JPS60240893A - 回転型圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍冷蔵装置等に用いられる回転型圧縮機に
関する。

従来例の構成とその問題点 冷凍冷蔵装置に用いられる回転型圧縮機は、シリンダ内
で圧縮された冷媒の圧力変動により大きな騒音を元止す
る。そのため、従来より消音器を軸受等に設けて騒音低
減を図る方法がとられていだが、効率の低下が生じる等
の問題があった。

以下、第４図〜第６図を参照しながら従来の構成につい
て説明する。

図において、１は回転型圧縮機で、２は密閉ケース、３
はステータで、密閉ケース２に焼バメ固足されている。

４はロータで、クランクシャフト５と連結されている。

６はピストンで、７はシリンダである。８はロータ４側
の軸受で、密閉ケース２’に溶接固定されている。９は
シャフトら端部の軸受で、反シリンダ面９ａには、バル
ブ１０　ａ　ｆ収納装置する直線状の四部１ｏか設けで
ある。

１０ｂはバルブ孔である。１１は軸受９とカップ状の吐
出カバー１２間に介在された仕切板である。

この仕切板１１Ｖｃ、ｌ：す、凹部１ｏはバルブ室ｊｏ
ｃ及び吐出カバー１２で形成される吐出チャンバー１２
ａを形成している。

また仕切板１１にはバルブ孔１０ｂ付近に対応して、パ
ルプ室１０ｃと吐出チャンバー１２ａを連通ずる孔１１
ａが設けられている。

かかる構成において、シリンダ７内で圧縮されだ冷媒は
、バルブ孔１０ｂよりパルプ室１０　ｃに吐出される。

さらに冷媒は、パルプ室１０ｃを経て孔１１ａより吐出
チャンバー１２ａ内に吐出され、吐出チャンバー１２６
より密閉ケース２内に放出される。

したがって、シリンダ７内で発生した冷媒の圧力変動成
分は、パルプ室１０ｃを冷媒が通過する際に膨張型消音
効果により減衰される。又、孔１１ａをパルプ孔１ｏｂ
付近に対応して設けたため、パルプ室１０ｃの直線方向
の共鳴型消音効果が強く現われるため、圧力変動成分は
減衰される。

そのため、密閉ケース２内に放射される冷媒の圧力変動
成分は減少し、圧縮機騒音は減少する。

しかし、このような方法では、通常パルプ室ＩＱＱｊ　
の容量を十分に大きくすることが出来ないため、パルプ
室１０　ｃで、圧力損失が生じ、圧縮機の効率低下をも
たらし、消音効果も十分でないという問題点があった。

さらに、孔１０ａから吐出チャンバー１２ａに直線的に
カスか吐出されて吐出カバー１２に当たるため、吐出カ
バー１２が共振する等により異常騒音を発生することか
あった。

発明の目的 本発明は、軸受等に設けられた消音器形状を圧力損失が
少なく、かつ消音効果が十分得られるものとし、圧縮機
の効率向上を図るとともに、吐出カバーの共振等の異常
騒音の発生をおさえることを目的とする。

発明の構成 この目的を達成するために本発明は、軸受の反シリンダ
面にバルブ装置用の凹部を設け、この四部に少なくとも
１部か対応し、この凹部と反対側に舗んだ略Ｃ字状の凹
陥部を肴し、との略Ｃ字状の凹陥部の内側面に、シリン
ダより冷媒が吐出されるバルブ孔付近に孔を有する仕切
板を前記軸受と吐出カバーとの介在させ、かつ、この略
Ｃ字状の凹陥部の底部が吐出カバーと接するようにする
ことにより、膨張及び共鳴型の消音器さらに膨張型の消
音器を構成し、前記凹陥部によりパルプ室の容量を大き
くし、冷媒ガスかパルプ室を流れる際に生じる圧力損失
を減じ、又容量増による消音効果の増大を図り、その上
、前記凹陥部と吐出カバーとで膨張型消音器となるため
、さらに消音効果が増大し、加えて、凹陥部が吐出カバ
ーに接していることにより吐出カバーの共振等の異常騒
音の発生をおさえるようにしたものである。

実施例の説明 以下、第１図〜第３図を参照にしながら、本発明の一実
施例について説明する。尚、説明の重複をさけるため、
従来例と同一部分については同一符号を付して説明を省
略する。

１３はクランクシャフト５を軸支する軸受で、軸受１３
の反シリンダ面１３ａＶＣはパルプ１４ａを収納装着す
る直線状の四部１４が設けである。

１４ｂはバルブ孔であり、１５は軸受１３とカップ状の
吐出カバー１６の間に介在された仕切板であり、この仕
切板１５により凹部１４はパルプ室１４ｃを形成する。

また、この仕切板１５には、凹部１４に少なくとも１部
が対応し、凹部１４とは反対側に随んた略Ｃ字状の凹陥
部１５ａが前記仕切板１５の軸受挿入孔１５ｄの周囲に
設けられており、さらにとの凹陥部１６ａの内側の側面
のパルプ孔１４ｂ付近に孔１５ｂか設けられている。

また、前記凹陥部１５の両端間には連通部１５ｃが形成
＼される。その上、この凹陥部１５ａの底部は吐出カバ
ー１６に当接しており、そのために室１６ａ及び吐出チ
ャンバー１６ｂが形成され、室１６ａと吐出チャンバー
１６ｂは上記連通部１５ｃにより連通されている。

かかる構成において、１・′シリンダ７内で圧縮された
冷媒はバルブ孔１４ｂよりパルプ室１４Ｃを経て孔１５
ｂより室１ｅａＫ吐出され、さらに連通部１６ｃを経て
吐出チャンバー１６ｂに吐出されて、吐出チャンバー１
ｅｂより密閉ケース２内に放出される。

したがって、シリンダ７内て発生した冷媒の圧力変動成
分は、パルプ室１４ｃを冷媒か通過する際に膨張型消音
効果及び共鳴型消音効果により減衰される。又、パルプ
室１４ｃの容量は、凹陥部１５ａの分だけ大きくなるた
め、圧力変動の減衰効果は大きく、さらに冷媒ガスがパ
ルプ室１４ｃを流れる際に生じる圧力損失は減少する。

さらに孔１ｉｂより吐出された冷媒ガスは、室１６ａを
通過することにより膨張型消音効果により、より大きく
減衰される。その上、凹陥部１５ａは吐出カバー１６に
接しているため、吐出カバーの共振をおさえることがで
きるようになり、それによる異常騒音の発生をおさえる
ことができるようになる。

このように、仕切板１５に凹陥部１５ａを設けることに
より、冷媒ガスの圧力変動成分を２段に減衰させるため
、シリンダＹ内で発生した冷媒ガスの圧力変動成分は十
分に減衰され、そのため、密閉ケース２内に放射される
冷媒の圧力変動成分は減少し、圧縮機の騒音は減少する
。さらに、冷媒ガスがパルプ室１４ｃを流れる際に生じ
る圧力損失も減少させることができ、圧縮機の効率向上
が図れ、その上、吐出カバーの共振等による異常騒音の
発生をおさえることかできる。

発明の効果 以上のように本発明は、密閉ケー・ス内に電動圧縮要素
を収納する回転型圧縮機において、反シリンダ面に形成
されたパルプ装着用の凹部を有する軸受と、前記四部を
有する面側に配置される吐出カバーと、前記軸受と前記
吐出カバーの間に介在される仕切板とより成り、前記仕
切板の軸受挿入孔の周囲に略Ｃ字状で、がつ、少なくと
も１部が前記パルプ装置用の四部に対応し、この゛凹部
と反対側に窪んだ凹陥部を有し、かつ、この凹陥部の内
側の側面のパルプ孔付近に孔を設け、さらに前記凹陥部
底部を吐出カバーに当接させることにより、膨張型及び
共鳴型消音効果と膨張型消音効果という２段の消音効果
が得られ、したがって、密閉ケース２内に放射されるシ
リンダ内で発生した圧力変動成分の減衰効果を高めるこ
とができる。

その上、冷媒がバルブ室を通過する際に生じる圧力損失
を減少させ、圧縮機効率をほとんど低下させることなく
騒音低減を図ることができ、さらに、吐出カバーの共振
等による異常騒音の発生をもおさえることができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回転型圧縮機の縦断面
図、第２図は本発明の一実施例の軸受・仕切板・吐出カ
バーの分解斜視図、第３図は第１図のｍ−ｍ’線におけ
る断面図、第４図は従来例の回転型圧縮機の縦断面図、
第６図は従来例の回転型圧縮機の軸受・仕切板・吐出カ
バーの分解斜視図、第６図は第を図の■−Ｖｌ’線にお
ける断面図である。 ７・・・・・・シリンダ、１３・川・・軸受、１４・・
・・・・凹部１５・・・・・・仕切板、１５ａ・・・・
・・凹陥部、１５ｂ・・・・・・孔、１５ｄ・・・・・
・軸受挿入孔、１６・・・・・吐出カバー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ■ 第　２　図 第３し１ へ 第４図 辺

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動圧縮要素を収納した密閉ケースと、反シリンダ面に
   形成されたバルブ装着用の四部及びこの四部にバルブ孔
   を有する軸受と、前記凹部を有する面側に配置される吐
   出カバーと、前記軸受と前記吐出カバーの間に介在され
   る仕切板とより成り、前記仕切板の軸受挿入孔の周囲に
   略Ｃ字状で、かつ、少なくとも１部が前記軸受の四部に
   対応する凹陥部を前部門部の反対側に窪むように形成し
   、との凹陥部の内側面の前記バルブ孔付近に孔を設け、
   さらに前記凹陥部底部を前記吐出カバーに当接させた回
   転型圧縮機。