JPH03287306A - 多軸ボーリング装置 - Google Patents

多軸ボーリング装置

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Publication number
JPH03287306A
JPH03287306A JP8582390A JP8582390A JPH03287306A JP H03287306 A JPH03287306 A JP H03287306A JP 8582390 A JP8582390 A JP 8582390A JP 8582390 A JP8582390 A JP 8582390A JP H03287306 A JPH03287306 A JP H03287306A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission belt
spindle
drill
spindles
gears
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8582390A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Sinko Industries Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Sinko Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd, Sinko Industries Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP8582390A priority Critical patent/JPH03287306A/ja
Publication of JPH03287306A publication Critical patent/JPH03287306A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 この発明は、回転駆動時の騒音低減および製作コストの
低減を図った多軸ボーリング装置に関するものである。
(従来の技術〉 家具業界などにおいては、ダボを用いて部材間を結合す
ることが多用されており、このため、各部材はボーリン
グ装置によって所要の穴あけ加工を施される。この穴あ
け加工は通常30m−ピッチまたはその倍数ピッチで行
われるもので、好適な装置として実公昭62−1720
6号の「多頭穿孔装置」が提案されている。
この加工装置の構成、動作は下記の通りであり、図面第
4図、第5図を参照して説明する。
すなわち、原動機5′を起動して歯車4′を一斉に回転
させることにより、駆動軸2′を回動させて全てのドリ
ル3′を回転することができる。穿孔位置に対応するシ
リンダ6′を選択作動することにより、そのピストン杆
7′を進出させて、これに連結した駆動軸2′を前方(
第4図の右方〉へ向かって移動させ、選択したドリル3
′のみを前進させて穿孔を行うもので、不使用のドリル
3′は原位置に残置させることができる。従って、所定
値Iの一個または複数箇所に適宜に穿孔することができ
る。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように従来の穿孔装置は、加工上の性能面からみ
て何ら支障はないが、上記のように軸間ピッチが30−
一と狭いために小径歯車4′を用いなければならず、こ
れが−斉に回転するところから大きな騒音を生じ、作業
環境を阻害するという問題を生ずる。すなわち、ドリル
の回転数は3600rpm程度と高いものではないが、
長時間使用すると発熱し膨張する。このために予め歯車
のかみ合いスキマ(バックラッシュ)を設定して逃げを
図るが、これが歯面のたたきを生じ、騒音となって現れ
るのである。
上記の対策としては、各部材の機械工作精度を向上させ
るのが最良であるが、この手法であると家具部材などの
製品精度を遥かに越えた精度が要求されることになり、
装置の製作コストが高騰するという問題が生ずる。
本発明は、上記した従来技術の問題点に着目してなされ
たもので、各軸の駆動手段として伝動ベルトを用いるこ
とにより騒音低減と製作コストの低減を可能とした多軸
ボーリング装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明に係る多軸ボー
リング装置は、次のように構成したものである。
すなわち、この発明の要旨とするところは、先端にドリ
ルを取り付けたスピンドルを互いに平行にして多数配設
し、かつこれらスピンドルに各別に昇降手段を関連して
任意のドリルを昇降作動できるようにした装置において
、 上記スピンドルに各別に受動ギヤを配設し、これら受動
ギヤ群に、隣合うギヤが逆方向に回転するように表裏両
面に歯部を有する伝動ベルトを巻き掛け、さらにこの伝
動ベルトをモータの駆動ギヤに連係したことにある。
(作 用) 伝動ベルトの表裏両面に歯部を設けたので、隣り合うギ
ヤに巻き掛けたとき、巻掛角を大きくとることができ、
安定した動力伝達が行える。また、この伝動ベルトはギ
ヤとの接触面積が大きくしかも緩衝性を備えているので
、ギヤ特有の歯面のたたきがなく回転時の騒音が小さい
、さらに、各軸間ピッチが製品加工精度と同程度であっ
ても動力伝達を支障なくことができるので、製作コスト
を低減することができる。
(実施例) 本発明に係る多軸ボーリング装置を、一実施例に基づい
て具体的に説明する。
第1図は縦断側面図 第2図は横断平面図を示し、1は
取付ヘッド 2は取付ヘッド1に等間隔で一列状に穿設
した取付孔 3は取付孔2の下部に昇降可能に嵌装した
昇降筒 4は取付孔2の上部にベアリング5を介して回
転だけ自由に設けた回転筒 6は回転筒4の外側にキ一
部材7によって固定した受動ギヤ 8は昇降筒3と回転筒4の内部に配設したスピンドルで
、昇降筒3に対してはベアリング9により回転だけ自由
に支承され、また、回転筒4に対しては前記キ一部材7
に係合するキー溝10により昇降だけ自由に支承される
。すなわち、スピンドル8は回転筒4の回転を受けて回
転方向に駆動され、昇降筒3の作動を受けて昇降筒駆動
される。
11は取付ヘッド1の上端のベースllaに下向きに設
けたモータ 12はモータ11の出力軸13に取り付け
た駆動ギヤ 14は表裏両面に歯部a、b(第3図参照
)を設けた無端状の伝動ベルトで、隣合う受動ギヤ6・
・・を互いに逆方向に回転するように巻き掛けた後駆動
ギヤ12に連係するように張設する。上記の伝動ベルト
14は、ベースllaの側方への移動調整によって適宜
のテンションを付与される。
15は各昇降筒2の下端部に、横向きに設けた受動杆 
16は取付ヘッド1の後側に下向きに取り付けた多数の
く図には1基しが示してない)空圧シリンダで、ピスト
ンロッド17を伸長作動するとき各受動杆15、昇降筒
3を介してスピンドル8を加工位置へ突出作動する。ま
た、上記の空圧シリンダ16はピストンロッド17の収
縮作動時にスピンドル8を加工位置から上方へ退避する
。18はスピンドル8の下端に取り付けたドリルで、こ
のドリル18はスピンドル8の回転方向(正転または逆
転)に対応して正転切削用と逆転切削用を取りつける。
本発明に係る多軸ボーリング装置の構成は上記の通りで
あって、モータ11により駆動ギヤ12を回転すると、
伝動ベルト14を介して各受動ギヤ6・・・が−斉に回
転駆動する。これら受動ギヤ6・・・は巻き掛けた伝動
ベルト14の作用によって隣接するものが互いに逆方向
に回転するもので、これによってスピンドル8・・・も
同方向に回転する。
而して、この状態において適宜の空圧シリンダ16を選
択してピストンロッドを伸長作動すると、対応する昇降
筒3を介してスピンドル8が突出作動するもので、この
スピンドル8の先端のドリル18が加工材(図示省略)
に対して所要の穴あけ加工を行う。
上記の突出作動時において、受動ギヤ6側のキ一部材7
に対してスピンドル8のキー渭1oが昇降方向にスライ
ドするので、昇降動作に伴う回転伝達動作は支障なく行
われる。
また、上記の伝動ベルト14の表裏両面に歯部a、bを
設けたので、アイドルギヤなどを用いなくても受動ギヤ
6・・・に大きな巻掛角を与えることができる。このた
め、清らがな動力伝達ができ、またロスのない動力伝達
を行うことができる。
なお、上記の一実施例ではドリル18を下方へ突出作動
するようにしたが、取付ヘッド1の配設方向によりドリ
ル18を側方、上方へ作動することができる。また、キ
一部材7とキー渭10の関係はスプライン軸とスプライ
ン簡の係合に変更してもよい。
(発明の効果) 以上のように本発明の多軸ボーリング装置は、スピンド
ルの回転駆動手段として表裏両面に歯部を設けた伝動ベ
ルトを用いたものである。このため、巻掛角を大きくと
って回転時の騒音レベルを低減することができる。また
、受動ギヤの配列ピッチ精度に関係無く安定したな動力
伝達ができるもので製作コストを低減することができる
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係る多軸ボーリング装置の一実施例を
示すもので、第1図は縦断側面図第2図は横断平面図 
第3図は伝動ベルトの詳細を示す拡大平面図 第4図お
よび第5図は従来の多軸ボーリング装置の説明図である
。 1:取付ヘッド 2:取付孔 3:昇降筒 4:回転筒
 5.9:ベアリング 6:受動ギヤ7:キ一部材 8
ニスピンドル 10:キー渭 11:モータ 12:駆
動ギヤ 13:出力軸 14:伝動ベルト a、b:歯
部 16:空圧シリンダ 17:ピストンロッド 18
ニトリル 第3図 第2図 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 先端にドリルを取り付けたスピンドルを互いに平行にし
    て多数配設し、かつこれらスピンドルに各別に昇降手段
    を関連して任意のドリルを昇降作動できるようにした装
    置において、 上記スピンドルに各別に受動ギヤを配設し、これら受動
    ギヤ群に、隣合うギヤが逆方向に回転するように表裏両
    面に歯部を有する伝動ベルトを巻き掛け、さらにこの伝
    動ベルトをモータの駆動ギヤに連係してなる多軸ボーリ
    ング装置。
JP8582390A 1990-03-30 1990-03-30 多軸ボーリング装置 Pending JPH03287306A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8582390A JPH03287306A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 多軸ボーリング装置

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JP8582390A JPH03287306A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 多軸ボーリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03287306A true JPH03287306A (ja) 1991-12-18

Family

ID=13869576

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8582390A Pending JPH03287306A (ja) 1990-03-30 1990-03-30 多軸ボーリング装置

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JP (1) JPH03287306A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7048479B2 (en) * 2003-07-29 2006-05-23 Aisin Aw Co., Ltd. Machine tool apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7048479B2 (en) * 2003-07-29 2006-05-23 Aisin Aw Co., Ltd. Machine tool apparatus

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