JPH0328625Y2 - - Google Patents

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JPH0328625Y2
JPH0328625Y2 JP9035685U JP9035685U JPH0328625Y2 JP H0328625 Y2 JPH0328625 Y2 JP H0328625Y2 JP 9035685 U JP9035685 U JP 9035685U JP 9035685 U JP9035685 U JP 9035685U JP H0328625 Y2 JPH0328625 Y2 JP H0328625Y2
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JP
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signal
circuit
pulse signal
audio
multivibrator
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JP9035685U
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JPS628770U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は米国のテレビジヨン放送に採用されて
いる音声多重放送を受信するに適したテレビ音声
多重放送受信機の特に(L−R)信号復調回路に
関するものである。
〈考案の概要〉 本考案は主に米国において使用されるテレビ音
声多重放送受信機における音声信号の復調回路に
関し、水平同期信号を利用して(L−R)信号を
復調しようとするものである。
〈従来の技術〉 一般に米国において採用されているテレビ音声
多重放送のベースバンドスペクトラムは第3図に
示す通りであり、特にステレオ放送時の(L−
R)信号成分は2H(但しHは15.734KHzのテレビ
ジヨン水平走査周波数)を副搬送波としてAM変
調されており、またステレオパイロツト信号は
(L+R)信号と(L−R)信号成分との間の隙
間のHに選定されている。
そこで従来のテレビ音声多重放送受信機では、
ステレオ放送受信時の(L−R)信号の復調に際
し、Hのステレオパイロツト信号を基にしてAM
復調動作を行なつている。これを第4図に示す従
来回路に基いてさらに詳しく説明すると、第4図
において、1はチユーナ、2は映像中間周波回
路、3は映像回路、4は同期分離回路、5は偏向
回路、6は受像管、7は音声中間周波検波回路で
あり、これらは通常一般のテレビジヨン受像機の
ものと特に変わるものではない。ここでは音声中
間周波検波回路7より得られる音声コンポジツト
信号がローパスフイルタ8を介してパイロツト信
号検出回路9及び(L−R)AM復調器10に供
給される。パイロツト信号検出回路9ではHの周
波数成分即ちステレオパイロツト信号が検出さ
れ、これに基いてインジケータドライブ回路11
が駆動され、ステレオ表示用の発光ダイオード1
1aが点灯される。またこのステレオパイロツト
信号はVCO(電圧制御発振器)12a、1/2分周
器12bとともにPLL回路12を構成している
位相比較器12cに供給され、この結果VCO1
2aからHのステレオパイロツト信号の位相に同
期した2Hの信号が発振され(L−R)AM復調
器10に供給される。これによりローパスフイル
タを介して得られる音声コンポジツト信号中の
(L−R)信号が復調される。その後(L−R)
信号はノイズ低域回路13にて適宜のノイズ低減
処理動作が行なわれた後、マトリクス回路14に
供給される。一方また上記検波回路7の出力の音
声コンポジツト信号はローパスフイルタ15を介
して(L+R)信号成分のみが抽出されマトリク
ス回路14に供給される。このときマトリクス回
路14では復調された(L−R)信号と(L+
R)信号とがマトリクス動作されL信号とR信号
とが分離導出されスピーカ16a,16bに供給
される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが上記のような従来の音声多重放送受信
機では、(L−R)信号のAM復調用としてステ
レオパイロツト信号に同期した2Hの信号を生成
するためVCO12a等を有するPLL回路12を
用いていたが、このPLL回路は高価に付くばか
りでなくまたVCO12の発振周波数を調整する
必要があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、特に水平同期信号の位相とステレオパイロツ
ト信号の位相とが放送局において常に同相にて放
信されていることに着目し、同期分離回路より得
られる水平同期信号を基に単安定マルチバイブレ
ータと2逓倍器とを用いて2Hの信号を得るもの
である。
〈作用〉 即ち水平同期信号にて単安定マルチバイブレー
タをトリガーし、デユーテイ比が略50%のHのパ
ルス信号を得、これを2逓倍することによつてス
テレオパイロツト信号の位相と同期し且つ2H
パルス信号を生成し、この2Hパルス信号を基に
して(L−R)信号をAM復調するものである。
〈実施例〉 以下本考案を実施例に従つて説明する。第1図
は本考案のL−R信号復調回路を実施したテレビ
音声多重放送受信機の概略ブロツク図を示し、こ
こで第4図に示す従来例と同一部分には同一符号
も附記している。ここでは特に従来のPLL回路
に代えて単安定マルチバイブレータ17と2逓倍
器18とを用い、ステレオパイロツト信号に実質
的に同期した2Hのパルス信号を生成するもので
ある。
即ち本実施例では、同期分離回路4より得られ
る第2図aに示す水平同期信号が単安定マルチバ
イブレータ17に加えられマルチバイブレータ1
7がトリガーされる。このときマルチバイブレー
タ17から第2図bに示すようなデユーテイ比が
略50%のHのパルス出力が得られ、2逓倍器18
に加えられる、2逓倍器18ではマルチバイブレ
ータ出力が2逓倍され、第2図cに示す如く2H
のパルス信号が生成され(L−R)AM復調器1
0に加えられる。このとき復調器10ではこの
2Hパルスに基いてローパスフイルタ8を介して
得られる音声コンポジツト信号から(L−R)信
号がAM復調される。こうして得られる(L−
R)復調信号は第4図に示す従来回路の場合と同
様にノイズ低減回路13にて適宜のノイズ低減処
理動作が行なわれた後、マトリクス回路14に加
えられ、他方のローパスフイルタ15を介して得
られる(L+R)信号とともにマトリクス動作さ
れL信号とR信号とが分離導出される。
なお上記実施例においては、さらに単安定マル
チバイブレータ17のHのパルス出力が位相比較
回路19に供給され、ここでパイロツト信号検出
回路9にて検出されたHのステレオパイロツト信
号の位相と位相比較され、この比較出力に基いて
インジケータドライブ回路11が駆動されるとと
もにマトリクス回路14の動作切換が行なわれ
る。
〈考案の効果〉 以上のように本考案の(L−R)信号復調回路
によれば、水平同期信号を基にして単安定マルチ
バイブレータと2逓倍器を用いて2Hのパルス信
号を得、これにより(L−R)信号をAM復調す
るようにしているため、高価なPLL回路を用い
て発振周波数や位相を調整しなくともステレオパ
イロツト信号の位相に同期した2Hパルス信号を
容易に得ることができ、実用的価値の大なる考案
となる。
本考案は米国において採用されているテレビ音
声多重放送と受信する受信機の(L−R)信号復
調回路装置として有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の(L−R)信号復調回路を実
施したテレビ音声多重放送受信機のブロツク図、
第2図は第1図に示す復調回路の動作説明のため
の信号波形図、第3図は米国におけるテレビ音声
多重放送のベースバンドスペクトラムを示す図、
第4図は従来一般のテレビ音声多重放送受信機の
ブロツク図である。 4……同期分離回路、7……音声中間周波検波
回路、10……(L−R)AM復調器、17……
単安定マルチバイブレータ、18……2逓倍器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビ音声多重放送受信機において、同期分離
    回路から得られる水平同期信号にてトリガーされ
    デユーテイ比が略50%のH(但しHは水平走査周
    波数)のパルス信号を生成する単安定マルチバイ
    ブレータと、前記マルチバイブレータより得られ
    Hパルス信号を2逓倍し2Hのパルス信号を生
    成する2逓倍器と、前記2逓倍器より得られる
    2Hパルス信号に基いて音声検波回路から得られ
    る音声コンポジツト信号中の(L−R)信号を
    AM復調する(L−R)AM復調器とを具備して
    なるテレビ音声多重放送受信機における信号復調
    回路。
JP9035685U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0328625Y2 (ja)

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JPS628770U JPS628770U (ja) 1987-01-20
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