JPH03289739A - 画像データ送信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 技術分野 この発明は、双方向通信が可能な２台の通信装置から構
成されるデータ通信システムにおける画像データ送信方
法に関する。

従来技術とその問題点 画像データ通信において、従来は送信側の装置から受信
側の装置に一方的に一画面全ての画像データを送ってい
た。そのため受信側装置で必ずしも必要としない画像領
域の画像データまでも含めて送信されることになり、そ
れだけ無駄な通信時間を要していた。

発明の目的 この発明は、受信側装置が必要とする画像データのみを
送信することにより１通信時間の短縮を図ることを目的
とする。

発明の構成２作用および効果 この発明による画像データ送信方法は２双方向通信が可
能な２台の通信装置から構成される画像データ通信シス
テムにおいて、一方の通信装置から他方の通信装置に一
画面分の画像データを送信するに先だち、他方の通信装
置が一方の通信装置に送信されるべき画像データの形式
に関する要求を送り、一方の通信装置は上記要求を受信
すると、その要求にしたがう形式に一画面分の画像デー
タを変換処理し、この処理された画像データを他方の通
信装置に送信することを特徴とする。

この発明によると１画像データの送信に先立って受信側
の通信装置から送信側の通信装置に画像データの形式に
関する要求が送信される。この要求は、一画面のうち特
定の領域の画像データの送信でよい旨およびその領域の
指定、受信側と送信側で一画面の画素数が異なるときに
は画素数を変換してほしい旨および受信側の画素数を示
すデータなどの送信されるべき画像データの形式に関す
るものである。送信側装置はこの要求を受信すると、要
求に応じて送信画像データの処理を行ない、処理後の画
像データを受信側装置に送信する。

送信側の通信装置から受信側の通信装置に画像データの
送信を行なう前に受信側装置が送信側装置に対して送信
されるべき画像データの形式を指定する要求を出し、送
信側装置はこれに応答して上記要求にしたがって画像デ
ータを処理したのちに送信しているので、不必要な画像
データの送信を省いて通信時間の短縮を自ったり、受信
側装置での効率のよい再生処理が期待できる。たとえば
、一画面分の画像データを全部送信せずに必要な領域の
画像データのみを送信することができるので１通信時間
の短縮を図ることができる。また、受信側装置と送信側
装置における一画面の画素数が異なるときであっても、
あらかじめ送信側装置で受信側装置の画素数に一致する
画像データを作成してこの画像データを送信することが
できるので、受信側装置における処理を少なくすること
ができ、受信側装置で効率のよい画像再生処理を行なう
ことができる。

実施例の説明 第１図はこの発明の実施例を示すブロック図であり２画
像データの通信システムを示している。

２台の通信装置ｌＯと２０が通信網によって相互に接続
されており、双方向通信が可能となっている。この実施
例では通信装置１０が送信側２通信装置２０が受信側で
ある。

通信装置１０はＣＰＵＩＩによって全体の動作が統括さ
れる。ＣＰＵＩＩには制御プログラムが記憶されたＣＰ
Ｕ制御用メモリ１２および画像データを記憶するための
画像メモリ１３が接続されている。画像メモリ１３には
スチル・ビデオ・カメラ、ビデオ・カメラ、画像ファイ
ル・システム等の画像入力装置１７が接続されており、
この画像入力装置１７から画像データが画像メモリ１３
に取込まれる。

ＣＰＵＩＩにはまた。いわゆるパーソナル・コンピュー
タ１８が接続されており、このパーソナル・コンピュー
タ１８のキーボードから必要なデータ。

場合によっては制御プログラムが入力される。また２画
像メモリ１３に記憶されている画像データがパーソナル
・コンピュータ１８に送られ、その画像データによって
表わされる画像がコンピュータ１８のＣＲＴ表示装置に
表示される。

通信装置ｌＯにはさらに２通信装置２ｏとの画像データ
通信のための通信用バッファ・メモリ１５およびコント
ローラ１４．１８が設けられている。バッファ・メモリ
１５には通信装置２０から送られてきた要求データ、通
信装置２０に送るべき画像データ等が記憶される。コン
トローラ１４は、ＣＰＵＩＩの制御の下に、所定の画像
データを画像メモリ１３から読出し、これに所定の加工
、変換処理等を施して２通信装置２０に送るべき画像デ
ータとしてバッファ・メモリ１５に蓄える。コントロー
ラ１６は通信装置１０と通信装置２０との間の通信を制
御する。

通信装置２０はＣＰ　Ｕ　２１．受信部２２．送信部２
３を備え、ＣＰＵ２１によってその全体の動作が統括さ
れる。ＣＰＵ２１の制御の下に１通信装置１ｏが通信装
置２０に送信すべき画像データの形式に関する要求が１
通信装置１０から通信装置２ｏへの画像データの送信に
先だって、送信部２３から通信装置１ｏに送られる。受
信部２２は通信装置ｌｏから送信されてきた画像データ
を受信する。この受信画像データは通信装置ｔ２０内に
おける所定の処理のために使用され、必要であれば表示
装置（図示略）に表示される。

通信装置ＩＯが通信装置２０に送信すべき画像デー夕の
形式に関する要求には、たとえば、一画面のうち特定の
領域の画像データの送信でよい旨およびその領域の指定
１画素数を変換してほしい旨および受信側通信装置２０
の画素数を示すデータなどがある。

通信装置２０から通信装置ＩＯに送られる上記要求が一
画面の一部の領域のデータの送信要求である場合には、
一画面上における所望領域の座標を表わすデータ（たと
えばその領域の最初の座標データと最後の座標データ）
が通信装置ｌＯに与えられる。この要求を受取ると通信
装置ＩＯでは指定された座標データによって規定される
領域の画像データがコントローラ１４によって画像メモ
リ１３から取出され、バッファ・メモリ１５に蓄えられ
たのちコントローラ１６の制御の下に通信装置２０に送
信される。これにより不必要な画像データの送信を省き
、送信される画像データの量を少なくすることができ、
送信時間を短縮することができる。

上述のように受信側の通信装置２０では受信した画像デ
ータを必要に応じて表示装置に表示するなどの処理を行
なう。この表示処理において、受信した一部の領域の画
像を表示画面の複数箇所に表示することもできる。

通信装置ｌＯにおけるパーソナル・コンピュータ１８の
ＣＲ７表示装置の画素数と通信装置２０における表示装
置の画素数とが異なる場合には９画素数変換の要求と画
素数データとが通信装置２０から通信装置１０に送信さ
れる。この要求を受信すると通信装置ｌＯでは画像デー
タの画素数が通信装置２０における画素数に相当するよ
うに変換され、この変換後の画像データが通信装置ＩＯ
から通信装置２０に送信される。

第２図は第１図に示す通信装置ｌＯの画像通信処理手順
を示すフロー・チャートである。

通信装置ｌＯは通信装置２０からの要求を受信するまで
待機している（ステップ３１）。通信装置２０からの要
求を受信すると（ステップ３２でＹＥＳ　）　。

ＣＰＵＩＩに読込まれてその要求内容が解読される（ス
テップ３３）。そして１画像メモリ１３に記憶されてい
る所定の画像データが要求に応じて処理される。たとえ
ば上述した一画面の一部の領域の画像データのみを送信
するための処理１画素数変換処理などが行なわれる（ス
テップ３４）。この後。

処理された画像データは通信装置２０に送信される（ス
テップ３５）。

所定時間が経過していても通信装置２０からの要求を受
信しないときには（ステップ３２でＮｏ）　、画像メモ
リ１３に記憶されている所定の画像データがそのまま通
信装置２０に送信される（ステップ３５）。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すブロック図。 第２図は送信側の通信装置の処理手順を示すフロー・チ
ャートである。 第　　２ 図 １０、２０・・・通信装置。 １１、　２１・・・ＣＰＵ。 ２３・・・送信部。 以　　上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データの双方向通信が可能な２台の通信装置から構成さ
   れる画像データ通信システムにおいて、一方の通信装置
   から他方の通信装置に一画面分の画像データを送信する
   に先だち、 他方の通信装置は一方の通信装置に送信されるべき画像
   データの形式に関する要求を送り、一方の通信装置は上
   記要求を受信すると、その要求にしたがう形式に一画面
   分の画像データを変換処理し、この処理された画像デー
   タを他方の通信装置に送信する、 画像データ送信方法。