠隔操作盤8がパスラインBに接続されている。
この操作盤8は、「0」〜「9」の数字式カキ−の他、
予め割当てられた種々の情報を入力するためのキー群な
らびに、対話型式にてティーチング作業を行なえるよう
に逐次必要なメツセージおよびキー操作に応じた情報を
表示するためのデイスプレー8aを具備して構成されて
いる。
後述スるティーチングのための所定の手順は、コンビュ
ータフのメモリ内に予めプログラムされており、コンビ
エータ7はこのプログラムとオペレータのキー操作とに
基づいて、デイスプレー8aを表示制御する。なお、キ
ー数を変えることなく容易に機能の追加や削除ができる
ように、ソフトラベル選択キーを用いており、かつこの
ソフトラベル選択キーは、「0」〜「9」の数字式カキ
−と兼用される。どちらのキーとして使うかは、上記予
めプログラムされた所定の処理手順に従ってコンピュー
タ7が判定して決め、オペレータに対してデイスプレー
8a上にて明確に示すように構成されている。すなわち
例えば、上記所定の処理手順がソフトラベル選択手順の
ところに来て、デイスプレー8a上にソフトキーラベル
が表示されているときには、ソフトラベル選択キーとし
て用い、デイスプレー8a上にソフトキーラベルで無く
カーソルが例えばブリンクしていれば、数字式カキ−と
して用いるようにすることができる。
オペレータによりティーチングされたデータは、ユーザ
プログラムとしてコンピュータ7のメモリ内に格納され
、溶接実行時には、コンピュータ7は、このユーザプロ
グラムに従って溶接ロボットを制御する。
一方、この実施例におけるワークWKは、第1図に示す
ように、第1と第2の被溶接体としての2枚の水平板材
Wl、W2のそれぞれに開先Bl。
B2をそれぞれ設けたものであり、この水平板材Wl、
W2を突き合わせて溶接すると考える。ただし、同図お
よび第2図に示すように、突き合わせの間隔が何らかの
原因によって不均一となっており、図中の下端において
は互いに接触しているものの、上方(遠方)に向かって
若干量いてしまっているものとする。なお第2図は、第
1図のワークWKの開先部分を上から見た状態を示すも
のである。
次に、この発明の実施例における処理を、この発明の特
徴に関連する部分を中心にして説明する。
このうち、最初の処理はティーチングであって、上記第
1図のほか、ティーチング点などの位置関係を示す第2
図と、プログラムのステップを示す第3図とを参照して
説明する。ティーチング処理は、以下に説明するように
、デイスプレー8a上に表示されるメツセージにしたが
ってオペレータが操作盤8の数字入力キー等を操作する
ことにより進められる。
(1)  まずこの装置に電源が投入されると、コンビ
ュータフのメモリ内に予め記憶されているプログラムに
したがって、デイスプレー8a上に図示を省略する初期
画面が表示される。そして、この画面を見たオペレータ
は、「0」〜「9」の数字式カキ−を操作して、3種類
のモード(マニュアルモードM、テストモードTEおよ
びオートモードA)のうちからマニュアルモードMを選
択する。これに対応して、デイスプレー8a上にマニュ
アルモードおよびオートモード時のトーチ4の移動速度
V  、 V oの設定を促す旨のメツセージ■ および直線補間「L」と円補間rCJのうちいずれを選
択するかのメツセージがそれぞれ表示される。オペレー
タはこのメツセージにしたがって「0」〜「9」の数字
式カキ−を操作して、移動速度V をコンピュータ7の
メモリに記憶させるとともに、移動速度V。および直線
補間rLJをそれぞれ設定する。その後、溶接ロボット
ROの各部の動作に対応したキー群(以下「オペレート
キー群8bJという)を操作して、トーチ4の電極出口
端をある定められた導電体の面Gに対して、1の寸法の
位I!(第1図における1点鎖線のP。
位置)に移動させる。そのうえで「テ≧−チ」キー 8
 cを操作すれば、コンピュータ7は点Poの位置情報
(x、y、z、 θ およびφ。)、0   0   
0   0 直線補間rLJおよび速度V。の各情報をプログラムの
最初のステップの内容として取り込む。なおトーチ4の
点P への移動は、点P。の位置情報をあらかじめコン
ピュータ7に記憶させておき、これを呼び出して自動的
に位置制御するようにしてもよい。
(2)  次にデイスプレー8a上に表示されているメ
ツセージにしたがって、オペレータは、「0」〜「9」
の数字式カキ−を操作して、センシング指令rSJを設
定し、さらにセンサメニュ一番号SEMNIとして「9
9」を選択する。そして「ティーチ」キー80を操作す
れば、点P。の位置情報、センシングrsJおよびSE
Mlkr99JがステップN11L2に関するデータと
して取り込まれる。
それと共に、コンピュータ7はS EMllJo、 r
99Jによって指令を出力して、切換手段5dを切り換
え(図示実線)、電極4aをくり出す。くり出された電
極4aの先端が面Gと電気的に接触すれば、回路が閉じ
てセンサ5Cから検知信号が出力され、コンピュータ7
はこれを受けて電極4aのくり出しを停止する(この処
理をエクステンション合わせと称する)。この状態で、
トーチ4に対してその溶接作動点がその電極4aの先端
位置となるものである。そして切換手段5dは元に戻さ
れる。
(8)  次にオペレートキー群8bを操作して、トー
チ4を溶接開始点P4に近い第1のセンシング開始点P
lに移動させる。そしてメニュ一番号SEM胤「99」
をクリヤし、「0」〜r9Jの数字式カキ−を操作して
直線補間「L」を設定する。そして「ティーチ」キー8
cを操作すれば、点P1の位置情報、直線補間「L」、
および速度VoがステップNIIL3に関する情報とし
て取り込まれる。
(4)  次にデイスプレー8a上に表示されているメ
ツセージにしたがって、オペレータは、「0」〜「9」
の数字式カキ−を操作して、センシング指令rSJを設
定し、さらにSEMN[Lとして[01」を設定する。
そして「ティーチ」キー80を操作すれば、コンピュー
タ7はSEMNllL「01」によるセンシングの情報
をステップ魔4に関するデータとして取り込む。このセ
ンシングについては後述する。
(5)  オペレートキー群8bを操作して、トーチ4
を溶接開始点P に近い任意の地点P2に位1決めする
。次に「0」〜「9」の数字式カキ−の操作により直線
補間rLJを設定する。そして「ティーチ」キー8Cを
操作すれば、コンピュータ7は、点P2の位置情報と直
線補間rLJの情報とを、ステップ磁5に関するデータ
として取り込む。
(6)  次にオペレートキー群8bの操作により、ト
ーチ4を溶接に適した姿勢で、溶接開始点P3に位置決
めする。そして「0」〜「9」の数字式カキ−によって
、アークセンシング「AS」、SEM魔「01」、溶接
条件「01」および補正方式「98」を選択する。この
うち、溶接条件を示す「01」は、ウィービングに適当
な条件に対応して設定された番号であるものとする。ま
たアークセンシングrA  Jおよび補正方式「98」
を設定することによって、以後の溶接がアークセンシン
グを利用した振幅可変ウィービングのモードで行なわれ
ることを教示したことを意味する。SEMNarolJ
は、処理実行時に、前述第1Alセンシング結果による
補正量で点P3の位置及びウィービング第1サイクル目
の振幅を修正することを意味する。そして、これらの操
作によって、ステップNCL6に関するデータが入力さ
れたことになる。
(7)  オペレートキー群8bの操作により、トーチ
4を任意の中間地点P4 (ダミー点と称呼)に位置決
めする。次いで「0」〜「9」の数字式カキ−によりア
ークセンシングrA  J、SEM磁「01」、Fl!
lL「7」および補正方式「02」を設定する。このう
ちFNIIL r7Jはダミー点の指定であり、補正方
式「02」は溶接継手形状として下向隅肉の指定である
。そして「ティーチ」キー8cを操作すれば、コンピュ
ータ7はダミー点P4の位置情報、アークセンシングr
A、 J 、 SEMk ro IJ 、F嵐「7」お
よび補正方式「02」をステップ?!lL7に関するデ
ータとして取り込む。
(8)  オペレートキー群8bの操作により、トーチ
4を溶接終了点P5に溶接に適した姿勢で位置決めする
。次いで、「0」〜「9」の数字式カキ−により、アー
クセンシング「A 」、および補正方式「98」を選択
する。このうちアークセンシングrA  Jおよび補正
方式「98」の設定の意味については上述した通りであ
る。そして、「ティーチ」キー80を操作すれば、コン
ピュータ7は溶接終了点P5の位置情報、アークセンシ
ング「A 」、補正方式「98」をステップ1lkL8
に関するデータとして取り込む。
(9)  最後にオペレートキー群8bの操作により、
トーチ4を溶接終了点P5から直線的に移行できる任意
の退避点P6に位置決めする。次いで「0」〜「9」の
数字式カキ−により直線補間rLJを設定した上で「テ
ィーチ」キー8Cを操作すれば、点P6の位置情報およ
び直線補間rLJがステップ織9に関するデータとして
取り込まれる。
以上でティーチングを終了する。次にオペレータが「0
」〜「9」の数字式カキ−を操作して、マニュアルモー
ドMからテストモードTEに切換え、「スタート」キー
8dを操作すると、溶接ロボットROは後述する溶接時
の動作と同様の動作を、溶接を行なわずに実行する。オ
ペレータはその動作を監視して、ティーチング時のデー
タなどに誤りがあれば、修正を施しておく。
上記のようにして、ティーチングおよびそのデータの修
正が完了し、溶接の前準備が完了する。
そして、実際に溶接を行う場合、オペレータはオペレー
トキー群8bを操作して、トーチ4を新たに位置決めし
た後、「0」〜「9」の数字式カキ−を操作して、テス
トモードTEからオートモードAに切換え、「スタート
」キー8dを操作する。
これに応じて、コンピュータ7から種々の指令信号が出
力され、溶接ロボットRO本体による溶接が実行される
。ここで、実際のウィービング溶接動作の説明に先立っ
て、コンピュータ7の実行する処理および、コンピュー
タ7からの指令出力に基づく溶接ロボットRO本体の動
作について、第4図のフローチャートを参照しつつ以下
に説明する。
コンピュータ7はまず処理101において、当該ステッ
プ(第3図の該当ステップ)がセンシングrSJである
かどうかを判断し、YESのときは処理102、NOの
ときは処理103へと処理を進める。処理103では当
該ステップがアークセンシングrA  Jであるかどう
かを判断し、YESのときは処理104、NOのときは
処理105へと処理を進める。処理105においてはセ
ンシングrSJおよびアークセンシングrA  J以外
の処理が実行されるが、第3図のプログラミング(ティ
ーチング)の内容に従えば、ここでは直線補間rLJに
よるトーチ4の移動(ステップ織1.3,5.9)が実
行される。
処理102では、SEMNa、が「99」であるかどう
かかが判断される。そしてYESのときは処理106、
Noのときは処理107へと進む。処理106ではエク
ステンション合わせが実行され、トーチ4の電極4a突
出長さが所定長さ!に規制される。一方、処理107で
はセンシングが実行される。すなわち、まず切換手段5
dが電流センサ5Cの側に切り換えられ、次にトーチ4
の電極4aの先端とワークWKとの電気的接触を利用し
たセンシングが実行される。例えばトーチ4は第1のセ
ンシング開始点P1から水平方向(第2図左右方向)に
振られ、左側の水平板材W1との接触点(SPl、とす
る)および右側の水平板材W2との接触点(S P l
□とする)の位置情報が取り込まれる。そしてコンピュ
ータ7は、上記取り込んだSP およびSP1□の位置
情報に基づいて雨水1 平板材Wl、W2の相互間隔D  及びこれらの12’ 中点P  の位置溶接条件「01」に含まれる情報を演
算し、点P の位置情報との差ΔP 、及1 び溶接条件「01」に含まれる振幅情報との差ΔD を
求める。センシング位置情報ΔP 、セン■21 シング振幅情報ΔD12はそれぞれSEMNaOIに関
するデータとして記憶される。そして処理107に続く
処理108では、このようにして得たセンシング位置情
報ΔP 、センシング振幅情報ΔD12により、ティー
チングデータを補正する。すなわちSEMlkolの指
定された点P 、P の4 位置情報が上記センシング位置情報ΔP1により補正さ
れるとともに、ウィービング第1サイクル目の振幅情報
がセンシング振幅情報ΔD1□により補正される。この
センシング補正は、被溶接体の個体差や、個別の取付は
誤差などの補正に有効である。
処理104における判定がYESのとき処理109、N
oのとき処理110へと進む。処理110では通常のア
ークセンシングを実行する。一方、処理109ではこの
発明によるアークセンシングを利用した振幅可変ウィー
ビングを実行する。なお、これについては、後で詳説す
る。
上記処理105,106,108.109または110
が完了すると、処理111において当該ステップが最終
ステップであるか否かが判定される。そして最終ステッ
プであれば一連の処理を完了するが、最終ステップでな
い場合には処理112においてステップを更新し、処理
101に戻って上述の処理を繰り返す。
次に、第3図のティーチングに基づき第4図のフローチ
ャートに従って行なわれる実際のウィービング溶接動作
について順を追って説明する。上記のような処理フロー
に対して第3図のステップデータが適用された場合、ト
ーチ4の先端は第2図中の軌跡F(センシング部分を除
く)を倣って行く。すなわち、トーチ4の先端はまず、
ステップNIILIのデータに応じて点P。(第1図)
に位置決めされ、そこでステップNa2のデータに基づ
き上述したエクステンション合わせが実行される。
次にトーチ4の先端はステップNO,3のデータに応じ
て第1のセンシング開始点P1へ直線補間によって移動
し、そこでステップ胤4のデータに基づき上述したセン
シングが実行される。
次にトーチ4の先端は、ステップ丸5のデータに応じて
点P2へ移動してから、ステップ?!lL6のデータに
応じて点P3へと直線補間によって移動する。そして点
P3からはステップ胤6〜N[L8のデータに基づき溶
接を開始し、水平板材Wl、W2の相互間隔の溶接線方
向における変化に追従して後述するように振幅を変化さ
せつつウィービング溶接を行なう。点P4はFNIL 
r7Jによりダミー点の指定が行なわれているので、ト
ーチ4はこの点を無視して進行される。このようにして
トーチ4の先端は、第2図中において順次振幅を広げつ
つウィービング溶接を行ない、点P5においてウィービ
ング溶接を完了すると、ステップ随9のデータに基づき
退避点P6へと直線補間で移動し、一連の溶接処理を終
了する。
次に、上記処理109において行われるアークセンシン
グについて第5図ないし第7図を参照しつつ詳細に説明
する。第5図はこの場合の振幅可変方法を示すフローチ
ャートである。まず、コンピュータ7からの指令に応じ
て、第6図(a)に示すように、溶接開始点P3から第
1ないし第4のウィービング端点WP1〜WP4の順で
溶接が実行される(処理201)。この時、ウィービン
グ溶接は処理108において補正されたティーチングデ
ータに基づいて行なわれる。すなわち、開先幅およびピ
ッチに関するデータに基づいて各ウィービング端点wp
l−wp4の位買データがそれぞれ演算され(処理10
8)、その位置データに基づいて処理201が実行され
る。
また、トーチ4が各ウィービング端点WP1〜W P 
4に到達したことを確認するごとに、コンピュータ7は
第1図の電流センサ5eにより測定された各ウィービン
グ端点wp  −wp4付近での溶接電流をサンプリン
グして溶接電流11〜I4をそれぞれ求め、そのメモリ
に記憶する。
また、第1のウィービング端点wP1から第2のウィー
ビング端点WP2への溶接を行う際には、コンピュータ
7はそれら端点wp、wp2間の■ はぼ中間位置付近(以下「中央部」という:第6図の2
0)での一定時間内の溶接電流をサンプリングした後、
その平均値を演算し、その結果、すなわち平均電流値■
。1をメモリに記憶する。なお、第2のウィービング端
点WP2から第3.第4のウィービング端点wp、wp
4への溶接を順次行う際にも、上記と同様にして、コン
ピュータ7は中央部20での平均電流値IC2”CBを
それぞれ求め、メモリに記憶する。
ソシて、処理202で、コンピュータ7は平均び右端点
(偶数番目のウィービング端点wp2゜WP  )にお
ける電流差ΔIR*を以下の式C;6番 たがって求める。
ュ、 本−木−* L  IL  Io      −(2)ただし、 零          本  −本 RRIC・・・(8) ΔI   −ま ただし、 次に、コンピュータ7からの指令に応じて、第6図(a
)の2点鎖線に示すように、処理201と同様に補正さ
れたティーチングデータに基づいて第4のウィービング
端点WP4から第5のウィービング端点WP5への溶接
が実行される(処理203)。なお、この溶接を行いな
がら、中央部20での平均電流lcを、コンピュータ7
が上記と同様にして求める(処理204)。
ここで、仮に、トーチ4とワークWKの開先底面との間
隔が一定に保たれていれば、上記のようにして求められ
た平均電流I。は処理202で求められた平均電流I。
*とほぼ一致する。逆に、処理201での溶接時と処理
203での溶接時とで、上記間隔が相違している場合に
は、平均電流l は平均電流I。零と異なった値となる
。すなわち、上記間隔が広がっている場合には、平均電
流I は平均電流I。本よりも小さくなり、逆にその間
隔が狭まっている場合には、平均電流10本よりも大き
くなる。そのため、平均電流I。を平均電流I。fFと
比較することによって、トーチ4の高さ位置を導きだす
ことができる。
そこヤ、コンピュータ7によって、トーチ4が第5のウ
ィービング端点WP5に到着する前までに、あるいは到
着直後に、処理201での溶接時と処理203での溶接
時とでのトーチ4の高さ位置におけるずれ量(以下「高
さ方向補正量ΔV」という)を次式から求める(処理2
05)。
ΔV=a ・(I   Ic ’ )    −(4)
ただし、a:定数 そして、トーチ4が第5のウィービング端点WP5に到
達すると、コンピュータ7は電流センサ5eにより測定
されたウィービング端点WP5付近での溶接電流I5を
演算し、そのメモリに記憶する(処理206)。
ここで、電流値I と平均電流!。との電流差ΔIt、
を、処理202において求めた電流差ΔIL*と比較す
ることによって、トーチ4と水平板材Wl、W2との位
置関係を正確に判断することができる。というのも、処
理201の溶接時では、第7図(a)に示すように、ト
ーチ4と水平板材W1、W2とが良好な位置関係にあり
、その時の定本 たがって、仮に、電流差ΔILが電流差Δ■Lと同一で
あるとすると、そのときのトーチ4と水平板材W1とは
良好な関係(第7図(a))にあると言える。また、上
記電流差ΔILが電流差ΔIL*よりも小さな値である
場合には、トーチ4が水平板材W1から非常に離れてい
る(第7図(b))ことがわかる。逆に、電流差ΔIL
*よりも太きな値である場合には、トーチ4が水平板材
W1に非常に接近している(第7図(C))ことがわか
る。
そこで、処理207では、 ΔI  −I5−IC とおき、左端点におけるトーチ4の幅方向へのずれ量(
以下「幅方向補正量B t、 Jという)を次式から求
める。
H−b・(Δ■ −ΔIL”)   ・・・(5)1、
       し ただし、 C:定数 次に、第5のウィービング端点WP5から第6のウィー
ビング端点WP6への溶接に先立って、処理205にお
いて求められた高さ方向補正量ΔVに基づいて、トーチ
位置が補正される(処理208)。これjビよって、ト
ーチの高さ位置関係について、次に行う溶接を処理20
1の溶接と同様にして行うことができる。
それに続いて、コンピュータ7からの指令に応じて、処
理201,203と同様に補正されたティーチングデー
タに基づいて、第5のウィービング端点WP5から第6
のウィービング!点WP6への溶接が実行される(処理
209)。なお、この溶接においても、中央部20での
平均電流!。
を、コンピュータ7が上記と同様にして求め(処理21
0)、さらに高さ方向補正量ΔVを(4)式に基づいて
求めてメモリに記憶する(処理211)。
トーチ4が第6のウィービング端点W P eに到達す
ると、コンピュータ7は電流センサ5eにより第6のウ
ィービング端点W P a付近での溶接電流■8を測定
し、そのメモリに記憶する(処理212)。
右端点においても、上記と同様に、右端点における電流
差ΔIR(−I6−Io)と電流差ΔI*との大小関係
から、トーチ4の幅方向へのずれ量(以下[幅方向補正
量ΔHRJという)を求めることができる。したがって
、処理213では、コンピュータ7が次式に基づいて幅
方向補正量H2を求める。
H−c・ (ΔI −ΔI *)  ・・・(6)RR
R ただし、 C:定数 また、上記処理208と同様にして、次のウィービング
端点WP7への溶接に先立って、高さ方向補正量ΔVに
基づいて、トーチ位置が補正される(処理214)。
さらに、処理207で求められた幅方向補正量Hに基づ
いて次のウィービング端点WP7の位り 縦が求められる。例えば、第5のウィービング端点WP
5の座標を溶接線WLの方向の座標値y5と溶接線WL
に対し垂直な方向の座標値x5とで表わすとすると、第
7のウィービング端点WP5の座標(x、y7)は、 X 7 ” X 5 + HL Y7−V5+1) ただし、pは溶接ピッチ となる。
その後、上記のようにして求められたウィービング端点
WP7の位置データに基づいて次のウィービング端点W
P7への溶接が実行される(処理215)。なお、この
溶接においても、コンピュータ7は平均電流l。および
高さ方向補正量ΔVをそれぞれ求める(処理216)。
処理217で、上記ウィービング端点WP7が最終ウィ
ービング端点WP であるか否かをコンピユータ7が判
別する。そして、最終ウィービング端点WP であると
判別すると、コンピュータ7からの指令に応じて、処理
108において補正されたティーチングデータに基づい
て、最終ウィービング端点WP から溶接終了点P5ま
での溶接が実行される。
一方、最終ウィービング端点WP  でないと判別する
と、コンピュータ7は、上記と同様にして、そのウィー
ビング端点WP7付近での溶接電流I7を演算し、幅方
向補正量Ht、を求める(処理218)。それに続いて
、次のウィービング端点WP8への溶接に先立って、処
理216において求められた高さ方向補正量ΔVに基づ
いて、トーチ位置を補正しく処理219)、上記と同様
にして処理213で求められた幅方向補正量HRに基づ
いて次のウィービング端点WP8の位置を求めた後、そ
のウィービング端点WP8への溶接が実行される(処理
215)。なお、これら一連の処理215〜219は、
処理217においてYESと判別されるまで、繰り返さ
れる。
上記のように、この実施例では、互いに連続するウィー
ビング端点(例えば第1と第2のライ−求め、これをウ
ィービング幅の調整の基準としている。したがって、開
先幅が変化したとしても、平均電流値l。本はほとんど
変化せず、その値10本に基づいて精度の良いウィービ
ング幅の調整を行うことができる。したがって、ウィー
ビング振幅を水平板材Wl、W2の相互間隔の溶接線方
向における変化に追従して正しく変化させることができ
、被溶接体の間の相互間隔が溶接線方向に沿って不均一
な場合であっても、過不足のないウィービング溶接を行
うことができる。
しかも、第4のウィービング端点W P 4から最終ウ
ィービング端点WPoまでの溶接においては、あるウィ
ービング端点から次のウィービング端点までの溶接に先
立って、高さ方向補正量ΔVに基づいて、トーチ位置を
補正した(処理208.214、 219)後、次のウ
ィービング端点への溶接を実行するようにしているので
、トーチ4の高さは常に一定に保たれる。
なお、上記実施例では、第4のウィービング端点WP4
から最終ウィービング端点WP8までの溶接においては
、トーチ位置の補正(処理208゜214.219)を
必ず行っているが、トーチ4の高さ方向のずれが少ない
ということが補償されている場合には、上記処理208
,214,219が必須処理であるというわけではない
また、上記実施例では、溶接開始点P8から第4のウィ
ービング端点W P 4まで溶接を実行した(処理20
1)後、処理202において平均電流零       
ネ    ネ IC、電流差Δ1  、ΔI  を求めているL   
      R が、これに限定されるものではない。すなわち、木本 電流差ΔI  、Δl  を求めるようにすればL  
   R よい。
また、上記実施例では、第1図および第2図に示すよう
に、先に行くに従って相互間隔が均一に広がるような変
化を考えたが、例えば第8図に示すように相互間隔が不
均一に変化するようなワークに対しても、この発明は適
用することができる。
また水平板材以外のワークに対しても適用可能である。
また、上記実施例では溶接電流に着目して補正量ΔV、
H,Hを求めたが、溶接電流の代わ1?L りに溶接電圧に基づいてこれらの補正量ΔV、 HR”
Lを求めてもよいことは言うまでもない。
さらに、溶接電流および溶接電圧を同時に測定し、これ
らから補正量ΔV、H,Hを求めてもよL い。
また上記実施例では、本発明を1層盛り溶接に適用した
場合について説明したが、多層盛り溶接にも適用するこ
とができる。例えば、1層目のウィービング溶接を上記
のようにして行うとともに、各ウィービング端点の位置
データをコンピュータ7のメモリに記憶し、2層目以降
のウィービング溶接においては、メモリに記憶されてい
るデータに基づいて行うようにしてもよい。この場合に
も上記と同様の効果が得られる。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明によれば、溶接に先立っ
て与えられるティーチングデータに基づき、溶接開始点
から第n番目(n≧2)のウィービング端点まで溶接を
行い、互いに連続するウィービング端点間のほぼ中間部
付近における溶接電流および/または溶接電圧の平均値
を第1の基準値として求めているため、前記第1の基準
値たるこの平均値は被溶接体の形状の影響を受けない。
したがって、この平均値に基づいて精度の良いウィービ
ング幅の調整を行うことができる。その結果、被溶接体
の間の相互間隔が溶接線方向に沿って不均一な場合であ
っても、過不足のないウィービング溶接を行なえ、それ
によって高品質の溶接精度を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の背景となる溶接ロボットの
全体図、第2図はこの発明の実施例におけるティーチン
グ点の取り方とトーチの軌跡とを示す図、jI3図はこ
の発明の実施例で使用されるプログラムのステップ図、
第4図はこの発明の実施例の動作を示すフローチャート
、第5A図ないし第5C図はそれぞれこの発明による振
幅可変方法のフローチャート、第6図は溶接トーチの動
作を示す概略図、第7図はウィービング端点におけるト
ーチと開先面との位置関係の説明図、第8図はこの発明
の詳細な説明図、第9図は従来の溶接線倣い制御方法を
示す図である。 4・・・溶接トーチ、 P8・・・溶接開始点、 Wl、W2・・・水平板材、 WL・・・溶接線、 wp  、wp  、wp  、wp4゜1    2
    8 wp  、wp  、wp  ・・・ウィービング端点
5      6       e

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接に先立って与えられるティーチングデータに
    基づいて溶接トーチを溶接線に対してほぼ直角方向に揺
    動させつつ、前記溶接線に沿って移動させて被溶接体を
    ウィービング溶接するための溶接線倣い制御方法であっ
    て、 前記ティーチングデータに基づき、溶接開始点から第n
    番目(n≧2)のウィービング端点まで溶接を行い、互
    いに連続するウィービング端点間のほぼ中間部付近にお
    ける溶接電流および/または溶接電圧の平均値を第1の
    基準値として求め、奇数番目のウィービング端点付近に
    おける溶接電流および/または溶接電圧の平均値を求め
    、さらにその平均値と前記第1の基準値との差を第2の
    基準値として求めるとともに、偶数番目のウィービング
    端点付近における溶接電流および/または溶接電圧の平
    均値を求め、さらにその平均値と前記第1の基準値との
    差を第3の基準値として求める工程と、 第i番目(i≧n)のウィービング端点と第(i+1)
    番目のウィービング端点との間のほぼ中間部付近におけ
    る溶接電流および/または溶接電圧を第1の実測値とし
    て実測し、また第(i+1)番目のウィービング端点付
    近における溶接電流および/または溶接電圧を第2の実
    測値として実測する工程と、 前記第1と第2の実測値の相違量を求めた後、値(i+
    1)が奇数の場合にはその相違量と前記第2の基準値と
    の差に基づいて第(i+3)番目のウィービング端点の
    位置データを補正する一方、偶数の場合にはその相違量
    と前記第3の基準値との差に基づいて第(i+3)番目
    のウィービング端点の位置データを補正する工程と、 その補正された位置データに基づいて第(i+2)番目
    のウィービング端点から前記第(i+3)番目のウィー
    ビング端点までのウィービング溶接を行う工程とを含む
    ことを特徴とする溶接線倣い制御方法。
  2. (2)第j番目(j≧n)のウィービング端点から第(
    j+1)番目のウィービング端点への溶接に先立って、
    前記第1の実測値と前記第1の基準値との差に基づいて
    前記溶接トーチと前記被溶接体との間隔を前記ティーチ
    ングデータに一致させる工程をさらに含む請求項1の溶
    接線倣い制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100385024B1 (ko) * 2000-12-18 2003-05-22 대우조선해양 주식회사 위빙용접의 끝단부 감지방법 및 장치
CN104148883A (zh) * 2014-03-28 2014-11-19 武汉敏惠汽车零部件有限公司 铝料薄板窄料卷料焊接系统及焊接工艺

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KR100385024B1 (ko) * 2000-12-18 2003-05-22 대우조선해양 주식회사 위빙용접의 끝단부 감지방법 및 장치
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