JPH07261821A - 負荷による撓みを考慮したロボット軌道計画方法 - Google Patents

負荷による撓みを考慮したロボット軌道計画方法

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JPH07261821A
JPH07261821A JP6072747A JP7274794A JPH07261821A JP H07261821 A JPH07261821 A JP H07261821A JP 6072747 A JP6072747 A JP 6072747A JP 7274794 A JP7274794 A JP 7274794A JP H07261821 A JPH07261821 A JP H07261821A
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axis
respective axis
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博彦 小林
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ロボットの撓みを考慮に入れた適正なロボット
軌道計画。 【構成】直線P→Qは撓み非考慮時のロボットコントロ
ーラが認識する軌道、P' →H1'→・・→Hn-1'→Q'
は実際の軌道である。撓み考慮時には、位置Pの各軸デ
ータとロボット負荷パラメータに基づき各軸撓み量Δθ
pj'を求め、位置Pの各軸値に加えてP' の各軸値θp
j'を求める。更に、θpj'とロボット負荷パラメータに
基づき各軸撓み量Δθpj を計算する。終点に関して
も、各軸撓み量Δθqj'、Q' の各軸値θqj'、各軸撓
み量Δθqj を求める。更に、P' ,Q' の各軸値θp
j'とθqj'から座標値を求め、各補間点位置Hi を求
め、Δθpj ,Δθqj を用いて各補間点位置Hi'に関
する各軸撓み量、補間点位置Hi'の座標値から各軸値を
順次計算し、この各軸値から各撓み量Δθjiを引いて補
間点Hi の座標値を求める。P→H1 →・・→Hn-1 →
Qを順次目標点とする移動を行なわせれば、実現軌道は
所望軌道P' →H1'・・・→Hn-1'→=Q' となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、産業用ロボット(以
下、単に「ロボット」と言う。)の制御技術に関し、更
に詳しく言えば、ロボット制御時にロボットにかかる負
荷による撓みを考慮してロボットの軌道を定める為のロ
ボット軌道計画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロボットには負荷がかかってお
り、特に溶接用トーチ等の重いツールを装着した場合に
は、負荷による撓みが無視出来ない大きさとなる。ロボ
ットの各軸の原点位置キャリブレーション、即ち、マス
タリングによって該マスタリング実行時の条件(ロボッ
ト姿勢等に応じた負荷条件)の下で存在している撓み分
については、これを織り込んだツール先端点の位置及び
姿勢(以下、単に「ロボット位置」と言う。)をロボッ
トコントローラに認識させることが出来る。しかし、各
軸にかかる負荷はロボット姿勢や装着ツールの重量・形
状等によって異なるから、ロボットが一般のロボット軌
道上にある時には、ロボットコントローラが認識してい
るロボット位置と実際のロボット位置との間にずれが生
じており、ロボットコントローラ付属のディスプレイ上
に表示される現在位置データも正確なものではなくなっ
ている。
【0003】従って、ロボット制御時にこの負荷による
撓みを考慮に入れずに軌道計画を立てるロボットを動作
させると、ロボットコントローラが認識しているデータ
上のロボット軌道が所望の軌道と合致しても、ロボット
の実際の軌道はそこからはずれたものとなる。
【0004】従来、このような負荷による撓みを考慮し
て所望のロボット軌道を実現させるロボット軌道計画方
法が知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明の目
的は、負荷によるロボットの撓みを考慮して所望のロボ
ットを実現させることの出来るロボット軌道計画方法を
提供することにあり、特に、ロボットコントローラに過
大な計算処理負担をかけずに適正なロボット軌道を算出
することが出来るロボット軌道計画方法を提供すること
にある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本願発明は上記課題を
解決する為の構成として、「ロボットコントローラを用
いた負荷による撓みを考慮したロボット軌道計画方法に
おいて、(A)各始点及び終点の位置データが与えられ
ている少なくとも1つの区間について、始点と終点に関
する位置データ及びロボット負荷パラメータに基づいて
該始点及び終点における各軸の撓み量を求め、これらを
前記始点位置データ及び終点位置データに対応した各軸
値に加えて前記始点位置及び終点位置に対応した撓み考
慮済みの各軸値を求める段階と、(B)前記撓み考慮済
みの各軸値とロボット負荷パラメータに基づいて始点及
び終点に関する各軸の撓み量を求める段階と、(C)前
記(A)の段階で求めた撓み考慮済みの各軸値に基づい
て、対応するロボット始点位置及び終点位置の座標値を
求め、この両座標値で与えられる点を結んだ軌道上の各
補間点位置を求める段階と、(D)前記(B)の段階で
求めた始点及び終点に関する撓み量に基づいて、前記各
補間点位置に関する各軸撓み量を求める段階と、(E)
前記補間点位置から対応する各軸値を計算し、この各軸
値から上記段階(D)で求めた各補間点における撓み量
を差し引くことにより、各補間点の座標値を逐次的な移
動目標位置を表わすデータとして求める段階、とを含む
ことを特徴とする前記負荷による撓みを考慮したロボッ
ト軌道計画方法」を提案したものである。
【0007】
【作用】本願発明では、ロボットコントローラが与えら
れた位置データとロボット負荷パラメータを利用して、
負荷による撓みを考慮した軌道計画プログラムを実行し
て所望のロボット軌道(位置データに実際に合致したロ
ボット軌道)を実現させるようとするものである。即
ち、ロボットコントローラ上では、位置データに合致し
たロボット軌道ではなく、これに撓み相当分のずれを補
償するようなシフト量を加えた位置が移動目標点として
逐次求められる。この移動目標点を順次辿るようにロボ
ットを移動させれば、実際のロボット位置が位置データ
にほぼ合致した軌道となる。
【0008】ロボットコントローラによって実行される
より具体的な処理手順の概略を例示的に述べると次のよ
うになる(詳細は実施例を参照)。先ず、移動しようと
する区間について、始点位置の各軸データを読み込み、
この始点位置に関する各軸データ及びロボット負荷パラ
メータ(ハンド及びツールについてはその時に取り付け
られているものについてのデータ)に基づいて各軸の撓
み量を求める。
【0009】次いで、求めた各軸の撓み量を始点位置に
関する各軸値に加えて実際の各軸値を計算する。そし
て、この各軸値とロボット負荷パラメータに基づいて各
軸の撓み量を計算する。
【0010】同様に、終点位置に対応した位置に関する
各軸データを読み込み、終点位置に関する各軸データ及
びロボット負荷パラメータに基づいて各軸の撓み量を求
める。そして、各軸の撓み量を位置Qに関する各軸値に
加えて撓みによるシフトを考慮に入れた各軸値を計算す
る。更に、この各軸値とロボット負荷パラメータに基づ
いて各軸の撓み量を計算する。
【0011】次いで、撓みによるシフトを考慮に入れた
各軸値から、対応するロボット始点位置及び終点位置の
座標値を求め、この両座標値で与えられる点を結んだ直
線上の各補間点位置を求める。 更に、先に求めた始点
及び終点における撓み量を用いて、各補間点位置に関す
る各軸撓み量を計算する。そして、補間点位置から対応
する各軸値を計算し、この各軸値から上記求めた各補間
点における撓み量を差し引いて補間点の各軸値を計算す
る。
【0012】このようにして定められたロボット位置を
順次移動目標点とする移動を行なわせれば、現実に実現
されるロボット軌道は、撓みによって所望するロボット
軌道(位置データが指示しているロボット軌道)とな
る。
【0013】
【実施例】図1は、本願発明の方法を実施する際に使用
されるロボットコントローラの概略構成の1例を要部ブ
ロック図で示したものである。同図において、符号10
で指示されたロボットコントローラは、中央演算処理装
置(以下、「CPU」と言う。)11を有し、該CPU
11には、ROMからなるメモリ12、RAMからなる
メモリ13、CMOS素子等からなる不揮発性メモリ1
4、LCD(液晶ディスプレイ)15を備えた教示操作
盤16、ロボットの各軸を制御するロボット軸制御部1
7、及び汎用信号インターフェイス19がバス20を介
して接続されている。ロボット軸制御部17は更にサー
ボ回路18を経由してロボット本体30に接続され、汎
用インターフェイス19にはオフラインプログラミング
装置等の外部装置が適宜接続される。
【0014】ROMメモリ12にはロボット制御装置全
体を統括制御するプログラムが格納され、不揮発性メモ
リ14にはロボットの動作プログラム及び関連データ、
各座標系の定義データ等が格納される。
【0015】このような構成及び機能は、従来のロボッ
トコントローラのそれと基本的に変わるところはない
が、本実施例のロボットコントローラでは、更に、後述
する軌道計画処理を含むプログラム及び関連所要データ
(教示点における撓み量計算に必要なアーム長、アーム
重量データ、取り付けが予定されるハンド及びツールの
データ(重心位置データ、重量データ等)等が不揮発性
メモリ14に格納されている。なお、これらデータをま
とめて「ロボット負荷パラメータ」と呼ぶこととする。
【0016】以下、負荷による撓みをロボット軌道計画
の中に取り入れて適正な軌道を定める手法について図2
に示した事例を用いて説明し、更に、該手法に即した軌
道計画プログラムの処理内容について、図3のフローチ
ャートを参照して説明する。
【0017】図2(1)は、ロボットが1つの教示点区
間P〜Qの間を直線移動する場合について、ロボットコ
ントローラが認識しているロボット位置と撓みによるシ
フトを考慮に入れた実際のロボット位置との間にずれに
ついて説明する図である。図中に使用されている記号の
意味は次の通りである。
【0018】 P ・・・ロボットコントローラが認識している直線
軌道の始点におけるロボット位置 P' ・・・直線軌道の始点における実際のロボット位
置 Q ・・・ロボットコントローラが認識している直線
軌道の終点におけるロボット位置 Q' ・・・直線軌道の終点における実際のロボット位
置 Hi ・・・ロボットコントローラの内部で計算される
i番目の補間点位置 但し、i=0,1,2,3・・・n−1,nであり、H
0 =P、Hn =Qとする。
【0019】 Hi' ・・・補間点Hi に対応した実際のロボット位
置。但し、H0'=P'、Hn'=Q' とする。) L ・・・PQ点間距離 l ・・・隣合う補間点間の距離、L=nlが成立す
る。
【0020】上記記号を使って、本願発明に従った軌道
計画を行なわない場合の実際のロボット軌道を表わせ
ば、P' =H0'→H1'→H2'→・・・→Hn-1'→Hn'=
Q' となる。本願発明は、このような各ロボットコント
ローラ認識位置と実際のロボット位置の間のずれを補償
するように軌道計画を立てるものである。
【0021】即ち、図2(2)に示されているように、
図2(1)における直線軌道P→Qに、現実に実現され
るロボット軌道P' =H0'→H1'→H2'→・・・→Hn-
1'→Hn'=Q' が出来るだけ重なるように、P及びQの
位置データを補正した値に基づいて軌道計画を立てれば
良いことになる。なお、図2(2)における各点H1,
H2 ,・・Hn-1 は、ロボットコントローラが本願発明
に従った軌道計画の作成時に補間計算に使用するデータ
に対応した補間点位置を例示的に表わしている。
【0022】そこで、本実施例では、直線軌道の始点及
び終点について、予めロボットコントローラ10の不揮
発性メモリ14に記憶されたロボット負荷パラメータに
基づいて、直線軌道の始点P及び終点Qについてロボッ
ト各軸θj (6軸ならば、j=1,2,3,4,5,
6)の撓み量を計算し、これを用いて中間補間点(1〜
n−1番目の補間点)における各軸θj の撓み量を計算
する。
【0023】今、ロボット負荷パラメータに基づいて計
算された、始点位置P' 及び終点位置Q' における各軸
θj の撓み量(負荷による関節角の角度変位)を、Δθ
pj及びΔθqj とすると、各中間補間点における各軸
の推定撓み量Δθjiは、次式[1]または[2]で与え
られる。
【0024】 Δθji=Δθpj +[(Δθqj −Δθpj )×il/L] ・・・[1] Δθji=Δθpj +[(Δθqj −Δθpj )×t/T] ・・・[2] 但し、Tは始点から終点に到達する迄に要する時間、t
は始点からi番目の補間点に到達する迄の時間である。
【0025】ここで、始点位置P' 及び終点位置Q' に
おける各軸θj の撓み量Δθpj 及びΔθqj をより正
しく求めるには、P' 及びQ' における各軸値データが
必要となるが、それはロボットコントローラ10が持っ
ている位置P及びQに関するデータを利用して求めるこ
とが出来る。
【0026】以下、その為の計算処理を含めた軌道計画
プログラムの処理内容の概略を図3のフローチャートを
参照して説明する。先ず、始点位置に対応した位置Pに
関する各軸データθpj を読み込み(ステップS1)、
この位置Pに関する各軸データ及びロボット負荷パラメ
ータ(ハンド及びツールについてはその時に取り付けら
れているものについてのデータ)に基づいて各軸の撓み
量Δθpj'を求める(ステップS2)。
【0027】次いで、ステップS2で求めた各軸θj の
撓み量Δθpj'を位置Pに関する各軸値に加えて撓みに
よるシフトを考慮に入れた各軸値を計算する。これをθ
pj'とする(ステップS3)。 続くステップS4で
は、ステップS3で計算された各軸値θpj'とロボット
負荷パラメータに基づいて各軸の撓み量Δθpj を計算
する。
【0028】同様に、終点位置に対応した位置Qに関す
る各軸データθqj を読み込み(ステップS5)、この
位置Qに関する各軸データ及びロボット負荷パラメータ
に基づいて各軸の撓み量Δθqj'を求める(ステップS
6)。そして、ステップS6で求めた各軸の撓み量Δθ
pj'を位置Qに関する各軸値に加えて撓みによるシフト
を考慮に入れた各軸値を計算し、これをθqj'とする
(ステップS7)。更に、ステップS7で計算された各
軸値θpj'とロボット負荷パラメータに基づいて各軸の
撓み量Δθqj を計算する(ステップS8)。
【0029】次いで、ステップS9では、ステップS
3,S7で求められたP' 及びQ' に関する各軸値θp
j'とθqj'から、対応するロボット位置P' 及びQ' の
座標値(Xp',Yp',Zp')及び(Xq',Yq',Zq')
を求める。この両座標値で与えられる点を結んだ直線上
の各補間点位置Hi (Xi',Yi',Zi')を求める。
【0030】次に、ステップS4,8で求めたΔθpj
,Δθqj を用いて、各補間点位置Hi'に関する各軸
撓み量を式[1]あるいは[2]から計算する(ステッ
プS10)。更に、補間点位置Hi'のXYZ座標値(X
i',Yi',Zi')から対応する各軸値を計算し(ステッ
プS11)、この各軸値からステップS10で求めた各
々の撓み量Δθjiを差し引いて補間点Hi の各軸値θji
(6軸ならば、j=1,2,3,4,5,6)を計算す
る(ステップS12)。なお、始点位置P及び終点位置
Qについては、Δθpj 及びΔθqj が差し引き量とな
る。
【0031】このようにして定められた位置が図2
(2)でP(=H0 ),H1 ,H2 ・・・・Hn-1 ,Q
(=Hn )として表わされて位置に相当することにな
る。そこで、ロボットコントローラ10の内部で、これ
らのロボット位置H0 (=P)→H1 →H2 →・・・・
→Hn-1 →Hn (=Q)を順次移動目標点とする移動を
行なわせれば、現実に実現されるロボット軌道は、撓み
によって所望するロボット軌道H0'(=P' )→H1'→
H2'→・・・→Hn-1'→Hn'(=Q' )となる。
【0032】以上、2点間の直線移動を例にとって本願
発明のロボット軌道計画方法を説明したが、多数点間を
結ぶ軌道についても、上記説明したプロセスを繰り返せ
ば、撓みを考慮したロボット軌道計画を立てることが出
来る。また、円弧軌道が含まれる場合でも、補間点の計
算方式をそれに応じたものとすれば、他の計算プロセス
を基本的に変更することなく撓みを考慮したロボット軌
道計画を立てることが可能なことも言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本願発明によれば、ロボットコントロー
ラに過大な処理負担をかけることなく、負荷によるロボ
ットの撓みを考慮したロボット軌道計画を立てることが
出来る。従って、本願発明の軌道計画方法によって定め
られたロボット軌道を辿らせるロボット制御を実行すれ
ば、予定された所望の軌道との一致度の高いロボット軌
道が実現され、ロボット作業の精度の向上がもたらされ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の方法を実施する際に使用されるロボ
ットコントローラの概略構成の1例を要部ブロック図で
示したものである。
【図2】(1)は、ロボットが1つの教示点区間P〜Q
の間を直線移動する場合について、ロボットコントロー
ラが認識しているロボット位置と実際のロボット位置と
の間にずれについて説明する図であり、(2)は、
(1)における直線軌道P→Qの位置に実際のロボット
軌道が出来るだけ重なるように軌道計画を立てる方法に
ついて説明する図である。
【図3】図1に示したロボットコントローラを用い、図
2に示した事例について本願発明に従ったロボット軌道
計画方法を実施する処理手順の概略を記したフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 ロボットコントローラ 11 中央演算処理装置(CPU) 12 ROMメモリ 13 RAMメモリ 14 不揮発性メモリ 15 液晶表示装置(LCD) 16 教示操作盤 17 ロボット軸制御部 18 サーボ回路 19 汎用インターフェイス 20 バス 30 ロボット本体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットコントローラを用いた負荷によ
    る撓みを考慮したロボット軌道計画方法において、 (A)各始点及び終点の位置データが与えられている少
    なくとも1つの区間について、始点と終点に関する位置
    データ及びロボット負荷パラメータに基づいて該始点及
    び終点における各軸の撓み量を求め、これらを前記始点
    位置データ及び終点位置データに対応した各軸値に加え
    て前記始点位置及び終点位置に対応した撓み考慮済みの
    各軸値を求める段階と、 (B)前記撓み考慮済みの各軸値とロボット負荷パラメ
    ータに基づいて始点及び終点に関する各軸の撓み量を求
    める段階と、 (C)前記(A)の段階で求めた撓み考慮済みの各軸値
    に基づいて、対応するロボット始点位置及び終点位置の
    座標値を求め、この両座標値で与えられる点を結んだ軌
    道上の各補間点位置を求める段階と、 (D)前記(B)の段階で求めた始点及び終点に関する
    撓み量に基づいて、前記各補間点位置に関する各軸撓み
    量を求める段階と、 (E)前記補間点位置から対応する各軸値を計算し、こ
    の各軸値から上記段階(D)で求めた各補間点における
    撓み量を差し引くことにより、各補間点の座標値を逐次
    的な移動目標位置を表わすデータとして求める段階、 とを含むことを特徴とする前記負荷による撓みを考慮し
    たロボット軌道計画方法。
JP6072747A 1994-03-16 1994-03-16 負荷による撓みを考慮したロボット軌道計画方法 Withdrawn JPH07261821A (ja)

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