JPH03286496A - 信号増幅回路 - Google Patents

信号増幅回路

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JPH03286496A
JPH03286496A JP2087783A JP8778390A JPH03286496A JP H03286496 A JPH03286496 A JP H03286496A JP 2087783 A JP2087783 A JP 2087783A JP 8778390 A JP8778390 A JP 8778390A JP H03286496 A JPH03286496 A JP H03286496A
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JP
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current
transistor
drain
mos
mos transistor
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JP2087783A
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Masao Taguchi
眞男 田口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 信号増幅回路特に、DRAMやSRAMなど半導体メモ
リのメモリセルアレーからセルのデータを引出すデータ
・バス上の微小振幅信号を増幅するのに適した、CMO
Sでかつ電圧増幅率を高くとれる増幅回路に関し、 MOSトランジスタのgmを高く動作させることにより
増幅段数を減らし、電流を抑制することを目的とし、 MOSトランジスタと電流制限手段を直列にして電源に
接続し、該MOSトランジスタのバックゲートを入力端
とし、該MOSトランジスタと電流制限手段の接続点を
出力端としてなり、該電流制限手段は、該トランジスタ
のMOSゲートを電源に接続したときにドレインに流れ
る最大ドレイン電流と同等以下に該トランジスタのドレ
イン電流を制限する手段である構威とし、またある導電
型の第1のウェル領域の中に形成された逆導電型の第2
のウェル領域に形成されたMo3トランジスタを増幅素
子として有し、該第2のウェル領域を該MOSトランジ
スタの信号入力端とした構成とする。
[産業上の利用分野〕 本発明は、信号増幅回路特に、DRAMやSRAMなど
半導体メモリのメモリセルアレーからセルのデータを引
出すデータバス上の微小振幅信号を増幅するのに適した
、CMO5でかつ電圧増幅率を高くとれる増幅回路に関
する。
メモリセルのデータバスには高々200mV〜300m
V程度の微小振幅のセル信号しか現われないため、これ
を高速で大振幅に増幅し、それ以降のディジタル系回路
(これは大振幅の入出力信号で動作する)に適した振幅
にしなければならない。
〔従来の技術〕 従来はCr2O2−ICではこの目的にいわゆるカレン
トミラー型増幅回路が用いられてきた。第5図はその代
表的な例を示す。Q、−Q、がデータバスDB、[)百
に接続された増幅用トランジスタで、Q5〜Qsが負荷
用トランジスタである。トランジスタQ5とQ、はカレ
ント稟う一回路を構威し、この構、戒ではQsのドレイ
ン電流と同じ電流がQ。
に流れようとする。このためトランジスタQ、とQ、を
ドライブする電流に差があると、その差に応してトラン
ジスタQ20Q、のドレイン電圧に差が生し、トランジ
スタQ5.Q6の電流を均等化するように内部電圧が変
化するので、高い電圧利得が得られる。トランジスタQ
20Qsの関係もトランジスタQs+Q、と同等である
。増幅用トランジスタをQ20Q、とQ!、Q−02組
もつ理由は、データバスDB、D百〇差動入力信号に対
して差動出力り、Dを得るためである。
なおこの第5図でQ Io + Q + +は差動対Q
、とQz+Q3とQ4の動作/不動作を制御するトラン
ジスタで、活性化クロックSEによりオン/オフする。
データバスDB、I)百はメモリセルアレイMCAから
延びており、そして■Ceは電源である。差動対は相補
出力を生じるので、D、[)を得るには本質的には1つ
でよい。しかしこの差動対の相補出力は正確に等振幅、
逆位相ではなく、対称性がよくない。ゲートバイアスを
とる方Qs+Q、側の方が、Q6.Qy側より振幅が小
さく、また波形が歪んでいる。図示のように差動対を2
I!用いて一方は正相(D)専用、他方は逆相(D)専
用とする、0かもり、[)はゲ′−ト電圧を取出す方と
は反対の側から取出すと、対称性のよい相補出力り、D
が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで従来のこの回路では、トランジスタQ1〜Q4
には100μA〜300μA程度の、ある程度大きな電
流を流す必要があった。この理由はトランジスタQ、〜
Q4のgmがもともと低く、微小信号入力を増幅するた
めには、Mo3トランジスタのgmがある程度高くなる
大電流ドレイン領域で動作させる必要があるためである
。gmが低い(バイポーラトランジスタに比べて)のは
MoSトランジスタの動作機構上の本質であるので、B
iCMO5構造でバイポーラトランジスタが使用できる
場合は別としてMo3トランジスタだけのCMOSIC
ではどうしようもなく、増幅回路を多段に接続する′こ
とで電圧利得を得るしかなかった。このため増幅回路の
数が多くなることの上に1段当りの消費電流も多いので
、メモリチップの消費電流が多くなる欠点があった。
このようにMo3トランジスタによる微小信号増幅回路
は消費電流が多く、大容量メモリで一度に多数のデータ
バスのデータを増幅することができない。従ってメモリ
の欠陥検査を出荷時に行うとき、メモリ容量が多いと、
検査時間が膨大になってしまう。この検査コストを下げ
るために、同時検査ビット数を増すことが有効であるが
、従来技術では増幅回路の消費電流の制限からこれは不
可能であった。
本発明は、MOSトランジスタのgmを高く動作させる
ことにより増幅段数を減らし、電流を抑制することを目
的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図に示すように本発明ではMOS トランジスタQ
2°と電流制限手段ILを直列にして電源VCCとグラ
ンド間に接続して信号増幅回路を構成する。
トランジスタQzoへは人力信号VINをそのバックゲ
ートに加える。出力V。UアはトランジスタQ2゜と電
流制限手段ILとの接続点から取出す。
電流制限手段■、は、トランジスタQ2°の電流を、そ
のMOSゲートを電源に接続したときにドレインに流れ
る最大ドレイン電流と同等以下に制限する。
MOSトランジスタQ2°と電流制限手段ILは第1図
(a)に示すようにILが電源vCc側であっても、ま
た第1図(b)に示すようにQ、。がvec側であって
もよい。
MOSトランジスタQ2°は第1図(d)に示すように
、ある導電型本例ではn型の第1の領域ll内に形成さ
れた反対導電型本例ではP型の第2の領域12内に形成
するとよい。バックゲートである第2の領域12へ、コ
ンタクト領域16を介して入力信号V、Nを加える。1
3.14はソース、ドレイン領域、15はMOSゲート
である。この第1図(d)は、第1図(a)で■、=0
の場合である。他もこれに準する。
〔作用〕
MOSトランジスタのバックゲートを入力端子とすると
高いgmガ得られ、従って第1図の増幅回路は高い電圧
増幅率を有し、増幅段数を減らして所要電流を抑制する
ことができる。
MO3I−ランジスタのバックゲートを入力端子とする
と、入力電圧が過大になったとき、バックゲートとソー
ス間のpn接合が順バイアスされてハックゲートへ少数
キャリヤの注入が起るなどの問題が生しるが、これは電
流制限手段ILにより回避することができる。また、該
少数キャリアの注入で基板電流が発生する恐れがあるが
、これは2重ウェル構造とすることにより回避すること
ができる。
〔実施例〕
第1図で本発明の詳細な説明すると、MOSトランジス
タQzoのバックゲートに人力信号VINを与え、MO
Sゲートへは第1図(a)では直流バイアス■G(OV
を含む)を与え、第1図(1))ではMOSゲートをソ
ースへ接続する。Cは入力容量である。
入力VINをMOSトランジスタのバックゲートに与え
ると、該トランジスタのgmが大になる。
第1図(C)はこれを示す図で、曲線C3はMOSゲー
ト電圧■6は0にしてパックゲート電圧V、を変化させ
たときのドレイン電流■6を示し、曲線CtはV、を0
にしてV6を変化させたときのIaを示す。曲線C8で
は、 T の関係があり、曲線C2では 1、=k (V、−Vい)? の関係がある。こ\でkはボルツマン定数、Tは絶対温
度、qは単位素電荷である。図示のようにMOSゲート
に電圧を与えると閾値■いより大きい電圧からドレイン
電流が流れ始め、近似的にはショックレーの解析式によ
れば電流は(VG−Vい)2に比例する。一方、バック
ゲートに電圧を与えると、いわゆる闇値のMOSトラン
ジスタであっても必らず0.8V以下の電圧V、でドレ
イン電流I6が流れ、Idは近似的にexp(q V 
m / k T )に比例する。0.8 V以下の電圧
で電流が流れるのは、■おをソースに対して正方向に加
える(nMOSで)ので、ハックゲートとソースのpn
接合が順方向にバイアスされるためである。ソースに対
してハックゲートを順バイアスにするとMOSトランジ
スタのチャネル部分の表面ポテンシャルがV。
だけ下がるので、ポルツマン分布しているチャネル部分
のキャリア数は■、に対してexp (20V m )
倍に増大する。このことにより、VGを変化させるより
もVIを変化たせた方がI、の変化は大きく、言いかえ
ればgmが大きい。逆に欠点もある。
これは ■バックゲートとソース間のバイアスを順方向に加える
ので、わずかに入力電流が流れ入力電圧が大きくなると
(0,65V以上程度)この電流はpn接合ダイオード
の順方向と同じ極めて大きな電流になること、言いかえ
れば直流的人力インピーダンスが低いことである。更に
交流的入力インピーダンスも低い。即ちこのトランジス
タは第1図(d)の如き断面構造を有するが、入力端子
はPウェル12になるため、基板11との間で広い接合
面積をもつ空乏層が入力容量となる。これによって交流
的入力インピーダンスも低い。
■また、入力電圧が過大になると、ソースルウエル間の
接合の順方向バイアスが深くなり、ウェルの中に少数キ
ャリアの注入が起る。こうすると入力電圧がゼロとなっ
てトランジスタがターンオフするときに、注入されたキ
ャリアの蓄積効果でトランジスタのターンオフが遅くな
ることである。
■同様に入力電圧が過大になると、ソースからウェル中
に注入されたキャリアが拡散して、pウェル周囲のn領
域に入り、n基板への電流になることである。これは寄
生npnバイポーラ動作である。
以上の問題のため、−船釣にはバックゲートを入力端子
にしてスイッチング回路が構成されることはない。
しかしデータバス上の微小電圧を増幅する場合には、も
ともとデータバスは2PF程度の大きな容量をもってい
るので入力容量が大きいという■の欠点は問題にならな
い。むしろgmが大きいという利点が大きい。入力電圧
が過大になったときに少数キャリア注入が起る■■の点
は、回路的工夫で避けられる。即ち、トランジスタに直
列に電流源を接続し、この電流よりも過大なドレイン電
流が流れるバイアス条件になればソース電圧を自動的に
上昇させるという方法で、バックゲート電圧の増大を抑
え、少数キャリアの注入を避けることができる。
第2図に本発明の実施例回路を示す。第5図と同様の回
路であるが、カレントミラー負荷増幅回路の増幅用トラ
ンジスタQ□〜Qzaがバックゲート入力型になってい
る点と、差動対の動作/不動作制御用トランジスタQl
 z + Q s +が定電流化されている点が異なる
従来回路である第5図ではトランジスタQ、。。
Qllは単に差動対(増幅系)の活性化を制御するスイ
ッチ手段にすぎず、これらがオンのときはトランジスタ
Q、〜Q4のソース電圧ははイ接地電位に等しい。しか
し第2図ではこのQ Io y Q + +相当のトラ
ンジスタQ311  Qs□は定電流特性を示すので、
トランジスタQz+〜Q taのソース電圧は、Qzt
+ Qzzが規定する電流を流すのに見合った電圧骨だ
けゲート電圧から降下した電圧に追従する。
これで、バックゲート電圧が過大になってpウェル12
中に少数キャリアが過剰注入されることが防げる。この
第2図は第1図(ロ)の実施例である。
トランジスタQ 3+ +  Q 3 Zのゲート電圧
は、ダイオード接続のトランジスタQ33によりクラン
プされており、いわゆる5極管領域で動作して定電流性
を示す。トランジスタQ!t+Q、2の定電流の値とト
ランジスタQ、〜Q z <の設計の間に次の関係が成
立てば、少数キャリアの過剰注入はない。
即ち、トランジスタQ z lのバックゲートとソース
を接続し、Vw=Oとした状態でvG側を高くする。■
。=■o、としたとき流れるドレイン最大電流を111
s3と称する。この電流はMO3!−ランジスタとして
流せる最大電流である。従ってトランジスタQ3□ Q
3□の出力ドレイン電流もこのI□、に近い値に設定す
る。そうすればトランジスタQ z I−Q z <に
はI DSS以上の電流は流れないので少数キャリア注
入(バイポーラモード)にはならない。トランジスタQ
20、Q、□の出力電流は、トランジスタQ 33がゲ
ートに入っており、カレントくラーを構成しているので
、Q、3に流す電流つまりクロックSEの振幅と抵抗R
で決る電流のQ ssのgmとQ32(又はQ、)のg
m比倍の電流になる。
尚、この回路の場合Q z +〜Q 24のソース電圧
が入力電圧に対して実際には約0.5重程度降下した値
になるので、Qz+〜Qzaのドレイン出力電圧は下限
でソース電圧までなので、入力電圧の平衡レベルはあま
り高く設定しない方が出力振幅を大きくとれる。
第3図は別の実施例を示す。こ回路ではバックゲート入
力のMOSトランジスタはQzs〜Q0、電流制限手段
はトランジスタQas+Qab等である。
トランジスタQtsとQz7がカレントくラーを構威し
QzbとQ、も同様である。Chsのドレイン電流はQ
z7と同じ(又は一定の比率をかけた値)になり、DB
線の電流に比例する。同様にトランジスタQzbのドレ
イン電流は、百百線の電流に比例する。やはりカレント
ミラーであるトランジスタQ。。
Q4□で両者の差成分を検出するようにするので、トラ
ンジスタQzbのドレイン電流とトランジスタQa3の
ドレインを流の差はDB、  百百線の電流差に比例す
るようになる。
従ってこの回路でデータバスDB、D百の信号電流差を
増幅できる。データバスは列選択スイッチ回路C3Wで
アクセスすべきメモリセルのビット線BL、 百Eに接
続される。ここではデータバスは直接ビット線に接続さ
れるのではなく、トランジスタQas+Qabのゲート
とソース・ドレインを介して接続する。このためトラン
ジスタQzq+Q00バックゲート入力MOSトランジ
スタの最大ドレイン電流は、トランジスタQss+Qa
bのオン抵抗と電源電圧VCCで決まる。このオン抵抗
値を適当な値に設定すれば、トランジスタQzs−Qz
mに過剰な電流が流れて少数キャリアが基板内に顕著に
注入されるという問題は起らない。
第4図は第3図の入力部分のトランジスタQzs+Qt
rの断面構造を示す。トランジスタQ !&+ Qzs
も同様である。n型シリコン基板11にpウェル27を
作り、更にその中に作ったnウェル26にpMOSトラ
ンジスタQzs+  QZ?のソース・ドレイン22〜
24を形成し、nウェルを共通化してこれを入力端とし
ている。ウェルを2重にしたのは次の理由による。即ち
、pウェル27を除いてnウェル26のみにすると、前
記順バイアスで基板11に少数キャリアで注入され、基
板電流が流れる。この処理は厄介であり、これを防ぐに
は2重ウェル構造がよい。n″領域21はnウェル26
へのコンタクト用であり、トランジスタQzs+Qt、
の共通ソース23とCMOSゲー)31.32は電源V
CCへ接続し、またQzsのドレイン24はトランジス
タQ0へ接続する。トランジスタQz7のドレイン22
はデータバスDBへ接続する。p“領域25はpウェル
27へのコンタクト用である。
pウェル27はバイアス電圧上接地して良いが、別の方
法として入力端子DBまたは出力側のトランジスタQ□
に接続しても良い。第4図中)はpウェル27を接地し
た場合、同(C)はQ4Iへ接続した場合、同(d)は
DBへ接続した場合の第4図(a)の等価回路を示す。
QsoはQzs+Q2?の共通ソース23とnウェル2
6とPウェル27で形成されるPnp寄生バイポーラト
ランジスタである。実線矢印i、ばnウェル26への注
入電流、点線矢印12は11がベース電流となってQ1
0のエミッタ・コレクタに流れる寄生バイポーラ電流で
ある。
第4図(a)ではQ z s 、 Q z ? (D共
通/−423をエミッタ、nウェル26をベース、ドレ
イン22゜24をコレクタとするラテラルpnpトラン
ジスタもできるが、このトランジスタは11流増幅率が
小さいので無視することができる。
第4図(d)のようにPウェル27を入力端DBへ接続
すると、pウェル27とnウェル26は同一信号型位に
なるので、pウェル27とnウェル26との間の寄生接
合容量は入力容量にならず、代ってPウェル27とn基
板11との間の寄生容量が入力容量になる。これらの入
力容量は差が大きくなく、どちらが有利とも言えないが
、Pウェル27を入力端DBへ接続しておくと、万一過
剰入力電流が流れても、nウェル中に注入された少数キ
ャリア(ホール)が拡散して生じる寄生バイポーラ電流
i、は、接地側へ流れるのではなく、データバス側へそ
の負荷電流に加算さして流れる。
このようにすれば、電流の無駄がない。また第4図(C
)のようにpウェル27をトランジスタQ41のドレイ
ンに接続すると、寄生バイポーラ電流12は増幅回路の
出力電流に加算され、電流増幅率が見掛上更に向上して
都合良い。同図(ハ)では寄生バイポーラ電流を単にグ
ランドへ排出するが、これでも前述の基板電流発生は防
げる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明ではバックゲートを入力端子
としたMOSトランジスタを増幅素子として用いるので
高利得が得られ、少い増幅段数でディジタル回路の論理
レベルに変換できるため、回路の消費電力を減少でき、
メモリのデータバスのように寄生容量の大きい配線上の
微小電圧振幅信号を増幅するのに好適である。
また、寄生バイポーラのターンオンによる電流に対して
は、バックゲート入力トランジスタの電流を制限する回
路を入れることで対応でき、もしくは多重ウェル(nウ
ェル中にnウェルを作る、又はnウェル中にpウェルを
作る)構造として外側のウェルを入力端子に接続する、
又は当該回路の出力端子に接続することで、基板あるい
は電源に対して無駄な電流成分とすることが避けられる
なお、本回路の方式を用いれば説明に用いたDRAMの
データバス信号増幅部分だけでなく SRAMやROM
等にも用いられる。またメモリ以外にも計測用アナログ
アンプ等にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第21図および第3図は本発明の実施例1および2を示
す回路図、 第4図は第1図で用いるトランジスタの断面構造と等価
回路図、 第5図は従来例を示す回路図である。 第1図でQ10はMOSトランジスタ、ILは電流制限
手段、VINは入力、VOUTは出力、11゜12は第
1、第2のウェル領域である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、MOSトランジスタ(Q_2_0)と電流制限手段
    (I_L)を直列にして電源に接続し、該MOSトラン
    ジスタのバックゲートを入力端(V_I_N)とし、該
    MOSトランジスタと電流制限手段の接続点を出力端(
    V_O_U_T)としてなり、該電流制限手段は、該ト
    ランジスタのMOSゲートを電源に接続したときにドレ
    インに流れる最大ドレイン電流と同等以下に該トランジ
    スタのドレイン電流を制限する手段であることを特徴と
    する信号増幅回路。 2、ある導電型の第1のウェル領域(11、27)の中
    に形成された逆導電型の第2のウェル領域(12、26
    )に形成されたMOSトランジスタを増幅素子として有
    し、 該第2のウェル領域を該MOSトランジスタの信号入力
    端としたことを特徴とする信号増幅回路。 3、第1のウェル領域は、信号入力端、信号出力端、電
    源のいずれかに接続されたことを特徴とする請求項2記
    載の信号増幅回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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