JPH0328524Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はフオトインタラプタに関する。

従来、第１図に示すようなインタラプタの光窓
２は、第２図ａ，ｂの様に、プラスチツク成形さ
れたケース３に巾１mm位の細いスリツト６を形成
し、そのスリツトに入る細い棒状の突起部５を一
体になつたやはりプラスチツク成形されたストツ
パー４をケースにはめ込むことにより形成してい
る。

従来の構成ではストツパーの突起部５が細い為
に、ストツパーをプラスチツク成形した後、成形
金型から離型する際に突起部が折れて成形不良が
発生するという欠点があり、また、はめ込み時に
ストツパー突起部が折れるという欠点がある。

本考案はこのような欠点を改善し、ストツパー
の凸部の巾を広くしたこと特徴とする。

本考案は第３図ａ，ｂに示すようにケース７の
スリツト６１の巾を広くし、光窓となる部分に凹
部１０を設け、ストツパー８の突起部９を板状に
巾広くして強度を上げ、ケース７のスリツト６１
にはめ込む形とする。こうすることにより凹部１
０を残してスリツト６１が突起部９で埋められ凹
部１０が光窓となる。すなわち突起部９は棒状で
なく板状なので、折れない様になつている。第４
図および第５図に第３図ａ，ｂに示したケース７
へストツパー８を内部素子１１とともにはめ込ん
だ状態を示す、１２は内部素子のリード線であ
る。したがつて、本考案では、従来品に比べ、ス
トツパー成形後の離型時に突起部が折れることな
く、成形不良が少なくなり、かつ、はめ込み時に
も折れることがなくなるという長所がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はインタラプターの概略斜視図であり、
第２図ａ，ｂは従来のケースとストツパーを示す
斜視図。第３図ａ，ｂは本考案のケースとストツ
パーの主要部を示す斜視図。第４図は本考案のケ
ースのストツパーを内部素子（発光素子と受光素
子）とともにはめ込んだ状態を示す一部切欠正面
図。第５図は第４図のＡ−Ａ断面図。 １……インタラプターケース、２……光窓、３
……従来ケースの主要部、４……従来ストツパの
主要部、５……従来ストツパの突起部、６……従
来ケースのスリツト、７……本考案ケースの主要
部、８……本考案ストツパの主要部、９……本考
案ストツパの突起部、１０……本考案ケースの光
窓用スリツト、６１……本考案ケースのスリツ
ト。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. フオトインタラプタの対向する光窓がケースの
   スリツトと前記スリツトにはめ込まれたストツパ
   ーの突起部との間隙で構成されたフオトインタラ
   プタにおいて、前記ストツパーの突起部の巾を前
   記光窓の巾より広くするとともに前記スリツトの
   前記光窓に相当する領域を残して前記スリツトの
   巾を前記ストツパーの突起部の巾より広くしたこ
   とを特徴とするインタラプタ。