JPH03293329A - 配線材料及び液晶表示装置 - Google Patents

配線材料及び液晶表示装置

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JPH03293329A
JPH03293329A JP2335588A JP33558890A JPH03293329A JP H03293329 A JPH03293329 A JP H03293329A JP 2335588 A JP2335588 A JP 2335588A JP 33558890 A JP33558890 A JP 33558890A JP H03293329 A JPH03293329 A JP H03293329A
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光志 池田
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    • H01L29/40Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L29/49Metal-insulator-semiconductor electrodes, e.g. gates of MOSFET
    • H01L29/4908Metal-insulator-semiconductor electrodes, e.g. gates of MOSFET for thin film semiconductor, e.g. gate of TFT

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、電子回路の形成に適する配線材料とその配
線材料を用いた電子装置および液晶表示装置に関する。
(従来の技術) 近年、非晶質シリコン(a−8l)膜を用いた薄膜トラ
ンジスタ(TPT)をスイッチング素子として構成され
たアクティブマトリクス型液晶表示素子が注目されてい
る。つまり、安価なガラス基板面に低温成膜ができるa
−31膜を用い、TPTアレイを構成することにより、
大面積、高精度、高画質で、かつ安価なパネルデイスプ
レィ(フラット型テレビジョン)が実現できる可能性が
あるからである。
ところで、この種のアクティブマトリクス型液晶表示素
子は、数100本〜数1000本のアドレス線とデータ
線から構成され、その交叉点ごとにTPTと画素と蓄積
容量が設けられている。また、前記TPTもしくは蓄積
容量の数は数万〜数100万にも達し、この歩留りがア
クティブマトリクス型液晶表示素子の欠陥に対して支配
的に影響する。
一方、前記アドレス線とデータ線との交叉点およびTF
T部におけるアドレス線/データ線間は、絶縁膜により
絶縁されているが、この絶縁膜にピンホールが存在する
と、この部分を通るアドレス線とデータ線の2本の線欠
陥が発生する。同様に、蓄積容量素子用配線と画素電極
との間の絶縁膜に、ピンホールが存在すると点欠陥が発
生する。絶縁膜の形成には、低温成膜が可能なプラズマ
CVDが用いられるが、プラズマCVD膜の場合、チャ
ンバ壁に付着したゴミによるピンホールは避は得ない。
上記のような欠陥の発生防止には、陽極酸化膜が有望視
される。すなわち、陽極酸化膜はその形成過程において
、ピンホール部に電界が印加されて自己補修するため、
ピンホールがなくなるからである。このような陽極酸化
可能な金属材料としては、TaやMo−Ta合金を挙げ
得るが、Taの酸化膜は抵抗率が十分でなく、またMo
−Ta合金の酸化膜は耐熱性に劣るという問題があり、
前記データ線やアドレス線について要求される、耐熱性
および高抵抗率を満足し得ない。
小形のデイスプレィの場合は、前記絶縁抵抗の高い酸化
膜という条件だけで十分であるが、アクティブマトリク
ス型液晶表示素子の表示画素をできるだけ小さくし、か
つ大面積にするためにはTFTへの信号線すなわちゲー
ト配線とデータ配線を薄くかつ長くすることが必要であ
るため、配線抵抗の増大が必然的に生ずる。一方、パル
ス信号の波形歪みをなくするためには、配線抵抗を十分
低くする必要性から、配線用金属の抵抗率は小さいこと
が望まれる。しかも、たとえばゲート電極配線をガラス
基板上に形成し、この上にa−3t膜を重ねてTl″T
を構成する逆スタガー型のTPT構造を採用する場合、
ゲート電極配線は薄くなければならず、かつその後の工
程で用いる薬品処理に耐え得る材料であることが要求さ
れる。
従来このような要求を満すデータ電極配線材料として、
TaやTiなどの金属が知られているが、さらに大面積
化、高精細化を図るためには抵抗率が大き過ぎる。この
ため、より低抵抗で加工性がよく、しかも各種の薬品処
理工程で耐性にすぐれた材料が望まれる。また、ソース
、ドレン電極配線を基板側に設けるスタガー型のTPT
構造の場合には、ソース、ドレイン電極材料に低抵抗で
加工性がよく、かつ各種の薬品処理工程で耐性にすぐれ
た特性が要求されることになる。同様の問題は、TPT
以外のアクティブマトリックス型表示素子の場合にも存
在する。
(発明が解決しようとする課8) 上記問題に対する改善策として、つまり、低抵抗性およ
び陽極酸化可能性を満足する配線パターン膜として、第
18図に示すような特性を有するMo−Ta合金(特公
昭61−48910号公報)、立方晶金属上のTa膜(
特公昭63−135669号公報)が提案されている。
しかし、これらのMo−Ta合金や立方晶金属(Taを
除く)の陽極酸化膜は、耐熱性に劣るという不都合があ
る。すなわち、前記金属から形成される陽極酸化膜は、
形成直後においては良好な絶縁特性を示すが、200℃
以上の熱処理を施すと絶縁特性の劣化が起る。しかして
、この理由は積層膜の下地層を成す立方晶金属やMo−
Taの陽極酸化膜の熱処理後の劣化によるものと考えら
れる。
本発明は低抵抗で酸化処理により容易に良質な絶縁膜の
形成が可能な配線材料の提供を目的とする。
また、本発明は低抵抗で酸化処理により容易に良質な絶
縁膜が形成された配線を備えた電子装置の提供を目的と
する。
さらに、本発明は構成が容易で信頼性の高い機能を呈す
る液晶表示装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の配線材料は、TaN合金、Ta−Mo−N合金
、Ta−Nb−N合金およびTa−W−N合金の群から
選ばれた少くとも1種の合金で構成された第1の金属で
あるTa系N合金層(下地層)と、この第1の金属面上
に一体的に形成されたTa、 Ta−Mo合金、Ta−
Nb合金、Ta−V合金、TaN合金、Ta−Mo−N
合金、Ta−Nb−N合金およびTa−11−N合金の
群から選ばれた少くとも1種の合金で構成された第2の
金属層および/またはピンホールのない酸化膜との積層
構造を有することを特徴とする。
さらに、本発明の電子装置は、前記積層構造の配線材料
でたとえば液晶表示装置などの信号配線ないし電極を構
成することを骨子とする。
ここで、第1の金属を成すTaN合金の場合はNの含有
量が30原子%以上に選択される。
一方、第2の金属を成すTaN合金の場合はNの含有量
が20原子%以下に選択され、Ta−Mo合金、Ta−
Nb合金、Ta−N合金、TaN合金、Ta−Mo−N
合金、Ta−Nb−N合金およびTa−W−N合金の場
合は、前記したようにNを全く含まなくともよい。ここ
で、Ta−Mo−N合金の場合はMoの含有量を26原
子%以下に、Ta−Nb−N合金の場合はNb含有量を
40原子%以下に、さらにTa−W−N合金の場合はV
の含有量を40原子%以下に、第2層がTaNの場合は
Nの組成比が第1層のNの組成比よりも小さく、それぞ
れ選択される。
さらに本発明においては、前記第2の金属層上に、前記
より Nの含有量の多いTa系合金窒化層をさらに積層
してもよい。
本発明に係る配線材料は、前記第1の金属と第2の金属
との積層によって構成される。ここで第1の金属層は1
.属する金属の1種または2種以上で構成されるが、2
種以上で構成する場合の形態は混合系もしくは積層型で
あってもよい。一方、第2の金属層の場合も同様に、属
する金属の1種または2種以上で構成されるが、2種以
上で構成する場合の形態は混合系もしくは積層型であっ
てもよい。
(作用) 本発明によれば、TaN合金ないしTa−M−N (た
だしMはMo、Nb、ν)を下地素材としたことにより
、ガラス基板上に堆積した場合形成される高抵抗である
β−Taと異なり、低抵抗なα構造を容易に形成できる
また、第2の金属層がNを含む系の場合、たとえば陽極
酸化処理を施して表面に一体的に形成した酸化膜は容易
に良好な絶縁性(高抵抗率)を呈し、熱処理によるリー
クの増加も低減し、耐熱性が向上する。つまり、下地層
を成すTaNやTa−M−Nの合金は、低抵抗配線(ラ
イン抵抗が低い)として機能する一方、上層を成す第2
の金属から形成される陽極酸化膜などが良質な層間絶縁
層として機能する。したがって、前記TaN 、 Ta
−M−N/Ta。
Ta−Mもし゛くはTaN 、 Ta−M−Nの酸化膜
系の積層型配線材料をアドレスラインなどとして用いる
ことにより、熱処理後も欠陥の少ない液晶デイスプレィ
(液晶表示装置)などを容易に実現できる。
なお、TaN  の陽極酸化膜コンデンサなどに用いら
れているが、TaOのリーク電流がNの添加により低下
するということは、今まで知られていない現象である。
(実施例) 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 先ず、本発明に係る一配線材料例およびその応用例につ
いて説明する。
第1図は本発明に係る配線材料、たとえば第1の金属と
してのTaN  合金層(下地層)上に、第2の金属と
してのTa層もしくはNをドープしたTa層(上層)を
一体向に被着形成して成る積層型配線材料の構成例にお
いて、TaN  合金の組成を変化させたときのTa層
(膜)の抵抗率を曲線aもしくは曲線すで示したもので
ある。第1図の曲線aから分るように、TaN  合金
層(下地層)中のNが約35原子%を超えると、上層の
Ta層の抵抗率が低下を始め、40原子%で35〜40
μΩel、それ以上のNで30μΩC■となる。また曲
線すで示すように、上層のTa層にNをドープした場合
には、下地層としてのTaN  の限界N濃度が下がる
ことが分る。
上層のTa層にNをドープ(添加)することにより、低
抵抗化に対するTaN  (下地層)の限界N濃度は約
20原子%である。
一方、第2図は上記積層型の配線材料において、上層を
成す第2の金属としてのTaにNを添加(ドブ)した構
成で、Nの添加(ドープ)量と上層Taの抵抗率の関係
例を示し、Nの添加(ドープ)量が20原子%程度まで
はβ−Taの180μΩ0よりも低い抵抗を有している
さらに、第3図は上記積層型の配線材料において、上層
を成す第2の金属としてのNをドープした18層に、陽
極酸化処理を施して絶縁膜(絶縁層)を形成した場合の
絶縁特性例を示したもので、Nの添加により抵抗率が増
加し、絶縁特性が改善される。第4図から分るようにN
の添加量とともに絶縁特性が改善され、上層のNドープ
Taが形成する酸化膜中に含まれる Nが45原子%以
内で効果が認められた。
なお、上記積層型配線材料の構成において、下地層を成
す第1の金属としてのTaN  のN比(Xの数値)お
よび上層を成す第2の金属としてのTaにNをドープす
る場合のドープ量は、上記数値に限定されるものではな
い。つまり、TaN  層やNド−プTa層の形成条件
、たとえばスパッタ装置、スパッタ条件などによっても
左右されるからである。
積層金属としてはTaNに限らず、Ta−M−N(M−
助。
Nb、V)でも同様の効果がある。この場合第2の金属
のN組成比は、第1の金属および第2の金属のHが同一
で組成比も同じとき、第1の金属のN組成比より小さい
方が抵抗率の観点から好ましい。
次に本発明に係る積層型の配線材料を信号配線などに用
いた液晶表示装置の例について説明する。
第4図は一実施例のアクティブマトリクス型液晶表示素
子の等価回路である。ガラス基板面上にアドレス配線1
 (la、 lb、・・・)とデータ配線2(2a、 
2b、・・・)がマトリクス状に配線され、その各交叉
位置にTFT 3が配置される。しかして、TFT 3
は、ゲートがアドレス配線1に、ドレインがデータ配線
2にそれぞれ接続され、ソースが画素電極を介して液晶
セル4に接続されている。第5図では蓄積容量Cを付加
しているが、これは省略することができ、またTFT 
3のゲート電極はアドレス配線1と一体的に形成されて
いる。
第5図は、前記アクティブマトリクス型液晶表示装置の
構成に用いるアクティブマトリクス基板の要部断面図で
ある。ガラス基板5の面上にアドレス配線1と一体のゲ
ート電極6が、第1の金属としてのTaN膜(N40原
子%) Gaと、第2の金属としてのTa膜6bの積層
膜により形成され、この上にゲート絶縁膜となる5i0
27が堆積され、さらにその絶縁膜7の上にノンドープ
のa−SiH2とn+型a−S+膜9が堆積され、TP
T領域に島状にパターン形成されている。表示用透明電
極層10を形成した後にMo/AI膜によるソース電極
11  ドレイン電極12が形成されている。ドレイン
電極12は、前記第4図で説明したデータ配線2と一体
形成されている。一方、蓄積容量線13はアドレス線1
と同様にTaN  /Taの積層型配線材料により形成
される。
以上のような構成で、表示面積が19.2cm X 2
5.60、画素ピッチ400μのアクティブマトリック
ス型基板を製作した。各部の具体的な数値ないし構成を
説明すると、ゲート電極6は、下地層を成す第1の金属
であるTaN  6aが膜厚300人、上層を成す第1
の金属であるTa膜6bが2200人である。またアド
レス配線1は前記ゲート電極6と一体形成されており、
その幅は30μ−とした。この電極配線などは、Cr4
と02を用いたプラズマエツチングによりテーパ付けを
行った。上記により構成したアドレス配線1の抵抗は、
12.3にΩであった。
ちなみに他の配線材料を用いて構成した厚さ2500人
のアドレス配線の数値例を挙げると、TIの場合160
.4にΩ、Moの場合22.6にΩ、Taの場合88に
Ω、Ta60%のMo−Ta合金の場合15.3にΩで
あった。
前記アドレス配線1形成後の基板は、 H2SO4+ H202の溶液により有機膜除去を行い
、洗浄して、ゲート絶縁層(S102膜)7をCVDに
より厚さ3500人堆積し、続いてa−3i膜8を厚さ
3000人、n十型a−3l膜9を厚さ 500人堆積
した。しかる後、前述のように、これらのa−8l!I
9をパターン形成してから、画素電極を形成し、TPT
のドレイン電極12を兼ねたデータ配線とソース電極1
1を形成した。
このようにして形成されたアクティブマトリ・ンクス型
基板を用いて構成した液晶表示素子では、データ配線1
とアドレス配線2間の短絡は殆ど認められなかった。こ
れに対し、アドレス配線としてTi膜を用いた場合、短
絡事故が多く認められた。
この理由は、H2SO4+H202など強酸による処理
ができないため、アドレス配線1上の有機物などの付着
ゴミを除去することができないからといえる。また、T
IやCrをアドレス配線lに用いた場合、テーバエツチ
ングができないため、配線端部で5102膜7が薄くな
り、やはりアドレス配線1とデータ配線2間の短絡事故
が多く発生した。
上記のようにしてTaN  /Ta積層膜(配線材料)
を用いることにより、低抵抗で欠陥の少ない表示のでき
るアドレス線が形成できた。
なお、第5図に図示した構成において、厚さ300人の
TaN(N40原子%)層上に厚さ2200人のTaN
  (N 2原子%)層を堆積し、アドレス線1、ゲー
ト電極6および蓄積容量線13を形成し、これらの表面
に酸化物層(絶縁層)を形成した場合は、絶縁性の点で
より有効であった。すなわち、前記アドレス線1、ゲー
ト電極6および蓄積容量線13の表面をクエン酸0.0
1重量%溶液中で陽極酸化し、上層を成すTaN  (
N 2原子%)層表面に厚さ約2000人の酸化膜を形
成した後、上記と同様のプロセスによりTPTアレイを
形成した。アドレス配線1、ゲート電極6および蓄積容
量線13の表面にピンホールのない陽極酸化膜が形成さ
れており、ゴミなどにより SIO膜7にピンホールが
あっても、TaN  /Ta6の酸化膜により絶縁され
ているため、データ線2とアドレス線1のショート、表
示画素と蓄積容量線13との間にショートの発生もなく
なり、欠陥の少ないデイスプレィが形成できた。
第6図は本発明に係る配線材料を、旧H素子に適用した
構成例であり、ガラス基板5面上に第1の金属としての
TaN膜Ba(N40原子%)を膜厚300人、第2の
金属としてのTaN膜6b(N2原子%)を2200人
堆積し、これをCDHによりパターニングして下部電極
配線を形成した。この下部電極配線のコンタクト部をフ
ォトレジストでカバーした状態で配線積層膜の表面に選
択的に陽極酸化膜6cを形成した。陽極酸化の条件は、
0.01%クエン酸を用い、25Vまで定電流酸化とし
、続いて25Vて1時間の定電圧酸化を行った、この後
、C「膜1000人と^1膜Iμmとの積層膜を堆積し
、この積層膜をバターニングして上部電極配線14を形
成した。
上記TaN/Ta積層膜を下部電極として用いたことに
より、アドレスラインの抵抗が下げられ、耐熱性の良い
旧X素子を作成できた。また、小型液晶表示装置など、
抵抗の問題がない応用においては2層でなく1層構造で
もよい。
なお、上記例示の配線材料において、下地層を成す第1
の金属としてのTaN  の膜厚は300人程度量下で
よく、スパッタ条件を最適化すると、50Å以上であれ
ば、上層を成す第2の金属としてののTa膜はα型にな
る。さらに、八β、Cuなどの低抵抗金属層を先ず形成
し、この上に前記TaN  膜を形成してもよい。また
、電子部品(装置)の配線ないし電極としては、TPT
 、 HIMに限らず他のデバイスへの適用においても
効果があり、さらにTFTの半導体はa−8iに限らず
、p−s Iでもよく、ゲート絶縁層もSiN  など
他の絶縁層や2種以上の積層構造であってもよい。しか
して、このTPTの構造は、バックチャンネルカット型
に限らずゲートが下側になる構造であればよく、たとえ
ばチャンネル上に絶縁層によるエツチングストッパーを
設けた構造でもよい。
さらにまた、陽極酸化はクエン酸溶液の使用に限らず他
の処理溶液を用いてもよいし、酸化膜の形成も熱酸化法
などによってもよく、前記TaN/Ta砧層型配線膜層
型配線膜として用いても同様の効果がある。
実施例2 本実施例では、本発明に係る配線材料の他の実施例およ
びその応用例について説明する。
前記第3図に図示した特性を有する本発明に係る配線材
料、すなわち第1の金属としてのTaN合金膜(下地層
)上に、第2の金属としてのTaN合金の陽極酸化層な
いし膜(上層)を一体向に形成して成る積層型配線材料
の構成例において、第1の金属としてのTaN合金膜の
組成を変化させたときの陽極酸化層(膜)の抵抗率を示
したものである。第3図の曲線から分るように、前記第
1の金属としてのTaN合金中のN成分比を45原子%
以下に選択した場合、TaN合金膜の形成条件などに依
存するが、Ta膜膜よりも抵抗率の高い陽極酸化膜が形
成される。
次に上記積層型配線材料を、前記第4図に図示した場合
と等価回路のアクティブマトリクス型岐晶表示素子の構
成に応用した例を説明する。
第7図は、アクティブマトリクス基板の要部断面図であ
る。ガラス基板5面上にアドレス配線1と一体のゲート
電極6′が、TaN膜6aとこのTaN膜の陽極酸化に
よって形成されたTa−N−0膜6cとの積層膜により
形成され、この上にゲート絶縁膜となる5i02膜7が
堆積されている。さらに前記5102膜7上にノンドー
プのa−3I膜8とn十型aSi膜9が堆積され、TP
T6M域に島状にパターンが形成されている。表示用I
TO電極10を形成した後に、Mo/^1膜によるソー
ス電極II′   ドレイン電極12’が形成されてい
る。ドレイン電極12’ は、前記第4図で説明した場
合と同様にデータ配線2と一体形成されている。また、
蓄積容量線!3’ はアドレス線1と同様にTaN  
膜(6a)とTaN−Ox膜(6c)との積層により形
成されている。上記アドレス配線としては、TaNに限
らずTa−トN(M=Mo。
Nb、W)でもよく、良好な陽極酸化膜の絶縁特性が得
られる。
以上のような構成により、十分陽極酸化膜の絶縁抵抗が
高くなったために、P−CVD絶縁膜sio。
膜7にピンホールがあっても十分陽極酸化膜により絶縁
が保たれ、線欠陥および点欠陥を大幅に減少させること
ができた。
なお、上記構成においては、小型デイスプレィの場合、
十分に所要の効果を発揮し得たが、大型デイスプレィで
はライン抵抗が高いために、アドレスパルスの遅延の発
生が認められる。この遅延はアドレスライン抵抗と負荷
容量のCR遅延による。
この遅延発生の問題は次のようにすることで容易に解消
し得た。すなわち、第8図に要部を断面的に図示したよ
うに、Mo−Taのスパッターにより、アドレス線6d
および蓄積容量線cdを形成した後、それらの表面に実
質的に第1および第2の金属を成すTaN膜6aをそれ
ぞれスパッターにより形成し、さらに、その表面を陽極
酸化処理を施してTa−N−0膜6cを形成する。しか
る後、前記と同様にしてアレイ基板を形成する。この構
成においては、前記Mo−Ta膜6dの代りに、同様に
陽極酸化のできるTaやTaとMo−Taの積層膜、さ
らに低抵抗が必要ならば、^1%Cu、 Crなどの低
抵抗金属や合金を用いてもよい。
さらに、前記構成のアクティブマトリックス基板におい
て、リーク電流に対する制限がゆるい場合には、Mo−
Ta膜もしくはTa膜またはTaとMo−Taの積層膜
6d上にTaN膜を積層してスパッターにより形成し、
その後、アドレスライン1と蓄積容量線13′ とを形
成して、その表面を陽極酸化して酸化膜6Cを形成する
。この場合には、側面の酸化膜がMo−Ta−0膜また
はTa−0膜であるため、前記構成例の場合よりもリー
クが少し多いが、表面の大部分がTa−N−0膜である
ために、従来の構成の場合よりも絶縁抵抗を高めること
ができる。
さらに、第9図は他の構成例の要部を断面的に示したも
ので、この構成例では第1の金属としてのTaN膜6a
の上に、第2の金属としてのTa膜もしくはNを少量添
加したTa (TaN )膜6b、その上にTaN膜8
a’を積層してスパッターにより順次形成した後、バタ
ーニングして、アドレス線1、同様に蓄積容量線13’
を形成し、その表面を陽極酸化して酸化膜6cを形成す
る。ここで、前記形成された側壁部の酸化膜6Cは、積
層膜6a、l1ia’ 、6bに対応する酸化物が積層
した形で形成されることになる。
前記TaN膜6a上にTa膜もしくはTaN膜6bを積
層した場合の抵抗率の変化は、前記第1図に図示した場
合と同様の傾向を示し、上層のTa膜もしくはTaN膜
6bの抵抗が下げられるために、Mo−Ta膜のように
陽極酸化膜の耐熱性を悪くさせずに低抵抗化させること
ができる。さらに、表面のTaN陽極酸化膜は、Nを多
量添加して絶縁性を最適化したもの用いることができる
。この構成例においても、表面のTaN膜fia’ は
下地のTa/TaN膜6aまたはTaN/TaN膜6b
をバターニングした後に表面全体をカバーしてもよく、
さらにリークを減少させることができる。また、TaN
の代りにTa−トN(M−Mo、Nb、W)を用いても
同様の効果がある。ライン抵抗を問題にしない場合には
、1層のみでもよい。
第1O図は、本実施例に係る配線材料を旧H素子に適用
した例である。ガラス基板5面上にTaN膜6aを22
00人堆積し、これをCDHによりバターニングして下
部電極配線を形成した。この下部電極配線のコンタクト
部をフォトレジストでカバーした状態で前記TaN膜6
aの表面に陽極酸化膜6Cを形成した。陽極酸化の条件
は、0.01%クエン酸を用い、25Vまで定電流酸化
とし、続いて25Vで1時間の定電圧酸化を行った。こ
の後^1膜を1μ■堆積し、これをバターニングして上
部電極配線14を形成した。
また、TPTの場合と同様に、下部電極として、Taま
たはMo−Ta/Taの積層構造もしくはA!、Cuや
C「などの低抵抗金属もしくは合金6bをバターニング
し、その外表面にTaN膜6aをカバーして陽極酸化し
、Ta−N−0膜6cを形成した構成例の要部を断面的
に第11図に示す。さらに、第11図の構成において、
TaN膜6aを下部電極TaまたはMo−Ta/Taの
積層膜6b面上のみに積層した後、バターニングしてT
aN膜6膜面8面びTaまたはMo−Ta/Taの積層
膜6bの側面を陽極酸化した構成としても、あるいはT
aN膜Ba、 Ta膜6b、 TaN膜 8a’ を順
次積層した後、バターニングしてTaN膜6a’面、T
a膜6bおよびTaN膜6aの側面を陽極酸化した構成
としてもTPTの場合と同様の効果がある。 さらに、
第12図はTa。、9 NO,1の陽極酸化膜をDRA
Mに応用した例を断面的に示したもので、15はSl基
板、16はn+領領域17はLOCO8SiN  S1
8はPo l y−8iからなるワード線、19はTa
   N   の陽極酸化膜からなるキヤ0.9 0.
1 パシタ、20はプレートで、基本的には従来から知られ
ている常套の手段によって構成されている。
この構成例の場合、Ta205膜の場合に比べて電流リ
ークか小さく、またTa−Nb−Xの陽極酸化膜、Ta
−Mo−Xの陽極酸化膜、Ta−W−Xの陽極酸化膜で
も同様の効果が認められた。なお、上記における酸化膜
の形成は、スパッタ法、CVD法あるいはPCvD法な
どによって行ってもよい。また、DRAMの構造も例示
のものに限られないし、前記酸化膜の応用もDRAM以
外の他の装置(素子)のキャパシタとして利用できる。
上記各実施例から分るように、上層を成す第2の金属と
してのTaN合金膜のNのmは、第2図から明らかのよ
うに少量の添加含有でも効果があり、約45原子%まで
は、陽極酸化で形成されるTa−N−0膜の方がTaO
膜よりも抵抗率が高いという作用効果がある。
また、TaN膜の形成はスパッターのみによらず、Ta
のプラズマ窒化または熱窒化することにより形成しても
よい。この場合は、表面全体がTaNとなり所望の効果
向上を図るうえで好ましい。さらに、下地を成すTaN
膜の膜厚は300Å以下でもよく、50Å以上であれば
、上層のTa膜はα型になる。
本発明に係る配線材料は、TPT 、旧Xに限らず、他
のデバイスへの適用ないし応用においても効果がある。
しかして、TPTの半導体はa−3iに限らず、p−s
 Iでもよい。また、前記TaN酸化膜はリーク電流が
小さく  SIOに比べ比誘電率が大きいためたとえば
DRAMの蓄積容量の蓄積膜として用いることにより、
占有面積を小さくできるという利点がある。
本発明に係る配線材料の耐熱性は、400℃程度では劣
化が十分に小さく (はとんど無視し得る程度)、また
TaN/Ta積層膜をデータ線と用いても、同様の効果
がある。さらに、陽極酸化はクエン酸に限らず、他の溶
液を用いても同様の効果がある。
さらにまた、TPTのゲート絶縁膜は5IOx膜に限ら
ず、SIN  膜や他の絶縁膜あるいは2種類量上の絶
縁膜を積層してもよいし、TPTの構造も、前記実施例
のバックチャネルカット型のみに限らず、ゲートが下に
なる構造であれば、どの構造でも有効である。チャネル
上に絶縁膜によるエツチングストッパーを設けた構造で
もよい。
なお、上記各実施例において、第1の金属としてTaN
の代りに、Ta−Mo−N 、 Ta−Nb−N 、も
しくはTa−W−Nを、また第2の金属としてTaやT
aNの代りに、Ta−MoやTa  −Mo−N  (
ただしM026原子%以下)、Ta−NbやTa−Nb
−N  (ただしNb40原子%以下)、もしくはTa
−VやTa−W−N (ただしV 40原子%以下)を
それぞれ用いた場合も、第13図に特性例を示すごとく
同様の傾向が認められた。Nの組成比が0〜50原子%
の全範囲内で、上層Taの抵抗が180μΩ・より低下
する。
たとえば、下地層を成す第1の金属としてのTa−Nb
−N膜組成(N原子20%)と、上層を成す第2の金属
としてのTa膜の抵抗率との関係は第14図に示すごと
くであり、Nを合金化することによってNbの全組成範
囲内で抵抗率が低下してくる。すなわち、Nの添加によ
り抵抗率が180μΩelllから25μΩcI11に
低下して同様の効果が認められた。
第13図および第14図よりTa−Nb−NのNb、N
の全組成範囲において合金化の効果を想定し得る。さら
に、下地層を成す第1の金属としてのTa−W−N膜組
成と、上層を成す第2の金属としてのTa膜およびTa
−Mo−N 5Ta−Moの場合も同様である。
前記Nの添加による抵抗率の減少の理由は、下地層を成
すTa−トN(M−Nb、Mo、W)のNが上層を成す
Ta−Hの結晶形を正方品から立方晶に変えて、低抵抗
化させる効果を増大させるためと考えられる。
このような低抵抗性は、前記TaN/TaもしくはTa
N/TaNの場合と同様である。さらに陽極酸化処理で
絶縁膜の形成も可能で、第15図、第16図および第1
7図にそれぞれ示すように、形成されたTa−M−N(
M=Nb、Mo、W)の酸化膜の絶縁性はNの添加によ
って向上している。
前記NはTa−M (M−Nb 、 Mo 、 W)の
酸化膜の抵抗を上げ、耐熱性を増す効果がある。ここで
、MはTaと全率固溶体を形成する金属であればよく、
そのような観点から前記Nb、Mo、Wが選ばれた。な
お、Ta−M−Nの3元系だけでなく 、Nb、Mo、
νの中の2種もしくは3種を含む4元系もしくは4元系
で同様の効果が認められ、またこれらの陽極酸化膜同様
に耐リーク性および耐熱性がすぐれていた。
さらに、前記配線材料をたとえばTa−M−N/Ta/
Ta−M−N (ただしHはMo、Nb、Wの少くとも
1種以上の原子)と3層構造とした場合は、02の拡散
防止作用によって、抵抗変化なども抑制されてすぐれた
安定性を示めす。
さらにまた、本発明に係る配線材料において、酸化によ
る絶縁層の形成は、前記例示した陽極酸化処理がより好
ましいが、これに限定されるものではない。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明に係る配線材料は、低抵抗性
でかつ、陽極酸化などにより形成具備させた絶縁層(膜
)もすぐれた絶縁性と熱安定性を保持する。してかって
、各種型装置の信号用配線に利用した場合良好な機能発
揮に大きく寄与する。
また、たとえば液晶表示装置の信号配線や実装する駆動
用半導体素子の電極の形成に用いた場合は、低抵抗のア
ドレスラインなどを実現でき、さらに表面酸化によって
形成した絶縁膜も絶縁性耐熱性がよいため、液晶表示装
置製造工程での熱処理後においても十分所要の絶縁特性
を保持し、信頼性の高い機能を常に発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本発明に係る積層型の配
線材料の特性例を示す曲線図、第4図はアクティブマト
リックス型液晶表示装置の等価回路図、第5図は本発明
に係る積層型の配線材料を適用したアクティブマトリッ
クス型液晶表示装置用基板の構成を示す要部断面図、第
6図は本発明に係る積層型の配線材料を適用した旧暦素
子の構成を示す要部断面図、第7図、第8図および第9
図は本発明に係る他の積層型の配線材料を適用したアク
ティブマトリックス型液晶表示装置用基板の異なる構成
例を示す要部断面図、第10図および第11図は本発明
に係る他の積層型の配線材料を適用した旧暦素子の異な
る構成例を示す要部断面図、第12図は本発明に係る積
層型の配線材料を適用したDRAMの構成例を示す要部
断面図、第13図および第14図は本発明に係る他の異
なる積層型配線材料の抵抗率特性例を示す曲線図、第1
5図、第16図および第17図は本発明に係る他の異な
る積層型配線材料の酸化膜についてそれぞれ電圧−電流
特性(抵抗性ないし絶縁性)を示す曲線図、第18図は
従来のα−TaMo/TaMo系およびTaMoの組成
と抵抗率との関係を示す曲線図である。 1 (la、lb・・・)・・・・・・アドレス配線2
 (2a、2b・・・)・・・・・・データ配線3・・
・・・・・・・TPT 4・・・・・・・・・液晶セル 5・・・・・・・・・ガラス基板 6・・・・・・・・・ゲート電極 6a・・・・・・・・・TaN層 6b・・・・・・・・Ta層 6c・・・・・・・・・酸化層 6d、13・・・蓄積容量線 7・・・・・・・・絶縁膜 8・・・・・・・・・a−3j膜 9・・・・・・・・・n  ”a−3t膜10・・・・
・・・・・透明電極 11・・・・・・・・・ソース電極 12・・・・・・・・・ドレイン電極 14・・・・・・・・・上部電極配線 15・・・・・・・・・S!基板 16・・・・・・・・・n +領域 17・・・・・・・・・LOCO35IN18・・・・
・・・・・ワード線 19・・・・・・・・・キャパシタ 20・・・・・・・・・プレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)TaN合金、Ta−Mo−N合金、Ta−Nb−
    N合金およびTa−W−N合金から成る群から選ばれた
    少くとも1種の金属で構成された第1の金属層と、前記
    第1の合金層上に一体的に形成されたTa、Ta−Mo
    合金、Ta−Nb合金、Ta−W合金、Ta−N合金、
    Ta−Mo−N合金、Ta−Nb−N合金およびTa−
    W−N合金から成る群から選ばれた少くとも1種の金属
    で構成された第2の金属層とから成ることを特徴とする
    積層型の配線材料(ただし第2層がMo、Nb、Wを含
    む場合、Moの組成比は26原子%以下、Nb、Wの組
    成比はそれぞれ40原子%以下、第2層がTaNの場合
    はNの組成比が第1層のNの組成比よりも小さい)。
  2. (2)絶縁性基板と、前記絶縁性基板面に配設された電
    子素子と、前記電子素子に電気的に接続する絶縁性基板
    面に設けられた駆動用配線とを具備して成る電子装置に
    おいて、 前記駆動用配線がTaN合金、Ta−Mo−N合金、T
    a−Nb−N合金およびTa−W−N合金から成る群か
    ら選ばれた少くとも1種の金属で構成された第1の金属
    層と、前記第1の合金層上に一体的に形成されたTa、
    Ta−Mo合金、Ta−Nb合金、Ta−W合金、Ta
    −N合金、Ta−Mo−N合金、Ta−Nb−N合金お
    よびTa−W−N合金から成る群から選ばれた少くとも
    1種の金属で構成された第2の金属層とから成る積層型
    の配線材料(ただし第2層がMo、Nb、Wを含む場合
    、Moの組成比は26原子%以下、Nb、Wの組成比は
    それぞれ40原子%以下、第2層がTaNの場合はNの
    組成比が第1層のNの組成比よりも小さい)で形成され
    ていることを特徴とする電子装置。
  3. (3)駆動用配線基板と、前記駆動用配線基板に対向し
    て配設された表示電極板と、前記駆動用配線基板−表示
    電極板間に液密に封入された液晶材料層とを具備した液
    晶表示装置において、 駆動用信号配線あるいは駆動用配線基板に搭載・実装さ
    れた電子部品素子の電極がTaN合金、Ta−Mo−N
    合金、Ta−Nb−N合金およびTa−W−N合金から
    成る群から選ばれた少くとも1種の金属で構成された第
    1の金属層と、前記第1の合金層上に一体的に形成され
    たTa、Ta−Mo合金、Ta−Nb合金、Ta−W合
    金、Ta−N合金、Ta−Mo−N合金、Ta−Nb−
    N合金およびTa−W−N合金から成る群から選ばれた
    少くとも1種の金属で構成された第2の金属層とから成
    成された積層型の配線材料(ただし第2層がMo、Nb
    、Wを含む場合、Moの組成比は26原子%以下、Nb
    、Wの組成比はそれぞれ40原子%以下、第2層がTa
    Nの場合はNの組成比が第1層のNの組成比よりも小さ
    い)とから成る積層型の配線材料で形成されていること
    を特徴とする液晶表示装置。
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