JPH03290236A - 角切り刃の調節装置 - Google Patents

角切り刃の調節装置

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JPH03290236A
JPH03290236A JP2092746A JP9274690A JPH03290236A JP H03290236 A JPH03290236 A JP H03290236A JP 2092746 A JP2092746 A JP 2092746A JP 9274690 A JP9274690 A JP 9274690A JP H03290236 A JPH03290236 A JP H03290236A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、段ボールシートに所要の溝切りおよび角切
りを行なって製函用のブランクを得る切断加工装置にお
いて、オーダ変更に伴いブランクにおける糊代の寸法が
変化する場合であっても、角切り刃と溝切り刃との相対
位置を簡単に調節することができ、オーダ変更に伴うサ
イクルタイムの短縮を図り得る角切り刃の調節装置に関
するものである。
従来技術 所定寸法長に切断された段ボールシートを製函するには
、それに先立って、第9図に示す如く、該シートに所要
の溝切り(スロッティング)および縦罫線(クリージン
グ)を施し、併せて糊代1aに必要に応じ斜めの角切り
を施したブランク1を得る必要がある。その用途に好適
に使用される装置(一般にフレキソプリンタスロッタと
称する)は、例えばフレキソ印刷機、クリーザおよびス
ロッタ等の各ユニットを直列に配列して構成され、これ
らのユニットを通過する段ボールシートに所要の印刷を
施すと共に、クリージングその他スロッティングや角切
り等の諸加工を順次施すようになっている。
本発明は、角切り刃を備えた溝切り装置(以下「スロッ
タjともいう)の改良に関するので、とのスロッタの概
略機構につき先ず説明する。第7図は、前記複合装置と
してのフレキソプリンタスロッタに組み込まれるスロッ
タを示し、このスロッタは、上下の関係で配設した溝切
り刃14と2枚の受刃16.16とからなる溝切り手段
10を内部に備えている。この溝切り刃14と受刃16
との間に段ボールシート12を水平に供給することによ
り、該シート12の幅方向の端部に、所要のスロッティ
ング加工が施される。更に、図に示す如く、溝切り手段
10を挟んで上流および下流側に、夫々3 4− 送りローラ34,34が上下の関係で配設され、これら
の送りローラ34により前記段ボールシート12の送り
がなされる。
スロッタのフレーム(図示せず)には、第7図に示す如
く、段ボールシート12の供給速度と同期して相互に反
対方向に回転するスロッタ軸18と受刃軸20とが、上
下の関係で配置されている。
この両軸18,20には、後述する刃物が装着される環
体からなる刃物ホルダ22.24が夫々対向的に取付け
られ、該刃物ホルダ22.24は、両ホルダ22.24
間に供給された段ボールシート12を給送する機能も兼
ねる。
前記スロッタ軸18に固定した刃物ホルダ22の左側(
第8図において)には、ホルダ22の外周面より半径方
向外方に刃先14aを若干突出させて、扇形の溝切り刃
14がボルト28により固定されている。また受刃軸2
0に固定した刃物ホルダ24の左側(前記溝切り刃14
と同一側)に、−対の受刃16,16が、前記溝切り刃
14より若干厚みのあるスペーサ30′を挟持した状態
でボルト32により取付けられている。そしてスロッタ
軸18および受刃軸20を相互に反対方向に回転させる
ことにより、前記溝切り刃14が受刃16゜16間に入
り込んで、当該両刃14.16間に給送された段ボール
シート12に所要のスロッティング加工が施される。
ここで、例えばA型(J I S規格)の段ボール箱を
製造するには、段ボールシート12を第9図に示すよう
に加工する必要がある。このためスロッタ軸18に4個
の溝切り刃14を配設すると共に、軸方向の最外側に配
設した一方の溝切り刃14に角切り刃36が取付けられ
る。すなわち、第8図に示す如く、溝切り刃14の一側
に該溝切り刃14と略直交する角切り刃36を配設した
角切りホルダ38が固定されている。この角切りホルダ
38には周方向に延在する長穴38aが複数穿設され、
各長穴38aに挿通したボルト40を前記刃物ホルダ2
2に螺挿することにより固定される。
該角切り刃36の刃先36aは、前記刃物ホルダ22の
外周面より半径方向外方に所定長さだけ突出している。
なお、ボルト40を緩めた状態で、ホルダ38を周方向
に移動調節することにより、溝切り刃14と角切り刃3
6との相対的な位置を変化させて、オーダ変更に伴う段
ボールシート12における糊代寸法の変化に対応するよ
う構成しである。
また、前記角切り刃36と対向する受刃#20には、該
角切り刃36と同一幅寸法のアンビル17が配設され、
このアンビル17の外周面に角切り刃36の刃先36a
が当接して、段ボールシート12に所要の角切り加工が
施される。なお、アンビル17の直径は、受刃16と同
一寸法に設定されている(第8図参照)。
発明が解決しようとする課題 前記溝切り装置により所要の溝切りが施されたブランク
1は、一端に形成した糊代1aを他端に接着した後、段
ボール箱に製函される。この場合において、段ボール箱
に要求される圧縮強度等の強さに応じて、前記糊代1a
の寸法を変化させることが行なわれている。すなわち、
第10図に示す如く、糊代1aの寸法を大きく設定する
ことにより接着面積を稼ぎ、これにより接合部の強度を
増大させている。
前述した構成の溝切り装置では、糊代1aの寸法は、溝
切り刃14に対する角切り刃36の相対的な位置関係に
よって決まる。従ってオーダ変更に際しては、先ずスロ
ッタ軸18を所要角度だけ回転させて、溝切り刃14に
配設した角切り刃36を作業可能な位置まで移動させる
。次にこの状態で、作業者が人手により角切り刃36を
備えた角切りホルダ38のボルト40を緩め、角切り刃
36と溝切り刃14との相対的な位置を調節した後、再
びボルト40を締付けて固定している。
すなわち、オーダ変更の都度、作業者が装置内の挟い空
間内で調節作業を行なわなければならず、極めて煩雑で
時間が掛かると共に、危険を伴なう作業となっている。
更に、現今の如く、煩雑な小ロツト生産に伴うオーダ変
更に対応する必要がある段ボール製造業界では、その調
節作業におけるサイクルタイムの短縮化が極めて重要で
あり、こ7− の点において従来の溝切り装置はその要請に充分に応え
るものではなかった。
発明の目的 この発明は、前述した溝切り装置における角切り刃の位
置調節に存在する諸種の欠点に鑑み、これを好適に解決
するべく提案されたものであって、ブランクにおける糊
代の寸法変更に際し、装置外部から角切り刃の位置調節
を迅速に行なってサイクルタイムの短縮化を図り得る手
段を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するた
め本発明は、シート状材の給送速度と同期して相互に反
対方向に回転するスロッタ軸および受刃軸を上下の関係
で配設し、前記スロッタ軸に一体回転可能に配設した刃
物ホルダに溝切り刃を配設すると共に、該ホルダに所要
の関係で角切り刃を配設し、更に前記受刃軸に一体回転
可能に配設した刃物ホルダに受けを配設し、前記溝切り
刃および角切り刃と各対応の受けとの協働作用下にシー
ト状材に所要の切断加工を行なう切断加工装置において
、 flu記刃物ホルダに回転自在に外嵌され、前記角切り
刃を一体回転可能に配設した支持体と、この支持体に形
成した歯車と、 前記スロッタ軸と平行に回転自在に配設され、前記歯車
と噛合する歯車を一体回転可能に備えた調節軸と、 前記調節軸に連結され、段ボールシートの加工時に前記
両歯車の噛合作用下に、前記支持体を刃物ホルダと同一
周速で回転させる駆動手段とからなり、 前記角切り刃の位置調節に際しては、刃物ホルダに対し
て支持体を相対的に回動させることにより、溝切り刃と
角切り刃との相対位置を変位させ得るよう構成したこと
を特徴とする。
実施例 次に、本発明に係る角切り刃の調節装置につき、好適な
実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する
。なお第7図および第8図に関連して説明した、従来例
に係るスロッタにおける既出の同一部材については、同
一の参照符号で指示して、その詳細説明は省略する。
第1図は、本発明に係る調節装置の一実施例を示す一部
縦断側面図であり、第2図は、第1図に示す調節装置を
一部分解して示す概略斜視図である。図面に示すように
、スロッタ軸18には、キー42およびロック機構(図
示せず)を介して、当該スロッタ軸18の軸線方向に所
要距離だけ移動調節自在に刃物ホルダ22が配設されて
いる。この刃物ホルダ22は、第1図に示す如く、後述
する支持体48と溝切り刃14とが外嵌される小径部2
2aと、この小径部22aから左側に位置する大径部2
2bとから構成されている。また、小径部22aには、
大径部22bとの間に支持体48および溝切り刃14を
挟持するリング44が外嵌され、この挟持リング44は
受刃軸20に配設した刃物ホルダ24との協働作用下に
段ボールシート12を給送するべく機能する。更に、小
径部22aの軸端に位置決めリング46が固定され、前
記支持体48.溝切り刃14および挟持リング44の小
径部22aからの脱落を阻止している。
なお、スロッタ軸18は、段ボールシート12に所要の
加工を施す生産運転時には、図示しない主駆動源を介し
て回転駆動される。また、スロッタ軸18には、主駆動
源とは別に調節用のレジスタ(図示せず)が連結され、
主駆動源の停止時に、スロッタ軸18を回転させ得るよ
う構成しである。
if記支持体48は、第2図および第3図に示す如く、
左右の分割半体48a、48bで構成され、両分割半体
48a、48bを複数のボルト50を介して固定した状
態で、刃物ホルダ22の小径部22aに回動自在に外嵌
される。この支持体48の軸方向一端には、外側に歯部
を形成した環状(両分割半体48a、48bを合体した
状態で)の歯車52が一体的に形成され、この環状歯車
52は前記大径部22bの外周に摺動自在に臨んでいる
また、支持体48の適宜位置には、第3図に示す如く、
半径方向外方に開放する凹部54が形成され、との凹部
54に嵌挿した角切りホルダ38は11− 12− ボルト56を介して支持体48に固定されている。
前記角切りホルダ38には、刃先36aを支持体48の
外周面より半径方向に突出させた角切り刃36が固定さ
れている。この角切り刃36は、前記溝切り刃14と略
直交する状態で配置され、受は刃軸20に配設したアン
ビル17との協働作用下に糊代1aを切断するべく機能
する。
前記支持体48には、第3図に示す如く、軸線方向に貫
通する弧状の長穴58が周方向に所定間隔で複数穿設さ
れ、各長穴58内にスリーブ60が摺動自在に介挿され
ている。このスリーブ60には、前記挟持リング44を
介して溝切り刃14をホルダ22に固定するボルト62
が挿通されており、当該支持体48は長穴58の長さ分
だけ周方向に移動可能に構成されている(第4図参照)
前記刃物ホルダ22の小径部22aには、前記支持体4
8の右側(支持体48の環状歯車52が形成される側と
反対側)において扇型の溝切り刃14の底面が安定的に
当接した状態で載置され、該溝切り刃14は前記ボルト
62を介してホルダ22に位置決め固定され、該ホルダ
22と一体回転するよう構成しである。この溝切り刃1
4は、その刃先14aをホルダ22における大径部22
bの外周面から半径方向外方に所要高さだけ突出して配
設されて、ifI!il!受刃16,16との協働作用
下に、段ボールシート12にスロッティング加工を施す
ようにしている。なお、溝切り刃14をホルダ22に固
定した状態で、i「記支持体48は刃物ホルダ22に対
して回動自在に構成されている。
スロッタのフレーム64に回転自在に軸支されたスロッ
タ軸18には、第1図に示す如く、フレーム64から外
方に突出する部位に歯車66が遊嵌され、該歯車66は
クラッチ68を介してスロッタ軸18に対して連結およ
び連結解除可能に構成されている。このクラッチ68と
しては、例えば電磁クラッチが好適に使用され、前記フ
レーム64と所定間隔離間して配設した別のフレーム6
5に回転自在に枢支されたロータ部68aが、スロッタ
軸18に一体回転可能に配設されている。
また、該ロータ部68aに電磁吸着および吸着解除され
るアーマチュア68bが、前記歯車66に固定されてい
る。すなわち、クラッチ68を作動してロータ部68a
にアーマチュア68bを電磁吸着すれば、歯車66はス
ロッタ軸18と一体的に回転する。また、ロータ部68
aとアーマチュア68bとの吸着を解除すれば、スロッ
タ軸18に対して歯車66は自由回転可能になる。なお
、クラッチ68として、電磁式の他に機械式や空・油圧
式等のものも適宜使用可能である。
前記スロッタのフレーム64,65には、第1図に示す
如く、前記スロッタ軸18と平行な調節軸70が回動自
在に軸支され、この調節軸70の軸端に当該軸70に制
動を付与するブレーキ72が連結されている。調節軸7
0には、両フレーム64.65の間に臨む位置に、前記
スロッタ軸18に遊嵌した歯車66と噛合する第1歯車
74が一体回転可能に配設される。しかるに、if記ツ
クラッチ68入・切により、歯車66.74を介してス
ロッタ軸18からの動力を調節軸70に伝達および伝達
解除し得るよう構成されている。
前記調節軸70には、第1図に示す如く、フレーム64
の右側において前記刃物ホルダ22の上方に臨むスプラ
イン軸76が同軸的に形成されている。このスプライン
軸76には、第3図に示す如く、前記支持体48に形成
した環状歯車52と噛合する第2歯車78が、軸方向へ
の移動を許容した状態で配設されている。すなわち、前
記クラッチ64を作動して歯車66とスロッタ軸18と
を連結すると共に、ブレーキ72を解除した状態でスロ
ッタ軸18を回転させると、該スロッタ軸18の回転に
伴って歯車66と噛合する第1歯車74が回転する。そ
して、第2歯車78も一体的に回転し、これと噛合する
環状歯車52を介して支持体48が回転する。このとき
、支持体48は、スロッタ軸18と同一周速で回転する
ように、前記各歯車66.74,78.52の歯数やモ
ジュール等が設定されている。従って、このときには支
持体48に配設した角切り刃36と溝切り刃14との相
対的な位置は変位することなく回転する。
また段ボールシート12のオーダ変更に伴い、15− 6− 前記刃物ホルダ22をスロッタ軸18に沿って軸方向移
動させた際には、第2歯車78も適宜の手段によってス
プライン軸76の軸方向に移動されて、該第2歯車78
と環状歯車52とは常に噛合するよう構成されている。
第5図は、第1図に示す実施例の変形例であって、角切
り刃36の位置調節を装置外部から手動で行なうよう構
成しである。すなわち、前記調節軸70のフレーム65
から外方に突出する端部に、ハンドル80が配設されて
いる。従って、この場合は、オーダ変更に際してスロッ
タ軸18を停止したときに、クラッチ68を解除して歯
車66とスロッタ軸18との連結を解除した状態で、ハ
ンドル80を所定方向に回動させれば、第2歯車78と
噛合する環状前車52が刃物ホルダ22の周りを回動す
る。しかるに、刃物ホルダ22に固定した溝切り刃14
は移動しないので、該溝切り刃14と角切り刃36との
相対的な位置が変化する。また、この実施例では調節軸
70にブレーキ72を配設する必要がなく、部品点数を
低減し得る。
なお、第1図に示す実施例の更に別の変形例として、第
5図に示す如き構成の調節軸70にクラッチを介してモ
ータを連結し、角切り刃36の位置調節に際して調節軸
70をモータで回動させるようにしてもよい。
第6図は、本発明に係る調節装置の別の実施例を示すも
のであって、スロッタの稼動中における調節軸70の回
転を単独のモータ82により行なうよう構成しである。
すなわち、調節軸70には、スロッタ軸18に配設した
刃物ホルダ22に遊嵌した支持体48の環状歯車52と
噛合する第2歯車78のみが配設されている。また、ス
ロッタ軸18には、歯車66およびクラッチ68は配設
されていない。更に、調節軸70のフレーム65から外
方に突出する端部にスプロケット84が配設され、この
スプロケット84とフレーム65に配設したモータ82
の出力軸に配設したスプロケット86との間にチェノ8
8が巻掛けられる。
前記モータ82は、スロッタ軸18の回転と同期して調
節軸70を回転させるよう制御されて、段ボールシート
12に所要の加工を施す生産運転に際しては、溝切り刃
14と角切り刃36との相対的な位置が変化しない状態
で運転される。しかるに、角切り刃36の位置調節に際
しては、スロッタ軸18を停止した状態でモータ82の
みを駆動すれば、調節軸70が回転して前記支持体48
は刃物ホルダ22の外周を回動し、これにより溝切り刃
14に対する角切り刃36の位置が変化する。
実施例の作用 次に、実施例に係る角切り刃の調節装置の作用につき以
下説明する。スロッタを稼動させるに際し、スロッタ軸
18に配設したクラッチ64を作動させて該軸18と歯
車66とを連結すると共に、調節軸70のブレーキ72
を解除する。この状態でスロッタを稼動させれば、スロ
ッタ軸18の回転に伴って歯車66が回転し、この歯車
66と噛合する第1歯車74が回転する。また、調節軸
70に配設した第2歯車78も回転し、該第2歯車78
に噛合する環状歯車52を備えた支持体48が回転する
。このとき、支持体48とスロッタ軸18とは同一の周
速で回転するよう設定されているので、支持体48に配
設した角切り刃36と刃物ホルダ22に配設した溝切り
刃14との相対的な位置は変化しない。
従って、スロッタ軸18と受刃軸20との間に段ボール
シート12を供給すれば、該シート12に所要のスロッ
ティング加工および角切り加工が施される。
次に、オーダ変更により糊代1aの寸法を、例えば第1
0図に示す如く変化させる場合は、スロッタ軸18を停
止した状態で前記クラッチ68を解除して、スロッタ軸
18と歯車66との連結を解除する。また、調節軸70
に配設したブレーキ72を作動させて、該調節軸70に
制動を付与する。この状態で、スロッタ軸18を調節用
のレジスタ(図示せず)により回転させると、第4図に
示す如く、スロッタ軸18に固定した刃物ホルダ22に
配設した溝切り刃14は、該軸18と一体19− 20− 的に回転する・ このとき、^6記歯車66はスロッタ軸18とは連結さ
れていないので、スロッタ軸18の動力は調節軸70に
は伝達されない。しかも調節軸70はブレーキ72によ
り制動が付与されているので、該調節軸70の第2歯車
78と噛合する環状歯車52も回動が規制されている。
従って、刃物ホルダ22は、位置規制された支持体48
に対して、該支持体48に穿設した各長穴58に挿通し
たスリーブ60が、該長穴58に沿って回動する。この
結果、支持体48に配設した角切り刃36と、刃物ホル
ダ22に固爺した溝切り刃14との相対的な位置が変化
する(第4図参照)。なお、溝切り刃14と角切り刃3
6との変位量は、適宜の検知手段により検出されて、装
置外部の表示部に表示される。
しかるに、両刃14.36の相対的な位置を所要の設定
値まで変化させた後、レジスターを停止させることによ
り、角切り刃36の位置調節は完了する。そして、次の
生産運転に際しては、前記ブレーキ72を解除すると共
に、クラッチ68を作動させて歯車66とスロッタ軸1
8とを連結する。
しかる後、スロッタ軸18を主駆動源により回転させれ
ば、スロッタ軸18と支持体48とが同一周速で回転し
、段ボールシート12に異なる寸法の糊代1aが加工さ
れる。
なお、第5図に示す実施例では、オーダ変更に際してス
ロッタ軸18を停止させた状態で、クラッチ68を作動
してスロッタ軸18と歯車66との連結を解除する。し
かる後、作業者がハンドル80を所定方向に回動するこ
とにより、停止中の刃物ホルダ22に対して支持体48
が回動し、溝切り刃14と角切り刃36との相対的な位
置を変化させ得る。
また、第6図に示す実施例では、スロッタの稼動中には
、刃物ホルダ22に遊嵌した支持体48を、モータ82
によりスロッタ軸18と同一の周速で回転させて、角切
り刃36と溝切り刃14との位置が変化しない状態で、
段ボールシート12に溝切り加工と角切り加工とを施す
。次いで、オ−ダ変更に際して糊代1aの寸法を変える
場合は、スロッタ軸18を停止した状態で、モータ82
により支持体48を回転させれば、溝切り刃14と角切
り刃36との相対的な位置が変化する。
発明の効果 以上述べたように、本発明に係る角切り刃の調節装置に
よれば、角切り刃を備えた支持体を溝切り刃を備えた刃
物ホルダに対して回転自在に配設し、該支持体と刃物ホ
ルダとを相対的に回動させるだけの簡単な作業で、角切
り刃と溝切り刃との位置調節を行なうことができる。し
かも、この作業は装置の外部から行なうことができるの
で、作業者を危険を伴、う煩雑な作業から解放すると共
に、オーダ変更に伴うサイクルタイムの大幅な短縮を達
成し得る、等の有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の一実施例に係る角切り刃の調節装置
を一部縦断して示す側面図、第2図は、第1図に示す調
節装置を一部分解して示す概略斜視図、第3図は、第1
図のm−m線断面図、第4図は、第3図に示す状態から
刃物ホルダを所定角度だけ回動させた状態を示す断面図
、第5図は、本発明に係る調節装置の別の実施例を示す
側面図、第6図は、本発明に係る調節装置の更に別の実
施例を示す側面図、第7図は、従来技術に係る溝切り装
置で段ボールシートにスロッテイング加工を施す状態を
示す正面断面図、第8図は、第7図に示す装置において
角切り刃がアンビルの外周面に当接した状態で示す右側
面図、第9図は、A型の段ボール箱を構成するブランク
の平面図、第10図は、ブランクにおける糊代の形状を
示す要部平面図である。 2・・・・・・段ボールシート 6・・・・・・受刃 8・・・・・・スロッタ軸 2・・・・・・刃物ホルダ 6・・・・・・角切り刃 2・・・・・・環状歯車 0・・・・・・調節軸 14・・・・・・溝切り刃 17・・・・・・アンビル 20・・・・・・受刃軸 24・・・・・・刃物ホルダ 48・・・・・・支持体 66・・・・・・歯車 74・・・・・・第1歯車 23− 24− ヲ 寸の囚Co Co (’Q■Oぐ■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕シート状材(12)の給送速度と同期して相互に
    反対方向に回転するスロッタ軸(18)および受刃軸(
    20)を上下の関係で配設し、前記スロッタ軸(18)
    に一体回転可能に配設した刃物ホルダ(22)に溝切り
    刃(14)を配設すると共に、該ホルダ(22)に所要
    の関係で角切り刃(36)を配設し、更に前記受刃軸(
    20)に一体回転可能に配設した刃物ホルダ(24)に
    受け(16、17)を配設し、前記溝切り刃(14)お
    よび角切り刃(36)と各対応の受け(16、17)と
    の協働作用下にシート状材(12)に所要の切断加工を
    行なう切断加工装置において、 前記刃物ホルダ(22)に回転自在に外嵌され、前記角
    切り刃(36)を一体回転可能に配設した支持体(48
    )と、 この支持体(48)に形成した歯車(52)と、前記ス
    ロッタ軸(18)と平行に回転自在に配設され、前記歯
    車(52)と噛合する歯車(78)を一体回転可能に備
    えた調節軸(70)と、 前記調節軸(70)に連結され、段ボールシート(12
    )の加工時に前記両歯車(52、78)の噛合作用下に
    、前記支持体(48)を刃物ホルダ(22)と同一周速
    で回転させる駆動手段(66、74)とからなり、前記
    角切り刃(36)の位置調節に際しては、刃物ホルダ(
    22)に対して支持体(48)を相対的に回動させるこ
    とにより、溝切り刃(14)と角切り刃(36)との相
    対位置を変位させ得るよう構成した ことを特徴とする角切り刃の調節装置。 〔2〕前記スロッタ軸(18)に遊嵌され、該スロッタ
    軸(18)に配設したクラッチ(68)を介してスロッ
    タ軸(18)に連結および連結解除可能な歯車(66)
    と、前記調節軸(70)に一体回転可能に配設され、前
    記歯車(66)と噛合する歯車(74)と、適宜の固定
    部に配設され、前記調節軸(70)に制動を付与するブ
    レーキ(72)とを備え、 前記クラッチ(68)を作動して歯車(66)とスロッ
    タ軸(18)とを連結すると共に、ブレーキ(72)を
    解除した状態でスロッタ軸(18)を回転することによ
    り、該スロッタ軸(18)の回転を歯車(66、74)
    を介して前記調節軸(70)に伝達するよう構成した請
    求項1記載の角切り刃の調節装置。
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