JPH0328606B2 - - Google Patents
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- JPH0328606B2 JPH0328606B2 JP59227185A JP22718584A JPH0328606B2 JP H0328606 B2 JPH0328606 B2 JP H0328606B2 JP 59227185 A JP59227185 A JP 59227185A JP 22718584 A JP22718584 A JP 22718584A JP H0328606 B2 JPH0328606 B2 JP H0328606B2
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- JP
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- clutch
- inching
- detector
- plate clutch
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Links
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- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 24
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
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- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は乾式単板クラツチ付き自動変速機を
備えたフオークリフト等の産業車両に係り、詳し
くはインチング操作時において乾式単板クラツチ
の接続を制御するインチング制御装置に関するも
のである。
備えたフオークリフト等の産業車両に係り、詳し
くはインチング操作時において乾式単板クラツチ
の接続を制御するインチング制御装置に関するも
のである。
(従来技術)
今日、乾式単板クラツチ付き自動変速機を備え
たフオークリフトがある。そして、通常走行にお
いてアクセルの操作量と走行速度を検出し、その
両検出量に基づいて自動変速を行ない乾式単板ク
ラツチを入切り動作させていた。
たフオークリフトがある。そして、通常走行にお
いてアクセルの操作量と走行速度を検出し、その
両検出量に基づいて自動変速を行ない乾式単板ク
ラツチを入切り動作させていた。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、この種のフオークリフトはインチン
グ操作に行なう場合、フオークを上昇させるため
にアクセルを吹かすと、走行速度も同時に上がる
ため、インチング操作おいて要求される微速走行
を行なうことはできず問題があつた。
グ操作に行なう場合、フオークを上昇させるため
にアクセルを吹かすと、走行速度も同時に上がる
ため、インチング操作おいて要求される微速走行
を行なうことはできず問題があつた。
この発明の目的は上記問題点を解決するため
に、従来のマニユアルミツシヨンと同様な感覚で
インチング操作を行なうことのできる乾式単板ク
ラツチ付き自動変速機を備えた産業車両における
インチング制御装置を提供するにある。
に、従来のマニユアルミツシヨンと同様な感覚で
インチング操作を行なうことのできる乾式単板ク
ラツチ付き自動変速機を備えた産業車両における
インチング制御装置を提供するにある。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は上記目的を達成させるため、エンジ
ンの出力を入切りして、その出力を自動変速機に
伝達する乾式単板クラツチと、前記乾式単板クラ
ツチを作動させ同クラツチの接続状態を制御する
クラツチ駆動手段と、車両の走行速度を検出する
車速検出器と、アクセルペダルの操作量を検出す
るアクセル開度検出器と、走行速度及びアセルペ
ダル操作量に基づく各走行状態に対応した変速領
域が予め変速データとして記憶された第1の記憶
装置と、車速検出器で検出した走行速度とアクセ
ル開度検出器で検出した操作量に基づいてその時
の走行状態を割出し、前記第1の記憶装置から対
応する変速データを読み出す第1の割出し手段
と、前記読み出した変速データに基づいて前記ク
ラツチ駆動手段及び自動変速機を作動させて所定
の変速状態に制御する第1の制御手段とからなる
乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車
両において、 インチング操作装置の操作状態を検出するイン
チング検出機と、前記乾式単板クラツチの接続状
態を検出するクラツチ検出器と、インチング操作
量に対する前記乾式単板クラツチの接続状態を予
めインチング操作のための接続データとして記憶
された第2の記憶装置と、前記インチング検出器
に基づいてインチング操作を検知した時、その時
にインチング操作装置の操作量に基づくインチン
グ操作のためのクラツチ接続状態を割出し、前記
第2の記憶装置から対応する接続データを読み出
す第2の割出し手段と、前記読み出した接続デー
タと前記クラツチ検出器で検出したその時のクラ
ツチ接続状態とに基づいて前記クラツチ駆動手段
を駆動させ前記乾式単板クラツチを所定の接続状
態に制御する第2の制御手段とを設けたことを特
徴とする乾式単板クラツチ付き自動変速機を備え
た産業車両におけるインチング制御装置をその要
旨とするものである。
ンの出力を入切りして、その出力を自動変速機に
伝達する乾式単板クラツチと、前記乾式単板クラ
ツチを作動させ同クラツチの接続状態を制御する
クラツチ駆動手段と、車両の走行速度を検出する
車速検出器と、アクセルペダルの操作量を検出す
るアクセル開度検出器と、走行速度及びアセルペ
ダル操作量に基づく各走行状態に対応した変速領
域が予め変速データとして記憶された第1の記憶
装置と、車速検出器で検出した走行速度とアクセ
ル開度検出器で検出した操作量に基づいてその時
の走行状態を割出し、前記第1の記憶装置から対
応する変速データを読み出す第1の割出し手段
と、前記読み出した変速データに基づいて前記ク
ラツチ駆動手段及び自動変速機を作動させて所定
の変速状態に制御する第1の制御手段とからなる
乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車
両において、 インチング操作装置の操作状態を検出するイン
チング検出機と、前記乾式単板クラツチの接続状
態を検出するクラツチ検出器と、インチング操作
量に対する前記乾式単板クラツチの接続状態を予
めインチング操作のための接続データとして記憶
された第2の記憶装置と、前記インチング検出器
に基づいてインチング操作を検知した時、その時
にインチング操作装置の操作量に基づくインチン
グ操作のためのクラツチ接続状態を割出し、前記
第2の記憶装置から対応する接続データを読み出
す第2の割出し手段と、前記読み出した接続デー
タと前記クラツチ検出器で検出したその時のクラ
ツチ接続状態とに基づいて前記クラツチ駆動手段
を駆動させ前記乾式単板クラツチを所定の接続状
態に制御する第2の制御手段とを設けたことを特
徴とする乾式単板クラツチ付き自動変速機を備え
た産業車両におけるインチング制御装置をその要
旨とするものである。
(作用)
インチング検出器に基づいてインチング操作を
検知した時、第2の割出し手段にてその時のイン
チング操作装置の操作量に基づくインチング操作
のためのクラツチ接続状態を割出し第2の記憶装
置から対応する接続データを読み出す。そして、
乾式単板クラツチがインチング操作のための所定
の接続状態になるように、その読み出した接続デ
ータとクラツチ検出器で検出したその時のクラツ
チ接続状態とに基づいて第2の制御手段がクラツ
チ駆動手段を駆動制御する。
検知した時、第2の割出し手段にてその時のイン
チング操作装置の操作量に基づくインチング操作
のためのクラツチ接続状態を割出し第2の記憶装
置から対応する接続データを読み出す。そして、
乾式単板クラツチがインチング操作のための所定
の接続状態になるように、その読み出した接続デ
ータとクラツチ検出器で検出したその時のクラツ
チ接続状態とに基づいて第2の制御手段がクラツ
チ駆動手段を駆動制御する。
(実施例)
以下、この発明をフオークリフトに具体化した
好適な一実施例を図面の従つて説明する。
好適な一実施例を図面の従つて説明する。
第1図はフオークリフトの駆動系の機構を示
し、エンジン1の出力は乾式単板クラツチ2を介
して自動変速機3に伝達され、その自動変速機3
は差動歯車機構4を介して走行用駆動輪5を所定
の変速比でもつて前後進駆動させる。前記エンジ
ン1の出力を入切りさせる乾式単板クラツチ2は
クラツチ駆動手段としてのクラツチ制御用アクチ
ユエータ6の駆動に基づいて伸長するロツド6a
のストローク量に相対して同クラツチ2の接続状
態が調整される。
し、エンジン1の出力は乾式単板クラツチ2を介
して自動変速機3に伝達され、その自動変速機3
は差動歯車機構4を介して走行用駆動輪5を所定
の変速比でもつて前後進駆動させる。前記エンジ
ン1の出力を入切りさせる乾式単板クラツチ2は
クラツチ駆動手段としてのクラツチ制御用アクチ
ユエータ6の駆動に基づいて伸長するロツド6a
のストローク量に相対して同クラツチ2の接続状
態が調整される。
又、エンジン1はフオークを昇降動作させるた
めのリフトシリンダ及びマストを傾動させるため
のチルトシリンダに作動油を供給する油圧ポンプ
の駆動源としても使用されている。
めのリフトシリンダ及びマストを傾動させるため
のチルトシリンダに作動油を供給する油圧ポンプ
の駆動源としても使用されている。
一方、前記自動変速機3はシフト切換用アクチ
ユエータ7の駆動にて1速(低速)と2速(高
速)とに変速することができ、前後進切換用アク
チユエータ8の駆動にて前進走行と後進走行とに
切換ることができる。
ユエータ7の駆動にて1速(低速)と2速(高
速)とに変速することができ、前後進切換用アク
チユエータ8の駆動にて前進走行と後進走行とに
切換ることができる。
次に前記各アクチユエータ6〜8を駆動制御す
るための電気回路を第2図に従つて説明する。
るための電気回路を第2図に従つて説明する。
車速検出器としての車速センサ11は第1図に
示すように自動変速機3の出力軸の回転速度を検
出し、その検出信号を入出力インターフエイス1
2に出力する。エンジン回転数センサ13は第1
図に示すようにエンジン1の出力軸の回転速度を
検出し、その検出信号を前記インターフエイス1
2に出力する。
示すように自動変速機3の出力軸の回転速度を検
出し、その検出信号を入出力インターフエイス1
2に出力する。エンジン回転数センサ13は第1
図に示すようにエンジン1の出力軸の回転速度を
検出し、その検出信号を前記インターフエイス1
2に出力する。
クラツチ検出器としてのストローク検出センサ
14はポテンシヨメータよりなり、前記クラツチ
制御用アクチユエータ6のロツド6aのストロー
クを検出し、その検出信号はA/D変換器15に
てデジタル信号に変換されて前記インターフエイ
ス12に出力される。
14はポテンシヨメータよりなり、前記クラツチ
制御用アクチユエータ6のロツド6aのストロー
クを検出し、その検出信号はA/D変換器15に
てデジタル信号に変換されて前記インターフエイ
ス12に出力される。
アクセル開度検出器としてのアクセル開度セン
サ16はポテンシヨメータよりなり、運転席に設
けたアクセルペダル17の踏込み量を検出し、そ
の検出信号はA/D変換器18にてデジタル信号
に変換されて前記インターフエイス12に出力さ
れる。
サ16はポテンシヨメータよりなり、運転席に設
けたアクセルペダル17の踏込み量を検出し、そ
の検出信号はA/D変換器18にてデジタル信号
に変換されて前記インターフエイス12に出力さ
れる。
インチング検出器としてのインチングセンサ1
9はポテンシヨメータよりなり、運転席に設けた
インチング操作装置としてのインチングペダル2
0の踏込み量を検出し、その検出信号はA/D変
換器21にてデジタル信号に変換されて前記イン
ターフエイス12に出力される。
9はポテンシヨメータよりなり、運転席に設けた
インチング操作装置としてのインチングペダル2
0の踏込み量を検出し、その検出信号はA/D変
換器21にてデジタル信号に変換されて前記イン
ターフエイス12に出力される。
前後進検出センサ22は運転席に設けた前後進
切換レバー23の切換状態(前進、中立、後進)
を検知し、その検出信号を前記インターフエイス
12に出力する。
切換レバー23の切換状態(前進、中立、後進)
を検知し、その検出信号を前記インターフエイス
12に出力する。
第1、第2の割出し手段及び第1、第2の制御
手段としての中央処理装置(CPU)24は第1
及び第2の記憶装置としての読み出し専用メモリ
(以下、ROMという)25に記憶された制御プ
ログラムに従つて動作し、前記入出力インターフ
エイス12を介して前記各センサからの検出信号
を入力する。
手段としての中央処理装置(CPU)24は第1
及び第2の記憶装置としての読み出し専用メモリ
(以下、ROMという)25に記憶された制御プ
ログラムに従つて動作し、前記入出力インターフ
エイス12を介して前記各センサからの検出信号
を入力する。
CPU24は前記アクセル開度センサ16から
の検出信号に基づいてアクセルペダル17の踏込
み量を割出すとともに、前記車速センサ11から
の検出信号に基づいてフオークリフトの走行速度
を割出す。そして、CPU24はこの割出したア
クセルペダル17の踏込み量に基づいて図示しな
いスロツトルアクチユエータを駆動させてエンジ
ンスロツトルの開度を制御し、エンジン1の回転
数を制御するようになつている。なお、このアク
セルペダル17の踏込み量に対するスロツトル開
度は予め設定されていてそのデータは前記ROM
25に記憶されている。
の検出信号に基づいてアクセルペダル17の踏込
み量を割出すとともに、前記車速センサ11から
の検出信号に基づいてフオークリフトの走行速度
を割出す。そして、CPU24はこの割出したア
クセルペダル17の踏込み量に基づいて図示しな
いスロツトルアクチユエータを駆動させてエンジ
ンスロツトルの開度を制御し、エンジン1の回転
数を制御するようになつている。なお、このアク
セルペダル17の踏込み量に対するスロツトル開
度は予め設定されていてそのデータは前記ROM
25に記憶されている。
又、前記CPU24は前記ストローク検出セン
サ14からの検出信号に基づいて前記クラツチ制
御用アクチユエータ6のロツド6aのストローク
量、すなわち、前記乾式単板クラツチ2の接続状
態(接続度合)を割出すとともに、インチングセ
ンサ19からの検出信号に基づいてインチング処
理動作を実行し、インチングペダル20の踏込み
の有無及び踏込み量を割出す。
サ14からの検出信号に基づいて前記クラツチ制
御用アクチユエータ6のロツド6aのストローク
量、すなわち、前記乾式単板クラツチ2の接続状
態(接続度合)を割出すとともに、インチングセ
ンサ19からの検出信号に基づいてインチング処
理動作を実行し、インチングペダル20の踏込み
の有無及び踏込み量を割出す。
そして、インチングペダル20が踏込まれた
時、CPU24はこの割出したインチングペダル
20の踏込み量に基づいてインチング操作のため
の乾式単板クラツチ2の接続度合、すなわち、ク
ラツチ制御用アクチユエータ6のロツド6aのス
トローク量を割出するようになつている。
時、CPU24はこの割出したインチングペダル
20の踏込み量に基づいてインチング操作のため
の乾式単板クラツチ2の接続度合、すなわち、ク
ラツチ制御用アクチユエータ6のロツド6aのス
トローク量を割出するようになつている。
そして、本実施例においてはインチングペダル
20の踏込み量に対するロツド6aのストローク
量は第3図に示す関係に設定されていて、そのた
めのデータ(接続データ)が前記ROM25に予
め記憶されている。この第3図に示すインチング
ペダル20の踏込み量に対するロツト6aのスト
ローク量によれば、インチング操作が開始する
と、インチングペダル20の踏込み量が所定の踏
込み量以上に達すると、以後その踏込み量に比例
してストローク量が短く、すなわち、乾式単板ク
ラツチ2の接続度合が減少するようになつてい
る。
20の踏込み量に対するロツド6aのストローク
量は第3図に示す関係に設定されていて、そのた
めのデータ(接続データ)が前記ROM25に予
め記憶されている。この第3図に示すインチング
ペダル20の踏込み量に対するロツト6aのスト
ローク量によれば、インチング操作が開始する
と、インチングペダル20の踏込み量が所定の踏
込み量以上に達すると、以後その踏込み量に比例
してストローク量が短く、すなわち、乾式単板ク
ラツチ2の接続度合が減少するようになつてい
る。
そして、CPU24はインチング操作時におい
て前記接続データに基づいて割出したストローク
量と前記ストローク検出センサ14からの検出信
号に基づいて割出したその時のストローク量とを
比較してクラツチ制御用アクチユエータ6のロツ
ド6aが接続データに基づくストローク量にある
かどうか、すなわち、乾式単板クラツチ2が所定
の接続状態にあるかどうか判断する。ロツド6a
が接続データに基づくストローク量にない場合、
CPU24は接続データに基づくストローク量に
すべく前記入出力インターフエイス12及びアク
チユエータ駆動回路26に駆動制御信号を出力し
てクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動させ
る。そして、所定のストローク量(接続状態)に
達した時、CPU24はそのストロー量(接続状
態)を保持すべく制御用アクチユエータ6の駆動
を停止させる。
て前記接続データに基づいて割出したストローク
量と前記ストローク検出センサ14からの検出信
号に基づいて割出したその時のストローク量とを
比較してクラツチ制御用アクチユエータ6のロツ
ド6aが接続データに基づくストローク量にある
かどうか、すなわち、乾式単板クラツチ2が所定
の接続状態にあるかどうか判断する。ロツド6a
が接続データに基づくストローク量にない場合、
CPU24は接続データに基づくストローク量に
すべく前記入出力インターフエイス12及びアク
チユエータ駆動回路26に駆動制御信号を出力し
てクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動させ
る。そして、所定のストローク量(接続状態)に
達した時、CPU24はそのストロー量(接続状
態)を保持すべく制御用アクチユエータ6の駆動
を停止させる。
又、CPU24はインチング操作時以外におい
は前記車速センサ11及びアクセル開度センサ1
4からの検出信号に基づいてその時の走行状態に
おける最適な変速状態を割出す。そして、CPU
24はこの割出した変速状態に基づいて入出力イ
ンターフエイス12を介してアクチユエータ駆動
回路27に駆動制御信号を出力してシフト切換用
アクチユエータ7を駆動させて自動変速機3の変
速状態を1速又は2速に切換る。この切換時にお
いて、CPU24は前記アクチユエータ駆動回路
26に駆動信号を出力しクラツチ制御用アクチユ
エータ8を駆動させて乾式単板クラツチ2の接続
を切るようにしている。なお、この走行状態に対
する変速状態は予め設定されていてその変速デー
タは前記ROM25に記憶されている。
は前記車速センサ11及びアクセル開度センサ1
4からの検出信号に基づいてその時の走行状態に
おける最適な変速状態を割出す。そして、CPU
24はこの割出した変速状態に基づいて入出力イ
ンターフエイス12を介してアクチユエータ駆動
回路27に駆動制御信号を出力してシフト切換用
アクチユエータ7を駆動させて自動変速機3の変
速状態を1速又は2速に切換る。この切換時にお
いて、CPU24は前記アクチユエータ駆動回路
26に駆動信号を出力しクラツチ制御用アクチユ
エータ8を駆動させて乾式単板クラツチ2の接続
を切るようにしている。なお、この走行状態に対
する変速状態は予め設定されていてその変速デー
タは前記ROM25に記憶されている。
又、CPU24は前後進検出センサ22からの
検出信号で前後進切換レバー23の切換え(前
進、中立、後進)を割出し、その切換えに基づい
て前記インターフエイス12を介してアクチユエ
ータ駆動回路28に駆動制御信号を出力して前後
進切換用アクチユエータ8を駆動させて自動変速
機3を前進、中立、又は、後進状態に切換る。こ
の切換時において、CPU24は前記と同様に前
記アクチユエータ駆動回路26に駆動信号を出力
しクラツチ制御用アクチユエータ8を駆動させて
乾式単板クラツチ2の接続を切るようにしてい
る。
検出信号で前後進切換レバー23の切換え(前
進、中立、後進)を割出し、その切換えに基づい
て前記インターフエイス12を介してアクチユエ
ータ駆動回路28に駆動制御信号を出力して前後
進切換用アクチユエータ8を駆動させて自動変速
機3を前進、中立、又は、後進状態に切換る。こ
の切換時において、CPU24は前記と同様に前
記アクチユエータ駆動回路26に駆動信号を出力
しクラツチ制御用アクチユエータ8を駆動させて
乾式単板クラツチ2の接続を切るようにしてい
る。
なお、読み出し及び書き替え可能なメモリ(以
下、RAMという)29は前記CPU24の各種演
算結果が一時記憶されるようになつている。
下、RAMという)29は前記CPU24の各種演
算結果が一時記憶されるようになつている。
次に上記のように構成したフオークリフトの作
用について説明する。
用について説明する。
今、前進走行させている状態でインチング操作
すべくインチングペダル20を踏込むと、インチ
ングセンサ19はその踏込みを検知し、A/D変
換器21及びインターフエイス12を介して
CPU24に検出信号を出力する。CPU24はこ
の検出信号に応答してインチング処理動作を実行
し、インチングペダル20の踏込み量を割出し、
その割出したインチングペダル20の踏込み量に
対するインチング操作のための接続データを
ROM25から読み出す。CPU24はこの接続デ
ータに基づいて割出したロツド6aのストローク
量とストローク検出センサ14からの検出信号に
基づいて割出したその時のストローク量とを比較
する。
すべくインチングペダル20を踏込むと、インチ
ングセンサ19はその踏込みを検知し、A/D変
換器21及びインターフエイス12を介して
CPU24に検出信号を出力する。CPU24はこ
の検出信号に応答してインチング処理動作を実行
し、インチングペダル20の踏込み量を割出し、
その割出したインチングペダル20の踏込み量に
対するインチング操作のための接続データを
ROM25から読み出す。CPU24はこの接続デ
ータに基づいて割出したロツド6aのストローク
量とストローク検出センサ14からの検出信号に
基づいて割出したその時のストローク量とを比較
する。
そして、CPU24はクラツチ制御用アクチユ
エータ6のロツド6aが接続データに基づくスト
ローク量にあるかどうか、すなわち、乾式単板ク
ラツチ2が所定の接続状態にあるかどうか判断し
てクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動制御さ
せる。ロツド6aが所定のストローク量に達した
時、CPU24はそのストローク量を保持すべく
制御用アクチユエータ6の駆動を停止させ、乾式
単板クラツチ2を所定の接続状態にする。
エータ6のロツド6aが接続データに基づくスト
ローク量にあるかどうか、すなわち、乾式単板ク
ラツチ2が所定の接続状態にあるかどうか判断し
てクラツチ制御用アクチユエータ6を駆動制御さ
せる。ロツド6aが所定のストローク量に達した
時、CPU24はそのストローク量を保持すべく
制御用アクチユエータ6の駆動を停止させ、乾式
単板クラツチ2を所定の接続状態にする。
従つて、インチング操作が行なわれると同時に
CPU24はインチング操作のための処理動作を
実行することになる。しかもこの時、乾式単板ク
ラツチ2は第3図に示すようにインチングペダル
20の踏込み量に比例してその接続状態が切れる
方向に減少(半クラツチ状態)し最終的に切られ
ることになり、その結果、エンジン1と自動変速
機3は切られトルク伝達が断たれる。
CPU24はインチング操作のための処理動作を
実行することになる。しかもこの時、乾式単板ク
ラツチ2は第3図に示すようにインチングペダル
20の踏込み量に比例してその接続状態が切れる
方向に減少(半クラツチ状態)し最終的に切られ
ることになり、その結果、エンジン1と自動変速
機3は切られトルク伝達が断たれる。
このように本実施例ではインチングペダル20
を踏込んだ後、フオークの昇降速度を上げるため
にアクセルペダル17を踏込みエンジン1を吹か
してもトルク伝達は制御されるため、フオークリ
フトの走行速度は上がることはなく速度調整され
ることになる。従つて、自動変速機3を備えたフ
オークリフトでありながら、従来のマニユアルミ
ツシヨンのような感覚で機敏でかつ安全性の高い
インチングソが行なうことができる。
を踏込んだ後、フオークの昇降速度を上げるため
にアクセルペダル17を踏込みエンジン1を吹か
してもトルク伝達は制御されるため、フオークリ
フトの走行速度は上がることはなく速度調整され
ることになる。従つて、自動変速機3を備えたフ
オークリフトでありながら、従来のマニユアルミ
ツシヨンのような感覚で機敏でかつ安全性の高い
インチングソが行なうことができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば、前記実施例ではインチングペダ
ル20の踏込み量に対するクラツチ制御用アクチ
ユエータ6のロツド6aのストローク量(乾式単
板クラツチ2の接続状態)を第3図の関係で制御
したが、各種の作業目的に応じて適宜変更して実
施してもよい。又、前記各アクチユエータ6〜8
は油圧シリンダを使用すれば従来のフオークリフ
トに最も容易に具体化できるが、これをリニアモ
ータ等を使用して実施してもよい。
はなく、例えば、前記実施例ではインチングペダ
ル20の踏込み量に対するクラツチ制御用アクチ
ユエータ6のロツド6aのストローク量(乾式単
板クラツチ2の接続状態)を第3図の関係で制御
したが、各種の作業目的に応じて適宜変更して実
施してもよい。又、前記各アクチユエータ6〜8
は油圧シリンダを使用すれば従来のフオークリフ
トに最も容易に具体化できるが、これをリニアモ
ータ等を使用して実施してもよい。
発明の効果
このように、本発明によれば自動変速機を備え
た産業車両でありながら、従来のマニユアルミツ
シヨンのような感覚で機敏でかつ安全性の高いイ
ンチング操作が行なうことができる優れた効果を
有する。
た産業車両でありながら、従来のマニユアルミツ
シヨンのような感覚で機敏でかつ安全性の高いイ
ンチング操作が行なうことができる優れた効果を
有する。
第1図はこの発明を具体化したフオークリフト
の駆動系の機構を示す機構図、第2図は同じくフ
オークリフトの電気ブロツク回路図、第3図はイ
ンチングペダルの踏込み量に対するクラツチ制御
用アクチユエータのロツドのストローク量の関係
を示す図である。 エンジン……1、乾式単板クラツチ……2、自
動変速機……3、クラツチ制御用アクチユエータ
……6、ロツド……6a、シフト切換用アクチユ
エータ……7、前後進用アクチユエータ……8、
車速センサ……11、ストローク検出センサ……
14、アクセル開度センサ……16、アクセルペ
ダル……17、インチングセンサ……19、イン
チングペダル……20、前後進検出センサ……2
2、CPU……24、ROM……25。
の駆動系の機構を示す機構図、第2図は同じくフ
オークリフトの電気ブロツク回路図、第3図はイ
ンチングペダルの踏込み量に対するクラツチ制御
用アクチユエータのロツドのストローク量の関係
を示す図である。 エンジン……1、乾式単板クラツチ……2、自
動変速機……3、クラツチ制御用アクチユエータ
……6、ロツド……6a、シフト切換用アクチユ
エータ……7、前後進用アクチユエータ……8、
車速センサ……11、ストローク検出センサ……
14、アクセル開度センサ……16、アクセルペ
ダル……17、インチングセンサ……19、イン
チングペダル……20、前後進検出センサ……2
2、CPU……24、ROM……25。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エンジンの出力を入切りして、その出力を自
動変速機に伝達する乾式単板クラツチと、 前記乾式単板クラツチを作動させ同クラツチの
接続状態を制御するクラツチ駆動手段と、 車両の走行速度を検出する車速検出器と、 アクセルペダルの操作量を検出するアクセル開
度検出器と、 走行速度及びアセルペダル操作量に基づく各走
行状態に対応した変速領域が予め変速データとし
て記憶された第1の記憶装置と、 車速検出器で検出した走行速度とアクセル開度
検出器で検出した操作量に基づいてその時の走行
状態を割出し、前記第1の記憶装置から対応する
変速データを読み出す第1の割出し手段と、 前記読み出した変速データに基づいて前記クラ
ツチ駆動手段及び自動変速機を作動させて所定の
変速状態に制御する第1の制御手段と からなる乾式単板クラツチ付き自動変速機を備え
た産業車両において、 インチング操作装置の操作状態を検出するイン
チング検出器と、 前記乾式単板クラツチの接続状態を検出するク
ラツチ検出器と、 インチング操作量に対する前記乾式単板クラツ
チの接続状態を予めインチング操作のための接続
データとして記憶された第2の記憶装置と、 前記インチング検出器に基づいてインチング操
作を検知した時、その時のインチング操作装置の
操作量に基づくインチング操作のためのクラツチ
接続状態を割出し、前記第2の記憶装置から対応
する接続データを読み出す第2の割出し手段と、 前記読み出した接続データと前記クラツチ検出
器で検出したその時のクラツチ接続状態とに基づ
いて前記クラツチ駆動手段を駆動させ前記乾式単
板クラツチを所定の接続状態に制御する第2の制
御手段と を設けたことを特徴とする乾式単板クラツチ付き
自動変速機を備えた産業車両におけるインチング
制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59227185A JPS61105236A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車両におけるインチング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59227185A JPS61105236A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車両におけるインチング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105236A JPS61105236A (ja) | 1986-05-23 |
JPH0328606B2 true JPH0328606B2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=16856818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59227185A Granted JPS61105236A (ja) | 1984-10-29 | 1984-10-29 | 乾式単板クラツチ付き自動変速機を備えた産業車両におけるインチング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61105236A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4579867B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2010-11-10 | 日本電信電話株式会社 | 化学物質検出用チップ |
US10295178B2 (en) | 2013-12-04 | 2019-05-21 | King Abdullah University Of Science And Technology | Apparatuses and methods for combustion |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2572215Y2 (ja) * | 1992-03-16 | 1998-05-20 | 小松フォークリフト株式会社 | 産業車両の自動変速装置 |
-
1984
- 1984-10-29 JP JP59227185A patent/JPS61105236A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4579867B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2010-11-10 | 日本電信電話株式会社 | 化学物質検出用チップ |
US10295178B2 (en) | 2013-12-04 | 2019-05-21 | King Abdullah University Of Science And Technology | Apparatuses and methods for combustion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61105236A (ja) | 1986-05-23 |
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