JP2020071106A - 外観検査方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】測定対象物の外観を検査する外観検査方法を提供する。【解決手段】外観検査方法は、検査対象画像における対象領域を特定する対象領域特定ステップと、特定した対象領域に含まれる欠陥を検出する欠陥検出ステップと、検出した欠陥の数を計数する欠陥計数ステップと、計数された欠陥の数に基づき検査対象画像に写る対象物の合否を判定する判定ステップとを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、測定対象物を撮像して得られた画像に基づき、測定対象物の外観を検査する外観検査方法及びプログラムに関する。
画像測定機は、測定対象物(以下「ワーク」という。)の画像を撮像し、当該画像を解析して、画像内に含まれるエッジの点群を抽出し、抽出されたエッジの点群から近似される直線、円、多角形等の幾何的形状の距離、傾き、径、幅などを評価する装置である。抽出されたエッジの点群から幾何的形状を近似により求める際に、近似のもとになるエッジの点群の中に他の点とは大きく離れた点が含まれる場合、実際のワーク形状によりフィットした幾何形状を得るために、異常点を除外して幾何学形状を求めるという処理がしばしば行われている。そして、近似により求められた幾何学形状の評価は、設計データ等により定められる理想的な幾何学形状との対比により行われる。
特開2011−185888号公報
このように、従来の画像測定機は、異常点を無視して近似を行って得た幾何学形状を評価するものであったため、例えば、ワークの微細な欠け、変形、バリ、汚れ等のような、近似された幾何学形状から外れている欠陥部分に着目したいわゆる外観検査に適用することができなかった。
上記の課題に鑑み、本発明は、画像測定機で実施できる外観検査方法、およびこのような外観検査方法を実現するプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決すべく本発明に係る外観検査方法は、検査対象画像における対象領域を特定する対象領域特定ステップと、特定した対象領域に含まれる欠陥を検出する欠陥検出ステップと、検出した欠陥の数を計数する欠陥計数ステップと、計数された欠陥の数に基づき検査対象画像に写る対象物の合否を判定する判定ステップとを備えることを特徴とする。
(2)本発明では、欠陥検出ステップは、対象領域に含まれるエッジを抽出するステップと、抽出したエッジを基準とするマスタ画像におけるエッジと比較して欠陥を検出するステップとを有するとよい。
(3)複数の検査対象画像に対し外観検査方法を適用する場合において、マスタ画像は複数の検査対象画像のうち最初に外観検査方法が適用された画像とするとよい。(4)また、マスタ画像は複数の検査対象画像のうち直前に外観検査方法が適用された画像としてもよい。(5)あるいは、マスタ画像は複数の検査対象画像のうち、直前に外観検査方法が適用された結果合格と判定された画像としてもよい。
(6)上記課題を解決すべく本発明に係るプログラムは、コンピュータに上記いずれかに記載の外観検査方法を実行させることを特徴とする。
画像測定機100の構成を示す斜視図である。 撮像ユニット120の構成をステージ100とともに示す模式図である。 位置取得手段110の構成を示すブロック図である。 コンピュータ本体141の構成を示すブロック図である。 画面表示の例を示す図である。 外観検査画面の一例を示す図である。 外観検査の手順を示すフローチャートである。 外観検査画面の一例を示す図である。 外観検査画面の一例を示す図である。 外観検査画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、画像測定機1の構成を示す斜視図である。画像測定機1は、ステージ100と、位置取得手段110と、撮像ユニット120と、リモートボックス130と、コンピュータシステム140と、を備える。
ステージ100は、その上面が水平面となるように配置され、当該上面にワーク(測定や検査の対象物)Wが載置される。ステージ100の上面のうち少なくともワークWが載置される部分は、ガラス等の光を透過する素材で形成される。ステージ100は、図示されていないX軸駆動モータおよびY軸駆動モータにより駆動され、水平面と平行なX軸方向及びY軸方向に移動可能とされる。各軸の駆動モータに対する駆動制御信号は、後述のリモートボックス130やコンピュータシステム140から各軸の駆動モータへと与えられる。
図2は、撮像ユニット120の構成をステージ100とともに示す模式図である。撮像ユニット120は、光学系122、撮像手段124、および光源126を備える。光学系122は、例えば複数のレンズ及び絞りを組み合わせてテレセントリック光学系を構成する。テレセントリック光学系では主光線が平行光とみなせるため、撮像した画像内における寸法がZ軸方向(高さ方向)の位置に依存しない。このため、起伏(例えば段差や孔部等)があるワークWを測定するのに好適である。光源126は、ワークWの画像を撮像する際にコンピュータシステム140による制御の下、少なくともワークWの撮像される部分に光を照射する。本実施形態では、光学系122を介してワークWに対し上方(つまり撮像手段124側)から光を照射する落射照明用の光源126a、及びワークWに対し下方(つまりステージ100の裏側)から光を照射する透過照明用の光源126bを備える。撮像手段124は、例えばCCD、CMOS等の二次元イメージセンサである。撮像手段124の受光面には、光学系122によってワークWの像が結像される。撮像手段124は、当該結像された像を撮像して、所定のフォーマットの画像データを出力する。この画像データには、画像を構成する画素の情報の他、少なくとも画像の撮影順を示すインデックスが含まれる。撮像ユニット120は、撮像手段124が出力する画像信号を、コンピュータシステム140に送信する。コンピュータシステム140と撮像ユニット120とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)のような汎用の通信規格にて接続される。また、撮像ユニット120は1枚(1フレーム)の画像の撮像を完了するタイミングでトリガ信号をラッチ手段118に出力する。
撮像ユニット120は、図示されていないZ軸駆動モータにより駆動され、Z軸方向(すなわちステージ100の上面に垂直な方向)に移動可能とされる。撮像ユニット120のZ軸方向の位置を調整することにより、ピント調整が行われる。Z軸駆動モータに対する駆動制御信号は、後述のリモートボックス130やコンピュータシステム140から与えられる。
図3は、位置取得手段110の構成を示すブロック図である。位置取得手段110は、X軸エンコーダ112、Y軸エンコーダ114、Z軸エンコーダ116、及びラッチ手段118を備える。
X軸エンコーダ112は、ステージ100のX軸方向の位置座標を測定し出力する。Y軸エンコーダ114は、ステージ100のY軸方向の位置座標を測定し出力する。Z軸エンコーダ116は、撮像ユニット120のZ軸方向の位置座標を測定し出力する。各エンコーダは、目盛が刻まれたスケールとスケールの目盛を読み取るスケール読み取り部とを備える。スケールは各軸に沿ってステージ100や撮像ユニット120の可動部分に取り付けられる。一方、スケール読み取り部は、非可動部分に配置される。
ラッチ手段118は、カウンタ118aとバッファ118bとを備える。カウンタ118aは外部からトリガ信号(例えばパルス信号)が供給されると、カウント値を1増加させる。なお、カウンタ118aの値は、コンピュータシステム140の指示に基づき適宜リセットされる。バッファ118bは複数のアドレスの記憶領域を有し、トリガ信号が供給されたタイミングで、カウンタ118aのカウント値に応じたアドレスの記憶領域に、各軸のエンコーダの出力値をラッチし、記憶する。トリガ信号は、例えば撮像手段124から、1枚の画像の撮像が完了するタイミングで供給されるようにするとよい。ラッチ手段118が保持する各軸の位置座標は、アドレス値(つまりカウント値)と対応付けられて、適宜、コンピュータシステム140に取り込まれる。コンピュータシステム140とラッチ手段118とは、例えばUSB(Universal Serial Bus)のような汎用の通信規格にて接続される。画像データと位置座標はそれぞれ別々にコンピュータシステム140に取り込まれるが、画像データには撮像順を示すインデックスが付され、位置座標には撮像順を示すカウント値が付されるため、非同期でコンピュータシステム140に取り込まれたとしても、取り込み後に対応付けることが可能である。
図1に戻ると、リモートボックス130は、ステージ100および撮像ユニット120の位置を設定するための操作手段であり、操作者による操作に応じて、有線または無線の通信によりX軸駆動モータ、Y軸駆動モータ、およびZ軸駆動モータに対する駆動制御信号を送信する。リモートボックス130は、ジョイスティック132とジョグシャトル134を備える。ジョイスティック132は、ステージ100は、ステージ100の位置を設定するための操作入力手段であり、リモートボックス130は、ジョイスティック132の傾斜方向に応じて、ステージ100をX軸方向及びY軸方向に移動させるための駆動制御信号を送信する。ジョグシャトル134は、撮像ユニット120のZ軸方向位置を設定するための操作入力手段であり、リモートボックス130は、ジョグシャトル134の回転方向、回転量、及び回転速度等に応じて、撮像ユニット120をZ軸方向に移動させるための駆動制御信号を送信する。
コンピュータシステム140は、コンピュータ本体141、キーボード142、マウス143及びディスプレイ144を備える。図4は、コンピュータ本体141の構成を示すブロック図である。コンピュータ本体141は、制御の中心をなすCPU40と、記憶部41と、ワークメモリ42と、インタフェース(図4において「IF」と示す。)43、44と、ディスプレイ144での表示を制御する表示制御部45とを備える。
キーボード142又はマウス143から入力されるオペレータの指示情報は、インタフェース43を介してCPU40に入力される。インタフェース44は、撮像ユニット120およびステージ100と接続され、撮像ユニット120およびステージ100に対しCPU40からの各種制御信号を供給し、撮像ユニット120およびステージ100から各種のステータス情報や測定結果を受信してCPU40に入力する。
表示制御部45は、ディスプレイ144に撮像ユニット120で撮像した画像を表示する。また、表示制御部45は、撮像ユニット120により撮像した画像の他、画像測定機1への制御指示を入力するためのインタフェースや撮像した画像を解析するためのツールのインタフェース等をディスプレイ144に表示する。
ワークメモリ42は、CPU40の各種処理のための作業領域を提供する。記憶部41は、例えばハードディスクドライブやRAM等により構成され、CPU40により実行されるプログラム、撮像ユニット120で撮像して得られた画像データ等を格納する。
CPU40は、各インタフェースを介した各種入力情報、オペレータの指示や記憶部41に格納された測定定義プログラム(パートプログラム)等に基づいて、撮像ユニット120、X軸駆動モータ、Y軸駆動モータ、Z軸駆動モータ等を制御し、撮像ユニット120の移動経路の設定、及び移動速度や露光時間の調整、光源126の光量の調整、撮像ユニット120による二次元画像の撮像、複数の部分画像を貼り合わせるイメージステッチ処理、撮像して得られた全体画像の解析等の各種の処理を実行する。
以下では、上述の画像測定機1を用いて行う測定について説明する。
〔基本的な画像測定〕
はじめに、オペレータによるジョイスティック132の操作またはコンピュータシステム140による制御により、ワークWが撮像視野内に入るようステージ100を移動する。そして、ワークWにピントが合うよう、撮像ユニット120のZ軸方向位置を調節する。ピントをワークWに合せた後、撮像手段124により測定用の画像を撮像する。このとき、撮像した画像とともに、X軸エンコーダ112およびY軸エンコーダ114が出力するステージ100の座標が、コンピュータシステム140に取り込まれ、記憶部41に格納される。具体的には、撮像手段124が1枚の画像の撮像を完了するタイミングでラッチ手段118に対するトリガ信号となるパルスを出力する。ラッチ手段118は、当該パルスの立ち上がり遷移のタイミングで(つまり、画像の撮像完了とほぼ同時に)、各軸の位置座標をラッチし保持する。コンピュータシステム140は、撮像手段124から画像信号を取り込むとともに、ラッチ手段118から画像を撮像したときの位置座標を取りこみ、両者を対応付けて記憶する。
コンピュータシステム140は、得られた測定用の画像を、当該画像を解析するための測定ツールのインタフェースとともに、ディスプレイ144に表示する。図5は、画面表示の例を示す図である。この画面表示は、コンピュータシステム140のCPU40で実行されるプログラム(測定用アプリケーションソフトウェア)によってディスプレイ144に映し出される。
図5に示すように、プログラムの実行によってディスプレイ144にはメインウィンドウMWが表示される。また、メインウィンドウMWの中には複数のウィンドウ(第1ウィンドウW1〜第8ウィンドウW8)が表示される。メインウィンドウMWの上側には、メニューや各種操作及び設定のためのアイコンも表示される。なお、本実施形態では一例として8つのウィンドウを表示する例を示すが、必要に応じて8つ以外のウィンドウを表示してもよいし、ウィンドウの分割・統合・用途に応じた省略をしてもよい。また、各ウィンドウのレイアウトはオペレータの操作によって自由に変更することができる。
第1ウィンドウW1には、撮像ユニット120で取り込んだワークWの画像WGが表示される。オペレータは、例えばマウス143やリモートボックス130のジョイスティック132を操作することで第1ウィンドウW1に表示させるワークWの画像WGの位置を調整することができる。また、オペレータは、例えばマウス143によるアイコンの選択によって、ワークWの画像WGを拡大・縮小することもできる。
第2ウィンドウW2には、オペレータによって選択可能な測定ツールのアイコンが表示される。測定ツールのアイコンは、ワークWの画像WGから測定ポイントを指定するための指定方法に対応して設けられている。測定ツールの具体例としては、直線のエッジ検出ツール、円形のエッジ検出ツール等が挙げられる。
第3ウィンドウW3には、オペレータによって選択可能なファンクションのアイコンが表示される。ファンクションのアイコンは、測定方法ごとに設けられている。例えば、1点の座標を測定する方法、直線の長さを測定する方法、円形を測定する方法、楕円形を測定する方法、角穴を測定する方法、長穴を測定する方法、ピッチを測定する方法、2つの線の公差を測定する方法などである。コンピュータシステム140は、オペレータの選択に従い、直線の長さ、直線間の距離、円の径などの寸法の測定や、真直度、真円度、平行度等の理想的な幾何形状からのずれ(狂い)の評価を行う。
第4ウィンドウW4には、測定に関する操作手順を表すガイダンスが表示される。
第5ウィンドウW5には、撮像ユニット120からワークWに照射する照明をコントロールするための各種スライダが表示される。オペレータは、このスライダを操作することで、ワークWに対して所望の照明を当てることができる。
第6ウィンドウW6には、ステージ100のXY座標値が表示される。第6ウィンドウW6に表示されるXY座標値は、所定の原点に対するステージ100のX軸方向の座標及びY軸方向の座標である。
第7ウィンドウW7には、公差判定結果が表示される。すなわち、第7ウィンドウW7には、公差の判定を行うことができる測定方法を選択した場合に、その結果が表示される。
第8ウィンドウW8には、測定結果が表示される。すなわち、第8ウィンドウW8には、所定の演算によって測定結果を得る測定方法が選択された場合に、その測定結果が表示される。なお、第7ウィンドウW7の公差判定結果及び第8ウィンドウW8の測定結果の表示の詳細は図示を省略する。
〔外観検査の画面〕
本実施形態の画像測定機1では、コンピュータシステム140のCPU40で実行されるプログラム(測定用アプリケーションソフトウェア)は、上記のような基本的な画像測定に加え、ワークWの微細な欠け、変形、バリ、汚れ等といった欠陥に着目したいわゆる外観検査を行う機能を提供する。
図6は、外観検査用の画面(以下、外観検査画面という)の一例を示している。外観検査画面は、画像ペインP1、フィルムストリップペインP2、測定結果表示ペインP3、及びコントロールペインP4で構成される。外観検査画面は後述する画像処理及び欠陥判定のアルゴリズム毎に異なるタブとして設けられてもよいが、この場合においても各タブは、それぞれ画像ペインP1、フィルムストリップペインP2、測定結果表示ペインP3、及びコントロールペインP4で構成される。
画像ペインP1は、外観検査の対象とする画像を表示する領域である。この画像ペインP1に表示された画像に対し、コントロールペインP4で設定する条件にて画像処理及び欠陥判定が行われる。
画像ペインP1上でマウスのドラッグ操作を行うと、ドラッグの始点と終点を結ぶ線分を対角線とする矩形の領域を、表示している画像に対して欠陥判定を行う領域として指定することができる。このドラッグ操作を行うと、画像ペインP1には指定された矩形の領域の輪郭を示す領域ツールが、画像に重畳して表示される。領域ツールはクリックにより選択することができ、選択により表示されるハンドルをドラッグすることによりサイズを変更することができる。また選択状態においてキーボードのDELキーを押下する操作により領域ツールを削除することもできる。
フィルムストリップペインP2は、外観検査を行うために読み込んだ画像をサムネイル形式で表示する領域である。フィルムストリップペインP2に表示されている画像の1つをダブルクリックすると、当該画像が画像ペインP1に表示され、画像処理及び欠陥判定の対象となる。画像を読み込んだ直後の初期状態では、所定の画像(例えば名前順、保存日時順等でソートしたときに先頭となる画像)がフィルムストリップペインP2において選択状態となり、画像ペインP1に表示される。
画像ペインP1で処理・判定した画像に欠陥がある場合は、フィルムストリップペインP2における当該欠陥が見つかった画像にハッチングHを付し、欠陥の見つかっていない画像と容易に識別可能とする。このとき、ハッチングの態様を欠陥の数に応じて異ならせるとよい。例えば、処理した画像に欠陥があり、その数が所定数以上の場合、フィルムストリップペインP2における当該画像に赤でハッチングを付し、処理した画像に欠陥があるが、その数が一定数未満の場合、フィルムストリップペインP2における当該画像に橙でハッチングを付すといったようにするとよい。また、ハッチングの態様の境界となる所定数は、後述のコントロールペインP4にて設定可能とするとよい。
測定結果表示ペインP3は、画像ペインP1に表示されている画像に欠陥が見つかった場合に欠陥の情報を表示する領域である。欠陥が複数ある場合には、全ての欠陥の情報が一覧形式で表示される。測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示されている欠陥の情報がクリックされると、当該欠陥の情報を画像内における当該欠陥と関連付けられた態様で画像ペインP1に表示する。具体的には、画像ペインP1に表示された画像に重畳して欠陥とされた領域Dを囲う図形(例えば欠陥の輪郭線、欠陥を内包する矩形等)を表示するとともに、当該図形に対し吹き出しを設けて欠陥の情報を表示するとよい。
コントロールペインP4は、画像ペインP1に表示されている画像に対して行う画像処理や欠陥判定の条件を設定するためのユーザインタフェースが表示される領域である。また、コントロールペインP4には、上記のユーザインタフェースに加え、画像ペインP1に表示されている画像に対応するワークWの総合的な良否を示す総合判定が表示される。
コントロールペインP4にて提供されるユーザインタフェースにより、画像処理のパラメータ(例えば、二値化を行う場合の閾値、輝度値反転の有無等)、エッジ検出のパラメータ(例えば、エッジとみなす輝度変化量の閾値等)、欠陥判定のパラメータ(例えば、許容される欠陥サイズ(幅、高さ、面積等)の上限値等)、及び1枚の画像に許容される欠陥数の上限値等が設定可能とされる。ユーザインタフェースは、数値を直接入力する形式のほか、スライダバー、スイッチ等のGUI(Graphical User Interface)コントロールとして提供されてもよい。
総合判定は、画像ペインP1に表示されている画像に対応するワークWの総合的な判定結果を示す。例えば、判定結果が合格(OK)の場合には、判定結果表示領域R1を黄緑色とするとともに「OK」と表示し、判定結果が不合格(NG)の場合には、判定結果表示領域を赤色とするとともに「NG」と表示する、といったように判定結果を視覚的に認識しやすくするとよい。判定の基準は任意であるが、例えば、1つのワークWに対して複数の画像が得られている場合、これら複数の画像のうち1枚でも許容されないサイズの欠陥が許容数を超えて検出されている場合には、当該ワークW自体の検査結果が不合格(NG)とするとよい。さらに、各画像内で検出された許容されないサイズの欠陥の数が許容数を超えていない場合でも、1つのワークWに対応する複数の画像で検出された欠陥の数の合計値が許容数を超える場合には、当該ワークWの検査結果が不合格(NG)としてもよい。
〔外観検査の流れ〕
続いて、図7に示すフローチャートを参照して、外観検査の手順を説明する。なお、以下の説明において、処理の主体に特に言及がない場合、コンピュータシステム140のCPU40で実行されるプログラムが主体であるものと理解されたい。
外観検査を開始するに先立ち、ユーザはプログラム(測定用アプリケーションソフトウェア)において外観検査を行うためのメニューを選択する。これに応じて、ディスプレイ144には外観検査画面が表示される。続いてプログラムは、ユーザに外観検査の対象とする1以上の画像を指定するようユーザに促す。これに応じてユーザが画像ファイルを指定すると、画像ファイルが読み込まれ、読み込まれた全ての画像がフィルムストリップペインP2に表示されるとともに、先頭の画像が画像ペインP1に表示される。ここで、読み込まれたすべての画像には、それぞれ対応するワークWを識別する情報が付加情報として記録されているものとする。あるいは、ワークWを識別する情報を付加情報として記録せず、一括して読み込むよう指定された複数の画像は同じワークWについての画像であるものとして扱うようにしてもよい。
画像ペインP1に表示されている画像が外観検査の対象になるところ、先頭の画像以外の画像についてユーザが外観検査を希望する場合、ユーザがフィルムストリップペインP2において希望の画像をダブルクリックすることで、当該希望の画像を画像ペインP1に表示させることができる。このようにして外観検査の対象とする画像が画像ペインP1に表示された状態で、外観検査が開始される。
外観検査が開始されると、はじめにプログラムは、ユーザによる各種条件の設定を受け付ける(ステップS100)。具体的には、画像処理及び欠陥判定のアルゴリズムに対応するタブの選択、画像処理のパラメータ(二値化の閾値等)の設定、欠陥判定のパラメータ(許容される欠陥の幅、高さ、面積等)の設定、許容欠陥数の設定等を受け付ける。なお、これらの設定は、任意のタイミングで変更することも可能とされる。
続いて、欠陥を検出する対象領域が特定される(ステップS110)。対象領域の特定方法は任意である。例えば、ユーザの操作により領域ツールを用いて対象領域を指定してもよいし、エッジ抽出により抽出されたエッジにより仕切られた領域を自動的に対象領域として特定してもよい。あるいは、画像内に含まれる特定の形状や位置の領域を対象領域として特定してもよい。
続いて、ステップS100で設定された画像処理のパラメータに基づき画像処理が実施される(ステップS120)。画像処理は画像全体に対して適用されてもよいし、対象領域にのみ適用されてもよい。ここで行われる画像処理としては、例えば、明暗の反転、ノイズ除去、二値化等が挙げられるが、欠陥の形状やサイズを特定しやすくするために画像は最終的に二値化されるものとする。
次に、ステップS120で処理され二値化された画像において、対象領域内で黒(つまり画素の値が0)の領域が欠陥として検出される(ステップS130)。黒の領域が複数ある場合には、それぞれが別の欠陥として検出される。このとき、プログラムは、検出された欠陥をユーザが認識し易くするための画面表示を行う。すなわち、画像ペインP1に表示された画像に重畳して欠陥とされた領域Dを囲う図形(例えば欠陥の輪郭線、欠陥を内包する矩形等)を表示する。また、測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示されている欠陥の情報がクリックされると、当該図形に対し吹き出しを設けて欠陥の情報を表示する。
続いて、ステップS130にて検出した欠陥のそれぞれについて、ステップS100で設定した欠陥判定のパラメータと照らし合わせて、許容されるサイズを超えるか否かを判定し、許容されるサイズを超える欠陥の数を計数する(ステップS140)。そして、許容されるサイズを超える欠陥の数をステップS100で設定した許容欠陥数と比較し、比較結果に応じて当該画像についての合否判定を行う(ステップS150)。
また、測定用アプリケーションソフトウェアは、検出された欠陥の数及び許容欠陥数との比較結果に応じて、欠陥の検出状況をユーザが認識し易くするための画面表示を行う(ステップS160)。すなわち、検出された欠陥の数が許容欠陥数を超える場合、フィルムストリップペインP2におけるこの画像について、赤色等の目立つ色でハッチングを付す。また、検出された欠陥の数はゼロでないものの許容欠陥数を超えていない場合、フィルムストリップペインP2におけるこの画像について、許容欠陥数を超える場合に付すハッチングと比べ目立ちにくい色(例えば橙)でハッチングを付す。また、欠陥が検出されなかった場合には(検出数0)、フィルムストリップペインP2におけるこの画像にはハッチングを付さない。このようにして付されたハッチングは、当該画像に対する外観検査を終えた後もその状態が維持される。したがって、ユーザは外観検査を終えた複数の画像について、欠陥の検出状況を一目で認識することができる。
続いて、ステップS150にて行った当該画像についての合否判定に加え、当該画像に対応するワークWについての総合判定を行う(ステップS160)。この総合判定は、当該画像と同じワークWの別の画像における検出された欠陥数や合否判定の結果を集約して行われる。例えば、1枚でも合否判定の結果が不合格の画像がある場合や、個々の画像内で検出された許容されないサイズの欠陥の数が許容数を超えていないものの、各画像で検出された欠陥数の合計値が許容数を超える場合には、当該画像に対応するワークWの検査結果を不合格とするとよい。
以上により、1枚の画像に対する外観検査を終了する。その後も読み込んだ全ての画像について、対象を適宜選択しつつ外観検査が行われる。
〔画像処理及び欠陥判定のアルゴリズムの具体例〕
続いて、画像ペインP1に表示されている画像に対して行われる画像処理及び欠陥判定のアルゴリズムの具体例を説明する。
[例1:Binarization]
「二値化(Binarization)」は、画像内における所定の領域内に含まれる欠陥を検出するアルゴリズムである。前掲の図6に示すように、「二値化」のアルゴリズムのタブを選択すると、設定パラメータとして、二値化の閾値(Brightness Threshold)、許容される欠陥のサイズ(Allowable defect size;幅、高さ、面積)、許容欠陥数(Allowable defect number)がコントロールペインP4にて設定可能とされる。適宜パラメータを設定し、フィルムストリップペインP2において外観検査の対象とする画像を選択すると、欠陥対象領域として画像中央部の面取り四角形の内部が対象領域として特定される。
そして、当該対象領域内が閾値に応じて二値化され、二値化の結果黒色となった領域が欠陥として検出される。検出された欠陥について、画像ペインP1に表示された画像に重畳して欠陥とされた領域Dを囲う輪郭線と欠陥を内包する矩形を表示する。また、検出された欠陥の情報を測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示する。検出された欠陥について、許容されるサイズを超えるものの数が計数される。この計数値に応じて、フィルムストリップペインP2の当該画像にハッチングが付される。また、計数値が許容欠陥数を超える場合、当該画像に対応するワークは不合格とされる。
[例2:Area]
「エリア(Area)」は、画像内で抽出されたエッジにて仕切られた領域内に含まれる欠陥を検出するアルゴリズムである。図8に示すように、「エリア」のアルゴリズムのタブを選択すると、設定パラメータとして、二値化の閾値(Brightness Threshold)、輝度値の反転(Defective in the dark)、エッジとみなす変化量の閾値(Amount of change considered as an edge)、許容される欠陥のサイズ(Allowable defect size;幅、高さ、面積)、許容欠陥数(Allowable defect number)がコントロールペインP4にて設定可能とされる。適宜パラメータを設定し、フィルムストリップペインP2において外観検査の対象とする画像を選択すると、画像ペインP1に選択した画像が表示される。
画像ペインP1に表示された画像に対し、領域ツールによりエッジ検出をする領域を設定する。すると、設定した領域内に存在するエッジが抽出される。このエッジをフィッティングした直線によって画像が2つの領域に仕切られる。この2つの領域のうち明るい側の領域が対象領域として特定される。なお、暗い側の領域を対象領域としたい場合には、輝度値の反転を設定して明暗を逆転させる。
そして、対象領域内が二値化の閾値に応じて二値化され、二値化の結果黒色となった領域が欠陥として検出される。検出された欠陥について、画像ペインP1に表示された画像に重畳して欠陥とされた領域Dを囲う輪郭線と欠陥を内包する矩形を表示する。また、検出された欠陥の情報を測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示する。検出された欠陥について、許容されるサイズを超えるものの数が計数される。この計数値に応じて、フィルムストリップペインP2の当該画像にハッチングが付される。また、計数値が許容欠陥数を超える場合、当該画像に対応するワークは不合格とされる。
また、当該画像における計数値が許容欠陥数を超えない場合であっても、同じワークにおける別の部位が写った画像についての計数値との合計がワーク全体としての許容欠陥数を超える場合には、当該ワークを不合格とする総合判定をするとよい。例えば、図8の例では、円形のワークの縁部が複数の画像に分けて撮像されており、これらの画像がフィルムストリップペインP2に表示されている。これらの画像についての計数値を集約して、ワーク全体としての欠陥数の計数値を求め、ワーク全体についての許容欠陥数と対比して総合判定が行われる。
[例3:Comparison]
「比較(Comparison)」は、画像内でエッジを抽出し、この抽出したエッジ位置を基準とするマスタ画像におけるエッジ位置と比較して欠陥を検出するアルゴリズムであり、エッジ部に生じる欠陥(欠け、バリ等)の検出に好適に用いられる。図9に示すように、「比較」のアルゴリズムのタブを選択すると、設定パラメータとして、検出されたエッジ全体としてのマスタ画像のエッジからの誤差の閾値(Master Threshold)、エッジとみなす変化量の閾値(Amount of change considered as an edge)、許容される欠陥のサイズ(Allowable defect size;長さ(連続画素数)、深さ(マスタ画像でのエッジからの誤差)、許容欠陥数(Allowable defect number)がコントロールペインP4にて設定可能とされる。適宜パラメータを設定し、フィルムストリップペインP2において外観検査の対象とする画像を選択すると、画像ペインP1に選択した画像が表示される。
画像ペインP1に表示された画像に対し、領域ツールによりエッジ検出をする領域を設定する。「比較」のアルゴリズムでは、このとき設定する領域が対象領域となる。対象領域を設定すると、プログラムは対象領域内に存在するエッジを抽出する。そして、抽出したエッジをマスタ画像で抽出されたエッジと対比して、ずれのある部分を欠陥として検出する。そして、検出された欠陥の情報を測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示する。検出された欠陥について、許容されるサイズ(長さ・深さ)を超えるものの数が計数される。この計数値に応じて、フィルムストリップペインP2の当該画像にハッチングが付される。また、計数値が許容欠陥数を超える場合、当該画像に対応するワークは不合格とされる。
また、当該画像における計数値が許容欠陥数を超えない場合であっても、同じワークにおける別の部位が写った画像についての計数値との合計がワーク全体としての許容欠陥数を超える場合には、当該ワークを不合格とする総合判定をするとよい。また、当該画像で検出されたエッジが全体としてマスタ画像で検出されたエッジから閾値(Master Threshold)を超えてずれている場合には、総合判定を不合格としてもよい。
上記の「比較」のアルゴリズムでは、設計データ等の理想的な基準を事前に準備しなくても、多数のワークのいずれかを基準(マスタ)として欠陥の検出を行うことができる。マスタ画像の決め方は任意であるが、例えば、外観検査の対象とすべく読み込んだ複数の画像のうち、最初に外観検査を行った画像をマスタ画像とするとよい。このようにすれば、共通の基準に照らして多数の画像の欠陥を検出し外観検査を行うことできる。
あるいは、外観検査の対象とすべく読み込んだ複数の画像に対し順次外観検査を行うケースにおいて、直前に外観検査を行った画像(あるいは直前に合格判定となった画像)をマスタ画像としてもよい。この場合、複数の画像が共通の基準に照らして検査することにはならない。しかし、ワークの製造・加工プロセスの経時変化等に起因して検査対象のエッジの位置、形状等が徐々に変化することが想定される場合、製造・加工がなされた順に従って外観検査を行うというルールの下で、最初の画像ではなく直前の画像を用いることで、経時的変化の影響を排除しつつ、経時変化で想定される以上のサイズの欠陥を適切に検出して外観検査を行うことが可能となる。
[例4:Outlier]
「異常値(Outlier)」は、画像内でエッジを抽出し、この抽出したエッジを直線等の理想的なエッジと比較して欠陥を検出するアルゴリズムであり、エッジ部に生じる欠陥(欠け、バリ等)の検出に好適に用いられる。図10に示すように、「異常値」のアルゴリズムのタブを選択すると、設定パラメータとして、基準とする理想的なエッジからの誤差の閾値(Error)、エッジとみなす変化量の閾値(Amount of change considered as an edge)、許容される欠陥のサイズ(Allowable defect size;長さ(連続画素数)、深さ(スムーズなエッジからの誤差))、許容欠陥数(Allowable defect number)がコントロールペインP4にて設定可能とされる。適宜パラメータを設定し、フィルムストリップペインP2において外観検査の対象とする画像を選択すると、画像ペインP1に選択した画像が表示される。
画像ペインP1に表示された画像に対し、領域ツールによりエッジ検出をする領域を設定する。「異常値」のアルゴリズムでは、このとき設定する領域が対象領域となる。対象領域を設定すると、プログラムは対象領域内に存在するエッジを抽出する。そして、抽出したエッジに近似される直線等の理想的なエッジを求める。そして、フィッティングにより得られた理想的なエッジに対しずれのある部分を欠陥として検出する。そして、検出された欠陥の情報を測定結果表示ペインP3に一覧形式で表示する。検出された欠陥について、許容されるサイズ(長さ・深さ)を超えるものの数が計数される。この計数値に応じて、フィルムストリップペインP2の当該画像にハッチングが付される。また、計数値が許容欠陥数を超える場合、当該画像に対応するワークは不合格とされる。
また、当該画像における計数値が許容欠陥数を超えない場合であっても、同じワークにおける別の部位が写った画像についての計数値との合計がワーク全体としての許容欠陥数を超える場合には、当該ワークを不合格とする総合判定をするとよい。また、当該画像で検出されたエッジが全体として理想的なエッジから閾値(Error)を超えてずれている場合には、総合判定を不合格としてもよい。
本実施形態の画像測定機1によれば、以上で説明したアルゴリズムを用いて、ワークの微細な欠け、変形、バリ、汚れ等といった欠陥に着目したいわゆる外観検査を行うことができる。
〔実施形態の変形〕
本発明は上記の実施形態の例に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。前述の実施形態またはその具体例に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。
1 画像測定機
40 CPU 41 記憶部 42 ワークメモリ
43、44 インタフェース 45 表示制御部
100 ステージ
110 位置取得手段
112 X軸エンコーダ 114 Y軸エンコーダ 116 Z軸エンコーダ
118 ラッチ手段
118a カウンタ 118b バッファ
120 撮像ユニット
122 光学系
124 撮像手段
126、126a、126b 光源
130 リモートボックス
132 ジョイスティック 134 ジョグシャトル
140 コンピュータシステム
141 コンピュータ本体 142 キーボード 143 マウス
144 ディスプレイ
P1 画像ペイン
P2 フィルムストリップペイン
P3 測定結果表示ペイン
P4 コントロールペイン
W ワーク

Claims (6)

  1. 検査対象画像における対象領域を特定する対象領域特定ステップと、
    特定した前記対象領域に含まれる欠陥を検出する欠陥検出ステップと、
    検出した前記欠陥の数を計数する欠陥計数ステップと、
    計数された前記欠陥の数に基づき前記検査対象画像に写る対象物の合否を判定する判定ステップと
    を備えることを特徴とする外観検査方法。
  2. 前記欠陥検出ステップは、
    前記対象領域に含まれるエッジを抽出するステップと、
    抽出したエッジを基準とするマスタ画像におけるエッジと比較して欠陥を検出するステップと
    を有することを特徴とする請求項1に記載の外観検査方法。
  3. 複数の検査対象画像に対し外観検査方法を適用する場合において、前記マスタ画像は前記複数の検査対象画像のうち最初に外観検査方法が適用された画像であることを特徴とする請求項2に記載の外観検査方法。
  4. 複数の検査対象画像に対し外観検査方法を適用する場合において、前記マスタ画像は前記複数の検査対象画像のうち直前に外観検査方法が適用された画像であることを特徴とする請求項2に記載の外観検査方法。
  5. 複数の検査対象画像に対し外観検査方法を適用する場合において、前記マスタ画像は前記複数の検査対象画像のうち、直前に外観検査方法が適用された結果合格と判定された画像であることを特徴とする請求項2に記載の外観検査方法。
  6. コンピュータに請求項1から5のいずれか1項に記載の外観検査方法を実行させるためのプログラム。

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