JPH0797845B2 - 音声多重復調回路 - Google Patents

音声多重復調回路

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JPH0797845B2
JPH0797845B2 JP62095578A JP9557887A JPH0797845B2 JP H0797845 B2 JPH0797845 B2 JP H0797845B2 JP 62095578 A JP62095578 A JP 62095578A JP 9557887 A JP9557887 A JP 9557887A JP H0797845 B2 JPH0797845 B2 JP H0797845B2
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勉 石川
英雄 今泉
章 椛島
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、音声多重復調回路に関するもので、特にバズ
を原因とするサブチャンネル信号中のノイズを低減させ
た音声多重復調回路に関する。
(ロ)従来の技術 現在、米国で放送されているTV(テレビジョン)音声多
重信号は、メインチャンネル信号、ステレオパイロット
信号、メインチャンネル信号、第2音声信号等を周波数
多重してなるもので、例えばステレオ放送の場合、メイ
ンチャンネル信号はステレオ和信号(L+R)で構成さ
れ、サブチャンネル信号は副搬送波周波数(31.468KH
z、2fHに相当)をステレオ差信号(L−R)でAMDSB変
調したもので構成されている。そして、TV放送信号の音
声搬送波にFM変調された前記米国TV音声多重信号は、TV
受像機のIF検波回路から取り出すことができる。前記米
国TV音声多重信号中のステレオパイロット信号の周波数
はfHであり、該fHのステレオパイロット信号がPLL回路
に印加され、周波数2fHの副搬送波が再生される。そし
て、前記副搬送波を用いてステレオ差信号(L−R)の
復調が行なわれ、該ステレオ差信号(L−R)とステレ
オ和信号(L+R)とがマトリクスされて、左右ステレ
オ信号、L及びRが復調される。
尚、米国TV音声多重信号の復調回路は、例えば「NEC技
報」Vol.39No.3/1986、第4頁乃至第7頁に記載されて
いる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、TV受像機においては4.5MHzの音声ビート信号
を取り出し、これをFM検波することで音声信号を得てい
るが、前記音声ビート信号の取り出し方には映像検波回
路を兼用して取り出す方法(インターキャリア方式)
と、映像信号と音声信号とを分離してから検波する方法
(スプリットキャリア方式)とがある。スプリットキャ
リア方式では、映像と音声とを分離してから検波してい
るので、映像信号から音声信号への妨害は少ないが、イ
ンターキャリア方式では音声ビート信号が映像検波回路
から検出される為、映像信号が音声信号に混入し、音声
ビート信号は映像信号による異常な変調を受ける。特に
米国音声多重放送方式ではステレオパイロット信号が周
波数fHに、又副搬送波周波数が2fHに選ばれているの
で、前記水平同期信号とステレオパイロット信号、前記
水平同期信号の第2高調波(31.5KHz)と前記副搬送波
との間に各々同一チャンネル混信が生じ、バズが生じて
しまう。PLL回路を用いて副搬送波を再生し、ステレオ
差信号(L−R)を復調するような音声多重複調回路で
は、ステレオパイロット信号が前記バズの影響を受ける
と、PLL回路において位相ずれが生じ、位相のずれた2fH
の副搬送波がサブチャンネル復調回路に印加される。す
ると、サブチャンネル復調回路の出力として復調レベル
が前記位相ずれに応じて変動したステレオ差信号(L−
R)が発生する。前記PLL回路に印加される水平同期信
号は、60Hz毎に垂直同期信号期間となり該垂直同期信号
期間中には水平同期信号が存在しない為、位相シフト量
が変化する。すると、前記期間中には前記2fHの副搬送
波と位相の異なる2fHの副搬送波がサブチャンネル復調
回路に印加され、前記復調レベルと異なる復調レベルで
ステレオ差信号(L−R)が発生する。その様子を第2
図(イ)及び(ロ)に示す。第2図(イ)はPLL回路に
印加される水平同期信号を示し、第2図(ロ)はサブチ
ャンネル復調回路の出力端に発生する復調されたステレ
オ差信号(L−R)を示している。第2図(イ)の水平
同期信号は、垂直期間中存在しない。その為、水平期間
と垂直期間とでPLL回路の位相ずれの量が変化し、復調
レベルが変化する。第2図(ロ)における期間Aは、垂
直期間における復調出力を示し、期間Bは水平期間にお
ける復調出力を示している。ここで、第2図(ロ)で示
される復調されたステレオ差信号(L−R)は、マトリ
クス回路に印加されるが、図から明らかな様に前記ステ
レオ差信号(L−R)中には60Hzのノイズが混入してい
る為に、マトリクス回路の復調出力中にも60Hzのノイズ
が発生してしまう。
更に、これとは別に混入した水平同期信号の第2高調波
が、副搬送波に混入するため、復調されたステレオ差信
号(L−R)自体にもノイズが生じる。この場合も結果
として、60Hzのノイズが現われてしまう。この様な60Hz
のノイズは、前記水平同期信号の振幅が大きい場合、す
なわち映像信号中のホワイトレベルが高い時に特に著し
く発生する。
この様にしてステレオ差信号(L−R)中にはバズを原
因とする60Hzのノイズが発生してしまい、マトリクス後
の左右ステレオ信号中に60Hz及びその高調波ノイズが発
生してしまうという問題があった。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、検波された
音声多重信号中のサブチャンネル信号を復調するサブチ
ャンネル復調回路と、前記音声多重信号中のメインチャ
ンネル信号と前記サブチャンネル復調回路から得られる
サブチャンネル信号をマトリクスするマトリクス回路と
を備える音声多重復調回路において、前記サブチャンネ
ル復調回路と前記マトリクス回路との間に挿入されたフ
ィルタと、検波された映像信号のホワイトレベルを検出
するホワイトレベル検出回路とを設けたことを特徴とす
る。
(ホ)作用 本発明によれば、復調されたサブチャンネル信号中のバ
ズに起因するノイズをフィルタによって除去するととも
に前記フィルタのフィルタ特性を映像信号中のホワイト
レベルに応じて制御しているので、前記ノイズをより効
果的に除去することが出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(1)は
RF信号を受信し、IF信号に変換するチューナ、(2)は
チューナ(1)からのIF信号を増幅し、検波するIF検波
回路、(3)はIF検波回路(2)からの音声多重信号が
印加されるサブチャンネル復調回路、(4)は前記音声
多重信号中の周波数fHのステレオパイロット信号が基準
信号として印加され、周波数2fHの副搬送波を再生するP
LL回路、(5)はステレオ和信号(L+R)と、サブチ
ャンネル復調回路(3)からのステレオ差信号(L−
R)とをマトリクスし、左右ステレオ信号を復調するマ
トリクス回路、(6)は、ステレオ差信号(L−R)が
発生するサブチャンネル復調回路(3)の出力端と前記
マトリクス回路(5)との間に設けられ60Hzの成分を除
去するフィルタ、及び(7)は、IF検波回路(2)から
の映像信号が印加され、該映像信号のホワイトレベルを
検出するホワイトレベル検出回路である。
次に動作を説明する。アンテナ(8)に受信されたRF信
号は、チューナ(1)を介してIF検波回路(2)に印加
され、検波される。そして、端子(9)には映像信号
が、又端子(10)には音声信号がそれぞれ導出される。
そして、前記音声信号すなわちステレオ和信号(L+
R)、ステレオ差信号(L−R)、ステレオパイロット
信号等から成る音声多重信号は、サブチャンネル復調回
路(3)に印加される。
又、端子(9)からの映像信号は、ホワイトレベル検出
回路(7)に印加され、そのホワイトレベル(輝度信号
レベル)が検出される。前記ホワイトレベル検出回路
(7)は、例えば第3図の如きものである。
第3図において、入力端子(20)には映像信号が印加さ
れ直流阻止コンデンサ(21)を介して直流分が除去され
た後、ダイオード(22)で正の信号のみが検出されコン
デンサ(23)に充電される。ここで、ホワイトレベルが
基準ホワイトレベルに近い時には水平同期信号の振幅が
大となる為、コンデンサ(23)の端子電圧は上昇する。
又、ホワイトレベルが基準ホワイトレベルから離れてい
る時には水平同期信号の振幅が小となる為、コンデンサ
(23)の端子電圧は下降する。従って、出力端子(24)
には前記ホワイトレベルに応じた電圧が発生する。一
方、PLL回路(4)には前記音声多重信号中の周波数fH
のステレオパイロット信号が印加され、2fHの副搬送波
が再生される。その為、PLL回路(4)からの前記副搬
送波に応じて、サブチャンネル復調回路(3)では、周
波数2fHに変調されたステレオ差信号(L−R)が復調
される。その結果、サブチャンネル復調回路(3)の出
力端にはステレオ差信号(L−R)が発生する。前記ス
テレオ差信号(L−R)中には、前述の如き要因により
60Hzのノイズが混入している。しかしながら、第1図の
回路においてはサブチャンネル復調回路(3)とマトリ
クス回路(5)との間に60Hz成分を除去するフィルタ
(6)が挿入されているので、前記ノイズは除去されて
しまう。前記ノイズのレベルは、映像信号のホワイトレ
ベルに応じて変化する。そこで、本発明は、前記ホワイ
トレベルを検出し、その検出結果に依ってフィルタ
(6)のフィルタ特性を制御しより効果的に前記ノイズ
の低減を計っている。その様子を第4図を参照しながら
説明する。
まず、ホワイトレベルが高い場合には、ホワイトレベル
検出回路(7)から「H」レベルの出力信号が発生し、
第4図の制御端子(25)に印加される。すると、前記
「H」レベルの出力信号に応じて第1VCA(26)(電圧制
御増幅器)はオフし、第2VCA(27)がオンする。従っ
て、入力端子(28)からのステレオ差信号(L−R)
は、ハイパスフィルタ(29)にて60Hzのノイズ成分が除
去されて、出力端子(30)に発生する。又、ホワイトレ
ベルが低い場合には、ホワイトレベル検出回路(7)か
ら「L」レベルの出力信号が発生し、制御端子(25)に
印加される。すると、前記「L」レベルの出力信号に応
じて第1VCA(26)がオンし、第2VCA(27)がオフする。
従って、前記ステレオ差信号(L−R)は、第1VCA(2
6)を介してそのまま出力端子(30)に導出される。更
に、前記ホワイトレベルが前記「H」レベルと前記
「L」レベルとの中間程度の場合、それに応じた出力信
号が、第4図の制御端子(25)に印加される。すると、
前記出力信号のレベルに応じて、第1及び第2VCA(26)
及び(27)の利得が切換わり、加算回路(31)における
両信号の混合比が制御される。従って、出力端子(30)
に導出される出力信号はそのノイズの除去率が前記出力
信号のレベルに応じたものとなる。尚、第4図の実施例
においてはフィルタ通過後の出力信号のレベルを調整す
ることにより実質的にフィルタ特性の調整を行なってい
るがハイパスフィルタ(29)自身の時定数をホワイトレ
ベル検出回路(7)の出力信号に応じて切換えても良
い。
ところで、ステレオ差信号(L−R)の信号路にフィル
タ(6)を挿入すると、前記ステレオ差信号(L−R)
中の一部の信号も低減し、低減におけるステレオセパレ
ーションがやや悪化する。そこで、本発明は、ホワイト
レベルを検出しノイズが著しく現われる場合にのみフィ
ルタによってノイズを除去している。
従って、第1図の回路に依れば出力端子(12)及び(1
3)にノイズを大幅に低減させた左右ステレオ信号L及
びRを得ることが出来る。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依ればサブチャンネル復調回
路とマトリクス回路との間にステレオ差信号(L−R)
中の60Hzのノイズをホワイトレベルに応じて除去する手
段を設けたので、バズに起因する前記ノイズをステレオ
セパレーションの悪化を招くことなく除去することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図はバ
ズに起因するノイズの発生を説明する為の特性図、第3
図はホワイトレベル検出回路の具体例を示す回路図、及
び第4図はフィルタの具体例を示す回路図。 (2)……IF検波回路、(3)……サブチャンネル復調
回路、(5)……マトリクス回路、(6)……フィル
タ、(7)……ホワイトレベル検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検波された音声多重信号中のサブチャンネ
    ル信号を復調するサブチャンネル復調回路と、前記音声
    多重信号中のメインチャンネル信号と前記サブチャンネ
    ル復調回路から得られるサブチャンネル信号をマトリク
    スするマトリクス回路とを備える音声多重復調回路にお
    いて、前記サブチャンネル復調回路と前記マトリクス回
    路との間に挿入されたフィルタと、検波された映像信号
    のホワイトレベルを検出するホワイトレベル検出回路と
    を設け、該ホワイトレベル検出回路の出力信号に応じて
    前記フィルタのフィルタ特性を制御し、前記サブチャン
    ネル信号中のバズに起因するノイズを除去したことを特
    徴とする音声重復調回路。
JP62095578A 1987-04-17 1987-04-17 音声多重復調回路 Expired - Lifetime JPH0797845B2 (ja)

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JPS63260371A JPS63260371A (ja) 1988-10-27
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