JPH03288657A - インパクトドツトラインプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印字行に沿って複数の印字ヘッドを装備した
ハンマバンクをリニアモータで揺動させるインパクトド
ツトラインプリンタに関するものである。

〔従来の技術〕

第１図は従来のりニアモータ式インパクトドツトライン
プリンタの構成を示すもので、１は印字行に沿って複数
の印字ヘッド２を装備したハンマバンク、３は屈曲部３
ａを設けたハンマバンク取付台、９は屈曲部９ａを設け
、コイル８．８”を装備した電磁揺動体（コイル芯板）
である。

この電磁揺動体９は前記ハンマバンク取付台３と並設さ
れ、両側に設けた回転ドラム４，４゛に懸架したステイ
ールバンド５，５゛により連結されていて、互に逆方向
に揺動するように構成されている。

そしてコイル８，８“は永久磁石６，６゛とヨク７とか
ら成る磁気回路の各永久磁石６，６゛と対峙し、コイル
８，８゛に一定時間間隔で逆方向の電流を流すことによ
り電磁揺動体９とハンマバンク１が互に逆方向に揺動す
るように構成されている。

１０．１０”はハンマバンク１と電磁揺動体９の揺動ス
ト口−りの終端での減速、加速に必要な推力を小さくす
るために一側に設けられた反撥バネ、１１はインパクト
リボン、１２は印字用紙、１３はプラテンである。

〔発明の解決しようとする課題〕

第１図に示した従来のインパクトドツトラインプリンタ
は、ハンマバンク１や電磁揺動体９が揺動ストロークの
終端で反撥バネ１ｏ又は１ｏ゛に速度ｒ０で衝突する際
、諸元を第２図に示すようなものであるとすると、ハン
マバンク１と電磁揺動体９の運動エネルギーの合計、即
ち ２　Ｘ　（１ｍ７ｏ　”　） が反撥バネの撓みのエネルギー、即ち ／　ｋδ・ 之 に変わる。このときの最大撓みをδｗａｘとすると次式
が成立する。

２Ｘ　（ｍｖｏ２　）＝　　　ｋδｚＩＩＩａｘ２ 又このとき反撥バネ１０′から受ける最大の力をＦｍａ
ｘとすると、Ｆｍａｘは次式で表わされる。

（１） Ｆｍａｘ＝にｒａａｘ　　　　−−−（２）（１）、　
（２）式から反撥ハネ１０゛から受けるＦｍａｘは次式
で与えられる Ｆ　ｍａｘ　＝Ｖ　ｏ　−ｒ７ｋｍ　　　〜−−−−−
（３）従って、反撥バネ１０′が固定されているプリン
タ筐体は矢印の方向にＦｍａｘ　＝Ｖｏ　ｒＴｉ　の力
を受けることになる。

そのため、プリンタ筐体は、この力に相当する衝突力を
受け、振動や騒音の発生という他に揺動動作中行われる
紙送り動作などに悪影響を及ぼす虞れがある。

この発明はこの問題を解決することを課題とするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記の課題を解決するため、−例に設けた既設
反撥バネと対称の位置に同じ仕様のもう１組の反撥ハネ
を設け、更に、偶力の大きさを小さくして振動を小さく
するため、同じ側に設ける反撥バネの間隔及びハンマバ
ンク又は電磁揺動体のバネ当り部の間隔を小さくするよ
うにしたちのである。

第３図及び第４図はその原理説明図で、１０′。

１０　”’は反撥バネ１０．１０’　と対称の位置に設
けた反撥バネである。

このように構成すると、電磁揺動体９の右端が反撥バネ
１０“に衝突すると同時に、ハンマバンク１の左端が反
撥バネ１０″に衝突する。この場合の反撥バネ１０’、
１０”の最大撓みδ’　ｗａｘは次式で表される。

ＪｍＶ０′　＝Ｊｋδ”ｒａａｘ　−−−−−−−（１
）’Ｊ　　　　　　　　　　　　　２ 又、それぞれの衝突力は（３）’　、　（３）”式で与
えられる。

Ｆ　’ｍａｙ＝２７’ｏ　ＩＴ；ａ　　　−−−−−−
−−−−−（３）’Ｆ　’ｍａｘ−−’Ｆ　ｏ　−ｒ’
ＴＴｍ　　−−−−−−−−−−−−（３）　”従って
、プリンタ筐体にはこれら方向が逆の力が作用するので
、プリンタ筐体の長手方向の振動は小さくなる。

しかし、一方において、これら反撥バネｌＯ１′１０”
’を付加したことにより、偶力が作用するようになるが
、その偶力は同一の側に設けた反撥ハネの設置間隔を狭
めることにより小さくできる。

第４図はその原理説明図で反撥バネ１０と１０′反撥バ
ネ１０″と１０”’の設置間隔をそれぞれ狭くすると同
時にハンマバンク１と電磁揺動体の両側に各反撥バネと
衝突する部分３ａ、３ｂ及び９ａ。

９ｂが設けられている。

即ち、このように構成すると、長手方向の力はＦ’１Ｉ
ｌａｘ＋　（−Ｆ’　ｍａｘ　）　−〇となり相殺する
と共にＦ　’ａ＋ａｘＸ　ｌなる偶力は、Ｆ　’ｍａｘ
Ｘ　ｌ　’となって！〉ｌ゛であるから、プリンタ筐体
を廻そうとする力及び偶力による振動が小さくなる。

（実施例） 実施例１ 第５図は本発明の実施例１を示すもので、第１図に示し
た従来のものと異なる点は、中心線ＡＡを軸として反撥
バネ１０．１０’　と対称の位置に同じ仕様の反撥バネ
１０”、１０”’　　を設けたものである。

第１図の符号と同一部分は、同一の構成のものであり、
従ってその説明は省略する。

このように構成すると、衝突の際反撥ハネ１０が一方向
に受ける力を反撥バネ１０”、１０”’が相殺し、プリ
ンタ筐体の振動を小さくする。

支権外先 第６図は実施例２を示すもので実施例１における反撥バ
ネｌＯと１０”、１０”と１０　”’の設置間隔を狭め
ると共に、それら反撥バネと衝突する部分３１．３２と
９１．９２をハンマバンク取付台３と電磁揺動体６の両
端に設けたものである。

この構成によると、偶力の大きさを実施例１に示すもの
より、小さくなる。

即ち、実施例１の場合の偶力はＦ　’ｍａｘＸ　Ｉｔで
あったがこの場合はＦ　’ｍａｘＸ　Ｉ２．”となりｚ
＞ｚ’であるから偶力の大きさは小さくなり、それにつ
れて偶力による振動も小さくなる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、プリンタ動作中のプリンタ筐体自身の
振動が低減しそれに伴って印字品質の向上が期待でき、
特に印字速度を高速化する場合有用なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のりニアモータ式インパクトトントライン
プリンタの構成を示す図、第２図はその作用を説明する
ための原理図、第３図及び第４図は本発明の構成及び作
用を説明するための原理図、第５図及び第６図はそれぞ
れ本発明の実施例を示す概略構成図である。 １・・・ハンマバンク ２・・・印字ハンマ ３・・・ハンマバンク取付台 ４・・・回転ドラム ５・・・ステイールバンド ６・・・永久磁石 ７・・・ヨーク ８・・・コイル ９・・・電磁揺動体 １０〜１０　”’・・・反撥バネ １１・・・インクリボン １２・・・印字用紙 １３・・・プラテン φ・・・磁束 手 続 補 正 １ （方式） 平成２年８月す 日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）印字行に沿って複数の印字ヘッドを装備したハン
   マバンクと、リニアモータ式電磁揺動体を並設し、両者
   を両側に配置した回転ドラムに懸架したステイールバン
   ドで連結すると共に、前記ハンマバンクと電磁揺動体の
   両側に揺動ストロークの終端で衝突する反撥バネをそれ
   ぞれ設けたことを特徴とするインパクトドットラインプ
   リンタ。
2. （２）両側に設置する２個ずゝの反撥バネをそれぞれ接
   触しない程度に近接して設置したことを特徴とする請求
   項１記載のインパクトドットラインプリンタ。