JPH0328608Y2 - - Google Patents

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JPH0328608Y2
JPH0328608Y2 JP1985047739U JP4773985U JPH0328608Y2 JP H0328608 Y2 JPH0328608 Y2 JP H0328608Y2 JP 1985047739 U JP1985047739 U JP 1985047739U JP 4773985 U JP4773985 U JP 4773985U JP H0328608 Y2 JPH0328608 Y2 JP H0328608Y2
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tuning
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tuner
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JP1985047739U
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JPS61163440U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は携帯用のラジオ、テレビ等の小型受
信機に関する。
[従来技術のその問題点] 近年、ラジオ、テレビ等の受信機の小型化が進
み、最近ではクレジツトカードサイズのラジオま
で実用化され、発売されている。そして、このよ
うな受信機においては一般に、屋外で本体をポケ
ツト等にいれ、音声をイヤホンによつて聞くよう
にして使用する場合が多い。
しかしながら上記のような受信機にあつては、
本体が小型であるため、チユーニングのためのダ
イヤルも小さく、ポケツトから受信機本体を出し
てこの小さなチユーニングダイヤルを操作して受
信周波数の切換えを行なうのが大変面倒であつ
た。特に使用者が鞄等を手に持つている時など、
両手を自由に使うことができないような場合、そ
の操作性の悪さは顕著なものとなる。
[考案の目的] この考案は上記のような実情に鑑みてなされた
もので、簡単な操作によつてチユーニングを行な
うことのできる小型受信機を提供することを目的
とする。
[考案の要点] この考案は、受信機本体内に振動を検出する手
段、例えば加速度センサを設け、受信機本体を振
ることにより加速度センサの検出信号に応じてチ
ユーニング動作を実行するようにしたものであ
る。
[考案の実施例] 以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明
する。第1図はこの考案の小型受信機の外観構成
を示すもので、1はケース本体であり、このケー
ス本体1の上面には、電源兼音量スイツチ2とチ
ユーニング表示部3が設けられ、また、ケース本
体1内部には、加速度センサや電子回路等が設け
られる。
第2図は上記ケース本体1内に設けられる加速
度センサ4の構造を示すものである。すなわち、
加速度センサ4は、センサ容器40、ばね41、
重錘42、磁石43及びホール素子44から構成
されるもので、管状のセンサ容器40の一端にば
ね41及び重錘42を介して接続される磁石43
の位置の変化により、センサ容器40の他端に配
されるホール素子44にかかる磁束密度が変化
し、これに伴つてホール素子44の出力電圧が変
化するものである。第3図はこのホール素子44
にかかる磁束密度と、出力電圧との関係を示す図
で、磁束密度が高くなるに伴つて、出力電圧も上
昇するようになる。
次いで上記加速度センサ4の出力電圧に応じて
チユーニングを行なうための電子回路について説
明する。第4図はオートチユーニング回路の構成
を示すもので、加速度センサ4の出力電圧は、微
分回路11に入力される。この微分回路11は、
入力された電圧値を微分してA/D変換器12に
送出する。このA/D変換器12でデジタル値化
された電圧信号から、さらにピーク処理部13が
変化電圧のピークを検出し、スイツチ14を通電
状態とさせる。このスイツチ14は、電源電圧V
の一端をアースした抵抗15及びフリツプフロツ
プ(以下「F.F」と略称する)16のS端子への
印加を断続するものである。このF.F16の出力
Qは、アンド回路17に入力されるもので、この
アンド回路17にはまた、クロツク回路18から
のクロツクパルスも入力される。そして、アンド
回路17の出力は、カウンタ19に送出される。
このカウンタ19は、クロツク回路18からアン
ド回路17を介して入力されるクロツクパルスを
カウントするもので、その計数値は、D/A変換
器20に送られ、アナログ値の電圧信号に変換さ
れて図示しないチユーナの電圧端子に出力され
る。チユーナでは、この電圧信号に従つて同調動
作を行なうもので、その際の中間周波出力が中間
周波出力端子からAFC回路21を介して安定化
され、電圧比較部22に入力される。この電圧比
較部22は、AFC回路21から入力される電圧
と、基準となる電圧V1,V2とを比較するもの
で、その比較結果が上記F.F16のR端子に入力
されるようになる。
続いてこのオートチユーニング回路の動作につ
いて説明する。ケース本体1を振ることにより加
速度センサ4内の磁石43とホール素子44の間
隔が変化し、ホール素子44の出力電圧が変化す
ると、この電圧の変化が微分回路11で微分さ
れ、A/D変換器12でデジタル化されてピーク
処理部13に入力される。このピーク処理部13
は、電圧信号がある特定値以上の急激な変化を行
なつた場合にそのピークを検出するもので、この
ピーク処理部13の検出出力によりスイツチ14
がオンとなると、F.F16のS端子への入力信号
が電源電圧Vによつて“1”となる。従つてF.F
16の出力Qは“1”となり、アンド回路17の
ゲートが開かれて、クロツク回路18の発生する
クロツクパルスがカウンタ19に順次入力され、
その内容がカウントアツプされる。そして、この
カウントアツプされるカウンタ19の内容がD/
A変換器20でアナログ化され、電圧信号として
チユーナの電圧端子に送られる。チユーナではチ
ユーニング動作を行なつて同調周波数を上昇させ
る。ここで、チユーナがそれまでより1つ上の局
の周波数となつて同調すると、その時点での中間
周波出力電圧がAFC回路21に入力されて安定
化され、これが電圧比較部22での電圧比較によ
つて検出されて、F.F16のR端子に信号“1”
が入力される。この入力に伴つてF.F16の出力
は“0”となり、アンド回路17のゲートが閉じ
られて、クロツク回路18のクロツクパルスはカ
ウンタ19に入力されなくなる。その結果、カウ
ンタ19の計数値が固定され、チユーナのチユー
ニング動作が停止して、オートチユーニングが完
了するものである。なお、カウンタ19のカウン
トアツプによりチユーナが最大周波数を越えた場
合は、次に最小周波数に戻るものとする。
[考案の効果] 以上のようにこの考案によれば、ラジオ本体を
振るだけでチユーニング等の動作を行なうことが
できるので、特に屋外で作業を行なつている場合
などにおいても簡単にチユーニングのできる、操
作性に優れた小型受信機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図は外観構成を示す平面図、第2図は加速度セン
サの構造を示す図、第3図は加速度センサのホー
ル素子にかかる磁束と出力電圧の特性を示す図、
第4図はオートチユーニング回路の構成を示すブ
ロツク図である。 1……ケース本体、2……電源兼音量スイツ
チ、3……チユーニング表示部、4……加速度セ
ンサ、40……センサ容器、41……ばね、42
……重錘、43……磁石、44……ホール素子、
11……微分回路、12……A/D変換器、13
……ピーク処理部、14……スイツチ、15……
抵抗、16……フリツプフロツプ(F.F)、17
……アンド回路、18……クロツク回路、19…
…カウンタ、20……D/A変換器、21……
AFC回路、22……電圧比較部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チユーナを備えた小型受信機において、振動を
    検出する手段と、この手段により振動が検出され
    た際に検出信号を出力する手段と、この検出信号
    によりセツトされるセツト手段と、このセツト手
    段がセツトされている間、上記チユーナに対する
    チユーニング電圧を継続的に変化させる手段と、
    この手段により変化していくチユーニング電圧に
    従つてチユーニング動作を行ない同調を検出する
    手段と、この手段により同調が検出された際、上
    記セツト手段をリセツトして上記チユーニング動
    作を停止させる手段とを具備したことを特徴とす
    る小型受信機。
JP1985047739U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0328608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985047739U JPH0328608Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985047739U JPH0328608Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61163440U JPS61163440U (ja) 1986-10-09
JPH0328608Y2 true JPH0328608Y2 (ja) 1991-06-19

Family

ID=30563341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985047739U Expired JPH0328608Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JP (1) JPH0328608Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626744Y2 (ja) * 1981-01-19 1987-02-17
JPS6223155Y2 (ja) * 1981-05-03 1987-06-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61163440U (ja) 1986-10-09

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