JPH03288839A

JPH03288839A - カメラ用グリップ

Info

Publication number: JPH03288839A
Application number: JP2090233A
Authority: JP
Inventors: Hidemi Sasaki; 英美佐々木
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1990-04-06
Filing date: 1990-04-06
Publication date: 1991-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明は上部にカメラを固定するカメラ用グリップに関
する。

〈従来の技術〉録画用ビデオカメラにあっては、使用者がビデオカメラ
自体をもって撮影するばかりでなく、ビデオカメラの下
部にハンドグリップを取付けて撮影する場合がある。

第７図に従来のカメラ用グリップを装着したビデオカメ
ラ、第８ｙ！Ｊ乃至第１０図にそのグリップを示す。

第７図に示すように、ビデオカメラ１は前部にレンズ２
、後部にビューファインダー３及びバッテリーパック４
を備え、中央部にビデオテープを挿入する挿入部５が設
けられている。そして、このビデオカメラｌの下面には
後述するグリップ１１を固定するための図示しない位置
決め穴とねし穴が形成されている。

第８図乃至第１０図に示すように、グリップ１１はビデ
オカメラｌに固定するグリップ基体部１２とグリップ基
体部１２１と取付けられろグリップ本体１３とからなり
、三脚として用いるための脚部１４を収納している。

グリップ基体部１２ば箱状をなし、上部開口には基板１
５が複数の固定ねじ１６によって固定されると共に、そ
の基板１５の上面部には塩化ビニルからなるシート１７
が両面テ−ブによって固着されている。グリップ基体部
１２の上部には取付ねじ１８が回転自在に支持され、乙
の取付ねじ１８の先端部は上方に突出する一方、基端部
には円盤状の操作つまみ１９が一体に形成されている。

また、基板１５の上面部には位置決め突起２０が一体に
形成されている。

グリップ本体１３はグリップ基体部１２に支軸２１によ
って回転自在に支持されると共に、角度ロック機構によ
って所望の角度に保持することができるようになってい
る。即ち、グリップ本体１３には連続した凹凸部２２が
形成される一方、グリップ基体部１２にはスプリング２
３によって付勢されて凹凸部２２に圧接する係止片２４
が設けられている。この係止片２４は回転レバー２５を
介してロックレバ−２６によって操作することができる
。

また、グリップ基体部１２にはビデオカメラ１を録画状
態にする録画スイッチ釦２７が設けられている。録画ス
イッチ釦２７は支軸２８によってグリップ基体部１２に
回動自在に支持され、スプリング２９ことよって第１０
図時計方向に付勢されている。なお、この録画スイッチ
釦２７は図示しなし）接続コードあるいはリモコン発信
器によってビデオカメラ１と接続されている。

而して、ビデオカメラ１にグリップ１１を取付けるには
、ビデオカメラ１の位置決め孔にグリップ１１の位置決
め突起２０を嵌合すると共にねじ穴に取付ねじ１８を挿
入し、操作つまみ１９を回転させることで両者力τ螺合
してビデオカメラ１にグリップ１１力τ固定される。

そして、ビデオカメラ１を録画操作する【こは、使用者
がグリップ１１を握り、指で録画スイッチ釦２７を押し
込む乙とでビデオカメラ１が録画状態となり、指を放す
ことで録画状態が解除されて停止する。

〈発明が解決しようとする課題〉ビデオカメラ１に対するグリップ１の固定位置（よその
保持安定性を考慮してその位置が設定されている。即ち
、ビデオカメラ１のねし穴はその重心位置となるように
形成されている。

ところが、ビデオカメラ１の種類によってはそのデザイ
ン的なものや内部のメカニズムなどに左右されて、この
ねじ大の位置が変更されることがある。この場合、上述
した従来のグリップ１１にあってはこのグリップ１１を
ビデオカメラ１の所定の位置に固定することができない
という問題点があった。このようにグリップ１１をビデ
オカメラ１の所定の位置に固定することができないと、
使用者はビデオカメラ１が持ちに＜＜、その操作性が悪
くなってしまう。

そこで、従来はグリップ１１の取付ねじ１８（操作つま
み１９）を前後あるいは左右に移動自在としたものが考
えられている。しかし、グリップ１１は内部に三脚とし
て用いるための脚部１４やバッテリーチャージャー　リ
モコン発信器などを備えており、この移動自在な取付ね
じ１８を設置することは困難である。

例え、設置できたとしてもグリップ１１の大型化を招い
てしまう。

また、取付穴の設置位置の異なるビデオカメラごとにグ
リップを新設すればよいが、これによって製造コストが
上がり、グリップが高価なものとなってしまう。

本発明はこのような問題点を解決するものであって、カ
メラの取付穴の位置が変更されても簡単に取付けること
のできるカメラ用グリップを提供することを目的とする
。

く課題を解決するための手段〉上述の目的を達成するための本発明のカメラ用グリップ
は、上部にカメラを固定するカメラ用グリップにおいて
、上部に突出して前記カメラの下部に螺合する取付ねじ
を設けると共に該取付ねじを回転させる操作つまみを設
け、前記取付ねじと操作つまみを歯車伝達機構を介して
連結したことを特徴とする特許である。

く作　　　用〉グリップを固定する取付ねしに歯車伝達機構を介して操
作つまみを連結したことで、カメラのねじ大の位置が変
更されてもその位置に対応して取付ねじを設置でき、グ
リップがカメラの所定の位置に簡単に取付けられる。

く実　施　例〉以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図乃至第４図に本発明の第１実施例に係るカメラ用
グリップを示す。なお、従来と同一の機能を有する部材
には同一の符号を付して重複する説明は省略する。

第１図乃至第４図に示すように、本実施例のカメラ用グ
リップ３１はビデオカメラに固定するグリップ基体部３
２とグリップ本体１３からなっており、乙のグリップ３
１はこのグリップ３１を固定する取付ねじ３６に歯車伝
達機構としての遊星歯車機構を介して操作つまみ３３が
連結されている。

グリップ基体部３２はその上部に円盤状の操作つまみ３
３が回転自在に支持され、この操作っまみ３３の内周に
は内歯３４が形成されている。そして、この操作つまみ
３３の内側には遊星歯車３５が位置し、その外歯が内歯
３４と噛み合っている。遊星歯車３５の上部には取付ね
じ３６が一体に形成されており、この取付ねじ３６の先
端部はグリップ基体部３２の上部に固定された基板３７
を貫通して上方に突出している。

この取付ねじ３６はビデオカメラの図示しないねじ穴に
合わせて位置設定されており、また、そのねじ穴が変更
された場合には、取付ねじ３６を有する遊星歯車３５を
外歯が内歯３４に噛み合った範囲内で移動して対応する
ことができ、基板３７を交換するだけで良い。

なお、基板３７の上面部には位置決め突起３８が一体に
形成されている。

而して、ビデオカメラにグリップ３１を取付けるには、
ビデオカメラの位置決め孔にグリップ３１の位置決め突
起３８を嵌合すると共にねし穴に取付ねじ３６を挿入し
、操作つまみ３３を回転させることで両者が螺合してビ
デオカメラにグリップ３１が固定される。

このとき、操作っまみ３３を回転させろと内歯３４が一
体に回転し、乙の内歯３４と噛み合う遊星歯車３５がそ
の位置で回転（自転）することで取付ねじ３６が回転し
、ねじ穴に°螺合する。

このように、ビデオカメラのねし穴の位置がその重心位
置になくても取付ねじ３６が遊星歯車３５によってその
位置に対応して設けられているので、グリップ３１をビ
デオカメラの所定の位置に簡単に取付けられる。

なお、上述の実施例にあっては、操作っまみ３３に内歯
３４を形成してこの内歯３４と噛み合う遊星歯車３５に
取付ねじ３６を形成したが、第５図に示すように、操作
つまみ４１の中心位置に駆動歯車４２を一体に設け、こ
の外歯に内歯４３が噛み合うように遊星歯車４４を設け
ると共にこの遊星歯車４４に取付ねじ４５を設けてもよ
い。

而して、ビデオカメラにグリップ３１を取付けるには、
ねじ穴に取付ねじ４５を挿入し、操作つまみ４１を回転
させると駆動歯車４２が一体に回転し、この外歯と噛み
合う遊星歯車４４がその位置で回転することで取付ねじ
４５が回転し、ねじ穴に螺合する。これによってビデオ
カメラにグリップ３１が固定される。

第・６図に本発明の第２実施例に係るカメラ用グリップ
を示す。なお、前述した実施例と同一の機能を有する部
材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。

第６図に示すように、本実施例のグリップ５１のグリッ
プ基体部５２の上部には円盤状の操作つまみ５３が回転
自在に支持され、この操作っまみ５３には駆動歯車５４
が一体に形成されている。そして、この駆動歯車５４に
は中間歯車５５が噛み合い、更に中間歯車５５には従動
歯車５６が噛み合っている。そして、従動歯車５６の上
部には取付ねじ５７が一体に形成されており、この取付
ねじ５７の先端部はグリップ基体部５２の上部に固定さ
れた基板Ｓ８を貫通して上方に突出している。

而して、ビデオカメラにグリップ５１を取付けるには、
ねじ穴に取付ねじ５７を挿入し、操作つまみ５３を回転
させると駆動歯車５４が一体に回転し、中間歯車５５を
介して従動歯車５６が回転することで取付ねじ５７が回
転し、ねじ穴に螺合する。これによってビデオカメラに
グリップ５１が固定される。

上述した各実施例においては歯車伝達機構を遊星歯車機
構あるいは歯車列機構を用いて構成したが、本発明のカ
メラ用グリップはこれに限定されるものではない。

また、各実施例における歯車比を変えろことで、グリッ
プを小さな力で簡単にカメラに固定することができ、女
性などでも確実に操作することができる。

〈発明の効果〉以上、実施例を挙げて詳細に説明したように本発明のカ
メラ用グリップによれば、上部に突出してカメラの下部
に螺合する取付ねじを設けると共に取付ねじを回転させ
る操作つまみを設け、取付ねじと操作つまみを歯車伝達
機構を介して連結したので、カメラのねじ大の位置が変
更されてもその位置に対応して取付ねじを簡単に設置で
き、グリップをカメラの所定の位置に確実に取付けるこ
とができる。

また、従来使用していたグリップの上部のみ変更するだ
けでよく、グリップのコストを上げずに低価格とするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係るカメラ用グリップの
一部切欠き正面図、第２図はそのグリップの斜視図、第
３図はグリップ基体部の分解斜視図、第４図は遊星歯車
機構を表す第１図のＩＶ−ＩＶ断面図、第５図は別の遊
星歯車機構を表す断面図、第６図は本発明の第２実施例
に係るカメラ用グリップの一部切欠き斜視図、第７図は
従来のカメラ用グリップを装着したビデオカメラの正面
図、第８図はそのグリップの斜視図、第９図はグリップ
基体部の分解斜視図、第１０図はグリップの縦断面図で
ある。図面中、１３はグリップ本体、３１．５１はグリップ、３２はグリップ基体部、３３．４１，５３は操作つまみ、３５．４４は遊星歯車、３６．４５，５７は取付ねじ、３８は位置決め突起、５４は駆動歯車、５５は中間歯車、５６は従動歯車である。第６図第ア図第図

Claims

【特許請求の範囲】

上部にカメラを固定するカメラ用グリップにおいて、上
部に突出して前記カメラの下部に螺合する取付ねじを設
けると共に該取付ねじを回転させる操作つまみを設け、
前記取付ねじと操作つまみを歯車伝達機構を介して連結
したことを特徴とするカメラ用グリップ。