JPH03290035A - 内燃機関の空燃比制御方法 - Google Patents
内燃機関の空燃比制御方法Info
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- JPH03290035A JPH03290035A JP8959090A JP8959090A JPH03290035A JP H03290035 A JPH03290035 A JP H03290035A JP 8959090 A JP8959090 A JP 8959090A JP 8959090 A JP8959090 A JP 8959090A JP H03290035 A JPH03290035 A JP H03290035A
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、触媒コンバータの上流側と下流側に02セン
サを備えた自動車等に適用される内燃機関の空燃比制御
方法に関する。
サを備えた自動車等に適用される内燃機関の空燃比制御
方法に関する。
[従来の技術]
排気ガス浄化手段の一つとして広く利用されている三元
触媒は、混合気の空燃比が理論空燃比を中心とした狭い
領域(三元触媒のウィンドウ)内に維持されていないと
、排気ガス中に含まれているC01HC,No、の全て
を効率よく浄化することができない。そのため、インジ
ェクタを備えたエンジンでは、燃料噴射量を微細に調節
するための空燃比フィードバック補正係数を設けておき
、触媒コンバータの上流側に配置した02センサの出力
電圧が空燃比リッチ状態を示した場合には、所定の遅延
時間後に前記補正係数を減少させることにより燃料供給
量を絞って、混合気の空燃比を理論空燃比側に変化させ
るようにしている。また、前記出力電圧が空燃比リーン
状態を示した場合には、所定の遅延時間後に前記補正係
数を増加させることにより燃料供給量を増加させて、混
合気の空燃比を理論空燃比側に変化させるようにしてい
る。
触媒は、混合気の空燃比が理論空燃比を中心とした狭い
領域(三元触媒のウィンドウ)内に維持されていないと
、排気ガス中に含まれているC01HC,No、の全て
を効率よく浄化することができない。そのため、インジ
ェクタを備えたエンジンでは、燃料噴射量を微細に調節
するための空燃比フィードバック補正係数を設けておき
、触媒コンバータの上流側に配置した02センサの出力
電圧が空燃比リッチ状態を示した場合には、所定の遅延
時間後に前記補正係数を減少させることにより燃料供給
量を絞って、混合気の空燃比を理論空燃比側に変化させ
るようにしている。また、前記出力電圧が空燃比リーン
状態を示した場合には、所定の遅延時間後に前記補正係
数を増加させることにより燃料供給量を増加させて、混
合気の空燃比を理論空燃比側に変化させるようにしてい
る。
ところが、単一の02センサを利用して空燃比のフィー
ドバック制御を行うと、02センサの出力特性のばらつ
きや経時変化、インジェクタの燃料噴射量のばらつき等
により所期の空燃比制御が行われず、空燃比の制御中心
が三元触媒のウィンドウ内からずれてしまうことがある
。また、触媒活性化温度が確保し易いエキゾーストマニ
ホールドに触媒コンバータを連結し、その上流における
エキゾーストマニホールドの集合部に02センサが配置
されている場合には、特定の気筒から排出された排気ガ
スにより02センサの出力電圧が左右されたり、高熱等
によって劣化が早められてしまうこともある。
ドバック制御を行うと、02センサの出力特性のばらつ
きや経時変化、インジェクタの燃料噴射量のばらつき等
により所期の空燃比制御が行われず、空燃比の制御中心
が三元触媒のウィンドウ内からずれてしまうことがある
。また、触媒活性化温度が確保し易いエキゾーストマニ
ホールドに触媒コンバータを連結し、その上流における
エキゾーストマニホールドの集合部に02センサが配置
されている場合には、特定の気筒から排出された排気ガ
スにより02センサの出力電圧が左右されたり、高熱等
によって劣化が早められてしまうこともある。
このような不具合を回避するために、本発明の先行技術
として、例えば、特開昭62−29738号公報に示さ
れるように、触媒コンバータの上流側に配置した第1の
02センサの出力電圧に基づいて空燃比のフィードバッ
ク制御を行いつつ、触媒コンバータの下流側に配置した
第2の02センサの出力電圧に基づいて空燃比の制御中
心を三元触媒のウィンドウ内に補正するようにしたもの
がある。その際、第2の02センサの出力電圧は、第1
の02センサの出力電圧よりも緩慢な変化を示すため、
一定時間毎に制御を行うことが考えられる。例えば、第
6図に示すように、一定のゲート時間を設けておくとと
もに、空燃比がリッチの場合にカウントアツプされるリ
ッチ時間DUTYSO等を設定しておく。そして、リッ
チ時間DtlTYSOが判定時間を上回っているかを一
定のゲート時間毎に検出した上で、空燃比がリーンから
リッチに変わったと検出された場合に、第2の02セン
サたるサブ02センサの出力電圧により決定されるフィ
ードバック制御値PACPをリーンスキップさせ、リッ
チ状態が連続している場合はフィードバック制御値FA
CFを一定値PACFKIMづつ徐々に減少させる。
として、例えば、特開昭62−29738号公報に示さ
れるように、触媒コンバータの上流側に配置した第1の
02センサの出力電圧に基づいて空燃比のフィードバッ
ク制御を行いつつ、触媒コンバータの下流側に配置した
第2の02センサの出力電圧に基づいて空燃比の制御中
心を三元触媒のウィンドウ内に補正するようにしたもの
がある。その際、第2の02センサの出力電圧は、第1
の02センサの出力電圧よりも緩慢な変化を示すため、
一定時間毎に制御を行うことが考えられる。例えば、第
6図に示すように、一定のゲート時間を設けておくとと
もに、空燃比がリッチの場合にカウントアツプされるリ
ッチ時間DUTYSO等を設定しておく。そして、リッ
チ時間DtlTYSOが判定時間を上回っているかを一
定のゲート時間毎に検出した上で、空燃比がリーンから
リッチに変わったと検出された場合に、第2の02セン
サたるサブ02センサの出力電圧により決定されるフィ
ードバック制御値PACPをリーンスキップさせ、リッ
チ状態が連続している場合はフィードバック制御値FA
CFを一定値PACFKIMづつ徐々に減少させる。
逆に、リッチ時間DUTYSOが判定時間を下回り、か
つ、空燃比がリッチからリーンに変化したと検出された
場合には、フィードバック制御値FACFをリッチスキ
ップさせ、リーン状態が連続している場合はフィードバ
ック制御値FACFを一定値FACFKIPづつ徐々に
増加させる。これと共にフィードバック制御値FACF
に基づいて前記空燃比フィードバック補正係数のスキッ
プ量やリッチ積分、リーン積分を変化させ、又は空燃比
リッチ、空燃比リーンの判定遅延時間を変化させて、空
燃比の制御中心を変化させるようにする。
つ、空燃比がリッチからリーンに変化したと検出された
場合には、フィードバック制御値FACFをリッチスキ
ップさせ、リーン状態が連続している場合はフィードバ
ック制御値FACFを一定値FACFKIPづつ徐々に
増加させる。これと共にフィードバック制御値FACF
に基づいて前記空燃比フィードバック補正係数のスキッ
プ量やリッチ積分、リーン積分を変化させ、又は空燃比
リッチ、空燃比リーンの判定遅延時間を変化させて、空
燃比の制御中心を変化させるようにする。
[発明が解決しようとする課題]
ところが、触媒コンバータの下流側では、それぞれの気
筒から排出された排気ガスが攪拌された状態にあり、排
気ガス中の酸素濃度が平衡状態に近いため、第2の02
センサの出力電圧は、第1の02センサの出力電圧より
も緩慢な変化を示す。
筒から排出された排気ガスが攪拌された状態にあり、排
気ガス中の酸素濃度が平衡状態に近いため、第2の02
センサの出力電圧は、第1の02センサの出力電圧より
も緩慢な変化を示す。
すなわち、第1の02センサの出力電圧に基づいて調節
された混合気が全体としてリッチ傾向の場合には、第2
の02センサの出力電圧がリッチ状態を示す時間が長く
なり、混合気が全体としてリーン傾向の場合には、第2
の02センサの出力電圧がリーン状態を示す時間が長く
なる。このため、ゲート時間毎に空燃比を制御していた
のでは、空燃比がリッチからリーンに変わった場合やリ
ーンからリッチに変わった場合にその変化に速やか対処
することができず、制御に応答遅れが生じる。
された混合気が全体としてリッチ傾向の場合には、第2
の02センサの出力電圧がリッチ状態を示す時間が長く
なり、混合気が全体としてリーン傾向の場合には、第2
の02センサの出力電圧がリーン状態を示す時間が長く
なる。このため、ゲート時間毎に空燃比を制御していた
のでは、空燃比がリッチからリーンに変わった場合やリ
ーンからリッチに変わった場合にその変化に速やか対処
することができず、制御に応答遅れが生じる。
その結果、空燃比全体がリッチよりの時間やリーンより
の時間を有効に短縮するのが難しく、排気ガスを浄化効
率の高い領域で効率よく浄化するのが困難になる。
の時間を有効に短縮するのが難しく、排気ガスを浄化効
率の高い領域で効率よく浄化するのが困難になる。
本発明は、このような不具合を解消することを目的とし
ている。
ている。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成
を採用している。
を採用している。
すなわち、本発明にかかる内燃機関の空燃比制御方法は
、排気ガスを浄化する触媒コンバータの上流側に排気ガ
ス中の酸素濃度を検出する第1の02センサを配置し、
その出力電圧に基づいて燃焼室に供給する混合気の空燃
比を理論空燃比近傍にフィードバック制御するとともに
、前記触媒コンバータの下流側に配置した第2の02セ
ンサの出力電圧に基づいてフィードバック制御値を決定
し、そのフィードバック制御値に基づいて空燃比の制御
中心を理論空燃比近傍に変化させるように構成した内燃
機関の空燃比制御方法であって、少くとも、前記第2の
02センサの出力電圧により空燃比リーンが検出された
場合に前記フィードバック制御値を空燃比リッチ側にス
キップ的に増加させるようにしたことを特徴とする。
、排気ガスを浄化する触媒コンバータの上流側に排気ガ
ス中の酸素濃度を検出する第1の02センサを配置し、
その出力電圧に基づいて燃焼室に供給する混合気の空燃
比を理論空燃比近傍にフィードバック制御するとともに
、前記触媒コンバータの下流側に配置した第2の02セ
ンサの出力電圧に基づいてフィードバック制御値を決定
し、そのフィードバック制御値に基づいて空燃比の制御
中心を理論空燃比近傍に変化させるように構成した内燃
機関の空燃比制御方法であって、少くとも、前記第2の
02センサの出力電圧により空燃比リーンが検出された
場合に前記フィードバック制御値を空燃比リッチ側にス
キップ的に増加させるようにしたことを特徴とする。
なお、前記フィードバック制御値に基づいて空燃比の制
御中心を変化させる態様としては、第1の02センサの
出力電圧に基づいて決まる空燃比フィードバック補正係
数のスキップ量、リッチ積分、リーン積分等を変化させ
る場合、又は空燃比のリッチ判定遅延時間、リーン判定
遅延時間を変える場合等がある。
御中心を変化させる態様としては、第1の02センサの
出力電圧に基づいて決まる空燃比フィードバック補正係
数のスキップ量、リッチ積分、リーン積分等を変化させ
る場合、又は空燃比のリッチ判定遅延時間、リーン判定
遅延時間を変える場合等がある。
[作用コ
第2の02センサの出力電圧によって、空燃比がリッチ
からリーンに切替わったのが検出された際に直ちにフィ
ードバック制御値をスキップ的に増加させると、これに
伴って制御中心がリッチ側へ急速に変化することになり
、空燃比全体がり一ンよりにある時間を短縮することが
できる。また、第2の02センサの出力電圧により空燃
比がり−ンからリッチに切替わったのが検出された際に
直ちにフィードバック制御値をスキップ的に減少させる
ようにした場合には、制御中心がリッチ側へ急速に変化
することになり、空燃比全体がリッチよりにある時間を
短縮することができる。そして、かかる制御を交互に繰
り返して行うようにした場合には、空燃比の変化に対応
させて速やかに制御中心を理論空燃比付近に変化させる
ことができ、空燃比制御の追従性を高めることが可能に
なるとともに、空燃比全体がリッチよりにある時間やリ
ーンよりにある時間を短縮することが可能になる。
からリーンに切替わったのが検出された際に直ちにフィ
ードバック制御値をスキップ的に増加させると、これに
伴って制御中心がリッチ側へ急速に変化することになり
、空燃比全体がり一ンよりにある時間を短縮することが
できる。また、第2の02センサの出力電圧により空燃
比がり−ンからリッチに切替わったのが検出された際に
直ちにフィードバック制御値をスキップ的に減少させる
ようにした場合には、制御中心がリッチ側へ急速に変化
することになり、空燃比全体がリッチよりにある時間を
短縮することができる。そして、かかる制御を交互に繰
り返して行うようにした場合には、空燃比の変化に対応
させて速やかに制御中心を理論空燃比付近に変化させる
ことができ、空燃比制御の追従性を高めることが可能に
なるとともに、空燃比全体がリッチよりにある時間やリ
ーンよりにある時間を短縮することが可能になる。
[実施例]
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
明する。
第1図に概略的に示した内燃機関たるエンジンは、自動
車に利用されるもので、インジェクタ1と、クランク角
センサ2と、圧力センサ3と、アイドルスイッチ4と、
水温センサ5と、第1の02センサたるメイン02セン
サ6と、第2の02センサたるサブ02センサ7とを具
備している。
車に利用されるもので、インジェクタ1と、クランク角
センサ2と、圧力センサ3と、アイドルスイッチ4と、
水温センサ5と、第1の02センサたるメイン02セン
サ6と、第2の02センサたるサブ02センサ7とを具
備している。
インジェクタ1は、吸気管8に装着してあり、電磁コイ
ル等を内蔵している。そして、電磁コイルに電子制御装
置9から燃料噴射信号aが印加されると、その印加時間
に相当する量の燃料を吸気ポート付近に噴射するように
なっている。クランク角センサ2は、ディストリビュー
タ10に内蔵してあり、エンジン回転速度に対応してエ
ンジン回転信号すを発生するように構成されたものであ
る。圧力センサ3は、サージタンク11に設けてあり、
吸気圧に比例して吸気圧信号Cを出力するようになって
いる。アイドルスイッチ4は、スロットルシャフト12
に連結してあり、スロットルバルブ13が閉じている場
合はONになり、スロットルバルブ13が開弁した場合
はOFFになる0N−OFFスイッチで、スロットル信
号dを出力するようになっている。水温センサ5は、例
えば、サーミスタ等を内蔵したもので、エンジン冷却水
温に応じて水温信号eを出力するようになっている。メ
イン02センサ6は、触媒コンバータたるマニバータ1
4の上流側に配置してあり、排気ガス中の酸素濃度に対
応してフィードバック信号fを出力するようになってい
る。具体的には、第3図に示すように、混合気の空燃比
A/Fが理論空燃比近傍に存在する判定電圧よりもリー
ン側にあって、排気ガス中の酸素濃度が高い場合には低
い電圧を発生し、混合気の空燃比A/Fが前記判定電圧
よりもリッチ側にあって、排気ガス中の酸素濃度が低い
場合には高い電圧を発生し得るように構成されたもので
ある。サブ02センサ7は、メイン02センサ6と同様
な構成のもので、排気ガス中の酸素濃度に対応してフィ
ードバック信号gを出力するようになっている。すなわ
ち、混合気の空燃比が理論空燃比近傍に存在する判定電
圧よりもリーン側にあって、排気ガス中の酸素濃度が高
い場合には低い電圧を発生し、混合気の空燃比が前記判
定電圧よりもリッチ側にあって、排気ガス中の酸素濃度
が低い場合には高い電圧を発生するようになっている。
ル等を内蔵している。そして、電磁コイルに電子制御装
置9から燃料噴射信号aが印加されると、その印加時間
に相当する量の燃料を吸気ポート付近に噴射するように
なっている。クランク角センサ2は、ディストリビュー
タ10に内蔵してあり、エンジン回転速度に対応してエ
ンジン回転信号すを発生するように構成されたものであ
る。圧力センサ3は、サージタンク11に設けてあり、
吸気圧に比例して吸気圧信号Cを出力するようになって
いる。アイドルスイッチ4は、スロットルシャフト12
に連結してあり、スロットルバルブ13が閉じている場
合はONになり、スロットルバルブ13が開弁した場合
はOFFになる0N−OFFスイッチで、スロットル信
号dを出力するようになっている。水温センサ5は、例
えば、サーミスタ等を内蔵したもので、エンジン冷却水
温に応じて水温信号eを出力するようになっている。メ
イン02センサ6は、触媒コンバータたるマニバータ1
4の上流側に配置してあり、排気ガス中の酸素濃度に対
応してフィードバック信号fを出力するようになってい
る。具体的には、第3図に示すように、混合気の空燃比
A/Fが理論空燃比近傍に存在する判定電圧よりもリー
ン側にあって、排気ガス中の酸素濃度が高い場合には低
い電圧を発生し、混合気の空燃比A/Fが前記判定電圧
よりもリッチ側にあって、排気ガス中の酸素濃度が低い
場合には高い電圧を発生し得るように構成されたもので
ある。サブ02センサ7は、メイン02センサ6と同様
な構成のもので、排気ガス中の酸素濃度に対応してフィ
ードバック信号gを出力するようになっている。すなわ
ち、混合気の空燃比が理論空燃比近傍に存在する判定電
圧よりもリーン側にあって、排気ガス中の酸素濃度が高
い場合には低い電圧を発生し、混合気の空燃比が前記判
定電圧よりもリッチ側にあって、排気ガス中の酸素濃度
が低い場合には高い電圧を発生するようになっている。
電子制御装置9は、燃焼室15に供給する混合気の空燃
比を調節する役割を担っており、中央演算処理装置16
と、メモリー17と、入力インターフェース18と、出
力インターフェース1つを備えたマイクロコンピュータ
ユニットにより構成されている。入力インターフェース
18には、少くとも、クランク角センサ2からのエンジ
ン回転信号すと、圧力センサ3からの吸気圧信号Cと、
アイドルスイッチ4からのスロットル信号dと、水温セ
ンサ5からの水温信号eと、メイン02センサ6からの
フィルバック信号fと、サブ02センサ7からのフィー
ドバック信号gがそれぞれ人力されるようになっている
。出力インターフェース1つからは、前記インジェクタ
1に燃料噴射信号aが出力されるようになっている。し
かして、この電子制御装置9は、エンジン回転信号すお
よび吸気圧信号C等から吸入空気量を算出し、その吸入
空気量に応じて基本噴射量TPを決定する。次いで、こ
の基本噴射量TPを、メイン02センサ6のフィルドパ
ック信号fにより決まる空燃比フィードバック補正係数
FAFや、エンジンの運転状況に応じて決まる各種補正
係数K、および、無効噴射時間TAUVで補正して、イ
ンジェクタ1への最終通電時間Tを次式に基づいて決定
し、その時間Tに相当する量の燃料をインジェクタ1か
ら噴射させる役割を担っている。
比を調節する役割を担っており、中央演算処理装置16
と、メモリー17と、入力インターフェース18と、出
力インターフェース1つを備えたマイクロコンピュータ
ユニットにより構成されている。入力インターフェース
18には、少くとも、クランク角センサ2からのエンジ
ン回転信号すと、圧力センサ3からの吸気圧信号Cと、
アイドルスイッチ4からのスロットル信号dと、水温セ
ンサ5からの水温信号eと、メイン02センサ6からの
フィルバック信号fと、サブ02センサ7からのフィー
ドバック信号gがそれぞれ人力されるようになっている
。出力インターフェース1つからは、前記インジェクタ
1に燃料噴射信号aが出力されるようになっている。し
かして、この電子制御装置9は、エンジン回転信号すお
よび吸気圧信号C等から吸入空気量を算出し、その吸入
空気量に応じて基本噴射量TPを決定する。次いで、こ
の基本噴射量TPを、メイン02センサ6のフィルドパ
ック信号fにより決まる空燃比フィードバック補正係数
FAFや、エンジンの運転状況に応じて決まる各種補正
係数K、および、無効噴射時間TAUVで補正して、イ
ンジェクタ1への最終通電時間Tを次式に基づいて決定
し、その時間Tに相当する量の燃料をインジェクタ1か
ら噴射させる役割を担っている。
T =TPXFAF XK +TAUVまた、前記電子
制御装置9には、第2図に概略的に示すようなプログラ
ムを内蔵しである。サブ02センサ7によるフィードバ
ックF/Bの実行条件が成立しているのを前提に、ステ
ップ5コで、ゲート時間が終了END したか否かを判
別し、終了したと判断した場合はステップ52に進み、
終了していないと判断した場合はステップ57に進む。
制御装置9には、第2図に概略的に示すようなプログラ
ムを内蔵しである。サブ02センサ7によるフィードバ
ックF/Bの実行条件が成立しているのを前提に、ステ
ップ5コで、ゲート時間が終了END したか否かを判
別し、終了したと判断した場合はステップ52に進み、
終了していないと判断した場合はステップ57に進む。
ステップ52では、リッチ時間DUTYSOが判定時間
を上回っているか否かを判別し、上回っていると判断し
た場合はステップ53に進み、上回っていないと判断し
た場合はステップ55に進む。ステップ53では、サブ
02センサ7の出力電圧により決まるフィードバック制
御値FACFをリーン積分FACFKIMにより1ステ
ツプ減少させた後、ステップ54に進む。ステップ54
では、空燃比がリッチである旨を示す信号1をリッチフ
ラグ5OFLGにセットしてステップ65に進む。ステ
ップ55では、フィードバック制御値FACFをリッチ
積分FACFKIPにより1ステツプ増加させた後、ス
テップ56に進む。ステップ56では、リッチフラグ5
OFLGをクリアしてステップ65に進む。ステップ5
7では、サブ02センサ7の出力電圧に基づいて空燃比
A/Fがリッチか否かを判別し、リッチであると判断し
た場合はステップ58に進み、リッチでないと判断した
場合はステップ62に進む。ステップ58では、リッチ
フラグ5OFLGが1にセットされているか否かを判別
し、1にセットされていると判断した場合はステップ5
9に進み、1にセットされていないと判断した場合はス
テップ60に進む。ステップ59では、リッチ時間DL
ITYSOに1を加算する。ステップ60では、フィー
ドバック制御値FACFをリーン積分FACPKIMよ
りも大きな値でもってスキップ的に減少させた後、ステ
ップ61に進む。ステップ61では、リッチフラグ5O
FLC;に1をセットしてステップ65に進む。ステッ
プ62では、リッチフラグ5OFLGが1にセットされ
ているか否かを判別し、1にセットされていると判断し
た場合にステップ63に進む。ステップ63では、フィ
ードバック制御値FACFを前記ノツチ積分FACPK
IPよりも大きな値でもってスキップ的に増加させた後
、ステップ64に進む。ステップ64ては、リッチフラ
グ5OFLGをクリアしてステップ65に進む。ステッ
プ65では、リッチ時間DtjTYSOをクリアする。
を上回っているか否かを判別し、上回っていると判断し
た場合はステップ53に進み、上回っていないと判断し
た場合はステップ55に進む。ステップ53では、サブ
02センサ7の出力電圧により決まるフィードバック制
御値FACFをリーン積分FACFKIMにより1ステ
ツプ減少させた後、ステップ54に進む。ステップ54
では、空燃比がリッチである旨を示す信号1をリッチフ
ラグ5OFLGにセットしてステップ65に進む。ステ
ップ55では、フィードバック制御値FACFをリッチ
積分FACFKIPにより1ステツプ増加させた後、ス
テップ56に進む。ステップ56では、リッチフラグ5
OFLGをクリアしてステップ65に進む。ステップ5
7では、サブ02センサ7の出力電圧に基づいて空燃比
A/Fがリッチか否かを判別し、リッチであると判断し
た場合はステップ58に進み、リッチでないと判断した
場合はステップ62に進む。ステップ58では、リッチ
フラグ5OFLGが1にセットされているか否かを判別
し、1にセットされていると判断した場合はステップ5
9に進み、1にセットされていないと判断した場合はス
テップ60に進む。ステップ59では、リッチ時間DL
ITYSOに1を加算する。ステップ60では、フィー
ドバック制御値FACFをリーン積分FACPKIMよ
りも大きな値でもってスキップ的に減少させた後、ステ
ップ61に進む。ステップ61では、リッチフラグ5O
FLC;に1をセットしてステップ65に進む。ステッ
プ62では、リッチフラグ5OFLGが1にセットされ
ているか否かを判別し、1にセットされていると判断し
た場合にステップ63に進む。ステップ63では、フィ
ードバック制御値FACFを前記ノツチ積分FACPK
IPよりも大きな値でもってスキップ的に増加させた後
、ステップ64に進む。ステップ64ては、リッチフラ
グ5OFLGをクリアしてステップ65に進む。ステッ
プ65では、リッチ時間DtjTYSOをクリアする。
次に、メイン02センサ6およびサブ02センサ7によ
るフィードバック制御を説明する。
るフィードバック制御を説明する。
先ず、メイン02センサ6による空燃比のフィトバック
制御条件、例えば、エンジン冷却水温が400C以上で
ある、フューエルカット中でない、パワー増量中でない
、エンジン始動後から所定時間経過している、メイン0
2センサ6が活性中である、圧力センサ3が正常である
、等の条件が全て成立している場合には、メイン02セ
ンサ6の出力電圧に基づいてフィードバック制御が行わ
れる。具体的には、第3図に示すように、メイン02セ
ンサ6の出力電圧が判定電圧を上回った場合には、リッ
チ判定遅延時間TDR後に空燃比フィードバック補正係
数FAFを所定値R8Mだけ減少側にスキップさせ、次
にリーン積分KIMに基づいて一定値づつ徐々に減少さ
せる。このため、インジェクタ1からの燃料供給量が絞
られて、混合気の空燃比が理論空燃比側に変化すること
になる。他方、メイン02センサ6の出力電圧が判定電
圧を下回った場合には、リーン判定遅延時間TDL後に
空燃比フィードバック補正係数FAFを所定値R8Pだ
け増加側にスキップさせ、次にリッチ積分KIPに基づ
いて一定値づつ徐々に増加させる。その結果、インジェ
クタ1から供給される燃料の量が増加して、混合気の空
燃比が理論空燃比側に変化することになる。
制御条件、例えば、エンジン冷却水温が400C以上で
ある、フューエルカット中でない、パワー増量中でない
、エンジン始動後から所定時間経過している、メイン0
2センサ6が活性中である、圧力センサ3が正常である
、等の条件が全て成立している場合には、メイン02セ
ンサ6の出力電圧に基づいてフィードバック制御が行わ
れる。具体的には、第3図に示すように、メイン02セ
ンサ6の出力電圧が判定電圧を上回った場合には、リッ
チ判定遅延時間TDR後に空燃比フィードバック補正係
数FAFを所定値R8Mだけ減少側にスキップさせ、次
にリーン積分KIMに基づいて一定値づつ徐々に減少さ
せる。このため、インジェクタ1からの燃料供給量が絞
られて、混合気の空燃比が理論空燃比側に変化すること
になる。他方、メイン02センサ6の出力電圧が判定電
圧を下回った場合には、リーン判定遅延時間TDL後に
空燃比フィードバック補正係数FAFを所定値R8Pだ
け増加側にスキップさせ、次にリッチ積分KIPに基づ
いて一定値づつ徐々に増加させる。その結果、インジェ
クタ1から供給される燃料の量が増加して、混合気の空
燃比が理論空燃比側に変化することになる。
かかるフィードバック制御中にサブ02センサ7による
フィードバックP/B条件が成立すると、例えば、メイ
ン02センサ6による空燃比のフィトバック実行開始か
ら所定時間経過している、メイン02センサ6が活性に
なってから所定時間経過している、エンジン冷却水温が
700C以上である、過渡時の燃料補正量が所定量を下
回っている、エンジンがアイドリーング状態で車速が0
である、又はエンジンが非アイドリーング状態で所定の
運転領域にある、等の諸条件が全て成立すれば、サブ0
2センサ7によるフィードバックF/B制御が行われる
。具体的には、サブ02センサ7の出力電圧が判定電圧
を上回っている場合には、フィトバック制御値FACF
がリーン積分FACFKIMに基づいてゲート時間CD
LITYSO毎に微小値づつ減少される(ステップ51
〜53)。逆に、前記出力電圧が判定電圧を下回ってい
る場合には、フィードバック制御値FACPがリッチ積
分FACPKIPに基づいてゲート時間CDUTYSO
毎に微小値づつ増加される(ステップ51→52→55
)。一方、サブ02センサ7の出力電圧が判定電圧を上
回り、しかも、前回にリッチでなかった場合は、直ちに
フィードバック制御値FACPか減少する側にスキップ
される(ステップ51−57−58→60)。また、サ
ブ02センサ7の出力電圧が判定電圧を下回り、しかも
、前回にリッチであった場合は、直ちにフィードバック
制御値FACFが増加する側にスキップされる(ステッ
プ51−57−62−63)。このよう手順に基づいて
フィードバック制御値FACFが変化されるとともに、
その値に基づいて第5図に示すマツプからリッチ判定遅
延時間TDRおよびリーン判定遅延時間TDLが決定さ
れる。ここで、フィードバック制御値FACFが大きく
なれば、リッチ判定遅延時間TDRが長くなる一方、リ
ーン判定遅延時間TDLが短縮される。このため、空燃
比フィードバック補正係数PAPが増加側から減少側に
転換する時期が遅くなるとともに、減少側から増加側に
転換される時期が早くなり、インジェクタ1から供給さ
れる燃料の量が増加することになる。
フィードバックP/B条件が成立すると、例えば、メイ
ン02センサ6による空燃比のフィトバック実行開始か
ら所定時間経過している、メイン02センサ6が活性に
なってから所定時間経過している、エンジン冷却水温が
700C以上である、過渡時の燃料補正量が所定量を下
回っている、エンジンがアイドリーング状態で車速が0
である、又はエンジンが非アイドリーング状態で所定の
運転領域にある、等の諸条件が全て成立すれば、サブ0
2センサ7によるフィードバックF/B制御が行われる
。具体的には、サブ02センサ7の出力電圧が判定電圧
を上回っている場合には、フィトバック制御値FACF
がリーン積分FACFKIMに基づいてゲート時間CD
LITYSO毎に微小値づつ減少される(ステップ51
〜53)。逆に、前記出力電圧が判定電圧を下回ってい
る場合には、フィードバック制御値FACPがリッチ積
分FACPKIPに基づいてゲート時間CDUTYSO
毎に微小値づつ増加される(ステップ51→52→55
)。一方、サブ02センサ7の出力電圧が判定電圧を上
回り、しかも、前回にリッチでなかった場合は、直ちに
フィードバック制御値FACPか減少する側にスキップ
される(ステップ51−57−58→60)。また、サ
ブ02センサ7の出力電圧が判定電圧を下回り、しかも
、前回にリッチであった場合は、直ちにフィードバック
制御値FACFが増加する側にスキップされる(ステッ
プ51−57−62−63)。このよう手順に基づいて
フィードバック制御値FACFが変化されるとともに、
その値に基づいて第5図に示すマツプからリッチ判定遅
延時間TDRおよびリーン判定遅延時間TDLが決定さ
れる。ここで、フィードバック制御値FACFが大きく
なれば、リッチ判定遅延時間TDRが長くなる一方、リ
ーン判定遅延時間TDLが短縮される。このため、空燃
比フィードバック補正係数PAPが増加側から減少側に
転換する時期が遅くなるとともに、減少側から増加側に
転換される時期が早くなり、インジェクタ1から供給さ
れる燃料の量が増加することになる。
逆に、フィードバック制御値FACFが小さくなる場合
は、燃料供給量が減少することになる。
は、燃料供給量が減少することになる。
なお、以上の制御は、エンジン運転中に繰り返し実行さ
れるようになっている。
れるようになっている。
このような構成によると、メイン02センサ6の出力電
圧に基づいて空燃比のフィードバック制御が行われてい
る場合、空燃比の制御中心がリッチ側又はリーン側にず
れると、サブ02センサ7の出力電圧により決まるフィ
ードバック制御値の増減によって、急速かつ微細に混合
気の空燃比が調節されることになる。すなわち、サブ0
2センサ7の出力電圧により空燃比がリッチからリーン
に切替わったのが検出された場合には、直ちにフィード
バック制御値r’AcFがスキップ的に増加されるため
、制御中心がリッチ側へ急速に変化することになる。逆
に、サブ02センサ7の出力電圧により空燃比かリーン
からリッチに切替わったのが検出された場合には、フィ
ードバック制御値PACPがスキップ的に減少されるた
め、制御中心がリーン側へ急速に変化することになる。
圧に基づいて空燃比のフィードバック制御が行われてい
る場合、空燃比の制御中心がリッチ側又はリーン側にず
れると、サブ02センサ7の出力電圧により決まるフィ
ードバック制御値の増減によって、急速かつ微細に混合
気の空燃比が調節されることになる。すなわち、サブ0
2センサ7の出力電圧により空燃比がリッチからリーン
に切替わったのが検出された場合には、直ちにフィード
バック制御値r’AcFがスキップ的に増加されるため
、制御中心がリッチ側へ急速に変化することになる。逆
に、サブ02センサ7の出力電圧により空燃比かリーン
からリッチに切替わったのが検出された場合には、フィ
ードバック制御値PACPがスキップ的に減少されるた
め、制御中心がリーン側へ急速に変化することになる。
したがって、以上のような構成によれば、メイン02セ
ンサ6の出力特性のばらつきや経時変化、インジェクタ
1の燃料噴射量のばらつき等により、又は特定の気筒か
ら排出された排気ガスによってメイン02センサ6の出
力電圧が左右され、所定の空燃比制御が得られなくなる
ような事態が生じても、サブ02センサ7によるフィー
ドバック制御によって、混合気の空燃比を有効に三元触
媒のウィンドウ内に収束させることができる。
ンサ6の出力特性のばらつきや経時変化、インジェクタ
1の燃料噴射量のばらつき等により、又は特定の気筒か
ら排出された排気ガスによってメイン02センサ6の出
力電圧が左右され、所定の空燃比制御が得られなくなる
ような事態が生じても、サブ02センサ7によるフィー
ドバック制御によって、混合気の空燃比を有効に三元触
媒のウィンドウ内に収束させることができる。
しかも、このような制御方法によれば、サブ02センサ
7の出力電圧が空燃比リーン状態を示した場合には、直
ちに制御中心が空燃比リッチ側に移行され、逆に、前記
出力電圧が空燃比リッチ状態を示した場合には、直ちに
制御中心が空燃比リーン側に移行されるため、空燃比制
御の追従性を有効に高めることができるとともに、空燃
比全体がリーンよりにある時間およびリッチよりにある
時間を短縮できる。その結果、排気ガスを三元触媒のウ
ィンドウ内で効率よく浄化することができ、エミッショ
ンを有効に改善することができる。
7の出力電圧が空燃比リーン状態を示した場合には、直
ちに制御中心が空燃比リッチ側に移行され、逆に、前記
出力電圧が空燃比リッチ状態を示した場合には、直ちに
制御中心が空燃比リーン側に移行されるため、空燃比制
御の追従性を有効に高めることができるとともに、空燃
比全体がリーンよりにある時間およびリッチよりにある
時間を短縮できる。その結果、排気ガスを三元触媒のウ
ィンドウ内で効率よく浄化することができ、エミッショ
ンを有効に改善することができる。
なお、第2の02センサの出力信号に基づいて決定する
フィードバック制御値は、前述の制御手順に基づいて決
定する場合に限らないのは勿論である。また、前記フィ
ードバック制御値に基づいて空燃比フィードバック補正
係数のリッチ積分、リーン積分、スキップ量を変化させ
ることにより、空燃比の制御中心を調節することも可能
である。
フィードバック制御値は、前述の制御手順に基づいて決
定する場合に限らないのは勿論である。また、前記フィ
ードバック制御値に基づいて空燃比フィードバック補正
係数のリッチ積分、リーン積分、スキップ量を変化させ
ることにより、空燃比の制御中心を調節することも可能
である。
さらに、前記実施例では、空燃比の変化に対応させて、
フィードバック制御値をリッチ側とリーン側との双方ヘ
スキップさせるようにしたが、リッチ側にのみスキップ
させるようにしてもよい。
フィードバック制御値をリッチ側とリーン側との双方ヘ
スキップさせるようにしたが、リッチ側にのみスキップ
させるようにしてもよい。
[発明の効果]
本発明は、以上のような構成であるから、第1の02セ
ンサにより混合気の空燃比が理論空燃比付近からずれる
のを第2の02センサによって防止することができるだ
けでなく、第2の02センサの出力電圧の変化に対応さ
せて速やかに空燃比を理論空燃比付近に調節することが
できるので、空燃比全体がリッチよりにある時間やリー
ンよりにある時間を確実に短縮することができる。その
結果、経時変化等によってエミッションが悪化するのを
有効に回避することができるとともに、排気ガスを浄化
効率の高い領域で浄化することができる制御性および応
答性に優れた内燃機関の空燃比制御方法を提供すること
ができる。
ンサにより混合気の空燃比が理論空燃比付近からずれる
のを第2の02センサによって防止することができるだ
けでなく、第2の02センサの出力電圧の変化に対応さ
せて速やかに空燃比を理論空燃比付近に調節することが
できるので、空燃比全体がリッチよりにある時間やリー
ンよりにある時間を確実に短縮することができる。その
結果、経時変化等によってエミッションが悪化するのを
有効に回避することができるとともに、排気ガスを浄化
効率の高い領域で浄化することができる制御性および応
答性に優れた内燃機関の空燃比制御方法を提供すること
ができる。
第1図から第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
概略的な全体構成図、第2図は制御手順を概略的に示す
フローチャート図、第3図は制御態様を示すタイミング
チャート図、第4図は制御態様を示すタイミングチャー
ト図、第5図は制御設定条件を示す図である。第6図は
従来例を示す第4図相当のタイミングチャート図である
。 1・・・インジェクタ 6・・・第1の02センサ(メイン02センサ)7・・
・第2の02センサ(サブ02センサ)14・・・触媒
コンバータ(マニバータ)15・・・燃焼室 PACF・・・フィードバック制御値 0 第 1 図
概略的な全体構成図、第2図は制御手順を概略的に示す
フローチャート図、第3図は制御態様を示すタイミング
チャート図、第4図は制御態様を示すタイミングチャー
ト図、第5図は制御設定条件を示す図である。第6図は
従来例を示す第4図相当のタイミングチャート図である
。 1・・・インジェクタ 6・・・第1の02センサ(メイン02センサ)7・・
・第2の02センサ(サブ02センサ)14・・・触媒
コンバータ(マニバータ)15・・・燃焼室 PACF・・・フィードバック制御値 0 第 1 図
Claims (1)
- 排気ガスを浄化する触媒コンバータの上流側に排気ガス
中の酸素濃度を検出する第1のO_2センサを配置し、
その出力電圧に基づいて燃焼室に供給する混合気の空燃
比を理論空燃比近傍にフィードバック制御するとともに
、前記触媒コンバータの下流側に配置した第2のO_2
センサの出力電圧に基づいてフィードバック制御値を決
定し、そのフィードバック制御値に基づいて空燃比の制
御中心を理論空燃比近傍に変化させるように構成した内
燃機関の空燃比制御方法であって、少くとも、前記第2
のO_2センサの出力電圧により空燃比リーンが検出さ
れた場合に前記フィードバック制御値を空燃比リッチ側
へスキップ的に増加させるようにしたことを特徴とする
内燃機関の空燃比制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089590A JP2790896B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 内燃機関の空燃比制御方法 |
US07/674,162 US5168701A (en) | 1990-04-03 | 1991-03-25 | Method of controlling the air-fuel ratio in an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2089590A JP2790896B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 内燃機関の空燃比制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03290035A true JPH03290035A (ja) | 1991-12-19 |
JP2790896B2 JP2790896B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=13974997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2089590A Expired - Fee Related JP2790896B2 (ja) | 1990-04-03 | 1990-04-03 | 内燃機関の空燃比制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790896B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100412725B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 연료 피드백 제어방법 |
KR100423321B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 엔진의 점화시기 제어 방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010138791A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Daihatsu Motor Co Ltd | 空燃比制御装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872647A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御方法 |
JPS61232350A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-16 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
-
1990
- 1990-04-03 JP JP2089590A patent/JP2790896B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5872647A (ja) * | 1981-10-26 | 1983-04-30 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御方法 |
JPS61232350A (ja) * | 1985-04-09 | 1986-10-16 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の空燃比制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100423321B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2004-03-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 엔진의 점화시기 제어 방법 |
KR100412725B1 (ko) * | 2001-10-23 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 연료 피드백 제어방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2790896B2 (ja) | 1998-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |