JPH0328513A - 構造部材仮固定釘 - Google Patents

構造部材仮固定釘

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JPH0328513A
JPH0328513A JP16185789A JP16185789A JPH0328513A JP H0328513 A JPH0328513 A JP H0328513A JP 16185789 A JP16185789 A JP 16185789A JP 16185789 A JP16185789 A JP 16185789A JP H0328513 A JPH0328513 A JP H0328513A
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Takao Suda
須田 隆雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) この発明は、構造部材、特に建て込み中の軸組梢造部材
相互の位置関係を決める際に必要となる仮固定釘に関す
るものであり、仮固定性能および固定解除操作の何れの
面にも秀れた新規な梢遣からなるJfR造部材仮固定釘
を提供し上うとするものである. (従来技術) 切り込まれた構造部材、特に軸組椹造部材を迅速且つ正
確に建て込んでいく工程は、木造建築そのものの出来映
えに繋がる極めて重要な工程である.この作業工程にお
いて、これまでであれば、貫材のような平板を仮固定す
べき部材相互間に渡し、昔通の5寸釘等を打ち込んで仮
固定するのが一般的手段であったが、この従前までのや
り方では、何よりも仮固定を解除する際、頭部まで打ち
込んでしまった釘を抜く作業に手間取るという大きな欠
点があることから、この作業を幾らかでも容易なものに
しようとして作業者によっては釘を完全に打ち込まない
で僅かでも釘の頭部が突出状に残すような仮固定をして
しまう場合がある.しかし、この方法を採用してしまう
と、仮固定が不十分なものになってしまい、僅かな外力
によって折角の建て込み精度が狂ってしまうこととなり
、改めて部材間の位j′6.決めをやり直さなければな
らないケースも出てくる. また、この背通の釘を使用している場合には、部材相互
間に渡す平板に針孔があいていたりすると、仮固定性能
に支障を来してしまうため、このような平板を繰り返し
仮固定用に使用することが出来ず、その都度新しい平板
を使用するようにするか、先の針孔に掛からないよう、
平板の使用に工夫を凝らす必要が生じてくる.このよう
な情況は、経済的でないことは勿論のこと、作業効率を
落とす原因にも繋がってしまうことから、決して望まし
い情況とはいえないが、これまでのところ、特にこのよ
うな情況に専用する釘が提供されていないため、特に木
遣軸組部材の仮固定に関してだけは未だに従来通りのや
り方を踏襲してきている. 建築部材でも、例えば、下地板や化粧板を下地梢遺とな
る軸組部材等に接着固定する際に、接着強度が確実に発
揮されるまでの仮固定用の釘として、例えば実公昭52
−32574号専の考案で提案されているような、通常
の釘に円筒形弾力材部と円板形弾力材部とを刺し通し、
打ち込みを容易にするためにそれら弾力材部に対して釘
が自由に動くようにしたものが既にH在はしている.し
かし、この横造のものでは、構造部材、特に軸組楕逍部
材2のような大断面の部材相互間であって、仮固定中に
大きな外力を受けてしまうことも予想される部材相互間
の仮固定釘としては、全く強度的に役目を果たさない上
、再利用する点で不便を来すものとなり、それら他の用
途に開発されたものの技術的思想をそのまま転用するわ
けにはいかないものである. この発明は、以上のような実情に鑑み、以下において詳
述するとおりのこれまで全く提案されたことのない新規
な横逍からなる横造部材仮固定釘を開発、完成したもの
である. (発明の構成) 図面に示す実施例からも明確に理解されるように、この
発明は、釘1の頭部2から釘抜き差し込み空間3を確保
した位置の胴部4に、頭部2方向に向かう外力に強力に
抗する楕逍となる如くして部材押圧鍔5が形成されて戒
る横成をその基本的な梢逍とする梢逍部材仮固定釘であ
る. 主として軸組部材のような大断面の部材相互間、例えば
土台と柱、柱と桁あるいは梁等の仕口楕遣が正しく構成
されていくように仮固定するものであることから、釘自
体は100前後のような大きめのものが採用されること
になる.釘抜き差込み空間3は、釘抜き、即ち先端が割
れていてその割れ目に釘胴部をくわえるような状態で先
端を釘頭部2下面に引っ掛け、てこの原理で引き抜くレ
の字状の工具、あるいはエンマ等の俗称で呼ばれる「や
っとこ』状の工具が、釘頭部2へ引っ掛け得るよう、釘
頭部2を仮固定用の平板から突出指せるようにする空間
のことを指していて、通常1〜2(自)程度を必要とす
ることになるが、工具や釘全体の長さ等によって適宜変
更可能であることはいうまでもない. 以下、釘胴部4所定位置への部材押圧鰐5の形成楕遣の
幾つかの具体例を、図面に示す代表的な実施例と共に説
示することとする. (実施例1) 第1図斜視図に示されている例は、部材押圧鍔5が、別
体の金属板で円形あるいは図面に示すような花形その他
の形状に形成され、その中央に形成された釘l挿通用の
孔に釘胴部4を刺し通し、所定位置において強固に熔着
して成る楕逍部材仮固定釘の例である. 別体の部材押圧鍔5を釘に刺し通して熔着するという製
造を容易にするため、釘抜き差込み空間3が確保される
辺りの釘胴部4測面に、同軸線に沿う数条の突条41,
41,・・・・・・を形成し、釘1の先から挿通した部
材押圧鍔5の中央の孔を、同突条41,41.・・・・
・・で仮に保持されるようにし、熔着作業時に部材押圧
鍔5が釘胴部4に対してグラつかないような#I造とす
るのが望ましく、この突条41,41.,・・・・・・
はまた、仮固定釘としての使用時にグリッパーマーク(
釘止めを強力にするための筋)の機能を兼用するものと
する。
熔着部51は、外力を受ける側となる部材押圧鰐5の表
面測に盛り上げ状に形或しなければならない. (実施例2) 次は、第2図の一部断面を含む部分拡大側面図に示され
ているように、部材押圧鍔5が、この釘1の製造時に釘
P部4と一体成形されて成る膨出部42と突条41.4
1,・・・・・・とに支持されるようにした例である. 膨出部42は、その下方が略水平に迫り出し、それから
上方にいくに従い萎んでいく図示した例のような形状の
ものに形成する外、その下方に形或される突条41.4
1,・・・・・・のように幾つかに分割されたものとし
て形成することができ、胴部4から水平に迫り出してい
る部分で部材押圧鍔5を受けることになる. 突条41は、部材押圧鍔5の中央に形或した釘lの径よ
り大きい径の通孔の内壁に強制的に接し、組合わせ時に
最も突き出た部分が通孔内壁によってやや削られてしま
う程度の膨出形状に形成され、先の膨出部42に支持さ
れる部材押圧鍔5がズリ落ちて釘先端方向に抜け落ちて
しまわないように機能させるものである.(実艙例3) a後の例は、実施例2と同じように部材押圧鍔5が別体
であって、特に強度あるプラスチックスやアルミニウム
鋳物等で、釘胴部4を挿通する孔の周りに適宜大きさの
凹部42を形成したものとしておき、釘胴部4の然るべ
き位置の圓面に形成した適宜個数の食込み突起44,4
4,・・・・・・を、前記部材押圧鍔5の凹部52内へ
強制的に押し込んでその周壁に食い込ませ、該押圧鍔5
を釘胴部4所定位置に一体化するようにした横逍部材仮
固定釘である. したがって、食込み突起44.44.・・・・・・は、
部材押圧鍔5の凹部52へ押し込め易く、しかも一旦押
し込められてしまうとその周壁に食い込んで抜け難くシ
てしまう逆台形形状の図に示されているような側面形の
ものとする.以上、幾つかの実施例で示されているもの
に代表されるこの発明は、次のような作用効果を有する
. (作用効果) 図面第4図斜視図にその一使用態様が示されているよう
に、柱Cの姿勢を正しく確保しておくため、仮固定用の
平板Pの上@側を柱Cの上方、桁Bに近いところに位置
させてこの発明の仮固定釘を打ち込み、部材押圧鍔5が
平板P表面に確実に当接、ややめり込み状となる程度ま
で打ち込み、図からは省略されている平板P下方測を筋
違状に斜めに配して土台あるいは二階部分であれば桁あ
るいは梁など横架材Bの適所に沿わせ、仮固定すべき柱
Cの垂直性を確認しながら、平板Pの下方をこの発明の
仮固定釘で先と同様にして横架材Bに釘着し、仮固定を
終了するものである. こうして仮固定した後、建て込み作業が進んで仮固定の
必要がなくなれば、平板P表面から突出している釘頭部
2の下の釘抜き差込み空間3に釘抜きが簡単に引っ掛け
られるから、後は梃のように釘抜きを操作してこの発明
の仮固定釘を平板Pから引き抜けば、仮固定が解除され
ることになる. この発明の構造部材仮固定釘は、以上のように、仮固定
といえども普通の釘を打ち込む場合と同じように十分力
を入れて打ち込んで、部材押厘鍔5によって仮固定用の
平板P表面を確実に押さえ、仮固定すべき部材相互間の
位置に外力による変更が生じさせないようにすることが
できるものであり、しかも、このような確実な仮固定後
にあっても、部材押圧鍔5より上方には釘頭部2までの
間に釘抜き差込み空間3が常に確保され、同所を利用し
て簡単に釘抜きの使用ができるようにしたものであるこ
とから、従前までのように、仮固定解除の隙の釘抜き使
用を考慮して釘を注意深く打ち込むような特別な配慮も
必要とせず、またそのような配慮の結果、肝腎の仮固定
効果を低下させてしまうといった虞も無くすことができ
、仮固走作業の円滑化に大いに寄与することができるも
のとなる.特に、別体で円盤状の部材押圧鍔5を熔着に
よって形成するようにした実施例lに示したものの場合
、従前までの普通の釘との組合わせによっても製遺可能
になるという製造上の有利さがあり、また、実腫例2に
示した釘胴部4に一体成形した膨出部42と突条43.
43とに部材押圧鍔5を支持させる#I造を採用したも
のでは、釘1と部材押圧鍔5とを別体で供給し、現場で
必要に応じて組合わせ使用ができるという利点があり、
更に部材押圧鍔5を釘胴部4の食込み突起42に強制的
に食い込ませて形成するようにした実施例3に示す梢造
のものでは、前記実施例2で示すものの以上に釘の横遣
が簡単であって釘の製造が容易になる上、組合わせた状
態がより安定したものになるというように、夫々秀れた
特徴を発揮することができるものとなる. 叙.Eの如く、この発明の構造部材仮固定釘は、これま
で専用の仮固定用の釘として全く提案されたことのなか
った構造部材相互間の位置の仮固定用に特別な梢成を付
与して実現したものであって、仮固定効果に勿論秀れる
と共に、仮固定作業の効率化にも繋がるものであり、し
たがって、木造建築の施工精度を高め、建築経済に利す
るものになるといえる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する実施例を示すものであり、
第1図は、最も代表的なものの全体斜視図、第2図は、
他の実施例によるものの一部断面を含む部分拡大側面図
、第3図は、更に他の実施例よるものの前記第2図と同
様にした部分拡大側面図、第4図は、使用態様を示す部
分斜視図である. 1・・・釘、2・・・同頭部、3・・・同釘抜き差込み
空間、4・・・同胴部、41.43・・・同突条、42
・・・同膨出部、44・・・同食込み突起、5・・・部
材押圧鍔、5l・・・同熔着部、52・・・・・・同凹
部、B・・・横架材、C・・・柱、P・・・平板. ク1 第 2 図 第 1 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 釘の頭部から釘抜き差し込み空間を確保した位置の
    胴部に、頭部方向に向かう外力に強力に抗する構造とな
    る如くして部材押圧鍔が形成されて成る構造部材仮固定
    釘。 2 部材押圧鍔が別体の円盤状のものに形成され、その
    中央を釘の胴部に挿し通した後、所定位置で強固に熔着
    して成る特許請求の範囲第1項記載の構造部材仮固定釘
    。 3 部材押圧鍔が、釘の胴部に一体形成した膨出部と突
    条とに支持される如くした特許請求の範囲第1項記載の
    構造部材仮固定釘。 4 部材押圧鍔形成位置の胴部に食込み突起を複数本突
    出形成し、強度あるプラスチックス材あるいはアルミニ
    ュウム鋳物等によって形成した円盤状の部材押圧鍔を釘
    先から刺し通して前記突起に望ませ、その中央凹部周壁
    を強制的に該突起に食い込ませることにより、部材押圧
    鍔を同部に対して一体化してなる如くした特許請求の範
    囲第1項記載の構造部材仮固定釘。
JP1161857A 1989-06-22 1989-06-22 構造部材仮固定釘 Expired - Lifetime JP2533377B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0925697A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Asahi Chem Ind Co Ltd 外壁パネルの取付構造およびその取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6095215U (ja) * 1983-12-06 1985-06-28 東邦パーライト株式会社 仮止釘
JPS61168309U (ja) * 1985-04-08 1986-10-18

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