JPH03292367A - 改善された衝撃強さを有するポリ(アリーレンスルフィド)組成物 - Google Patents

改善された衝撃強さを有するポリ(アリーレンスルフィド)組成物

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JPH03292367A
JPH03292367A JP2407908A JP40790890A JPH03292367A JP H03292367 A JPH03292367 A JP H03292367A JP 2407908 A JP2407908 A JP 2407908A JP 40790890 A JP40790890 A JP 40790890A JP H03292367 A JPH03292367 A JP H03292367A
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resin
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Michael Chen-Cheu Yu
マイケル・チェン−チェン・ユー
I Wayne Wang
アイ・ワイン・ウァン
Henry Lien Hsieh
ヘンリー・リーン・スィー
Jennings Price Blackwell Jr
ジェニングス・プライス・ブラックウェル・ジュニアー
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    • C08L81/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing sulfur with or without nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of polysulfones; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L81/02Polythioethers; Polythioether-ethers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(000月 本発明は改善された衝撃強さを有するポリ(アリーレン
スルフィド)組成物、該組成物の調製方法および該組成
物から形成させた成形物に関する。 [0002] ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂組成物は優れた耐薬
品性、耐熱性、電気絶縁性のみならず他の熱可塑性物質
に比して優れた剛性を有する熱可塑性物質として広く受
は入れられている。しかし、用途によっては、これまで
ポリ(アリーレンスルフィド)組成物によって得ること
ができた以上のすぐれた耐衝撃性が要求されている。た
とえば、他の良好な機械的性質とともに合わさった高衝
撃性が吸気マニホルドや他のエンジンルームの機械部品
のような成る自動車の用途に必要とされている。 ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂組成物の機械的性質
を改善する多くの添加剤が提案されており、それによっ
ているいろの成功を収めている。たとえば、ガラス繊維
のような補強材やカップリング剤が衝撃強さおよび他の
性質を改善するために樹脂組成物中に配合されている。 しかし、前記の自動車用途のみならず他の類似な用途に
、さらに改善された衝撃強さを有するポリ(アリーレン
スルフィド)組成物に対する要望がある。 [0003] 本発明は、成形したときに改善された衝撃強さを有する
ポリ(アリーレンスルフィド)組成物、該組成物の製造
方法および該組成物から形成した成形物を提供すること
によって、前記の要望を満足させる。 [0004] 該組成物はそれぞれ基本的にポリ(アリーレンスルフィ
ド)樹脂、ポリオレフィンエラストマーおよび無水カル
ボン酸より成る。好適なポリ(アリーレンスルフィド)
樹脂はポリ(フェニレンスルフィド)樹脂およびポリ(
フェニレンスルフィド/スルホン)樹脂である。好適な
ポリオレフィンエラストマーはエチレン−プロピレンゴ
ムおよびエチレン−プロピレンターポリマーであり、好
適な無水カルボン酸は無水マレイン酸、無水ナト酸およ
びそれらの誘導体である。 [0005] 該組成物は、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂、ポリ
オレフィンエラストマーおよび無水カルボン酸を合わせ
てその混合物をつくることによって調製される。次に、
たとえばポリ(アリーレンスルフィド)樹脂の融点を土
建る温度で混合物を押出機に通すことによって混合物を
溶融ブレンドする。該組成物からつくった成形物は改善
された衝撃強さを有している。 [0006] 好適な態様においては、ポリ(アリーレンスルフィド)
樹脂は多価金属カチオンを含むポリ (フェニレンスル
フィド)樹脂より成る。 従って、本発明の主目的は、改善された衝撃強さを有す
るポリ(アリーレンスルフィド)組成物および該組成物
の製造方法を提供することである。 本発明の別の目的は、改善された衝撃強さを有するポリ
(アリーレンスルフィド)組成物からつくった成形物の
提供である。 本発明のその他および別の目的、特徴ならびに利点は以
下の好適な態様の説明を読めば容易に当業者には明らか
となろう。 [0007] 本発明の、改善された衝撃強さを有するポリ(アリーレ
ンスルフィド)組成物はそれぞれ、少なくとも1つのポ
リ(アリーレンスルフィド)樹脂、少なくとも1種のポ
リオレフィンエラストマーおよび少なくとも1種の無水
カルボン酸より成る。該組成物は、場合により補強材の
みならず可塑剤、顔料、離型剤、酸化防止剤等のような
他の添加剤を含むことができる。 [0008] 本明細書においては、「ポリ(アリーレンスルフィド)
樹脂」という用語を、ホモポリマー コポリマー ター
ポリマー等であろうと、または該ポリマーの混合物であ
ろうと、アリーレンスルフィドを広範囲に示すために使
用する。本発明に従って使用するのに適当なポリ (ア
リーレンスルフィド)樹脂は、1967年発行の同第4
,415,729号; 1986年5月13日発行の同
第4.588789号; 1975年11月11日発行
の同第3,919,177号;1977年7月26日発
行の同第4,038,261号;および1987年4月
7日発行の同第4,656,231号の各明細書に記載
されている樹脂であって、これらの特許は参考資料とし
て本明細書に含める。使用することができるさまざまの
ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂の中でポリ(フェニ
レンスルフィド)樹脂およびポリ(フェニレンスルフィ
ド/スルホン)樹脂がもっとも好ましい。好適な市販の
ポリ(フェニレンスルフィド)樹脂はオクラホマ州Ba
r t 1esvi 11eのPh1llips  P
etroleum  Companyで製造され、RY
TON (登録商標)ポリ(フェニレンスルフィド)樹
脂として市販されておりASTM  D1238、B法
、条件31515.0で測定して約0. 1ないし約5
00グラム710分の範囲内のフローレートを有する樹
脂である。 [0009] ポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)樹脂は、19
77年4月5日発行の米国特許第4,016,145号
および1978年11月28日に発行の同第4127.
713号の各明細書に具体的に記述されており、該特許
は参考資料として本明細書に含める。好適な市販のポリ
(フェニレンスルフィド/スルホン)樹脂はPh1ll
ips  Petroleum  Companyで製
造され、RYTON  Sポリ(フェニレンスルフィド
/スルホン)樹脂として市販されており、ASTM  
D1238、B法、条件34375.0で測定して約0
.1ないし約500グラム710分の範囲内のフローレ
ートを有する樹脂である。 [0010] ポリ(フェニレンスルフィド)樹脂が、アルカリ金属イ
オン溶液または多価金属イオン溶液で洗った結果として
アルカリ金属カチオンまたは多価金属カチオンを含む樹
脂である場合には特に有益な効果が認められている。 [0011] 概して、ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂は重合相お
よび回収相、さらに場合により回収相に続く洗浄相から
生成する樹脂である。重合相では、ポリハロ置換芳香族
化合物を極性有機溶媒中で硫黄含有反応物と反応させて
樹脂を生成させる。代表的な例としては、はぼ50重量
%の水酸化ナトリウム水溶液をほぼ60重景%のNa5
H水溶液と反応させて硫化ナトリウム水溶液を生成させ
ることによってポリマーを調製することができる。一定
量のN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を硫化ナト
リウム水溶液に加え、得られた溶液を公知の方法で脱水
して下記式■の溶液を生成させる: (Na  S−NMP−HO)+2NMP    (I
)[0012] この溶液に適当な変性剤すなわち相間移動剤を添加する
ことができる。特に好ましい態様においては、N a 
2 S  1モル当り約0.3モルの酢酸ナトリウムを
加えて反応混合物を生成させ、それに適当量のジクロロ
ベンゼン(好ましくはバラジクロロベンゼン)を添加す
る。得られた反応混合物を好ましくは2段階の逐次加熱
サイクルによって重合させて、ポリ(パラフェニレンス
ルフィド)樹脂を含有する反応混合物を生成させる。 現在では、この2段階の逐次加熱サイクルの採用が前記
の重合によって生成したPPSの線状分子量の見掛けの
増大を生じると考えられている。 [0013] 好適な態様においては、2段階の加熱サイクルの中の第
1のサイクルは最初の温度であり、第2のサイクルはそ
れよりも高い温度である。第2の高温サイクルは低温サ
イクル終了後直ちに実施される。低温サイクルの間に、
反応混合物を約400’Fないし約460’Fの範囲内
の温度で、約1時間ないし約6時間の範囲内の時間加熱
する。より好ましくは、この加熱は約400’Fないし
約440Fの範囲内の温度で、約3時間ないし約4時間
の範囲内の間行い、さらにより好ましくは加熱は約44
0’Fで約4時間行われる。好適な態様においては、高
温サイクルは反応混合物を約500°Fないし約520
°Fの範囲内の温度に、約1時間ないし約4時間の範囲
内の時間加熱するようにする。さらに好適には、高温サ
イクル中の加熱は約510°F温度で約3時間行う。こ
れら2段階の加熱サイクルを行った後では、反応混合物
はNMP中に分散した液状で高分子量の線状PPSを含
有する。 [0014] 重合後、いかなる副生物をも除去しやすいように固形状
高分子量線状ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂を回収
することが望ましい。また、この場合の本発明の配合物
のような製品をつくるのに典型的に用いられるのは固形
状PASである。゛重合混合物からのPASの回収はポ
リマーを劣化させない任意の適当な方法で行うことがで
きる。現在、3つの方法が好適である。 [0015] 1つの好適な方法は高分子量線状PASのフラッシュ回
収を含む。好ましいフラッシュ回収を無脱気フラッシュ
回収という。これは重合後に、重合が行われた反応容器
の圧力を抜くことなく開始される。無脱気フラッシュ回
収を始めるために温度を重合温度以上に上げ、次に低温
低圧の容器(たとえば460°Fおよび窒素のパージ圧
力0.02psigのリボンブレンダーのような)に反
応混合物を急速に流出させる。この無脱気フラッシュ回
収の結果として、ポリマーは固形状で回収される。 [0016] 別の回収法を本明細書でNMP急冷回収という。この方
法は大まかに言えば、(a)高分子量PASおよび低分
子量PASを含む反応混合物から冷却を制御することに
よって高分子量線状PASついで低分子量線状PASを
逐次凝固させ;(b)低分子量線状PASを再溶解し;
そして(C)反応混合物から凝固した高分子量線状PA
Sを濾別することを含んでいる。液状高分子量の線状P
PSをつくった前記特定の重合例のNMP急冷回収にお
いては、約510F°の温度で重合させた後、重合から
の反応混合物を約3°F/分の速度で約470°Fに冷
却し、さらに約1°F/分の速度で約400’Fに冷却
することができる。高分子量線状PPSは約425°F
で粒状に凝固する。前記の工程を行う容器内の圧力を下
げるためにさらに冷却を続ける。約250’Fで屡々オ
リゴマーと呼ばれる低分子量様のPPSが凝固して、残
留液体は極めて粘稠になりやすい。濾過を容易にするよ
うに粘度を下げるために、NMPのような極性有機化合
物を大量に、たとえば存在する硫黄1モル当り約3ない
し約5モルを添加する。大量のNMPを用いると、凝固
したオリゴマーを再溶解させ、その結果回収される固体
PPSは実質的に少ない量の低分子量オリゴマーを含む
ことが見出された。液体から固体の分離は篩分け、遠心
処理、または濾過のような任意の適当な公知の方法を用
いて行うことができる。 第3の回収法は反応混合物を希釈するのにNMPではな
くて水を用いるという意思外はNMP急冷法と類似する
。 [0017] 反応混合物から分離した後であってさえもPAS粒子は
若干の濾液を保持する傾向がある。もしこれを除かねば
ならない場合には、固形物をさらに洗浄工程で処理する
必要がある。洗浄工程は任意の適当な方法で行うことが
できる。しかしながら、成る種の洗浄工程は回収された
PAS樹脂の特性を改善させることが発見された。洗浄
がPAS樹脂の特性を改善させるプロセスの若干例が米
国特許第4.588,789号、同第4,801,66
4号、および同第4.877、850号の各明細書に開
示されており、該開示は参考資料として本明細書に含め
る。洗浄の1つの方法には米国特許第4,801,66
4号明細書に開示されているように酸処理水溶液の使用
がある。別の方法には単に水洗のみの方法がある。 さらに他の方法には米国特許第4,588,789号明
細書に開示されているように、周期表第■族および第1
IA族金属の塩類、酸化物または水酸化物の水溶液によ
る洗浄がある。これらの中の若干の方法を次ぎ次ぎに用
い、たとえば水洗に続く酸性水溶液洗浄、これに続くア
ルカリ金属イオン含有水溶液による洗浄、最後にカルシ
ウム、マグネシウムおよび亜鉛より成る群から選ばれる
多価金属カチオン水溶液による洗浄によって該洗浄を行
うことも本発明の範囲内にある。実際に、本発明におい
てマレエート化オレフィンおよびエラストマー〇使用に
よって認められている衝撃強さの最大の改善は、最終洗
浄に、カルシウム、マグネシウムおよび亜鉛より成る群
から選ばれた多価カチオンを含む水溶液を用いたポリ(
アリーレンスルフィド)樹脂を用いて得られることが見
出された。 [0018] 本発明の好適な組成物は、組成物中に約20ないし約9
9重量%の範囲内の量で存在するポリ(アリーレンスル
フィド)樹脂、好ましくはポリ(フェニレンスルフィド
)樹脂またはポリ(フェニレンスルフィド/スルホン)
樹脂、約1.0ないし約50重量%の範囲内の量で存在
するポリオレフィンエラストマー 好ましくはエチレン
−プロピレンゴムまたはエチレン−プロピレンターポリ
マー および約0.01ないし約5重量%の範囲内の量
で存在する無水カルボン酸、好ましくは無水マレイン酸
もしくは無水ナト酸または該酸無水物の誘導体より成る
。 本明細書では「重量%」という用語を、組成物または混
合物中のすべての成分の総重量を基準にして組成物また
は混合物中の1成分の重量パーセントを意味するように
使用する。 [0019] 本発明によれば、エチレン−プロピレンゴムおよびエチ
レン−プロピレンターポリマー(略してEPPおよびE
 P DMと呼ぶことがある)以外に種々のポリオレフ
ィンエラストマーを使用することができる。一般に、該
エラストマーはエチレン、プロピレン、ブテン、イソブ
チン、ペンテン、メチルペンテン、ヘキセン等のような
アルファオレフィンから誘導されるホモポリマーまたは
コポリマーである。エチレン−プロピレンゴムおよびエ
チレン−プロピレンターポリマーが、本発明によって使
用するのに好ましく、エチレン−プロピレンターポリマ
ーがもっとも好ましい。 [00201 エチレン−プロピレンターポリマー(EPDM)という
用語はエチレン、プロピレンおよび少なくとも1つの非
共役ジエンのコポリマーを指す。E P DMをつくる
のに用いられる好適な非共役ジエンは1個の末端結合お
よび1個の内部二重結合を有する少なくとも6個の炭素
原子を有する線状脂肪族ジエンおよび炭素−炭素二重結
合の片方または両方がカルボキシル環の一部である環状
ジエンである。エチレン、プロピレンおよび1,4−へ
キサジエンのエラストマーの、すなわちゴム状ターポリ
マーが特に好ましい。該EPDMエラストマー調製の詳
細は米国特許第2,933,480号;同第2,962
,451号;同第3,000゜866号;同第3,09
3,620号;および同第3,260,708号の各明
細書に開示されており、該開示は参考資料として本明細
書に含める。 [0021] 使用することができる無水カルボン酸は二重結合及び酸
無水物基を有するものである。該化合物には無水マレイ
ン酸および無水ナト酸等がある。メチルナト酸無水物の
ような前記化合物の誘導体もまた適切である。 [0022] 本発明の組成物は場合により補強剤、たとえばガラス繊
維、炭素繊維またはアラミド繊維等を含むことができる
。ガラス補強剤が好ましく、ガラス繊維がもっとも好ま
しい。補強剤は前記組成物中に最高約70重量%、すな
わちOないし約70重量%、さらに一般的にはOないし
約60重量%の量で包含させることができる。 [0023] 本発明の特に好適な組成物は、組成物中に約40ないし
約95重量%の範囲内の量で存在するポリ(フェニレン
スルフィド)樹脂およびポリ (フェニレンスルフィド
/スルホン)樹脂より成る群から選ばれるポリ(アリー
レンスルフィド)樹脂、約3ないし約40重量%の範囲
内の量で存在するエチレン−プロピレンゴムおよびエチ
レン−プロピレンターポリマーより成る群から選ばれる
ポリオレフィンエラストマーおよび約0.05ないし約
2.0重量%の範囲内の量で存在する無水マレイン酸、
無水ナト酸およびそれらの誘導体より成る群から選ばれ
る無水カルボン酸より成る。組成物中に補強剤を用いる
場合には、組成物中に最高約50重量%の量で存在する
ガラス繊維が好ましい。 [0024] 成形したときに改善された衝撃強さを有する本発明のも
っとも好適なポリ(アリーレンスルフィド)組成物は、
組成物中に約60ないし約90重量%の範囲内の量で存
在するポリ(フェニレンスルフィド)樹脂、約5ないし
約20重量%の範囲内の量で存在するエチレン−プロピ
レンターポリマー および0. 1ないし約1重量%の
範囲内の量で存在する無水マレイン酸より成る。組成物
中に補強剤を用いる場合には、最高約40重量%の範囲
内の量で存在するガラス繊維が好ましい。 [0025] 上記のように、組成物はカーボンブラックのような顔料
、マナセアイトのような金型腐食防止剤、および高密度
ポリエチレンのような加工助剤を含む他の添加剤を含有
することができるが、これに限定されるものではない。 [00263 成形したときに改善された衝撃強さを有する本発明の組
成物はポリ(アリーレンスルフィド)樹脂をポリオレフ
ィンエラストマーおよび無水カルボン酸と合わせてその
混合物をつくることによって調製される。ポリ(アリー
レンスルフィド)樹脂は使用前に強制通風炉内で約10
0°ないし約140℃の範囲内の温度で約8時間の間乾
燥することが望ましい。 [0027] 多くの適当な諸成分の混合方法は当業者には周知のこと
である。たとえば、諸成分を回転ドラムブレングー中か
、またはヘンシェルミキサーのような強力ミキサー中で
室温下で混ぜ合わせて、諸成分の均質混合物とすること
ができる。次に均質混合物をポリ(アリーレンスルフィ
ド)樹脂の融点を上回る温度に加熱してさらにブレンデ
ィングすることによって該混合物を溶融ブレンドする。 混合物を溶融ブレンドするのに特に適する方法は約30
0℃ないし約330℃の範囲内の温度で混合物を押出機
に通すことである。押出物はペレットにするか、または
ストランド状、シート状またはテープ状に成形すること
ができ、それにより、たとえば射出成形、プレス成形等
によって成形物をつくるために押出物をもつとも有利に
使用することができる。 [0028]
【実施例】
以下の実施例は本発明の組成および方法をさらに説明す
るために示すものである。実施例中に用いる特定の種お
よび条件は本発明を説明するためのものであって、それ
を限定するためのものではない。 [0029] (実施例1) フローレートがそれぞれ28グラム/10分、52グラ
ム/10分および94グラム/10分のPh1llip
s  Petroleum  CompanyのRYT
ON (登録商標)ポリ(フェニレンスルフィド)樹脂
を用いて、本発明の種々の組成物を調製した。組成物に
使用するその他の成分はエチレンープロピレンターポリ
マーニラストマー(コネチカット州NorwalkのR
,T、Vanderbilt  Companyから得
たNor de 15892)  および無水マレイン
酸であった。 ポリ(フェニレンスルフィド)樹脂を強制通風炉中で約
120℃で約4時間乾燥させて混合した。乾燥した成分
をプラスチックバッグの中でタンブルブレンドした後、
開放形排気孔お呵びペレタイザーを有する30mm同速
回転のWerner−Pf le 1derer二軸押
出機中、約310℃ないし約320℃で溶融ブレンドを
行った。生成したペレットを、Ar bur g305
EcOまたはENGEIJ出成形機で約316℃のバレ
ル温度および38℃の金型温度を用いて成形した。組成
物からつくった供試試験片を、ノツチ付およびノツチな
し試験片についてASTM  D−256により測定さ
れるアイゾツト衝撃強さを試験した。 メルトフローはASTM  D1238、条件3151
5.0で測定した。これらの試験結果を下記表工に示す
。 [0030] ン酸を含有する本発明の組成物が純樹脂に比べて著しく
すぐれた衝撃強さを示したことを知ることができる。 [0031] (実施例2) 85重量%のエチレン−プロピレンターポリマーエラス
トマー(Norde11145)および15重量%の高
密度ポリエチレンを含有する市販混合物(N。 rdel  5501−R,T、Vanderbilt
  Company、Inc)の種々な量と、種々な量
の無水マレイン酸を含むかまたは含まない組成物を調製
した。使用したポリ (アリーレンスルフィド)樹脂は
フローレートが41のPh1llips  Petro
leum  CompanyのRYTONポリ(フェニ
レンスルフィド)樹脂であった。この特定のポリ(フェ
ニレンスルフィド)樹脂は、重合およびNMP急冷を含
み酢酸カルシウム洗浄を伴う方法によって調製された。 [0032] 実施例1に述べた方法によって組成物の供試試料を調製
した。機械的性質を試験する前に供試試料を204℃で
2時間さらにアニールした。該機械的性質にはASTM
  D−256でノツチ付試、鋏片で測定するアイゾツ
ト衝撃強さ、ASTMD−638による引張強さ、およ
びASTM  D648で求める加熱撓み温度がある。 これらの試験結果を下記衣IIに示す。 [0033] 表IIから、使用するエチレン−プロピレンターポリマ
ーエラストマーおよび無水マレイン酸の量は衝撃強さの
向上と対応する引張強さおよび加熱撓み温度の[003
4] (実施例3) エチレン−プロピレンターポリマーおよびエチレン−プ
ロピレンターポリマーと種々の量の高密度ポリエチレン
との混合物を含む本発明の組成物を調製し、実施例1の
方法に従って試験を行った。若干の供試試験片は試験前
に204℃で2時間アニールした。測定した唯一の機械
的性質はノツチ付アイゾツト衝撃強さであった。これら
の試験結果を下記表IIIに示す。この場合にも、ポリ
(フェニレンスルフィド)樹脂は重合およびNMP冷却
に続く酢酸カルシウム水溶液による洗浄によって調製し
たものであった。 [0035]
【表I I Il 表I I Iから、種々の市販エチレン−プロピレンタ
ーポリマーエラストマー混合物を用いても結果として生
じる衝撃強さに実質的には影響を与えないことがわかる
。 [0036] (実施例4) 実施例1に述べた方法により種々の量の無水マレイン酸
を用いて本発明の組成物を調製した。本実施例で使用し
たポリ(フェニレンスルフィド)樹脂も、重合およびN
MP急冷に続く酢酸カルシウム水溶液洗浄によって調製
した樹脂であった。ノツチ付試、鋏片によるアイゾツト
衝撃強さはアニールなしの試験片、150℃で2時間ア
ニールした試、鋏片および204℃で2時間アニールし
た試験片を用いて測定した。これらの試、験結果を下記
表IVに示す。 [0037] 【表IVI 表IVから、 無水マレイン酸の量の変動がアニール後の試験片の衝撃
強さに著しい変化をもたらすことがわかる。 [0038] (実施例5) ポリ (フェニレンスルフィ ド)樹脂とマレエート化オレフィンニラストマーとの関
係に及ぼす種々の洗浄工程の影響を評価するために一連
の実、験を行った。これらの実、験ではNMP急冷を用
いて回収したPPSを使用した。水急冷回収またはフラ
ッシュ回収したPPS樹脂と比べて、NMP急冷回収は
一般に、少量のスライムと呼ぶこともある低分子量オリ
ゴマーを含む樹脂を生成する。この一連の実験の出発P
PSは工業プラントから得た5種類のNMP急冷酸洗浄
ポリマーの混合物であった。混合物のフローレートは8
8であった。ポリマーに付随する金属イオンが可及的に
少なくなっていることを確実にするために混合物を17
7℃の酢酸で洗った。得られた酸洗浄PPSはさらに別
の実験では他の洗浄工程を行い、種々の生成PPS樹脂
を用いて、Nordel  5501という商品名で市
販されているEPDMとの配合物をつくった。配合物は
すべて79.6重量パーセント(7)PPS、20重量
パーセントのNordel  5501、および0゜4
重量パーセントの無水マレイン酸を含むように調製した
。変数および試験結果を表■に要約する。 [0039] 【表■】 [0040] 単に酸洗しただけのPPSから調製した配合物の衝撃強
さは、引続いてカチオン変換洗浄を行った配合物より得
た値より遥かに低かった。その他の実験で得られた値よ
りも低かったけれども単に酸処理しただけのPPSから
得た配合物の16というアイゾツト衝撃強さ値は無水マ
レイン酸を用いることなく単に酸洗PPSとEPDMと
を配合しただけの配合物から得られると思われる値より
もまだ高いものであった。 [0041] 表Vのデータはさらに、再洗に続いて水酸化カリウム、
水酸化ナトリウムまたは水酸化カルシウム洗浄を行う場
合には、得られた配合物は配合1の酸洗PPSの値に比
べてわずかに大きいアニール後の衝撃強さ、すなわち1
.6フイート・ポンド/インチに対して2.1.2.7
、および2.7フイート・ポンド/インチを示した。デ
ータからさらに、水酸化ナトリウム洗浄に続く酢酸マグ
ネシウム酢酸カルシウム、または酢酸亜鉛洗浄は著しく
高い衝撃強さ、すなわち8.49.8、および7.7フ
イート・ポンド/インチを示す配合物となるPPSを与
えたことがわかる。さらにこれら3種類のPPS樹脂の
マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛含量は酸および水
酸化ナトリウムと接触しただけの前駆物質樹脂の含量よ
りもすべて著しく高かった。従って、衝撃強さをもっと
も顕著に向上させるためには、カルシウム、マグネシウ
ムまたは亜鉛のような多価カチオンによってナトリウム
イオンが交換されているポリ(フェニレンスルフィド)
樹脂を用いることが望ましいと考えられる。 [0042] 酸洗したPPSに行う一工程の熱水酸化カルシウム洗浄
(すなわち配合物12−7)は高カルシウム含量のPP
S樹脂を与えるけれども該配合物は、最初に水酸化ナト
リウムで洗い、次いでカルシウムカチオン含有水溶液で
洗ったPPSから調製した配合物はどのすぐれた耐衝撃
性の向上は決して示さなかった。1配合物12−7のよ
うに水酸化カルシウム洗浄のみを用いて得られる高カル
シウム含量は主として水への溶解性が低いために洗い落
とされにくい過剰の水酸化カルシウムによるものであろ
う。従って、PPSとマレイン化EPDMとの最高の相
互作用のためには、カルシウムが樹脂にただ付着しては
いるが抽出可能な形をとるのではなくである程度「結合
」している形を有することが必要であろうと立論される
。 [0043] 本実施例においては、重合およびNMP急冷に続いて約
70℃の酢酸カルシウムによる洗浄によって生成した一
連の工業用PPS樹脂を使用した。重合によりわれる。 酸洗によってナトリウムイオンを除去しない場合には、
酢酸カルシウム洗浄工程でナトリウムイオンをさらにカ
ルシウムカチオンと交換することができると考えられる
。本実験においては、分子量の異なる4種類の該PPS
樹脂を用いて配合物を調製した。種々のPPS樹脂のカ
チオン分析およびそれらの樹脂を用いてつくった配合物
の衝撃強さを表VIに要約する。 [0044] ppsロット番号   P88−224  P88−1
05  P88−103  P88−0095Na (
ppm)          108    100 
   96    100Ca (ppm)     
     243    272    248   
 275[0045] 表VIから4種類のカルシウム洗浄PPS樹脂のカルシ
ウム含量は同じようであることがわかる。フローレート
が41ないし73の範囲にある始めの3つの配合物の衝
撃強さは、それよりもフローレートが大きいPPSをベ
ースとする配合物よりも著しく高い。マトリックスのP
PS樹脂が成る「臨界フローレート」を有する場合には
、配合物の耐衝撃性の急激な低下を予想することは妥当
なことであろうと考えられる。しかしそれにもかかわら
ず、無水マレイン酸を使用しない同じPPS樹脂とE 
P DMとの配合物の衝撃強さよりも該配合物の衝撃強
さの方がすぐれているであろうと考えられる。 [0046] (実施例7) 種々のタイプの市販エチレン−プロピレンゴム、すなわ
ちEpsyn7006Epsyn5206、およびVi
stalon719を用いてPP5S組成物を調製した
。Epsyn  EPRは約60重量パーセントのエチ
レンを含むといわれる。Vistalon  EPRは
約75重量パーセントのエチレンを含むといわれる。処
方および得られた試験結果の要約を表VIIに示す。 [0047] 【表VI Il PP5S (a) 硅し/田り変性理鐸 80 79.6 80 79.6 79.6 Vistalon 719 無水マレイン酸 0.4 0.4 0.4 引張強さ(Ksi)   5  5.6 5.7 6.
5 6.4 6.9引張伸び(χ)    6.7 6
.7 6.9 7.8 7.3 8.2[0048] 表VIIから、無水マレイン酸の使用はEPR/PP5
S配合物のノツチ付衝撃強さのみならずノツチなし衝撃
強さをも著しく向上させたことがわかる。引張強さもま
た無水マレイン酸を使用した場合にはすぐれていた。高
エチレン含量のEPRを含む組成物が最高のノツチ付ア
イゾツト衝撃強さを示した。 このように、本発明は目的を遂行し、上記のみならず本
来の結果および利点を得るのにうまく適合する。当業者
によって成分、量等をいろいろに変化させることができ
るけれども、該変化は特許請求の範囲によって定められ
ている本発明の精神の中に含まれる。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂、ポリ
    オレフィンエラストマーおよび無水カルボン酸より成る
    、成形すると改善された衝撃強さを有するポリ(アリー
    レンスルフィド)組成物。
  2. 【請求項2】前記ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂が
    前記組成物中に約20ないし約99重量%の範囲内の量
    で存在し、前記ポリオレフィンエラストマーが約1.0
    ないし約50重量%の範囲内の量で存在し、かつ前記無
    水カルボン酸が約0.01ないし約5.0重量%の範囲
    内の量で存在する請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂が
    ポリ(フェニレンスルフィド)樹脂またはポリ(フェニ
    レンスルフィド/スルホン)樹脂である請求項1または
    請求項2記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記ポリオレフィンエラストマーがエチレ
    ン−プロピレンゴムまたはエチレン−プロピレンターポ
    リマーである請求項1ないし請求項3のいずれか1つの
    項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】前記無水カルボン酸が無水マレイン酸、無
    水ナド酸または前記酸無水物の誘導体である請求項1な
    いし請求項4のいずれか1つの項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】前記樹脂が前記組成物中に約40ないし約
    95重量%の範囲内の量で存在し、前記ポリオレフィン
    エラストマーが、約3.0ないし約40重量%の範囲内
    の量で存在し、かつ前記無水マレイン酸が約0.05な
    いし約2.0重量%の範囲内の量で存在する請求項1な
    いし請求項5のいずれか1つの項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】前記樹脂が前記組成物中に約60ないし約
    90重量%の量で存在し、前記エチレン−プロピレンタ
    ーポリマーが約5ないし約20重量%の範囲内の量で存
    在し、かつ前記無水マレイン酸が約0.1ないし約1重
    量%の範囲内の量で存在する請求項1ないし請求項6の
    いずれか1つの項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】前記組成物中に最高50重量%のガラス補
    強剤を含む請求項1ないし請求項7のいずれか1つの項
    に記載の組成物。
  9. 【請求項9】前記ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂、
    前記ポリオレフィンエラストマーおよび前記無水カルボ
    ン酸の混合物の溶融ブレンドによって調製した請求項1
    ないし請求項8のいずれか1つの項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】前記ブレンドを、前記ポリ(アリーレン
    スルフィド)樹脂の融点を上回る温度で前記混合物を押
    出機に通すことによって実施する請求項9記載の組成物
  11. 【請求項11】前記混合物を約310℃ないし約320
    ℃の範囲内の温度で前記押出機に通す請求項10記載の
    組成物。
  12. 【請求項12】多価金属カチオンを含む請求項1ないし
    請求項11のいずれか1つの項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】前記多価金属カチオンがマグネシウム、
    カルシウムまたは亜鉛を有する請求項12記載の組成物
  14. 【請求項14】ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂が、
    樹脂をプロトン酸で洗い、次いで前記多価金属カチオン
    を含む溶液で洗うことによって調製された請求項12ま
    たは請求項13記載の組成物。
  15. 【請求項15】前記ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂
    をまずプロトン酸で洗い、次にアルカリ金属イオン含有
    溶液で洗い、さらに前記多価金属カチオン溶液で洗う請
    求項14記載の組成物。
  16. 【請求項16】前記アルカリ金属イオンがナトリウムを
    含む請求項15記載の組成物。
  17. 【請求項17】前記プロトン酸が酢酸である請求項14
    ないし請求項16のいずれか1つの項に記載の組成物。
  18. 【請求項18】前記ポリ(アリーレンスルフィド)樹脂
    が、反応混合物からナトリウム含有ポリ(アリーレンス
    ルフィド)樹脂を回収し、次いで該ナトリウム含有ポリ
    (アリーレンスルフィド)樹脂を酢酸カルシウムで洗う
    ことによって調製される請求項13記載の組成物。
  19. 【請求項19】請求項1ないし請求項18のいずれか1
    つの項に記載の組成物から形成した成形物。
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