JP2508425B2 - テレビジヨン受信機 - Google Patents

テレビジヨン受信機

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JP2508425B2 JP61188853A JP18885386A JP2508425B2 JP 2508425 B2 JP2508425 B2 JP 2508425B2 JP 61188853 A JP61188853 A JP 61188853A JP 18885386 A JP18885386 A JP 18885386A JP 2508425 B2 JP2508425 B2 JP 2508425B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の方式の異なるテレビジョン信号を受
信することができるテレビジョン受信機に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、複数の方式の異なるテレビジョン信号を
受信でき、入力信号がM方式の場合にはM方式に優先的
に設定されるテレビジョン受信機において、周波数3.58
MHzのカラーサブキャリアを再生するときには、周波数
4.5MHzのトラップ回路を挿入し、音声信号による妨害の
ために、カラーサブキャリアが再生できなくなることを
防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン方式は、各国様々なものが用いられてい
る。テレビジョン受像機は、一般にその国のテレビジョ
ン方式に適合するように設定されている。このため、テ
レビジョン方式が異なった場合には、再生を行えない。
カラー方式についても、国により異なっている。テレビ
ジョン受像機は、その国のカラー方式に適合するように
設定されていて、カラー方式が異なった場合には、カラ
ー映像を再生できない。
マルチ方式対応のテレビジョン受像機は、テレビジョ
ン方式やカラー方式が異なる国でも対応できるものであ
る。このようなテレビジョン受像機を用いれば、テレビ
ジョン方式及びカラー方式が異なる国においても、再生
を行える。
つまり、標準テレビジョン方式は、A方式からN方式
まである。B,G方式は、主として西ヨーロッパで採用さ
れている。西ヨーロッパ諸国の中でも、イギリスではI
方式が採用され、フランスではL方式が採用されてい
る。D,K方式は、主として東ヨーロッパで採用されてい
る。M方式は、アメリカ,カナダ,日本で採用されてい
る。N方式はアルゼンチンで採用されている。
各方式間における主たる相違点は、フィールド周波数
及び走査線数と、映像搬送波に対する音声搬送周波数で
ある。フィールド周波数及び走査線数は、M方式が60H
z,525本で、B,G方式,I方式,L方式,D,K方式,N方式は50H
z,625本である。映像搬送波に対する音声搬送波周波数
は、B,G方式が5.5MHz,I方式は6MHz,L方式は6.5MHz,D,K
方式は6.5MHz,M方式は4.5MHz,N方式は4.5MHzである。
カラー方式は、PAL方式,NTSC方式,SECAM方式がある。
PAL方式は、主として西ヨーロッパ諸国で採用されてい
る。NTSC方式は、アメリカ,カナダ,日本で採用されて
いる。SECAM方式は、フランス及び東ヨーロッパ諸国で
採用されている。
マルチ方式対応のテレビジョン受像機は、フィールド
周波数及び走査線数が60Hz,525本の場合でも、50Hz,625
本の場合でも対応できる。そして、各テレビジョン方式
における映像搬送波に対する音声搬送波周波数に対応す
るトラップ回路が夫々設けられている。これらのトラッ
プ回路は、受信するテレビジョン信号のテレビジョン方
式に応じて切り換えられる。また、PAL方式,NTSC方式の
SECAM方式に対応できるカラー信号処理回路を有してい
る。
ところで、テレビジョン方式としてM方式を採用して
いる国のほとんどは、カラー方式としてNTSCを採用し、
テレビジョン方式としてI方式,B,G方式を採用している
国のほとんどは、カラー方式としてPAL方式を採用し、
テレビジョン方式としてD,K方式を採用している国のほ
とんどは、カラー方式としてSECAM方式を採用してい
る。
そこで、従来のマルチ方式対応のテレビジョン受信機
では、M方式受信状態ではNTSC方式のカラー再生状態に
設定し、I方式,B,G方式受信状態ではPAL方式のカラー
再生状態に設定し、D,K方式受信状態ではSECAM方式のカ
ラー再生状態に設定するようにしている。そして、テレ
ビジョン方式の表示は行わず、カラー方式を「NTSC」,
「PAL」,「SECAM」と表示するようにし、表示を簡潔化
して、ユーザーの誤認を防止するようにしている。
また、従来のマルチ方式対応のテレビジョン受像機に
は、入力テレビジョン信号がM方式の場合には、自動的
にM方式の受信状態に設定する自動M機構が設けられて
いる。そして、この時、M方式受信状態に設定されると
共に、NTSC方式のカラー再生状態に設定され、「NTSC」
の表示がなされる。
入力されるテレビジョン信号がM方式かどうかは、フ
ィールド周波数が60Hzで走査線数が525本かどうかを判
断することによりなし得る。すなわち、現在広く用いら
れているテレビジョン方式の中で、M方式だけがフィー
ルド周波数60Hz,走査線数525本で、他の方式はフィール
ド周波数50Hz,走査線数625本である。したがって、一定
時間の垂直同期信号をカウントするか又は1画面の走査
線数をカウントすれば、M方式かどうかがわかる。
このように、従来のマルチ方式対応のテレビジョン受
信機には、入力信号がM方式のテレビジョン方式かどう
かを判断し、M方式であると判断されたなら、M方式の
受信状態に設定すると共に、NTSC方式のカラー再生状態
に設定するようにしている。そして、テレビジョン方式
の表示は行わず、カラー方式を「NTSC」と表示するよう
にしている。この時、カラー方式を表示するので、カラ
ーサブキャリアが再生できるかどうかを判断するように
している。すなわち、入力信号がM方式であると判断さ
れ、且つ、カラーサブキャリアが再生できたときにM方
式,NTSC方式に設定するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述の従来のマルチ方式対応のテレビジョン受像機
は、音声信号による妨害のため、自動的にM方式,NTSC
方式に設定する機構が働かなくなる場合があるという問
題がある。
つまり、例えばB,G方式,PAL方式の受信状態でM方式,
NTSC方式のテレビジョン信号を受信するとする。この
時、フィールド周波数又は走査線数からM方式でること
が判断され、且つ、周波数3.58MHzのNTSC方式のカラー
サブキャリアが再生できれば、自動的にM方式,NTSC方
式に受信状態が移行される。ところが、B,G方式,PAL方
式の受信状態では、M方式の音声信号(映像搬送波に対
して4.5MHz)に対するトラップ回路が配設されない。こ
のため、音声信号が抑圧されずに、カラー信号処理回路
に入力される。この音声信号が妨害波となり、カラー信
号処理回路でカラーサブキャリアが再生できなくなる。
カラーサブキャリアが再生できないと、M方式,NTSC方
式の受信状態に自動設定されない。
したがって、この発明の目的は、カラーサブキャリア
を確実に再生でき、確実にM方式,NTSC方式に自動設定
できるテレビジョン受信機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明は、複数のテレビジョン方式の中から所望の
方式の受信状態を選択でき、受信信号がM方式であると
判断された場合には、M方式の受信状態に優先的に設定
される機能を有するテレビジョン受信機において、第1
の方式(NTSC方式,M方式)のカラーサブキャリアを再生
させるための第1の発振回路と、第2の方式(PAL方
式)のカラーサブキャリアを再生させるための第2の発
振回路と、第1及び第2の発振回路の発振出力を選択す
る選択スイッチと、選択スイッチと連動し、第1の方式
の音声周波数に対応するトラップ回路の動作を制御する
動作スイッチとを備えたことを特徴とするテレビジョン
受信機である。
〔作用〕
スイッチ19及びスイッチ21は、1フィールド毎に切り
換えられる。そして、スイッチ19の端子19Aと端子19Cが
接続される間では、色信号再生回路11で周波数3.58MHz
のカラーサブキャリアの検出がなされ、スイッチ19の端
子19Bと端子19Cが接続される間では、周波数4.43MHzの
カラーサブキャリアの検出がなされる。
スイッチ19の端子19Aと端子19Cが接続される間では、
スイッチ21がオンする。このため、色信号再生回路11の
入力に周波数4.5MHzのトラップ回路22が挿入される。こ
れにより、音声信号の妨害が除去さぇる。つまり、M方
式の受信状態以外では、トラップ回路8Aを介されない。
このため、入力テレビジョン信号がM方式でNTSC方式の
ものであった場合、音声信号が除去されずに色信号再生
回路11に入力される。この音声信号の妨害を受けて、色
信号再生回路11で周波数3.58MHzのカラーサブキャリア
が再生できない場合がある。スイッチ19の端子19Aと端
子19Cが接続され、周波数3.58MHzのカラーサブキャリア
を検出する状態では、色信号再生回路11の入力に周波数
4.5MHzのトラップ回路が挿入され、音声信号が色信号再
生回路11に入力されてしまうことが防止される。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。
第1図はこの発明の一実施例を示すものである。この
一実施例では、M方式,I方式,B,G方式のテレビジョン方
式の受信状態が設定できる。また、NTSC方式,PAL方式の
受信状態が設定できる。第1図において、1が方式設定
を行うためのシステムスイッチである。システムスイッ
チ1はトグルスイッチでシステムスイッチ1を押してい
くことにより、テレビジョン方式が切り換えられる。2
は受信チャンネルを設定するためのチャンネルスイッチ
である。
M方式の受信状態に設定されると、コントロール3か
らの指令により、IF信号処理回路7のトラップ回路が映
像搬送波対して4.5MHzのものに切り換えられると共に、
4.5MHzのトラップ回路8Aが動作状態となり、スイッチ回
路9の端子9Aと端子9Dが接続され、音声回路10では周波
数4.5MHzのビート成分から音声信号が復調される。I方
式の受信状態に設定されると、IF信号処理回路7のトラ
ップ回路が映像搬送波に対して5.5MHzのものに切り換え
られると共に、5.5MHzのトラップ回路8Bが動作状態とな
り、スイッチ回路9の端子9Bと端子9Dが接続され、音声
回路10では、周波数5.5MHzのビート成分から音声信号が
復調される。B,G方式の受信状態に設定されると、IF信
号処理回路7のトラップ回路が映像搬送波に対して5.5M
Hzのものに切り換えられると共に、5.5MHzのトラップ回
路8Bが動作状態となり、スイッチ回路9の端子9Bと端子
9Dが接続され、音声回路10では周波数5.5MHzのビート成
分から音声信号が復調される。テレビジョン方式として
M方式を採用している国のほとんどは、カラー方式とし
てNTSC方式を採用し、テレビジョン方式としてI方式,
B,G方式を採用している国のほとんどは、カラー方式と
してPAL方式を採用し、テレビジョン方式としてD,K方式
を採用している国のほとんどは、カラー方式としてSECA
M方式を採用している。
そこで、この一実施例では、色信号再生回路11の動作
状態をM方式の受信状態の場合にはNTSC方式の再生状態
に、I方式及びB,G方式の受信状態の場合にはPAL方式の
再生状態に設定するようにしている。そして、テレビジ
ョン方式の表示は行わず、カラー方式の表示を行うよう
にしている。
第1図において、テレビジョンアンテナ5で受信され
たテレビジョン信号が受信回路6に供給される。受信回
路6でチャンネルスイッチ2で指定されたチャンネルの
テレビジョン信号が選択される。受信回路6の出力がIF
信号処理回路7に供給れる。IF信号処理回路7のトラッ
プ回路は、前述したように、コントローラ3の制御によ
り、設定されたテレビジョン方式に基づいて切り換えら
れる。IF信号処理回路7の出力がトラップ回路8A〜8C,
スイッチ回路9を介して色信号再生回路11に供給される
と共に、音声回路10に供給される。また、ビデオ信号中
の同期信号が抜き取られ、この水平及び垂直同期信号が
偏向回路12に供給される。トラップ回路8A〜8C及びスイ
ッチ回路9の動作は、前述したように、設定方式に基づ
いて制御される。
偏向回路12により分離された同期信号に基づいて水平
偏向及び垂直偏向用ののこぎり波が形成される。このの
こぎり波がブラウン管15の水平偏向コイル及び垂直偏向
コイルに流される。なお、偏向回路12は、フィールド周
波数60Hz,走査線数525本の場合でも、フィールド周波数
50Hz,走査線数625本の場合でも対応できるようになされ
ている。
また、分離された同期信号がM方式検出回路14に供給
され、M方式検出回路14で受信信号がフィールド周波数
が60Hzであるか又は、走査線数が525本であるかどうか
検出される。フィールド周波数が60Hzで、走査線数が52
5本のテレビジョン信号は、M方式のテレビジョン信号
だけであるから、これにより、受信信号がM方式のもの
かそれ以外のものかがわかる。M方式検出回路14の検出
出力がコントローラ3に供給される。
コントローラ3は、M方式検出回路14でフィールド周
波数が60Hzであるか又は走査線数が525本であると検出
され、且つ、周波数3.58MHzのカラーサブキャリアが検
出されたときに、M方式の受信状態に設定すると共に、
NTSC方式の受信状態に設定する。カラーサブキャリアが
検出されると、色信号再生回路11からのカラーキラー信
号▲▼がハイレベルになる。このカラーキラー信号
▲▼は、色信号再生回路11からコントローラ3に供
給される。
色信号再生回路11の出力が加算回路16を介してブラウ
ン管15に供給される。加算回路16には、表示回路17から
設定方式を示す表示信号が供給され、この表示信号が加
算回路16で色信号再生回路11の出力に重畳される。この
表示信号は、例えば「NTSC」「PAL」のようにカラー方
式を示している。
色信号再生回路11には、NTSC方式のテレビジョン信号
を再生するための周波数3.58MHzの振動子18AとPAL方式
のテレビジョン信号を再生するための周波数4.43MHzの
振動子18Bとがスイッチ19を介して選択的に接続され
る。スイッチ19の端子19Aと端子19Cが接続されると、色
信号再生回路11に周波数3.58MHzの振動子18Aが接続され
る。スイッチ19の端子19Bと端子19Cが接続されると、色
信号再生回路11に周波数4.43MHzの振動子18Bが接続され
る。
このスイッチ19は、フリップフロップ20から出力され
るスイッチ制御信号SW1により制御される。また、この
スイッチ制御信号SW1により、スイッチ21が制御され
る。スイッチ制御信号SW1がハイレベルになると、スイ
ッチ19の端子19Aと端子19Cが接続され、周波数3.58MHz
の振動子18Aが色信号再生回路11に接続されると共に、
スイッチ21がオンされ、色信号再生回路11の入力に周波
数4.5MHzのトラップ回路22が挿入される。スイッチ制御
信号SW1がローレベルになると、スイッチ19の端子19Bと
端子19Cが接続され、周波数4.43MHzの振動子18Bが色信
号再生回路11に接続されると共に、スイッチ21がオフさ
れる。
フリップフロップ20には、ANDゲート23の出力が供給
される。ANDゲート23には、端子25から垂直パルスV
p(第2図A)が供給されると共に、カラーキラー信号
▲▼(第2図B)がインバータ24で反転されて供給
される。
色信号再生回路11でカラーサブキャリアが検出でき
ず、カラーキラー信号▲▼がローレベルの間では、
インバータ24の出力がハイレベルになり、フリップフロ
ップ20にはANDゲート23を介して第2図Aに示す垂直パ
ルスVpが供給される。フリップフロップ20は、この垂直
パルスVpにより、トグル動作される。したがって、フリ
ップフロップ20から出力されるスイッチ制御信号SW1
は、第2図Cに示すように、1フィールド毎に反転す
る。
このスイッチ制御信号SW1がスイッチ19及びスイッチ2
1に供給される。これにより、スイッチ19及び21は、1
フィールド毎に切り換えられる。そして、スイッチ19の
端子19Aと端子19Cが接続される間では、色信号再生回路
11で周波数3.58MHzのカラーサブキャリアの検出がなさ
れ、スイッチ19の端子19Bと端子19Cが接続される間で
は、周波数4.43MHzのカラーサブキャリアの検出がなさ
れる。
なお、スイッチ19の端子19Aと端子19Cが接続される間
では、スイッチ21がオンする。このため、色信号再生回
路11の入力に周波数4.5MHzのトラップ回路22が挿入され
る。これにより、音声信号の妨害が除去される。つま
り、M方式の受信状態以外では、トラップ回路8Aを介さ
れない。このため、入力テレビジョン信号がM方式でNT
SC方式のものであった場合、音声信号が除去されずに色
信号再生回路11に入力される。この音声信号の妨害を受
けて、色信号再生回路11で周波数3.58MHzのカラーサブ
キャリアが再生できない場合がある。スイッチ19の端子
19Aと端子19Cが接続され、周波数3.58MHzのカラーサブ
キャリアを検出する状態では、色信号再生回路11の入力
に周波数4.5MHzのトラップ回路が挿入されずに、音声信
号が色信号再生回路11に入力されてしまうことが防止さ
れる。
色信号再生回路11でカラーサブキャリアが検出される
と第3図Bに示すように、カラーキラー信号▲▼が
ハイレベルになる。カラー信号▲▼がハイレベルに
なると、ANDゲート23の出力がローレベルになり、スイ
ッチ19が固定される。また、このカラーキラー信号▲
▼がコントローラ3に供給されると共に、スイッチ21
のスイッチ制御信号SW2として遅延回路26を介してスイ
ッチ21に供給される。カラーキラー信号▲▼がハイ
レベルになり、M方式検出回路14により、M方式である
と検出されると、コントローラ3の制御により、第2図
Cに示すように、M方式,NTSC方式の受信状態に自動設
定される。そして、第2図Dに示すように、遅延回路26
による遅延時間Dの後、スイッチ制御信号SW2がハイレ
ベルになり、スイッチ21がオフされる。
なお、遅延回路26が設けられているのは、カラーキラ
ー信号▲▼がハイレベルになってから、M方式,NTS
C方式の受信状態に自動設定されるまでの間に動作遅れ
時間dがあるからである。M方式,NTSC方式の受信状態
に設定される前に、スイッチ21がオフされてしまうと、
色信号再生回路が音声信号による妨害を受け、カラーサ
ブキャリアが再び再生されなくなってしまう。この動作
遅れ時間dを考慮してM方式,NTSC方式の受信状態に設
定された後に、スイッチ21がオフされるようになされて
いる。M方式,NTSC方式の受信状態に設定された後は、
スイッチ9の端子9Aと端子9Dが接続され、色信号再生回
路11の前段にトラップ回路8Aが挿入されるので、音声信
号による妨害は受けない。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、周波数3.58MHzのカラーサブキャ
リアを再生する際に周波数4.5MHzのトラップ回路が挿入
される。このため、カラーサブキャリアを再生する際に
音声信号による妨害を受けない。このように、音声信号
による妨害を受けることがないので、カラーサブキャリ
アを確実に再生することができ、M方式の受信状態に確
実に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図及び
第3図はこの発明の一実施例の説明に用いるタイミング
チャートである。 図面における主要な符号の説明 3:コントローラ、8A,8B,8C:トラップ回路、11:色信号再
生回路、18A,18B:振動子、19,21:スイッチ、22:4.5MHz
のトラップ回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のテレビジョン方式の中から所望の方
    式の受信状態を選択でき、受信信号がM方式であると判
    断された場合には、M方式の受信状態に優先的に設定さ
    れる機能を有するテレビジョン受信機において、 第1の方式のカラーサブキャリアを再生させるための第
    1の発振回路と、第2の方式のカラーサブキャリアを再
    生させるための第2の発振回路と、上記第1及び第2の
    発振回路の発振出力を選択する選択スイッチと、上記選
    択スイッチと連動し、受信信号のカラー信号の方式が判
    別されるまでの期間に動作すると共に、上記第1の方式
    の音声周波数に対応するトラップ回路の動作を制御する
    動作スイッチとを備えたことを特徴とするテレビジョン
    受信機。
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