JPH0328823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328823Y2 JPH0328823Y2 JP18695985U JP18695985U JPH0328823Y2 JP H0328823 Y2 JPH0328823 Y2 JP H0328823Y2 JP 18695985 U JP18695985 U JP 18695985U JP 18695985 U JP18695985 U JP 18695985U JP H0328823 Y2 JPH0328823 Y2 JP H0328823Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- cosmetics
- pressure chamber
- pressure
- elastic
- Prior art date
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- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 36
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 3
- 239000006071 cream Substances 0.000 description 2
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、乳液・フアンデーシヨン等の液状、
或いは、ペースト状の化粧料を収納すると共に、
該化粧料の適量吐出が可能な化粧料収納容器に関
するものである。
或いは、ペースト状の化粧料を収納すると共に、
該化粧料の適量吐出が可能な化粧料収納容器に関
するものである。
[従来の技術]
従来、液状、或いは、ペースト状の化粧料はそ
の製品の用途に応じて壜体、チユーブ体等の容器
に収納されていた。
の製品の用途に応じて壜体、チユーブ体等の容器
に収納されていた。
これらの容器は、通常、キヤツプ体が螺合され
ており、該キヤツプ体を回動して開蓋した後、適
量の化粧料をスポンジやパフ等の塗布具に付着さ
せて使用するが、その操作としては壜体を軽く振
つたり、チユーブ体の胴部を押圧して化粧料を取
り出していた。
ており、該キヤツプ体を回動して開蓋した後、適
量の化粧料をスポンジやパフ等の塗布具に付着さ
せて使用するが、その操作としては壜体を軽く振
つたり、チユーブ体の胴部を押圧して化粧料を取
り出していた。
また、実開昭59−153875に見られる様な筒内に
嵌挿した可動底壁をもつ筒状の容器の頂壁に通孔
を穿設し、下方に切欠部を有する柄桿と弾性帽体
とを一体設した押しボタンを形成し、該押しボタ
ンの前記柄桿を上下自在に前記通孔に密挿させて
成るクリーム等の注ぎ出し容器も考案されてい
る。
嵌挿した可動底壁をもつ筒状の容器の頂壁に通孔
を穿設し、下方に切欠部を有する柄桿と弾性帽体
とを一体設した押しボタンを形成し、該押しボタ
ンの前記柄桿を上下自在に前記通孔に密挿させて
成るクリーム等の注ぎ出し容器も考案されてい
る。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来の壜体やチユーブ体等の容
器では、ハンドバツグや化粧用ポーチ等に収容し
て携帯する際、収容し辛かつたり、嵩ばるなど、
使用上極めて不都合な形態であつた。
器では、ハンドバツグや化粧用ポーチ等に収容し
て携帯する際、収容し辛かつたり、嵩ばるなど、
使用上極めて不都合な形態であつた。
また、化粧料を容器から塗布具に取り出す操作
が非常に煩しいばかりか、適量の化粧料を抽出さ
せる事が困難な場合が多く、不便であり、結果的
に消費者の不利益に結びつく欠点も有していた。
が非常に煩しいばかりか、適量の化粧料を抽出さ
せる事が困難な場合が多く、不便であり、結果的
に消費者の不利益に結びつく欠点も有していた。
更に、使用時や保存時に雑菌が入り込んで化粧
料を変質させてしまうという衛生上の問題点も含
んでいた。
料を変質させてしまうという衛生上の問題点も含
んでいた。
一方、実開昭59−153875に見られるクリーム等
の注ぎ出し容器は、柄桿と通孔の加工に於いて、
前記柄桿と前記通孔の密挿力を一定にする事が極
めて困難である。従つて、密挿力が弱いと柄桿と
通孔との間の密閉性が低下するので、逆流したり
吸入作用が弱くなる恐れがあり、逆に、密挿力が
強いと通孔内で柄桿が円滑に昇降せず、押ボタン
の押圧操作が非常に煩しくなると共に、弾性帽体
の弾性復帰が困難になる。
の注ぎ出し容器は、柄桿と通孔の加工に於いて、
前記柄桿と前記通孔の密挿力を一定にする事が極
めて困難である。従つて、密挿力が弱いと柄桿と
通孔との間の密閉性が低下するので、逆流したり
吸入作用が弱くなる恐れがあり、逆に、密挿力が
強いと通孔内で柄桿が円滑に昇降せず、押ボタン
の押圧操作が非常に煩しくなると共に、弾性帽体
の弾性復帰が困難になる。
加えて弾性帽体を押圧する際、内容物は必ず受
皿にのみ注ぎ出されるとは限らず、構造上、弾性
帽体の周縁より四方に吐出して来る可能性もあ
る。
皿にのみ注ぎ出されるとは限らず、構造上、弾性
帽体の周縁より四方に吐出して来る可能性もあ
る。
[問題点を解決する為の手段]
本考案は前記欠点を解消する為に改良されたも
ので、周壁の一側面に充填開口部を形設すると共
に、別の側面を傾斜させて形成した斜面に凹部を
設けた化粧料の収納体と、内部を圧力室とする押
圧片、及び、前記斜面に自身の弾性力によつて弾
密接し、且つ、前記圧力室が負圧の時閉じている
弁片を一体設した後、前記凹部へ覆設して成る弾
性を有する作用体と、前記凹部内での吸入開口部
上に位置し、前記作用体の内圧の上昇により閉じ
負圧により開く弁体と、前記圧力室と外部との間
に前記弁片を介して形設した吐出路と、前記収納
体を二室に密に区画して前後に摺動し得る傾斜板
状の区画板とで構成した事を特徴とするものであ
る。
ので、周壁の一側面に充填開口部を形設すると共
に、別の側面を傾斜させて形成した斜面に凹部を
設けた化粧料の収納体と、内部を圧力室とする押
圧片、及び、前記斜面に自身の弾性力によつて弾
密接し、且つ、前記圧力室が負圧の時閉じている
弁片を一体設した後、前記凹部へ覆設して成る弾
性を有する作用体と、前記凹部内での吸入開口部
上に位置し、前記作用体の内圧の上昇により閉じ
負圧により開く弁体と、前記圧力室と外部との間
に前記弁片を介して形設した吐出路と、前記収納
体を二室に密に区画して前後に摺動し得る傾斜板
状の区画板とで構成した事を特徴とするものであ
る。
[実施例]
以下本考案の構造をその一実施例を示す図面に
従つて説明すれば、第1図に示す如く、1は液
状、或いは、ペースト状の化粧料2を収納する扁
平筒状の収納体で、該収納体1の周壁の一側面に
充填開口部3を形設すると共に、別の側面を傾斜
させて斜面4を形成する。次いで、前記斜面4に
は凹部5を形設し、内部を圧力室6とする押圧片
7、及び、前記斜面4に自身の弾性力によつて弾
密接し、且つ、前記圧力室6が負圧の時閉じてい
る弁片8を外鍔状に一体設した弾性を有する作用
体9を前記凹部5へ覆設するが、前記凹部5内で
の吸入開口部10上に、予め、前記作用体9の内
圧の上昇により閉じ負圧により開く弁体11を設
けると共に、前記圧力室6と外部との間に前記弁
片8を介してリーク通路としての吐出路12を形
設しておく。
従つて説明すれば、第1図に示す如く、1は液
状、或いは、ペースト状の化粧料2を収納する扁
平筒状の収納体で、該収納体1の周壁の一側面に
充填開口部3を形設すると共に、別の側面を傾斜
させて斜面4を形成する。次いで、前記斜面4に
は凹部5を形設し、内部を圧力室6とする押圧片
7、及び、前記斜面4に自身の弾性力によつて弾
密接し、且つ、前記圧力室6が負圧の時閉じてい
る弁片8を外鍔状に一体設した弾性を有する作用
体9を前記凹部5へ覆設するが、前記凹部5内で
の吸入開口部10上に、予め、前記作用体9の内
圧の上昇により閉じ負圧により開く弁体11を設
けると共に、前記圧力室6と外部との間に前記弁
片8を介してリーク通路としての吐出路12を形
設しておく。
尚、第2図並びに第3図に示すものは、本考案
の化粧料収納容器をコンパクト容器内へ塗布体と
共に収納した実施例を示すものであるが、第3図
に示す縦断面図に従つてさらに本考案について説
明する。前記収納体1内には該収納体1の内壁1
3と密接し、前壁14を前記斜面4と平行となる
様に傾斜させた区画板15を立設し、化粧料収納
室16と空気室17の二室に区画するが、前記区
画板15は前記内壁13との密接状態を保ちつ
つ、前記充填開口部3と前記斜面4との間を摺動
し得る様に構成してあり、前記化粧料2を充填し
た後、前記収納体1内に収容する。
の化粧料収納容器をコンパクト容器内へ塗布体と
共に収納した実施例を示すものであるが、第3図
に示す縦断面図に従つてさらに本考案について説
明する。前記収納体1内には該収納体1の内壁1
3と密接し、前壁14を前記斜面4と平行となる
様に傾斜させた区画板15を立設し、化粧料収納
室16と空気室17の二室に区画するが、前記区
画板15は前記内壁13との密接状態を保ちつ
つ、前記充填開口部3と前記斜面4との間を摺動
し得る様に構成してあり、前記化粧料2を充填し
た後、前記収納体1内に収容する。
また、前記充填開口部3へは前記区画板15の
脱落を防止する目的で側部蓋体18を嵌着、超音
波溶着、接着等の方法により封止しても良い。そ
の際、前記区画板15の摺動に伴う前記空気室1
7の容積の増減による内圧変化を防ぎ、外圧と常
に等しく一定に保つ為、空気抜きの為の小孔19
を前記側部蓋体18の一部もしくは前記空気室1
7側の前記収納体1の一部に穿設する必要があ
る。
脱落を防止する目的で側部蓋体18を嵌着、超音
波溶着、接着等の方法により封止しても良い。そ
の際、前記区画板15の摺動に伴う前記空気室1
7の容積の増減による内圧変化を防ぎ、外圧と常
に等しく一定に保つ為、空気抜きの為の小孔19
を前記側部蓋体18の一部もしくは前記空気室1
7側の前記収納体1の一部に穿設する必要があ
る。
前記構成に依つて成型した化粧料収納容器35
はそのまま単独でも使用可能であるが、第2図に
示す如くコンパクト24に於ける収納室25へ、
スポンジ・パフ等の塗布体34と共に収容して使
用する事も可能であり、実用上特に有効な手段で
ある。
はそのまま単独でも使用可能であるが、第2図に
示す如くコンパクト24に於ける収納室25へ、
スポンジ・パフ等の塗布体34と共に収容して使
用する事も可能であり、実用上特に有効な手段で
ある。
以下、第2図並びに第3図に示す応用例につい
て述べる。コンパクト24は後端ヒンジ部20を
介して本体21と蓋体22を蝶着し、フツク部2
3で該本体21と該蓋体22を係止可能としてい
る。前記コンパクト24内には化粧料収納容器3
5を収容する収容室25を形成すると共に、前記
化粧料収納容器35を係止固定させる為の係止突
部26を突設し、前記収納室25と対向する側に
は底部に皿部27を有する塗布体収容室28を形
成している。前記蓋体22はその一部に蓋体ヒン
ジ部29を形設して前蓋部30と後蓋部31とに
区分し、前記後端ヒンジ部20を介さずとも該前
蓋部30のみが開蓋可能となる様に構成してい
る。前記蓋体ヒンジ部29は前記蓋体22上にあ
つて、前記収納体1の前記斜面4と上面32との
稜線部33付近に形設している。
て述べる。コンパクト24は後端ヒンジ部20を
介して本体21と蓋体22を蝶着し、フツク部2
3で該本体21と該蓋体22を係止可能としてい
る。前記コンパクト24内には化粧料収納容器3
5を収容する収容室25を形成すると共に、前記
化粧料収納容器35を係止固定させる為の係止突
部26を突設し、前記収納室25と対向する側に
は底部に皿部27を有する塗布体収容室28を形
成している。前記蓋体22はその一部に蓋体ヒン
ジ部29を形設して前蓋部30と後蓋部31とに
区分し、前記後端ヒンジ部20を介さずとも該前
蓋部30のみが開蓋可能となる様に構成してい
る。前記蓋体ヒンジ部29は前記蓋体22上にあ
つて、前記収納体1の前記斜面4と上面32との
稜線部33付近に形設している。
尚、前記弁片8は前記係止突部26側に向かせ
て前記斜面4に自身の弾性力によつて弾密接させ
ている。図中、36は鏡である。而して、前記コ
ンパクト24に本考案の化粧料収納容器35並び
に塗布体34を収容している。
て前記斜面4に自身の弾性力によつて弾密接させ
ている。図中、36は鏡である。而して、前記コ
ンパクト24に本考案の化粧料収納容器35並び
に塗布体34を収容している。
次に第4図に示す応用例について述べる。前述
の応用例とほぼ同様に構成しているが、前蓋部3
0の内側に皿部27を形成し、前記弁片8を蓋体
ヒンジ部29側に向かせて前記斜面4に自身の弾
性力によつて弾密接させている。
の応用例とほぼ同様に構成しているが、前蓋部3
0の内側に皿部27を形成し、前記弁片8を蓋体
ヒンジ部29側に向かせて前記斜面4に自身の弾
性力によつて弾密接させている。
[作用]
本考案は以上の如く構成したので、第1図、第
2図並びに第3図に示す例に於いてこれを使用す
る際はまずコンパクト24の前蓋部30を開蓋し
た後、手指、または、塗布体34で作用体9に於
ける押圧片7が押圧されると弁体11が吸入開口
部10を封止して圧力室6の内圧を上昇させる。
内圧を上昇させた後に押圧力を解除すると、前記
押圧片7が原形状を復元するのに伴つて、前記圧
力室6の内圧は徐々に減少して負圧になるので、
前記弁体11が開き、前記吸入開口部10より化
粧料2を凹部5内、及び、前記圧力室6内へ吸入
する。再び、前記操作を繰り返す事により、前記
化粧料2は吐出路12へ導かれ、斜面4に自身の
弾性力によつて弾密接する弁片8を押し上げて吐
出し皿部27へ広がるのである。この時、弁片8
は化粧料2が皿部27へ吐出されると同時に、自
身の弾性力によつて元の様に斜面4に弾密接す
る。従つて、この押し出された化粧料2を前記塗
布体34で擦取した後、直ちに化粧操作に移れば
良い。
2図並びに第3図に示す例に於いてこれを使用す
る際はまずコンパクト24の前蓋部30を開蓋し
た後、手指、または、塗布体34で作用体9に於
ける押圧片7が押圧されると弁体11が吸入開口
部10を封止して圧力室6の内圧を上昇させる。
内圧を上昇させた後に押圧力を解除すると、前記
押圧片7が原形状を復元するのに伴つて、前記圧
力室6の内圧は徐々に減少して負圧になるので、
前記弁体11が開き、前記吸入開口部10より化
粧料2を凹部5内、及び、前記圧力室6内へ吸入
する。再び、前記操作を繰り返す事により、前記
化粧料2は吐出路12へ導かれ、斜面4に自身の
弾性力によつて弾密接する弁片8を押し上げて吐
出し皿部27へ広がるのである。この時、弁片8
は化粧料2が皿部27へ吐出されると同時に、自
身の弾性力によつて元の様に斜面4に弾密接す
る。従つて、この押し出された化粧料2を前記塗
布体34で擦取した後、直ちに化粧操作に移れば
良い。
前記押し出し操作を繰り返す事により、化粧料
収納室16内に残存する化粧料2が徐々に減つて
いく為、区画板15は斜面4に向かつて摺動して
いく。更に、最終使用状態に於いては、区画板1
5は斜面4に当接した状態となり、化粧料収納室
16内の化粧料2はすべて排出された状態とな
る。
収納室16内に残存する化粧料2が徐々に減つて
いく為、区画板15は斜面4に向かつて摺動して
いく。更に、最終使用状態に於いては、区画板1
5は斜面4に当接した状態となり、化粧料収納室
16内の化粧料2はすべて排出された状態とな
る。
一方、充填開口部3を側部蓋体18で封止した
場合、空気室17はそのままでは膨張して減圧さ
れていくので、側部蓋体18に穿設した小孔19
を通して外気を補充する事により、常に外圧と等
しい状態を保つている。
場合、空気室17はそのままでは膨張して減圧さ
れていくので、側部蓋体18に穿設した小孔19
を通して外気を補充する事により、常に外圧と等
しい状態を保つている。
[考案の効果]
以上詳述せる如く、本考案は液状、或いは、ペ
ースト状の化粧料2を収納する容器でありながら
押圧片7を塗布体34等で軽く押圧する単純な操
作のみで極めて簡便に化粧料2を吐出させる事が
可能であるから非常に便利である。しかも、押し
出し操作が簡単で、一回に使用するのに適当な量
のみを取り出す事が容易に行える上に、皿部27
に吐出する迄に外気に触れる事なく密封を維持で
きるので無駄なく衛生的に使用する事が可能であ
り、消費者にとつては非常に安心して使えるとい
う利点も有する。
ースト状の化粧料2を収納する容器でありながら
押圧片7を塗布体34等で軽く押圧する単純な操
作のみで極めて簡便に化粧料2を吐出させる事が
可能であるから非常に便利である。しかも、押し
出し操作が簡単で、一回に使用するのに適当な量
のみを取り出す事が容易に行える上に、皿部27
に吐出する迄に外気に触れる事なく密封を維持で
きるので無駄なく衛生的に使用する事が可能であ
り、消費者にとつては非常に安心して使えるとい
う利点も有する。
また、区画板15の前壁14を斜面4と平行と
なる様に傾斜させている事により、最終使用状態
に於いて前記前壁14は斜面4に密接する事が可
能であるから、化粧料収納室16内の化粧料2を
残存させる事なく使い果たす事ができ、消費者に
対する経済的損失を与えないという効果もある。
なる様に傾斜させている事により、最終使用状態
に於いて前記前壁14は斜面4に密接する事が可
能であるから、化粧料収納室16内の化粧料2を
残存させる事なく使い果たす事ができ、消費者に
対する経済的損失を与えないという効果もある。
また、コンパクト24内に塗布体34等と共に
収容することも可能であり、携帯性に優れ極めて
便利である。
収容することも可能であり、携帯性に優れ極めて
便利である。
更に、区画板15の前壁14を傾斜させた事
は、化粧料収納室16内の高さを極力低くさせる
事が可能であり、従つて、化粧料収納容器35、
更には、コンパクト24を薄型形状に成型させる
のに極めて有効な手段であるから、携帯性がさら
に優れたものとなる。
は、化粧料収納室16内の高さを極力低くさせる
事が可能であり、従つて、化粧料収納容器35、
更には、コンパクト24を薄型形状に成型させる
のに極めて有効な手段であるから、携帯性がさら
に優れたものとなる。
而して、本考案は多くの優れた利点を有し、且
つ、構造簡単にして成型容易であるから、便利で
しかも安価な製品を大量に消費者へ提供する事が
できるものである。
つ、構造簡単にして成型容易であるから、便利で
しかも安価な製品を大量に消費者へ提供する事が
できるものである。
第1図は本考案の一実施例を示す分解組立斜視
図、第2図は同実施例の応用例を示す斜視図、第
3図は同応用例を示す縦断面図、第4図は他の一
実施例の応用例を示す縦断面図である。 1……収納体、2……化粧料、3……充填開口
部、4……斜面、5……凹部、6……圧力室、7
……押圧片、8……弁片、9……作用体、10…
…吸入開口部、11……弁体、12……吐出路、
15……区画板、35……化粧料収納容器。
図、第2図は同実施例の応用例を示す斜視図、第
3図は同応用例を示す縦断面図、第4図は他の一
実施例の応用例を示す縦断面図である。 1……収納体、2……化粧料、3……充填開口
部、4……斜面、5……凹部、6……圧力室、7
……押圧片、8……弁片、9……作用体、10…
…吸入開口部、11……弁体、12……吐出路、
15……区画板、35……化粧料収納容器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (i) 周壁の一側面に充填開口部3を形設すると共
に、別の側面を傾斜させて形成した斜面4に凹
部5を設けた化粧料2の収納体1と、 (ii) 内部を圧力室6とする押圧片7、及び、前記
斜面4に自身の弾性力によつて弾密接し、且
つ、前記圧力室6が負圧の時閉じている弁片8
を一体設した後、前記凹部5へ覆設して成る弾
性を有する作用体9と、 (iii) 前記凹部5内での吸入開口部10上に位置
し、前記作用体9の内圧の上昇により閉じ負圧
により開く弁体11と、 (iv) 前記圧力室6と外部との間に前記弁片8を介
して形設した吐出路12と、 (v) 前記収納体1を二室に密に区画して前後に摺
動し得る傾斜板状の区画板15とで構成した事
を特徴とする化粧料収納容器35。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695985U JPH0328823Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18695985U JPH0328823Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6293915U JPS6293915U (ja) | 1987-06-16 |
JPH0328823Y2 true JPH0328823Y2 (ja) | 1991-06-20 |
Family
ID=31136991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18695985U Expired JPH0328823Y2 (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0328823Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4523825B2 (ja) * | 2004-10-05 | 2010-08-11 | 株式会社資生堂 | 粘性化粧料用容器及び粘性化粧料用容器への粘性化粧料の充填方法 |
-
1985
- 1985-12-04 JP JP18695985U patent/JPH0328823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6293915U (ja) | 1987-06-16 |
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