JPH03289202A - 熱保護回路 - Google Patents

熱保護回路

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JPH03289202A
JPH03289202A JP2089958A JP8995890A JPH03289202A JP H03289202 A JPH03289202 A JP H03289202A JP 2089958 A JP2089958 A JP 2089958A JP 8995890 A JP8995890 A JP 8995890A JP H03289202 A JPH03289202 A JP H03289202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
transistors
turned
circuit
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP2089958A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Sakai
博文 坂井
Yasutaka Tsukiyama
築山 康孝
Shinji Tanaka
慎二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱保護回路に関し、たどえは半導体集積回路装
置における発熱や外部の異常な温度上昇の際に、その機
能を停止させる熱保護回路に関する。
従来の技術 従来、この種の熱保護回路は、第2図に示すような構成
であった。図において、1は基準電圧回路、2は温度検
出装置、3はヒステリシスコンパレータ、4は出力回路
、5は電源電圧端子、6は出力端子である。
以上のような構成要素よりなる従来例について、以下そ
の動作を説明する。
基準電圧回路1の電圧を、あらかじめ設定したい温度に
相当する電圧に抵抗で分割し、その電圧と、温度検出装
置2により検出した温度に相当する電圧とをヒステリシ
スコンパレータ3により比較し、その大小関係に応して
出力回路4からハイレベルまたはロウレベルの出力信号
を得ることができる。図では、常温ではハイレベルの出
力信号を得て、あらかじめ設定した温度以上になると、
ロウレベルの出力信号になるような構成である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、基準電圧回路1には、温度
変化の少ないものが要求され、素子数が多くなる。また
、消費電流も、温度検出装置2や、基準電圧回路1を動
作させるために多くなり、半導体IC化を行なった場合
、ICチップの占有面積も大きくなる等の欠点を有して
いた。
本発明は、このような従来の課題を解決するもので、回
路素子数を最小限にとどめるとともに、消費電力の低減
が可能な熱保護回路を提供することを目的とするもので
ある。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の熱保護回路は異な
る電流密度で動作する電流ミラー対の第1゜第2のトラ
ンジスタに対して逆極性であって電流ミラー対をなす第
3と第4のトランジスタを、前記第1と第3のトランジ
スタのコレクタ同士を接続し、前記第2と第4のトラン
ジスタのそれぞれのコレクタ間に第1の抵抗を接続し、
前記第3゜第4のトランジスタと同極性であってコレク
タ接地された第5のトランジスタのベースは前記第1と
第3のトランジスタのコレクタ同士の接続点に、そのエ
ミッタは前記電流ミラー対の第3と第4のトランジスタ
のベースに接続され、前記第1の抵抗と第4のトランジ
スタのコレクタとの接続点には第6のトランジスタのベ
ースが接続され、そのエミッタと接地間には第2と第3
の抵抗が直列に接続されその中点にはエミッタ接地され
た第8と第9のトランジスタのベースが接続され、前記
第8のトランジスタのコレクタには前記第3.第4のト
ランジスタと同極性であってそれらとミラー結合した第
7のトランジスタのコレクタが接続され、前記第7と第
8のトランジスタのコレクタ同士の結合点と前記第1と
第3のトランジスタのコレクタ同士の結合点との間に一
方向にのみ電流を流す素子を接続し、前記第9のトラン
ジスタのコレクタを出力端子とした構成を有している。
作用 本発明は上記構成によって、第2と第3の抵抗の設定に
よって、出力トランジスタが低温ではオフ状態であるが
、ある温度でオン、すなわち熱保護状態となり、この状
態から少し温度が下がった点で再びオフとなって熱保護
状態が解除されるように作用するもので、最小限の素子
数による低消費電力の熱保護回路が実現できるものであ
る。
実施例 第1図は本発明の一実施例の熱保護回路の回路図であり
、以下本発明をこの実施例により詳しく述べる。
図示のようにトランジスタQl、 Q2. Q3゜Q4
.Q5、抵抗Ro 、 R+はバンドギャップ方式と呼
ばれる基準電圧回路を構成している。この基準電圧Le
fはエミッタホロワトランジスタQ6を介し、抵抗R2
とR3で分割されて、トランジスタQ8と出力トランジ
スタQ9に供給される。トランジスタQ8はトランジス
タQ7のコレクタ電流を切換えて、ダイオード接続のト
ランジスタQ+oを通して基準電圧回路部の回路電流を
切換える。
なお、トランジスタQ5は、ミラー結合しているトラン
ジスタQ:l、Q4.Q7の電流増幅率hFEを補償す
るためのものである。
以上のように構成された本発明の一実施例について、以
下その動作を説明する。
トランジスタQ8がオフ状態のとき、同Q8のベース電
圧VB(OFF)は次式で表わされる。
ただし、k;ボルツマン定数、q、電子の電荷、T;接
合温度、IE2;トランジスタQ2のエミッ少電流、I
s6;トランジスタQ6のエミ・ンタ電流、Ro、 R
1,R2,R3:抵抗RO,R1,R2,R3の各抵抗
値である。各トランジスタの特性はそろっており、ベー
ス電流は無視できるとし、トランジスタQ1のエミッタ
面積はトランジスタQ2の同面積の2倍、トランジスタ
Q4の同面積はトランジスタQ3の同面積の2倍とする
トランジスタQ8がオン状態のとき、同Q8のベース電
圧VB(ON)は次式で表わされる。
次にトランジスタQ8および出力トランジスタQ9がオ
ン状態になるベース電圧をそれぞれVB8(ON)+V
B9((IN)とすると、次式で表わせる。
ただし、Is; )ランシスタのベース・エミッタ間の
逆バイアス時の飽和電流、IO;熱保護時割込み電流で
ある。
各抵抗値および電流値を適切に選ぶことにより、低温で
、 VB(OFF) < VB(ON) < VB8(ON
) < VB9(ON)とすると、トランジスタQ8は
オフ状態となり、出力トランジスタQ9はオフ状態にな
る。
次に高温になり、VB(OFF) > VB8(ONI
となると、トランジスタQ8はオフ状態からオン状態に
なる。このとき、トランジスタQ7の電流はトランジス
タQ8に流れるので、トランジスタQ8のヘース電圧ハ
Va〈oN+l::なる。VB(ON) > VB9(
ON)とすることができ、出力トランジスタQ9がオン
状態になり、熱保護状態となる。
VB<0FF) ” VB8(ON)となる接合温度を
熱保護動作温度TC(ONIとする。
次に熱保護状態から温度が下がり、VB(ON)<VB
8(ON)となると、トランジスタQ8はオン状態から
オフ状態になり、トランジスタQ7の電流は再び、トラ
ンジスタQ+oを通して、基準電圧回路部に流れる。こ
のとき、トランジスタQ8のベース電圧ハvB(OFF
 I I’:なり、 VB(OFF)< VB9(ON
)テあるから出力トランジスタQ+oはOFF状態にな
り、熱保iは解除される。VB(ON) = VB8<
ONIとなる接合温度を熱保護解除温度TC(OFF)
とする。
TC(ONI 、 TC(OFF)は近似的に(5)式
、(6)式で表わされる。
ただし、V BH3” V BH3。
VBE8 l T = TC(ON) 、  VBE8
 l T = TC(OFF)は接合温度がTC(ON
) Tc(,0rp)のそれぞれの温度でのトランジス
タQ8のベース・エミッタ間電圧である。
なお、第1図の本発明の一実施例回路図では、起動回路
°を省略した。また、第1図の回路では、第2図の従来
例回路と比べて明らかなように、ヒステリシスコンパレ
ータが不要であり、回路構成上も簡素化できる。
また実施例の回路におけるトランジスタのPNP。
NPN極性も例示と互に逆になってもよいが、その場合
でもQ+oの、一方向にのみ電流を流す素子の方向は現
状のままとする。またこの素子はダイオードでもよいし
、例示のようにトランジスタをダイオード接続にしても
よいし、また電流を一方向にのみ流す性質のあるどのよ
うt素子を用いてもよいものである。
発明の効果 本発明の回路構成によれば、ヒステリシスコンパレータ
がなくなり、大幅な消費電力の減少と回路素子数の削減
がてき、チップ占有面積も大幅に減少でき、半導体集積
回路に好適な熱保護回路か得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の熱保護回路の回路図、第2
図は従来の熱保護回路の回路図である。 Q+・・・・・・第1のトランジスタ、Q2・・・・・
・第2のトランジスタ、Q3・・・・・・第3のトラン
ジスタ、Q4・・・・・・第4のトランジスタ、Q5・
・・・・・第5のトランジスタ、Q6・・・・・・第6
のトランジスタ、Q7・・・・・・第7のトランジスタ
、Q8・・・・・・第8のトランジスタ、Q9・・・・
・・第9のトランジスタ、Q+o・・・・・・一方向に
のみ電流を流す素子、R1・・・・・・第1の抵抗、R
2・・・・・・第2の抵抗、R3・・・・・・第3の抵
抗、○P・・・・・・出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異なる電流密度で動作する電流ミラー対の第1、第2の
    トランジスタに対して逆極性であって電流ミラー対をな
    す第3と第4のトランジスタを、前記第1と第3のトラ
    ンジスタのコレクタ同士を接続し、前記第2と第4のト
    ランジスタのそれぞれのコレクタ間に第1の抵抗を接続
    し、前記第3、第4のトランジスタと同極性であってコ
    レクタ接地された第5のトランジスタのベースは前記第
    1と第3のトランジスタのコレクタ同士の接続点に、そ
    のエミッタは前記電流ミラー対の第3と第4のトランジ
    スタのベースに接続され、前記第1の抵抗と第4のトラ
    ンジスタのコレクタとの接続点には第6のトランジスタ
    のベースが接続され、そのエミッタと接地間には第2と
    第3の抵抗が直列に接続されその中点にはエミッタ接地
    された第8と第9のトランジスタのベースが接続され、
    前記第8のトランジスタのコレクタには前記第3、第4
    のトランジスタと同極性であってそれらとミラー結合し
    た第7のトランジスタのコレクタが接続され、前記第7
    と第8のトランジスタのコレクタ同士の結合点から前記
    第1と第3のトランジスタのコレクタ同士の結合点への
    間に一方向にのみ電流を流す素子を接続し、前記第9の
    トランジスタのコレクタを出力端子とした熱保護回路。
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