JPH0328610Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0328610Y2 JPH0328610Y2 JP4457486U JP4457486U JPH0328610Y2 JP H0328610 Y2 JPH0328610 Y2 JP H0328610Y2 JP 4457486 U JP4457486 U JP 4457486U JP 4457486 U JP4457486 U JP 4457486U JP H0328610 Y2 JPH0328610 Y2 JP H0328610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- level
- cut control
- control section
- received signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 206010011878 Deafness Diseases 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000010370 hearing loss Effects 0.000 description 1
- 231100000888 hearing loss Toxicity 0.000 description 1
- 208000016354 hearing loss disease Diseases 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、受信信号の変調度に応じてハイカツ
トコントロール部の作用を制御するようにした
FMラジオ受信機に関するものである。
トコントロール部の作用を制御するようにした
FMラジオ受信機に関するものである。
（従来の技術）
ハイカツトコントロールは、音声信号の高域成
分を減衰させることで、聴感上のＳ／Ｎ比を改善
するものである。そして、従来のFMラジオ受信
機にあつては、受信信号レベルの強弱に応じてハ
イカツトコントロールを作用させ若しくは作用さ
せないように制御がなされている。
分を減衰させることで、聴感上のＳ／Ｎ比を改善
するものである。そして、従来のFMラジオ受信
機にあつては、受信信号レベルの強弱に応じてハ
イカツトコントロールを作用させ若しくは作用さ
せないように制御がなされている。
第３図に、従来のFMラジオ受信機のブロツク
回路図を示す。第３図において、アンテナで受信
されたアンテナ入力はフロントエンド１で適宜に
所望の受信信号が同調選択され、さらに中間周波
信号（以下IF信号と称する）に変換されてIF増
幅器２に与えられる。そして、IF増幅器２で増
幅されたIF信号がFM検波器３とレベル検波器７
とに与えられる。FM検波器３では、IF信号が
FM検波されて複合信号が出力され、さらにFM
復調器４でＲ信号とＬ信号に分離復調されて、そ
れぞれ低周波増幅器５，６に与えられる。また、
IF信号がレベル検波器７で検波されて受信信号
レベルに応じた直流電圧の第１の信号に変換さ
れ、シグナルメータ８を駆動するとともにダイオ
ード１３を介してFM復調器４に含まれるハイカ
ツトコントロール部４ａに与えられる。このハイ
カツトコントロール部４ａは、第１の信号が弱い
とき、すなわち受信信号レベルが低いときに音声
信号の高域成分を減衰させるように作用する。
回路図を示す。第３図において、アンテナで受信
されたアンテナ入力はフロントエンド１で適宜に
所望の受信信号が同調選択され、さらに中間周波
信号（以下IF信号と称する）に変換されてIF増
幅器２に与えられる。そして、IF増幅器２で増
幅されたIF信号がFM検波器３とレベル検波器７
とに与えられる。FM検波器３では、IF信号が
FM検波されて複合信号が出力され、さらにFM
復調器４でＲ信号とＬ信号に分離復調されて、そ
れぞれ低周波増幅器５，６に与えられる。また、
IF信号がレベル検波器７で検波されて受信信号
レベルに応じた直流電圧の第１の信号に変換さ
れ、シグナルメータ８を駆動するとともにダイオ
ード１３を介してFM復調器４に含まれるハイカ
ツトコントロール部４ａに与えられる。このハイ
カツトコントロール部４ａは、第１の信号が弱い
とき、すなわち受信信号レベルが低いときに音声
信号の高域成分を減衰させるように作用する。
（考案が解決しようとする問題点）
ところで、上記した従来のFMラジオ受信機に
あつては、受信信号レベルに応じてハイカツトコ
ントロール部４ａの作用を制御するために、変調
度が深くＳ／Ｎ比を充分高く得られる受信信号に
対しても、受信信号レベルが低いとハイカツトコ
ントロール部が作用してハイフアイ再生が損なわ
れるという問題点がある。
あつては、受信信号レベルに応じてハイカツトコ
ントロール部４ａの作用を制御するために、変調
度が深くＳ／Ｎ比を充分高く得られる受信信号に
対しても、受信信号レベルが低いとハイカツトコ
ントロール部が作用してハイフアイ再生が損なわ
れるという問題点がある。
本考案の目的は、上記した従来のFMラジオ受
信機の問題点を解決すべくなされたもので、受信
信号レベルが低くても変調度が深い受信信号に対
してハイカツトコントロールを作用させずにハイ
フアイ再生がなし得るようにしたFMラジオ受信
機を提供することにある。
信機の問題点を解決すべくなされたもので、受信
信号レベルが低くても変調度が深い受信信号に対
してハイカツトコントロールを作用させずにハイ
フアイ再生がなし得るようにしたFMラジオ受信
機を提供することにある。
（問題点を解決するための手段）
かかる目的を達成するために、本考案に係わる
FMラジオ受信機は、FM復調器にハイカツトコ
ントロール部を含むFM受信機において、中間周
波信号をレベル検波器で検波して受信信号レベル
に応じた第１の信号とし、この第１により前記ハ
イカツトコントロール部を作用させ、前記中間周
波信号が与えられるFM検波器から出力される
FM検波出力を整流平滑器で整流して受信信号の
変調度に応じた第２の信号とし、この第２の信号
が所定の値より高いときに前記第１の信号による
前記ハイカツトコントロール部の作用を禁止させ
るように構成されている。
FMラジオ受信機は、FM復調器にハイカツトコ
ントロール部を含むFM受信機において、中間周
波信号をレベル検波器で検波して受信信号レベル
に応じた第１の信号とし、この第１により前記ハ
イカツトコントロール部を作用させ、前記中間周
波信号が与えられるFM検波器から出力される
FM検波出力を整流平滑器で整流して受信信号の
変調度に応じた第２の信号とし、この第２の信号
が所定の値より高いときに前記第１の信号による
前記ハイカツトコントロール部の作用を禁止させ
るように構成されている。
（作用）
FM検波器から出力されるFM検波出力を整流
平滑器で整流して受信信号の変調度に応じた第２
の信号とし、この第２の信号が所定の値より高い
ときには、受信信号レベルに応じた第１の信号が
低くてもハイカツトコントロール部の作用を禁止
するので、変調度が深くＳ／Ｎ比を充分に高く得
られる受信信号は、受信信号レベルの強弱にかか
わらず高域成分を減衰されることがない。
平滑器で整流して受信信号の変調度に応じた第２
の信号とし、この第２の信号が所定の値より高い
ときには、受信信号レベルに応じた第１の信号が
低くてもハイカツトコントロール部の作用を禁止
するので、変調度が深くＳ／Ｎ比を充分に高く得
られる受信信号は、受信信号レベルの強弱にかか
わらず高域成分を減衰されることがない。
（実施例の説明）
以下、本考案の実施例を第１図および第２図を
参照して説明する。第１図は、本考案のFMラジ
オ受信機の一実施例のブロツク回路図であり、第
２図は、第１図の動作を説明する図であり、第２
図は、第１図の動作を説明する図である。第１図
において、第３図と同一回路ブロツクには同一符
号を付して重複した説明を省略する。
参照して説明する。第１図は、本考案のFMラジ
オ受信機の一実施例のブロツク回路図であり、第
２図は、第１図の動作を説明する図であり、第２
図は、第１図の動作を説明する図である。第１図
において、第３図と同一回路ブロツクには同一符
号を付して重複した説明を省略する。
第１図においてFM検波器３の検波出力は増幅
器９で増幅され、さらに整流平滑器１０で整流さ
れて受信信号の変調度に応じた直流電圧の第２の
信号に変換される。この第２の信号が比較器１１
で半固定可変抵抗器で設定される所定の値と比較
され、変調度が深いとき、すなわち第２の信号の
電圧が高いときに比較器１１からハイレベルの信
号が出力され、変調度が浅いときにローレベルの
信号が出力される。この比較器１１の出力は、積
分回路等からなる遅延回路１２で20〜30secの遅
延が与えられ、比較器１１が20〜30sec連続して
ハイレベルの信号を出力する、遅延回路１２はハ
イレベルの信号を出力する。この遅延回路１２の
出力がダイオード１４を介してFM復調器４に含
まれるハイカツトコントロール部４ａに与えられ
る。
器９で増幅され、さらに整流平滑器１０で整流さ
れて受信信号の変調度に応じた直流電圧の第２の
信号に変換される。この第２の信号が比較器１１
で半固定可変抵抗器で設定される所定の値と比較
され、変調度が深いとき、すなわち第２の信号の
電圧が高いときに比較器１１からハイレベルの信
号が出力され、変調度が浅いときにローレベルの
信号が出力される。この比較器１１の出力は、積
分回路等からなる遅延回路１２で20〜30secの遅
延が与えられ、比較器１１が20〜30sec連続して
ハイレベルの信号を出力する、遅延回路１２はハ
イレベルの信号を出力する。この遅延回路１２の
出力がダイオード１４を介してFM復調器４に含
まれるハイカツトコントロール部４ａに与えられ
る。
このように、ハイカツトコントロール部４ａに
は、遅延回路１２の出力と、レベル検波器７の出
力たる第１の信号がともに与えられる。そこで、
受信信号の変調度が深く遅延回路１２の出力がハ
イレベルの信号であれば、すなわち第２図でFM
検波出力レベルがＡ以上であれば、第１の信号の
高低にかかわらずハイカツトコントロール部４ａ
は作用が禁止される。そして、遅延回路１２の出
力がローレベルのとき、すなわち変調度が浅いと
きには従来と同様に第１の信号の高低、すなわち
受信信号レベルの強弱によりハイカツトコントロ
ール部４ａは作用が制御され、第２図で受信信号
レベルがＢ以上であれば作用せず、Ｂ以下で作用
する。なお、遅延回路１２は変調度の瞬間的な変
動によりハイカツトコントロール部４ａが作用し
若しくは作用しないように瞬間的に切り換わるこ
とで聴感を害するのを防止するものである。
は、遅延回路１２の出力と、レベル検波器７の出
力たる第１の信号がともに与えられる。そこで、
受信信号の変調度が深く遅延回路１２の出力がハ
イレベルの信号であれば、すなわち第２図でFM
検波出力レベルがＡ以上であれば、第１の信号の
高低にかかわらずハイカツトコントロール部４ａ
は作用が禁止される。そして、遅延回路１２の出
力がローレベルのとき、すなわち変調度が浅いと
きには従来と同様に第１の信号の高低、すなわち
受信信号レベルの強弱によりハイカツトコントロ
ール部４ａは作用が制御され、第２図で受信信号
レベルがＢ以上であれば作用せず、Ｂ以下で作用
する。なお、遅延回路１２は変調度の瞬間的な変
動によりハイカツトコントロール部４ａが作用し
若しくは作用しないように瞬間的に切り換わるこ
とで聴感を害するのを防止するものである。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案のFMラジオ受信
機によれば、FM検波器から出力されるFM検波
出力を整流平滑器で整流して受信信号の変調度に
応じた第２の信号とし、この第２の信号が所定の
値より高いときには、受信信号レベルに応じた第
１の信号が低くてもハイカツトコントロール部の
作用を禁止するので、変調度が深くＳ／Ｎ比を充
分に高く得られる受信信号は、受信信号レベルの
強弱にかかわらず高域成分は減衰されることがな
い。したがつて、高域成分は減衰されずに広い周
波数帯域によりハイフアイ再生が得られるという
優れた効果を奏する。
機によれば、FM検波器から出力されるFM検波
出力を整流平滑器で整流して受信信号の変調度に
応じた第２の信号とし、この第２の信号が所定の
値より高いときには、受信信号レベルに応じた第
１の信号が低くてもハイカツトコントロール部の
作用を禁止するので、変調度が深くＳ／Ｎ比を充
分に高く得られる受信信号は、受信信号レベルの
強弱にかかわらず高域成分は減衰されることがな
い。したがつて、高域成分は減衰されずに広い周
波数帯域によりハイフアイ再生が得られるという
優れた効果を奏する。
第１図は、本考案のFMラジオ受信機の一実施
例のブロツク回路図であり、第２図は、第１図の
動作を説明する図であり、第３図は、従来のFM
ラジオ受信機の一例のブロツク回路図である。 ２：IF増幅器、３：FM検波器、４：FM復調
器、４ａ：ハイカツトコントロール部、７：レベ
ル検波器、１０：整流平滑器。
例のブロツク回路図であり、第２図は、第１図の
動作を説明する図であり、第３図は、従来のFM
ラジオ受信機の一例のブロツク回路図である。 ２：IF増幅器、３：FM検波器、４：FM復調
器、４ａ：ハイカツトコントロール部、７：レベ
ル検波器、１０：整流平滑器。
Claims (1)
- FM復調器にハイカツトコントロール部を含む
FM受信機において、中間周波信号をレベル検波
器で検波して受信信号レベルに応じた第１の信号
とし、この第１の信号により前記ハイカツトコン
トロール部を作用させ、前記中間周波信号が与え
られるFM検波器から出力されるFM検波出力を
整流平滑器で整流して受信信号の変調度に応じた
第２の信号とし、この第２の信号が所定の値より
高いときに前記第１の信号による前記ハイカツト
コントロール部の作用を禁止させるように構成し
たことを特徴とするFMラジオ受信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4457486U JPH0328610Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4457486U JPH0328610Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62155532U JPS62155532U (ja) | 1987-10-02 |
| JPH0328610Y2 true JPH0328610Y2 (ja) | 1991-06-19 |
Family
ID=30862515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4457486U Expired JPH0328610Y2 (ja) | 1986-03-25 | 1986-03-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0328610Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-25 JP JP4457486U patent/JPH0328610Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62155532U (ja) | 1987-10-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4416024A (en) | Distortion reducing circuit in FM receiver | |
| US4390749A (en) | Noise control system for FM radio | |
| US4648127A (en) | Noise detector | |
| JPH0572137B2 (ja) | ||
| JPH08139632A (ja) | 狭帯域通信装置 | |
| JP4263123B2 (ja) | 信号処理回路 | |
| US5113446A (en) | Stereo blend controller for FM receivers | |
| JPH0328610Y2 (ja) | ||
| JP2601764Y2 (ja) | Ｆｍチューナ | |
| US5303411A (en) | Receiver sensitivity threshold extended with the combination of an unmodulated signal with the received signal | |
| JPS6137813B2 (ja) | ||
| JP3181377B2 (ja) | ラジオ受信機のマルチパス歪軽減回路 | |
| JPH0628836Y2 (ja) | Ｆｍステレオ受信機 | |
| JPH0214820B2 (ja) | ||
| JPH0418266Y2 (ja) | ||
| JP3124119B2 (ja) | 受信機 | |
| US4864637A (en) | FMX stereophonic broadcast receiver | |
| JP3174230B2 (ja) | ラジオ受信機 | |
| JPH0334728A (ja) | Ｆｍ受信機におけるノイズ抑圧装置 | |
| JPH0352064Y2 (ja) | ||
| JPS6246348Y2 (ja) | ||
| JPH0339965Y2 (ja) | ||
| JPS6246354Y2 (ja) | ||
| JPS646604Y2 (ja) | ||
| JPH0412725U (ja) |