JPH03291507A - 円筒体の検査装置 - Google Patents

円筒体の検査装置

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JPH03291507A
JPH03291507A JP2093727A JP9372790A JPH03291507A JP H03291507 A JPH03291507 A JP H03291507A JP 2093727 A JP2093727 A JP 2093727A JP 9372790 A JP9372790 A JP 9372790A JP H03291507 A JPH03291507 A JP H03291507A
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は円筒体の周面の外観を検査する円筒体の検査
装置に関する。
「従来の技術」 第3図は本出願人が先に提案した円筒体の検査装置(実
願昭63−89610号の願書に添付した明細書および
図面参照)の構成を示すブロック図である。
第3図において、1は二酸化ウランの核燃料べレット等
の円筒体、2は回転機構であり、円筒体1か載置される
一対のローラ3および4から構成され、ローラ3および
4を同一方向に回転させることにより、円筒体1をその
軸線回りに一定速度で回転させる。
また、5は円筒体1に照明光を照射する光源、6はライ
ンセンサカメラてあり、円筒体1の軸線方向に直線状に
配設された複数の撮像素子(例えば、CCD (Cha
rge Coupled D evice)センサ等)
から構成され、照明光の反射光を受光してラインセンサ
ビデオ信号を出力する。
さらに、7はラインセンサビデオ信号を処理する画像処
理装置である。
画像処理装置7において、8はラインセンサビチオ信号
をディジタル画像に変換するA/D変換器、9はディジ
タル画像を所定の閾値に基づいて2値化画像に変換する
2値化回路である。
10は検査板決定回路であり、2値化画像の円筒体1の
軸方向(以下、X軸方向という)に関する反射光強度分
布(後述する)に基づいて2値化画像から円筒体1の周
面の有効画像範囲、即ち、検査域を決定する。
11は2値化画像に重畳するマスク画像(後述する)を
作成するマスク作成回路、12は判定回路であり、マス
ク画像が重畳された2値化画像の光強度差から円筒体1
の周面の欠陥を検出して、欠陥の個数あるいは面積等が
許容範囲内にあるか否かを判定する。
このような構成において、円筒体1の周面を検査するに
は、光源5から円筒体1に照明光を照射しつつ、円筒体
lを回転機構2によりその軸線回りに定速回転させると
共に、円筒体1の母線における反射光をラインセンサカ
メラ6により逐次撮像する。
これにより、円筒体lの周面が映し込まれたラインセン
サビチオ信号が得られる。このラインセンサビデオ信号
は、A/D変換器8においてディジタル画像に変換され
た後、2値化回路9において所定の閾値より大きい階調
の画素が“白”、小さい階調の画素が“黒”として2値
化され、第4図に示すように、欠陥1aおよび1b並び
に背景画像13が黒”となる2値化画像14に変換され
る。
次に、検査板決定回路10は、2値化画像14のX軸方
向において同位置である画素の全ラインに亙る集合(以
下、画素列という)毎に°“白”の画素の数を求めて全
ライン数で正規化し、第5図(a)に示すように、“白
”強度が大きい程“1”に近付く反射光強度分布を作成
する。
この反射光強度分布は、円筒体1の欠陥1aおよびib
並びに背景画像13を示す“黒″部分が全く存在しない
画素列では“1”を示し、欠陥1aおよび1bを含む画
素列では“1”からやや低(なり、さらに、“白”部分
かほとんど存在しない背景画像13に相当する画素列で
は、極めて“Oパに近付く。
次に、検査板決定回路10は、第5図(a)に示すよう
に、反射光強度分布に所定のスライスレベルを設定した
後、スライスレベルよりも“白”強度か高い範囲を円筒
体1の検査域と決定して出力する。
これにより、マスク作成回路11において、検査域に基
づいて背景画像13を覆うマスク画像15(第5図(b
)参照)が作成され、2値化画像14に重畳される。
これにより、2値化画像14から背景画像13か排除さ
れて有効画像16のみとなるため、判定回路12におい
て、有効画像16中の”黒“部分が欠陥として判定され
、これら欠陥の個数あるいは面積等か所定の判定基準と
比較されて円筒体1の合否か判定される。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上述した従来の円筒体の検査装置において、
マスク作成回路11は、グラフィック処理によりマスク
画像15を作成しているため、画像処理に時間かかかる
という欠点があった。
また、円筒体1の展開された2値化画像14からマスク
画像15を作成し、判定回路12にかけて2値化画像1
4をシリアル処理するため、判定できる欠陥の範囲が限
定されるという欠点かあった。
従って、円筒体1の各種欠陥の検出が迅速に行えないと
いう問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、円筒
体の各種欠陥の検出を迅速に行うことができる円筒体の
検査装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この発明による円筒体の検査装置は、円筒体をその軸回
りに一定速度で回転させる回転手段と、前記円筒体に照
明光を照射する光源と、前記円筒体と対向して配設され
、前記照明光の反射光を受光して前記円筒体の周面のビ
デオ信号を出力する撮像手段と、前記ビデオ信号を予め
設定された2値化レベルに基づいて2値信号に変換する
2値化手段と、前記2値信号の全ラインにおいて同位置
である画素の全ラインに亙る集合毎に、前記2値の一方
の値を持つ画素の数である射影データを記憶する射影デ
ータ採取記憶手段と、前記射影データから前記円筒体の
周面の有効画像部分を通すウィンドウ端を検出確定する
ウィンドウ決定手段と、前記射影データ採取記憶手段と
平行して前記ビデオ信号を二次元ビデオメモリに書き込
み、前記円筒体の展開画像を二次元ビデオ信号として出
力する二次元画像変換記憶手段と、前記二次元ビデオ信
号に前記ウィンドウをかけると共に、前記ウィンドウ外
部を一定輝度しヘルにするゲート手段と、該ゲート手段
を通過したビデオ信号に基づいて前記円筒体の周面の状
態を評価する判定手段とを具備することを特徴としてい
る。
「作用」 この発明によれば、円筒体の周面を検査するには、まず
、光源から円筒体に照明光を照射しつつ、円筒体を回転
手段によりその軸線回りに定速回転させると共に、円筒
体の母線における反射光を撮像手段により逐次撮像する
これにより、撮像手段から円筒体の周面が映し込まれた
ビデオ信号が出力される。このビデオ信号は2値化手段
において2値信号に変換される。
次に、射影データ採取記憶手段は、2値信号の全ライン
において同位置である画素の全ラインに亙る集合毎に、
射影データを記憶する。これにより、ウィンドウ決定手
段は、射影データから円筒体の端部を検出し、ウィンド
ウ端を検出確定する。
一方、二次元画像変換記憶手段は、射影データ採取記憶
手段と平行してビデオ信号を二次元ビテオメモリに書き
込み、円筒体の展開画像を二次元ビデオ信号として出力
する。
そして、ゲート手段は、二次元ビデオ信号にウィンドウ
をかける。また、ゲート手段は、ウィンドウ外部は判定
手段の判定を有効にする一定輝度レベルとする。
これにより、判定手段は、ゲート手段を通過したビデオ
信号に基づいて円筒体の周面の状態を評価する。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の一実施例について説明
する。第1図はこの発明の一実施例による円筒体の検査
装置の構成を示すブロック図であり、この図において、
第3図の各部に対応する部分には同一の符号を付け、そ
の説明を省略する。
第1図において、17は回転機構2を駆動する駆動回路
であり、円筒体1の回転が安定した時にトリガ信号S 
RBを出力する。尚、このトリガ信号SRBは、円筒体
lか図示せぬ搬送装置によって回転機構2に搬送される
速度、即ち、円筒体1の検査速度に対応して1〜5Hz
の周期で出力される。
また、後述するウィンドウ作成回路18およびデインタ
ル二次元画像変換記憶回路22は、このトリガ信号SR
Bに同期して内部のメモリをクリアした後、ラインセン
サビチオ信号S VDの取り込みを開始する。
また、18はウィンドウ作成回路であり、ラインセサカ
メラ6から出力されるラインセンサビデオ信号S VD
を後述するディジタル二次元画像変換記憶回路22が二
次元化処理した映像ビデオ信号S’VDの有効画像を通
すウィンドウを作成する。
ウィンドウ作成回路18において、19はコンパレータ
てあり、予め設定された2値化レベル■L(0〜5V)
に基づいてラインセンサビデオ信号S VDを2値化す
る。即ち、コンパレータ19は、ラインセンサビデオ信
号SVDが2値化レベルVLより高い場合に、”H”レ
ベルの信号を出力し、2値化レヘルVLより低い場合に
、“L”レベルの信号を出力する。
20はラインメモリであり、ラインセンサビチオ信号S
VDから抽出された水平同期信号S SN+およびライ
ンセンサカメラ6から出力されるクロックCKを用いて
生成されるアドレスを入力して、あるアドレスが入力さ
れた時のコンパレータ19の出力信号か”H”レベルの
場合、即ち、そのアドレスに対応した画素か”白”であ
る場合には、そのアドレスに対応した記憶箇所の値が、
先に記憶された値に1か加算された値で更新される。こ
れが予め設定された円筒体1の全周分のラインの数り、
N(0〜512、通常、256,432,480,51
2)行われる。つまり、各画素列毎に”白パの画素の数
が全ラインに亙って合計される。以下、この”白”の画
素の数をX射影データという。
従って、ある画素列が全ラインに亙って”白”である場
合には、その画素列に対応したアドレスの記憶箇所に記
憶されるX射影データの値はライン数と同じ値であり、
ある画素列か全ラインに亙って“黒”である場合には、
その画素列に対応したアドレスの記憶箇所に記憶される
X射影データの値は0″である。
21はウィンドウ決定回路であり、ラインメモリ20に
記憶されたX射影データから円筒体1の端部を検出し、
映像ビデオ信号S ’VDの有効画像を通すウィンドウ
端を検出確定し、ウィンドウ信号Swoを出力する。こ
のウィンドウ信号S WDは、予め設定された境界抽出
開始アドレスAEP(左右路O〜199)、境界抽出値
CAP(左右路1〜512)およびウィンドウ決定用ア
ドレスA−D(0〜99)に基づいて生成される。
さらに、22はラインセンサビデオ信号S VDを入力
して二次元のディジタル画像を作成記憶するディジタル
二次元画像変換記憶回路である。
ディジタル二次元画像変換記憶回路22において、23
はスイッチであり、二次元画像モニタ端子aがコンパレ
ータ19の出力端に接続され、多値画像二次元変換端子
すかA/D変換器8の出力端に接続されている。24は
二次元ビデオメモリであり、ラインセンサビデオ信号S
vDから抽出された水平同期信号S SN+およびライ
ンセンサカメラ6から出力されるクロックCKを用いて
生成されるメモリアドレスに基づいてスイッチ23の共
通端子Cに出現したディジタル画像を記憶する。
25は二次元ビデオメモリ24から読み出されたディジ
タル画像をアナログの映像ビデオ信号s’0に変換する
D/A変換器である。
また、26は映像ビデオ信号S’VDにウィンドウ信号
SWDによるゲートをかけるゲート回路である。尚、ウ
ィンドウ部分以外の画像の輝度レベル(O〜5V)は予
め設定しておく。また、ゲート回路26から出力される
水平同期信号S8□がD/A変換器25に供給されてお
り、D/A変換器25は、この水平同期信号Ss□に同
期して映像ビデオ信号S l VDを出力する。27は
判定回路であり、ウィンドウを通ることによりウィンド
ウ部分以外が一定の輝度レベルにされたビデオ信号SM
ヮDから円筒体1の周面の欠陥を検出して、欠陥の個数
あるいは面積等か許容範囲内にあるか否かを判定する。
さらに、28はケート回路26から出力されるビデオ信
号S MVDを入力して円筒体1の周面の画像を表示す
るモニタである。
このような構成において、この円筒体の検査装置を用い
て円筒体1の周面を検査する動作について説明する。尚
、スイッチ23の共通端子Cは多値画像二次元変換端子
すに接続されているものとする。また、ラインセンサカ
メラ6か撮影する画像は、1ライン512画素て512
ラインであるとする。
まず、図示せぬ搬送装置によって円筒体1かローラ3お
よび4間に載置されると、駆動回路17は、回転機構2
を駆動してローラ3および4を同一方向に回転させる。
これにより、円筒体1は、その軸線回りに回転する。
そして、円筒体1の回転が安定すると、駆動回路17は
、ラインセンサビデオ信号S VDの取り込み開始のた
めのトリガ信号SRBを出力する。これにより、ライン
センサカメラ6は、光源5から円筒体1に照明光を照射
した状態で、円筒体1の母線における反射光を逐次撮像
して円筒体1の周面が映し込まれたラインセンサビデオ
信号SVDを出力する。これにより、ウィンドウ作成回
路18およびティジタルニ次元画像変換記憶回路22は
、トリガ信号Saaに同期してラインメモリ20および
二次元ビデオメモリ24をそれぞれクリアした後、ライ
ンセンサビデオ信号SVDの取り込みを開始する。
次に、ウィンドウ作成回路18内のコンパレータ19は
、トリガ信号S RBが入力されると、予め設定された
2値化レベルVLに基づいてラインセンサビデオ信号S
vDを2値化して出力する。そして、ラインメモリ20
は、水平同期信号S SNIに同期すると共に、クロッ
クCKを用いて生成されるアドレスを入力して、そのア
ドレスのコンパレータ19の出力信号が”H”レベルの
場合に、そのアドレスに対応した記憶箇所の値をインク
リメントする。これを予め設定された円筒体1の全周分
のラインの数D L、(今の場合、512ライン)行う
これにより、ラインメモリ20には、予め設定された全
ライン(今の場合、512ライン)に亙って各画素列毎
に“白”の画素の数か合計されたX射影データが記憶さ
れる(第2図(b)参照)。尚、第2図(b)はX射影
データをアナログ値によって表している。
次に、ウィンドウ決定回路21は、まず、ラインメモリ
20に記憶されたX射影データの両端のアドレス、即ち
、アドレスrOJとアドレスr511」とから予め設定
された境界抽出開始アドレスAEP(例えば、左右共1
0)たけそれぞれ中央よりのアドレスから中央のアドレ
スに向かって、予め設定された境界抽出値CAP(例え
ば、左右共256)以上のX射影データが記憶された記
憶箇所のアドレスをサーチし、それぞれのアドレスに該
当する画素列をワークエラ7とする。
そして、それぞれのワークエツジから予め設定されたウ
ィンドウ決定用アドレスA、(例えば、2゛O)たけ中
央よりのアドレスに該当するそれぞれの画素列をウィン
ドウの両端とし、ウィンドウ信号S WDを生成して出
力すると共に、ウィンドウ作成完了信号SMKを出力す
る。
尚、この時、ワークエツジに関するデータが予め設定さ
れた正常両端位置AE、)(左右O〜512)と、ワー
クエツジ幅WED(0〜512)との範囲に入っている
ことをチエツクし、異常があればTTLレベルの異常信
号SANをウィンドウ作成完了(H号S MEと共に出
力する。これにより、円筒体1の長さやローラ3および
4の上での位置、円筒体1の異常な回転、寸法が異なる
円筒体1、大きな欠陥を持つ円筒体1、形状の異なる円
筒体11.光源5の不良、ウィンドウ信号S。Dのタイ
ミングずれ等をチエツクすることができる。
一方、ディジタル二次元画像変換記憶回路22内のA/
D変換器8は、クロックCKに同期してラインセンサビ
デオ信号SVDをディジタル画像に変換して出力する。
二次元ビデオメモリ24は、水平同期信号SSN+とク
ロックCKとを用いて生成されるメモリアドレスに基づ
いてディジタル画像を書き込む。これにより、二次元ビ
デオメモリ24には二次元のディジタル多値画像が記憶
される。尚、ティジタルニ次元画像変換記憶回路22は
、円筒体1の周面の全周の展開画像が二次元ビデオメモ
リ24に記憶された時点で、フリーズ信号SFLを出力
し、画像の取り込みを中断すると共に、二次元ビデオメ
モリ24からディジタル画像を読み出し、D/A変換器
25によってアナログの映像ビデオ信号S ’VDに変
換して出力する。
これにより、ケート回路26からは、映像ビデオ信号S
 ’VDにウィンドウ信号S wDによるケートがかけ
られると共に、ゲートがかけられた部分が予め設定され
た輝度レベルV。Lにされたビデオ信号S MVDが出
力される。
従って、円筒体1の周面の検査有効画像かモニタ29に
表示され、また、判定回路27は、ビデオ信号SMvD
を入力すると共に、ウィンドウ作成完了信号S MKお
よびフリーズ信号SFLを入力すると、ビデオ信号S 
MVDを処理して有効画像中の“黒“部分を欠陥として
判定し、これら欠陥の個数あるいは面積等を所定の判定
基準と比較して円筒体1の合否を判定する。
以上説明した動作かトリガ信号SRBの周期毎に繰り返
される。
尚、スイッチ23の共通端子Cを二次元画像モニタ端子
aに接続してコンパレータ19の出力信号を二次元ビデ
オメモリ24に一時記憶した後、読み出してD/A変換
器25においてアナログの映像ビデオ信号S ’VDに
変換してゲート回路26を通過させることにより、モニ
タ29にフンパレータ19において2値化された画像を
直接表示することかてきる。
また、ラインメモリ20に記憶されたX射影データを処
理することにより、比較的検知しやすい欠けやボア、あ
るいは、割れなとの存在を簡単に検知することかできる
さらに、円筒体1の周面の境界付近のX射影データを評
価することにより、検査中の円筒体1の回転ブレや端面
付近の周面のでき具合を推定したり、機器の異常を感知
することができる。
尚、ケート回路26において、ゲートかかけられた部分
の輝度レベルVWLを設定するようにしたのは、以下に
示す理由による。
即ち、ケートかかけられた部分は、通常、黒レベルにな
ったり、余分な信号か入ったりするので、この部分を判
定回路27においてカットするにとどまらず、有効画像
の中から種々の欠陥を抽出する時の邪魔にならないよう
な輝度レベルに強制的にするためである。
例えば、円筒体1の周面の正常な画像の輝度レベルが1
00〜150てあり、欠陥の輝度レベルが100以下で
あり、混入している金属の輝度レベルが200以上であ
る場合には、この部分の輝度レベルを125に設定する
また、ウィンドウ決定回路21において、ウィンドウ信
号S WDを生成する際に、予め設定された境界抽出開
始アドレスAEP、境界抽出値CAPおよびウィンドウ
決定用アドレスAwpを用いたのは、以下に示す理由に
よる。
即ち、二次元ビデオメモリ24に記憶されているディジ
タル画像は、第2図(a)に示す2値化画像で明瞭なよ
うに、円筒体1の周面の両端がギザキザになっているた
め、判定回路27における判定をより正確なものにする
ためである。
尚、上述した一実施例においては、ゲート回路26にお
いてアナログの映像ビデオ信号S ’VDをウィンドウ
信号Swoによってゲートした例を示したが、二次元ビ
デオメモリ24からディジタル画像を読み出す際に、読
み出すデータを制限するようにしてもよい。
また、上述した一実施例は、ウィンドウ作成回路18に
おいてX射影データだけを求めた例を示したが、同様な
処理によってY射影データを求めてもよい。これにより
、X射影データおよびY射影データを処理して比較的検
知しやすい欠陥等を簡単に検知することができる。
また、上述した一実施例においては、この発明を核燃料
ペレットの外観検査に適用した例を示したが、他の円筒
体の外観検査に適用しても非常に効果があり、高速で高
分解能の検査装置を実現することかできる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、従来処理時間
のかかっていたウィンドウ決定が展開画像が得られると
同時に完了し、画像が判定手段に入力される時にウィン
ドウがかけられるようになるので、本来の欠陥の判定に
かける時間をフルに確保することができるという効果か
ある。
また、判定手段へは検査領域に限った多値画像が渡され
るため、種々の欠陥抽出ができるという効果が得られる
従って、円筒体の各種欠陥の検出を迅速に行うことがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による円筒体の検査装置の
構成を示すブロック図、第2図(a)は2値化画像の一
例を示す図、第2図(b)はX射影データの一例を示す
図、第3図は従来の円筒体の検査装置の構成例を示すブ
ロック図、第4図は2値化画像14の一例を示す図、第
5図(a)は反射光強度分布の一例を示す図、第5図(
b)はマスク画像16の一例を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円筒体をその軸回りに一定速度で回転させる回転手段と
    、 前記円筒体に照明光を照射する光源と、 前記円筒体と対向して配設され、前記照明光の反射光を
    受光して前記円筒体の周面のビデオ信号を出力する撮像
    手段と、 前記ビデオ信号を予め設定された2値化レベルに基づい
    て2値信号に変換する2値化手段と、前記2値信号の全
    ラインにおいて同位置である画素の全ラインに亙る集合
    毎に、前記2値の一方の値を持つ画素の数である射影デ
    ータを記憶する射影データ採取記憶手段と、 前記射影データから前記円筒体の周面の有効画像部分を
    通すウィンドウ端を検出確定するウィンドウ決定手段と
    、 前記射影データ採取記憶手段と平行して前記ビデオ信号
    を二次元ビデオメモリに書き込み、前記円筒体の展開画
    像を二次元ビデオ信号として出力する二次元画像変換記
    憶手段と、 前記二次元ビデオ信号に前記ウィンドウをかけると共に
    、前記ウィンドウ外部を一定輝度レベルにするゲート手
    段と、 該ゲート手段を通過したビデオ信号に基づいて前記円筒
    体の周面の状態を評価する判定手段とを具備することを
    特徴とする円筒体の検査装置。
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