JPH07120335B2 - 計算機システムの階層性評価装置 - Google Patents

計算機システムの階層性評価装置

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JPH07120335B2
JPH07120335B2 JP59218204A JP21820484A JPH07120335B2 JP H07120335 B2 JPH07120335 B2 JP H07120335B2 JP 59218204 A JP59218204 A JP 59218204A JP 21820484 A JP21820484 A JP 21820484A JP H07120335 B2 JPH07120335 B2 JP H07120335B2
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栄昭 掛札
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Toshiba Corp
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/34Recording or statistical evaluation of computer activity, e.g. of down time, of input/output operation ; Recording or statistical evaluation of user activity, e.g. usability assessment

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は複数の電子計算機から構成され、階層性を持っ
た計算機システムに対し、各階層の計算機の機能分担を
指標を明確化し、システム全体の効率向上のために階層
性評価のためにデータを収集し、システム全体の性能評
価をする計算機システムの階層性評価装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、階層性を持った計算機システムを構成し、各階層
の計算機の機能分担を決定する場合、システム立案者の
経験や勘に頼っていたり、計算機個別の負荷状況などの
システムとしては、部分的なデータにのみ基づいて実施
していた。従ってシステム全体としては、負荷が均等に
分散されていなく、特定の階層の計算機に負荷が集中し
たり、階層間のデータの伝送が不必要に多くなり、その
結果として、システム全体の計算機資源の有効利用が行
われていないという問題があった。
〔発明の目的〕 本発明は階層性は持った計算機システムにおいて、各階
層の計算機から実績データを収集し、階層性の評価を行
い、計算機システム全体の最高効率を得られる機能分担
を決定するための指標を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、階層構造を持つ計算機システムにおいて、階
層性の評価に必要な各階層の計算機の稼働率データ、デ
ータ伝送装置からの伝送頻度データを収集し、階層性評
価関数に基づき、計算機システム全体の階層性を評価す
る計算機システムの階層性評価装置である。
〔発明の実施例〕
次に本発明の実施例について説明する。
第1図及び第2図は、上位計算機13乃至下位計算機16か
らなる階層の計算機の処理系を統括する中応演算制御装
置2と、階層の計算機からの稼働率データ10、及びデー
タ伝送装置14からの伝送頻度データ11を収集して中央演
算制御装置2に受け渡すデータ収集インターフェイス装
置4によって収集した稼働率データ10及び伝送頻度デー
タ11を中央演算制御装置2を介して格納する評価データ
ベース6と、中央演算制御装置2から出力された階層の
計算機の階層性の評価結果を表示するCRTディスプレイ
装置7とを具備してなる計算機システムの階層性評価装
置を示している。
即ち、第1図は計算機システムの階層性評価装置1の処
理系を統括する中央演算制御装置2と、各階層の計算機
からの稼働率データ10とデータ伝送装置14からの伝送頻
度データ11とを収集するためのデータ収集インターフェ
イス装置4と、以上収集したデータを格納する評価デー
タベース6と、階層性の評価結果を出力するCRTディス
プレイ装置7と、タイプライタ8とから構成される計算
機システムの階層性評価装置1を示している。
計算機システムの階層性評価装置1と評価対象の階層性
を持った計算機システムとの関連を第2図に示す。計算
機システム階層性評価装置1は上位計算機13と中位計算
機15と下位計算機16の実稼働中に各計算機からの稼働率
データ10、データ伝送装置14から伝送系の負荷を知るた
めの伝送頻度データ11を取り込む。
以上収集したデータをもとに、階層性評価関数Feを計算
する。
階層性評価関数Feの一例を以下に示す。
Fe=f(Lcpu,Ltr);Minimize〔Fe〕 …(1) =C1・Lcpu+C2・Ltr ここで、Lcpuは計算機負荷指数、Ltrは伝送負荷指数、C
1,C2はそれぞれの重み係数で各指数の影響度を調節す
る。各指数の算定方法は、以下のような2つの方法によ
る。
まず、第1の方法では、 Lcpu=Max〔lcpui〕−Min〔lcpui〕 (i=1〜n1) …(2) Ltr=Max〔ltrj〕−Max〔ltrj〕 (j=1〜n2) …(3) ここで、lcpuiはi番目の計算機の稼働率、ltrjはj番
目の伝送系の負荷率、n1は計算機の階層のレベル数、n2
は伝送系のレベル数である。
式(2)は計算機負荷指数Lcpuを最大負荷の計算機と最
小負荷の計算機との稼働率の差で算定され、この値が小
さいほど各階層の計算機の稼働率が均等となる。
式(3)は伝送系負荷指数Ltrを伝送系の最大負荷と最
小負荷との差が算定され、この値が小さいほど各伝送系
の負荷が均等であることになる。
次に、第2の方法をしめす。
Lcpu=Vcpu(lcpui:i=1〜n1) …(4) Ltr=Vtr(ltrj:j=1〜n2) …(5) ここで、Vcpuは各階層の計算機の稼働率の分散を示し、
これを計算機負荷指数Lcpuとし、Vtrは各伝送系の負荷
率の分散を示し、これを伝送系負荷指数Ltrとする。
以上のような方法で求めた計算機負荷指数Lcpu,伝送系
負荷指数Ltrを用いて階層性評価関数Feを算出する。こ
こで、階層性評価関数Feの値が最小、あるいは目標値以
下になる(または、最大あるいは目標値以上になる)ま
で、機能分担を繰り返す。この手順を第3図に示す通り
である。
〔発明の効果〕
本発明の効果は、階層構造を持つ計算機システムの実稼
働状況を実時間観測し、階層性評価関数を用いて階層性
の評価を行い、この結果がCRTディスプレイ、タイプラ
イタに表示されるため、プログラムの再ロードを人間系
で行う際に適確に再ロードを行うことができる。このた
め、各計算機での処理が効率よく行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の計算機システム階層性評価装置の一実
施例を示す構成図、第2図は階層構造を持った計算機シ
ステムと計算機システム階層性評価装置との関連を示す
説明図、第3図は階層性評価の手順を示すフロー説明図
である。 1……計算機システム階層性評価装置 2……中央演算制御装置 4……データ収集インターフェイス装置 6……評価データベース 7……CRTディスプレイ装置 8……タイプライタ 10……稼働率データ 11……伝送頻度データ 13……上位計算機 14……データ伝送装置 15……中位計算機 16……下位計算機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位計算機乃至下位計算機からなる階層の
    計算機の処理系を統括する中央演算制御装置と、前記階
    層の計算機からの稼働率データ、及びデータ伝送装置か
    らの伝送頻度データを収集して前記中央演算制御装置に
    受け渡すデータ収集インターフェイス装置と、このデー
    タ収集インターフェイス装置によって収集した前記稼働
    率データ及び前記伝送頻度データを前記中央演算制御装
    置を介して格納する評価データベースと、前記中央演算
    制御装置から出力された前記階層の計算機の階層性の評
    価結果を表示するCRTディスプレイ装置とを具備してな
    る計算機システムの階層性評価装置。
JP59218204A 1984-10-19 1984-10-19 計算機システムの階層性評価装置 Expired - Lifetime JPH07120335B2 (ja)

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WO1994028492A1 (fr) * 1993-05-25 1994-12-08 Hitachi, Ltd. Systeme de commande reparti et procede de configuration du systeme
JP3831320B2 (ja) 2002-08-30 2006-10-11 矢崎総業株式会社 限界電流式酸素センサ
JP6901979B2 (ja) * 2018-02-21 2021-07-14 株式会社日立製作所 セキュリティ評価サーバおよびセキュリティ評価方法

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