JPH03285519A - Ｃｒｔ画面表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 る。

（従来の技術） 第３図は一般的な電力用計算機システムのシステム構成
の一例である。電力用計算機システムは、広大なエリア
に散在する電力系統３０の諸設備を制御、監視対象とし
ており、これら対象物から大量に情報を情報伝送装［３
１を通じて受取り、この情報を基に諸設備の安定、高効
率運用に必要な制御信号を作成し対象物に対し送出して
いる。電力系統の運転員は、制御状態や記録をＣＲＴ付
オペレータコンソール３２の画面を用いて監視するが、
この画面表示にはリアルタイムのデータを高速で表示す
ることが要求される。

従来の画面表示方法では、運転員が画面表示要求を行っ
た時点で要求された画面を表示するのに必要なデータを
収集、加工し要求の有ったＲＴに対し画面表示していた
。

（発明が解決しようとする課題） 前記画面表示方法では、運転員が画面表示要求を行って
から画面が表示されるまでに要求された画面を表示する
のに必要なデータの収集及びデータの加工などの画面表
示処理を行う為、画面表示の応答性に問題が有った。又
、画面表示処理はＣＰＵ３４で行う為、ＣＰＵ負荷状況
に画面表示の応答速度が左右され、更に画面表示処理自
体がＣＰＵの負荷増加に繋がっていた。

本発明は、従来の電力用計算機システムにおいて、ＣＲ
Ｔ画面表示応答性向上と、画面表示処理によるＣＰＵ負
荷の増加防止を目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため、第１図に示す様に従
来の電力用計算機システム構成において、ＣＰＵ１４に
画面処理装置１５を加え、この画面処理装置ｉ１５によ
り予め画面表示に必要なデータの収集、加工を画面単位
に行うＣＲＴ画面表示方法である。

（作用） 第２１ｉ！ｌは画面処理袋［１５が行う画面用データ作
成処理のフローチャートである。同図を例に画面処理袋
！１５の動きを説明する。

ステップ２１は画面用データの更新周期を決定するため
の遅延処理である。ステップ２２において、処理対象画
面番号を初期化し、ステップ２３においてこれから処理
する画面番号を設定する。次に設定した画面番号に対す
る画面が実装されているか否かをステップ２４で判定し
、実装されていればステップ２５において、以下の処理
を行う、即ち、画面処理袋［１５は予め組込んでいるロ
ジックに従い。

各画面単位で必要なデータをオンラインデータファイル
１３．−１３ｎからシステム間交信（Ｉｎｔｅｒｓｙｓ
ｔｅｍｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ）　１７により収
集し、画面表示用イメージにデータを加工した後１画面
用データファイル１６□・・・１６ｎに格納する。以上
、ステップ２３〜２５の処理を全画面について行ったか
否かをステップ２６においてチエツクし、全画面処理終
了であればステップ２１の遅延処理へ戻り、そうでなけ
ればステップ２３に戻り、次の画面へ処理を進める。

（実施例） 以下に図面を参照して実施例を説明する。第１図は本発
明を用いた電力用計算機システム構成概略図である。第
１図において、１１は各種データの入力及び制御指令を
出力する情報伝送装置、１４は計算機（以下ＣＰＵ）、
１３１・・・１３ｎは各種オンラインデータを保存する
ファイルで主メモリ又は補助メモリ上にある６１５は画
面表示用データを作成する画面処理装置、１６は画面処
理袋［１５によって作られる画面単位の画面表示用デー
タを格納するデータファイル、１２１・・・１２ｎはＣ
ＲＴ付オペレータコンソールである。

次にこの実施例の動作を説明する。運動員が任意のオペ
レータコンソール例えば１２１　より画面表示要求を行
うと、この要求は画面処理袋［１５に伝えられる。画面
処理装置！１５には要求のあった画面に対応する画面表
示用データを、事前に同装置１５が定周期でＣＰＵ１４
の有するオンラインデータ１３１・・・１３ｎから、シ
ステム間交信１７により収集し、それを画面単位に表示
処理に適した形に編集加工した後、全画面の画面用デー
タファイル１６□・・・１６ｎに格納しであるので、そ
のデータファイル１Ｇ□・・・１６ｎから取出し、″ａ
転員が表示要求を行ったオペレータコンソール１２１　
のＣＲＴへ送出する。又本実施例以外でも、システムの
規模やユーザーの要求により構成を変える事が出来る。

例えば、ＣＲＴ台数や表示する画面枚数が多数有る場合
には画面処理装置１５を複数台設置し処理能力を増強す
ることが出来るし、画面処理装置１５が行う画面用デー
タ作成処理を使用頻度の高い画面に限定すれば画面処理
装置１５の記録容量が少なくて済みコストダウンも可能
である。

〔発明の効果〕

以上述べた様に本発明によれば、従来の様に画面表示要
求を受けてから必要データを収集し画面表示用のデータ
に加工する処理が必要で無くなる為画面表示の応答性が
向上する。さらに画面表示要求から画面表示完了までは
、ＣＰＵ１４が行う処理が無いため画面表示の応答性は
ＣＰＵ１４の負荷状況に影響されないし、画面表示処理
がＣＰＵ負荷増大に繋がることも無い。

【図面の簡単な説明】

第１図は画面処理装置を用いた電力用計算機システムの
システム構成図、第２図は画面処理装置の処理フローチ
ャート、第３図は電力用計算機システムのシステム構成
図である。 １１・・・情報伝送装置。 １２・・・ＣＲＴ付オペレータコンソール、１３・・・
各種オンラインデータ、 １４・・・ＣＰＵ、　　　　　　　１５・・・画面処理
装置、１６・・・画面用データファイル、２１・・・遅
延処理、２２・・・画面番号初期化処理、 ２３・・・画面番号設定処理。 ２４・・・画面実装チエツク処理、２５・・・画面単位
処理、２６・・・全画面処理終了チエツク処理。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電力系統の情報を集め、発電機や送電線の安定、効率の
   良い運用を行う為の電力用計算機システムにおいて、マ
   ンマシンインタフェイスとして使用されるＣＲＴ画面表
   示装置の表示手段として、画面表示用データの収集、加
   工を定周期で行う画面処理装置を設けることを特徴とす
   るＣＲＴ画面表示方法。