JPH0328597B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0328597B2 JPH0328597B2 JP16357583A JP16357583A JPH0328597B2 JP H0328597 B2 JPH0328597 B2 JP H0328597B2 JP 16357583 A JP16357583 A JP 16357583A JP 16357583 A JP16357583 A JP 16357583A JP H0328597 B2 JPH0328597 B2 JP H0328597B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- bearing
- concave portion
- recess
- partition plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 14
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 2
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 14
- 230000001743 silencing effect Effects 0.000 description 9
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷凍冷蔵装置に用いられる回転型圧
縮機に関する。
縮機に関する。
従来例の構成とその問題点
冷凍冷蔵装置に用いられる回転型圧縮機は、シ
リンダ内で圧縮された冷媒の圧力変動により大き
な騒音を発生する。そのため、従来より消音器を
軸受け等に設け騒音低減を図る方法がとられてい
たが、効率の低下を生じる等の問題点があつた。
リンダ内で圧縮された冷媒の圧力変動により大き
な騒音を発生する。そのため、従来より消音器を
軸受け等に設け騒音低減を図る方法がとられてい
たが、効率の低下を生じる等の問題点があつた。
第１図を参照しながら従来の構成について説明
する。
する。
図において、１は回転型圧縮機で、２は密閉ケ
ース、３はステータで、密閉ケース２に焼バメ固
定されている。４はロータで、クランクシヤフト
５と連結されている。６はピストンで、７はシリ
ンダである。８はロータ側の軸受で、密閉ケース
２に溶接固定されている。９はシヤフト端部の軸
受で、軸受９の反シリンダ面９ａには、バルブ１
０ａの装着用の凹部１０及び小溝１１により凹部
１０と連通する凹陥部１２が設けてある。１０ｂ
はバルブ孔である。１３は軸受９とカツプ状の吐
出カバー１４間に介在された仕切板である。この
仕切板１３により、これらの凹部１０、凹陥部１
２及び小溝１１は、それぞれ、バルブ室１０ｃ、
膨張室１２ａ、バルブ室１０ｃと膨張室１２ａを
連通させる小通路１１ａ、及び吐出カバー１４と
仕切板１３で形成される吐出チヤンバー１４ａを
形成する。また仕切板１３には凹陥部１２と対応
する位置に、膨張室１２ａと吐出チヤンバー１４
ａを連通する孔１５が設けられている。
ース、３はステータで、密閉ケース２に焼バメ固
定されている。４はロータで、クランクシヤフト
５と連結されている。６はピストンで、７はシリ
ンダである。８はロータ側の軸受で、密閉ケース
２に溶接固定されている。９はシヤフト端部の軸
受で、軸受９の反シリンダ面９ａには、バルブ１
０ａの装着用の凹部１０及び小溝１１により凹部
１０と連通する凹陥部１２が設けてある。１０ｂ
はバルブ孔である。１３は軸受９とカツプ状の吐
出カバー１４間に介在された仕切板である。この
仕切板１３により、これらの凹部１０、凹陥部１
２及び小溝１１は、それぞれ、バルブ室１０ｃ、
膨張室１２ａ、バルブ室１０ｃと膨張室１２ａを
連通させる小通路１１ａ、及び吐出カバー１４と
仕切板１３で形成される吐出チヤンバー１４ａを
形成する。また仕切板１３には凹陥部１２と対応
する位置に、膨張室１２ａと吐出チヤンバー１４
ａを連通する孔１５が設けられている。
かかる構成において、シリンダ７内で圧縮され
た冷媒はバルブ孔１０ｂより、バルブ室１０ｃに
吐出される。さらに、冷媒は小通路１１ａより、
膨張室１２ａに噴出され、小孔１５より吐出チヤ
ンバー１４ａ内に吐出され、吐出チヤンバー１４
ａより密閉ケース２内に放出させる。このよう
に、シリンダ７内で圧縮される冷媒は、吐出チヤ
ンバー１０を経て密閉ケース２内に放出される前
に膨張室１２ａを通過する。従つて、シリンダ７
内で発生した冷媒の圧力変動成分はバルブ室１０
や膨張室１２ａを冷媒が通過する際に膨張型消音
効果により減衰されるため、密閉ケース２内に放
射される冷媒の圧力脈動成分は減少し、圧縮機騒
音は減少する。
た冷媒はバルブ孔１０ｂより、バルブ室１０ｃに
吐出される。さらに、冷媒は小通路１１ａより、
膨張室１２ａに噴出され、小孔１５より吐出チヤ
ンバー１４ａ内に吐出され、吐出チヤンバー１４
ａより密閉ケース２内に放出させる。このよう
に、シリンダ７内で圧縮される冷媒は、吐出チヤ
ンバー１０を経て密閉ケース２内に放出される前
に膨張室１２ａを通過する。従つて、シリンダ７
内で発生した冷媒の圧力変動成分はバルブ室１０
や膨張室１２ａを冷媒が通過する際に膨張型消音
効果により減衰されるため、密閉ケース２内に放
射される冷媒の圧力脈動成分は減少し、圧縮機騒
音は減少する。
しかし、このような方法では、バルブ室１０ｃ
と膨張室１２ａ間の通路１１ａで冷媒の圧力損失
が生じるため、圧縮機効率の低下をもたらすとい
う問題があつた。
と膨張室１２ａ間の通路１１ａで冷媒の圧力損失
が生じるため、圧縮機効率の低下をもたらすとい
う問題があつた。
発明の目的
本発明は、軸受等に設けられた消音器形状を圧
力損失が少なく、かつ消音効果が十分得られるも
のとし、圧縮機の効率向上を図ることを目的とす
る。
力損失が少なく、かつ消音効果が十分得られるも
のとし、圧縮機の効率向上を図ることを目的とす
る。
発明の構成
この目的を達成するため、本発明は軸受の反シ
リンダ面に直線状のバルブ装着用の凹部とこの凹
部の中央部付近に連通用開口部を位置せしめ、か
つ鋭角で凹部と交わる円弧状の凹陥部を設け、前
記凹陥部と対応した孔を有する仕切板を前記軸受
と吐出チヤンバーとの間に介することにより、膨
張型消音器を構成し、冷媒ガスが直線状の凹部か
ら円弧状の凹陥部に流れる際に圧力ロスを減じ、
また凹部での共鳴の節部放射による消音効果を加
味して圧縮機の効率向上を図るものである。
リンダ面に直線状のバルブ装着用の凹部とこの凹
部の中央部付近に連通用開口部を位置せしめ、か
つ鋭角で凹部と交わる円弧状の凹陥部を設け、前
記凹陥部と対応した孔を有する仕切板を前記軸受
と吐出チヤンバーとの間に介することにより、膨
張型消音器を構成し、冷媒ガスが直線状の凹部か
ら円弧状の凹陥部に流れる際に圧力ロスを減じ、
また凹部での共鳴の節部放射による消音効果を加
味して圧縮機の効率向上を図るものである。
実施例の説明
以下、第４図〜第６図を参照しながら、本発明
の一実施例について詳細に説明する。尚、説明の
重複をさけるため、従来例と同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。
の一実施例について詳細に説明する。尚、説明の
重複をさけるため、従来例と同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。
１６はクランクシヤフト５を軸支する軸受で、
軸受１６の反シリンダ面１６ａには、バルブ１７
ａを収納装着する凹部１７及び、この凹部１７の
中央部１７ｂ付近に開口部１８ａを有する円弧状
の凹陥部１８が設けてある。前記凹部１７と凹陥
部１８は開口部１８ａにおいて、各々の中心線
ｌ，l′が鋭角で交差するように鋭角に交わつてい
る。１７ｃはバルブ孔である。１９は軸受１６と
カツプ状の吐出カバー２０間に介在された仕切板
である。この仕切板１９により、これらの凹部１
７、凹陥部１８は、互いに開口部１８ａにて連通
したバルブ室１７ｄ、室１８ｂ、及び吐出カバー
２０と仕切板１９で形成される吐出チヤンバー２
０ａを形成している。
軸受１６の反シリンダ面１６ａには、バルブ１７
ａを収納装着する凹部１７及び、この凹部１７の
中央部１７ｂ付近に開口部１８ａを有する円弧状
の凹陥部１８が設けてある。前記凹部１７と凹陥
部１８は開口部１８ａにおいて、各々の中心線
ｌ，l′が鋭角で交差するように鋭角に交わつてい
る。１７ｃはバルブ孔である。１９は軸受１６と
カツプ状の吐出カバー２０間に介在された仕切板
である。この仕切板１９により、これらの凹部１
７、凹陥部１８は、互いに開口部１８ａにて連通
したバルブ室１７ｄ、室１８ｂ、及び吐出カバー
２０と仕切板１９で形成される吐出チヤンバー２
０ａを形成している。
また仕切板１９には凹陥部１８と対応して、室
１８ｂの吐出チヤンバー２０ａを連通する孔２１
が設けられている。
１８ｂの吐出チヤンバー２０ａを連通する孔２１
が設けられている。
かかる構成において、シリンダ７内で圧縮され
た冷媒はバルブ孔１７ｃより、バルブ室１７ｄに
吐出される。さらに冷媒は、開口部１８ａより室
１８ｂを経て、小孔２１より吐出チヤンバー２０
ａ内に吐出され、吐出チヤンバー２０ａより密閉
ケース２２内に放出される。
た冷媒はバルブ孔１７ｃより、バルブ室１７ｄに
吐出される。さらに冷媒は、開口部１８ａより室
１８ｂを経て、小孔２１より吐出チヤンバー２０
ａ内に吐出され、吐出チヤンバー２０ａより密閉
ケース２２内に放出される。
従つて、シリンダ７内で発生した冷媒の圧力変
動成分は、バルブ室１７ｄ及び室１８ｂを冷媒が
通過する際に膨張型消音効果により減衰される。
又室１８ｂの開口部１８ａはバルブ室１７ｂの中
央部１７ｂ付近に設けたため、バルブ室１７ｂの
直線方向の共鳴型消音効果が強く現れ、しかも中
央部１７ｂ付近開口による前記共鳴の室１８ｂに
対する節部位置での放射による消音効果により圧
力変動成分は減衰される。
動成分は、バルブ室１７ｄ及び室１８ｂを冷媒が
通過する際に膨張型消音効果により減衰される。
又室１８ｂの開口部１８ａはバルブ室１７ｂの中
央部１７ｂ付近に設けたため、バルブ室１７ｂの
直線方向の共鳴型消音効果が強く現れ、しかも中
央部１７ｂ付近開口による前記共鳴の室１８ｂに
対する節部位置での放射による消音効果により圧
力変動成分は減衰される。
このように、膨張型消音効果の他に、共鳴型消
音効果及び共鳴の節部位置での放射による消音効
果が得られるため開口部１８ａでしぼり部が設け
られていないにもかかわらず、シリンダ７内で発
生した圧力変動成分は十分に減衰され、そのため
密閉ケース内に放射される冷媒の圧力変動成分は
減少し圧縮機騒音は減少する。
音効果及び共鳴の節部位置での放射による消音効
果が得られるため開口部１８ａでしぼり部が設け
られていないにもかかわらず、シリンダ７内で発
生した圧力変動成分は十分に減衰され、そのため
密閉ケース内に放射される冷媒の圧力変動成分は
減少し圧縮機騒音は減少する。
さらにバルブ室１７ｄと室１８ｂ間にしぼり部
が存在せず、かつ両室は鋭角で交わるため、開口
部１８ａにおける圧力損失はほとんどなく、圧縮
機の効率向上が図れる。
が存在せず、かつ両室は鋭角で交わるため、開口
部１８ａにおける圧力損失はほとんどなく、圧縮
機の効率向上が図れる。
発明の効果
以上のように本発明は、密閉ケース内に電動圧
縮要素を収納する回転型圧縮機を有し、反シリン
ダ面に形成された直線状のバルブ装着用の凹部
と、この凹部の中央部付近に形成した開口部にお
いて鋭角で凹部と交わる円孤状の凹陥部を有する
軸受と、凹陥部を有する面側に配置される吐出チ
ヤンバーと前記軸受と前記吐出チヤンバーの間に
介され、かつ前記凹陥部に対応して開孔した孔を
有する仕切板とを備えることにより、密閉ケース
内に放射されるシリンダ内で発生した圧力変動成
分を膨張型消音効果と共鳴型消音効果と、この節
部位置での放射による消音効果とにより減衰する
ことができ、かつ圧縮機の効率をおだやかな凹部
と凹陥部の連接により、圧力損失の発生を防止し
ほとんど低下させることなく騒音低域を図ること
ができるものである。
縮要素を収納する回転型圧縮機を有し、反シリン
ダ面に形成された直線状のバルブ装着用の凹部
と、この凹部の中央部付近に形成した開口部にお
いて鋭角で凹部と交わる円孤状の凹陥部を有する
軸受と、凹陥部を有する面側に配置される吐出チ
ヤンバーと前記軸受と前記吐出チヤンバーの間に
介され、かつ前記凹陥部に対応して開孔した孔を
有する仕切板とを備えることにより、密閉ケース
内に放射されるシリンダ内で発生した圧力変動成
分を膨張型消音効果と共鳴型消音効果と、この節
部位置での放射による消音効果とにより減衰する
ことができ、かつ圧縮機の効率をおだやかな凹部
と凹陥部の連接により、圧力損失の発生を防止し
ほとんど低下させることなく騒音低域を図ること
ができるものである。
第１図は従来例の回転型圧縮機の断面図、第２
図は、ベアリング、仕切板、吐出カバーを示す分
解斜視図、第３図は第１図の−′線における
断面図、第４図は本発明の一実施例を示す回転型
圧縮機の断面図、第５図はベアリング、仕切板、
吐出カバーを示す分解斜視図、第６図は第４図の
−′線における断面図である。 ７……シリンダ、１６……軸受、１７……凹
部、１８……凹陥部、１９……仕切板、２０……
吐出カバー、２１……孔。
図は、ベアリング、仕切板、吐出カバーを示す分
解斜視図、第３図は第１図の−′線における
断面図、第４図は本発明の一実施例を示す回転型
圧縮機の断面図、第５図はベアリング、仕切板、
吐出カバーを示す分解斜視図、第６図は第４図の
−′線における断面図である。 ７……シリンダ、１６……軸受、１７……凹
部、１８……凹陥部、１９……仕切板、２０……
吐出カバー、２１……孔。
Claims (1)
- １ 電動圧縮要素を収納した密閉ケースと、反シ
リンダ面に形成された直線状のバルブ装着用の凹
部と、この凹部の中央部付近に連通開口部を位置
せしめ、かつ、鋭角で前記凹部と交わる円孤状の
凹陥部を有する軸受と、前記凹陥部を有する面側
に配置される吐出チヤンバーと、前記軸受と前記
吐出チヤンバーの間に介在され、かつ前記凹陥部
に対応して開孔した孔を有する仕切板とを備えた
回転型圧縮機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16357583A JPS6056195A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 回転型圧縮機 |
| EP84304040A EP0135254B1 (en) | 1983-06-24 | 1984-06-15 | Rotary compressor |
| DE8484304040T DE3468489D1 (en) | 1983-06-24 | 1984-06-15 | Rotary compressor |
| US06/623,224 US4573879A (en) | 1983-06-24 | 1984-06-21 | Rotary compressor |
| KR1019840003534A KR870002094B1 (ko) | 1983-06-24 | 1984-06-22 | 회전형 압축기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16357583A JPS6056195A (ja) | 1983-09-05 | 1983-09-05 | 回転型圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6056195A JPS6056195A (ja) | 1985-04-01 |
| JPH0328597B2 true JPH0328597B2 (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=15776514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16357583A Granted JPS6056195A (ja) | 1983-06-24 | 1983-09-05 | 回転型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056195A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU587858B2 (en) * | 1985-09-30 | 1989-08-31 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Rotary compressor |
| JPS62126589U (ja) * | 1986-02-03 | 1987-08-11 | ||
| CN100434699C (zh) * | 2006-06-02 | 2008-11-19 | 松下·万宝(广州)压缩机有限公司 | 压缩机 |
-
1983
- 1983-09-05 JP JP16357583A patent/JPS6056195A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6056195A (ja) | 1985-04-01 |
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