JPS61252783A - 画像伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、遠隔監視などの画像情報伝送に用いられる
画像伝送装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置として、第３図に示すものがあった
。図において、１は画像を入力するためのカメラ、２は
送信ユニットであり、該ユニット２において、３は同期
分離部、４はアナログ画像信号をディジタル化するＡ／
Ｄ変換部、６ａは１画面分のディジタル画像情報（以下
、画像情報という）を一旦記憶する画像記憶部（以下フ
レームメモリという）、７は上記画像情報を送出する送
出部、５は送信ユニット２のタイミングを制御する送信
制御部である。

また８は受信ユニットであり、該ユニット８において、
９は伝送されてきた画像情報を受信する受信部、６ｂは
１画面分の画像情報を記憶するフレームメモリ、１１は
画像情報の表示のための同期信号を発生する同期発生部
、１２はディジタル画像信号をアナログ化するＤ／Ａ変
換部、１０は受信ユニット８のタイミングを制御する受
信制御部である。なお、１３は表示装置く以下、モニタ
という）、１４は伝送線である。

次に動作について説明する。第３図において適当な距離
をもって設置された送信ユニット２と受信ユニット８と
は伝送線１４で継がれており、カメラ１から入力された
複合映像信号は送信ユニット２の同期分離部３において
アナログ画像情報と、水平同期信号、垂直同期信号、ク
ロックの３つの信号から成る同期信号とに分離される。

このうちアナログ画像情報はＡ／Ｄ変換部４において、
同期分離部３のクロック出力によってディジタル化され
、また同期信号はＡ／Ｄ変換部４に送られると同時に送
信制御部５に送られ、送信制御部５は上記同期信号に従
って上記Ａ／Ｄ変換部４から出力されるディジタル画像
情報をフレームメモリ６に記憶させる。この時、フレー
ムメモリ６には１画面分のディジクル画像情報が記憶さ
れる。

このようにして１画面分の全ディジタル画像情報がフレ
ームメモリ６に記憶され終わった時点で、送信制御部５
の指令に従って送出部７はフレームメモリ６内の１画面
分のディジタル画像情報をアドレス毎に順次伝送線１４
に送出する。

受信ユニット８では、伝送線１４を介して伝送されてき
た画像情報を受信部９が受信し、画像情報が到着したこ
とを受信制御部１０に知らせる。

画像情報が到着したことを知った受信制御部１０は、該
画像情報をフレームメモリ６の各アドレスに順次記憶さ
せる。

そして１画面分の画像情報の記憶が終了した時点で受信
制御部１０は、同期発生部１１からの同期信号に従って
フレームメモリ６内の画像情報をＤ／Ａ変換部１２に送
り、Ｄ／Ａ変換部１２が上記画像情報をアナログ信号に
変換し、同期信号と共にモニタ１３に送ってこれを表示
させる。なお第２図（ａ）に伝送線１４を介して伝送さ
れる情報を示す。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の画像伝送装置は以上のように構成されているので
、伝送する１画面分の画像情報には不要な情報も数多く
含まれており、全体として膨大な情報を伝送することに
なり、伝送時間が長くなり、伝送コストが高くなるなど
の問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、必要とする領域の画像情報を短時間、かつ低
コストで伝送できる画像伝送装置を得ることを目的とす
る。

〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る画像伝送装置は、１画面分の画像情報の
中から必要とする部分領域の画像情報のみを取り出し、
該部分領域の画像情報をこれを制御するためのウィンド
ウ情報と共に送出し、受信ユニットでこれらの情報に基
づき、部分領域の画像を再構成するようにしたものであ
る。

〔作用〕

この発明においては、送信ユニットのウィンドウコント
ロール部により１画面分の画像情報の中からウィンドウ
内の画像情報のみが取り出され、また情報送出部により
伝送すべき画像情報にウィンドウを制御するためのウィ
ンドウ情報が付加されて送出されるから、１画面内の必
要とする部分領域の情報が受信ユニットに伝送される。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例による画像伝送装置を示し、
図において、１は映像入力部であるカメラ、２０は送信
ユニットであり、該ユニット２０において、３はカメラ
ｌから入力された映像信号をアナログ画像情報と同期信
号とに分離する同期分離部、４は上記アナログ画像情報
をディジタル画像情報（以下、単に画像情報という）に
変換するＡ／Ｄ変換部、２１はウィンドウ情報に応じて
ウィンドウメモリの書込み信号を発生しウィンドウの位
置や形状や大きさや間引率や階調を制御するウィンドウ
コントロール部、２２ａは該ウィンドウ内の画像情報を
一旦記憶するウィンドウメモリ、２３は上記ウィンドウ
メモリ内の画像情報にウィンドウの位置情報、形状情報
、サイズ情報。

間引率１階調情報などのウィンドウ情報を付加した伝送
情報をそのまま、あるいはアナログ信号等の適当な信号
形態に変換して送出する情報送出部、２４は送信ユニッ
ト２０のタイミング制御を行なうとともにウィンドウコ
ントロール部２１にウィンド６情報を与える送信制御部
である。

また２５は受信ユニットであり、該ユニット２５におい
て、２６は伝送線１４を介して伝送されてきた伝送情報
をディジタル信号に変換した後、画像情報とウィンドウ
情報とに分離する情報分離部、２２ｂは該分離された画
像情報を一旦記憶するウィンドウメモリ、２１ｂはウィ
ンドウ情報に基づき上記ウィンドウメモリ２２ｂの書込
み信号を発生するウィンドウコントロール部、１１はウ
ィンドウメモリ２２ｂの画像情報をモニタ表示するため
の同期信号を発生する同期発生部、１２は受信ユニット
のウィンドウメモリ２２ｂ内に存在するディジタル画像
情報をアナログ画像情報に変換するＤ／Ａ変換部、２７
は受信ユニット２５のタイミング制御を行なうとともに
ウィンドウコントロール部にウィンドウ情報を与えるす
る受信制御部である。なお１３は表示装置としてのモニ
タ、１４は伝送線である。

次に動作について説明する。第１図において、カメラ１
から入力された複合映像信号は同期分離部３でアナログ
画像情報と水平同期信号、垂直同期信号、クロックの３
つの信号から成る同期信号（以下ＳＹ、ＮＣという）と
に分離された後、アナログ画像情報と５ＹＮＣのうちの
クロックがＡ／Ｄ変換部４へまた５ＹＮＣのみがウィン
ドウコントロール部２１へそれぞれ送られる。

そしてウィンドウコントロール部２１では、送信制御部
２４からのウィンドウ情報（位置情報。

形状情報、サイズ情報９量引情報１階調情報）と、５Ｙ
ＮＣとによってウィンドウ信号を発生する。

一方Ａ／Ｄ変換部４では、上記アナログ画像情報をディ
ジタル化してウィンドウメモリ２２ａへ順次１画面ずつ
送出する。ウィンドウメモリ２２番から送られてくるウ
ィンドウ信号に基づいてウィンドウ内の画像情報のみを
記憶する。

画像情報の記憶が終了した時点で情報送出部２３は、送
信制御部２４の制御に従って上記ウィンドウメモリ２２
ａ内の画像情報に送信制御部２４から送られてくるウィ
ンドウ情報を付加した伝送情報をディジタル信号のまま
、あるいはアナログ信号等の適当な信号形態に変換した
後、伝送線１４に送出する。なおウィンドウの指定は送
信制御部２４にウィンドウ情報を設定することにより行
なわれる。

一方受信ユニット２５では、伝送情報が送られてくると
、情報分離部２６がこれを受信し、伝送情報が到着した
ことを受信制御部２７へ知らせると同時に伝送情報をデ
ィジタル信号に変換して画像情報とウィンドウ情報とに
分離して、ウィンドウ情報を受信制御部２７に、画像情
報をウィンドウメモリ２２ｂにそれぞれ送出する。その
結果上記ウィンドウ情報は受信制御部２７を介してウィ
ンドウコントロール部２１ｂは与えられ、ウィンドウメ
モリ２２ｂはウィンドウコントロール部２ｉｂからのウ
ィンドウ信号に基づいて上記画像情報を記憶する０画像
情報のウィンドウメモリ２２ｂへの記憶が終了した時点
で、受信制御部２７はウィンドウコントロール部２１．
ｂへウィンドウ情報を送り、ウィンドウコントロール部
２１ｂ゛は同期発生部１１から送られてくる５ＹＮＣに
よってウィンドウ信号を発生し、ウィンドウメモリ２２
ｂ内の画像情報をウィンドウ信号に同期してＤ／Ａ変換
部１２へ送る。

Ｄ／Ａ変換部１２では送られてきた画像情報を、受信制
御部２７からの階調情報と同期発生部１１からのクロッ
クによってアナログ画像情報に変換し、該アナログ画像
情報は同期信号と共にモニタ１３へ送られ表示される。

なお本実施例において伝送線１４を通って伝送される伝
送情報は例えば第２図（ｂｌのように構成されている。

なお、上記実施例では受信ユニット２２内にｂ／Ａ変換
部１２と同期発生部１１とウィンドウコントロール部２
１ｂを組込んでモニタ１３に表示できるようにしている
が、表示を行なわずに、外部に画像処理装置などを接続
して伝送情報を画像処理する場合には、上記Ｄ／Ａ変換
部１２．同期発生部１１．ウィンドウコントロール部２
１ｂを除去し、外部装置が直接ウィンドウメモリ２２ｂ
をアクセスする構成とすればよい。

また上記実施例では１つのウィンドウメモリ、１つのウ
ィンドウコントロール部による構成を示したが、これら
を複数設けて画面内の複数の領域を表示するようにして
もよい。

また上記実施例では画像情報の伝送手順については特に
規定しなかったが、例えば中間調画像の場合、且つ画素
の最上位ビットから順に伝送することにより、伝送開始
後の比較的早い時期に画像の輪郭を表示できる。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、１画面分の画像情報
のうち、必要な部分領域の画像情報のみを、その部分領
域の制御情報と共に伝送するように構成したので、短時
間にしかも低伝送コストで必要な画像情報を伝送できる
画像伝送装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画像伝送装置のブロ
ック図、第２図は伝送される情報のフォーマットを示す
図、第３図は従来の画像伝送装置を示す図である。 図において、１はカメラ、２は送信ユニット、３は同期
分離部、４はＡ／Ｄ変換部、５は送信制御部、６はフレ
ームメモリ、７は送出部、８は受信ユニット、９は受信
部、１０は受信制御部、１１は同期発生部、１２はＤ／
Ａ変換部、１３はモニタ、１４は伝送線、２０は送信ユ
ニット、２１はウィンドウコントロール部、２２はウィ
ンドウメモリ、２３は情報送出部、２４は送信制御部、
２５は受信ユニット、２６は情報分離部、２７は゛受信
制御部である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を読み取りこれをディジタル化した全画
   像情報のうちの所定の部分領域（以下ウィンドウという
   ）の画像情報を、該ウィンドウの形状を示す形状情報、
   位置を示す位置情報、大きさを示すサイズ情報、階調を
   示す階調情報、間引率を示す間引情報のうちのいずれか
   １つ又は任意の組合せからなるウィンドウ情報と共に伝
   送情報として送出する送信手段と、上記伝送情報を基に
   上記ウィンドウの画像を再構成する受信手段とを備えた
   ことを特徴とする画像伝送装置。
2. （２）上記送信手段は、アナログ画像情報をディジタル
   化するＡ／Ｄ変換部と、ウィンドウ情報に基づいて該Ａ
   ／Ｄ変換された全画像情報内のウィンドウの位置や形状
   や大きさや間引率や階調を制御するウィンドウコントロ
   ール部と、該ウィンドウの画像情報を一旦記憶する画像
   情報記憶部（以下ウィンドウメモリという）と、上記画
   像情報に上記ウィンドウ情報を付加し伝送情報として送
   出する情報送出部と、上記ウィンドウ情報が設定される
   とともに本送信手段をタイミング制御する送信制御部と
   を備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
   画像伝送装置。
3. （３）上記受信手段は、伝送されてきた伝送情報を上記
   画像情報と上記ウィンドウ情報とに分離する伝送情報分
   離部と、該分離された画像情報を一旦記憶するウィンド
   ウメモリと、本受信手段をタイミング制御する受信制御
   部とを備えたものであることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項記載の画像伝送装置。
4. （４）上記受信手段は、上記伝送情報分離部で分離され
   たウィンドウ情報を基に表示すべきウィンドウの位置や
   形状の大きさや間引率や階調を制御するウィンドウコン
   トロール部と、上記画像情報をディジタルからアナログ
   に変換するＤ／Ａ変換部と、上記ウィンドウのモニタ表
   示のための同期信号を発生する同期信号発生部とを備え
   たものであることを特徴とする特許請求の範囲第３項記
   載の画像伝送装置。