JPH0328531A - 駆動力伝達装置 - Google Patents

駆動力伝達装置

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Publication number
JPH0328531A
JPH0328531A JP16288989A JP16288989A JPH0328531A JP H0328531 A JPH0328531 A JP H0328531A JP 16288989 A JP16288989 A JP 16288989A JP 16288989 A JP16288989 A JP 16288989A JP H0328531 A JPH0328531 A JP H0328531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
housing
driving force
adjustment hole
transmission device
Prior art date
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Pending
Application number
JP16288989A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Hayashi
林 保明
Toshibumi Sakai
俊文 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Publication of JPH0328531A publication Critical patent/JPH0328531A/ja
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、4輪駆動車に好適な駆動力伝達装置に関する
く従来の技術〉 かかる駆動力伝達装置の一つとして、相対回転可能な2
軸の間に配置された円筒状のハウジングと、このハウジ
ングに形或された開口部を密閉するリヤハウジングと、
前記2軸の差動回転に応じて圧力を発生する圧力発生手
段と、前記圧力発生手段で発生する圧力により摺動可能
な作動ピストンと、この作動ピストンに押圧され前記2
軸間で駆動力を伝達する多板クラッチを備え、前記圧力
発生手段は、前記リヤハウジングまたはハウジングの側
方に設けた空間部と、この空間部に充填封入された高粘
度流体と、前記2軸の一方に係合され前記高粘度流体を
強制移動させるブレードとから構成されたものがある。
従来、空間部に高粘度流体を封入する方法としては、第
4図に示すリヤハウジング28の側方に設けた空間部2
8と連通ずる開口部3から高粘度流体を封入し、開口部
3に仮りの詰め詮4を螺合している.かかる状態で駆動
力伝達装置を作動させて、所定の特性が得られるかどう
か検査し、上記所定の特性が得られるまで、詰め栓4を
緩めて流体の封入量を調整し、詰め栓4を閉める作業を
繰り返し行う。所定の特性が得られると、詰め栓を振動
によって緩まないものにすべく、仮りの詰め詮lを抜い
て開口部3にボール2を打ち込んでいた。
く発明が解決しようとするeJ.B> ところで、上記のように空間部内に封入された高粘度流
体の封入量を調整した後、仮りの詰め詮を抜いてボール
を打ち込む作業をすると、仮りの詰め詮を抜いた時点で
仮りの詰め詮の周囲に高粘度流体が微小量付着し、また
前記開口部から異物が入ることで前記の検査値と異なり
、結果として、必要な発生圧力が得られない恐れがある
.一方、仮の詰め栓と打ち込むボールは容積に差がある
ので、ポール打ち込み後、空間部内の充填率が変化して
、必要な特性が得られない問題がある。
く課題を解決するための手段〉 圧力発生手段はリヤハウジングまたはハウジングの側方
に設けた空間部と、この空間部に充填封入された高粘度
流体と、2軸の一方に係合され高粘度流体を強制移動さ
せるブレードとから構成され、リヤハウジングまたはハ
ウジングに外部と空間部とを連通ずる調整孔を形成し、
この調整孔に調整孔を閉塞すべく詰め栓を螺合し、さら
に調整孔に止め部材を圧入嵌合したものである。
〈作用〉 リヤハウジングまたはハウジングに設けた調整孔から空
間部に高粘度流体を供給し、調整孔に詰め栓を螺合させ
、駆動力伝達装置の所定の特性が得られるように高粘度
流体の量を調整した後、詰め栓をしたままで止め部材を
詰め栓を調整孔に嵌合させることで、空間部の密封性が
確保される。
〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は相対回転可能な2軸の間に配置される駆動力伝
達装置を示し、この駆動力伝達装置は、バウジング21
、リヤハウジング28、圧力発生手段23、作動ピスト
ン24、多板クラッチ25から主に構戒されている. 前記ハウジング21は有底円筒状であり、その一端には
前記2軸の一方、即ち第1図の人力軸l5が一体的に結
合されている。またハウジング2lには、回転軸22が
回転可能に軸承されている。
前記リヤハウジング28は、前記ハウジング21の開口
部を嵌挿し密封しており、またハウジング21は、回転
軸22と一体的にスプライン係合した出力軸16を軸通
している。
前記作動ピストン24は、前記ハウジング21の内周に
形成されたスプラインに係合して回り止めされている. 前記圧力発生手段23は、ハウジング2lと作動ピスト
ン24の間に配置され、第2図に示すように空間部23
a、ブレード23b、高粘度流体23cから構戒されて
いる。空間部23aは前記リヤハウジング28と前記作
動ピストン24との間に形成された円筒状の空間部であ
り、この空間部23aにブレード23bが摺接可能に収
納されている,前記ブレード23bは空間部23aの軸
方向寸法よりも僅かに小さい肉厚を持ち、前記回転軸2
2の外周にスプライン係合している。高粘度流体23c
は空間部23aに充填されている。
多牟反クラッチ25はアウターフ゜レート50とインナ
ープレート51が交互に配置された構戒になっており、
アウタープレート50はハウジング21の内周にスプラ
イン係合され、インナープレー1−51は回転軸22の
外周に取付けたクラッチハブ39にスプライン係合して
いる。また、チャンバ27には潤滑油が封入されている
前記リヤハウジング28には、前記高粘度流体23cを
封入するための調整孔28aが形成され、この調整孔2
8aには、詰め栓28b、止め部材28cが配置されて
いる。調整孔28aのねじ部28dには詰め詮28bが
螺合され、調整孔28aのストレート部28eには止め
部材28cが圧入されている。この止め部材28cによ
り空間部23aは密封される。
次に上記した構戒における駆動力伝達装置の動作につい
て説明する。
入力軸15と出力軸16との間で差動回転が生じた時に
、ブレード23bがハウジング2工に対して相対回転す
るので、圧力発生手段23に充填された高粘度流体23
cが対向する2面間を回転速度差に応じた流速で強制移
動され、高粘度流体23cの粘性摩擦作用により、圧力
発生手段23内で圧力が発生して作動ピストン24が押
圧され摺動する。
ところで、駆動力伝達装置の所定の特性を得るために、
空間部23a内に高粘度流体23cを調整孔28aから
高粘度流体23cを供給した後、調整孔28aを詰め栓
28bで封じる.試験的に差動回転を生じさせた時、駆
動力伝達装置の所定の特性が得られるまで、試験後、詰
め詮28bをはずして空間部23a内の高粘度流体23
cの量を調整する作業を繰り返し行う。所定の特性が得
られれば、詰め栓28bをしたまま、止め部材28cを
調整孔28aに圧入嵌合させ、空間部23a内の密封性
を保持する。
よって、上記の調整後、空間部23a内の高粘度流体2
3cの封入量は変化しないので、駆動力伝達装置は所定
の特性が得られる。
く発明の効果〉 以上述べたように本発明は、リヤハウジングまたはハウ
ジングに形成され外部と空間部とを連通ずる調整孔と、
この調整孔を閉塞するべく螺合された詰め栓と、さらに
空間部の密封性を保持すべく調整孔に嵌合した止め部材
とを備えたことにより、空間部に封入される高粘度流体
の量が、調整した後においても変化しないため、調整前
後において駆動力伝達装置の特性は変化しない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は駆動力伝
達装置の断面図、第2図は第1図のn−■断面図、第3
図は本発明の要部説明図、第4図は従来の作業法の説明
図である。 1・・・詰め栓、2・・・ボール、3・・・開口部、2
l・・・ハウジング、23・・・圧力発生手段、23a
・・・空間部、23b・・・ブレード、23c・・・高
粘度流体、24・・・作動ピストン、28・・・リヤハ
ウジング、28a・・・調整孔、28b・・・詰め栓、
28c・・・止め部材、28d・・・ねじ部、28e・
・・ストレート部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対回転可能な2軸の間に配置された円筒状のハ
    ウジングと、このハウジングに形成された開口部を密閉
    するリヤハウジングと、前記2軸の差動回転に応じて圧
    力を発生する圧力発生手段と、この圧力発生手段で発生
    する圧力により摺動可能な作動ピストンと、この作動ピ
    ストンに押圧され前記2軸間で駆動力を伝達する多板ク
    ラッチを備えた駆動力伝達装置において、前記圧力発生
    手段は前記リヤハウジングまたはハウジングの側方に設
    けた空間部と、この空間部に充填封入された高粘度流体
    と、前記2軸の一方に係合され前記高粘度流体を強制移
    動させるブレードとから構成され、前記リヤハウジング
    または前記ハウジングに外部と前記空間部とを連通する
    調整孔を形成し、この調整孔に調整孔を閉塞すべく詰め
    栓を螺合し、さらに調整孔に止め部材を圧入嵌合したこ
    とを特徴とする駆動力伝達装置。
JP16288989A 1989-06-26 1989-06-26 駆動力伝達装置 Pending JPH0328531A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16288989A JPH0328531A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 駆動力伝達装置

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JP16288989A JPH0328531A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 駆動力伝達装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0328531A true JPH0328531A (ja) 1991-02-06

Family

ID=15763180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16288989A Pending JPH0328531A (ja) 1989-06-26 1989-06-26 駆動力伝達装置

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JP (1) JPH0328531A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7844982B2 (en) 2006-07-21 2010-11-30 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pick-up and optical recording/reproducing apparatus with a protective cover

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7844982B2 (en) 2006-07-21 2010-11-30 Sharp Kabushiki Kaisha Optical pick-up and optical recording/reproducing apparatus with a protective cover

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