JPH03286006A - 路面標示線の施工装置および施工方法 - Google Patents

路面標示線の施工装置および施工方法

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JPH03286006A
JPH03286006A JP8592490A JP8592490A JPH03286006A JP H03286006 A JPH03286006 A JP H03286006A JP 8592490 A JP8592490 A JP 8592490A JP 8592490 A JP8592490 A JP 8592490A JP H03286006 A JPH03286006 A JP H03286006A
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Yoshihiro Suzuki
鈴木 芳広
Eiko Suzuki
鈴木 栄光
Keijiro Honda
桂二郎 本多
Mitsuharu Ogushi
大串 光晴
Chuji Sato
佐藤 忠次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は夜間雨天時にも十分視認できる。多数の突起状
物を有する路面標示#を施工するための施工装置および
施工方法に関する。
(従来の技術) 従来の一般の路面標示線は表面が平滑であシ。
降雨時には雨水が表面を覆うため、再帰反射性が失なわ
れ、視認することが困難であった。
この問題解決のために実開昭50−6533号公報、実
開昭54−14407号公報等に示されているように標
示線に凹凸をつける方法、各形状(円柱状、楕円柱状、
三角形、四角形、五角形、六角形。
六角形の底面を有する多角柱状1円錐台形状、楕円錐台
形状、前記多角柱状と同様の底面を有する多角錐台形状
9球体の一部を表わす形状等)の路面標示体の成型品を
接着剤等で貼付ける方法1粒径ノ大*いガラスピーズ(
2〜4mnφ程匿)を施工直後に散布する方法、貼付シ
ート状の表面に凹凸をつけ、高屈折率ガラスピーズを固
着させたものを接着剤を貼付ける方法などが提案されて
いる。
さらに、半球形状の突起物を多数有する路面標示線を施
工する方法として1%開昭55−49404号公報、特
開昭60−156807号公報1%開昭63−2773
04号公報等に記載される方法が提案されている。
特開昭55−49404号公報には、予め、固形化して
成る材料塊の表面を加熱浴融しながら落下、接着させる
方法が記載されている。
特開昭60−156807号公報には高粘度の材料をノ
ズルから路面に投げつけて路面に点状又は滴状の標識を
つける装置が記載されている。
特開昭63−277304号公報には水平マーキング溶
剤型ペイントに粒径の大きいガラスピーズを散布し、そ
の上に再度ペイントを散布して突起物を多数形成する方
法および装置が記載されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが9以上に示したような従来の方法は。
各々以下に示すような問題がある。
標示線に凹凸をつける手段は、凹部への塵埃の堆積、凸
部の摩耗によシ短期間で効果がなくなる等の問題があや
、標示線上に路面標示体の各形状の成型品を貼シ付ける
方法は標示体底面の面積が大きく(最低でも100 c
ar” ) 、高さも高い(最低でも10m+以上)た
めに、耐衝撃性に劣シ、夜間の視認性も点標示に視認さ
れ、充分でないという問題がアシ、貼付はシート状のも
のは耐久性(剥離性、シート表面の摩耗性)に問題があ
る。
半球形状の突起物を多数有する路面標示線は。
雨天夜間時の視認性、衝撃性等において非常に優れてい
る。しかしながら1%開昭55−49404号公報に記
載される方法は、予め材料塊を作成しなければならず工
程が増加し、形成される突起状物が溶融工程を受けるた
め良好な形状となりにくい等の問題がある。普た。特開
昭60−156807号公報に記載される方法で熱溶融
性路面標示材料を塗布する場合には、路面に材料塊を投
げつける手段をとるために、良好な形状の突起物を形成
できない(回転羽根では形状が一定しなく圧縮空気では
材料の飛散が大きい。)という問題があう。
また、流路を有するノズル部に材料が詰筐る等の問題も
ある。
さらに該公報記載の方法はその実施例から明らかなよう
に、具体的にはアクリル反応硬化系塗料を使用すること
を意図するものであって、この場合、硬化時間(すなわ
ち交通開放時間)、1日の出来高、経日での再施工性、
製造コスト等の問題もある。″また。特開昭63−27
7304号公報に記載される方法は溶剤型ペイントのた
め、交通開放時間が長いという問題、摩耗によるガラス
ピーズの離脱があシ、視認性の維持が困難という問題な
どがある。
本発明は、これらの問題点を解決するものでろシ、雨天
夜間時の視認性、耐久性、i撃性等に優れる路面標示l
lj:を、交通開放時間が短く、−日の出来高が高く、
簡易かつ低コストで施工することのできる路面標示線の
施工装置しよび施工方法を提供するものである。
(!!l!題を解決するための手段) すなわち本発明は、溶融した熱溶融性路面標示材料の流
入口及び複数の吐出口を有する材料タンク、材料タンク
内の熱溶融性路面標示材料を加圧するための手段ならび
に材料タンクの複数の吐出口と嵌合しており、熱溶融性
路面標示材料を吐出する際に動作して吐出口を開口する
複数のニードル弁を有することを特徴とする。多数の突
起状物を有する路面標示線を施工するための路面標示線
の施工装置、複数の吐出口と該吐出口に嵌合したニード
ル弁とを有する材料タンクに溶融した熱溶融性路面標示
材料を加圧供給し、該ニードル弁を動作させ該吐出口を
一定時間開口させて溶融した熱溶融性路面標示材料を一
定量路面上に吐出し。
溶融した熱溶融性路面標示材料を路面上に突起状のまま
固着させることを特徴とする。多数の突起状物を有する
路面標示線の施工方法に関する。
1ず1本発明の施工装置について詳述する。
本発明の施工装置に釦いて、溶融した熱溶融性材料(以
下、単に溶融材料という)が充填される材料タンクは、
該溶融材料の流入口と、複数の吐出口を有する。吐出口
の数及びその大きさ並びに各々の吐出口の間隔は、施工
しようとする突起状物の大きさ、数等に応じて決定され
る。例えば15(1)幅の路面標示線を施工するための
ものとしては。
−直線上に2〜8個程度の数の円形吐出口が等間隔に開
口されているものが好捷しい。
各吐出口は1通常、吐出口と嵌合する形状の先端部を有
するニードル弁によって閉口されてトb。
該ニードル弁は、溶融材料を吐出する際に動作して、吐
出口を開口させうるように設置される。
そして、該装置にかいては、前記材料タンク内の溶融材
料自体を加圧するための手段が設けられる。具体的手段
としては流入する溶融材料を圧送ポンプ、押出機等で強
制的に供給するようにするか、空気圧縮機を使用するこ
とによう加圧できる。
このときの材料の圧力は0.5〜2 kg f/ cm
2(約9.8 X 10’ 〜19.6 X 10’ 
Pa )が好ましい。これよシ圧力が低いと路面上への
接着性に劣る傾向にあシ、高いと形状の悪化、飛散等が
生じゃすぐなる。
以下1図面によシさらに詳細に説明する。第1図は本発
明の施工装置の要部の一例を示す断面図である。加圧さ
れた溶融材料lが充填されている材料タンク2Fi、溶
融材料の流入口3と、複数の吐出口4が設けられてカシ
、該吐出口41d、吐出口と嵌合するような形状の先端
部5を有するニードル弁6によって閉口されている。こ
の閉口状態では、溶融材料1は加圧手段によって加圧状
態が保持されている。ニードル弁6#:t、ジヨイント
7を介してエアシリンダ8に接続され、各エアシリンダ
8Fi、シリンダ固定用治具9によシ固定されている。
筐た。ニードル弁6はニードル支持具lOによシ支持さ
れ、材料タンク内とシリンダの間は特殊パツキン11に
よりシールされている。
第2図は、第1図に示す施工装置の、第1図の断面と垂
直方向の断面を路面標示線施工時の施工装置の動作工程
に従って示すものでるる。吐出口4がニードル弁6によ
シ閉口された状態(jL)から。
ニードル弁6を第1図におけるシリンダ8によシ上方向
へ移動して吐出口4を開口した状態(b)とすると、加
圧された溶融材料lが吐出口4から吐出される。次いで
一定時間後(好會しくは瞬時)にニードル弁6を下方向
へ移動して吐出口4を閉口する(e)と、吐出した材料
塊は、切断され、材料タンク内の材料自体の圧力(材料
圧)の影響によシ路面12方向への力を受けて落下する
。この力を受けるため、路面12へ良好に接着して固化
し。
突起状物が形成されるfd)。本装置では、この一連の
操作が施工装置の移動とともに繰シ返される。
従って、シリンダ8を、一定時間間隔で動作してニード
ル弁6を上下させうるような制御機構を設けることが好
筐しい。
次いで、このような施工装置を用いて多数の突起状物を
有する路面標示線を施工する本発明の施工方法について
説明する。
本発明の施工方法においては、前記装置を吐出口を下面
(路面II)に向けて設置し、施工路面上を好オしくは
定速で移動させつつ、ニードル弁の動作によう、吐出口
を一定時間(好1しくは瞬時)開口させて溶融材料を一
定量路面上に吐出させ。
路面上で突起状のまま固着するという一連の操作を繰シ
返すことによう行われる。形成される突起状物の大きさ
と間隔は、施工装置の吐出口の大きさと形状、開口時間
とそのサイクルの間隔、材料圧、施工装置の移動速度等
を適宜選択することによシ調整できる。
該施工の後、突起状物が固化しないうちに透明及び/又
は着色ガラスピーズを散布すると、突起状物上にガラス
ピーズが固着され、さらに雨天夜間時の視認性等が向上
するので好ましい。
実際の施工には1本発明の施工装置を搭載する第3図に
示されるような高速施工機又は第4図に示されるような
手押施工機が用いられる。
第3図は高速施工機の一例を示す概略図である。
第3図に釦いて、架装車13の上には、熱溶融性路面標
示材料の溶解釜19および施工装置本体21を加熱する
ためのエネルギー源であるプロバンガスポンベ14.施
工装置のシリンダーを動作させるための空気圧縮機15
.該シリンダーの動作時間調整タイマーを動作させるた
めの発電機16、溶解釜19b攪拌のための油圧ユニッ
ト17、溶解釜19から施工装置本体7へ溶融材料を加
圧供給する圧送ポンプ18.溶解釜19.ガラスピーズ
タンク20等が搭載されている。セして架装車13の下
部には、検知輪23.施工装置本体21およびガラスピ
ーズ散布機22が設置されている。
このような高速施工機を用いて施工する場合。
時速3〜6−で移動しつつ、前記の一連の工程を繰す返
し行う。
第4図は手押施工機の一例を示す概略図である。
第4図にかいて1台車24上にブロノζンガスボンベ1
4.空気圧縮機150発電機16.材料タンク25.カ
ラスビーズタンク26等が設置されている。手押施工機
の場合、高速施工機にあるような溶解釜はなく、別途に
設けた溶解釜、高速施工機の溶解釜等から溶融した熱溶
融性路面標示材料をとシ出して材料タンク25へ注入し
、該材料タンク25を加熱保温する。材料タンク25内
の溶融材料の加圧は、空気圧縮機15によう行われる。
空気圧縮機15は筐た。材料タンク25下部に設けられ
た施工装置本体21のシリンダの作動等にも使用される
。施工装置本体21の後方には。
高速施工機と同様にガラスピーズ散布機22が設置され
ている。
このような手動施工機は1時速1.5〜21a[lで移
動させて施工するのが軽重しい。
本発明において使用する路面積石材料の結合材樹脂成分
としては、熱可塑性樹脂を使用する。不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂等
の反応硬化性樹脂では9作業性、交通開放時間、−日の
出来高、再施工性。
価格等の点で劣る。
上記熱可塑性樹脂としては、生ロジン、マレイン化ロジ
ン、マレイン化ロジンエステル11脂、 石油樹脂、ポ
リアミド樹脂、飽和ポリエステル樹脂。
キシレン樹脂、水添ロジン、水添石油樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、クマロン−インデン樹脂、テルペ
ン樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−
エチルアクリレート共重合樹脂等がある。
本発明においては、上記熱可塑性樹脂に可塑剤。
無機質充てん材及び着色材が配合された熱溶融性路面標
示材料を用いることが特に軽重しい。筐た。
該熱溶融性路面標示材料は必要に応じて、沈降防止剤、
酸化防止剤、老化防止剤、紫外線吸収剤等の添加剤が適
宜配合されたものでもよく、さらに摩耗時の反射性を維
持するために透明ガラスピーズ訃よび/または着色ガラ
スピーズが適宜配合されたものでもよい。
可塑剤としては植物油、植物油変性アルキド樹脂、鉱物
油、エポキシ化油、フタル酸エステル類。
液状の台底ゴム類等がある。
無機質充てん材としては炭酸カルシウム、珪砂。
タルク、寒水石、ガラス粉、アルミナ粉、ホワイトモラ
ンダム等がある。
着色材としては1例えば、白色顔料として二酸化チタン
、亜鉛華、リトポン、鉛白等がアシ、黄色顔料としては
カドミウム系、黄鉛(耐熱黄鉛含む)、有機系黄色顔料
、酸化鉄、チタンイエロー螢光黄色染料、蓄光1発光の
顔料、染料等がめる。
本発明に好1しく用いられる熱溶融性路面標示材料とし
ては、熱可塑性樹脂8〜20重量部、可塑剤0.5〜5
重量部、無機質充てん材32〜50重量部並びに着色材
が白色顔料は3〜20重量部。
黄色顔料は1.5〜10重量部、透明ガラスピーズ←よ
び/′または着色ガラスピーズ/fi10〜30重量部
含!れ、全体として100重量部になるように配合され
たものが好ましい。
以上のような本発明の施工装置および施工方法によシ施
工する路面標示線としては、直径が17〜3011ml
の円形、普たは長軸釦よび短軸の長さが17〜30mm
の楕円形の底面ならびに凸曲面状の上面を有し、高さが
3〜10mmである突起状物が。
路面標示線の横方向に設置間隔25〜100m+で一直
線上にほぼ等間隔に設置され、該横方向の突起状物の列
が、路面標示線の縦方向に設置間隔60〜250mでほ
ぼ等間隔に設置されているものが雨天夜間時の視認性、
耐久性、衝撃性等が優れるので軽重しく、特に各突起状
物の表面には屈折率が1.5〜22.粒径が0.1〜2
−0閣のガラスピーズが散在保持されているものが視認
性の点で好オしい。なか、ここでいう円形又Fi楕円形
とは。
幾何学的にいう円又は楕円の他、それらに近い形状のも
のも含む。さらに凸曲面状の上面とは9球面の一部又は
楕円球面の一部を示す形状、それらに類似する形状等を
意味する。また、該凸曲面状の上面と底面の間に、底面
に対して垂直な911m部を有しないものが好ましい。
該垂直な側面部があると、施工後、突起状物が自動車の
通過時等に崩壊しやすいためである。
箇た。突起状物の直径と高さの比は、視認性。
耐久性、耐衝撃性等の面から、直径/高さで1/8〜1
/3が軽重しい。
表面に散在保持させるガラスピーズの量は突起状物の大
きさによって変わってくるが、突起状物1個当シ2〜1
09が軽重しい。2g未満では夜間反射率が劣る傾向に
あ、9.109を超える場合にはそれ以上夜間反射率が
上がらず無意味であり。
コストも上がってし捷う。また、路面標示線が黄色の場
合、散布するガラスピーズとして黄色ビーズを用いるこ
とによう、視認性が無色ビーズに比べて3〜5倍向上す
るため有効である。突起状物の一例の側面図を第5図に
示す。突起状物の表面にはガラスピーズ26が散在保持
されている。
さらに、横方向の列の各突起状物の設置位置は。
隣接する列の各突起状物の設置位置の中間になるように
設置すること(以下、千鳥配列という)が。
夜間時の視認性等から好ましい。
第6図に、施工される路面標示線の軽重しい一例を示す
。第6図は上面図であシ、平滑な路面標示線上に突起状
物27が形成されている。前述の横方向とは第6図に釦
けるα方向、縦方向とはβ方向である。普た。設置間隔
とは、横方向では第6図のaを、縦方向ではbを指す。
そして、第6図に示すような配列を千鳥配列という。
な釦、このような千鳥配列を施工するには1本発明の施
工装置を、施工機1台に2基並列に、かつ1基の突出口
の位置がもう1基の突出口の中間に位置するように設置
し、交互に動作させることによう行うことができる。
オた。突出口の列を2列設けた1基の施工装置を作威し
、各列交互に開口させることもできる。
さらに、千鳥配列に施工する場合でなくとも。
施工装置を2基以上並列に設置して1基ずつニードル弁
を順次動作させたシ、2列以上の突出口の列を設けた施
工装置を作成してニードル弁を1列ずつ順次動作させる
と、施工速度のアップを図ることができる。
本発明の施工方法は、既存の平滑な路面標示線上または
新しく施工する平滑な路面標示線上に行うことが可能で
あり、路面に直接施工することも可能である。
(作用) 本発明の路面標示線の施工装置に釦いては、材料タンク
内の溶融した熱溶融性路面標示材料自体が加圧され、か
つ材料タンクの吐出口は通常閉口されているため、施工
する際のニードル弁の開閉操作によって開口した吐出口
から路面に向かって力(材料圧)の加わった一定量の溶
融材料が吐出される。この吐出される溶融材料には回転
羽根や圧縮空気等による。材料滴を変形させたシ飛散さ
せたシするような外力が加わらないので、路面に形成さ
れる突起状物は形状が良好でかつ比較的均一なものが得
られる。
しかも、装置自体の構成も比較的簡易なものであり、そ
の吐出口の大きさ、開口時間等の調整によう様々な大き
さの突起状物を形成することが可能である優れたもので
ある。
(実施例) 次に本発明の施工装置を用いた本発明の施工方法の実施
例を示す。
実施例1 第3図に示す高速施工機を表1に記載の組成の熱溶融性
路面標示材料を第3図に示す溶解釜19で180〜20
0℃に溶融し、圧送ポンプ18で2基の第1図及び第2
図に示すような施工装置本体21(5ケのニードル弁を
有するものと4ケのニードル弁〆を有するものを並列に
配置したものを使用)に2 kgf /cnF (約1
9.6X10’Pa)の圧力で送った。なか、施工装置
としては、材料タンク容積201.吐出口口径low(
円形)、吐出口間隔30■(中心から中心の間隔)のも
のを用い、ニードル弁による開口時間は約0.2秒とし
た。
時速51anで移動しながら並列する施工装置本体21
のニードル弁を交互に動作して、溶融材料を一定量ずつ
路面に落下させ、第5図(i11面図)に示すような形
状でろう、底面の直径20〜25m。
高さ4〜5mの大きさの突起状物を第6図(上面図)に
示すような配置(a : 3cm+ b : 10cm
)に施工した。
路面に落下した材料が冷却固化しないうちにビーズ散布
機22から506/mの量で粒径0.1〜0.84mm
、屈折率1.5のガラスピーズを散布した。
30分かけて2km連続施工し、施工された路面標示線
について、雨天夜間時の視認性、交通開放時間、−日の
出来高、it久性、衝撃性訃よび再施工性を調べ表3に
示した。
実施例2 実施例工の高速施工機のかわシに第4図に示す手押施工
機(施工装置本体は、実施例1と同様)を用いて1時速
2kmで実施例1と同様の路面標示線を120m(時間
4分)連続施工し、同様の評価した。
表1 熱溶融性路面標示材料の組成 比較例1 表2に示す組成のアクリル反応硬化系材料を約50に9
作製し、特開昭60−156807号公報に示されるよ
うな、材料筒を生成するため開孔域30で終る流路29
を有するノズルと生成した材料筒を圧縮空気で押し出す
機構を備えたノズル部(第7図)を有する連続施工可能
な塗装機で直径約15随の円形底面を有し、高さ3〜4
mmの半球形状の突起状物(第5図)を200mに渡っ
て。
横方向に設置間隔20区で8個、縦方向に設置間隔10
anで千鳥配列(各列とも8個)に塗布し。
その直後に粒径0,1〜0.84ffIIIlφ、屈折
率1.5の無色透明ガラスピーズを50g/15an幅
・1m散布した。な督、塗装機の洗浄は、その後直ちに
行わなければならなかった。
施工距離200mを時速41anで施工し、雨天夜間時
の視認性、交通開放時間、−日の出来高、耐久性、衝撃
性釦よび再施工性t−調べ表3に示した。
表   2 *メタクリル酸メチルモノマーとホモポリマーの混合物 比較例2 表1に示す組成の熱溶融性路面標示材料を、15動幅、
 21anにわたって表面が平滑に仕上る施工機で施工
し、実施例1と同様の項目について調べ。
表3に示した。
表 3 評価方法 1、雨天夜間時の視認性(普通自動車でライトを点灯し
、前方30mの視認性を目視で判定した。)○・・・晴
天時と同等の視認性を示す。
△・・・情天時の視認性よルやや劣る。
×・・・視認できない。
2 交通開放時間(分) 施工後に車両が標示線の上を走行しても変形等を起こさ
ないようになる1での時間。
& −日の出来高(km/日) 一日(6時間稼動時)の施工可能距離数(an)4、耐
久性 突起状物の12ケ月後の剥離、摩耗の状態を次の基準で
判定した。
○・・・剥離、摩耗等はほとんどない。
△・・・部分的に剥離、摩耗が見られる(全体の10優
以内)。
×・・・かなりの剥離、摩耗が見られる(全体の10優
を超える)。
5、衝撃性 車両が標示線の上を走行した時のハンドル等に受ける衝
撃程度を次の基準で判定した。
○・・・はとんど衝撃を受けない。
△・・・ある程度衝撃を受けるが、ハンドル操作に支障
は受けない。
×・・・衝撃を受け、ハンドル操作に支障をきたす。
6、再施工性 新たに路面標示線を施工するに際し、回路面標示線を除
去する時の作業性を次の基準で判定した。
○・・・バーナー、ハッリ機等で容易に除去できる。
△・・・バーナー ハンリ機等では容易に除去できず、
かなりの労力を伴う。
×・・・バーナー、ハツυ機等では除去できず、大がか
ジな装置を必要とする。
(発明の効果) 本発明の施工装置シよび施工方法によれば、雨天夜間時
の視認性、耐久性、衝撃性等に優れる路面標示線を、交
通開放時間、−日の出来高、再施工性、コスト等につい
ても現行の平滑な路面標示線とほぼ同等の特性を有する
路面標示線を容易に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の施工装置の要部の断面図、第2図は本
発明の施工装置の要部の動作工程を示す断面図、第3図
は本発明の施工装置を用いる高速施工機の概略図、第4
図は本発明の施工装置を用−る手押施工機の概略図、第
5図は本発明の施工方法によシ形成される突起状物の側
面図、第6図は本発明の施工方法によう施工される路面
標示線の平面図、第7図は比較例1で使用した塗装機の
ノズル部の断面図である。 符号の説明 1・・・溶融材料     2・・・材料タンク3・・
・流入口      4・・・吐出口5・・・ニードル
弁先端部 6・・・ニードル弁7・・・ジヨイント  
  8・・・エアシリンダ9・・・シリンダ固定用治具 10・・・−=−1’h支nJL−11・・・粋殊パツ
キン12・・・路面      13・・・架装車14
・・・プロパンガスボンベ 15・・・空気圧縮機   16・・・発電機五 17・・・油送ユニット18・・・圧送ポンプ19・・
・溶解釜      20・・・カラスビーズタンク2
1・・・施工装置本体  22・・・ガラスピーズ散布
機23・・・検知輪     24・・・台車25・・
・材料タンク    26・・・ガラスピーズ27・・
・突起状物    28・・・圧縮空気管29・・・材
料流路    3o・・・開孔域31・・・吐出管 a) (bl el 第 図 +cl+ 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶融した熱溶融性路面標示材料の流入口及び複数の
    吐出口を有する材料タンク、材料タンク内の熱溶融性路
    面標示材料を加圧するための手段ならびに材料タンクの
    複数の吐出口と嵌合しており、熱溶融性路面標示材料を
    吐出する際に動作して吐出口を開口する複数のニードル
    弁を有することを特徴とする、多数の突起状物を有する
    路面標示線を施工するための路面標示線の施工装置。 2、熱溶融性路面標示材料を加圧するための手段として
    、圧送ポンプ、空気圧縮機または押出機を用いる請求項
    1記載の路面標示線の施工装置。 3、複数の吐出口と該吐出口に嵌合したニードル弁とを
    有する材料タンクに溶融した熱溶融性路面標示材料を加
    圧供給し、該ニードル弁を動作させ該吐出口を一定時間
    開口させて溶融した熱溶融性路面標示材料を一定量路面
    上に吐出し、溶融しした熱溶融性路面標示材料を路面上
    に突起状のまま固着させることを特徴とする、多数の突
    起状物を有する路面標示線の施工方法。
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