JPH0328901Y2 - - Google Patents

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JPH0328901Y2
JPH0328901Y2 JP1987015091U JP1509187U JPH0328901Y2 JP H0328901 Y2 JPH0328901 Y2 JP H0328901Y2 JP 1987015091 U JP1987015091 U JP 1987015091U JP 1509187 U JP1509187 U JP 1509187U JP H0328901 Y2 JPH0328901 Y2 JP H0328901Y2
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JP
Japan
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mixed
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rotating shaft
stirring rod
chute
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Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、連続的に移送される被混合物を均一
に混合する簡易混合機に関する。
b 従来の技術とその問題点 一般に、セメントなどには使用目的に応じて各
種の粉体が混合されている。従来、これら混合物
はスクリユコンベアによつて移送され、移送途中
で機械的に撹拌混合されていた。
しかしながら、このような従来の混合方法で
は、大型のスクリユコンベアを使用して長時間混
合しなければならないため、製造コストが高くな
り、経済的に不利であつた。また、凝集性の強い
粉体は均一に混合することができず、この種の粉
体の混合には不適当な方法であつた。
一方、エアブレンデイング混合機を使用するこ
とも可能であるが、この方法は設備費が嵩むとと
もに、電力コストの上昇を招くという問題があつ
た。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたもの
であつて、その目的は、上述の如き問題点を解消
し得る簡易混合機を提供することにある。
c 問題点を解決するための手段 上記従来技術の有する問題点を解決するため
に、本考案おいては、被混合物が連続的に移送さ
れるシユートの途中に段差部を設け、該段差部に
前記被混合物の流れの中心より偏位させて回転軸
を配設するとともに、該回転軸の周面に複数の撹
拌棒を取付け、該撹拌棒を前記回転軸にて前記被
混合物の流れる方向に逆らうように回転させるこ
とによつて前記被混合物を均一に混合するように
している。
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、図において1は被混合物が連続的に移送
されるシユートであり、該シユート1は供給パイ
プ2、排出パイプ3およびこれら両パイプ2,3
に連結する継手パイプ4からなつている。継手パ
イプ4はシユート1の段差部を構成し、後述の撹
拌棒の回転軌跡に対応する形状の湾曲部5と、こ
の湾曲部5の両端から供給パイプ2および排出パ
イプ3側へ延成された継手部6とを有している。
そして、上記継手パイプ4にはモータ7に直結
した回転軸8がシユート1の軸線方向と直交して
貫通配置されている。回転軸8は供給パイプ2お
よび排出パイプ3の軸心に対して偏位させた位置
に配設され、被混合物の流れの中心よりズレるよ
うにしている。また回転軸8は、その両端が一対
の軸受9,10によつて回転自在に支持され、軸
受9,10は継手パイプ4の外壁面に固設された
支持ブラケツト11,12に取付けられている。
さらに上記回転軸8の外周面には、軸心方向に
沿つて等間隔(シユート1の巾1/3〜1/6)の位置
に一対の撹拌棒13a,13bが互いに反対方向
(180゜方向)に延びるように取付けられており、
各撹拌棒13a,13bは隣接する撹拌棒と互い
に90゜周方向へ偏位するように配されている(第
1図参照)。そして撹拌棒13の長さは、移送さ
れる被混合物の流れの中心がほぼ撹拌棒13の中
心に衝突し得るように形成されている。なお、上
記回転軸8はモータ7によつて第1図中矢印A方
向に高速回転させられ、これに伴い撹拌棒13は
移送される被混合物の流れる方向(図中矢印B方
向)に逆らうように回転することになつている。
次に、本実施例の簡易混合機の作用について説
明する。
まず、シユート1内に被混合物を投入すると、
被混合物は供給パイプ2中を移送され、矢印B方
向より継手パイプ4に送り込まれる。そして、継
手パイプ4内に送り込まれた被混合物は高速回転
する撹拌棒13によつて撹拌され、それと同時に
矢印A方向の高速回転にて起こる巻き上げ作用に
よつて被混合物の粉体同士が互いに激しく衝突さ
せられる。この結果、被混合物は均一に混合さ
れ、そののち撹拌棒13によつて継手パイプ4か
ら排出パイプ3に送出されて混合作業は終了す
る。排出パイプ3に送出された混合物は、パイプ
中を矢印C方向へ移送され、次工程に送られる。
このような混合作業も繰り返し行なうことによ
り、連続混合が可能となる。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考
案は既述の実施例に限定されるものではなく、本
考案の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
例えば、既述の実施例におけるシユート1は供
給パイプ2、排出パイプ3および継手パイプ4の
3分割構造にしたが、一体構造のものを用いても
よい。また、撹拌棒13の形状は丸棒、角棒等必
要に応じて任意に変更してもよい。
d 考案の効果 上述の如く、本考案に係る簡易混合機は、被混
合物が連続的に移送されるシユート内に回転軸を
被混合物の流れの中心より偏位させて配設すると
ともに、該回転軸の周面に複数の撹拌棒を取付け
ているにすぎないので、従来の混合機に比べて構
造が簡単であつて、しかも連続混合も可能とな
り、設備費および製造コストの低減が図れる。ま
た、本考案の簡易混合機は、撹拌棒を回転軸にて
被混合物の流れる方向に逆らうように回転させて
いるので、機械的撹拌と巻き上げ作用とによつて
被混合物の粉体同士が互いに衝突することとな
り、凝集性の強い混合物でも容易かつ均一に混合
させることができ、汎用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る簡易混合機
の一実施例を断面にして示すものであつて、第1
図はその正面図、第2図はその側面図である。 1……シユート、4……継手パイプ、8……回
転軸、13……撹拌棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被混合物が連続的に移送されるシユートの途中
    に段差部を設け、該段差部に前記被混合物の流れ
    の中心より偏位させて回転軸を配設するととも
    に、該回転軸の周面に複数の撹拌棒を取付け、該
    撹拌棒を前記回転軸にて前記被混合物の流れる方
    向に逆らうように回転させることによつて前記被
    混合物を均一に混合するようにしたことを特徴と
    する簡易混合機。
JP1987015091U 1987-02-04 1987-02-04 Expired JPH0328901Y2 (ja)

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JP1987015091U JPH0328901Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JP1987015091U JPH0328901Y2 (ja) 1987-02-04 1987-02-04

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JPS63122633U JPS63122633U (ja) 1988-08-09
JPH0328901Y2 true JPH0328901Y2 (ja) 1991-06-20

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JPS63122633U (ja) 1988-08-09

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