JPH0328900A - オーディオ信号データ処理装置 - Google Patents

オーディオ信号データ処理装置

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JPH0328900A
JPH0328900A JP1163328A JP16332889A JPH0328900A JP H0328900 A JPH0328900 A JP H0328900A JP 1163328 A JP1163328 A JP 1163328A JP 16332889 A JP16332889 A JP 16332889A JP H0328900 A JPH0328900 A JP H0328900A
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JP
Japan
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data
signal data
audio signal
processing apparatus
data processing
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Application number
JP1163328A
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English (en)
Inventor
Makio Yamaki
真木夫 山来
Hiroyuki Ishihara
博幸 石原
Toshiyuki Naoe
直江 俊之
Hideyuki Terauchi
寺内 秀行
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Pioneer Video Corp
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Video Corp
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はオーディオ信号データ処理装置に関する。
背景技術 家庭や車内においてコンサートホールや劇場における音
響空間、例えば、残響音や臨場感を作り出すために音場
制御をなすことができるオーディオ信号データ処理装置
が公知であり、例えば、特開昭64−72615号公報
に示されている。このようなデータ処理装置においては
、チューナ等のオーディオ信号源から出力されたオーデ
ィオ信号をディジタル処理することにより音場制御を施
すDSP (ディジタル信号処理プロセッサ)が設けら
れている。DSPは四則演算等の演算処理を行なう演算
手段、該廣算手段に供給するオーディオ信号データを記
憶するデータメモリやデータメモリに記憶された信号デ
ータに演算手段において乗算する係数データを記憶する
係数メモリを備えている。また演算手段の演算結果を保
持するアキュームレータが設けられており、アキューム
レータに保持されたデータが次回の累算のために再び演
算手段に供給されて累算されるのである。このような構
成によりDSP内においては予め定められたプログラム
に従ってメモリ間で又はメモリから演算手段へデータが
転送されて信号データの演算処理が高速で繰り返し行な
われる。
しかしながら、かかる従来のオーディオ信号データ処理
装置においては、複雑な演算処理を行なう場合にはプロ
グラムのステップ数が多くなるという問題点があった。
発明の概要 そこで、本発明の目的は、複雑な演算処理であっても従
来よりプログラムのステップ数を減らすことができるオ
ーディオ信号データ処理装置を提供することである。
本発明のオーディオ信号データ処理装置は、オーディオ
信号データを順次供給する人力手段と、オーディオ信号
データをデータメモリへ書き込みかつ読み出すデータメ
モリ制御手段と、データメモリ制御手段によって読み出
されたオーディオ信号データに所定係数データを乗算し
かつ累算する演算手段と、演算手段の演算結果としての
累算データを受け入れてこれを保持する保持手段と、保
持手段の保持データを演算手段の次の累算のために供給
する中継手段と、保持手段の保持データに応じた信号デ
ータを出力する出力手段とを備え、保持手段が供給され
るデータを保持する複数のアキュームレータと、複数の
アキュームレータの少なくとも1以外に累算データの今
回値を供給し累算データの次回値を少なくとも1に供給
する選択手段とを有し、中継手段が少なくとも1以外の
アキュームレータの保持データを演算手段に供給するこ
とを特徴としている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
第1図に示した本発明の一実施例たるオーディオ信号デ
ータ処理装置においては、2つの人出力ボートを有する
DSPIが設けられている。第1人カボー}IN,から
の人力信号データは入出力インターフェース3aに供給
される。入出力インターフェース3aには第1データバ
ス4が接続されている。同様に第2人カボートlNzか
らの入力信号データが入出力インターフェース3bに供
給される。人出力インターフェース3bには第1データ
バス4が接続されている。アナログオーディオ信号を入
力する場合には例えば、図の如く入力ボートIN+にA
/D変換器2が接続される。
第1データバス4にはオーディオ信号データを記憶する
データメモリとして2つの信号データRAM5,6が接
続されている。また、データバス4にはバッファメモリ
7が接続されており、バッファメモリ7の出力は乗算器
8の一方の人力に接続されている。乗算器8の他方の入
力には係数データを保持するためのバッファメモリ9が
接続され、バッファメモリ9には更に複数の係数データ
を記憶する係数データRAMIOが接続されている。
ALU (演算器)11は乗算器8の計算出力の累算等
の演算をするために設けられており、一方の入力に乗算
器8の計算出力が供給される。他方の人力にはMPX 
(マルチブレクサ)13の出力が供給される。MPX1
BはAn,Ullの計算出力を保持する3つのアキュー
ムレータ12aないし12cのうちのいずれか1の出力
を後述のシーケンスコントローラ18から供給される命
令信号に応じて選択的にALUI1に供給する。アキュ
ームレータ12aないし12cの出力はデータバス4に
接続されている。なお、アキュームレータ12aないし
12cはシーケンスコントローラ18から供給される命
令信号に応じて選択的にALU11の計算出力を保持す
る。
信号データRAM5にはメモリ制御回路31が接続され
ている。メモリ制御回路31はRAM5の指定アドレス
へのデータ書き込み及び指定アドレスからデータの読み
出しを制御する制御信号を発生する。信号データRAM
6にはメモリ制御回路31と同様のメモリ制御回路32
が切替回路33を介して接続されている。切替回路33
はメモリ制御回路31からの制御信号によってRAM6
の指定アドレスへのデータ書き込み及び指定アドレスか
らデータの読み出しが行なわれるように切り替える。ま
た、RAMIOにはメモリ制御回路31と同様のメモリ
制御回路34が接続されている。
信号データRAM6は第1データバス4とは別の第2デ
ータバス14にも接続されている。具体的には第2図に
示すようにRAM6と第1データバス4との間には3ス
テートバッフy39a,39bが設けられ、また、RA
M6と第2データバス14との間には3ステートバッフ
ァ40a, 40bが設けられている。ステートバッフ
ァ39a,39b,40a,40bはシーケンスコント
ローラ18からの命令信号に応じて個別にオンとなる。
すなわち、第1データバス4からの信号データをRAM
6に書き込む場合にはステートバッファ39aがオンと
なり、RAM6から第1データバス4に信号データを読
み出す場合にはステートバッファ39bがオンとなる。
同様に第2データバス14からの信号データをRAM6
に書き込む場合にはステートバッフ740aがオンとな
り、RAM6から第2データバス14に信号データを読
み出す場合にはステートバッファ40bがオンとなる。
このように命令信号に応じてオンとなるステートバッフ
ァは39a,39b,40a,40bのうちの常にいず
れか1である。
データバス14には外部RAMI 5とのデータ転送用
のインターフェース16が接続されている。
外部RAM15はオーディオ信号データの遅延信号デー
タを作成するために設けられた遅延用メモリであり、記
憶容量が大なるほど遅延時間の長い信号データを作成す
ることができる。RAMI 5の書き込み及び読み出し
アドレスを指定するためにメモリ制御回路35が設けら
れ、メモリ制御回路35には遅延時間データRAM17
が接続されている。RAM17における遅延時間データ
の書き込み及び読み出しはメモリ制御回路38によって
制御される。
インターフx−ス3a,3b,16、乗算器8、バッフ
ァメモリ7.9、ALUI 1、アキュームレータ12
、メモリ制御回路31,32,34,35.38及び切
替回路33の動作はシーケンスコントローラ18によっ
て制御される。シーケンスコントローラ18にはプログ
ラムRAM19が接続されており、プログラムRAM1
9にlH込まれたプログラムに従って動作する。プログ
ラムRAM19にはプログラムカウンタ20が接続され
、プログラムカウンタ20の計数値が加算される毎にそ
の新たな計数値に対応するステップの命令コードがプロ
グラムRAM19から読み出されてシーケンスコントロ
ーラ18に供給される。また、シーケンスコントローラ
18には後述のマイクロコンピュータ24からの指令を
複数保持するレジスタ21が接続されている。
プログラムRAM19及びレジスタ21はメインバス2
2に各々接続されている。メインバス22にはインター
フェース23を介してマイクロコンピュータ24が接続
されている。またメインバス22には転送バッファ26
.27が接続されている。転送バッファ26はマイクロ
コンピュータ24から供給される係数データをRAMI
Oに記憶させるために一時的に保持する。転送バッファ
27はマイクロコンピュータ24から供給される遅延時
間データをRAM17に記憶させるために一時的に保持
する。
マイクロコンピュータ24はマイクロプロセッサ、RA
M,ROM及びインターフェース(共に図示せず)から
構成されている。マイクロコンピュータ24にはキーボ
ード25が接続されている。
キーボード25には音場特性の異なるホール1、ホール
2・・・・・・の如く音場モードを指定する複数のモー
ドキーやグラフィックイフライザ調整の周波数帯域設定
キー、レベル調整キー及びミュートキー(共に図示せず
)等の複数のキーが設けられている。マイクロコンピュ
ータ24のROMにはマイクロコンピュータ24自身が
処理するDSP制御プログラムの他にシ〜ケンスコント
ローラ18が処理する複数のシーケンス制御プログラム
、RAMIOに供給する複数の係数データ群、RAM1
7に供給する読み出しアドレス設定用の複数の遅延時間
データ群が予め書き込まれている。
DSPI内にはクロックジェネレータ28が設けられて
おり、クロツクジエネレータ28からクロックパルスが
シーケンスコントローラ18やプログラムカウンタ20
に供給される。またクロックジエネレータ28から発生
されるクロックパルスはA/D変換器2のサンプリング
のタイミング信号として供給される。
また、インターフェース3aから出力されるオーディオ
信号データはミュートスイッチ回路30aを介して第1
出力ボートOUT1に供給される。
インターフェース3bから出力されるオーディオ信号デ
ータはミュートスイッチ回路30bを介して第2出力ボ
ートOUT2に供給される。ミュートスイッチ回路30
a.30bのオンオフはシーケンスコントローラ18か
ら出力される命令信号によって制御されるようになって
いる。
かかる構成において、上記したミュートスイッチ回路3
 0 a,  3 0 bのオンオフ等の命令信号の他
に、シーケンスコントローラ18は転送バツファ26に
保持された係数データ群をRAMIOに転送する命令信
号、転送バッファ27に保持されたアドレスデータ群を
RAM17に転送する命令信号、インターフェース3か
らのオーディオ信号データの信号データRAM5.6の
指定アドレスへの転送命令信号、信号データRAM5.
6の指定アドレスから信号データを読み出してバツファ
メモリ7へ転送する命令信号、RAMIOの指定アドレ
スから係数データを読み出してバッファメモリ9へ転送
する命令信号、ALUIIの各種演算動作命令信号、ア
キュームレータ12aないし12cのいずれかに保持さ
れた信号データの信号データRAM5.6の指定アドレ
ス又はバツファメモリ7への転送命令信号、信号データ
RAM6の指定アドレスから外部RAM15の書き込み
指定アドレスへの転送命令信号、外部RAM15の遅延
指定アドレスから信号データRAM6の指定アドレスへ
の転送命令信号、RAM5.6及び外部RAM15を初
期化するためのリセット命令信号等の命令信号を発生す
る。これらの命令信号はマイクロコンピュータ24から
の指令又はプログラムRAM19に記憶されたプログラ
ムに従って適切なタイミングで発生される。なお、マイ
クロコンピュータ24からの指令は指令レジスタ21に
保持されるので、シーケンスコントローラ18はプログ
ラムに従った動作中に指令レジスタ21の内容を監視し
て割り込み動作によりマイクロコンピュータ24からの
指令に対する命令信号の発生を行なう。指令レジスタ2
1に保持された指令はそれに対応する命令信号が発生さ
れると例えば、シーケンスコントローラ18によってキ
ャンセルされる。
キーボード25のいずれかのモードキーが操作されると
、マイクロコンピュータ24は第3図に示すように現在
の音場モードと異なる音場モードを指定するモードキー
の操作か否かを判別する(ステップ41)。現在の音場
モードと異なる音場モードの指定の場合には直ちにミュ
ートスイッチ回路3Qa,30bをオフにせしめてミュ
ート状態とするためにミュート指令をシーケンスコント
ローラ18に対して発生し(ステップ42)、操作され
たキーに対応するシーケンス制御プログラム、係数デー
タ群α】,α2・・・・・・αn及び遅延時間データ群
tl+t2・・・・・・tnをROMから読み出して転
送する(ステップ43〜45)。シーケンス制御プログ
ラムはインターフェース23、そしてメインバス22を
介してRAM19に転送されて図示しないプログラムメ
モリ制御回路によって書き込まれる。係数データ群はイ
ンターフェ.ース23、そしてメインバス22を介して
転送バッファ26に転送される。遅延時間データ群はイ
ンターフェース23、そしてメインバス22を介して転
送バッファ27に転送される。このように係数データ及
び遅延時間データを転送バッファ26、27に転送する
と、マイクロコンピュータ24はシーケンスコントロー
ラ18に対してデータ切替指令を発生し(ステップ46
)、更に初期化指令を発生する(ステップ47)。シー
ケンスコントローラ18はデータ切替指令に応じてメモ
リ制御回路34.38に対して所定の命令信号を発生し
て転送バッファ26に転送された係数データ群をRAM
IOの所定域に書き込ませ、また転送バッファ27に転
送された遅延時間データ群をRAM17の所定域に書き
込ませる。また、シーケンスコントローラ18は初期化
指令に応じて上記したリセット命令信号をメモリ制御回
路31,32.35に対して発生するので、メモリ制御
回路31,32.35によって信号データRAM5.6
及び外部RAMI 5の全ての記憶域に“01が書き込
まれる。
ステップ47の実行後、ミュートスイッチ回路30a,
30bをオンにせしめてミュート状態を解除するための
ミュート解除指令をシーケンスコントローラ18に対し
て発生する(ステップ48)。すなわち、ミュートスイ
ッチ回路30a,30bは現在の音場モードを他の音場
モードに切替えるためにRAMIO,17及び19内の
データやプログラムを変更する期間だけオフとなるので
ある。これはデータやプログラムの変更により生ずる雑
音信号が出力されることを防止するためである。
なお、マイクロコンピュータ24が初期化指令を発生し
ないで、データ切替指令に応じてンーケンスコントロー
ラ18がRAMIO,17へのデータ転送の命令信号を
発生した後、それに続けてリセット命令信号を発生する
ようにしても良い。
次に、DSPI内における信号データ処理動作について
説明する。A/D変換器2に入力されるオーディオ信号
はクロツクジエネレータ28からのクロックパルスに同
期したサンプリング周期毎にディジタルオーディオ信号
データ群dl,d2・・・・・・dnに変換され、その
オーディオ信号データ群はインターフェース3aを介し
て第1データバス4に供給される。データバス4に供給
された信号データ群はRAM5又は6に供給されて記憶
される。
RAM6に書き込まれた信号データはデータバス14に
よってインターフェース16内の出力レジスタ(図示せ
ず)に順次転送され、更にその出力レジスタから外部R
AMI5の書き込みアドレスで指定され記憶位置に書き
込まれる。この書き込みアドレスはメモリ制御回路35
によって制御され外部RAM15の記憶位置数に対応し
た数のアドレス.を所定の順番で転送信号データ毎に変
化される。外部RAM15において読み出しアドレスで
指定される記憶位置の信号データが読み出されてインタ
ーフェース16内の人力レジスタ(図示せず)に転送さ
れる。読み出しアドレスは、RAM17に記憶された遅
延時間データがメモリ制御回路38によって読み出され
てメモリ制御回路35に供給されるので、メモリ制御回
路35において供給される遅延時間データに応じて書き
込みアドレスを基準に設定される。すなわち、遅延時間
データにより1つの信号データのRAMI5への書き込
みタイミングとその読み出しタイミングとの間が遅延時
間となるのである。インターフ工−ス16内の入力レジ
スタに転送保持された信号データはデータバス14によ
って信号データRAM6に転送される。この外部RAM
15との転送動作により音場制御用の遅延オーディオ信
号データが作成されるのである。
一方、RAMIOから読み出された係数データはバッフ
ァメモリ9に供給されて保持される。シーケンスコント
ローラ18によってタイミングが適切にとられることに
より、バッファメモリ7にはRAM5.6又はアキュー
ムレータ12から信号データが転送され、乗算器8はバ
ッファメモリ7に保持された信号データとバッファメモ
リ9に保持された係数データとを乗算する。例えば、信
号データ群dl,d2・・・・・・d.と係数データ群
α1,α2・・・・・・αnとを積和演算する場合には
、先ず、バッファメモリ7にd1が保持出力され、バッ
ファメモリ9にα1が保持出力され、乗算器8において
α1 ・d1が演算され、このα1 ・d1にALUI
 1において0を加算し、その演算結果がアキュームレ
ータ12aないし12cのいずれかにおいて保持される
。次いで、バッファメモリ7にd2が保持出力され、バ
ッファメモリ9にα2が保持出力され、乗算器8におい
てα2 ・d2が演算されると、アキュームレータ12
aないし12cのいずれか1が保持しているα1 ・d
1がMPX13を介して供給されてALUIIにおいて
α1 ・d1+α2 ・d2が演算される。これを繰り
返すことよりΣαt−dtが算出されてアキイーI ユームレータ12aないし12cのいずれかに保持され
る。
次に、DSPIにおいて例えば、第4図に示した回路の
動作と同一の処理動作を行なう場合について説明する。
先ず、第4図に示した回路においては人力信号データが
係数乗算用乗算器51を経て2つの標準型1次11Rフ
ィルタ52.53に供給され、1次11Rフィルタ52
.53から個別にデータが出力される。1次IIRフィ
ルタ52は係数乗算用乗算器54,55、加算器56.
57及び遅延素子58からなる。加算器56は乗算器5
1からの信号データと乗算器54からの信号データとを
加算する。加算器56の出力データは遅延素子58によ
って1サンプリング周期だけ遅延されて乗算器54.5
5に供給される。加算器57は加算器56からの信号デ
ータと乗算器55からの信号データとを加算してフィル
タ出力とする。1次■IRフィルタ53は1次11Rフ
ィルタ52と同様に係数乗算用乗算器59,60、加算
器61,62及び遅延素子63から構成される。
第5図はDSPIで第4図に示した回路の動作を行なう
ための並行処理命令列(アセンブラプログラム)を示し
ている。第1処理命令列はデータバス4に関する転送命
令であり、第2処理命令列は演算命令である。第1ステ
ップにおいては、第1処理命令列のMOV命令によりイ
ンターフェース3a内の入力レジスタ(LINI)に保
持された信号データをバッファメモリ(B)7に転送す
る。転送されたデータは乗算器8においてバッファメモ
リ9に転送された係数データと乗算される。
係数データはシーケンスコントローラ18からの命令信
号に応じてRAMIOからステップ毎に順次読み出され
てバッファメモリ9に転送される。
第2ステップにおいては、第1処理命令列のMov命令
ニヨリ第1信号データRAM (DRAM1)5のオフ
セットアドレス$Olのデータを読み出してバッファメ
モリ(B)7に転送する。
第3ステップにおいては、第2処理命令列のMLT命令
により乗算器8から出力されたデータをアキュームレー
タ(DI)12aに保持させる。
MLT命令の場合にはALUIIは乗算器8の出力デー
タを通過させる状態である。なお、乗算器8の出力段に
は図示していないシフタが設けられており、乗算器8か
ら出力されたデータは2ステップだけ前にバッファメモ
リ(B)7及びバッファメモリ9に転送したデータによ
る乗算結果となる。tJ43ステップの場合には第1ス
テップによって行なわれたデータ転送による乗算結果で
ある。
この第3ステップにより得られる信号データは第4図の
乗算器51の出力データに相当する。
第4ステップにおいては、第1処理命令列のMOV命令
により第1信号データRAM(DRAM1)5のオフセ
ットアドレス$03のデータを読み出してバッファメモ
リ(B)7に転送する。また、第2処理命令列のMSM
命令によりアキュムレータ(DI)12aに保持された
データに乗算器8から出力されたデータ(第4図の乗算
器54の出力データに相当する)を加算してアキューム
レータ(D2) 12bに保持させる。この場合にはM
PX13がアキュームレータ12aの保持データをAL
UI 1に中継供給する。ここで、アキュームレータ(
D2)12bに保持された信号データは第4図の加算器
56の出力データに相当する。
第5ステップにおいては、第1処理命令列のMOV命令
によりアキュームレータ(D2)12bに保持されたデ
ータをデータバス4を介して第1信号データRAM (
DRAMI)5のオフセット(D2)12bに保持され
たデータに乗算器8から出力されたデータ(第4図の乗
算器55の出力データに相当する)を加算してアキュー
ムレータ(D2)12bに保持させる。この場合にはM
PX13がアキュームレータ12bの保持データをAL
UI 1に中継供給する。ここで、アキュームレータ(
D2)12bに保持された信号データは第4図の加算器
57の出力データに相当する。
第6ステップにおいては、第1処理命令列のMOv命令
によりアキュームレータ(D2)12bに保持されたデ
ータをインターフェース3a内の出力レジスタ(LOI
)に転送する。また、第2処理命令列のMSM命令によ
りアキュームレータ(Di)12aに保持されたデータ
に乗算器8から出力されたデータ(第4図の乗算器5つ
の出力データに相当する)を加算してアキュームレータ
(DI)12aに保持させる。この場合にはMPX13
がアキュームレータ12aの保持データをALUIIに
中継供給する。ここで、アキュームレータ(DI)12
aに保持された信号データは第4図の加算器61の出力
データに相当する。
17ステップにおいては、第1処理命令列のMOv命令
によりアキュームレータ(Di)12aに保持されたデ
ータをデータバス4を介して第1信号データRAM (
DRAMI)5のオフセットアドレス$02に転送して
書き込む。また、第2処理命令列のMSM命令によりア
キュームレータ(Di)12aに保持されたデータに乗
算器8から出力されたデータ(第4図の乗算器60の出
力データに相当する)を加算してアキュームレータ(D
I)12aに保持させる。この場合にはMPX13がア
キュームレータ12aの保持データをALUI 1に中
継供給する。ここで、アキュームレータ(DI)12a
に保持された信号データは第4図の加算器62の出力デ
ータに相当する。
第8ステップにおいては、第1処理命令列のMOV命令
によりアキュームレータ(DI)12aに保持されたデ
ータをインターフェース3b内の出力レジスタ(LO2
)に転送する。
このように、第3ステップにおいて算出されたデータを
アキュームレータ(DI)12aに保持して第5ステッ
プにおける演算に再び用いることができ、そのアキュー
ムレータ(DI)12aに保持されたデータを用いて第
4ステップにおいて演算し、その演算結果をアキューム
レータ(D2)12bに保持することができる。
発明の効果 以上の如く、本発明のオーディオ信号データ処理装置に
おいては、供給されるデータを保持する複数のアキュー
ムレータの少なくとも1以外に演算手段の演算結果の今
回値を供給しその次回値を少なくとも1のアキュームレ
ータに供給し、少なくとも1以外のアキュームレータの
保持データを演算手段に供給するようになってる。よっ
て、上記した実施例の如く、演算結果のデータをその後
の他の複数の異なる演算に用いるような場合に1のアキ
ュームレータで演算結果のデータを保持してその保持デ
ータを用いた他の演算結果を他のアキュームレータに保
持することができるのである。
これにより、演算結果をデータメモリに一時的に記憶さ
せたり同一の演算を複数回行なう必要がなくなり、特に
複雑な演算処理をする場合にプログラムのステップ数を
従来より減らすことができ、処理時間の短縮化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は第
1図の装置を一部分を具体的に示した回路図、第3図は
第1図の装置中のマイクロコンピュータの動作を示すフ
ロー図、第4図は処理動作を説明するために示した回路
図、第5図は第4図の回路の動作を行なうための並行処
理命令列を示す図である。 主要部分の符号の説明 1・・・DSP 4.14・・・データパス 5,6・・・信号データRAM 7.9・・・バッファメモリ 8・・・乗算器 10・・・係数データRAM 11・・・ALU 12・・・アキュームレータ 17・・・遅延時間データRAM 18・・・シーケンスコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. オーディオ信号データを順次供給する入力手段と、オー
    ディオ信号データをデータメモリへ書き込みかつ読み出
    すデータメモリ制御手段と、前記データメモリ制御手段
    によって読み出されたオーディオ信号データに所定係数
    データを乗算しかつ累算する演算手段と、前記演算手段
    の演算結果としての累算データを受け入れてこれを保持
    する保持手段と、前記保持手段の保持データを前記演算
    手段の次の累算のために供給する中継手段と、前記保持
    手段の保持データに応じた信号データを出力する出力手
    段とを備えたデータ処理装置であって、前記保持手段は
    供給されるデータを保持する複数のアキュームレータと
    、前記複数のアキュームレータの少なくとも1以外に前
    記累算データの今回値を供給し前記累算データの次回値
    を前記少なくとも1に供給する選択手段とを有し、前記
    中継手段は前記少なくとも1以外のアキュームレータの
    保持データを前記演算手段に供給することを特徴とする
    オーディオ信号データ処理装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9247370B2 (en) 2005-01-24 2016-01-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Sound image localization control apparatus

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